ある友人の話だ、その友人は5年前に身内の不祥事を穴埋めするために、会社を経営する親しい友人から大金を借りたのだ。利息は無し、毎月5万ずつ返してくれればいいという太っ腹の親友だ。

しかし問題は起こった

今年その親しい友人の会社が倒産、数億の負債を抱え込むことになったのだ。
その親しい友人は私の友人に声をかけてきた。

「あのときのお金を今、返してくれないか？」

友人は悩んだ、5年前窮地を救ってくれた友人のお願いだ。
なんとかしたい。

「どうすればいい？」

答えは決まっている、今、全額返せないのなら、それは仕方がない事なのだ。

親しい友人が必要としている金額は、膨大だ。
今その友人に対して出来ることは、自分の無力を感じるだろうが、
「その友人から逃げないこと！金は返せないがその友人の近くにいること、
ただそれだけだ」

お金のこと？？？それはいくら友達とはいえ、死ぬほど御世話になったとはいえ、
5年前に君の為に数千万のお金を「さっと」出してくれた友人の金銭問題なのだ。

とにかく今は・・・・・
「君の出る幕じゃないんだな！」　はっきり言わせてもらった。