as of '99/01/09

CM会社主催の引退パーティ



創建ホーム主催・大野豊投手 激励パーティ

12月7日(月)・7時より、「不屈の左腕大野豊投手激励パーティー」が広島全日空ホテル(万葉の間)にて、行われました。



私がこの激励パーティに出席できたのは、同じカープ・ファンそして大野さんのファンであることからメールのお友達になった ひろこさんのご厚意があったからなのです。ひろこさんの仕事上の取引先である広島の広告代理店(第一エージェンシー)鈴木社長からひろこさんにお声がかかり、私を含めた数人の お友達も出席できるように頼んでくださったのです。

このパーティは、この広告代理店の社員の方々が企画・運営に協力されていたとお聞きました。 200名以上の出席者の内訳はと言うと、創建ホーム関係者、広告代理店関係者、TV関係者、球団職員、選手、OBと言った具合で、私たち一般人が 出席できることは、本当にラッキーなことだったのです。

創建ホームというのは、家の設計・施工をする建築会社です。この会社のTVCMに広島カープの江藤選手と大野さんが4年前から出演しているそうです。 大野さんが引退されたので、今後を激励するためのパーティを開催したいとの社長の願いが、実現したのでした。このパーティの発起人は、 創建ホーム山本静司社長・野村・江藤選手となっていました。

ここで、パーティの様子をご紹介しましょう。

丸テーブルのそれぞれの席には、大野さんの引退記念サインボールが置かれていました。お持ち帰り用の記念品です。 大野さんのテーブルは「祝」の札が立っていました。私たちのテーブルは「宝」でした。

いよいよ会場の照明は暗くなり、これまでの記録達成時のラジオ実況の録音が流れました。初完投、11連続セーブ、引退登板の実況音が静かになると大野さんの登場です。 万葉の間のドアが開き、スポットライトに照らされた大野さんが入って来られました。さっそうと、そしてちょっと照れくさそうに歩いてくる大野さんに目が釘付けと言った感じでした。 スーツ、シャツ、ネクタイは、品のよいブルー系でコーディネートされて、とてもお似合いでした。
そして、大野さんのご挨拶のあとインタービューが続きました。司会、進行は広島TVのスポーツ番組を担当しているキャスターの方々でした。 大野さんは「12月は忙しいがご奉公と思い頑張ります。年内サインをするときは24と書きますが、来年からは72と書きます」とおっしゃってました。

この後、創建ホームの山本社長のご挨拶があり、お話を聞いていると大野さんのことが好きなんだなあ、と感じました。来年のCMも大野さんと江藤選手で作られるそうですが、 関東では見られないのが残念です。 創建ホーム会長の乾杯の後、しばらく歓談の時間があり、お食事タイムでもありました。
この歓談の時間に、鈴木社長から大野さんにお願いしていただき、ご一緒に写真を撮っていただくことができました。


写真をスキャナーで取り込んで、サイズ縮小したので
画質が悪いですが本当は、もっときれいに写ってます。


大野さんのこれまで歩み(出雲商業高校時代から今日まで)がVTRで紹介されました。大野さんが照れくさそうに笑っているのがこちらのテーブルからも見えました。
そして、大野さん・野村・江藤選手が壇上に上がりインタビューを受けたあと、いままで大野さんが出演した創建ホームのCMが大型スクリーンに映し出されました。 何種類ものパターンがあり、大野さんの台詞入りのものもありで、見ていてこちらが気恥ずかしい気持ちになりました。(身内じゃない!って言うのに)

大野さんへの激励を選手やOBの方々が壇上で話されていましたが、私たちは、大野さんのパーティだというのに、選手の方々と写真を撮っていただいたりしていたので、 激励の言葉は半分以上、耳に入っていませんでした。とっても失礼ですよね。わかってるんです。


前列左から、佐々岡さん、江藤さん、金本さん
後列左から、私、ちえこさん、鈴木社長、ひろこさん

西山選手は「引退試合のときは大野さんの球を受けたかった。打たれたときもキャッチャーのせいではない。 とかばってくれた。自分の左手首はゴルフができるくらいだからもう大丈夫」と話されました。
金本選手は「引退試合のとき、後ろのほうで隠れて泣いていたら、しっかりTVに写っていた」。
北別府さんは「今季、当初は投手陣の調子が良く、 自分の臨時コーチがうまくいったかと思ったが駄目だった。来年は大野さんが同じ様に苦しむかもしれないが頑張って欲しい」とおっしゃられていました。
佐々岡投手はスピーチのほとんどに「佐々岡くんががんばってくれると思うから」とか「佐々岡くんが柱になって・・・」とか言われて「そうだそうだ」と思いながらも、ちょっと可哀相だったかな。

そのあとは抽選会があり、大野さんが箱の中から番号をひいていました。けっこう選手の方々が抽選に当たり商品をもらって喜んでいました。
私たち女性陣は、商品の紹介があるたびに「2等電気グリルなべ。だって。当たったら持って帰るのが大変」とか「1等、え゛〜ビデオデッキだって。これは持って帰れないから宅配便だね。」 なんて騒いでいました。女性は何と「とらぬたぬき」さんが多いのでしょうか。
そんなことで騒いでいるうちに、ビデオデッキの抽選番号が大野さんの手によって引かれ番号も大野さん御自身がおもしろおかしくじらしながら発表され、隣のテーブルの方に当たりました。「パチパチパチ・・・」
うれしいことに、ひろこさんもジャムのセットが当たり(これは持って帰れる大きさで安心)大野さんから手渡されました。これも何かの縁でしょうか。「ひろこさん良かったね」

最後に大野さんへ記念品(絵皿)が贈られ花束贈呈のあと、大野さんのご挨拶があり「ここまでやってこれたのはファンのみなさんのお陰です。 厳しい秋季キャンプをやって選手の目が変ってきているので、来年はいい報告ができるようにしたいと思います」とおっしゃってました。
選手・コーチも含め全員が、体重を書いた紙を渡されていてその体重から太ってはいけない。ということらしい。途中そんな話もされて、スーツのポケットから体重が書かれた紙を出して見せてくれました。 (後日、ニュースステーションに出演されてときもこの紙を見せてくれましたよね)
退場のときは、私たちのテーブルの横を通っていかれたので最後まで大野さんの姿に見とれることができました。

めったにない経験をさせていただき、ほんとうにうれしい一日でした。大野さんがお話されていることを直に聞く事ができ、またいろいろな方々との接し方を見ても誠実で謙虚な人柄がよくわかりました。
オフになっても、大忙しなのにまったく嫌な顔せずにお客様方との写真に入ったり、サインを書いていらっしゃいました。 コーチとしての大野さんをこれからも見ていきたいと思います。

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