3月中旬の話ですが、アルバイト職務に就いたときのことです。開店直後に、社員が怒鳴り込んできました。「昨日ここにおったヤツは誰だ!!確か女のアルバイトだったはずだ!」と。何の事だか分からないので、私はさすがにキョトンとしていましたところ、別の社員氏(私の雇われている部署の方)が助け船を出すべく、寄ってきて、代わりに話を聞いて下さいました。端から聞いていた話を掻い摘むと、こういうことになります。
(私が立腹のため「お客様」ではない)が、女のコに「トイレはどこですか?」と訪ねた。
私の身代わりになっていただいた社員氏は、ただただ怒りにまかせてまくし立てる社員をなだめ「ハイ、ハイ、すみません。後で指導します」と、上手く取りなして下さり、事なきを得たのですが、私としては腑の煮えくりかえる思いがしてなりませんでした。
まず第一に、なぜ同じ屋根の下で「怒りのたらい回し」が行われねばならないのか、と言うこと。苦情を言われたウエイトレスが直接当該者(アルバイトの女の子)に言えばいいではないか。またその腹いせ(?)に愚痴られた社員も、やんわりと言いに来ればいいものを、なぜ怒鳴り込んでこなければならないのか?
同じ屋根の下で働く者どうし、仲良くやっていく事って、出来ない者でしょうかね?
第2に、なぜこの客はトイレと逆方向のレストランに文句を言いに行ったのか?ということ。
確かに、店内で働いている人間として、トイレと公衆電話の位置くらいは知っておかなければならないでしょう。が、うちのバイト先はそういったことは「後から自分で覚えろ」形式なので、短期の人間などは、知らないこともしばしばあります(自分も仕事を始めた当初はそうだったし)。客はそんな事情を知らないでしょうから、従業員が自分の質問に答えてくれなかったときには、腹立たしさを感じるかもしれません。が、文句を言うほどのことでしょうか?他に社員はいくらでもいるし、聞こうと思えばいくらでも聞けるはずです。それに天井には(探しにくいことは認めるが)「お手洗い」と書かれた案内板もあります。それにもかかわらず、この様な行為に及ぶこの客は何様なのでしょう?(くどいようだが、文句を言いに言ったのはトイレとは全く逆方向のレストラン。トイレの両サイドには電化製品売り場と催事場お勘定場があり、どちらにも社員なりパートのオバチャンなりがいる。だから、わかい娘がウェイトレスしている店まで文句を言いに行ったのでしょうか?)
まぁ、なんにせよこの人達は心の狭い方たちであることには間違いないようです。もっと寛容な心を持ちたいですね。