先週の金曜日、私の学舎(学校自体は嫌いだが部活と後輩達は大好きだった)に行って来ました。科学部の顧問の先生に、卒業式当日(詳細は呈茶コーナー特別付録をご覧下さい)に「3月24日に卒業記念パーティーをやるから、できればOBの人に話をつけてください。」とお願いされ、その後、電子メールを通じて声をかけていき、何とか当日は、4人(推定:過去最多)を招致することが出来ました。
当日のプログラムを抜粋してみると、
その間、暇つぶしと言うことで(?)進行していた「クイズ」。提供の基ネタが分かると「それ、『赤恥青恥』からだろぉ!」とか、要らぬつっこみを入れてしまう、ヤなOBを演じてしまいました。ごめんね。お詫びに後半戦は後ろの方で
「パソコンのCD−Rは何がいいか?」という談義に花を咲かせていました(OB4人+現2年生1人)。←更に邪魔か(笑)。
先に書いた、歓談タイムで先輩・後輩の垣根が出来る理由ですが、私の母校では3年生は毎日業後に補習を開催します(任意の形を取ってはいるが、実際は強制。このおかげで進学率が維持できてはいるのだが)。そのため、1年生と3年生が顔を合わせる機会はまずないのです。よって彼らは、実際、どういう先輩が在籍していたのかを、その場にて初めて知る形になるのです。これではこのような状況が生じても仕方が無いなぁ、と思いますが。
で、最後に現2年生の方から一言。「阿知和先輩(注:私は彼に本名を名乗った覚えは全くない。どこで聞いたのだろう・・・?)、誰かOBの方から代表して一言頂けませんか?」
・・・化学班班長OB氏に相談すると、速攻で「科学部部長OBの仕事じゃないの?」
・・・・・沈黙。
そんなわけで私から(あまり上手でない)一言を申し上げたのですが、若干ここで細くしたいと思います(対象者は誰も見ないだろうけど)。
卒業生の皆様、とりあえず卒業おめでとうございます。大学や予備校は、うちの高校のように、生徒を束縛するものではありません。全てにおいて自分の意志で学んで行かねばなりません。また、専門的な話や、担当教官によって偏った講義など、つまらない講座もごまんとあります。そんな中でも決して自分が「受験しよう!」「入学しよう!」と思った頃の気持ちを忘れないで、頑張って欲しいと思います。大学や予備校なんて慣れてしまうと、いくらでもサボれますからね。逆にそれを往かして、高校時代にやりたくても出来なかったことをしてみるのもいいかもしれません。何にせよ、社会に出るまでの最後の自由時間です。精一杯、楽しい生活を送って下さい。
在校生の皆様へ。1年生(次回2年生)の皆様、自分たちは旧カリキュラムなので、どのような補習展開をされるかは分かりませんが、とりあえず、その抜け穴をくぐって、楽しい学校生活を送って下さい。娯楽に飢えた学校ですが、放課後の部活動の時間くらい、精一杯楽しく活動してくださいね。多少の失敗など気にしない!自分たちの頃は、実験すらロクにやらなかったのだから、それに比べれば、あなた達は素晴らしい人材です。是非これから文化祭に向け、後輩のお手本となるべく「楽しい」化学・物理を見せてあげてください。
2年生(次回3年生)の皆様。ついに始まります怒濤の「業後補習1年間!」確かに早朝から始まり、6時間の正課授業、その後2時間半の後業後補習は、鬱陶しい、この一言でしょう。私も鬱陶しかった。ところが、どんなにサボって授業を受けていようと、これだけ学校で勉強させられると、否が応でも実力が付いてしまうのです。偏差値50くらいまでは。だから、その後どこまで延ばせばいいか、に掛かっています。それを達成するのに必要なのは多分「自分の夢・希望」だと思います。やはり「どこか入れればいい」ではなく、「○○がやりたい!」「○○大学に行きたい!」という情熱が必要です。自分みたいに「どこか入れるところ」なんて、甘っちょろい考えでの受験は、何にしろ失敗します(現に今、そのことでかなり後悔しています)。だから、とにかく今は、1年後、酒飲んでバカ騒ぎしているであろう自分を想像して、これからの生活を耐えていただきたいと思います。なぁに、「耐える」たって、息抜きだっていくらでも出来るし、サボろうと思えばいくらでも出来る。要は「深刻ぶらないで楽しく勉強して頂戴」と、いうことです。
もし、該当者でこれをお読みの際は、化学室(物理室)にダウンロード、印刷の上、届けておいて欲しいと思います。