第3号     平成9年5月17日発行


1・お詫び

 第一期考査の都合上、第3号の配布が大変遅れましたことをお詫びいたします。ゴメン。
こどもの日には出来ていたんだけどね。


2・また新企画、楽しい旅行の仕方

 第2号からもお分かり頂けるとおり、私は鉄道好きであります。正確には鉄道を使った旅行なのですが、最近ではそのエリアを飛行機やバスにまで広げました。船はフェリーとホバークラフトと漁船の区別しか付かないんですが、バスなら観光バスの会社や車種、年代を(飛行機でも同様)当てられるようになりました。

・・・てなわけで、第一回・バス旅行のパックツアーをするにあたって

 まず最初に断っておきたいのは、このシリーズはそんなに長持ちがしないということです。最終的には、読者のみなさまからの質問や体験談を、私が独断と偏見を持って解説、対処法を伝授する・・・。こんなコーナーにしてゆくつもりです。ですので、当コーナーでは、みなさまの旅行に関する、ご意見、ご感想、ご質問を大募集していると言うことです。「青春18きっぷ」のことやツアーの料金設定の違い、果てはみなさんの休業中の旅行の行程のお手伝いまで、何でもやります。そのことも、忘れないで、ね。

 閑話休題。

 記念すべき第一回がなぜ「バス」かというと、今月の下旬に2年生は修学旅行、1.3年は遠足と、こいつを使った行事があるということで。こいつはかなりの曲者でして、その旅行の道中が「楽しい」ものになるのか、はたまた「くだらん」ものになるのか、すべてを一手に担っているからなのです。例えば、我々にしてみれば、車内装備のカラオケが、演歌ばっかのLDだったり、いすのリクライニング(後ろに倒れるヤツ、あれね)がブッ壊れていたり、この業界の常識の車齢限界をとうにすぎているのに、未だに現役バリバリで観光用として使っているところ、様々です。そんなこともあって「全国優良バス会社100選」なんてものがあります(知らないと思うけど、「BUS MEDIA」って雑誌に載っている)。この地区の選ばれし会社は次の通り。

 ・名古屋観光自動車(何と第3位!)・東急鯱バス(キャンプはここの会社が基本的にはきます)・一宮観光バス・中日本観光・岐阜乗合自動車・名古屋遊覧バス・三重交通(実は半分だけが優良。残りの半分は見るも無惨なポンコツバス。素人でも分かるくらい。)・岡崎観光バス  ・・・とまぁこんなもんです。

 基本的にそのバス会社のグループの旅行代理店が企画するツアーは、その親のバスがやってきます。(EX/ドラゴンズパックなら名古屋観光、中日本観光ツアーなら中日本観光、という風に)ただし、名鉄観光。こいつのパックツアーを頼む場合、グループ会社がたくさんあるので注意が必要です。何せ上記の名古屋観光、名古屋遊覧バス、一宮観光バスの他に、瀬戸観光自動車(バスカラオケが最悪。演歌しかない!遠足でよーく分かるはず)や、東濃鉄道(岐阜の田舎会社・車内設備もぼっこい)、知多乗合自動車(いいバスは通信カラオケを積んだりしていいんだけど、3分の1ほど、天井がふつうのバスより低いバスがあり、こいつが地獄)、言うに足らない豊田観光と様々。

 東京ディズニーランドへ、夜行バスを使っていったことのある人ならお分かりだと思うのですが、いろいろな旅行代理店がこの手のものを企画していますね?

 もし、これから行く場合、「名鉄観光」の「なんとか(ゴメン、名前忘れた)号で行く・・・」というツアー(金11500円程度なり)があったら、それは絶対にやめなさい!

 「夜行専用車使用」なんて言っておきながら、集合場所(名鉄バスセンター)にやってくるのは、ただの観光バス! はっきり言って詐欺です。

 ・・・という風に、観光バスのツアーには当たり、はずれが無茶苦茶あるのです。

みなさんも、「安い」からと言ってむやみやたらに申し込むと、先述のごとく、地獄を見ますからね。気をつけましょう。(長々と書いたけど、要はこれが言いたかったのよ。)


3・「ピレネー(志摩スペイン村/世界最長・最大・最速を誇るあれ)」に乗ったぞ!!

 気がついたら裏面も半ば。他の予定記事はすべてはみ出してしまうために、急きょ思いついたのがこの企画。
 生まれてこのかた16年と348日(当時)。今までで乗ったことがあるのは、東山動物園にあるジェットコースターだけ。それは・・・絶叫マシーンが大嫌いだから!!そんな私も、1997年3月28日、初めて真の「絶叫マシーン」と呼べるものに乗る機会に恵まれてしまった。しかも、いきなり「中吊り」である。それも、表題にあるとおりのもので、岩下志摩が「もうのらへんで」って言っているあれである。 中学校の3年次のクラスメイト9人(当然男女混合よ。そして「添乗員」役は、私。これは私の名誉のために言っておきます)で行った訳なのだが、もう乗る前から心臓バクバク!でも、連れの女の子たちが乗る気満々なのだから、ここは男阿知和資久、意を決して、死んだつもりで乗ってやろう!!と、まぁ一世一代の大決断をした。前置きはこれくらいにしておいて、まず、ベルトコンベアーで上へ行く(まぁ当然)。そのとき余裕があれば左手に英虞湾(あごわん)(だと思う)、右手には真珠の養殖の風景が一面に見える・・・と思ったら早速右に曲がりながらの急降下!!中吊りだからこそ出来るといわんばかりの急降下!

 そしてその後、宙返りに横ひねり(ウルトラツイスターみたいなヤツ・0Gロール、またはコブラロールという)が次から次へと現れる。ちょっと余裕が出来たと思ったところで「写真」撮影が待っている(1枚1000円・出口で購入)。このとき、99パーセントの人間は、口が、目が、顔が「絶叫」モードに入っている。TDLの「スプラッシュマウンテン」のように余裕を持って決めポーズはまず取れない。

 「撮られた!」と思った後、機体は急ブレーキがかかる。だが、ここで油断をしてはいけない。この後、また降下をして、2〜3回転ほどしてゴールへの一直線である。アップダウンを2回繰り返し、ハイ、おしまい。

 う゛ーん。活字で表そうと思っても、やっぱり上手くいかないや。でも、この後、絶叫マシーンにあるという「快感」を覚えた私は、一気に「絶叫もの」に対する愛着が湧いたのでありました。遠からずとも近いうちに長島スパーランドに行って、いろんなコースターに乗ってみたいなぁ。しかもあわよくば・・・・・(何が言いたいのか、みなさんは検討つきますよね?)。

第3号・ここまで。   ※定期購読希望の方へ:これを持っている人に頼んでみて下さい。その人経由でお届けするようにしますからね。