Modeling Log - IJN Soryu
Update in Aug. 11, 2012

IJN Soryu (AOSHIMA 1/700)

go last
(2012/03/25)
10数年ぶりに空母の建造開始! アオシマの"蒼龍"(1942)いきます。
最近のキットなので特に問題なくストレートに組めると思います。
まずは左右分割された船体の接着から。 艦首尾をテープで仮止めしてから結合用のパーツを接着。 歪みが出ないように平らなテーブル上で組み付けます。 ある程度固まったところで艦首尾を接着。 さらに艦底板と飛行甲板のパーツを仮止めし、暫らく養生。
その後艦底板を接着。これも船体とずれがでないようにテープで固定。 また暫らく養生させます。
さすがに新しいキットは合いもいいしサクサク組めますね。 表面が若干梨地になっているのが気になるので後で磨くつもり。
Soryu
養生中
(2012/04/08~18)
船体の組み立て進行中。
格納庫の後端、おそらく成型上の都合だと思うけど変な格好だったので修整。 (右写真の向かって左側が修正後。)
そのほか船体側面全体が梨地状なのが気になったので磨いてみた。 表面がきれいになるのは良いけど副作用として舷窓にモールドされていた庇はほとんど取れてしまいました。 どうせ遠目には分からないのでOK。
消磁電路は箱絵やMA誌のバックナンバーの作例を参考に取り付ける予定。(もう少し磨いてから)

今回の目玉は格納庫。キットでは3基のエレベータ付近(の1層目)だけ再現されている。 このパーツの間の部分をプラ板ででっち上げて格納庫(1層目のみ)を再現する。 当然飛行甲板は着脱できるようにします。
作業の利便性を考えて、格納庫は元のパーツにあわせて3つのブロックに分けて工作。 最後に船体に組み付けるつもりなので、最初に十分摺り合わせをしておきます。

搭載機はキットにセットされている数では少なすぎて寂しいので、在庫を総動員。 試しに定数(零戦21機、99艦爆18機、97艦攻18機)+彗星2機を並べてみるとこんな感じ→
こんなにいっぱいどうやって積んでたんでしょう?
格納庫に入れてみると、主翼を畳まないとどうにもならないことがよく分かる。 翼端を申し訳程度にしか畳まない零戦はさぞ扱い辛かっただろう。
Soryu
Soryu
Soryu
(2012/04/22)
船体の消磁電路を伸ばしランナで簡単再現。 左舷側はキットの箱絵を参考に配線、右舷側は左舷を参考に推測で。 伸ばしランナなので太さが不均一なのだが気にしない。
はみ出した接着剤は後できれいにしましょう。

格納庫(上段のみ)のすり合わせもほぼ完了。 床面がぴったりつながるように調整してます。 格納庫の平面形状がどうなっているかはまったく分かりませんので側壁は適当にでっち上げる予定。 後々の修整や追加工作が楽になるので格納庫パーツは船体に接着せず 3分割のまま取り外せるようにしておきます。
Soryu
Soryu
(2012/04/30~05/06)
連休中の成果。
まずは格納庫側壁。 格納庫パーツの側壁の高さにあわせた幅でプラ板を切り出して取り付けるだけ。 あとは適当に支柱やドアを付けておしまい。 前端部分だけ船体パーツ内側をそのまま側壁とします。
前後のパーツとの接合部に支柱を付けておくと継ぎ目が目立たなくてよろしい。
さらにいろんな配管とか付けるとそれらしいんだろうけど手間に見合う効果はなさそうなのでパス。

小物類も並行してやってます。
艦橋は窓の部分をピラニア鋸で切り込んで開けてみた。 ちょっと雑な工作だけど雰囲気はよい。
船体側面はさっと下塗り後に銃座などのパーツを取り付け。 昔のキットに比べて精度が抜群によいので位置や角度がぴたっと決まって気持ちよい。 銃座の下に付く支柱は別パーツなのであとで取り付け。
外国の空母はもう少しすっきりしてるけど、日本の空母の側面はごちゃごちゃしてます。 なんでこんなに複雑な形状なんでしょうかねぇ...
そこが面白いとも言えるけど。

飛行甲板の板貼り部分にライトカーキをさっと塗って仮組み。 モチベーション維持のためにも時々こうして眺めることが必要(^ ^)
ちなみにエレベータ上面と格納庫床面はニュートラルグレイにしました。 格納庫側壁はシロ。

搭載機のうち在庫分の99式艦爆は主翼の日の丸の書き込み位置がよろしくないことが判明したので塗装やり直し。 折り畳み位置の外側に書き込むのが正解らしい。
水性ホビーカラーの明灰白色が昔塗ったときと色調違う!! 変質しちゃったのかな?

連休で帰省中も作業を続けるための運搬手段も用意。 ある程度組み立てが進んだ状況で船体を固定して収納できるようダンボール紙でベースを作成。 ベースに開けた穴に船体をピタッと収めれば簡単には外れません。 完成後の保管にも使うつもりで引き続き改善の予定。
位置がセンターからずらしてあるのは後々"飛龍"(アオシマ旧版)も収納させるため。 箱がでかい(背も高い)ので2隻余裕で入ります。
Soryu
Soryu
Soryu
Soryu
(2012/05/13)
搭載機を買い増し。 現在保有のものは本来"飛龍"および"龍驤"の搭載機なのでどうしても不足する。
急遽フジミのシーウェイモデルの搭載機セットを購入。 本当は昔からあるWLシリーズの前期セットがよいのだけど見つかりませんでした。
フジミのセットは零戦21型、97式攻、99式爆、天山各16機セットに日の丸デカールつきで630円だったので超お買い得! 97式と99式はWLのセットと同程度の出来なのでまあOK。 しかし、零戦は翼幅が足りずまるで52型、おまけに翼が厚すぎ! これでは使えません。
(天山は今回使わないのでよく見てない...)
1/700搭載機も最近はいろんなメーカから出ていますが凹モールドの為か翼が厚くなってるのが気になります。 ここはやはりWLの前期セットを探します。
Soryu
(2012/06/17-24)
相変わらず搭載機でもたついてます。
フジミ版の99艦爆と97艦攻は垂直尾翼の形状と厚みに不満があって全機修整。 不足する零戦もWLの前期セットを購入してどうにか数がそろった。
早速、水性カラーでペタペタと塗装していたんだけど乾きが遅いのにうんざり。 ほとんど終わりかけてたが、細部のタッチアップ作業が憂鬱になったのでMr.カラーでやり直すことにした。 ただいま全機シンナー風呂に入浴中。
本体の方の作業がほとんど止まってますが、艦橋上の指揮装置を差し込み式にしたりとかちょっとづつ進んでます。
ついでに旧作の"飛龍"の近代化改装を始めたので、完成はさらに遅れる見込み。
Soryu
(2012/07/08)
零戦21型の不足を補うため、昔々翼端を切りとばして32型にしたものを21型に再生。 翼端をただ延長しても面白くないし綺麗に出来そうもないので折り畳み状態を再現。 まあそれらしく見えるだろう。
塗装は随分前に再塗装したそのまま。灰白と濃緑の3機づつ。 ミッドウェイ海戦くらいまでは零戦の塗装は灰白色だったらしいが、細かいことは気にしない。
ちなみに日の丸はタミヤのペイントマーカーの先端を細く削って手書き。 上手くいかないことが多いが、昔はデカールなんて付いてなかったから仕方がない。 今回買ったWLの前期セットはデカールが付いていて助かりました。
Soryu
(2012/08/06~11)
夏休みに入ったので一気に完成を目指します。

並行して改修に入った"飛龍"(旧版)では飛行甲板を外して (こんなこともあろうかと外しやすいようにしてあったのだ。)メンテナンス。 "蒼龍"を参考に飛行甲板裏面のトラスをプラ板で再現。 どうせ裏面なのでちょっと覗いてそれらしく見えればOK。
旧版では船体側面後部のダクト類が一部省略されているようなので、 模型誌の作例(もちろん新版)と図面を参考に追加。 位置が違うのもあるけどこれは修整困難なのでパス。
高角砲はピットロードのパーツの複製砲架に伸ばしランナの砲身だったのをWLのパーツセットものに換装。 飛行甲板では板張り部分をタッチアップし滑走制止索を作り直し。 そして日の丸の描き込み。輪郭はカラスグチで描いたあと内側を筆塗り。 赤はMr.カラーのシャインレッドで。薄めに塗って下地の白線が透けるようにしてみた。 まあいい感じになった。

で、肝心の"蒼龍"。
飛行甲板前方の遮風柵はどう見てもその収納部のみ再現されているようにしか見えないので本体をプラ板で再現。 マスキングテープでヒンジを作って固定しました。(ちょっと浮いてるけど)
甲板の白線はデカールがあるのはいいとして、大判なので貼るのが難しい。 作業しやすい大きさに切ってから貼りました。 (そのせいかちょっとガタガタになった) 滑走制止索も遮風柵と同様な感じなのでこちらも自作。
飛行甲板は接着しない(格納庫があるので)ため、着脱時に邪魔になるアンテナマストも差し込むだけで接着しない。 四角い板状にモールドされたヤードはプラ板と伸ばしランナで作り直し。 これでだいぶ見栄えがよい。
こちらも高角砲もWLのパーツセットを使用。 取り付け穴の拡大と砲架側の軸の延長、干渉する飛行甲板をちょっと削ったりの調整を実施。

どちらの艦も艦橋は差し込み式に改造、"飛龍"もマストも差し込み式にした。 飛行甲板の着脱や将来の改修のときに便利。

そして完成(としておこう)
Soryu
Soryu
Soryu
Soryu
Soryu

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