海神分教会かわら板 第56号 発行元  天理教海神分教会青年会

                                      2006年 12月12日 1028回目の月次祭

三日講習会パート2に参加して        編集者

12月8日金曜日から10日までの3日間、妻順子と三日講習会に参加させていただきましたのでその報告をさせていただきます。

その前に昨年11月の三日講習会パート1からパート2までの一年間どうであったか振り返りたいと思います。パート1が終了してまず感じた事は「おつとめ」のことです。

仕事に勤める、つとめでなく、天理教の教会の朝晩のおつとめ、月次祭のおつとめ、または各家庭の神様の前でのおつとめの事であります。

この講習会で出会った、「おつとめを真剣にすれば人生がかわる」という在る人の言葉がきっかけとなり、この一年間は、講習会に参加する前とは少し違う思いで「おつとめ」をさせていただくようになりました。おつとめをさせていただく機会も格段に増えました。

それでこの一年間で何か変化はあったか?と聞かれると・・・、ありました。おおありでしたこの一年間は本当に不思議にいろいろなものがつながりました。間に合うようになったきがしました。

仕事で詰まっているときにふと、大きな仕事が回ってきたり、誰かの助けが必要だと感じたときに、ふとその力になってくれる人が寄ってきていたりしたのです。神様はよく先回りしていると聞きますが、それを感じる事が本当に多くなったような気がするのです。

そのような思いから、パート2では一体どんな思いを持って帰ることが出来るのか非常に楽しみでした。

パートTは「気づき」パート2は「深め」パート3は「広め」であります、今回はパート2「深め」のパートです。ワクワクドキドキと12月7日PM8時に自動車で海神分教会を出発しました。 ノンビリ休みながら行ったので、天理到着は12月8日のAM5時ごろでした、天理はまだ陽があがる前で暗く、雨上がりであったのでまだ「もや」のようなものがうっすらと見えました。詰所で7時半まで休憩をさせていただいた後に、講習会の集合場所に向かったのです。

パート1の時はどんな人とめぐり合うのか少し不安でありましたが、パート2の時はその不安はありませんでした、きっとみんな良い人であるという核心にちかいものがありました。

スタッフの方々は相変わらず多く、そして皆さん美しい笑顔一杯で私たちを迎えてくれます。

受付を済ませる、私は3班1組、班はいつも行動を共にする6人前後で構成される仲間、一組は講演などを聞くときの教室の名前です。私たち3班は男4名女2名の構成。そういえば 今年から修養科を出た人も三日講習会は参加できるのです、私たちの班にも、2ヶ月前に修養科を卒業したばかりの方がいました、ついでに言うと来年からは教会長や会長夫人も三日講習会に参加することが出来るのであります。

玄関先で集合、男60名女30名ぐらいの構成だった。大きな建物でウォーミングアップそして開校式となった時間は10時ごろか・・。最初の挨拶は事務局の方だがこの方は、教祖の話しをするといつも涙ぐんでしまうのです、確か昨年も泣いていた。パート1のときと違ってみんな落ち着いているように感じた。10:55分開校式終了。

神殿でおつとめです。その後昼食となった、私はあっという間におかわり!みんなからは食べすぎ、体重を減らさないとだめといわれる、あとあとこれが大きなポイントとなるのだが・・・。

午後一番は講義です、「元の理とおつとめ」であるj、やはりとにかく基本は「元の理、そしておつとめ」なのだ。本部の思いが痛いほどわかった。

その講義のあと、班ごとでその講義のことについて振り返りをするのです、なんで元の理には「シャチや亀やかれい」がでてこなくちゃいけないか?10億前にはいるわけないだろうとか・・・でもそういう疑問をみんなで考える、「なにも無い時にその現象を、何も知らない人に教えるとすれば、その人たちが知っているものを例にあげなければだれも理解できないであろう。それは現代にも言える、元の理を笑い飛ばしている人がいるがそういう人は、想像力が乏しいと思う、しかも自分の浅はかな、知識が元の理の話しを受け入れない、科学者であればあるほど、天理教の元の理は、真剣に考えるという事実もあるのです。例えば「有性生殖」 こんな言葉をいっても、殆どの人が何の事だかわからない、これはいわゆるオスと雌があわさって子孫を残す行動のことになのだが、有性生殖になったのは科学者に言わせると10億年前といわれているそうです。これは天理教でいう9億9万千9千年なのですね。

おつとめの練習もそう、なんで足を間違えてはいけないか、指先の位置さえまちがえてはいけないか?それがわからなくても一生懸命練習している人は多い、その事と元の理を一生懸命勉強するのも同じようなことだと思ったりします。少しおてふりをしっているひとはへんなくせがついていたりします、でもなにも知らない人は

必死で振りを見て覚えようとします、元の理の話も一緒、自分の知識にへんな「くせ」がついているのかもしれません。

ふりかえりでは、「因縁」についても話し合われました、暗い因縁ばかりではない、明るい因縁もある、言葉にとらわれないように気をつけようと話し合う、しかも班のメンバーの生い立ち今抱えている悩みなどがどんどん出てくる。班員6名、Kさんは入信間もないかた、Iさんは明るくてどこでも中心、だからこそか、神様が昨年身上の試練を経験した。K君は体重オーバー医者からもいろいろ注意されて、体重を20kgおさえる努力を支持されている、Yさんは約30年前に妻と死別、先月修養科を出たばかりの人である。Nさんは短気だけど底知れない優しさが・・しかし悩みは尽きない。ここでさらに細かく書くことは出来ないので後からまた別の機会に。

15:15分から1時間半ほどお手振り練習、、お手振りの一下りと二下りです。後半に行くにしたがって、先生を囲む円が小さくなる、みんなやるき満々である。

続いて夕づとめである。私は妻が後ろの班で、笑顔の妻を見かけたときなぜかうれしくて仕方がなかった、本当によく来てくれたなぁと思ったのです。

夕食後17:55分から、おてふりの練習を班ごとで行う。そのおつとめ練習も新しい発見が多く感動的。手の運び足の運びもスムーズで気持良い!!

続いてグループタイム ここでは班ごとで、とにかく話し合う、所属会長に何でも話して来いといわれたYさんは過去からの思いを吐き出す。 因縁寄せて守護をするという言葉があるとおり、この班の一人一人のどこか似ている、私はここで聞いたことをとにかく身につけ実践して行こうと考えた。

そのひとつに単純すぎるのかもしれないが体重を落とす事もある、今回異常なくらいに班員の方々から、「体重おとさにゃぁ」と言われたのです、私はこの瞬間から気をつけようと心定めをした。まずは些細な事からまじめに取り組もうと考えた、食事のときの「おかわり」はもうやめることにした、あれだけ班員の人に言われたにもかかわらず、まだ平気でおかわりをして食べ続けるとしたら、班員の方がたの大事な忠告を無視したことになる。

パート2のテーマは「深め」だがその前に、神様から体のことをしっかりメンテナンスしなさいといわれている気がした、「かしもの、かりもの」の話がこの講習中ずっとあたまにありました。

そしてお風呂タイム続いて、最高の夜食タイムだ。21時45分に夜の挨拶、そして22時就寝。

2日目は4時40分に起床そしてすぐにおてふり練習である。続いて朝づとめ。静まり返った神殿に、木のきしむ音がバリバリ、バリバリ!とするのが不思議だった。

起床から3時間後にやっと朝ごはん、私はおかわりをしないと決めたのでゆっくりノンビリ味わいながら・・。

午前中は「ひながたの道」の講義 そして記念建物を見学した、初めてだったのでかなり感動してしまった。午後は鳴物練習、小鼓もはいりこれは気合が入った、もち方から構えかた、勉強になりました。

夜の19:10分から20時15分のグループタイムは、教祖ひながた逸話伝から選択して演劇をするのだ、私たちは「雪の日に」という増井りんさんが登場する話をやらせていただいた、1〜3班合同で発表をするのだがどの班もかなりうまくてビックリした。しかしこの劇はやってよかった。ぜひ教会でもやりたい。

しかし大阪弁を使う人は、皆芸能人に見えるから不思議だ。

3日目は4時40分起床、そしておてふり練習

午前中の講義は「心ひとつが我がの理」、午後一番でその振り返りと、班全体のお別れの挨拶見たいものもした。午後一番は大掃除、そして大広間で講話である。「教会へつなげよう」である。みんながよろこべる世界を作る事。神様は「道がなくてはでるに出られん」といっていたのでその道作りが大切だという事をはなしていただけました。

13;10分総合学びである、よろずよから、6下りめまでやるのでぶっ続けなので結構めまいした。

続いて並行指揮で、ある。その後恒例のビデオ撮影。

14:40分から神殿でおつとめ。

15時に解散!

今回一番感じたのは、おやさまを身近に感じられたことです、講義、そしてグループ討議でのおやさまの劇を演じる、そういう中からおやさまを身近に感じた、身近に感じるとおやさまの思い、大変さがより感じられた、それを感じる講習会に参加した仲間どうしなので、他人だけど兄弟姉妹のような気がしたのは不思議でした。

編集後記・・・三日講習会はあっという間でした。今回は、プログラムに絞って報告を表面的にさせていただきましたが、次回のかわら版では三日講習会で学んだ忘れがたい文章や言葉を紹介させて頂きたいと考えています。お楽しみに!