ほんとうは実にささやかで、取るに足らないような出来事なのですが、せっかくの機会ですのであえて書かせていただきます。
その1:
先日、名古屋市内の某所店で、『11月の文庫新刊案内』を読んでいたときのこと。私がしげしげと毎月の恒例で読みふけっております。下の方にある部分を読むためにしゃがんで読み出していたら(持ち上げてはセロテープでとめてあるだけなので取れてしまいます。)、後から来た30歳くらいの男性が、その案内を自分の方へ引き寄せられました。最初は「廻りを見てないヤツだなぁ」くらいでさほど気にせず、私も眺め続けておりました。
ところが今度は、私の反対側に回り込むと(私はだいたい真ん中に陣取ってました。他に人もいなかったんで)、またご自分の方へ紙面を引っ張ったのです。さすがに頭に来たので、すっくと立ち上がって(以下やりとりそのまま)
私:「前から読んでる人間無視して自分勝手に引っ張るか普通?!」
男性:「みんなのものだろ」
私:「みんなのものなら先に読んでる人間の邪魔してもいいってのかアンタ?!」
男性:「じゃあお前がどけよ」
私:「何で後から来たアンタに何も言われないで譲ってやらないかんのだ?!バカバカしい」
男性:「五月蠅いヤツだなあ(SE:あめ玉をころころ口内で転がす音)」
私:「・・・・・(あきらめました)」
で、最初はうしろでずーっと読み終わるまで待とうと思ったんですが、レジのオバチャンに不振な顔をされたもんだから、そそくさと退店しましたけど。
こーゆーのはお互いの思惑があるから、私が「こうだ!」と一概に断言できませんが、ただ<こんな風に口論になる前に「ちょっとスミマセン」の一言があれば良かった名かな・・・、と思うのですが。
その2:酔っぱらい VS ケータイ姉ちゃん
御仁のおっしゃることの方が理にかなってはいるのですが、一市民が某公権力みたく、他人のモノを勝手に取り上げてはいかん、そう思わせる出来事でした・・・。
・・・私、止めに入っていたら更に場が混乱したかなぁ・・・。