Modeling Log - Mitsubishi Ki-46
Update in Aug. 05, 2011

Mitsubishi Ki-46 Mk.II (AIRFIX 1/72) & Mk.III (LS 1/72)

Go to last.
(2011/05/02-07)
久しぶりの日本機、100式司令部偵察機(II型&III型)の作成スタート。
キットはII型がAIRFIX、III型はLSを使用。資料はモデルアート(MA)誌No.472(1996 Jul.)だけで何とかします。 実際、資料なんか見ずにキット通り作ってしまうのが完成への近道。

いつも時間を食ってしまうコクピットについては、幸か不幸かMA誌の作例でもあまり手を入れていない。 (まともに直そうとすると大変らしい。) そこで、コクピットはほぼキットのままにしてさっさ組み立てる。 AIRFIXキットのコクピットフロア裏面にはカメラ(のつもり?)のモールドがあります。 結構芸が細かいですね。
機内はMr.カラー飛行機色の英空軍機コクピット色を使用。 MA誌の作例の色調に近かったのでこれでよかろう。

主翼は特にすることは無いので脚収納部を塗装後上下面パーツを接着。 さらに最近双発機作るときには必ず実施している主翼着脱可能化をやります。
LSキットは主翼取り付け部のタブが反対側胴体の取り付け穴まで届くようになって上反角が決まるようになっている。 パーツの嵌め合いもそこそこ良いので前後のガタが無いように調整するだけで終了。 いままでで一番簡単。(^_^)
AIRFIXのキットでもLSに倣ってタブの一部を延長して反対側取り付け穴に届くように改造。 当然延長した反対側のタブは切り落としてます。 また、タブは主翼上下面パーツにそれぞれついているので、片方を残して延長部分の固定と角度決めに利用します。 かなりいい加減な工作だけど組んでみると以外にしっかりしてて横転させたくらいではびくともしない。

エンジン周りではまずIII型用のプロペラが幅広タイプでキットの物とは形状が違う。 そこでジャンクパーツから適当なプロペラをそれっぽい形状に削って使用。 キットのプロペラはAIRFIXに転用。スピナもジャンクパーツに換装する。
LSのキットは一応エンジンまで再現されているけど、 AIRFIXは植木鉢のようなカウリングパーツにスピナと一体になったプロペラを取り付けるようになっている。 これではLSとのギャップがありすぎるのでカウリング正面を塞いでいた部分を切除、 さらに外周部を切断してプラ板を差し込んで拡大。 LSキットのエンジンを組み込むようにする。 LSキットにはジャンクパーツのハセガワ旧版零戦のエンジン2基に換装。 厳密には型式違うけどどうせ見た目は大して違わないはず。

コクピットの塗装がすんだところで胴体左右パーツを貼り合わせ。
あちこちに窓があるので透明パーツを取り付けておく。 胴体下面の窓はカメラ窓なのでAIRFIXのは平面だけどLSは胴体カーブに合わせた曲面になっている。 カメラ窓に曲面ガラスを使うとは思えない(像が歪むでしょ)がどっちが正しい?

LSキットのコクピット床面パーツは後端部の幅がちょっと大きい。 胴体パーツを張り合わせると下側にちょっと隙間が出来てしまう。 仮組みでは気付かなかったくらいビミョーな隙間なので無理やり押さえて固定。 後はパテ任せ。
100shiki
100shiki
LS 1/72
100shiki
AIRFIX 1/72
100shiki
100shiki
(2011/06/05)
なかなか作業時間取れなかったけど漸く進捗。
搭載エンジンの塗装を実施。
その前にプロペラシャフトを通す穴をエンジン後方まで貫通させておきます。 プロペラは完成後もシャフトをエンジンに通すだけで固定しない予定。 主翼取り外し状態でのプロペラが結構邪魔なので、外せるようにしておくため。
エンジン全体を黒鉄色(Mr.カラー#28)で塗装後、銀色(Mr.カラー#8)でドライブラシ。 やり方としては一番シンプルな方法だけどどうせカウリングに隠れてしまうので凝る必要は無し。 当然パイピングもやりません。 4基も作らなきゃならないんだから余分な手間は掛けてられません。

機体の方は半月くらい前に下地の銀色を塗りたくっておきました。
今日のところは水平尾翼を取り付けで所謂"士"の字状態(主翼は外せるので"⊥"記号状態?)。
銀塗装なので光を反射させると傷などがよく分かります。 一通り補修したら本格的に塗装始めます。
100shiki
100shiki

(2011/07/03)
やっと天気が良くて他に用事のない休日がやってきました。
機体の塗装を実行。キットのマーキングどおりに作るつもりでII型は全面灰白色、 III型は上面暗緑色下面灰白色の標準的な塗装です。 塗料はMr.カラーのNo.16とNo.56とこれまた標準的なもので済ませます。
右は下塗り2回やった後の状態。この後傷や埃の付着をチェックして仕上げの予定。 ちなみにエンジンカウリングはまだ接着していない。
このほかの作業は、プロペラの塗装とプロペラシャフト(プラ棒)の取り付け。 エンジン側もシャフトがスムースに回転するよう調整。今回も風力エンジン駆動です(^ ^)
100shiki
(2011/07/20-24)
会社が輪番休業となったので集中的に作業可能。
まずはII型、III型共通の作業として脚回りの工作。 どちらのキットもホイールハブ部分が別パーツでタイヤを回転させることが可能です。 ただしそのままではちょっとぐらつくので脚柱側にプラ板でサポートを取り付け。
II型の作業。
尾輪のドアは開状態用のパーツではなく閉状態のパーツを薄く削った後分割して使用。 この方が見栄えよい。 エンジンカウリングはIII型キットのエンジンを入れるために内壁を彫刻刀で削って拡大。 それでも間に合わないのでエンジン取り付け位置を後に移動。 どうにか収まったけど、若干センターがずれたかも。
キャノピーフレームは面相筆でやりかけて挫折。 マスキングゾルを塗りたくった後フレーム部を切り取って塗装。
III型の作業。
ジャンクパーツから流用したプロペラはハブの部分がオーバーサイズ(1/48キットのだから)。 そのままではスピナー(MATCHBOXのボーファイターから流用)がはまらないので削り取って整形。
エンジンは前後位置の調整のみで無事カウリングに(ギリギリ)収まった。
キャノピーフレームは太目の凸モールドなので面相筆1本で片付いた。 はみ出したところはいつものとおり爪楊枝でそぎ落とせはOK!

塗装とマーキングはキットの指定どおり。
最後の最後にアンテナマストとピトー管を付けて塗装。 ピトー管はどちらも伸ばしランナに置き換え。 長めに切り出して突き当たるまで差し込んであるので結構丈夫。
基本的な組み立てと塗装はこれで完了。→
(主翼着脱可能になっているのでこれで正規状態) ^ ^
100shiki
100shiki
100shiki
(2011/07/31)
細部を仕上げて完成。
動翼部のスミイレと全体へ軽くウォッシング。高速偵察機なのであまり汚さない方がよい。 したがって塗装の剥がれ表現も無し。
塗装中マスキングテープと一緒に表面の迷彩色のみ剥がれて下地の銀が残った所が何箇所かあったけど、 "なんかリアル!"と思いつつも場所や形状が気に入らないので修整してしまった。
忘れてた翼端灯も塗りました(青と赤でべた塗り)。
せっかく完成しても飾っておく場所はないので分解してLSキットの箱に収納。 2機が余裕で収まります。
当初の目論見どおり。
100shiki
100shiki

Back to top of this page.