Modeling Log - Mogami(Fictional)
Update in Oct. 24, 2005

Mogami (TAMIYA 1/700 Conversion)

(2005/02/26)
棚の奥から中学くらいのときに作ったと思われる怪しげな改造艦を発見。 最上級の船体を使用しているのだけど、あまりにひどいものだったので 発見と同時に分解、リサイクルする事にしました。
但し使えそうなのは船体と艦橋、主砲塔くらいしかありません。 とりあえず航空巡洋艦にはしようと思っています(この時点では)。
Mogami
(2005/03/21)
とりあえず設定を考えてみる...
きっかけはミッドウェイ海戦後、索敵能力強化の他に改装される千歳、千代田の穴埋め役も背負わされる。
でも用兵側からは水上打撃力を維持しろと要求される。
...なんて事を考えて改装要領をまとめると...
艦橋より後の上部構造は全て撤去、航空機作業甲板および格納庫にする。
煙突は邪魔になるので空母のように側面へ出す、但し改造規模を小さくするため、 煙路は甲板に出てから横へ曲げる(甲板広くならんじゃないか)。
Mogami
レイアウト検討中
(2005/04/03)
更に欲張った要求を付きつけ突きつけられたと設定、 艦上機または陸上機の運搬能力、および不時着水する艦上機の救難/回収任務などなど。 航空機作業甲板の運搬軌条は陸上機の搭載には邪魔なので、 軌条と同じ高さ(厚み)に床材(リノリウムまたはラテックス)を張る。 (線路の踏み切りのような感じ) 床材の表現には紙を使用、こうすれば傷だらけの甲板の表面処理が省ける。
格納庫は翼を畳んだ零式水偵が2列に並ぶことが出来るとしよう (格納庫長さが未定なので収容機数も未定)。
Mogami
(2005/05/05)
艦橋周りのレイアウトはこんな感じ。高角砲に囲まれて足の踏み場もありませんっ。 何せ他に置ける場所がないんだから仕方ない。
横倒しにした煙突の上にも甲板を設置、ここにも水偵を置きます。 左舷側にはカタパルト、これで合計3基だけど右舷(煙突直後)は使い難いだろうなぁ。
Mogami
(2005/05/15)
格納庫の屋根を仮設。 はじめは前後とも1cmづつ屋根がせり出すようにしてあったのだが、 クレーンなどの邪魔になりそうなのでカット。 後方のも次回にはカットの予定。
(艦上機の緊急着艦にはどのみち長さが不足)
但し、艦全体のシルエットがイマイチ気に入らなくなってきたので、 このレイアウトそのものが変わる可能性あり。
格納庫がうっとうしいので縮小するか位置を前方にするつもり。
Mogami
(2005/05/29)
前回予告通り、格納庫の位置を前方に移動。
接着済みの側壁を撤去、床も張りなおし。カタパルトは艦尾に設置の予定。 更に内火艇やカッターの収納場所が全くなかったので、前方のカタパルトを外側へ 移動し開いた場所を内火艇置き場にしました。
移設する格納庫は煙突上の甲板への傾斜路を通る機体のクリアランスを確保するため 屋根の一部を切り欠きます。この部分の処理はまだ詰めてません。 ジャンクパーツのモザイクである格納庫側壁はばらして作り直してます。 屋根の切り欠き部の処理が上手くいけばかなりカッコヨクなる予定。
でも何もないクリアな甲板もいいな -->
Mogami
このままでもカッコイイじゃない!
(2005/06/05)
格納庫移設に伴う作業色々。 前方の屋根の切り欠きには電動スライドサンルーフ(?)を設置します。 煙突上の甲板は少し広げての軌条レイアウトも変更、 カタパルトは艦尾に移設、航空機作業甲板の軌条レイアウトも見直しです。
マストは3脚にしたかったんだけどセンターの脚の場所がなくて4脚になってしまいました。 その横には水上機と内火艇揚げ降ろし用デリックのマストが立ちます(この辺はイマイチ)。
写真は格納庫をマスキングテープで仮止めしてみたところ。
Mogami
上のほうの写真と比べてみよう!
(2005/06/19)
マストを3脚に変更。 中央の柱は艦橋構造から生やすことにして3脚化。 作業の都合上艦橋は船体に固定してしまいました(もう動かせない)。
Mogami
(2005/07/03)
艦尾に大型クレーン設置(可動)、これは水上機の回収用。 アームはプラ板の切れ端から作成、その他ジャンクパーツででっち上げです。
格納庫左舷の開口部にもクレーンを設置(これまた可動かつ着脱可)、 多分駆逐艦のマストのパーツだったのではないかと...
この部分は前方の内火艇置き場とつながっててここからも揚げ降ろしできる設定。
高角砲の台座は写真の位置に決定、あまり近づけるとお互いの射界をふさぐので。 これだと主砲は左右90度(9時から3時方向)までしか射撃できませんねぇ(^^;
行き場のなかった高射指揮装置は3脚マスト上のフラットへ。 重量的に大丈夫なのかはわかりませーん。
Mogami Mogami Mogami
(2005/07/10)
細かいところをいろいろ作りこみ。
艦橋周りはこれで最終決定。前部マストに高射指揮装置を乗っけてしまったので、 ほかの重量物は後部マストに載せるしかない。 ただ、格納庫天蓋の上なのでやりすぎは禁物(天井抜けたら大変)。 と、思いつつ後部マストもどっさり装備です(こっちは主に電波兵装ですな)。 さらに天蓋後部には銃座を設置、何か乗せないと間抜けだし後方が無防備なので...
Mogami Mogami
何はともあれようやく出来上がりです。後は塗装だけ!
どうせ架空艦なので迷彩もやってしまいます(予定)。
(2005/07/17-18)
塗装を仕上げて一気に完成へ持ち込みます。
その前に機銃を調達。 今回は25mm3連装を7基搭載ですが、PitRoadやWLのリニューアルパーツではなく、 旧キットの余剰パーツを修正して使います。 旧キットスタンダード(?)の機銃パーツの上面を削って、3連装っぽくスジを入れます。 あんまりきれいに削っちゃわないのがポイント、ちょっと凸凹してるのが機銃らしくてGOOD (ほとんど見えないんだけどね)
塗装はMr.カラーの軍艦色、ただし格納庫側壁と艦尾は明るいほうの軍艦色で塗装。 これは巨大な格納庫を目立たなくすると同時に艦種の識別を困難にする欺瞞塗装という設定。
航空機作業甲板は運搬軌条の周りを同じ高さに嵩上げしてリノリウムを張ります。 リノリウムの色は一般的な茶色系では目立つのでグリーン系のものを使ったことにします。 (前甲板までは手が回らなかった)
ちなみに格納庫側壁、天蓋、マストは差し込み式にして着脱可能にしてあります (もちろん模型としてですよ)。

後知恵ですがちょっとばかり考証を...
最終的な仕様ですが、水偵10機(主翼折りたたみ)が格納庫内に収容可能です。 悪天候による損傷がなく整備しやすいことから稼働率は上がりそう。 そのほか前後の航空機作業甲板に3機づつくらいは置けそうですから、 最終的に搭載機数は16機程度ということにします。 これだけ積むと水上機母艦として十分運用可能だろうということで、 艦種は高速水上機母艦(いかにも帝国海軍が好きそうなネーミング)!!
高速といっても千歳型より速いという程度(後述)なんですけどね。
まあ、当時の戦況からして水上機母艦としては活動できなかったでしょう (搭載する機体も不足してるだろうし)。
船体は重量増加(特に重心上昇)に対応するためバルジを装着してます。 排水量としてどのくらい増加なのかは計算できませんので大雑把に+1000tくらいにしときましょう。 速度はもともとが35ktだったので31ktくらいは出せるんじゃないかな(根拠なし)。
Mogami
手前がオリジナルパーツ
Mogami
いつでもこの状態まで戻れます
Mogami
自衛用に水戦3機搭載も可
Mogami
このアングルだと水上機母艦ぽい
Mogami
鈴谷(これも旧キット)と並べると+1000tで収まるのかちょっと不安。
重量的には主砲塔もう1基はずしたいくらいだが前方が軽くなって喫水が浅くなると 直進性悪くなりそう。
ほんとは格納庫などないほうがたくさん積めるし軽くていいのだけど、 ついつい重装備に走ってしまうのでした。

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