プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー(7/18-9/19)

9/19

中山 オールカマー (G II) 芝2200m
4歳上別定

 外国馬でも地方馬でも何でも来るからオールカマーというのではなかったのか?今年もJRA所属馬だけで争われるオールカマーである。

 昨年このコーナーで次のようなことを書いた。

 オールカマーはここ数年レベルがあがり、名だたる名馬たちが参戦してきている。そういう名馬たちが 出走してきたときは、あっさり勝ってしまうことが多い。しかし、今回はG1馬不在。こういうときは必ずしも 堅く収まらないような気もする。
と思ったら今年も昨年と同じ様なメンバーである。G1馬は不在。

 昨年の勝ち馬ダイワテキサスが人気を集めるだろうが、本命は昨年は休養中だったホッカイルソーを本命としたい。芝コース全4勝中3勝を中山であげており、また、9連対中 6回をこの中山で上げている。中山といえばこの馬が今年の日経賞で惨敗したイメージがあるかもしれないが、実は中山巧者なのである。約3年ぶりの日経賞は負けても仕方がなかったし。

 相手は、昨年の1,2着馬ダイワテキサスダイワオーシュウ。前走の目黒記念で惨敗したが、それで底を見せたとはいえないセイウンエリア。そして、昨年ここの予想で本命にしたサイレントハンターも押さえておく。





ホッカイルソーダイワテキサス 1000pts
ダイワオーシュウ500pts
セイウンエリア
サイレントハンター

1着ホッカイルソー配当 1400
2着ダイワオーシュウコメント
的中: 500 x 14.0 = 7000pts

9/12

阪神 朝日チャレンジカップ (G III) 芝2000m
4歳上別定

 いよいよ夏のローカル開催も終わり(北海道を除く)、中央場所に戻り秋競馬の開幕である。まだ、夏競馬の延長戦といった雰囲気もあるが、夏を休養に当てた馬と夏の間に頭角を現した馬とがぶつかってくる。

 夏のあがり馬といえば函館で500万条件を勝った後重賞(函館記念)を勝ったジョービッグバンである。このときは馬連万馬券となり、私もこの馬を本命としていたため万券を的中させることができた。その時の勝因は何といっても50kgという軽いハンデ。そして直線の短い函館開催で先行したという展開の利である。今回もハンデ戦だったら面白いだろうが、今回は別定戦で55kgを背負う。また得意の函館ではない。それでも2000mの重賞を勝った後だけに人気になるであるので切ることにする。

 上位馬の実力が拮抗し難しいレースではあるが、ジョービッグバン以外の有力馬を狙ってみる。まずは前走休養明けながら勝利を修めたメイショウオウドウ。4歳時の安定した走りを見ているとここでも通用しそうだ。それから距離が若干長いが阪神コースの得意なエガオヲミセテ。北九州記念レコード勝ちのエイシンビンセンス。そして果敢な格上挑戦のツルマルツヨシも侮れない。





(ボックス) メイショウオウドウ500pts
エガオヲミセテ
エイシンビンセンス
ツルマルツヨシ

1着ツルマルツヨシ配当 1010
2着メイショウオウドウコメント
的中 : 500 x 10.1 = 5050

8/22

札幌 札幌記念 (G II) 芝2000m
4歳上別定

 かつてはハンデ戦G3だったが、一昨年から別定戦G2となり一線級の馬も出走してくるようになった。現条件 になった過去2年間の傾向は「格上有利」である。というより女傑エアグルーヴが2年連続制覇して、2着にもそれなりの馬が来ている。今年の出走馬はG1馬が4頭にG1馬以外のG2馬が4頭、それ以外にもG1の2着馬が1頭いる。例年にも増して豪華メンバーである。馬の「格」だけならG1レースといってもいいかもしれない。すべての馬がG1のように絶好の仕上げで挑んでくるとも限らないのだが。

 さて、レース展開はサイレントハンターが大逃げをうち、セイウンスカイは2番手からといったところだろう。札幌芝2000mはスタートしてからの直線が長く、先行争いが激しくなりそうなのでおそらくハイペースになることが予想される。セイウンスカイがかなり人気になるだろうが、ハイペースの経験がデビュー戦ぐらいしかないセイウンスカイがハイペースで勝てるかどうかは半信半疑である。

 本命はハイペースの2000m前後が得意なダイワテキサス。昨年夏の快進撃は凄かった。夏にも強いのだろう。サイレントハンターとセイウンスカイその他の激しい先行争いで漁夫の利を得そうな馬がダイワテキサスである。休養明けなのが不安だが、その他の条件はこの馬にとって有利である。

 いい馬が揃ったレースなので相手は手広くいこう。セイウンスカイファレノプシスといった充実の5歳G1馬勢に、一応前残りを考えてサイレントハンター。前走の鳴尾記念の負け方が不可解だったがそれだけ人気を落としてくれそうなミッドナイトベッドに、復調気味のマチカネフクキタルツクバシンフォニーも96年の超ハイペースNHKマイルC2着馬なのでハイペースになれば強みがある。「夏は牝馬」という格言とオークス勝ちの格があるのでエリモエクセルまで押さえよう。





ダイワテキサス セイウンスカイ1500pts
ファレノプシス500pts
サイレントハンター200pts
ミッドナイトベッド
マチカネフクキタル
ツクバシンフォニー
エリモエクセル

1着セイウンスカイ配当 410
2着ファレノプシスコメント

7/25

小倉 北九州記念 (G III) 芝1800m
4歳上ハンデ

 小倉競馬場が改装されて新装オープン。先週から開催されているが、これが初めての平地重賞である。できたての競馬場なので馬場状態がよく、スピード勝負になりやすい。また、ここ3年逃げ馬が必ず勝っている。さらに、3年前は行った行ったである。

 というわけで逃げそうな馬を狙ってみよう。と思って逃げそうな馬を探してみた。その結果がアンブラスモアキクノスカーレット。両頭とも、人気になりそうな馬である。軽ハンデの逃げ馬でもいれば面白かったのだが。ハンデ戦だが、この2頭に有利そうなので、この2頭の馬連1点でいこう。ハンデ戦だけに穴を狙いたかったが、そういつもいつも大荒れというわけでもないだろうし。





アンブラスモアキクノスカーレット3000pts

1着エイシンビンセンス配当 6400
2着アンブラスモアコメント

7/18

函館 函館スプリントステークス (G III) 芝1200m
4歳上別定

 宝塚記念も終わり、いよいよ夏本番である。秋までビッグレースのないのは残念だが、北海道の競馬ファンは夏こそ楽しみな季節なのではないだろうか。香港などでは夏は暑すぎるので競馬は行われないが、幸い我が日本では夏でも競馬は行われる。というわけで今年で6回目を迎えた函館スプリントSである。

 夏と言えば牝馬。これは単なる経験則だけから言われる格言ではなく、科学的根拠のある格言である。どんな動物でも繁殖という種の保存の為に重要な仕事のあるメスのほうが暑さ・寒さなどの環境の変化に対する耐性が強い。馬とて例外ではなく、暑くて体調管理の難しい夏は牝馬のほうが活躍できるのである。

 特にこの函館(旧札幌含む)スプリントでは創設以来牝馬の連対率が高く、また、毎年牝馬が連対している。そこで調子のいい牝馬に注目してみよう。牝馬は3頭出走する。クールネージュ、プレイズポーラ、スイートバンブーの3頭である。

 スイートバンブーは休養明けであるし、近走成績もパッとせず、しかもダート馬であるので消し。残る2頭のうち、どちらを軸にするかだが、このレースは4歳馬は苦戦する傾向にあるので5歳馬のプレイズポーラを本命とする。この馬もダートでの活躍が目立つが前走は函館の芝1200mというこのレースと同じコースを勝っている。また、北海道との相性もよい。900万を勝ったばかりの馬だが、5連続連対中であり、休み明け2連勝と勢いに乗っている。夏は格よりも勢いなので、プレイズポーラを本命とする。

 相手は先ほど話題にした4歳牝馬クールネージュの他にロイヤルスズカシンコウフォレストサウンドワールドシンボリスウォードといったそれなりの実績のある強豪たち。それに加え勢いに乗るモルフェジンも連闘で挑むので不気味な存在であり押さえておこう。





プレイズポーラ シンボリスウォード1000pts
サウンドワールド500pts
シンコウフォレスト
クールネージュ
ロイヤルスズカ300pts
モルフェジン200pts

1着シンコウフォレスト配当 600
2着シンボリスウォードコメント

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