三 日 講 習 会 全 記 録 「えぇ神さんやでー」 三日講習会最終日の朝のことでした。 |
三日講習会に申し込みをしたのは、母親の5年祭が終ってすぐの5月下旬でした、そしてあっという間に半年がたちました。三日講習会と言いますのは修養科(90日間)にはなかなかいけない人の為に出来た制度で、講習は三日間ずつ1から3までの3ステップあります。 海神分教会からは、私と妻の順子が始めての参加となります、11月4〜6日を丸々空けるために夫婦で頑張りました、前会長婦人が準備が大事それでお徳を積むのですと言ったことも思い出されました。 11月3日PM8時ごろ私たちは、会長と会長夫人、義理の姉の真由美さんに送られて車で教会を出発しました。 まずは何はさておき神殿に参拝に行きました、霧は相変わらず晴れませんが朝の陽とあわさり神殿が益々幻想的に見えたのです。 松本先生が話す、修養科と三日講習会の違いは、修養科は、1・教義の習得 2・鳴り物の習得 3ぢばへの3ヶ月の伏せこみ。三日講習会は3のぢばへのふせこみが出来ないとのこと。 |
9時50分からは班別に分かれて自己紹介タイムです、基本的に男女3人ずつで班を作ります、そこに班担当の先生が一人で3日間つきっきりになります。私たちの班は女性が2名、55歳と51歳でありまして合計5名、担当の先生は甲府の分教会長S先生47歳でした。この先生を含めた6人でお手ふり練習だとか話し合いをしていくのです。
講義の中で印象に残ったところがありますので紹介します。
17時15分から18時30分まで第7母屋研修棟にて班別で、お手ふり練習、すわりづとめの手直し、そしてよろづよ八首である、細かいところがかなり間違っておりあせる。ここでは指先までの動きも気をつけるように何度も注意されます。こんなに細かくおつとめをチェックしてもらったのは初めてであり、それだけその「おてふり」の動き一つ一つには、大きく大事な意味がある事を理解する。 |
11月5日、2日目の起床は5時15分!5時半には外に出て神殿に向います、外はまだ暗いのですが、嬉しい事にそんなに寒くありません。5時45分から廻廊ひのきしんスタート。南礼拝場から教祖殿までの道のりです、途中きつくて山登りをしている気持になったのです、しかし神殿にあがる階段を見ながら拭いているときは、涼しい風が吹き抜けていくのです、「よろづよ」を歌いながら すすんでいくのですが、四つんばいの自分がなぜか「はいはい」をしている赤ちゃんのように思えてきました。
この講義でもいくつか胸にしみる話が ありましたのでいくつか紹介させていただきます。 天理教でよく出てくる「いんねん」だって恐くない! 逸話編から・・「あんた、前々生のことは、何にも知らんのやから、許してくださいとお願いして、神様にお礼申したらよいのやで」・・・・そうかこれでいいんだ! また「おさしず」から・・・「三分の心、七分の台」(明治31年10月1日)とお教え頂きます。人間の三分の真実に対し、親神様は七分足してご守護してくださるのです。・・・・そうかまずは三分が大事なんだ、神様が七分の台を乗っけてくれるのだから気張らずにじっくりと進めばいいんだ!!ホッとした。 「いんねん」という言葉は、聞くだけで嫌でそこから避けてものごとを判断していた自分だったかもしれませんがこれからはちょっと違いますよ!「いんねん」なんて言葉は恐くない。 等々!
本日は「ライフライン」といって、今までの自分の人生を線で表します、後継者講習会のときにもやりましたが、それぞれの人生の辛いとき嬉しいときを、その線にそって班のメンバーに紹介します。涙ながらに話す人、私みたいに笑い話を交えながら話す人、人それぞれです、ここでの話も口外禁止となります。 |
11月6日、3日目最終日 目標は亀じゃない、山の上の旗だった。何をするにも目標を見失ってはいけない、目先のことに振り回されてはいけないといういい例えだと感じました。 信仰とは何か?それは「信行」 信じて行うことだと思う、と先生は言いました。なるほどと思った。 |
13時からは大広間に全員集合、まずは修養科の紹介を30分ほどしました、修養科はまだすぐには考えられないけれど、教理をしっかり学びたいと言う思いがかなり出てきているので、修養科に対するイメージが講習に来る前と随分変わったような気がします。天理教の中にいながらも、天理教に対する誤解がもしかしたら自分自身の中に今まであったのかもしれないという複雑な思いもありました。 最後は11月4日から6日までの軌跡をまとめたビデオ上映をして場内大盛り上がります、ビデオの中も参加者一人一人が主役であります、ビデオに出てくる自分の姿、仲間の姿を通してまたこの三日間が鮮明に思い出されました、笑顔と共に修了となりました。班付きの先生から修了書と記念写真、三日間講習2の願書を頂き全員で神殿へ
22時少し過ぎには教会に到着、その間の六時間はずっと三日講習の話のしていました、夫婦で一緒に行く事のメリットはこういうところにもあるのかもしれません。 |