Modeling Log - IJN Agano & Ooyodo (TAMIYA & FUJIMI 1/700)
Update in Nov. 25, 2007

IJN Agano & Ooyodo (TAMIYA & FUJIMI 1/700)

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(2007/08/16-19)
このところ小型艦が続いたので、ちょっと大きな船にします。
タミヤの阿賀野とフジミの大淀の建造開始です。 MA誌艦船模型スペシャル(艦スペ)を資料に、両艦とも竣工時の状態で作ってみたいと思います。
まずは船体の工作から、大淀の錨の収納部(なんていうんだっけ?)は一旦穴を開けてしまい、 形状整えてから裏側からプラ板を当てます。艦首部の甲板が別パーツだから出来る技ですね。
船体と平行して小物パーツも用意します。 この2隻はカタパルトが一般的なタイプでは無いので、 キットのパーツをベースに適当にでっち上げました。 長さは大体合ってるはずなので、あとちょっと追加工すればOKでしょう。
阿賀野の飛行機作業甲板は艦スペの作成に倣って工作してます。 ターンテーブル部分はランナーの輪切り。
大淀は竣工時にするため、格納庫から後ろの甲板を一旦平らにして、 リノリウム留めのモールドを入れます。格納庫内もちょっと工作するつもりです。
大淀のカタパルトですが、私はターンテーブルではなくレールだったのではと思います。 艦スペにある竣工時の写真ではやはりレールに見えます。
写真では舷側に影が映っていて、これをターンテーブルのはみ出しと見ているようですが、 私には何かキャットウォーク状のものの影に見えます。 ターンテーブルだったとしても舷側からはみ出すような設計はしないはず(支持構造が必要になる)。 それよりは簡単なレールによる支持のほうが合理的だと思います。
agano
agano
トラス構造は塗装でごまかす手もあり
agano
(2007/09/16-17)
連休に入ったので作業再開。大淀の船体をメインに作業します。
飛行機作業甲板のレイアウトは艦スペの図面を参考にしました。 カタパルト支持レールは全周旋回可能にしています。 艦スペの記述にあるように全周旋回は運用上不要ですが、 30度程度の旋回では射出される水偵と格納庫とのクリアランスが不十分な気がします。 また、横風があるときは真横に近い角度で射出することもあるんじゃないかと考えました。
レール類はすべて延ばしランナとプラ板で作りました。 カタパルトには支持レールに乗っかる脚の部分も適当にでっち上げました。 模型誌の作例でも省略してカタパルトが宙に浮いてるのが多いけど、 何のためのレールなのか考えたら省けませんよね。
まだデジカメ調子悪くてピンボケ気味です。(; ;)
agano
agano
(2007/10/08)
順調に進んでます。
塗装主要部分の塗装をしたので、雰囲気出てきました。
大淀のカタパルトのトラス構造は塗装でごまかしました。 遠目にはそれらしくなってます。
agano
やっぱケータイのカメラじゃだめだなぁ
(2007/10/21)
細部の塗装/組み立てに入ってきました。
大淀の格納庫に零式水偵入れてみたら狭いっ! 本当に紫雲6機も積めたのかな? 2座の紫雲は3座の零式より小さいかもしれないが、それでも4機が限度とみました。
さらにどうやって運用したのかも疑問です。 (艦スペの図面を元に作成した)軌条のレイアウトから見て、 水偵は主翼を畳んで横向きに格納するしかないです。 その主翼を展開するには軌条に沿って外に出し、 カタパルト搭載用の昇降機の横まで移動する必要があります。
さらに、昇降機へは横から乗せることになるので、カタパルトが邪魔! 一旦カタパルトを避けておくとしても、搭載のため戻そうとすればフロートに当たります(多分)。 本当にこんなレイアウトで運用できたのかなぁ??
他にもカタパルト回転圏内に軌条がありますが、ここに何か置いたらカタパルト使えません。 回収した水偵を乗せるためならこんなに後方まで伸ばす必要は無いはず。
まさに謎ばっかりの大淀です。
それに比べ、阿賀野は何にも悩むとこ無いです。
修正箇所は予備魚雷格納庫をちょっと高くしたくらいでしょうか。


agano
格納庫狭いよー agano
今回から新デジカメE4100で撮影
(2007/11/04)
大淀の工事がヤマ場を越したせいかペースが落ちてきました。 (いつものことだが、難関越えると気が抜ける...)
阿賀野の高射指揮装置にはプラ棒仕込んで回転可能にしてみました。 寸法ぴったりに仕上がったので簡単には抜け落ちませんよ。
ちなみに今回は意識的に可動部分を増やしています。 両艦とも艦橋トップの方位盤/測距儀や高角砲も可動です。 もちろん、主砲、カタパルト可動は当然です。 単に接着しないだけということですが...(^_^;)
大淀のクレーンももちろん可動にするつもりです。 これにはちょっとばかり細工がいりましたが何とかできそうです。
さらに、阿賀野の飛行機作業甲板と大淀の格納庫天蓋は着脱可能にします。 阿賀野の場合、いずれ前部の魚雷発射管をシールドなしに換装するための準備です。 大淀は完成後も格納庫内部を見るためです。
今月中に完成できるといいな。

agano
agano
(2007/11/11)
両艦ともマストが立ちました。
大淀の前マストは艦橋と煙突間の構造物を切除したので一部を伸ばしランナでに置き換えです。 ヤードはキットのパーツのものを切り取って接ぎました。
他はキットのパーツのまんま、省略されているトラスの支柱を追加しました。 (斜め支柱は省いたままなので正確にはトラスになっていませんが...)
後は機銃と搭載艇などを載せれば完成です。

agano
(2007/11/25)
完成でございます。
機銃はWLシリーズのリニューアルパーツに換装、大淀の搭載艇も同様です。 可動部(接着してないところ)が多いので、うっかりするとばらばらと装備が落下します(^_^;)
大淀のレーダー(21号)はファインモールドのエッチングを奢りましたが、 組み立てをミスったのでちょっと歪んでます。 その他小物は基本的にWLリニューアルパーツに換装してます。
あと、書き忘れてましたが、大淀の主砲はピットロードのパーツセットからです。 キットのパーツより軸が細いので、船体側の穴を一旦埋めてから、直径1.5mmの穴を開け直してます。 (ちなみにピットロードのパーツセットでは砲塔類の軸径はほとんどが1.5mmです。)
本当なら搭載機も乗せないとカッコつかないんですが、今回は省略。 阿賀野は竣工時だと98式夜間偵察機を搭載しているんですが手持ちがありません。 ちょっと日本機らしくない(フランスとかイタリアっぽい)渋い機体でいいんですがねぇ。
大淀も本来は紫雲か瑞雲を載せたいところですが、そんなものありません。

阿賀野が軽巡らしい軽快なイメージであるのに比べると、大淀は同じ軽巡とはいえかなり重厚なイメージです。 船体のスケール的にはほぼ重巡に匹敵します。 艦橋構造も阿賀野と相似形ですが一回り大きく、最上クラス(もとは軽巡)よりゴツイ感じ。
でもってちょっといたずらして20cm連装砲塔載せてみましたが、ぜんぜん違和感無いです。

agano
agano
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