***** 悪魔の刑事まつり・「刑事のうごめく家　～俺もうごめく～」*****

吉祥寺バウスシアター ('04/09/18)

オムニバス映画「刑事まつり」シリーズ。今回は、「悪魔の刑事まつり」となって登場。完成尺は15分以内でギャグは一分に一回入れなければならず、刑事を主役にした「死」が入ったホラー仕立てという条件で作った映画6本が上映されました。
自主制作映画なので低予算で監督の自腹ですから、映画学校の生徒を出演させたり、知人に頼んだり、監督自らビデオカメラを回し音声もやり編集もやりと大変なようです。
慧さんが主演した「刑事のうごめく家　～俺もうごめく～」は、しっかりした俳優が演じているので他のものに比べて、映像的に比較すると「短編映画」という感じがしました。二枚目が顔をくしゃくしゃにしてゾンビと戦う(笑)なんて、TVでは見られません。浜辺で恋人と走る姿や、手を取り合って笑いながらクルクルまわるところも、こそばゆい感じを受けながら見て笑ってしまいました。
なかには、バカバカしいのもありましたし、何これ? というのもありましたが、監督皆さん映画作りが好きなんだなぁ。というのが分かるような気がしました。これがそれぞれの監督の世界の一部なんだろうなぁと興味深く観てしまいました。
【トークショーで】 慧さんの出で立ちは黒で決まっていました。以前お会いしたときより、さらに細くなっていて今撮影中のTBS 昼帯のスケジュールが厳しいということで結構バテているようでした。でもお顔はいつも通りすっきり素敵でした。
トークショーの司会は、なんと細野監督の「竜二Forever」に出てらした岡村さんでした。佐々木浩久監督のオムニバスに出てらっしゃるということは知っていましたが、昨日いらっしゃるとは岡村さんのHPにも書いてなっかたのでびっくりもしましたが、大変懐かしかったです。
【トークショーでのトピック】
佐々木監督は、プロ野球の横浜ベイスターズのファンで、ストで試合中止だけれど横浜スタジアムで選手たちのサイン会があるというのでそれに参加してから吉祥寺にいらしたということでした。映画の中の岡村さん演じる刑事もベイスターズのブルーのCAPにコート姿でした。頭に合うサイズがなかったのかCAPが乗っている感じで可笑しかったなぁ。岡村さんの頭大きそうだし(笑)
井口監督は、「恋する幼虫」のDVDが出ることを宣伝していたと思います。
下北沢・本多劇場での「竹中直人の会」の舞台に出演されるそうです。来月じゃないでしょうか? 台詞大丈夫なのでしょうか? 心配です。ちょっと舌足らずなしゃべり方なので心配してしまいます。(笑)
宇崎慧さんは、１０月から始まるTBSの昼帯「KOTOBIKIウォーズ」の撮影のため名古屋に行っているそうです。共演者の方のスケジュールの都合で二ヶ月間で４５話撮らなくてはいけないので少々バテ気味のご様子。
あとで聞いた話では、家で飼っているマーヴィーくんはご主人さまが名古屋に行っているときは、ペットホテルの生活だとか。
三宅監督は、遅れますと連絡が入ってからまだ来ていません。連絡が取れない状態です。と何方かがおっしゃってました。「うごめく～」は三宅監督の作品です。
村上監督は、岡村さんに「見かけは信者のような村上監督です」と紹介されていました(笑)　ご本人も「信者です」と言っていたように記憶してます。坊主頭なので確かに信者に見えてしまいます(笑)　「呪霊2」の監督です。
司会の岡村さんは、レギュラーのラジオとエコナのCMに出演で放映中の話をされてました。サッカーをしているお父さんと言った雰囲気らしいですが、ゼッケンの数字がギャラと同じということで、見た方は想像してみてください。それと来年海外の映画にも出られると話されていました。
この映画の企画の篠崎誠監督は、遅れて来られました。本当は司会するはずだったのが遅れていたので岡村さんになったらしいです。なんとかというフィルム祭に「刑事まつり」を出してくれないかとの話があり、これまでの中からピックアップして編集するとおっしゃっていたと思います。うまくするとソフト化も実現しそうなお話もされていたので、過激な内容のものは外されるでしょうが、それ以外の作品でソフト化に耐えられる(笑)が選択されるでしょう。多くの人に観てもらえるといいですね。
と言ったところが映画を観に行ったときの感想とトークショーの様子です。