知らないと損する?公的年金

20045月)

 

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日本の年金制度は非常に複雑で分かり難く、本当はもらえるハズの年金を申請し忘れることによる「もらい忘れ」

が、国民全体で膨大な額になっています。「もらい忘れ」を避ける為には、自分で社会保険事務所に出向いて申請

テキスト ボックス: ★年金の基本構造
日本の年金制度は左図の様にサラリーマンの場
合は2階建又は3階建になっています。
1階部分の国民年金には全国民が加入し(サラリ
ーマンは厚生年金保険料の中に含まれています。
又、扶養している配偶者の国民年金も控除されてい
ます)、2階部分が厚生年金保険となっています。
また、3階部分としては、大企業などが行っている
厚生年金基金があります。
 厚生年金の保険料は、平成16年現在で標準報酬
月額(4月〜6月の給与)及び標準賞与額の13.58%
でこれを会社と従業員で折半しますので、我々が納
めるのは6.79%となります。
 保険料納付期間が25年以上(昭和32年4月生
以降。それ以前の方は生年月日に応じ短縮)必要
です。
しなければなりません。

 

 

今まで60歳からもらえた厚生年金ですが、2000年の年金制度改正で年金受給開始年齢を段階的に引き上げ、最終的

には65歳支給となることが決まっています。とは言っても直ぐに65歳支給になる訳ではありません。20034月の時

点で42歳以上の方は65歳以前に額の多少は有れ、年金をもらう事ができます。41歳以下の方は完全に65歳からの支給

という事になります。

 以下、生年月日毎に受けられる年金を見てみます。(女性は男性のプラス5)

194442日〜194541日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.5万、62歳から17万、65歳から20万受給。

 

194342日〜194441日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.6万、62歳から17.4万、65歳から20.2万受給。

 

194542日〜194641日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.3万、63歳から16.7万、65歳から19.9万受給。

 

194642日〜194741日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.2万、63歳から16.3万、65歳から19.8万受給。

 

194742日〜194941日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.2万、64歳から16.3万、65歳から20万受給。

 

194942日〜195341日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で60歳から10.2万、65歳から20.3万受給。

 

195342日〜195541日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で61歳から10.2万、65歳から21万受給。

 

195542日〜195741日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で62歳から10.2万、65歳から21.3万受給。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


195742日〜195941日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で63歳から10.2万、65歳から21.6万受給。

 

195942日〜196141日生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で64歳から10.2万、65歳から22万受給。

 

196142日以降生まれ

平均的サラリーマンは夫婦合計で65歳から22.3万受給。

 

加給年金

年金受給者に、年収850万円未満の配偶者(65歳未満)18歳になった後331前の子供がいる場合、加給年金

が付加されます。

妻だけでも最大年間40万円にもなります。

 6064歳迄の間は特別支給の老齢厚生年金が支給される期間に限り加給年金も支給されます。また、厚生年

金保険の被保険者期間が原則20年以上あることが加給年金の支給される要件です。

 この加給年金は、社会保険事務所で年金を申請する際、自分で申告しなければもらえません。

 

20034月から開始された総報酬制

 4月より健康保険と厚生年金保険に総報酬制が開始されました。これにより、厚生年金保険の月給に対する

保険料率を17.35%から13.58%(健康保険は8.5%8.2%)に下げる代わりに、賞与の保険料が1%から13.58%

に引き上げられました。

 厚生年金については年収に占めるボーナスの割合が3割以上の場合は保険料負担が増加し、3割以下の場合

には減少します。

 また、1回のボーナスで保険料徴収の対象となるのは150万円迄となっており、それ以上の部分については

保険料は徴収されません。