本命は人気だがスティールブルーとしよう。アルテミスＳ３着の実績を引っ提げての出走である。今回はルメール騎手に乗り替わりで勝負がかりだ。ルメール騎手自身（orそのエージェント）も、他にお手馬がいるのに乗り替わりでこの馬に騎乗することを選んだのだから、それだけ期待できる馬なのだろう。実績が一枚上なのに加えて鞍上強化とはまさに「鬼に金棒」。本命は満を持して出走するこの馬で決まりだ。

　対抗はテリオスサラ。前走はこのレースと相性の良いステップの赤松賞で２着だった。その時の勝ち馬は後に阪神ジュベナイルフィリーズで２着のステレンボッシュだ。相手が強すぎただけであり、勝てなかったからといって悲観する必要はない。

　もう１頭、穴っぽいところでメイショウヨゾラを押さえておく。グレーターロンドン産駒は中山芝1600mコースで[2,1,3,8]と連対率37.5%で、複勝率に至っては75%という好成績だ。単勝回収率342%と馬券的妙味もある。血統的にコース相性が良く、さらにこのコースで有利な内枠なので押さえておこう。