(2006/01/22) 蛇の目シリーズ第3弾です。 今度はAIRFIXのFireflyとPIONEER2のSeaFuryでございます。 どちらも長らく在庫として積み上げられた状態でしたがいよいよ組み立て開始です。 Fireflyは主翼パーツが分割されているので折り畳み可能(可動)に挑戦します。 例によって細かいリベットのモールドがあるのでこれをつぶさないように気をつけます。 SeaFuryのほうはエンジンカウリングがちょっと細身でパネルラインのモールドもないので 前回Tempestの製作で余剰となったMk.II用のカウリングを移植します。 寸法が同じなのかどうかわかりませんが同系列のエンジンなのでいいはずです。 ここは思い切ってバリバリ切り刻んで強引につなぎ合わせます。 細かいところはあとから写真でも見ながら直します。 あとはプロペラを薄く削ってみたり、SeaFuryの梨地にペーパー掛けしたり、 今日はこれくらいで勘弁してあげましょう。 |
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(2006/02/05) あんまり進んでいません。ていうか前回からぜんぜん作業してません。 SeaFuryのエンジンカウリングの位置調整をしました。 切断時にきりすぎたところにプラ板挟んでは削りを繰り返します。 MATCHBOXのカウリングはキットのカウリングよりちょっと太いので 胴体側も下面で太らせます。 このカウリングパーツには排気管もモールドされてますが、 数えてみたら両側とも1本づつ足りません。 数えなきゃわかんないくらいだからこのままほっとこうかな(^^; |
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(2006/02/19) Fireflyの主翼折り畳み機構を調査中。 ネットで写真を集めてますがその構造はなかなかわかりません。 折り畳みは胴体側からアクチュエータで引っ張って行なうらしいことはわかりました。 そのためフラップ前方の主翼上面にはこのロッドが通るためのスリットがあります。 さすがにそこまで再現できそうにありません。 フラップの平面形もちょっと違ってました、キットと違いテーパーは付いてないようです。 とりあえずリアルさより可動にすることを優先にします。 一方SeaFuryは主翼折り畳みはしないつもりでしたが実機写真を見ていると単純な上方への 折り畳みで再現も簡単そうなので思い切って主翼切断しました。 パーツが増えてしまったので、長期戦になりそうです。 |
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(2006/03/05) Fireflyの主翼折り畳みにはWAVE製のジョイントパーツを使ってみることにしました。 一番小さめの物を選んだのですがそれでもギリギリなので高さをちょっと減らします。 軸はタミヤの2mmプラ棒ですがちょっと太いので細くする必要がありました。 胴体側の軸受けは自作の予定。 |
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(2006/03/20,21) 主翼折り畳み機構の作成です。 Fireflyの胴体側軸受けはエバーグリーンのプラパイプを使いました。 内径をジョイントの軸径にあわせてドリルで広げてます。 主翼展開状態で位置決めしてがっしり固定すれば出来上がり。 自作したらとても強度/精度が出ませんがジョイントパーツのおかげですね。 ほぼ実物どおりの動きが可能です。 Seafuryのほうは予想外に手間取りました。 折り畳みのヒンジ自体はプラ材と真鍮線で作成、軸がなるべく主翼上面に近くなる様に ヒンジをパーツに埋め込みます。 それでも折りたたもうとするとかなり干渉があり、分割線を変更してます。 (したがって、折り畳み分割線はまったく正しくないです。) ヒンジの軸は作業中や完成後の着脱が可能なようにしました。 テープで仮止めした状態でイメージチェック、いい感じでしょ? -> |
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(2006/04/16) 相変わらず折り畳み部の調整してます。 Fireflyの内翼下面にかなり干渉する部分を発見、パーツ接着するまで気づかなかった... この部分の分割ラインが実機とちょっと違うのですが実機通りにすると 余計干渉しそうです。実機には可動カバーか何かあるのでしょうね。 また、ヒンジ(ジョイント)の位置自体ももう少し外寄りが正しそう... ということで可動優先にする都合上、下面には1.5x2mmほどの穴が開きました(; ;) |
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(2006/05/02,03,07) 折り畳み部の調整も一区切り付きましたので、コクピットの作成など定常作業に入ります。 その前にプロペラ軸の修正。 SeaFuryはMATCHBOXの機首パーツを使うのでプロペラ軸の軸受けが必要です。 またFireflyもプロペラを後付けできるように同じ仕掛けを作ります。 軸受け側はプラパイプで作り、それにあわせてプロペラ軸も作り直しです。 コクピットは写真などを参考にほどほどに。 内部はダークグレーっぽい色なのでMr.カラーのニュートラルグレーで塗装しました。 Fireflyの後席はグリーン系に見えたのでRAFの機内色で塗ってみました。 胴体左右を合わせて、さらに内翼部も接着してしまいます。 この方が後々の作業が楽になります。 SeaFuryは主翼前縁の吸気口が省略されているので、プラ板とパテでデッチ上げます。 外翼は最後につなげば良いので胴体側とは関係なく作業できます。 白黒ストライプはFireflyにはデカールがありましたが変色していたので黒帯のみ使用、 SeaFuryはテープでマスキングして塗装で再現してます。 両機ともフラップの横幅が足りないことに今頃気づいた。 SeaFuryはスジ彫り直せばすむけど、Fireflyはちょっと難しいのでパス。 |
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(2006/05/21) ぺたぺたと塗装中です。 塗料が乾燥するのを待つ合間に、デカールの準備をします。 Fireflyのデカールは古くなって白地が黄ばんでしまっているので、 ラウンデルの白地をモデラーズの白デカールから切り出します。 赤丸と青いワッカはキットのを切り出して使います。 Fireflyの外翼に機銃の銃身パーツをセット、意外とぴったりはまります。 翼内にストッパがあるのでギュっと差し込めば位置が決まります。 先端は細すぎるくらいな感じなので銃口は開けてません。 透明プラで再現した着陸燈のマスキングは剥がしてしまいました。 Seafuryの主翼付け根の吸気口の工作に邪魔だったエンジンをマウント。 水平尾翼は胴体の帯の塗装の邪魔になるので帯の塗装後につけるつもり。 胴体のエクストラダークシーグレー塗装が入って海軍機らしくなってきました。 |
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(2006/06/04) 胴体の帯の塗装を始めたのですが大失敗...(; ;) 塗装には下地を侵さないように水性ホビーカラーを使用。 白色部分を塗装後十分乾燥しないうちにマスキングテープを貼ってしまったらしく、 はがしてみると塗装面がボロボロに... 塗料の溶剤とテープの接着剤の相性が悪かったみたいです。 とりあえずタッチアップしてごまかすか、全部落としてやり直すか思案中。 |
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(2006/06/11) 胴体の帯は塗料を落としてマスキングからやり直しました。 (水性カラーでよかった...) 今度は白色部分をラッカー系にしました。 乾燥が早いし、テープの接着剤に侵されることもありません。 今度は無事出来上がり。細かい修正はあとで。 塗装での関門は突破したのでマーキング作業へと進みます。 一応キットの指定どおりのマーキングにします。 蛇の目マークはどちらのキットも白が黄ばんでしまっているので、 白デカールで下地を作りました。 ただ、このマーキングの写真は見つけられなかったので正しいかどうかはわかりません。 気にはしてませんが...(^ ^) 作業に邪魔だった水平尾翼を付けてヒコーキらしくなりました。 |
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(2006/07/09) 脚が付いて自立できるようになりました。 Fireflyの脚は実機もシンプルなのでキットのままでも問題なさそうです。 Seafuryの脚パーツはかなり省略されているのでプラ材で細部をそれらしく追加してます。 艦載機の証であるアレスティングフックですが、Fireflyのは取り付け位置が実機よりかなり 上だということを今頃発見(; ;) あわてて修正です。 といっても本格的に修正すると胴体断面形状の修正までいっちゃうので、取り付け位置の変更だけです。 胴体はフックのアームを収める溝を一部埋めるだけでごまかします。 Seafuryのフックもちょっと短かったので延長です。 細かいパーツがだいぶ付いてきたのでまもなく完成かな。 |
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(2006/07/17) 細部を仕上げ、主翼をつなげて完成ですv(^^)v デカールは黄ばんでいるだけでなくかなり弱くなっててボロボロとはばれてきます。 上からクリアを塗ったり欠けたところをラッカーや油性ペンで補修しました。 遠目にはわからんでしょ(たぶん)。 こんなもの作っちゃいました(^^) Fireflyぱたぱた Seafuryぱたぱた |
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