縦と横と高さの話し (2005年6月11日)

  ちょっと不思議な話しをします。私が学生のころ先生から聞いた話です。

皆さん1次元・二次元・三次元て知ってますか?一次元は、点の世界です、いわゆる縦も横も無い世界。
二次元は、縦と横の世界。いわゆる平面の世界です。
三次元は、縦と横と高さの世界、そう私達人間の世界です。

 ここで面白い実験をしてみましょうか。まず二次元に生きる生物を観察してみましょう。
私達の周りで身近に見られるのは、例えば「虫の・あり・」 働きありは行列を作って歩いてますね。
彼等にとって世界は縦と横の平面の世界です。(羽ありもいるぞは無しです)
  三次元に生きる私達がその「働きあり」を一匹、指で摘み上げたとします。
「あり」の世界ではパニックになっているはずです、なにしろ突然仲間が視界から消滅してしまったのですから。
 神隠しの一大事!というところでしょうか。

  でもその「あり」の姿を「ありの仲間」から隠してしまったのは、誰あろう、三次元に住む私たちなのです。
私達は時にその「ありたち」を天から眺めている。
「あり」をそっともとの世界に戻してあげましょう。「あり」の世界では仲間が突然現れた。

 そこで少し考えてみましょう。
 この三次元の世界があるのだから、四次元の世界もきっとあるはず。
私達の前から姿を隠した大切な人、そして忘れる事ができない人たちは
きっとその四次元の世界にいてそこから私達を見守ってくれていると思っています。

縦+横+高さ+何か  の 世界から優しく見ていてくれる気がする。
4次元の世界があるのかな?あるとするならば大切な人を、そっと私達の世界に戻してほしいなぁ。