2001/10 20-31
Last Modified : 12/08 17:00

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2001/10/20 (Sat)

#1 本日のまくら

不正なメールがパタっと止んだ。不気味な静けさだ。あらぬ疑いを抱くように なってしまった。もしかして…。

#2 2001年10月公演レポート/グループる・ばる「昨日今日明日 〜ああ結婚〜」

10月18日ソワレ、新宿THEATER/TOPSにて、25日まで。

公演情報はこちら。

結成から、15年。そのときの取材に、威勢よく応えてくれたお姉さんがたが、 いくぶん丸くなったものの(体型ではない)、そのままそこにいた。そして、余 裕、遊びのある芝居づくりは、とんがっていた15年前にはなかったものである。

まず、岡本麗が、“すだれハゲ”のカツラを着けて現れたときに、この芝居は 成功したと思った。缶ビールを片手に持った、そのくたびれた中年のサラリー マン姿は、舞台でしか出逢えないハレ(ハゲではない)の気分にさせてくれたの だ。芸達者な3人だけに、夫婦役をひとり二役で演じる今回のアイデアがいき た形だ。松金よね子は、タクシーの運転手で、故横山やすし似のいわゆる“河 内のオッサン”風、田岡美也子は、町の自動車工場の社長で、これまた“ハゲ カツラ”が似合う。団地内のご近所どうしである、この3組の夫婦と、行きつ けのスナックのママとその恋人(こちらも高山広のひとり二役)、そして外国語 教師であるブルース(マイケル・ネイシュタット)による、心温まるコメディで あった。

2001/10/22 (Mon)

#1 本日のまくら

NHKの深夜の再放送枠を時々見る。昨夜は、BSの再放送「マンガ夜話」で、ち ばてつやの「あしたのジョー」を取り上げていた。パネラーの、いしかわじゅ んや夏目房之介らの発言が面白く、深夜2時すぎだというのに、目がさめてし まった。

曰く“「あしたのジョー」は、少年まんがから劇画への転換が実験された作品 である”(ちょっと記憶を頼り)。なるほど、このような発言を聞いて納得した。 実は、小学校の高学年の頃、わたしは、「あしたのジョー」の途中で、少年マ ガジンなどを読まなくなっているのである。つまり、子どもだったわたしには、 大人の世界が強くなりすぎて、ついていけなくなったということだ。その結果、 “まんが雑誌が、学園紛争のただ中にいた、高校生、大学生に読まれるように なっていった”という意見にも納得。

また、いしかわじゅんの“少年まんがで、鼻の穴が初めて書かれたコマ”だの、 夏目房之介の“「あしたのジョー」の劇画化への道”などの実に細かい分析に も感じ入った。

#2 2001年10月公演レポート/結城座「くぐつ草紙」

10月19日初日ソワレ、下北沢ザ・スズナリにて、28日まで。

公演情報はこちら。

最近見た芝居は、制作期間が、9月11日の“米国同時テロ”と重なっていたた めか、パンフレットでは、必ず件の事件に触れている。この公演も、川村毅が、 テロを経たメッセージをこめた作品となった。

主人公のナナ(中川安奈)は、森の人形師によって樹霊から生み出された。争う 人の心の声を聞き取れる特殊な能力が備わっているため、黒服という政府の諜 報委員に雇われる身となる。ナナの使命は、この世の悪と戦うこと。だが、彼 女は、荒れる学校で、ひとりの生徒の死を救うことができず、その使命感を失 いかける。ナナをさらに試練が襲う。王国内の争いに巻き込まれ、黒服ととも に捕らえられてしまうのである。そんな中、その王国の王子に助けられ、自分 の生まれた森に逃げ込んだナナに真実が告げられる…。“正義”の危うさに悩 む主人公は、まさに世界が直面していること。川村は、ストレートに切り込ん できたが、まだ、人形たちと絡み合っていない感じだ。それが初日だったせい かはわからないが。

以前、わたしが「航海日誌」で 書いたとおり、 スズナリの芝居を見るなら、桟敷席に限る。今回は特に、人形芝居だからとい うのもある。そして、中川安奈は美しい。ヒーロー、ヒロインという言葉には、 手垢がついたような気がする昨今だが、彼女が演じるとそれが感じられない。 得がたいキャラクターだ。

#3 NEWS/セゾン文化財団、「2002年度《現代演劇・舞踊助成》」公募開始

日本の現代演劇・舞踊芸術への助成活動を行なっているセゾン文化財団が、 2002年度の《現代演劇・舞踊助成》の公募を開始した。対象は、2002年4月よ り2003年3月までに開催される事業。詳細は、下記連絡先へお問い合わせを。

【連絡先】
財団法人 セゾン文化財団 事務局
〒104-0061 東京都中央区1-16-1 東貨ビル8F
 e-mail:foundation@saison.or.jp
    URL:http://www.saison.or.jp/
    Tel:03-3535-5566 Fax:03-3535-5565
[受付時間:月〜金・午前10時〜午後6時]


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2001/10/23 (Tue)

#1 本日のまくら

タイニイアリスが発行する小劇場の新聞「I AM ALICE」に、わたしが書いたト ンスン舞台のレポートが掲載される予定だ。発行は、年末になるようだが、そ のWeb版が先行して公開されている。以下のURLでご覧いただきたい。

タイニイアリス トップページ

I AM ALICE トップページ

直接わたしの原稿へ

#2 2001年10月公演レポート/流山児★事務所「幕末2001」

10月22日ソワレ、下北沢本多劇場にて、28日まで。大阪、九州などで公演あり。

公演情報はこちら。

榎木孝明主演、山元清多作、流山児祥演出の組み合せに、南野陽子が加わった。 果してどのような作品になるのか、ちょっと“恐いもの見たさ”の気持ちがあっ たのは事実。だが、それは杞憂で、いろんな意味でいい作品に仕上っていた。

ひとつは、脚本の巧みさ。西南戦争を題材にした芝居の稽古をするという、入 れ子の構造は、よくある手法だが、台詞のやりとりの中で、一瞬に時代が入れ 換わる、こんな鮮やかな時代のさばき方は、見たことがない。おそらく脚本は 読んだだけではわからないだろう。演出の力と、俳優の理解も十分に助けてい る。

もうひとつは、大きな歴史観の中で、今回の題材を扱っていること。征韓論で 破れた西郷隆盛と、彼に従ったこの作品の主人公、中村半次郎や元薩摩藩の浪 士らが、西南戦争で非業の死を遂げたことを通して、日本の歴史の転換期をき ちんととらえ直そうという試みなのだ。2001年9月11日が、世界の歴史の転換 期なら、実は、それと同じ意味を持つ転換期が、日本では明治維新前後に起き ていたのでは。そういう問いかけが、この作品にはある。明治維新というのは、 肯定的に見られがちだが、今の日本を考えるうえで、負の部分をさらに掘り下 げなければならないと、わたしも思う。

このシリーズに、すっかりはまってしまったのか、中村半次郎を演じるトシ役 の榎木孝明が、変な魅力をふりまいている。こう楽しそうに、狂ってもらえる と、見ている方もうれしい。半次郎の恋人、タミ役の南野陽子も、意外な出会 いだった。現実世界ではストリッパー、幕末の京都では芸者という、色気のあ る役がはまっていたのだ。ただ、アイドル声になってしまう歌だけが残念だっ た。

「幕末2001」
左から南野陽子、榎木孝明 写真提供:流山児★事務所

#3 2001年11月公演/人形劇団プーク「あやとじろきちおおかみ」「オルゴール劇場」

▼11月10日(土)・18日(金)・23日(金)・24日(土)10:30/2:00
   11日(日)・25日(日)10:30
   17日(土)3:00
▼12月 1日(土)3:00
    2日(日)・8日(土)10:30/2:00

会場 新宿プーク人形劇場
料金 全席自由 3000円
問い合わせ 人形劇団プーク TEL 03-3370-3371
http://www.mesh.ne.jp/puk/

中央児童福祉審議会の年間グランプリ受賞作と、劇団創設者川尻泰司の人形ボー ドヴィル作品の2本立。


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#4 2001年12月公演/人形劇団プーク「12の月のたき火」

▼12月22日(土)〜26日(水)
10:30/2:00

会場 新宿プーク人形劇場
料金 全席自由 3000円
問い合わせ 人形劇団プーク TEL 03-3370-3371
http://www.mesh.ne.jp/puk/

マルシャークの「森は生きている」の原作ともいえる、スロバキアで語り継が れた昔話を人形劇に。


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#5 2001年12月公演/シアターコクーン「四谷怪談」

▼12月8日(土)〜2002年1月10日(木)
火曜・木曜・金曜6:30 水曜1:30/6:30 土曜1:00/6:00 日曜1:00
※12/8(土)6:30、12/23日(日)・1/4(金)1:00/6:00、1/3(木)1:00、12/14(金)貸切、
月曜・12/25(火)・26(水)・1/1(火)・2(水)休演

作 鶴屋南北
演出 蜷川幸雄
音楽 東京スカパラダイスオーケストラ
出演 竹中直人/藤真利子/広末涼子/高嶋政伸/村上淳/田口浩正/持田真樹/他
会場 渋谷シアターコクーン
料金 S9000円 A7500円 コクーンシート4500円
問い合わせ Bunkamura TEL 03-3477-3244
http://www.bunkamura.co.jp/

個性派がずらりと揃った俳優陣と東京スカパラダイスオーケストラのマッチン グがユニーク。蜷川幸雄自身が伝説的公演をぶち壊す。


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#6 2001年10月公演/京都アトリエ劇研

劇場スケジュール届く。

http://www.gekken.net/


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#7 2001年11月公演/セゾンシアタープログラム「Dreamtime in Morishita Studios」

《group A》
▼11月16日(金)〜18日(日)
金曜・土曜7:00 日曜3:00
※11/17(土)終演後アーティスト・トークあり

《group B》
▼11月30日(金)〜12月2日(日)
金曜・土曜7:00 日曜3:00
※12/1(土)終演後、ITI主催によるトークセッションあり

原作 クオ・パオクン
構想・演出 オン・ケンセン
参加アーティスト
   《シアターワークス》ジェレマイヤ・チョイ/ジャニス・コー/ロク・メ
   ンチュエ/ロー・キーホン
   《group A》グライダーマン/山中透
   《group B》羊屋白玉+指輪ホテル/西山美なコ
会場 森下スタジオ Cスタジオ
料金 予約制 1000円(オールスタンディング)
問い合わせ 森下スタジオ TEL 03-5624-5951
http://www.saison.or.jp/

セゾン文化財団が、シンガポールと日本の様々な分野の若手アーティストたち によるコラボレーションを企画。双方の現代史の出発点ともいえる「戦争」を テーマに、ワークショップ方式で作品をつくっていく。テキストは、シアター ワークスのオン・ケンセンが、クオ・パオクンの原作に、シンガポール国立公 文書館口述歴史記録センターに保管されている第2次世界大戦の生存者のイン タビューを再構成したものだ。


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#8 2001年11月公演/文学座「秋の螢」

▼11月14日(水)〜22日(木)
平日1:30/6:30 土曜・日曜1:30
※11/14(水)・16(金)・19(月)6:30、11/22(木)1:30

作 鄭義信
演出 松本祐子
出演 坂口芳貞/大滝寛/若松泰弘/石橋徹郎/名越志保
会場 紀伊國屋ホール
料金 全席指定 5500円 学生3800円
問い合わせ 文学座 TEL 03-3351-7265
http://www.bungakuza.com/

NHKで放送された鄭義信のスタジオドラマを舞台化。演出は、アトリエの会で も鄭作品を演出している松本祐子。


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#9 2001年11月公演/ペー・フェルメールス ダンスワーク

《ソロ・ダンスワーク「金髪に魂はない」》
▼11月30日(金)〜12月2日(日)
金曜6:00 土曜・日曜4:00
会場 京都芸術センターフリースペース
▼12月7日(金)〜8日(土)
会場 大阪ベルギーフランドル交流センター

料金 2500円 学生2000円

《ペー・フェルメールス+岩下徹 デュオ・ダンスワーク「コンニチハ・ミスターイワシタ」》
▼12月13日(木)7:00
会場 京都芸術センターフリースペース
▼12月14日(金)7:00
会場 大阪ベルギーフランドル交流センター

料金 2500円 学生2000円
問い合わせ 京都 京都芸術センター TEL 075-213-1000
      大阪 ベルギーフランドル交流センター TEL 06-6773-8850

ワークショップもあり。要お問い合わせ。


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2001/10/24 (Wed)

#1 本日のまくら

古川あんずさんが死んだ。ドイツに活動の場所を移られたので、近況をとんと 聞かなくなってはいたが、それが彼女の訃報になるとは。彼女の舞踏は、実に 端正で美しいフォルムをいつも見せてくれた。昨年の如月小春さんといい、ま だ40代。実に悲しい。

#2 2001年10月公演レポート/山の手事情社「Fairy Tale」

10月23日ソワレ、青山円形劇場にて、28日まで。

公演情報はこちら。

この時期に過激派の芝居をやるというのは勇気がある。しかも微妙な人間関係 が展開される平田オリザのテキストを使って。

舞台は、過激派組織の一員として非合法活動をするある夫婦の家。そこで、テ ロ実施のための会合が行なわれるため、活動家たちが集まってくる。ところが、 普通の家庭をよそおっているため、地域活動のお誘いに、大事な会合のさなか に近くの住民が訪ねてきたりする。また、活動家同士の恋愛模様が、仲間の連 帯に影響を与えて…。タイトルの「Fairy Tale」が象徴するように、リアリティ のない“おとぎ話”としてテロを描いている。それが成功したかどうか、わた しはちょっと心許ない。安田雅弘率いる山の手事情社の俳優たちによる、異常 な様式性を持った肉体(四畳半という)を通すことによって、それはさらにリア リティのないものになっていく。それはわかる。だが、やはり、見る方は恐怖 感を覚えた。観客に恐怖感を与えることは、この芝居の本望だろうか。そうい う疑問がわくのである。

今回は、俳優たちに、身体、衣服をも真っ白にペイントした、石膏のような格 好をさせた。また、逆さまになったバケツ、時々異常な音を発した洗濯機や玄 関のチャイム、そして過激派のリーダーの熊の着ぐるみなど、それが象徴する キーワードに思いをめぐらすことは、楽しかったんだけれども。

#3 2001年11月公演/鈴木ユキオ+ザ・ブルドッグエキス「未来が壊れてしまう前に」

▼11月2日(金)〜4日(日)
金曜8:00 土曜3:30/8:00 日曜2:30

構成・演出・振付・出演 鈴木ユキオ
出演 松原東洋/イワマカズミ/竹部育美/他
会場 神楽坂セッションハウス
料金 前売2500円 当日2800円
問い合わせ TEL 03-3971-1280
http://boat.zero.ad.jp/Bulldog-extract/

アスベスト館を経て、自らのカンパニーを結成。その3作目の公演だ。


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#4 2001年12月公演/相鉄本多劇場

劇場スケジュール届く。

http://www.honda-geki.com/


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#5 2001年12月公演/二兎社20周年記念公演「日暮町風土記」

▼12月13日(木)〜27日(木)
月曜・火曜・木曜・金曜7:00 水曜・土曜2:00/7:00 日曜2:00
※12/24(月)2:00、12/27(木)2:00、12/20(木)休演
※12/23(日)終演後、大石静、永井愛出演のスペシャルトークあり

作・演出 永井愛
出演 渡辺美佐子/高橋長英/浅野和之/大西多摩恵/他
会場 世田谷シアタートラム
料金 全席指定 4500円 学割3000円 ※10月27日(土)前売開始
問い合わせ 二兎社 TEL 03-5638-4587
http://www.nitosha.net/

100年を越える古屋敷の解体をめぐるコメディを、四国市民劇場との共同企画 で制作。日暮町は、四国のある町がモデルだ。


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#6 2001年12月公演/神蔵香芳+スーパーフローティングスタジオ「世界なんかこわれてしまってもかまわない」

▼12月29日(土)〜30日(日)2:00/7:00

作・演出・美術・出演 神蔵香芳
出演 荻野久美子/ハラナガマキコ/幸雅子/他
会場 麻布die pratze
料金 前売2000円 当日2200円
問い合わせ アトリエミルテ TEL 03-3417-1039
http://www.hi-ho.ne.jp/rommom/

ダンス、音楽、言葉、映像を駆使したダンス作品。


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#7 2001年11月公演/菅間馬鈴薯堂「ひとりでは淋しすぎて 或いは 犀II」

▼11月1日(木)〜4日(日)
平日7:30 土曜2:30/7:30 日曜5:30

作・演出 菅間勇
出演 大間剛志/長瀬麻子/竹広零二/大塚秀記/稲川実代子
会場 中野スタジオあくとれ
料金 全席自由 前売2500円 当日2800円 中高生以下1500円
問い合わせ 菅間馬鈴薯堂 TEL 03-3810-0987

売れない演歌歌手のドサ回りの珍道中。


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2001/10/25 (Thu)

#1 本日のまくら

ここ2週くらいの間に、中学、高校の同期会の案内が相次いで来た。高校の方 は、同期会にむけて、何人かの住所をさぐれ、という指令である。指令を受け た10人のうち、7名ほど連絡がとれた。ただ、そのうち2名は、地方赴任のため、 実家の住所を連絡先にしている。連絡がとれない3名のうち、2名も地方。半分 近くは、東京から地方に移っているんだねぇ。

#2 2001年12月公演/セゾンシアタープログラム「ネクスト・ネクスト2」

▼12月8日(土)3:00

出演 天野由起子「花は火の玉」/北村成美「めくるめく組曲」/坂本公成「SKIN/ephemera」/山田珠美「SIS」
会場 森下スタジオ Cスタジオ
料金 1000円
問い合わせ セゾン文化財団 森下スタジオ TEL 03-5624-5951

来年2月に開催される若手振付家による新作公演「パークタワー・ネクストダ ンス・フェスティバル」のプレイベント。

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#3 2001年11月公演/離風霊船「オリジナル」

▼11月28日(水)〜12月2日(日)
平日7:30 土曜3:00/7:00 日曜3:00
会場 東京芸術劇場小ホール2

▼12月6日(木)〜8日(土)
平日7:00 土曜2:00/6:30
会場 愛知芸術劇場小ホール

作・演出 大橋泰彦
出演 伊東由美子/松戸俊二/山岸諒子/相川倫子/倉林恵美/橋本直樹/大迫径/他
料金 全席指定 前売3500円 当日3800円
問い合わせ 離風霊船事務所 TEL 03-3793-5388

多重人格者の主人公を通して、現代社会にはびこる心の病理にせまる。

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#4 2001年12月公演/タテヨコ企画「宇宙ノ正体」

▼12月26日(水)〜30日(月)
水曜8:00 木曜・金曜7:30 土曜・日曜2:00/7:00

作・演出 横田修
出演 舘智子/ちゅうり/藤崎成益/好宮温太郎/川本裕之/安田まり子/他
会場 こまばアゴラ劇場
料金 前売2300円 当日2500円
問い合わせ タテヨコ企画 TEL 070-5567-6450

取材に基づいた作品づくりをするタテヨコ企画。今回は、修業僧の生活を取り 上げる。

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2001/10/26 (Fri)

#1 本日のまくら

URLに含まれる点のことを、ほとんどマスコミは「ドット」と読んでいるが、 あれはやめてほしい。どう考えても、あれは英字の区切り記号である「ピリオ ド」だ。「ドット」は「点」の総称なのだから、「・」でも「…」でも許され てしまう。

てな、発言になったのは、渋谷駅で草間弥生のコカ・コーラの駅貼りポスター を見たから。はい、ここからが芸術だ。これこそ究極の「ドット」。街角の自 動販売機が全部、草間弥生デザインの赤いドットで飾られている。コーラの缶 まで、白地に赤い水玉模様。しかも、その傍らには、かわいらしいワンピース (もちろん水玉模様)を着込んだ草間弥生先生が、異常な目でこっちを睨んでい らっしゃる。目の前がくらくらするほど、衝撃的なポスターだった。

2001/10/29 (Mon)

#1 本日のまくら

西木正明「夢顔さんによろしく」(文藝春秋)読了。劇団四季のミュージカル 「異国の丘」の主人公のモデル近衛文隆の一生を描いたノンフィクションだ。 ミュージカル同様、アメリカ留学時、そして上海時代に恋に冒険にと活躍する が、常に日本の軍部の監視がついていたせいか、意外に質素な生活を送ってい る。ソ連での抑留生活は、極寒の収容所生活は少なく、むしろ政争の愚に使わ れ、やがて悲劇を迎えたことがわかる。「異国の丘」との差異は、やはりちょっ と気になる。

さて、同じく近衛文隆の死の謎に迫ったノンフィクション「プリンス近衛殺人 事件」を図書館で予約してしまった。こちらも楽しみ。

#2 2001年10月公演レポート/山の手事情社「jam2001」

10月25日ソワレ、青山円形劇場にて。

公演データはこちら。

山の手事情社というと、独特の身体性が特徴の劇団だ。今回の「jam2001」は、 そのデモンストレーションという位置付けの公演。最近の山の手事情社の舞台 を見れば、「あの身体を斜めにしてしゃべる演技はなに?」というような疑問 を、誰もが抱くだろう。さらにいろんな“不思議”を持つ劇団だけに、こうい う機会が設けられたことはうれしい。もっとも、逆説的には、理解されにくい ことに同劇団が取り組んでいるとも、言えるのだけれど。

まず山の手事情社の最大の謎、主宰の安田雅弘の命名による“四畳半”のデモ から。それは、俳優にある制限を加えた演技術である。つまり、歩行の際は、 常に細い通路を意識させ、他者とのコミュニケーションに際にも、決りごとを 守らせることによって、一種独特の様式性を獲得させていったのである。なる ほどと、わたしは納得したが、万人に受け入れられるかどうかは、歌舞伎並み に洗練されていかないと難しいのかもしれない。さて、この後は、比較的馴染 みのある“早口言葉”“フリーエチュード”などの稽古方法が披露された。そ の中には、“弁論大会”など、過去の公演の際に作品の一部として取り入れら れたものもあり、懐かしさも感じた。

“四畳半”に関していえば、前回の「牡丹灯籠」のように、いい作品との出会 いが必要なのではという思いが、ますます強くなった次第。

#3 2001年11月公演/アラン・サムセ「月唄」

▼11月22日(木)7:00
会場 アミュー立川

▼12月3日(月)・4日(火)7:00
会場 新宿タイニイアリス

作・出演 金元培
演出・出演 金正浩
出演 姜和石/金順香/姜由美/鄭聖華/他
料金 前売2500円 当日2800円
問い合わせ アラン・サムセ TEL 045-345-2371
http://www.h2.dion.ne.jp/~arang/

「蘇れ! 民族戦隊ビビンバMAX」を上演する在日韓国人劇団が遭遇する不思議 な物語。

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#4 2001年11月公演/地人会「クリスマス狂想曲 ナポリ風」

▼11月27日(火)〜12月8日(土)
月曜・水曜・木曜・土曜・日曜1:30 火曜・金曜6:30

作 エドワルド・デ・フィリッポ
訳 田之倉稔
演出 山下悟
出演 有馬稲子/立川三貴/有田麻里/高橋礼恵/田村勝彦/蔵一彦/鈴木慎平/仲
   恭司/他
会場 新宿紀伊國屋ホール
料金 全席指定 5000円
問い合わせ 地人会 TEL 03-3354-1279
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/

イタリアの国民的喜劇作家D・フィリッポが描く家族の狂想曲。

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#5 2001年11月公演/弘前劇場「職員室5:15p.m.」

▼11月16日(金)〜18日(日)
金曜7:00 土曜2:00/7:00 日曜2:00

作・演出 長谷川孝治
出演 福士賢治/鈴木徳人/畑澤聖悟/佐藤てるみ/青海衣央里/長谷川等/江口恵
   美/他
会場 世田谷パブリックシアター
料金 全席自由 前売2800円 当日3000円
問い合わせ 弘前劇場 TEL 0172-62-0717
http://www.hirogeki.co.jp/

第1回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した作品を改定上演。

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#6 2001年11月公演/MODE「ワーニャ伯父さん」

▼11月9日(金)〜18日(日)
平日7:00 土曜・日曜3:00
※11/10(土)7:00

作 A・チェーホフ
演出・出演 松本修
出演 美保純/黒木美奈子/大崎由利子/井口千寿瑠/八木昌子/品川徹/真名古敬
   二/小嶋尚樹/宮澤大地
会場 世田谷シアタートラム
料金 全席指定 4000円 学生3000円
問い合わせ ぷれいす TEL 03-5454-2133
http://www.place-net.co.jp/

脚色、翻案、再構成など、様々な手法でチェーホフに取り組んできたMODEが、 今回は正攻法で挑む。

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#7 NEWS/行革推進事務局案を考える演劇人のつどい開催

▼11月5日(月)11:00〜14:00(予定)

会場 新宿紀伊國屋ホール
パネラー 井上ひさし/栗山民也/大笹吉雄/鴻上尚史/他
参加費 無料 ※可能な限り事前申し込みを 10/31(水)締め切り 下記ファックスへ
事務局 社団法人日本劇団協議会 TEL 03ー3341ー8151 FAX 03-3341-8844

政府の行革の一環として、日本芸術文化振興会(芸術文化振興基金、国立劇場、 新国立劇場)の事業見直しが求められている。当前のことながら、現在の水準 を大きく下回る行革推進事務局案が発表されているが、同案について、「演劇 を愛するひと」すべてを対象に、広く意見を求める会合が開かれることになっ た。ご興味のある方は、ご応募を。

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2001/10/30 (Tue)

#1 本日のまくら

都営地下鉄の蔵前駅の評判が悪いのは、前から知っていた。しかし、実際に体 験してみると、身に染みてわかる。まさか、地下鉄なのだから地下道から一度 外に出るとは思わないだろう。外の道路が見えたときは、思わず確認のため地 下道に戻ってしまった。しかも、行き先によっては、信号を渡らないといけな いのだが、これが、「公団線方面」などと連結先の会社名が書かれていて、行 き先で判断ができないのだから困った。もう少し考えてほしいよねぇ。

#2 2001年10月公演レポート/インバル・ピント・ダンス・カンパニー「オイスター」

10月27日4:00、神奈川県民ホール大ホール。

ダンサーと俳優とのコラボレーションで、新しい作品が生まれる。イスラエル では、まだ珍しい形だそうだが(8/10、 来日時の会見 より)、世界の流れといってもいい作品形態だ。

パンフレットなどで、喧伝されているのは、サーカスというキーワードだが、 むしろ、わたしには見せ物小屋での出来事のように思える。天幕の中、裸電球 の怪しい光に映し出された、フリークたち。シャム双生児は横並びだが、なぜ か縦並びのふたつの顔を持つ男、黒い衣裳に身をつつんだバレリーナ(彼女は 口まで衣裳で隠している)、髪を振り乱した小柄な老女らは、そんな見せ物小 屋のスターだ。そして、燕尾服の男たちと白い衣裳のバレリーナは、わたした ちの気持ちを代弁し、追憶の空間で青春を過ごしていく。明確なストーリーは ないが、誰の心にも物語を残すインパクトのある舞台だった。

#3 2001年11月公演/ダンスカンパニーカレイドスコープ・クリエイション2001

▼11月20日(火)・21日(水)7:00

演出・振付 二見一幸

「キネスフィアテクスト」
出演 坂木眞司/田保知里

「それは、ここから始まる」
出演 高部尚子/加賀谷香/伊藤拓次/二見一幸/他

「Phase−フェイズ」
出演 高部尚子/加賀谷香/中村真知子/佐々木紀子/他

会場 天王州アートスフィア
料金 全席指定 前売 S4500円 A2500円 当日 S5000円 A3000円
問い合わせ ダンスカンパニーカレイドスコープ TEL 046-238-1902
http://homepage2.nifty.com/KALEIDOSCOPE/

1995年結成の若いダンスカンパニー。1999年文化庁芸術祭優秀賞受賞作の「キ ネスフィアテクスト」など3作を上演。

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#4 2001年11月公演/扇町ミュージアムスクエア

劇場スケジュール届く。

URL http://www.oms.gr.jp/

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#5 2001年11月公演/H・アール・カオス「ロミオとジュリエット」

▼11月16日(金)〜18日(日)
金曜・土曜7:30 日曜4:00

構成・演出・振付 大島早紀子
出演 白河直子
会場 東京芸術劇場中ホール
料金 全席指定 S6000円 A5000円 B4000円
問い合わせ H・アール・カオス TEL 03-5430-2511
http://h-art-chaos.com/

大島早紀子と白河直子の共同作業が、ピュアな形で結実したカオスの代表作が 還ってくる。

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#6 2001年10月公演/フィジカル・シアター・フェスティバル

《ライブ》
▼10/31(水)7:30
出演 梅津和時 & Samm Bennett

《演劇》
▼11月1日(木)・3日(土)7:00
ストアハウスカンパニー(日本)
「Territory」

▼11月1日(木)・3日(土)8:30
Dan Dan Theatre Production & Sisyphus theatre(マレーシア)
「Shall we...off?」

▼11月2日(金)・4日(日)
金曜7:00 日曜6:00
ラ・カンパニー・アン(日本)
「seven fingers of one hand 〜7本の指〜」

▼11月2日(金)・4日(日)
金曜8:30 日曜7:30
劇団旅行者(韓国)
「簡易駅 −Station−」

《座談会「曖昧な身体をめぐって」》
▼11月4日(日)2:00
出演 梁正雄/孫春美/西堂行人

会場 江古田ストアハウス
料金 演劇 1日券(2公演分)3500円 2日券(4公演分)6000円 ライブ 2500円
   座談会 無料 ※他にワークショップ(1000円)などあり
問い合わせ ストアハウス TEL 03-3954-7246
http://www.storehouse.ne.jp/

江古田の小劇場ストアハウスが主宰するフェスティバルは、アジアに注目した もの。今年は、マレーシア、韓国、日本の3カ国が参加する。

2001/10/31 (Wed)

#1 本日のまくら

長くテストをしていたこの「航海日誌」も、いよいよメインページとしてデ ビューだ。トップページは、フレームを使ったものになる。そこにカウンター を入れたので、このページの閲読数もわかるという仕掛けである。もっとも、 正式には、きりのいい11月1日をリニューアル・オープン日とするので、事務 所からの帰りがけに、カウンター数をリセットするつもり。さて、明日からが 楽しみだ。

#2 2001年10月公演レポート/東雲舞踏「とのも」

10月28日5:00、浅草アサヒスクエアAにて。

東雲舞踏は、女性舞踏家3人が結成したまだ新しいグループだ。彼女たちは、 土方巽の弟子である和栗由紀夫率いる好善社出身ということで、土方の孫弟子 にあたる。

低い重心で見せるゆるやかな動きには、まぎれもなく土方からの流れが見える。 舞踏の遺伝子が彼女たちの身体に受け継がれていることに、まず感心した。そ の上に、彼女たちの作品が形づくられていった、新しい舞踏の息吹を喜びたい。 オープニング場面での、舞台前面でのソロと、残るふたりが細い板をいくつも 吊り下げたカーテンの奥で繰り広げたダンスが印象的だった。

#3 2001年12月公演/NOISE+世田谷パブリックシアター「カガヤク」

《リーディング》
▼12月5日(水)・6日(木)7:30

原作 如月小春
構成・演出・出演 渡辺えり子
出演 永井愛/鈴木裕美/羊屋白玉/川村毅/坂手洋二
会場 世田谷パブリックシアター
料金 全席自由 5500円(12月新刊「如月小春精選戯曲集」付き)

《シンポジウム》
▼12月8日(土)2:30

一部「如月小春の人と作品」
パネリスト 岸田理生/西堂行人/吉見俊哉/渡辺弘
司会 外岡尚美
二部「舞台芸術と二十一世紀」
パネリスト 内野儀/川村毅/坂手洋二
司会 西堂行人
会場 世田谷シアタートラム
料金 2500円

問い合わせ NOISE TEL 0422-21-1884

昨年12月急逝した如月小春へのトリビュート企画。今年、上演される予定だっ た彼女の新作「カガヤク」をタイトルに、6人の劇作家・演出家が、如月小春 の戯曲を読む。

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