私が18歳の頃、友人を助ける為に、停学覚悟で起こした行動をいくつか会長に話したのです、その中で私は会長にこう言ってしまいました。
「してもらった人は意外にしてもらった事を覚えてないんだよねぇ」
会長はすかさず私に言いました。
「人にしてあげたことは水に流せ、してもらったことは石に刻め」 後で調べると他の言い方では
「授けた情けは水に流せ
受けた恩は石に刻め」(中国故事)
というのだそうですが、思わず「なるほど!」と思ったわけです。
日記について、面白い事もどーんと紹介します。
私は、10歳の頃から日記をつけております、24歳まではほぼ毎日つけており、今でも気が向いたときにパソコンで日記をつけているのです。(意外にまめです!)
最近、調べものがあり、昔の日記を読み返してみました。出るわ出るわ、「人にしてあげたこと」そして「してもらったこと」「されちゃった事」「しちゃった事」
そこでそれぞれについて少し解説させていただこうと思います。
まずは 「人にしてあげたことについて」・・・・
これは会長の言うとおり水に流してしまいましょう、でも心の奥隅にちょっとだけ誇りにしちゃったりして・・でもヘタすると一番埃(ホコリ)がたまりそうで取り扱い注意です。やはり水に流してしまったほうが無難、忘れてしまっても誰にも迷惑かけないしね。
次に 「人にしてもらったこと」・・・・
これは日記だけでなくて、再度自分の心に刻みなおしましょう、感謝、感謝、こんな優しい言葉をかけてもらったことが俺はあるのだなぁ 新たな感動!〜大切な私の宝物。
やはり、してあげたことより、してもらった事のほうが宝物のように感じるこの不思議。
サテ次は 「されちゃった事」・・・
こんなこと言われちゃった〜、傷つけられちゃった〜でも今思うと別にたいした事無いなぁ、ほとんど自分の責任だし・・・。漠然とした記憶が自分を苦しめているときがありますね、そんな時に思い切って其の事実を再度日記だとかで明らかにしてみる、勇気がいることだけど、不思議なほど強くなっている自分に気がつきビックリするかもしれません。 過去の失敗なんて怖くない怖くない
最後に 「しちゃった事」・・・・
これが一番厄介・・・日記を読んで、始めて 「ハッ」 として気づくことの多い事!多い事!
俺、あいつにこんなこと言ってしまったのか・・あいつはつらかったろうなぁ
「筒井なんかには言われたくない」と思ったろうなぁ、
でもその時には俺、気がつかなかったんだ、悪気は無かったんだよ、君のために「良かれ」と思って言ったんだ・・・。
俺、あいつにこんなことをしてしまったのか・・さびしかったろうなぁ、
でもあいつは、だまって耐えていたんだ、気力を振りしぼって笑ってくれていたんだなぁ・・。
反省しきり・・・。 其のときには気がつかなかったけれど、知らない間に、自分の言葉や行動で人を傷つけていた 事に今更ながら気がついている。 これ以上人を傷つけたくないものです。もしかしたら知らない間に、このホームページでも誰かを傷つけているとしたら・・・・・ご意見お待ちしています。
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