Modeling Log - Lockheed F-104G
Update in Jan. 15, 2013

Lockheed F-104G Starfighter (MATCHBOX & HASEGAWA 1/72)

go last
(2012/09/17)
久しぶりにジェット機製作。
MATCHBOXとHASEGAWAのF-104G。MATCHBAXのは昔作ったもののリペイント。 なんせ大昔に作ったもんだから塗装はヘタクソだし、追加した筋彫りもぐだぐだ。 今回思い切って塗りなおし(筋彫りもやり直す)。
まずは昔の塗装を落とす。 こんなでかいものを漬けるだけの大きなシンナー風呂は無理。 塗装面に薄め液を塗ったあとティッシュで押さえ、 揮発しないようにビニル袋に入れて待つこと小一時間。 きれいに落ちました。(^ ^)v
デカールまで綺麗に解け落ちてしまったのにはちょっとビックリ。 おまけに主翼や水平尾翼まで落ちました。
あとはHASEGAWAキットと並行して作業の予定。
F-104
使用前 F-104
使用後(^ ^)
(2012/10/08)
塗料を落としたMATCHBOXのF-104の表面処理中。
パーツの隙間や段差の処理をあまりきちんとやってなかったので今回はきっちりやるつもり。 追加した筋彫りは一旦埋めるが、あの運河彫りは(キットの特徴なので)残す。
作業のついでに参考資料("世界の傑作機"No.103)の写真と見比べて見る。 まず気が付くのは胴体後部下面が主脚収納部後端をピークに下方へ膨らんでいること。 さらにエアインテークの張り出しがちょっと外側に大きくなっている。
ひょろっと細長い機体なのでこんなデフォルメがあるとかえってカッコいい。
もちろんアウトラインを修整するつもりは無い。
F-104
(2012/10/21)
引き続きMATCHBOX版F-104Gの作業中。
一通り表面処理を行なったので、様子見に銀塗装。 光が透けにくいので表面の状態チェックには意外と便利。
あとは資料やハセガワキットを参考にパネルラインを追加の予定。
ハセガワ版はコクピットの塗装まで完了。 コンソールパネル等はモールドされているので塗装すればそれらしくなる。 選択式でデカールもあるのでこれはMATCHBOX版へ流用。
ただし組み込みは難しいかも。
F-104
(2012/11/04)
ハセガワF-104のコクピットを胴体前半パーツに組み込み。
コクピット前端部分が当たるのでちょっと削って調整。 その前方にはバラストとして少量の鉛板を巻いて押し込んでおく。 (たぶん不要だけど念のため。)
続けて前後の胴体を接合。
主脚を後付けにするため収納部の中心に付くパーツも後付け。 前後胴体接着時は位置決めのため差し込んだだけで誤魔化す。 (このパーツ、後端で胴体下面と随分段差が出るけどあってるのかな?)
強度的に不安があるけど一時的な処置なので大丈夫だろう。
その主脚収納部もちょっと加工しておく。
次に空気取り入れ口。
ダクト外側パーツと胴体にちょっと段差が出たのでプラ板で調整中。 (まだ接着してない。)
これで漸く胴体が形になってきた。 やっぱMATCHBOXのほうがカッコイイなぁ...(ハセガワの方が正確だけど。)
F-104
F-104
(2012/11/25)
MATCHBOX版のコクピットでっち上げ作業。
シートはキットの物をベースにハセガワ版の未使用パーツやプラ材、真鍮線でそれらしく。 コクピット内のインパネやコンソールは使用しなかったハセガワ版のデカールをプラ板に張った物を取り付ける。 シート自体は機体側作業の邪魔なのであとで取り付ける。

MATCHBOX版の機体にパネルライン入れなおし。 "世界の傑作機"の図面やハセガワ版を参考にカッターで筋を入れる。 プロポーションが若干違うので多少アレンジが必要だし、(図面にある)全部のラインを入れる訳ではない。 テキトーに省略しながらやってます。
もちろんキットのアイデンティティである運河彫りは残してある。

主翼取り付け。下反角の角度は"世界の傑作機"に正面からの写真があったので参考になりました。 薄い主翼で接着面が少ないためしっかり固定できるかちょっと不安。
やっと飛行機らしくなってきた(まだミサイルっぽい形だけど...)

MATCHBOX版の主脚収納部はちょっと大きすぎるようなので後部を短縮する予定。
F-104
F-104
(2012/12/09)
MATCHBOX版F-104Gの主脚格納部を縮小。
後部をプラ板で埋めて整形。 そのあとで収納部ドアを切って張れば楽だと気付いて、前方はそのように処理。 整形の手間とドアの修整の手間が大幅に減少。
そのほかハセガワ版を参考にチョコチョコと細部を加工中。
F-104
(2012/12/24~2013/01/06)
年末年始の作業まとめて記載。

その前に追記、12/01にハセガワ旧版F-104を中古で購入。 デカールがMATCHBOX版と同じ西ドイツ空軍JG71のマーキング(機番違い)なので即買い決定。
これでマーキングの心配はなくなったので機体塗装が進む。

迷彩は2機とも旧西ドイツ空軍仕様、これが一番ドイツ機っぽい。 ハセガワキットの指定はニュートラルグレイ/オリーブドラブ。 しかしドイツ機にオリーブドラブはなかろうということでRLM何たらから適当なのを選ぶ。 ハセガワ旧版の胴体に試し塗りして雰囲気を確認、RLM70(ブラックグリーン)に決定。
(ちなみにMATCHBOXの指定はダークシーグレー/オリーブグリーン...英軍機か?)
ささっと塗装して完了のはずがマスキングして1週間放置したせいか あちこちテープが浮いて塗料がはみ出てたり剥がれたりする始末。 リタッチを繰り返すうちにほぼ手塗り同様に...
主翼下面はメタルカラー(アルミ)を使用、磨いて金属光沢を出してみる。 このとき、指先にメタルカラーの金属粒子(?)が付いた状態で上面を触ってしまい、 主翼に銀色の指紋がうっすらと...(; ;)
幸い水性カラー用の薄め液で拭くと取れることが判ったが、しつこい汚れは上面色でリタッチ...
てなことを繰り返す。
そのかいあってMATCHBOX版の主翼下面はほぼ鏡面!(ただしこれ以上磨くと下地が出てしまうギリギリの塗膜)。 ハセガワ版は(下地が出ちゃうとリカバー大変なので)そこまでしないで止め。

MATCHBOX版の翼端パイロンは取り付け用のダボが取れてしまい接着強度が得られないのでハセガワのものに換装。 実機どおり翼端に被さるように装着するハセガワ版の方が正解。
MATCHBAX版では(形状変更した)前脚収納部ドアを自作。以上を除きすべて元のパーツを再利用。

ハセガワ版は特に直すところはないが主脚引き込み用(?)のシリンダの一部のみが収納部ドアと一体整形でイマイチ。 ドアの位置決めもし辛い。アクチュエータ全体を伸ばしランナで自作(雰囲気程度に)。
胴体下面のパイロンは取り付け穴を開け忘れてしまい、たぶんこの辺りだろうという所に装着。 あとで位置がわからなくなる隠し穴はとりあえず開けておいた方が無難(後で埋めるのは簡単だし)という教訓。
機体各部の灯火がクリアパーツ化されているが細かすぎて扱いにくい(1個なくした)。 わざわざ別パーツにしなくてもいいのに。

ひとまず、塗装の方はキャノピー除いて完了としておこう。
次回、小物パーツ接着前にマーキングしてしまう予定。

ついでに...
ハセガワ旧版F-104は胴体が一回り大きい感じ。 パネルラインなどはきつめの凸モールドでくどい。 脚収納部も筒抜け、脚柱の取り付け方法もかなり乱暴。 エアブレーキが別パーツになっているのはいいがここも筒抜け。 全体的にはMATCHBOXに軍配が上がる。
F-104
F-104
F-104
ほぼ鏡面
F-104
F-104
これはまだ途中
(2013/01/14)
連休を使って一気に完成を目指す。
まずはMATCHBOX版。
ハセガワ旧版は胴体が大きめな為かステンシル類のデカールもちょっと大きめ。 おまけに無理をするとばらばらに崩壊する。 そういうわけでキャノピー脇の逆三角マークは他所から流用。
マーキングが済んだら小物。 前脚には引込用リンクとライトをそれらしく追加。ドアの影でよく見えない。 主脚ドアは特に加工しないでそのまま取り付け。 着陸灯は省略。
翼端のミサイルもキットのを再利用、フィンはちょっと薄くしてみた。
ハセガワ旧版の増槽をつけることも考えたけど、 せっかくスリムにデフォルメされているのですっきりとした軽装備で完成。

ハセガワ版のデカールでは細かい注意書き類が大判の透明デカールにポツンポツンとプリントされている。 貼るのは楽だけど透明部分が目立つ。 小分けにしたり、貼った後余白を切り取ったりで対応。 それでも胴体前半はすっかりデカールでコートされてる感じ。 迷彩の上からだとほとんどわからないし、もう少し省略しても良いのでは?
続けて小物取り付け。
脚収納部ドアは取付位置があいまいで接着面積も足りない。 プラ板でタブを付けてみたけどイマイチ不安。
ちなみに前脚部のライトは脚柱に付くのが正解、説明書はマチガイ。
翼端のタンクは差し込んだだけ。
翼下面のタンク用パイロンの取付角がはっきりしない。 F-104Cの写真では明らかに翼面に垂直。ただしG型の写真ではなんとなく鉛直(水平面に対して垂直)の気がする... 説明書にも角度の指定無し。パーツの形状的には翼面に垂直につけるしかないのでそのように。
胴体下のミサイルはジャンクから。 パイロンまでパーツ化して何でミサイル本体のパーツがないんだ?
というわけでこっちはタンク4本、ミサイル2発の重装備仕様で完成。

まだ塗装のリタッチとかハセガワ版の主脚が曲がってしまい機体が傾いてるとかの問題は残ってるけどひとまずこれで終了。
F-104
F-104G by MATCHBOX F-104
F-104G by HASEGAWA

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