子守唄     
 
 
弟のOOさんのほうが専門かもしれませんが、先日テレビで美輪明宏さんが話しをしていたので紹介させていただきます。 子守唄について美輪さんは話し始めました。出演者に向ってこう言ったのです。
 「あなたたちは子供に子守唄を歌ってあげた事があるの?」
 出演者は唖然、美輪さんは続けます。
 「赤ちゃんも小さな子もしっかり聞いているものよ、子守唄を聞きながら安心して眠りについているのよ、安心して眠れると言うことは大事な事よ、信頼しゆだねるからこそ眠れるの」
 「子供達が大きくなって、反抗期になって親のことなんて無視したり、反抗したりするようになったときにそっと、子守唄を口ずさんでみなさい。幼い頃に子守唄をしっかり聞いた子供ならば、親の愛情が確かにあったことを心から思い出すはずです」
 「あなたたち子守唄歌えるの?」
「ねんねんころ〜りよ〜、おこ〜ろ〜り〜よ〜、坊や〜は〜、良い子〜だ〜ねんね〜しな〜〜。」

ここまで聞いて、なぜか胸がきゅーんとなりました。
 そして子守唄が次々に思い出されました

 眠れ 眠れ 母の胸に 眠れ 眠れ 母の手に こころよき 歌声にむすばずや 楽し夢 眠れ 眠れ 母の胸に眠れ 眠れ 母の手に あたたかき その袖につつまれて 眠れよや 眠れ 眠れ かわいわが子一夜寝て さめてみよ くれないの ばらの花ひらくぞよ まくらべに」  シューベルト

  歌と同時に、自分の右手が優しくリズムを取っているのに気がつきました。呼吸に合わせるかようなユックリとした、そして優しいリズム。 きっとこのリズムで両親は子供達をあたたかい手のひらで、なでてくれていたのかもしれません。
 私は別に反抗期ではありませんが今、この子守唄を口ずさむと両親に感謝したい気持になるのです、きっと私の両親はやさしく子守唄を歌ってくれていたのだと強く感じます。 そしていくつになっても、親に子守唄を歌ってもらいたいと思ってしまいました。
  子守唄を歌ってあげた事がないかた・・、またはこれからのかた! まだまだ間に合います。

 おまけ     「ねんねんころりよ、おころりよ。 坊やは  良い子だ  ねんねしな 」
       この次の歌詞が出てきません・・・・調べましたので参考にしてください

子守唄東京版

このこのかわいさ かぎりなし てんにたとえて ほしのかず

やまじゃ きのかず かやのかず しちりがはまでは すなのかず

静岡版

坊やはよい子だ ねんねしな この子の可愛さ 限(かぎ)りなさ

天に上がれば 星の数 七里が浜(はま)では 砂の数

山では木の数 萱(かや)の数 沼津(ぬまづ)へ下れば 千本松(せんぼんまつ)

千本松原 小松原 松葉の数より まだ可愛い

ねんねんころりよ おころりよ

高知版

坊やはよい子だ ねんねしな  この子の可愛さ 限(かぎ)りなさ

天にたとえば 星の数  山では木の数 萱(かや)の数

七反(ななたん)畑のけしの数  七里が浜(はま)の 砂の数

召(め)したる御服(おふく)の糸の数

ねんねんころりよ おころりよ

滋賀版

ここねきてから こんだけやせた  おびのふたよが みよまわる

おびのふたよが みよならよいが  しめてまわせば よよまわる