(2019/04/28~05/06) 連休に入ったところで、またもやハインケル、今度はMATCHBOXのHe-70です。 パッと見は細かな凸モールドで運河彫りはありません。 3バージョンのコンパチですが迷彩塗装は大変なので民間機(ルフトハンザ)仕様で作ります。 難を言えば、このキット中国国内向けに中国(上海)で生産されたもので説明書が中国語になっています。 組立はともかく塗装(塗色)の説明がわからないものがあって難儀しそうです。 まずはコクピットとキャビン(客室)から。早速キャビンの床と壁面の塗装色が知らない文字で書かれています。 とりあえず壁面の色は軍用型の下面色にも指定されているのでライトブルーと推測。 床面の色もそこから類推して、ネービーブルーで塗装。 キャビンのシートの色は"象牙色"って指定だけどアイボリーでは白すぎると思ったので、セールカラーにしてみた。 コクピット内はドイツ機なんでRLM02で塗装しました。 ちなみにコクピット内は計器盤と操縦桿が再現されているが、狭いキャノピーからはほとんど見えません。 胴体右舷側には乗降用のドアがあるのが再現されていなかったので、筋彫りしてみました。 結果ラインがグダグダになってしまい、やらなきゃよかった。 胴体左右パーツの合わせはまあまあ良好、若干段差ができるが溶きパテで対処可能です。 ただし胴体背面(コクピット、キャビンの天井部分)パーツの合わせが良くないので盛大に修正が必要。 胴体の補修部分を養生している間に排気管の開口もやっておきます。 胴体が出来たら主翼の取り付け。取り付け部分が複雑な形状をしているので、あちこち削り合わせが必要。 主翼上面は胴体との隙間が無くなったが、下面は胴体との間にかなりの隙間と段差が発生しました。 ここもパテを充填して対応。下面なので多少荒くなっても平気だろう。 連休最終日にはどうにか士の字状態になりましたが、 こうしてみるとHe-70はHe-112以上にアウトラインに直線部分がありません。 翼はもちろん楕円翼だし、胴体も見事な流線型で、いかにも速そうです。 |
![]() 箱絵も塗色の判断に重要 ![]() ![]() ![]() |
(2019/06/~03) ペタペタと銀塗装をしておりました。どうしても納得のいく仕上がりになりません。 塗斑がどうしても消えません。諦めました。 次の難関は脚の組立。バラバラの支柱を芋付けしなければならない。 まずメインとなる支柱2本を固定、ここに脚カバーを取り付ける。 最後の支柱はこのカバーに付くような構成。全体としてとても十分な強度があるとは思えません。 一応、着陸態勢はとれますがすごく不安。 その他の問題として、エンジンカウルに隙間ができるのでプラ板はさんで対処しました。 ただ、曲面部もあるので、整形に手間取りそう(まだ手を付けてない)。 |
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(2019/06/~30) 主翼上面の塗り分け。説明書ではパターンがよく判らなかったのでネットで作例検索してみましたが、 結構面倒な塗り分けだったので若干単純化アレンジしました。 マスキングテープの糊が表面に残ってしまい、除去しようとして余計に表面が汚くなるはめになりました。 続いてデカール貼り。まずは胴体側面の黒帯を貼ってからそれにつながるように機首を黒く塗り、 その上からさらにデカールを貼る。これが終われば後は簡単。 デカール自体は良質、フィルムの透明度、強度も十分。主翼に貼る大判デカールも余白を切り取る必要がないほどです。 最後に動翼部の凹モールドに墨入れして完成。 プロペラはいつもの様に差し込み式にして風を当てると回るようにしました。 スピナがちょっと小さくてラインが崩れてしまっているのが残念だけど、 おおむね良好なスタイルを再現できています。 |
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