Modeling Log - H.M.S Hood
Update in Aug. 07, 2005

H.M.S Hood (TAMIYA 1/700) & H.M.S Exeter (MATCHBOX 1/700)

(2002/06/15)
今回からストックの中では最大の艦船だったHoodの建造開始、 今回は同じく英国艦のExeterと並行作業します。
(最近は効率上げるため共通点のあるアイテムは並行作業してます。)
Hoodは天下のタミヤ製なので特に問題は無い。 細かいパーツが多いので塗装前に組める部分は組んでしまう(ブロック建造式)。
問題はExeterの方、舷窓の穴あけ(写真参照)をはじめ、各パーツの整形が大変。 後部艦橋の構造物なんか抜き勾配でステルス艦のようになっている(^_^) もちろんW.W.IIの巡洋艦がステルス艦であるわけが無く、 がりがり削って垂直にしなきゃならない。
しかし全てがNGな訳ではない、MATCHIBOXのキットに良くある"なんでこのパーツだけ..." っていうのがExeterにもあって、救命筏の中にちゃんとオールがセットされてる!
メインはHoodなんだけど作業時間的にはExeterがメインか?
exeter
舷窓の穴あけ、まず右舷側(下)をやってみたところ。いくつあるかなんて考えてたらやってられない。
exeter&hood
Exeter(上)とHoodの前部甲板パーツ、同縮尺でもこんなに大きさが違う!
(2002/06/23)
Hoodのパーツを参考にExeterのパーツにモールドを追加していく。
甲板の板張り表現のためカッターでスジを付けるがなかなか平行に引けません。
Hoodの艦橋部分も一部板張りみたいなので同じくスジを入れた。 が、狭いところなのでおかしくなってしまった(;_;)
まあ雰囲気が出れば良し。
艦首のアンカーチェーンがある甲板部(左写真参照、何ていうんだっけ?)、 どちらもチェーンの彫刻が綺麗だけど、金属チェーンに置き換えるので思い切って削りとる。 ついでにExeterにはHoodを参考に細部を(適当に)付け足す。
Exeterの艦体パーツは左右舷側、艦底(板)、甲板に分かれているので、まず舷側と艦低を接着。 ようやく船らしくなった。
今回もほとんどExeterの作業だなぁ。
exeter&hood
木甲板のところをちょっと下塗り程度に塗ってみた。
(2002/06/30)
Hoodの艦体と艦底部パーツを接着。上のほう組んじゃってからだと出来ない。
問題は塗装だ。どっちの艦も上部構造組んじゃってからでは塗装できない部分があるので、 そういうところは先に塗っとかなきゃならない。
でも資料が無いんだなー。モデルアート誌のバックナンバーとか探したけど、 そもそも英国艦の作例なんてあまり無い。
いちいち調合するのは面倒臭いのでキットの指定通りで良いか...
(2002/07/07)
木甲板をぺたぺたと塗装しました。(デッキ)タンて言う色は黄色に近いせいか 下地がなかなか隠れないうえに筆むらが出やすい。とりあえず気に成らなく成るまで 重ね塗り...
最近流行ってる甲板の塗り分けをやってみようかな(^^)
問題の艦体色だが、Hoodのほうはキット指定がタミヤのXF-25(ライトシーグレイ)でこれは Mrカラーの#31(軍艦色1)とほぼ同色と断定、ていうか今までの英国艦もこの色使ってるので 合わせる意味でもこれで良いのだ。
Exeterの方はネットで集めた写真からキットの設定であるGraf Spee追撃時(多分)では かなり明るいグレー(ほとんど白に見える)になってる事がわかる。 て言うわけでこちらはMrカラー#332(ライトエアクラフトグレー)にしようと思う。 (でもこの色前にBismarckにも使っちゃったんだよね...)
exeter&hood deck
木甲板を塗ってます(前回と変わらん絵だなぁ)
(2002/08/04)
甲板の塗り分けに結構時間が掛かってしまったので(そのくせ上手くいってない)、 他のブロックはまだまだ。
一応艦体部分は出来あがり。Hoodの場合中央部の甲板パーツと艦体パーツとの間に ちょっと隙間や段差が残ってしまうが簡単に修正できるレベルだし上に乗っかる パーツで隠れるのでOK。Exterは更にあちこちに段差が出るので修正めんどくさい。
Exterの魚雷発射管は甲板パーツを艦体につける前にセットする必要がある。 ここはピットロードの類似パーツに換装し(キットのパーツも悪くは無いけど)、 旋回可能にしてある。この後の作業中に壊してしまいそうで心配。
exeter&hood
艦体に各ブロックを乗っけてみた。Exeterの艦橋はちょっとイメージが違うので修正中。
exeter&hood
金属チェーンに換えたアンカーチェーン、オーバースケールなんだけど雰囲気は抜群。
exeter&hood
ここまでくれば完成したも同然、あとは各ブロックを乗っけて仕上げるだけ!
(2002/08/18)
夏休みでかなり進んだ。
各ブロックに分けて組んだのは正解、細かいところの塗装も割と楽に出来る。
両艦ともマストの一部は伸ばしランナーで作り換えた。Exeterのパラベーンのパーツは 結構出来がいいので4個のうち2個をHoodに提供(Exeterの主砲塔上面の2個は余分と判断)、 なぜかHoodのキットにはパラベーンが無いが実際にはあったはずということで...
そのHoodの主砲は上下可動にしてみた、摩擦で止っているだけなのでそのうち ガタガタになるだろうな。
Exeterのキットはパーツ毎の出来がバラバラだが、ダメなパーツに限って 修正しやすいのはわざとやっているのではないかと思ってしまう。 前にも書いた救命筏のオールやカッターの内側などは非常によい出来。 カッターの底に押し出しピンの跡が無いのも嬉しい(大穴あいてると埋めるの面倒だし)。 高射砲も綺麗にできている。
しかし木甲板に板目のモールドが無かったり(カッターで線引いた)、 ブルワークが妙に厚かったり(削ったり作りなおしが必要)、 魚雷発射管の上につくボートダビットは位置に気を付けないと魚雷発射できなくなるし、 クレーンの取りつけ位置は曖昧だし、手が掛かることは間違い無い。
完成まであと少し。
exeter&hood
やっと完成ですよ。Exeterのマスト異常に高い。
exeter&hood
Hoodの主砲は上下可動なのでこんなこともできる。
(2002/08/25)
各ブロックをチェック、塗り残しとかないのを確かめて艦体に接着し無事完成。
Hoodの主砲は上下可動にしたので砲身の防水カバーは無し、 Exeterには付けるべきだったろうがHoodに付き合って無しにした。 艦橋両舷の測距儀らしきものも写真や箱絵にすら確認できなかったので省略、 手抜きぢゃないよ(^-^); 搭載機(Walrus)はとても使える代物ではないのでこれも省略。
夏休みがあったとはいえ2隻を2ヶ月ちょっとで完成は最近では珍しく早いペース だった。 もっともタミヤのHoodは名作でほとんど修正無しでそのまま組めるのだから当然か。 20数年前の製品とはとても思えません。
Exeterも思ったより手が掛からない良いキットだった、タミヤと比べてはかわいそう (実はタミヤのhoodとほとんど同世代!)。 結局他から流用したのは魚雷発射管とサーチライトのみ。 内火艇(上面のみ)はHoodよりできが良いときている...
MATCHBOXにはこのシリーズでもっと色々なアイテムを出して欲しかったなー。

Walrus
(2002/09/08)
やっぱり搭載機ないと格好つかないので、キットのパーツを修正してWalrusでっち上げました。
下翼とその下のフロート、および水平尾翼は自作。上翼はキットのを薄く削って修正。 塗装は適当、ライトグレーの艦体にはいいアクセントになる?

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