三 日 講 習 会 全 記 録  「えぇ神さんやでー」

三日講習会最終日の朝のことでした。
妻の順子が少し年上のいつも笑顔を絶やさない女性と二人でドリンクコーナーにいますとその女性が言いました 

「私も何度も助けてもろたんよー、ほんま、えぇ神さんやでー、なんにも心配することないでぇ、
安心してついてぇったらぇえわぁ」順子はたまらなくうれしかったようです。
優しい言葉に沢山、出会えた、そんな三日講習会でした。

パート1  出 発 の 日  2005年11月8日更新

三日講習会に申し込みをしたのは、母親の5年祭が終ってすぐの5月下旬でした、そしてあっという間に半年がたちました。三日講習会と言いますのは修養科(90日間)にはなかなかいけない人の為に出来た制度で、講習は三日間ずつ1から3までの3ステップあります。
 「講習会1」の参加資格は
30歳から
60歳までの人で、すわりづとめが出来ることが条件になります、ちなみに2は30歳から62歳で1を受講し、「よろづよ八首」のおてふりが出来る人、3は30歳から63歳までで「6下り」までのおてふりが出来る人となります。講習会3を修了しますと修養科と同じように、教会長になる為の講習に参加できます。

海神分教会からは、私と妻の順子が始めての参加となります、11月4〜6日を丸々空けるために夫婦で頑張りました、前会長婦人が準備が大事それでお徳を積むのですと言ったことも思い出されました。

113PM8時ごろ私たちは、会長と会長夫人、義理の姉の真由美さんに送られて車で教会を出発しました。
 妻は私に「今までは、怖い人がいなければいいなぁといつも思っていたけど、今回は周りの人が、私と出会えて良かったと思ってもらえるように頑張る」と言いました、そういう大きな思いを持ってくれる妻に感謝しました。
 休み休み走り天理についたのは朝の6時ごろです、天理市は霧で包まれており幻想的でした。
 受講票は詰所に届いていると言う事で甲賀詰所に取りに行きそして詰所に挨拶。
受講票を手にして少し緊張・・。

まずは何はさておき神殿に参拝に行きました、霧は相変わらず晴れませんが朝の陽とあわさり神殿が益々幻想的に見えたのです。
 
8
30分より三日講習会の受付が始まります、集合場所は宿泊場所の7・・9母屋です、受付が近付くと係りの方々が大勢で出迎えてくれました、大きな声で歓迎してくれくれるので気持がほっとするのです。受け付けを済ますと資料が入った簡単なプラスチックカバン(いわゆる受講バッグ)を渡されます、何か学生に戻った気分がしました。そして早速部屋に案内されました。3人部屋でありまして広さは十分!少しワクワクしてきました。
 同部屋の方は徳島の
Mさん
41歳独身でサラリーマンそして北海道札幌のJRマンIさん55歳です。私は7班の2組、今回の参加者は男子57名女子50名合計107名です。
 9
10、8母屋研修棟3階大広間で開講式が始まった。

松本先生が話す、修養科と三日講習会の違いは、修養科は、1・教義の習得 2・鳴り物の習得 3ぢばへの3ヶ月の伏せこみ。三日講習会は3のぢばへのふせこみが出来ないとのこと。
 続いて「先生がよろづよ八首を踊ったことがない人はどのくらいいますか?」と聞くと3分の1ぐらいの人が手をあげた。私は「よろづよ」を踊った事がない人でも勇気を持って参加していることになぜか感動してしまいました。
 この3日間は約60名のスタッフが私たちの為に動いてくれると言うのですこれにも感動。
 続いて三日講習会の大きな目標というと、三日講習会の1では「気づき」2では「深め」そして3では「広め」であると言う事を聞きました。             続く


パート2 帆船と帆 貸しもの借りもの   2005年11月9日更新

950分からは班別に分かれて自己紹介タイムです、基本的に男女3人ずつで班を作ります、そこに班担当の先生が一人で3日間つきっきりになります。私たちの班は女性が2名、55歳と51歳でありまして合計5名、担当の先生は甲府の分教会長S先生47歳でした。この先生を含めた6人でお手ふり練習だとか話し合いをしていくのです。
 自己紹介の目的はリラックスする事、まだメンバーの表情は固いのです。
 1115分全体で神殿に移動、そしておつとめ。そのあと神殿を案内してもらう、改めて聞くと知らないことが多いことにびっくりするものです。「かんろうだい」が最近よく見えるようになったと思っていたのですが、上段の段が一段低くなったと言う事を聞かされなるほどと納得。

昼食後13時から別席場の建物で第一講「かしもの・かりもの」の講義です。凝縮されたテキストを貰っているので、講義には緊張感がある、しかし昼時、眠たさもきつい・・。 講義はみっちり2時間ふ〜。
しかし講義の合間のこの休憩タイムが嬉しいのです。

講義の中で印象に残ったところがありますので紹介します。
 私たちの人生はちょうど帆を操りながら航海している帆船にたとえられます、私たちは風の向きや潮の流れを変えることは出来ません、しかし心と言う帆をうまく操れば風や潮を利用しながら目的のゴールまでたどり着けるのです心一つによって陽気ぐらしは近くにも遠くにもなります。
 その後16時までの一時間、班別になり、「かしもの・かりもの」の講義についての「振り返り」です、内容をより理解するためにグループ討議をします。神様を感じたことはありますか?だとか「不思議な力」を感じたことはありますか?だとか内容は比較的自由で、気軽に話し合いをしていきます。私は中学のときにがけから落ちたときにふっと誰かに支えられたような感触があったという話をしました。他のメンバーは「おさづけ」を取り次いで病気を治してもらったか話など自由、かしもの・かりものとのつながりはよくわからなかったが、まずは自由に話せるような雰囲気作りが大切らしい。

夕づとめには出られないので早めにおつとめ、そして16時半には夕ごはん!はやい!
食堂から宿舎に帰るときには天理名物の、大きな夕陽が真赤にそして、とても大きく見え、班のみんなでしばらくその夕陽を見ていました。

 1715分から1830分まで第7母屋研修棟にて班別で、お手ふり練習、すわりづとめの手直し、そしてよろづよ八首である、細かいところがかなり間違っておりあせる。ここでは指先までの動きも気をつけるように何度も注意されます。こんなに細かくおつとめをチェックしてもらったのは初めてであり、それだけその「おてふり」の動き一つ一つには、大きく大事な意味がある事を理解する。
 
 1830分から20時までグループタイムである、班での話し合いの時間であります、今日の話題は家族について、ここでの話あくまでも班の人たちだけの秘密と言う事で口外は出来ない約束をしますのでこのホームページにもほとんど書けませんが、私は夫婦の話、兄弟姉妹の話、甥っ子姪っ子大家族の話しなどをしました、各メンバーは照れながらも、いままでの辛かった話、信仰で挫折しそうになった話などをしてくれました。
 時間は20時、風呂タイムです。2145分夜の挨拶までは時間に余裕がありますのでホッとできる時間が作れます。日中も休憩時間はしっかりとあり、そのたびにドリンクコーナーで、コーヒーやココアを自分で作って飲みます、そして仲間と語らいます。
 
 22時一斉に消灯、まだ話していたい人はロビーで話します。私はすぐに眠ってしまいました。


パート3 「三分の心、七分の台」  2005年11月10日更新

115日、2日目の起床は515分!5時半には外に出て神殿に向います、外はまだ暗いのですが、嬉しい事にそんなに寒くありません。545分から廻廊ひのきしんスタート。南礼拝場から教祖殿までの道のりです、途中きつくて山登りをしている気持になったのです、しかし神殿にあがる階段を見ながら拭いているときは、涼しい風が吹き抜けていくのです、「よろづよ」を歌いながら すすんでいくのですが、四つんばいの自分がなぜか「はいはい」をしている赤ちゃんのように思えてきました。
 後半は前を行く人のぽたぽたと流れおちた汗を拭いている状態で、汗の雫を探すのがちょっとした楽しみになりました。私も汗だくです。
 
 教祖殿に到着そして全員で、教祖様の「おでまし」を待ちました、「おでまし」を見るのは始めてです。妻の順子は先頭で見ていたようです。女性の方が教祖様の服や水を持ってきたりします。思わず「おやさまーおはようございます!廻廊ひのきしんをばっちりやりました、偉いでしょ?」と言ってしまいたくなりました。6時半より朝づとめ。外も完全に明るくなり空気も気持いい!
 朝食後750分より「おてふり練習」よろづよを集中的に習う。


しっかり勉強!
8時55分教室へ移動し1110分まで、第二講「親神様」親神様はどんな神様か?そこからスタート。火・水・風について等々印象深い話がいくつかある。
 例えで、ある子供が月と太陽はどちらが偉いかという話をしていたそうです、ある子供は、月は暗いところを明るく照らすから月のほうがえらいと言う、非常に古くて現代にはピンと来ない例えかもしれませんが、昼間の明るさは太陽のおかげと言う事をすっかり忘れて、それを当たり前と思っているところはおかしくて非常に参考になりました。

この講義でもいくつか胸にしみる話が ありましたのでいくつか紹介させていただきます。
 当たり前のことをモット喜ぶ、病気が治っても元に戻るだけそれも大事だろうが、何もなく健康で過ごせることこそ凄い奇跡である。
 親が子供を喜ばそうと思ったら並大抵なことでは子供は喜んでくれない、しかし逆に子供が親を喜ばすのは簡単!、ただニコッと微笑んであげればいいのです。
 神様と人間の関係も同じです、神様にもっともっと喜んでもらいましょう、親である神様に喜んでもらうのは誰でも容易に出来ますよ。

天理教でよく出てくる「いんねん」だって恐くない!

逸話編から・・「あんた、前々生のことは、何にも知らんのやから、許してくださいとお願いして、神様にお礼申したらよいのやで」・・・・そうかこれでいいんだ!

また「おさしず」から・・・「三分の心、七分の台」(明治31101日)とお教え頂きます。人間の三分の真実に対し、親神様は七分足してご守護してくださるのです。・・・・そうかまずは三分が大事なんだ、神様が七分の台を乗っけてくれるのだから気張らずにじっくりと進めばいいんだ!!ホッとした。 

「いんねん」という言葉は、聞くだけで嫌でそこから避けてものごとを判断していた自分だったかもしれませんがこれからはちょっと違いますよ!「いんねん」なんて言葉は恐くない。

等々!
 
1110分から12時までふりかえりということで、班単位で議論をたたかわせます。昼食後13時からは第三講「教祖」であります1520分まで2回の休憩をはさみびっちり、女性の先生で自分の体験談を交えて、神様に持たれきる、まかせきる事の大切さを涙を交えて話をしてくれました。

17時までは鳴り物練習です。107人が一斉に男鳴り物を習います。太鼓・すりがね・ちゃんぽん・拍子木の4つを習いました。慣れていくにしたがい、107つの鳴り物が合っていくことに感動、107人が心を合わせる事が出来るのですから、通常のおつとめも心をあわせてきれいに演奏できるはずだと感じました。

 

 今日も夕陽がきれい、天気予報ではあまり良い予報ではなかったのですが、本当に天気に恵まれていますそれだけでも気分が違います。
夕食後に「夕づとめ」そして
18時半からグループタイムです。

 本日は「ライフライン」といって、今までの自分の人生を線で表します、後継者講習会のときにもやりましたが、それぞれの人生の辛いとき嬉しいときを、その線にそって班のメンバーに紹介します。涙ながらに話す人、私みたいに笑い話を交えながら話す人、人それぞれです、ここでの話も口外禁止となります。
 ちなみに私のライフラインは、今が人生で一番高いところになっています、言い換えれば今が一番いいときです。これからもラインを上げていくように頑張りますし、心も作っていきたいと思います。
 白熱したグループ討議は2015分に終了。
2145分夜の挨拶後22時に消灯・・・即効で就寝           


パート4 「ウサギと亀、おつとめは大事だよ」  2005年11月11日

116日、3日目最終日
 5時起床、真っ暗の中、研修室での「おてふり練習」、練習後半に行くにしたがい、一人一人のよろづよを歌う声が大きくなっていくのです、それがなぜかうれしかったりします、1時間びっちりと練習した後、朝づとめへ、全員で行きます。
 おつとめの帰りには雨に降られてしまいましたが、なんと宿舎のスタッフが神殿まで傘を持ってきてくれました!遠い昔、傘を忘れると母親が傘を持ってきてくれたそんな事を思い出し、スタッフの心づかいに感謝。
 朝食後、一旦宿舎へ帰り、荷物の整理をしたのですが、もう終わりなのかという寂しさも少し感じました。
 8
30分 教室へ そして第四講「おつとめは素晴らしい」先生は鈴木顕太郎先生です
しょっぱなウサギと亀の話をしてくれました。ウサギが負けた要因は2つあるというのです、一つは油断した事、もうひとつはウサギはゴールを見ないで亀しか見ていなかったこと。

 目標は亀じゃない、山の上の旗だった。何をするにも目標を見失ってはいけない、目先のことに振り回されてはいけないといういい例えだと感じました。

信仰とは何か?それは「信行」 信じて行うことだと思う、と先生は言いました。なるほどと思った。
 人にお願いする時に頭を下げる事は当たり前のこと、真剣に土下座をすることだってある、神様にだって同じ事、真剣におつとめしなければいけません、集中しておつとめをしなければいけません、おてふりも間違ってはいけません、それは失礼なのです。私はかなり胸が痛かった・・。
 本部と教会、各家の神様のは一緒なのです、本部と各家の神様はつながっているのです、たとえで言うと水道の管みたいなものでつながってると思ってください、蛇口をひねれば同じ水が出るのです。
 私は思った、本部でおまいりする時はゆっくりとするのに、家でお参りする時には、早い時は2.3分で終ってしまう、そんな私のおつとめの仕方はやはりおかしい・・・、しっかり参り、おつとめをしなければと感じた。105分大拍手と共に講義は終了。1120分までグループ単位で「ふりかえりタイム」となった。

 私は今後のおつとめの仕方について話をした、「子供の頃から、母親には勉強しろなんて言われた事はなかったのですが、とにかく「おつとめにいきなさい」とだけは言われ続けたのです、私はその母親がそう言った意味を今深くかんがえています」とメンバーに話した。
 これはメンバーには言わなかったが、母親のあの「おつとめにいきなさい」と言ったあの意味が、少しだけわかってきたような気がするし、もっと解りたいと言う想いが出てきたのです。
 あるひとは、神様に嘘つくのがいやだから「心定め」は出来ませんと悩みを打ち明けていた、その時、義兄の大島敬嗣さんが言っていた、おつとめはお願いとお礼だけじゃない、お詫びも必要だという言葉を思い出し、その話もさせていただきました。班付きの先生もそうですねと言ってくれた。今回の班付きの先生も教会の会長です、普段の教会でもこんな話を普通に出来る雰囲気があればいいなと感じました、会長に気軽に相談したり、教理のことを聞いたりする機会があってもいいと思います。今回の班のメンバーが討議を重ねていくうちに、うち溶け合い、そして一人一人の発言量が増えていくのがわかりました、そこからもお互いに話し合うことの大切さを強く感じました。


パート5 「ええ神さんやでー」 2005年11月11日 完結編
今日は日曜日です、昼食はカレーでした!私は3杯もお代わりしたのです、妻には秘密です。
 宿舎に戻り13時まで大掃除。班付きの先生が率先しておトイレ掃除をしている姿に感動しました。そしてそれに遅れを取ってしまった自分に反省・・。

13時からは大広間に全員集合、まずは修養科の紹介を30分ほどしました、修養科はまだすぐには考えられないけれど、教理をしっかり学びたいと言う思いがかなり出てきているので、修養科に対するイメージが講習に来る前と随分変わったような気がします。天理教の中にいながらも、天理教に対する誤解がもしかしたら自分自身の中に今まであったのかもしれないという複雑な思いもありました。
 
 三日講習会で修養科に対するイメージそして教理・おつとめに対する考え、結局は天理教に対する考えが変わったのは自分にとって予想していなかった喜びです。教会の近くにいる私でさえ新たな発見があったりするのですから、教会から少し距離を置いた方々ならなおさら、多くの発見があると思います。
 13時半から、総合まなび、「すわりづとめからよろづよ」までをしっかりとつとめます。14時から閉講式。
 この三日間をたかが三日間にするのか、されど三日間にするのかは、あなた達が地元に戻ってからの行動によります、とにかく三日間講習2にまた来てください!という挨拶に感動。

 最後は114日から6日までの軌跡をまとめたビデオ上映をして場内大盛り上がります、ビデオの中も参加者一人一人が主役であります、ビデオに出てくる自分の姿、仲間の姿を通してまたこの三日間が鮮明に思い出されました、笑顔と共に修了となりました。班付きの先生から修了書と記念写真、三日間講習2の願書を頂き全員で神殿へ

15時全員で「御礼づとめ」をして解散となりました。班のみんな、先生とは握手をして別れた。勿論みんなの住所は私がまとめました。順子はというと、まだ班のメンバーと別れを惜しんでいます、そうとういいメンバーと先生だったようで別れが辛いようです。 2.3分して解散し順子は私に気がつきました、もう少し長かったら私は忘れられてしまったかもしれません。
 詰所にお礼の挨拶をして16時少し過ぎに天理を出発しました。順子がなるべく早く教会に戻って、会長や奥さんに「ただいま!」と言いたいというのでノンビリ帰る予定を変更、急ぎモードに変えました。天理の山を登りきったところから天理の町並みが見えました、また少し、もやが出ているその町には実家を後にするようなきゅんとなる寂しい気持がしました。 
 

  22時少し過ぎには教会に到着、その間の六時間はずっと三日講習の話のしていました、夫婦で一緒に行く事のメリットはこういうところにもあるのかもしれません。
 教会では、会長も奥さんもまだ起きていてくれましたので、無事に終えた報告をする事が出来ました。
 三日間講習は次回受け付けは200621日より始まります、来年の4月か5月に講習会2に参加することになるかもしれませんが、それまでに少しでも変わった自分で講習に参加してみたいという想いが強くあります。
 なぜ天理教にはおつとめがあるのか、あるのだから大事にしなければなりません。
そこに親の思いに近付くヒントがあるような気がします。

「ほんま、ええ神さんやでー、なんにも心配することないでぇ、」講習会2は「深め」3は「広め」です。こういう言葉が素直に人の心に伝わるような心作りをしていきたいです。
「うさぎと亀の話」ではありませんが、目先のものや人だけを見て天理教を判断していませんか、後ろばかり見て親が作り上げた七分の台さえ見失っていませんか?ゴールと目標はどこでしょうか?見えてますか?そのゴールと目標が三日講習会で少しだけ見えはじめるかもしれません。 

          あしきをはろうてたすけたまえ てんりわうのみこと
  
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