サンクDe乾杯


〔観劇日〕 2001/9/01(土)
〔脚本〕    GINGUIS FARM
〔演出〕    宮崎 忠
〔出演〕    平尾良樹・石塚透・山下和敏・海老原敬介・川瀬忠行・佐野賢一・小山弘訓・大村美樹・ 菊田由美子・伊藤高史・大江聡・鶴田倫美・川渕良和(劇団方南ぐみ)

【あらすじ】
ショーパラ・シリーズ第二弾。サンクDe乾杯。
サイコメトリングという超能力の持ち主の権藤刑事が主人公の話。彼は、品川警察署勤務の刑事である。前回は、品川署近くのスナック ・サンクの美沙子ママと権藤刑事が良い仲でハワイ旅行に旅立つ。というところで終わっていた。

今回は、その続きということで、スナック・サンクで二人の婚約パーティをしようと計画を立てているところから始まる。ただし、 美沙子ママには、まだ内緒の話。お祝いをする同僚がやってきたりする中、いつまでも隠しておけるはずもなく、結婚パーティの計画が 美沙子ママにばれてしまう。ママの訳のありそうな行動に権藤刑事は、とうとうサイコメトリングを使ってしまうのであった。
そして、お店にママのファンである品川警察署長がやって来たので、権藤刑事と美沙子ママのことがばれたら、さあ大変。

【感 想】
なんと最初は、人形劇から始まりましたぁ(笑) 5月にやったショーパラ第一弾の「狂った果実」のあらすじを人形劇で紹介。そう、 第二弾も、権藤刑事が主人公で第一弾の続きものとなっています。小学校の学芸会でやるような人形劇だったけれど、それがまた 楽しかったりしてね。

権藤刑事がサイコメトリングしたときに出て来る過去のシーンの予想がつかないので、これも楽しみのひとつ。今回は、タレコミ屋の 沼田(平尾さん)が、美沙子ママの亡くなったダンナさんの役でたくさん出て来るので平尾ファンの私にしてみれば最高!!

【サイコメトリング・シーンでの平尾さん】
@ 美沙子ママとダンナさんが知り合ったのは、ダンスのオーディション。平尾さんのダンスをたっぷりと拝見できて、さらに満足(笑) 美沙子ママを演じている原田裕子さんは、とても細くスタイルもよくて、よく通る良い声でもありました。これから菊田さんのように、 おちゃめな役もしていくのでしょうか? この劇団でつく役が楽しみ。
A 鶏肉に謎があるのかとサイコメトリングしたときに出てきたのは、白のTシャツに白の短パン、そして頭には鶏のトサカをみたてた ボンボンのようなものを頭に付けた雄鶏役の平尾さん。思わず、「いやぁぁぁ」と声をだしてしまい恥ずかしかった。二枚目の (私は二枚目と思っているの(笑)) 平尾さんがこんな格好するから良いのよねぇ。ちなみに、雌鶏役の菊田さんは相変わらず、 ニワトリさんになりきった仕種でした(笑)
B 美沙子ママとの思い出のシーンでは、つんつるてんの浴衣を着て出てきた平尾さん。夏の花火の思い出のシーンで ロマンティックなのに、つんつるてんの浴衣(笑) 経費節約であるもので我慢か? でも素敵! ちゃんとした浴衣を着せたいわ。
そして、次に浴衣姿でのダンスシーン。知り合った頃を思い出してふたりで踊るシーンもじっくり拝見。雪駄で踊る平尾さんの足の親指 と隣りの指は、雪駄の鼻緒をしっかりと挟んでいて力が入っていました。前から二列目だったので、もう、うっとり見入ってしまいました。

この劇団を見に行くのは平尾さんが目当てだから、感想も平尾さんのことばかりになってしまいますが、ご理解くださいましね(笑) でも、みなさん良い味を出す役者さんばかりですから、いろんな角度から見ることが出来て楽しいです。




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