〔観劇日〕 2001/04/18(水) 〔脚本〕 真柴あずき+成井豊 〔演出〕 真柴あずき+成井豊 〔出演〕 細見大輔/岡田達也/菅野良一/大内厚雄/西川浩幸/篠田剛/岡田さつき/大森美紀子/温井摩耶/田嶋ミラノ/佐藤仁志/畑中智行/首藤健祐
【あらすじ】
新選組では、隊員を募集していた。そこに応募してきた立川迅助と小金井兵庫。沖田総司が太刀を合わせて土方歳三が合否を決めるのだった。迅助に人は斬れないが、滅法足が速いのだ。
小金井兵庫は、腕がたつということで、土方は2人に「誠」の文字の入った羽織を渡した。
【感 想】
細見さんの迅助は、新選組に身も心も捧げる一生懸命さが出ていました。両足ともにテーピングがされていましたが、
その場で懸命に走る回数が多いためでしょうか? 傷めてしまったのでしょうか? 楽日まで頑張って下さいね。
相変わらず、西川さんはボケた感じがいいなぁ。でも、ギャグが少なくてちょっと物足りなかった。初演のときは
どうだったかしら?
なんと言ってもこのところ成長しているのが、厚雄くんですね。様々な役柄を見てきていますが、どれも良いんだ。
あの華奢な身体に端正な顔立ちが、ギャグを言うからたまらないのですねぇ。キャラメルボックスの看板ですね。
西川さん、大内くん、岡田くんと何枚もの看板が出来て心強いことです。
田嶋ミラノさんの通る声が好きだなぁ。立ち居振舞いも武士の奥方として綺麗でした。
最後のシーンで兵庫が離れたところにいる迅助に「何をしていたんだ〜」と叫んだが、迅助の返事している声は聞こえない。
でも、兵庫にはわかったのです。「走り続けていた〜」と言っていたことを。私はこのシーンが好き。敵として闘いあった
者たちもそれぞれ走り続けていたんです。迅助だけではなく、みんな走り続けていたのです。('01/04/24)
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