デッサン教室


'97年6月からデッサン教室に通っていました。
将来は、油絵を描いていきたいと思っているのですが、老後の趣味として・・・。
デッサンするということは、描く対象物の全体をとらえることができるようになる。ということで 見る目を養うということです。
今まで、これほど物をじっくりと見つめたことがあったでしょうか?
集中するってすごく疲れるんですよ。でもこれが快い疲れなんです。自己満足になりますが、 白い画用紙にだんだんと描かれて完成したものを見るのは良いものです。これが疲れても快いと 言わせるのでしょうね。
月2回の教室で描くだけなのですが、少しずつ確実に上達しています。(と信じないと・・・)

数年忙しくて教室にも通えずブランクがありましたが、また画用紙の前に立ちたくなりました。
また先生の教室に舞い戻ろうかと思ってます。今度は油絵も。

指導してくださる松井通央先生、教室の様子、作品を紹介していきましょう。



先生の紹介

松井 通央 (独立美術協会会員)

■略歴

1949年:福岡県豊前市黒土町に生まれる
1975年:東京芸大油画科卒(藤田吉香に師事)
1977年:独立展初入選(以降、出品)
1981年:セントラル油絵大賞展入選
1988年〜2000年:
東武、東急、西武、天満屋、井筒屋、他各デパート、画廊にて個展多数
2001年:69回独立展にて新人賞。エポック展出品('01〜'03)
2002年:70回独立展にて独立賞受賞
2003年:独立美術協会会員推挙。文化庁現代美術選抜展

作品左「ラ・セーヌ」F10 2004年11月個展:フランス・水辺の風景より


クリックすると作品が見られます。

第2回 松井通央油絵展ご案内より

第3回 松井通央油絵展ご案内より

エポック展 Vol.3より

第70回独立展 独立賞作品 「The day」150号




デッサンについて



ケント紙、木炭紙、色画用紙などを使用。
鉛筆、木炭などで描き込んでいく。

鉛筆で描いたものには、練りゴムを使って消したり修正したり、陰影を調節します。
木炭には、練りゴムの代わりに食パンが使われます。

色のあるモチーフを白黒の世界に置き換えて、調子(トーン)を付けていく作業なのです。
ただし、画用紙の白を残さない様に 描いたり消したりの繰り返しの中で、仕上げていきます。
光の方向をみて明暗を付けていくのですが、一番明るいところと一番暗いところがつかめると調子を付けやすくなります。

先生は、デッサンと油絵の教室を持っています。

よみうり文化センター町田
■全講座紹介から美術を選択−デッサン、デッサン・油絵、油絵入門の各教室

よみうり文化センター恵比寿
■全講座案内から美術を選択−初めての油絵教室



教室の風景

デッサン教室の様子

木曜日クラス・約20名
裸婦を描いています
手前に立っている方が先生です

木炭で描いている途中です



鉛筆での作品

モチーフはキューピー
'98年春頃の作品

'98年7月に描いた人物画
高橋克典くんを描いたものです



木炭での作品

月2回の教室で、2時間の練習で先生に教えていただきながら、一年間でやっとこれくらい描けるようになりました。
毎回、出来上がりが気に入るわけではなく、気がのらないこともあります。おもしろいのは人物を描くときも、例えば首から 鎖骨部分が気に入ったり、太ももの筋肉部分が気に入ったりとすべて気に入って描く訳ではない事です。 一個所でも「ここが描きたい」と思うところがあればGoodなのです。きっと数多く描いていると上達が早いと思いますが 月2回の教室での練習だけでは、私にはこれが限度でしょうかね。




'98/7/30の教室にて
'99/9/9の教室にて
2000/5/11の教室にて
モデル・若林くん



クロッキー作品

このクロッキーはコンテを使用して、ひとポーズ3分から5分で描いたものです。今までは、クロッキーでも20分は時間をかけて描いていましたが 今回は、2時間中20数ポーズを描きました。その中から気に入ったものが次の2枚です。クロッキーは素早く形をとらえて表現することなので、短い 時間で繰り返し練習していく中に、気に入ったものも見つけることができます。輪郭の内側は、コンテを寝かせて肉付けしたものです。




'99/03/25の教室にて
'99/03/25の教室にて


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