(2013/05/01) DeHavillandの複葉機を例によって2機種同時製作開始。 DH2は大昔のRevellのファイターシリーズ。 数十年前に父親が(80円で!)買ったものなので真の在庫最古参。 DH4はいつ買ったか覚えてない... どちらも古いキットなのでディティール云々は気にせず、 外観上気になるところだけちょこっと直す。 とりあえず今日のところはパーツの整形。 一応ネットで実機写真(現存機やレプリカが結構ある)など集めたので、 それらを参考にパーツを修正していく。 DH2...キットでは尾翼を支えるブームの取り付け位置が翼下面になっているので、 主翼桁につながる様に修正、ナセル後端の形状も若干違うので似せる。 ナセルに付く上翼支柱は取り付け部の高さが違うけど修正大変なのでパス。 コクピットはパイロット乗せるとほとんど何も見えないので計器盤くらいでよかろう。 (一応フレームは付けてみた。) パイロットフィギュアは凄くいい! 髭までモールドされてる!! 複葉機の鬼門の翼間支柱。DH2は小さい機体のくせに片側2列づつある、 計8本の支柱パーツはばらばらなので組み立てることを考えると憂鬱。 上下翼に食い違いがないので垂直に立てればOKなのはちょっと救い。 DH4...機首のラジエターの形状が若干違うみたい。もう少し丸みがある。 整形準備のためエポキシパテで裏打ち中。 エンジンカウルの形状も怪しいが、写真や図面でもはっきりしないのでパスの可能性大。 翼間支柱は前後のペアで一体モールドなのでちょっとは楽できるかも。 こっちも計器盤だけそれっぽく作って後はフィギュア乗せて誤魔化す。 |
![]() ↑でかい機体の方が箱が小さい... ![]() |
(2013/05/06) 連休終わりまでで2機とも胴体の組み立て完了。 主要パーツの下塗りも済んだ。 塗装はほぼキットの指定どおり。 DH2は胴体上部もオリーブグリーンの指定だが箱絵では木目そのまま風だったのでそれらしく塗ってみた。 DH4のエンジンカウルは実機写真で見るとどれも形状が違う。 搭載エンジンの違いや生産時期などで変わるようだ。 こちらも箱絵のイメージでそれっぽく加工。 ちなみにグリーンはMr.カラー#23、グレーは#25を使用。古い物なのでさっさと使い切りたいため。 主翼下面などの羽布張り部分は今回初めて#45(セールカラー)を使ってみたがいい感じである。 |
![]() |
(2013/06/12) 連休明けて1ヶ月経ったけど、あまり進んでません。 DH2は漸く翼間支柱を植え終わったところで胴体後部の支柱が短いことに気付いて延長工事中。 例によって細かい採寸はせずに"これくらいだろ?"的なやっつけ仕事。 こいつの上翼取り付け作業はちょっと憂鬱。 何しろバラバラになっている12本の支柱の位置をあわせなければならない。 DH4は十字型にはなったけどDH2に工数取られて進捗無し。 操縦席の後ろにある風車(たぶん燃料ポンプ)などのディテール追加のため上翼の取り付けは保留中。 どちらの機体も水平尾翼をつける前に方向舵の3色塗分けをやってしまう予定。 |
![]() |
(2013/06/23) 天気の悪い休日になってやっと進捗あり。 DH2の上翼が乗っかりました。 胴体後部支柱をちょうぢいい長さに調整するのはちょっと手間でした。 接着も12ヵ所一度にではなく、まず胴体の4本の支柱のみに接着剤を付けて固定。 その後、他の支柱が上翼パーツの取り付け穴に収まってるのを確認して接着剤を流し込む。 次の難関は尾翼支持ブームの組み立て。 DH4には操縦席後部の風車を追加。 風車の支柱は伸ばしランナで、強度確保のため下端は胴体床面まで伸ばして取り付け。 写真で見ると左右のプロペラのピッチが逆なってるので、その通りに再現してみた。 次に翼間支柱の取り付け。 このキットは前後の支柱が一体成型なので前後方向の角度が決めやすいし強度も確保できて良い。 上翼取り付け時は6ヵ所の左右のずれだけ調整すれば済む。 その上翼下面に付く燃料タンクらしきパーツはキットでは右側だけど、 写真で見る限り中央か左側にあるのが正しいようだ。 箱絵でも左側に描かれている。ま、修正は簡単なので(忘れなければ)問題なし。 |
![]() ![]() |
(2013/07/07) 方向舵の3色塗分け実施。 この部分はどちらのキットにもデカールがあるけど、 古いものだし塗装した方が色が鮮やかになって良い。 白く残す部分だけマスキングテープを貼って、水性ホビーカラーで塗る。 今使ってるマスキングテープは水性カラーと相性よくないのだが、今回は問題発生なし。 はみ出しも殆どなし。後でリタッチしておこう。 これで尾翼周りの作業が進められる。 まず、DH2の尾翼支持ブーム取り付け。 大変な作業になると思いきや、あっさり完了。 主翼との接続部は溶きパテ塗りこんだ後、整形の予定。 実機の写真で見ると羽布か何かでカバーしてあるようで、主翼面との間に隙間は無さそう。 DH4も水平尾翼取り付け。 こちらも特に調整作業の必要もなく完了。 古いキットではあるがさすがにAIRFIXやREVELLは基本が出来ている。 翼間支柱が1組取れてしまった(うっかりぶつけたらしい)ので接着し直して養生中。 上翼付けてしまうとパイロットフィギュアが載せられなくなるような気がして、 後からでも大丈夫なのを確認してからにする。 |
![]() ![]() |
(2013/07/15,08/04) 一月分まとめて更新。 DH4では、また支柱を折ってしまうと面倒なので上翼を取り付けた。 パイロットフィギュアが後から載せられるかは微妙。 (AIRFIXにしては)あまり出来のいいフィギュアじゃないので載せないのもあり。 前方固定機銃も取り付け。 爆撃機なのにこんなの持ってるのは戦闘機と性能差が少ないからか? 主脚はちょっと改造してプラ棒の車軸を通せるようにした。 もちろん車輪を回転できるようにするため。基本です。 後部座席の銃座もプラ材で自作中。 DH2も尾翼を固定。 方向舵下部は前方に延長、こうしないと支持ブームに届かない。 それでも接着面が少ないのでパテを盛り付けて補強。 そのパテ盛り部分を整形しようとカッターや耐水ペーパー当てると 支持ブームがぐにゃぐにゃと歪む。 そのうちポキッといきそうなので慎重に作業中。 主脚はそのまま組めば車輪が回る構造。こうでなくては... 機首のルイス機銃はちょっと形状おかしいので修整。 ドラム弾倉の位置が前過ぎるようなので(これじゃ手が届かない)、切り離して後方に移動。 プロポーション的にはDH4のものに近づけた(サイズがだいぶ違うけど)。 残りパーツも少なくなってきたのでもうすぐ完成するかもしれない。 |
![]() ![]() |
(2013/08/17) 夏休みを使って一気に完成まで持ち込む。 まず、足回りを組み立てて無事着陸。 当然、車輪は回転するようにしたので走らせて遊ぶこともできる。(しませんよ。) 細部の塗装を進める。 まずはプロペラ。DH2のペラは異なる木材を交互に積層した感じが出るようにやってみた。 ベースにタンを塗ってからウッドブラウンで板目を塗装。 それっぽく見えれば成功である。 DH4のほうは4枚ブレードなのでそんな手間はかけられない。 こちらもベースはタンで、ウッドブラウンで木目っぽく筋を入れてみたが、多分失敗(^ ^; とりあえず風を当てるとくるくるとよく回ってくれるのでよしとしよう。 後はデカール張って完成! どちらのキットも古いデカールだけど粉々になったりせずしっかり貼れた。 多少黄ばんでるのは仕方がない。 たまたま保存状態がよかったのかもしれないが大したものだ。 動翼のスミ入れには"ガンダムマーカースミいれ用"を使ってみた。 書き込むとくっきりラインが出てしまい心配だったが乾燥するとなじむようだ。 (ただの油性マーカーのような気もするが...) 手入れ&手抜きポイント: 当然のように貼り線はやってない(脳内で合成する)。 DH4の後部銃座の銃架は自作、キットのパーツよりましという程度。 DH4の胴体側面にあるコントロールケーブルを動かすアーム(?)とそのカバーが省略されているので再現してみた。 (結構目立つので。) DH4の上翼タンクからの燃料パイプを伸ばしランナで再現。 DH2でもやろうとしたけど取り回しがわからなかったのでパス。 DH2のウィンドシールド(機銃の上にちっちゃいのがある...役に立つのか?)は省略。 DH4にもあると思うがこれも省略。 DH4の搭乗員フィギュアも省略。DH2にはちゃんと乗せた(髭やマフラーまで再現されてる!)。 例によって"もう少し手を入れたいな"状態だけど、ここで止めないと収拾つかなくなる。 ここらが潮時。 |
![]() ![]() ![]() |