八 つ の ほ こ り (天理教で戒められている心遣いです)
をしい                                         2005年6月10日更新
人のために心をつかったり、体を使うことを惜しむ心づかい。人に物をかしたり、また手助けをするために
時間や力を使わないなどすべてに出し惜しみ骨惜しみをすること
ほしい                                       2005年6月12日
自分の必要なものは与えられているのに、満足しないでもっと欲しいと思う心づかい。
人が持っているものを見て欲しいと思い、働かないのに見返りを求めたり、
自分を省みないで、むやみに欲しがる事
にくい 理由も無いのに自分の気に入らないからといって人を嫌ったり、相手に過ちがあった、失礼だといっては人を
憎んだり、すべてに自分のわがまま気ままから人を憎む心づかい。          2005年6月16日

かわい かたよった愛情をもったり、自分さえ良ければ他人はどうでもよいとおもう心づかい。分けへだてをして、特別な人だけに親切にしたり、自分や我が子、我が家のことばかり考えて、他人のことを思わない利己心。
うらみ 自分がこうしようと考えている事を、邪魔されたと言って人を恨み、不親切だといって人を恨むなど自分の努力が足らない事を反省しないで相手を恨む事、また他人の幸福や出世をねたむ心づかい。
はらだち 人が、自分の気に入らぬ事を言ったといって腹を立て、面白くないからと言って、つまらないことに腹を立てる心づかい。広く大きな心を持たず辛抱をして人を許せる事の無い気みぢかな心。
よく 自分中心で、なんでも自分のものとしようとする心づかい。人の物を盗んでも人の目をだましても、取れるだけ取りたい、無理な儲けを得たいなどと、あるが上にもいくらでも取り込むような心づかいをいう。
こうまん 知らない事も知っているふりをしたり、自分は人よりも偉いとうぬぼれたり、自分の意見はどんな事があっても通すが、人の意見は聞かず、人の欠点をあばこうとしたりする思いあがった心づかい。
 「八つのほこり」のほかに、教祖は「うそとついしょ(ついしょう)これきらい」ともおおせられました。