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−作品解説−
ほたるちゃんカレンダー、といえば今や日野隆太朗作品の代表作
とも言われるほどになり(というかそれ位しかマトモな作品を手がけて
いない、とも言う(自爆))、日野自身も作らないと何となく落ち
着かず禁断症状状態に陥ってしまうということで(をい)、周囲の
環境や時間の無さといった前回同様の悪条件に加え、ネタや構想
が全く固まらないといった最悪の状況の中、懲りずにまたもや
日野はカレンダー制作作業をスタートさせることとなりました(^^;;;。
今回の2003年版は、前回のものとはまた違った意味で(^^;純粋に
『ほたるちゃん萌え』な作品を狙う、というのはかなり前から
決めていたのですが、問題はその具体的な内容、表現方法でした。
実は、前々から日野はとある挑戦をしたくてウズウズしていました。
日野のほたるちゃん作品制作方針はあくまでアニメの補完を基本として
いるために、派手な色調のセル画風アニメイラストとして仕上げる
ことがほとんどでしたが、それとは全く正反対の、淡い感じの水彩
チックな、作品の構成上無彩色の部分を効果的に使った優しいタッチ
の作風というのは、本当は日野にとって長年の憧れだったのです。
何時かそうしたほたるちゃん作品も手がけてみたい…他のサークルの
作品などを横目で見ながら、日野はずっとそう思いつづけていました。
しかし、日野作品といえばアニメ調イラスト、というイメージがそれ
なりに普及してしまっていたこと(^^;、また現実問題として慣れない手法
であるため一定水準以上のものを仕上げる自信が無かったことなどから、
実際の作品制作でこれに挑戦する機会は、今まで無かったのです。
…ところが…(^^;
今となっては詳しく説明する気も起きませんが(^^;、今回の時間の
無さは正直言って尋常なものではありませんでした。そしてそうした
状況の中で作品を完成まで持っていくためには、もはや物理的な手数を
大きく減らすしか無かった。さらにその上質の高いものを求めるためには、
少ない手数に集中して出来る限りのパワーを込める以外に無かった…
#まるで格闘家の言葉のようですね(^^;;(爆)。
…とそのようなわけで、まさに怒濤のような数週間が過ぎたあとに
完成していたのが、今回のカレンダーだったというわけです(^^;。
時間がギリギリだったため印刷前の最後の最後まで仕様が決まらず、
さらに冬のコミックマーケットでの頒布バージョン(A4カードタイプ)
とその後の通信頒布バージョン(A4リング綴じタイプ)で体裁が異なる
という、発表方法までが前代未聞のおかしなものとなってしまい…(-_-;;
…ともあれ、日野のあまりにも無謀な挑戦と悪戦苦闘の結果を、
皆さんに少しでも楽しんでいただければ幸いですm(__;m。
純粋に絵的な意味でのクオリティに関しては、過去最高の
完成度と自負できるものとなっております(はず)ので(^^;;;。
この作品も全イラストを掲載していますので、下のリンクからご覧下さい。
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今回のカレンダーは、計画当初から『休日』『プライベート』をキーワードに
据えようというアイディアがありました。そのため必然的に(?)ほたるちゃん
の着衣はすべて私服、それも今まであまり見かけなかった普通っぽい服を多く着せよう、
という方向で案が固まっていきました。今回の表紙を飾るのはおなじみセーラーサターン
のスタイルですが、カレンダー全体の『休日』のイメージを象徴するモチーフという
ことでブーツを脱ぎかけたちょっとドキッとさせられるショットを描いてみました(*^^*)。
『セーラームーン世界のほたるちゃん』『セーラーサターン』をお休みして、普通の
女の子としてのんびり過ごす等身大のほたるちゃんを是非楽しんでみてください。
…ちなみにカレンダーと同時に発表した原画集での解説と重複する内容ですが、今回の
カレンダーのタイトルについて一言。『MODEST』というのは控えめな、謙虚なといった意味、
『VIOLET』はご存じ、すみれ色、すみれ色の、といった意味。また、この二つが繋がること
によって『内気そうな人』、という意味の熟語になるそうです。ふつうのほたるちゃんその
ものをイメージさせるのにピッタリな、とても素敵な言葉だと思いませんか?(*^o^*)
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