(2005/09/17-19) Spitfireに続き蛇の目シリーズです。 今度はAIRFIXのTyphoonとMATCHBOXのTempest。 Typhoonは1960年代、Tempestは1970年代といういにしえのキットであります。 でもこういうキットのほうが作ってて楽しいですよね(出来上がりは別として...) まずはTyphoonのパーツ修正、古いキットなのであちこちおかしいです。 主翼上面のバルジ(機関砲)は位置も形も違うので作り直し。 その影響でパネルラインやリベットのモールドが消えてしまうので、 全面的に筋引き直しです。 20mm機関砲も図面や写真と比べると銃身1本分内寄りな感じなので外側にずらします。 主翼下面の爆弾ラックも形が変なので取っちゃいました。 そのほか機首ラジエターのアウトレットと尾輪収容部が開口されていないので穿ります。 それからプロペラを後付けできるよう回転軸押さえを作っておきます。 Tempestのほうは比較的問題なくできそうです。 パーツの合いはいいので現段階ではヒケを埋める程度の工作です。 コクピットは覗いて見えそうなところだけそれらしく。あとはパイロットでごまかします。 MATCHBOXのほかのW.W.IIの機体ではマスクしてないフィギュアが普通だが、 Tempestについてきたパイロットフィギュアはちゃんと酸素マスクをつけてます (わけは"世界の傑作機"などを見て)。 きちんと考証されているということですね、すばらしい! |
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(2005/09/23-25) Typhoonの主翼の工作。表面の筋彫りは資料を参考にほどほどに。 裏面には薬莢排出口を作ります(位置は余り正確ではない)。 上下面を張り合わせ 補助翼はせっかく別パーツなので少しだけ差動させてあります。 ラジエター部にはキャブレター吸気ダクト(多分)を追加、 内部も筒抜けにならない程度にプラ板で隠します。 Tempestのラジエター部にも目隠しのプラ板を追加しました。 両機ともコクピット内部を塗装し左右胴体パーツを張り合わせて だんだん形になってきました。 |
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(2005/10/08-10) Typhoonの胴体の継ぎ目がなかなか消えなくて大変。 AIRFIXのTyphoonは尾部の補強版が表現されてないので工作します。 実機写真を見ると薄い板でパッチを当てたような感じです。 薄い感じを出すため紙で再現しました。 また、Typhoonのキャノピーは妙に背が高くて実感がありません。 穴が開かない程度にやすりで削って形を整え、きれいに磨きます。 肉厚あるので はじめはTempestのキャノピーをヒートプレスでコピーして使おうかと思いましたが (どうせ実機も同じだろうと思った)、どうやら形が違うみたいなので断念です。 胴体とのフィッティングもよくないのでパテ盛ったりして調整します。 主翼と胴体もドッキング完了。継ぎ目の処理は次回... |
![]() ![]() 手前が整形したTyphoonのキャノピー |
(2005/10/23) Typhoonのウィンドシールド正面の角度がちょっと曲がっていたので、 修正していたら"ばきっと"割れてしまいました(; ;) 仕方なく透明プラ板で付け替えです。 でもおかげできれいな平面が出て見栄えはよくなりました。 塗装はMr.カラーの特色セットです。 少し白を混ぜたほうが良いといわれていますが、面倒なのでこのままです。 どうせ色調は光源の具合で変わりますから、塗料本来の色で良いと思います。 室内の蛍光灯と晴天の日光ではまったく明るさが変わります。 |
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(2005/11/06) 機体の下塗り完了。英軍機の迷彩はパターンが決まっているようで各機微妙に違うので困ります。 typhoonは"世界の傑作機"にAIRFIXキットのマーキングそのものの機体の写真がありますが、 胴体左側は写っていないのでわかりません。 tempestも同様で複数の機体の写真を参考にするとパターンがつながりません。 |
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(2005/11/20) 機体の塗装おおむね完了です。 やはり私にとってRAFの迷彩は鬼門です。なかなかきれいにできません(; ;) しばらくペーパーがけとタッチアップの繰り返しが続きそうです。 しかも機体以外の部分の作業はほとんど手付かず。 Typhoonの主脚は作り直したいのだがもちろん手付かず... |
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(2005/12/04) Typhoonの主脚を自作しました。 脚柱はEvergreenやTamiyaのプラ材を組み合わせです。 主翼への取り付け部分には強度を考えて真鍮線を埋め込みました。 主翼側も取り付け穴を一旦プラ材で埋めて穴を開け直します。 収納部ドアもパーツを型紙代わりにしてプラ板から切り出しました。 タイヤはキットのものをそのまま使います。 |
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(2005/12/18) Typhoon用のパイロットを準備。 このキットは古すぎて例の素晴らしいパイロットではありません。 今回はMATCHBOXの未使用フィギュアを使い、伸ばしランナーとパテで酸素マスクを装着させます。 分厚いキャノピー越しなので、なんとなく感じが出れば良いでしょう。 腰の帯は手塗りでやってみました(tempestはデカール)、帯の後縁は補強板にかかるため 凸凹してしまいました。 |
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(2005/12/24,25) Typhoonは尾輪収納部を開口したので取り付け部も削りとられているので、 取り付け部をプラ棒で作成しました。尾輪取り付け部は真鍮線で強度確保します。 棒の上端が胴体上面内側に当たる様になっているので強度も十分のはず。 尾輪自体はキットのパーツを整形して使います。 機体は塗装とマーキングを完了させました(あっ、翼端灯はまだだった...)。 迷彩の仕上がりはイマイチだけど遠目にはわからない程度になってます。 しかし、グレーとグリーンの迷彩だけだとパッとしないんですが、 ラウンデルが入ると締まりますねー。 年末突貫工事で年内完成をめざします(できるかな)。 |
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(2005/12/31) 大晦日に何とか完成しました。 Tempestの主脚は取り付けにちょっとガタがありましたが強引に接着しました。 主脚ドアは縁だけ削って薄く見えるようにしてます。 Typhoonの主脚はゴム系ボンドで接着、瞬間接着剤よりは衝撃に強そう (ていうか手持ちの瞬着が固まってて使い物ならなかった)。 ピトー管はパーツ化されてなかったのでプラ材で適当に自作。 ホイールハブはのっぺらぼうなので塗装でごまかしました。 どちらもプロペラは薄く削ってみました。 キャノピーフレームは手書きで、こちらもゴム系ボンドで接着(曇りにくいから)し、 隙間を溶きパテで埋めました。 完成させてから改めてみるとやっぱりかっこよくない(^_^;) Spitfireのあとだからかなぁ |
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