Modeling Log - Heinkel He-219 & Focke-Wulf Fw-189
Update in Apr, 19. 2009

Heinkel He-219 (DRAGON 1/72) & Focke-Wulf Fw-189 (AIRFIX 1/72)

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(2008/10/05)
ちょっと前からブログではレポートしてましたが、今日から本格作業開始です。
まず、He-219のコクピット。 バラストにする鉛板をあちこちに仕込んだ後、内部を塗装。 水性カラーのフィールドグレーで塗装したので、細部は乾燥を待ってからです。
キットの説明書ではシートの座面をRLM02で塗装するよう指示されてますが、 なんか変だな。
今回も主翼は着脱可能にします。
手始めにHe-219の主翼取り付け部に使用するスパーを作成しました。 Me-410よりは一回り大柄の機体なので、プラ板とプラ角材でがっちりしたものを作りました。 これを胴体に埋め込み、主翼内翼部のソケットにはめ込むようにします。
特に設計図は引いてません、現物あわせで作ってます。 (商品ではないのでこれでいいのだ。)
Fw-189のキットはHe-219よりは素性が良いので、 コクピットの作りこみだけでかなり良くなりそうです。 (資料無いんですが...)
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(2008/10/13)
連休なのでちょっと進捗あり。
主翼側のスパー取り付け部(ソケット)を工作。 左右がずれないようにテープで固定して位置決めします。 また、スパーが機体中心線に直角になるよう角度にも気をつけます。
今回はソケットの側壁部分のみプラ板で工作、上下面は主翼パーツそのもので構成します。 そのための削り合わせがちょっと大変だけど、主翼パーツに当たらなくすれば十分。 (ぴったりにする必要はありません。)
上下の嵌め合いはスパーの高さで調節します。
胴体側ではスパーの高さを決めるためのプラ材を取り付け。
実際に主翼を仮組みしてスパーの位置を決めましたが、やっぱり左右の主翼取り付け位置がずれてます。 左右別々に決めたスパーの高さが合いません。 ずれは0.5mm以下だと思いますが、組んでみるとスパーは見事に傾きます。(; ;)
対策としては。
1)無理やりスパーを水平に取り付ける。
-> 主翼付け根部の整形が大変だが正面から見たとき主翼が真っ直ぐになる。
2)スパーを左右に分割し高さをずらして取り付ける。
-> スパーの強度が若干低下し主翼の位置がずれるけど整形は楽。
やっぱり(1)をやるべきなんだろうな...
ちょっと憂鬱になったので、コクピットの塗装に逃げた。
特に追加工作はしないでストレートに組んでます。 計器類は爪楊枝の先に塗料をつけてチョンチョンとやって誤魔化してます。 それでも何とかなるものです。
シートは合成皮革で色はまちまちだったようなので、適当に茶色系で塗りました。 レーダーのスコープは1つだけ。まだ仕様を決めてないのでもう1個つけるかどうかはわかりません。
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(2008/10/26)
胴体側のスパー取り付け部を工作。
前後位置を決めるためのプラ材を取り付け。 ただし、これも左右別々に作業しているので多分位置がずれてます。 最終的には胴体左右パーツ接着後微調整が必要です。
スパー自体もプラ材継ぎ足して延長しました。 バラストでかなり重くなってますので、 主脚取り付け部辺りまで伸ばして重量を支えるようにします。
コクピットにはパイロット乗せようかと思いましたが、適当なのがなくて断念。 代わりにマスキングテープでシートベルトを再現してみました。
テープを細切りにしてシートに貼っただけです、金具などの再現は無し。
(経年変化でどうなっちゃうのかちょっと不安...)
コクピットが出来たのでさっさと胴体左右を貼りあわせ、スパーも取り付けてしまいました。 当然ですがスパーの取り付けは水平、直角に注意して慎重に行ないます。
しかし、延長したスパーが(見かけ上)ちょっと長すぎるかなぁ...
収納時に困るかも。
Uhu

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(2008/11/03)
He-219主翼着脱機構最終組み立て。
エンジンナセル内の主脚取り付けパーツの上にプラ材を貼り付け。 スパーがこの上に乗っかるようにして、機体重量をスパーで支えられるようにします。 微妙な調整はスパー側を削って行ないます。
スパーの両端は1cmちょっと余分になるので短縮。収納時の心配もちょっと軽減。
気休めにエンジン部分にも鉛板を少し入れてバラストの足しにします。
主翼上下面を接着、暫くそっとしておく間に水平尾翼も取り付けました。
胴体後半が若干捩れてしまったので、主翼スパーを基準に角度を決めます。
一方、Fw-189ですがコクピットの良い資料が見つからないので、他の部分からはじめます。
左右の胴体(エンジンと尾翼を支える部分)に輪を嵌めたようなモールドがありますが、 実機写真では確認できなかったので削り取ります。 周りのリベットのモールドをつぶさないようにしないといけないのですが、 ペーパーかけて仕上げるのにちょっと困ります。
どのみち左右パーツを合わせてからになるのでさっさと接着してしまいました。
さらに主翼部分の工作。 着陸燈の透明パーツを取り付け、保護のためにマスキングゾルをたっぷり塗っておきます。 内翼部後縁のモールドがかけた部分はプラ板で補修。これも仕上げはあとで。
爆弾ラックの隠し穴を開けたあと、他に加工する所はないので上下面のパーツを接着。
何故か今回はハイペースです(^^)
Uhu

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(2008/11/16)
ネットで画像検索してFw0189のコクピットの資料を見つけたので、早速作業開始。
まず、キットのコクピットおよび機内のレイアウトはかなり違ってます。 操縦席は中央部ではなく左側に寄っています、床ももっと低くフラットのようです。
そこでまずキットの中央胴体パーツの床を切り取り、主翼桁を仕込みました。 そして床面パーツを分割して平らにつなぎ、主翼桁の前後に取り付けます。 かなり雑な仕上がりですが、まあこんなもんでしょう。
また、後部キャノピーパーツに意味不明の切り欠きがありましたが実機写真にはありません。 成型不良にしてはきれいに切り取られているので、多分金型の設計ミスでしょう。 曲面なので透明プラ板で大まかに埋めた後、セメダインC(乾燥後の透明度が高い)を盛り付けておきます。
ところで、長いことFw-189の中央胴体とBv-141の右胴体は同じものを共用してるのかと思ってましたが、 このキットと同じくAIRFIXのBv-141のキットを見比べて初めて別物だとわかりました。 (基本的には同じ構成なんだけど...)
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改修前
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改修後
(2008/11/24)
Fw-189のコクピット続き。
フットバーとサイドコンソールを追加しました。 操縦桿とシートはキットのパーツを流用です。 ネットで見つけた資料で判るのは操縦席周りだけなので、他の部分は想像でそれらしく...
しかしこの操縦席の視界は抜群ですな。
キャノピーの透明パーツは傷や欠損を補修。 元の透明度がものすごく良かったのですが、 補修部分をコンパウンドでいくら磨いても元通りになってくれません(; ;)
胴体パーツの継ぎ目消しも面倒、せっかくのリベットが消えてしまう。
He-219の方は凹モールドなので胴体の継ぎ目を消すのも気兼ねなく出来ます。
背面の斜銃は穴が開いているだけなので、伸ばしランナで銃身を仕込んでみました。 もちろん銃口も開けてあります。なかなかいい感じだけどパッと見はまったく判りません。
Uhu
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(2008/12/07)
Fw-189の主翼着脱はキットのパーツ分割をそのまま利用。
主翼パーツのタブ差込部分を加工して嵌め込み式にします。 主翼中央翼は上下面で分割されてしまいますが、他に良い手がありません。
ただし、主脚は胴体側に残るので胴体用の架台は必要なくなります。
このほか、尾部と背面の機銃(多分MG15)の予備弾倉をプラ丸棒から作りました。 機銃本体の弾倉も作り直しました。
パイロットフィギャも準備中ですが実際に乗せるかどうかは未定。
He-219は胴体の架台を作成。今回もキットのランナーだけで作りました。 これでバランスの確認も簡単になりました。
もう少しバラストが必要な感じ。→
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(2008/12/21)
Fw-189の中央胴体と尾翼ブーム部を接着。
主翼着脱部分の調整やりました。 着脱は主翼上面パーツを外側に引き抜くようにして行ないます。 そのときエンジンカウリングに当たってしまうので、主翼パーツ側をちょっと削りました。
この部分のパーツの合いは良好なので特に問題ありません。
胴体と内翼下面の合わせ目はちょっと段差が出ます、 ヤスリで平らにしてフラップのモールドを入れておきます。
この状態だと何だか宇宙戦闘機風→
He-219の方はバラストの調整。
尾翼パーツが意外に重い様で、バラストがぜんぜん足りません。 コクピット後方やエンジンカウリング内に鉛板をかなり付け足しました。 かろうじてお尻が浮きました。
あとでプロペラとか前輪つければ落ち着くでしょう。
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(2008/12/29--2009/01/04)
正月休みはFw-189の作業が中心となりました。
まずは主脚収納部。キットでは収納部の左右の扉と主脚取り付け部が一体となっています。 扉の取り付けがしっかり出来てよいのですが、収納部全体がパーツでふさがれてしまい実感に乏しいです。 そこで、パーツから不要な部分を切り取りました。かなりいい感じになります。
主脚の車輪は回せるようになってます。こうでなくっちゃ!
次いでコクピットの仕上げ。
プラ棒をぶつ切りにしてMG15機銃の予備弾倉を何個か作り、適当に並べておきました。 (位置は想像で、この辺にあればよかろうレベル)
計器板はキャノピー天井についているので、これも適当に再現しておきました。
(どうせよく見えない)
フィギュアはキットのものを使用。 パイロットはそのままですが、尾部の銃手は一体成型の両手足を分けてあげました。 上半身しかなかった背面銃手(偵察員?)もジャンクから上半身NGのパイロットを見つけて合体。 そのままではキャノピーに当たるので少し前かがみに修正しました。
エンジンカウリング正面の横にある開口部は位置がちょっと高いので下に移しました。 形状がみんな違うのは工作が下手くそな為(^_^;
本当は中央の開口部も形状が違う感じ(もう少し下まで開いてる)だけど、そこは省略!
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(2009/01/12)
機体の塗装に入ります。 Fw-189はまず全体にダークグレイを塗ってから、 ブラックグリーンで迷彩パターンを塗るつもり。
下面はもちろんライトブルーですが、タミヤの水性カラーなので 上面の塗装が終わってからになります。 意外と隠ぺい力があるので上面色の上から塗っても気になりません。
今日のところはダークグリーン塗ったところでおしまい。
He-219は全面RLM76です。塗料を薄めすぎたのか、下地が透けてしまいます。 もう少し重ね塗りが必要。
こうして色がつくと雰囲気出てきました。
Uhu
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(2009/01/25)
Fw-189の迷彩塗装は説明書の塗装図を参考にテープでマスキングして筆塗り1回で止めました。
マスキングしたまま重ね塗りすると境い目の段差がきつくなるので、ここでテープを剥がしてしまいます。 このあとの重ね塗りやタッチアップは手作業です。
He-219の塗装もほぼ完了。
主翼の架台も出来ました。 ただし、この様に縦に置くと結構背が高くなってしまいます。 これでは完成品をしまってある棚に入りません(; ;)。 横に寝かすしかないですね。
あとは小物パーツを組み付ければ完成です。
Uhu
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(2009/02/22)
Fw-189を集中的に作業。
キャビン尾部の銃座を作成。実機写真をもとに銃架をプラ材ででっち上げました。
実機ではこの円錐形部分がくるくる回っていろんな方向に撃てるようです。
いかにもドイツ式の凝った仕掛けですね。
尾輪は水平尾翼の中央部にあります。なぜブーム後端に付けなかったのは謎です。
パーツは取り付け部分に不安があるのでちょっと補強を入れました。
収納部の扉は、キットのパーツでは厚すぎるのと途中で折れ曲がるのが再現できてないので、プラ板で自作。
銃座が出来上がったので、乗員を乗せてキャノピーを取り付けました。
今回も透明なゴム系ボンドを使用。 多少すり合わせが悪くてもくっつくので重宝します。
そうは言っても多少の隙間は出来てしまいました。 とりあえず溶きパテ(サフェーサー)をすり込んでおきます。
キャビン下面のアンテナマストが省略されているので追加しました。 アンテナ線の引き込み部がどうなってるかわからなかったので、アンテナマストだけです。(^^)
キャビンは出来上がったので、主脚、プロペラ等を取り付けて組立工程は完了。

He-219も迷彩塗装が完了。
始めはあっさり目にしようとしていたんですが、やってるうちに濃密になってしまいました。 場所によってパターンに微妙な違いが出てしまいましたが、これくらいはOKでしょう。
これで、塗装の邪魔になるので後回しにしていたアンテナなどの小物パーツの取り付けに入れます。
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(2009/03/08)
He-219のレーダーアンテナマストの取り付け。
キットのパーツは取り付けが不安定です。 胴体側の取り付け穴の向きとアンテナマストパーツの取り付け部の向きが合ってません。 ピンバイスで胴体側の穴を空け直して取り付けました。 接着剤が固まりかけてきたところでパテを塗りつけて強度の足しにします。
このまましばらく放置して、その間にFw-189の仕上げをします。
といっても、デカールを貼って即完成です。
取り外した主翼はそのまま機体に乗せておきます。
He-219は主脚、前脚の取り付けも完了。 バランスをチェックすると、まだお尻が重いようです。 コクピットのキャノピーの有無で尻餅を付く微妙なバランスです。 エッチングのレーダーアンテナ付けばバランス的に落ち着くかな?
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(2009/03/22)
He-219のレーダーアンテナ作成。
機首中央に付くアンテナのエッチングパーツを折り曲げるときに千切れてしまいました。 焼き鈍しはしたつもりですが、 細いアンテナパーツを折り曲げる上に捻らなければならないので簡単に切れてしまいます。 仕方なくプラで自作。
外側のアンテナは折り曲げの必要ないのでそのまま接着。 ゴム系のボンドで取り付けました。(瞬間接着剤が手元にない)
おかげで、この連休で完成の予定がだいぶ遅れそうです。
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(2009/04/05)
外側に付くレーダーアンテナですが、エッチングパーツではどうも実感ありません。 伸ばしランナで作り直した中心部のアンテナと比べると板状で立体感が乏しい感じ。 こちらも伸ばしランナで作り直します。
また、アンテナマストの取り付け強度も不安だったのでちょっと修正。 取り付け部に軸を仕込んでしっかり角度が決まるようにします。
切り出した伸ばしランナを直角と平行に気をつけながら取り付けます。 接着剤が乾燥する過程で角度が曲がったりするので、とりあえずはこれで様子を見ます。
その合間に、キャノピーフレームの塗り分け、プロペラスピナーや脚収納部ドアなどの塗装も完了させました。
アンテナ角度の最終調整が済めば完成となります。
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(2009/04/19)
アンテナの角度を調整。無理に直そうとすると折れてしまうのでほどほどに...
キャノピーを取り付けて完成。ですが、キャノピーと胴体の合いがイマイチです。
バラストが足りないので前脚収納部に鉛板を付けたして何とか三点着陸。 ギリギリのバランスなので主翼をはずすと尻餅をつきます。
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