応用戦法

 

リフレクトレーザー
バルカン攻撃
ピラミッド
設置ERL B&M
マイン攻撃

 

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各種リフレクトレーザー

リフレクトレーザー

ラピッドレーザー

連続リフレ

戻りリフレの使い方

リフレクトレーザー

全ERLを設置してから出せるリフレクト。攻撃の際にかなりのスキが生じるが、弾速や威力に関してはそれを補って有り余る。特に足→腕という反射経路、1回に2発出る事からヒットさせやすいリフレである。

この攻撃の最大の問題は両手両足のERLを設置しなくてはいけないという事。一番基本となる撃ち方はRTCWのハーフキャンセル、片側の手足を設置してからバルカンの戻りに合わせて出す方法。この出し方のポイントは足ERLが片方設置できていればリスクが少ない点にある。

ほかには両手を設置してからゴム紐やハウスを出し、その戻りに会わせてリフレクト。これで両足設置のリスクなしにリフレが打てる。しかし腕の位置によっては当たらないどころか大きな隙を見せる事になるので相手を引き寄せて実行しよう。

また両手両足を設置し、帰還中に撃てば自分の正面から出すことも出来る。主にCWのハーフキャンセルやM属性のしゃがみRWで戻してから撃つのが一般的。ちなみにこのリフレクトはジャンプ上昇中ならいつでも出せるので地面スレスレで出すことも可能。

ラピッドレーザー

リフレクトレーザー2 SR…シングルラピッド

片腕を空中設置してから出すリフレクト。威力・弾き耐性は他のリフレクトに見劣りするが、反射回数が少なくヒットさせやすい。起点となるのはB属性の足と空中設置した腕なので腕と足のあるところに相手をおびき寄せればそれなりの効果を望める。特にリフレクトレーザーと違って脚部ERLはCW攻撃中でも良い、というのが強み。

ここで問題となるのは脚部ERLの設置だが、CWから出すのが基本的な戦術。密着で横スラCWという連携や前スラCWという方法がある。後述の連続リフレにつなぐには持続時間の長いしゃがみCWが一番良い。しかししゃがみCW→リフレクトは一番ポピュラーな連携なので、相手もそうそう当たらない。

2段リフレクトレーザー DR…ダブルラピッド

片腕をB属性で空中設置し、もう片方の腕とB属性の足があれば出せるリフレクト。威力はSRよりも高く相手にとっても脅威となるダメージだが、いかんせん反射回数が多く障害物に当たったりしてなかなかヒットしない。こちらもCW攻撃中でも出せるので、相手を追いこんで出せれば使える攻撃。

問題となるCW攻撃だが、空中横ダッシュCWのハーフキャンセル(左ダッシュで左だけ出せばM属性の左手左足、空中設置した腕の属性変更と組み合わせる)やRTCWのハーフキャンセル、しゃがみCWから出すのが基本的。一発逆転を狙うならばしゃがみRTCWのハーフキャンセルも。

交互リフレクトレーザー TR…ツインラピッド

両腕を空中設置、脚部B属性で打てるリフレクト。特徴として右と左から交互にレーザーが出るので左右、前後からの挟撃が可能。しかし両腕を空中設置するというリスクに比べて威力はDRよりも落ちるので使い所は無い。

連続リフレ SR→DR→リフレクト

いくつか方法があるが、一番簡単と思われる手順。

SR→DR

まず右手を空中設置する。そして両足を設置(持続時間の長いしゃがみCWでも可能)し、SRを撃つ。発射後すぐに着地して左腕を設置、属性を変更してすぐにDR。

この時の条件は左手B、足ひとつB、空中設置の右手。B属性片足でも出せます。

DR→リフレクト

DRを撃っている最中に右足が帰ってくるのですぐに着地して右足を設置する。そしてDRを撃ったERLの帰還に合わせてリフレクトレーザー。問題はつなぎの設置にスキがあること。しかし一旦DRまで撃つ事が出来れば相手は回避を優先するので安全、といえば安全。

戻りリフレの使い方

一般的にリフレクト・ラピッド共に戻りで出す事が出来るが、実際戻りにする必要があるリフレクトについて解説する。

ERL設置数ゼロ、または腕のみ→ハウスリフレ

まずこのリフレクトの最大の利点はERLの設置状況を問わないと言う事。ハウスは形成後約7秒で帰還するのでこの間に腕を設置する事が出来る。相手は脚部ERLがなくなった事で攻めこんでくる傾向にある、そこを逆手にとってお返しが出来るのも利点。

しかしその分ハウスの戻りに合わせるのが難しい、というのが最大の難点。ハウスERLの戻りに関しては出来れば体でタイミングを覚えたい所だが、少しでも成功確率を上げるのならば常に画面にハウスを捕らえておく事。

片腕、両腕設置済み→ゴム紐リフレ

ゴム紐は障害物や敵の攻撃で消されて戻ってくる、そこを無理やり捉えてリフレクトレーザーを打つ。ゴム紐さえ出てしまえば相手に向かっていくので戻りのタイミングがつかみやすい事と、状況によってピラミッドに封印する事も出来るので実際使える技。基本的には相手のボムにぶつけて出したり目の前の障害物にぶつけていきなり出すという方法を取る。

最大の難点はゴム紐を出すタイミング。後スライディングという攻撃の性質上、隙が大きくテムジンやライデンに張り付かれるとリスクが大きすぎて使えなくなってしまう。

ひとつの戦術として、相手をダウンさせた後におもむろにゴム紐を出す。すると相手は目の前に形成されたゴム紐を起き上がり無敵で消そうとしてくる、そこを狙って出せば距離によっては直撃する事もある。

片足設置済み→RTCWリフレ

RTCWのハーフキャンセルは丁度戻りのタイミングにピッタリで、バルカンで相手に回避→接近→攻撃という行動を取らせた上で発射する事が出来る。ハウスやゴム紐と違って失敗しても片側のリフレクトは出るし、成功すれば設置済みの片側と戻りのリフレクトで挟み込む事が出来るので、足ERLが1つでも設置されていれば非常に使える攻撃。

まず問題になる足ERLの設置だが、基本的には障害物の陰に隠れて設置、その後移動してレーザーを壁に当てないようにする。後は起き上がり無敵の際に設置しておけば、相手は近くにいるはずなので一発逆転にもよい。

もうひとつの問題は、RTCWという特殊な攻撃を起点にしているために覚えられてしまうという事。

両足片手→バルカンリフレ

立ちCWのハーフから出す方法。実際ここまで設置されているのならもう片方の手も設置して出せばいい。

後は片足のみだ!→クローリフレ

元々クローは当たらないし、当たった所で戻りのタイミングが非常につかみにくくはっきり言って使えない。

 

…後はフラッシュ戻りやサーチ戻り、鉄拳戻りとかあるけど使う?


右CW派生攻撃

RTRW系攻撃

鬼マイン

クォーターキャンセル

鬼バルカン CW右手のバルカンが相手の近くにある時にジャンプRTRW。

5.4からバルCW攻撃中のジャンプRTRW(散らし)が相手の方向に出るようになった。これを利用して、CWでバルカンを発射、ジャンプRTRWを打てば相手の側で散らしが出せるのでかなりの確率でヒットする。特に遠距離で当てる攻撃を持っていないVRや軽量級には絶大な強さを誇る。

しかし、重量級には逆にお釣りをもらってしまう事もあるので使い所を考えよう。

大マイン橋 右ERL、CW攻撃中に属性をMにしてRTRW。

7つの大きなマインが独特の軌道を描いて相手を追う。ダメージは低いが相手にプレッシャーをかけるという点では優秀。

鬼マイン 右手(状況を問わない)をM、左手(設置)をBにして空中横ダッシュLW。

左手のゲージ、右手のカウンターを使って右手ERLから特殊なマインを発射する。このマインは発射後、その場で停滞し高速で相手に向かっていく。特にバルカンやフラッシュといった攻撃から出すと相手に直にマインを当てる事が出来る。

5.4になって相手を転ばす事が出来なくなったが、その特殊な追尾性能やダメージには十分価値がある。

クォーターキャンセル

横ダッシュCWはそのまま出すと両腕を射出する。しかしこのCW攻撃はキャンセルの仕方によってハーフのゲージでバルカンを射出する場所を変える事が出来る。ハーフキャンセルとは少し違い、このクォータキャンセルはまず進行方向の手、反対側の手、進行方向の足の順にチェックされる

つまり、右ダッシュならば…

右手右足  右トリガーを押しっぱなし 鬼マインやハーフハウス、散らしまたはDR
右足  右放す→左放す→右入力 発射後ワンツーやハーフハウス、SR
左手  左トリガー押しっぱなし 牽制、リングレーザーやウニキャンセル
左手右足  右放す→右入力 DRや即空中設置から戻りDR

右手右足左手3種類を射出したりなんにも射出しない事も可能だが、実用的なのは上記の四種類。実際は地上ダッシュよりも隙が非常に少ない低空ダッシュから出す事が多い。


デルタエンド(ピラミッド)

ピラミッド封印法

ピラミッド封印後

ピラミッド形成の規則について

基本的にピラミッドは両手両足のERLが離れている時にCWゲージが100%ならば出す事が出来る。LTでの設置でもCWの攻撃中でもゲージさえあればOK。出すだけならフラッシュとゴム紐で即出し可能。

しかし相手の弾を消したり動きを制限したりという、いわゆる“封印効果“は右手がLT設置でなくては発生しない。これが一番基本となる規則であり、逆に言えば右手さえ設置しておけばCW攻撃からでもピラミッドを形成できる。正四面体の頂点である右手が他のERLと結んで出来る、三角形の面に“効果“が存在するので他のERLが帰還しても残りのERLで攻撃を消す事が出来る。

つまりピラミッドはグラフィックではなくERLが作る面に“効果”が存在しているのである。封印効果などにこだわらないブラックホールならばCW攻撃中でも出す価値はある。壁に隠れて、ね…

ERL4設置封印法

ERLを設置しておもむろに入れる方法。デルタは拘束発生まで時間がかかるために、普通に出してもまず入らないが、グリスのJRTCWやドルのJRTCWといった、空中で静止する攻撃やグリスのしゃがみLWといった相殺目的の攻撃発射に時間のかかるものは格好の的である。

他にも設置からの前スラRWやB属性の左腕斜め前LWといった攻撃を当てて転ばせ、速めのダウン追い討ち攻撃から封印することができる…が、タイミングは難しい。

ゴム紐封印法

両腕を設置、後スラCWのゴム紐を当て、両足のERLが本体に帰ってくる所でピラミッドを出す。これはゴム紐が当たれば封印確定なので実戦で100%出せるように練習しておく事。ちなみにゴム紐ヒット後でも腕の設置は間に合う。

ハウス封印法

すでに形成されたハウスに相手が当たった場合、CWゲージが戻っていれば封印可能。

→封印後

リング・マイン攻撃

特にボム系の武器を持っていないフェイ・イェンやスペシネフ、サイファーに有効。マインやリングでこつこつ削っていく方法で、それなりのダメージが臨める。相手は必死に回避しようとしているので相手の場所を考えて近くのERLから攻撃する。特に横スラRWやジャンプ横ダッシュRWはヒットする可能性が高い。…実はグリスやバルにも有効。

しかしこの攻撃ではボムを持っているVRに相殺されてしまう。ボム系攻撃の対策としては、まずボムをつきぬけるしゃがみRW。他には前ダッシュRWやRTLW系の巨大マイン。そして前スラRWもボムを貫通、ダウンさせるので有効な手段。

リフレクトレーザー

相手は閉じ込められたと思っているのでいきなりリフレ、というのも実際有効。相手のジャンプ中に、そして出来る限り低空でばれない様にする事。特に初めの数秒はリング・マインで牽制して回避行動に集中させる事。

ピラミッド終了と同時にERLは強制帰還されるので、最後をリフレで、というのはあまりお勧めできないが、相手に近づいて帰還中のERLでリフレをすればそれなりに効果はある。

他にはジャンプ設置からのDRだが、もし撃てる状況にあれば是非狙っていきたい。

ブラックホール

相手の攻撃をことごとく無効化するブラックホールが出せれば、デルタ後もペースを握る事が出来る。問題は攻撃吸収開始までの無防備な所。そこでデルタ終了前に相手を転ばす攻撃、前スラRWや属性変更斜め前LWなどを使ってから出せば相手のボムをも貫通するので非常に便利。

ブラックホールを出した後は相手の近接攻撃に気をつけてERL空中設置やマイン撒きに命を削りましょう。


ERL活用法

右ERL

左ERL

4連大マイン

右手を設置し、M属性にして空中前ダッシュ。前ダッシュLWで出せる大マインを四発出す事が出来るこの攻撃は威力が下がったとはいえ、5.4でもバルの主力攻撃。

今回はリングレーザーの性能が上がったので右手を設置する機会があまりないが、近距離での戦いになったときはこの攻撃に頼る事になる。しかしダウンを奪えないので、相手の硬直前に直接相手に当てるように出していく。空中の相手には判定も強いのでサイファー、スペシネフといった軽量級に効く。

鬼マイン

設置した腕の属性が右M、左Bならジャンプ空中横DLWで出せるこの鬼マイン。上手く相手の死角から重ねていけば貴重なダメージ源になる。

しかしせっかく設置した右腕を帰還させるのがいやならば、鬼マイン射出中にスタートボタンで属性を変更させて右手のカウンターの残りを調節すればよい。基本的に鬼マインはERLの帰還中に出すことで様々な角度から相手を補足、追尾しさらに協力になるのでカウンターが減るまではマインやリングで削っていくのもよい。

ウニ地獄

右足を設置して、M属性に変更。その後しゃがみRWを出すと一度に非常に多くのウニを撒く事が出来る。設置後空中に誘導しておけば高くバウンドし非常に面白い事になるし、後スラRWで出せば…

クレイモア

ERLを設置、空中横ダッシュ攻撃でリングを射出する攻撃。もともと弾数が多くダウン性能が低いが相手の死角から出せばまずヒットする、この攻撃を最大に生かすのが密着状態である。上手く相手を引き寄せる事が出来れば20〜40%奪う事も可能。今回右手が重要なので左腕を使うのが基本。

相手を引きこんで使う事はもちろんだが、近接ダウン後、置きあがり無敵中に設置して出すのもよい一手。特に近接距離を狙ってくるスペシネフやライデン、バトラーには確実にダメージを与える事が出来る。しかし相手はダウンしないので、低空ダッシュから出したり壁に隠れたりしないと反撃必死。

3連スプリング

通常前ダッシュRWと前スラRWは一本しかでないものだが、左側のERLをB属性にした斜め前ダッシュLWは3本のスプリングレーザーを発射する。

もちろんスプリングレーザー自体ホーミング性能が皆無なので中〜遠距離で出してもはっきり言って面白いだけだが、相手を設置したERLのそばに誘導、硬直中にぶつければかなりの確率でヒットする。しかし相手が動いていると当たらない、重量級はダウンしないといった弱点を持っているので使うタイミングは難しい。

5連ネジ

左ERLを設置、B属性にしてRTLW。通常大マインを五個射出するこの攻撃がRTRWの直角ネジレーザー五本に変化する。元々の性能から、空中ダッシュされるとほとんど当たらない。

相手をERLの近くに誘導すればヒット率は高い…が立派に使えない。


マインマインマイン

ワンツーパンチ

RW→LW→RW…と連続入力する事で攻撃後のスキを無くして連続でリング・マイン攻撃ができるという技。

5.4からリングレーザーの性能が上がりこのワンツーが非常に“使える”攻撃になったのでバルの基本攻撃はこのワンツーとなった。もちろんマインを撒くのならば右手をM属性にしてワンツーをすればよい。

ウニキャンセル

持続時間、追尾性能とフィールド上に存在しているだけで相手にプレッシャーをかけることが出来るしゃがみ属性の通称”ウニ”。しかし撒く方法はしゃがみLWやスライディングLWと隙が大きいので、実際は使うヒマが無くなる事が多い。

この隙を軽減するのがウニキャンセルと呼ばれるテクニック。やり方は、LWゲージが80%未満のところでその場でしゃがみLW(スライドでは駄目)発射中にダッシュでキャンセル。ちなみにしゃがみLWはゲージが40%以上あれば出せるので一度キャンセル出来る状況を作ったら、続けて2〜3回繰り返すと良い。

ランダムセクシー

しゃがみRTLW通称”セクシーマイン”。障害物・ボム系の攻撃もお構いなしで相手に突き進むこの攻撃は非常に相殺性能が高くブラットスのレーザーすらも消し去ってしまう。実際は相手も動いているので実用性には疑問符がつくが、相手にプレッシャーをかけるという点ではフィールドに1つあると頼もしい。

ランダムセクシーは「LWゲージが80%〜100%未満のところでモーションキャンセルRTLW」という複雑な条件下で出す事が出来る。これは様々な性能の”ランダム”マインがゲージの消費なしに出せるという技である。種類は本当に様々で、爆風の無いものや軌道が極端に低いものなど…ランダムといわれる所以である。

「モーションキャンセル」というのはダッシュ攻撃や空中ダッシュ攻撃の硬直をRTLWでキャンセルする事である。一番簡単な出し方はしゃがみLW→横スラRW→RTLWである。


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