頭数は少ないが、重賞勝ち馬もおらずほぼ全ての出走馬が「ここがチャンス」と皐月賞出走権をかけて目一杯のレースをする可能性があり、混戦模様である。少頭数のレースは堅く収まることが、今回はそのようにはいかないだろう。

　本命は１勝馬のチャンネルトンネルとする。ジュニアカップで２着に好走しており、自己条件に戻った前走は前が開かない不利があり４着に敗れた。実力がある馬だが収得賞金はまだ400万円なので、ここで権利を獲りに来るだろう。グレーターロンドン産駒の中山芝1800mでの戦績は出走回数こそ少ないものの[2,0,0,4]と勝率33%である。サンプルの少ないデータなので絶対的な信頼はできないが、コース適性はあると思われる。賞金の足りない実力馬であるチャンネルトンネルを軸にしよう。

　相手本線は京成杯３着の実績がありながら収得賞金400万円のコスモブッドレアとしよう。混戦模様で多くの馬にチャンスがありそうなので、その他の馬にも手広く流しておく。