このレースは前走菊花賞組が強く、その中でも前走１桁着順の馬が強いので菊花賞５着のサヴォーナを本命としよう。その条件に当てはまるもう１頭のハーツコンチェルトの方が前売り段階で人気になっているが、菊花賞ではサヴォーナが先着している。また、ハーツクライ産駒は京都芝外2400mで改装終了後６戦して馬券になっておらず、ハーツコンチェルトはやや割り引く必要がある。斤量は1kg多いが菊で先着したサヴォーナを軸としよう。

　相手本線は前述のハーツコンチェルト。コース相性の良くないハーツクライ産駒というのが気になるので評価を若干下げたが、菊花賞でサヴォーナと同タイムなのにハンデが1kg軽いというのは魅力だ。

　もう１頭札幌日経オープンで６馬身差の圧勝したブローザホーンを押さえておこう。続く京都大賞典では２番人気に支持されたが競走中止となった。しかし、札幌での勝ちっぷり等を見ると能力は高いはずなのでここで巻き返しといきたいところだ。準オープンで圧勝しているので京都コースとの相性は良いだろう。