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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価


MONSTER   #3    ★★★★
  Dr.テンマの責任云々よりも、Dr.ベッカーの技術を糾弾すべきではないかと思う今日この頃。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   #3    ★★★★
  そういえば。僕らは結城君について何も知らなかったんですね、まさかピーマンが嫌いだなんて。そんな彼のピーマン嫌いを、母親の知恵で上手く料理して食べさせる、という家族向け番組の鏡のようなお話でした。南さんが作ってきたピーマン弁当を拒否する結城君も問題ですが、「じゃあ僕が食べるよ」という松竹君の優しい申し出を拒否する南さんも問題ではないかと(笑)。

陸奥圓明流外伝 修羅の刻   #3    ★★★
  平安の世より無敗を誇る陸奥圓明流。つまり最強は陸奥圓明流であり、歴史上の人物が陸奥を追いかけるのがこの作品。軽過ぎても魅力が無いし強過ぎても意外性が無いし…という、何とも扱いが難しい主人公陸奥八雲。元々読切だった原作エピソードが不足してるのも一因なんですけど、八雲のキャラが立たぬまま宮本武蔵vs宍戸梅軒を見せられても…微妙ではないかと。せめて無空破の伏線ぐらい見せておいてもいいような。ううむ。

  伊集院光 深夜の馬鹿力 4/19感想  
  構成渡辺君が強盗に襲われ、1ヵ月分の給料を奪われてしまいました(4/5放送分)。そこで、番組に多大なる貢献をしてくれている渡辺君に対し、スペシャルウィーク予算から幾ばくか捻出しましょうと。そんな建前から、「変な歌詞のサライを歌いたい」「変なハガキを読みたい」というスペシャルが生まれてしまう深夜の馬鹿力。伊集院光が手にしたクイズの賞金も、渡辺君が当てたtotoの賞金も、何故か深夜ラジオに消えてしまう3段逆スライド方式。深夜ラジオは大してギャラも出ないというのに、“傷口に塩を塗る”という制作姿勢は涙抜きには聴けません(笑)。
  さて今回は全編通して馬鹿が溢れていて、素直に楽しいスペシャルでした。渡辺君よりも危機的状況に陥っているリスナーに予算を振る舞う、ってのは予想通りだったんですけど…まさか赤字になってしまうとは。しかもその赤字を渡辺君に補填させるとは。深夜の馬鹿力恐るべし。

MADLAX   #3    ★★★★☆
  「私を殺してくれ」と自分に依頼した陸軍司令官に興味を抱くのは理解できます。話をする為にホテルの部屋に侵入するのも理解できます。ただ、カーテンにくるまって陸軍司令官に挨拶するというのが理解できません(笑)。まあ、このつかみ所の無さがこの番組の魅力なんですけど。
  舞台であるガザッソニカの現状が少しずつ明かされ、そして森川智之が節々で暗躍し…この背景が判りそうで判らない情報量が何ともいえません。「ロマンチストね」というマドラックスのセリフがありましたが、これこそ妄想力豊かなロマンチストを刺激する情報量なんでしょう、おそらく。

Get Ride! アムドライバー   #3    ★★★★
  イケメン路線の当番組において、男性視聴者アピールの鍵を握る青髪のヒロインことセラ。そんなセラが人気の女性グループに入ったものの、そのチームのやり方に疑問を抱き…というお話。基本的にはこれまで語られてきた、バグシーン(敵)とアムドライバー(正義)とピープル(一般人)の関係に疑問を投げかける形とはいえ、敵の存在理由や真の正義を追い求めるセラに対し、女性グループのリーダーが理解を示したのは意外でした。それに加えて主人公ジェナスの必殺技のくだりも中々の迫力で、今回は普通に面白かったです。

  週刊少年ジャンプ21号ランキング・感想  
1. DEATH NOTE,ボボボーボ・ボーボボ
  小畑先生の描くボーボボは嫌になるくらいリアルで、澤井先生の描くデスノートはツボを抑えた間抜けな絵で。どっちもかなり面白かったです。この企画を思い付いた人に感謝。企画を通した上司に感謝。快く実行してくれた両先生に感謝。個人的には荒木先生の描くボーボボが見てみたいです。とんでもないことになるかもしれませんが(笑)
2. DEATH NOTE
  悔しがったり怒ったり悩んだり笑ったり。子供っぽい夜神君が可愛いです。
3. BLEACH
  さてもモテモテな雛森君。でも彼女は愛染隊長のことで一杯一杯。
4. テニスの王子様
  大笑い。無我の境地って。大笑いですよ。
読切. Mosquito Panic!
  いいんですけど…足6本より手4本足2本でも。足はさすがに見苦しいです。

  日曜番組感想 4/19  
レジェンズ   #3    ★★★★★
  迫り来るカニ、ことレジェンズ“ジャイアントクラブ”。わざわざタリスポッドからリボーンしたのに、命令を聞かずニューヨークを爆走するさすがはカニ味噌の面目躍如。今回は暴れ回るカニに対し、距離と空間を置いた三次元的アプローチを試みる悪い人達のお話でした。カニ獲り名人にカニ探知機まで総動員し、カニ探知機に至っては2度も利用する悪ノリっぷり。繰り返しと間を活かしたギャグ、最高です。
  押し付けられた玩具に深い理由も無くひたすら執着する、という子供達を描きたくない。だからといってタリスポッドに執着を持たずシロンにも冷たいという、ホビー番組としては異例の主人公でいいのかと。そこでシュウとシロンの信頼関係を少しずつ築いていこう、という形になっているわけで。
  前回のベースボールカードに引き続き、今回シュウが執着しているのはヒョウ柄のソファー。前回と違いシロンはソファーの上に乗っていて、シュウはマック経由でシロンとコミュニケーションして…双方の距離が少し縮まっていると。もう少し時間が経てば、レジェンズが飛び交う番組に…はなりそうもないんですけど(笑)。ギャグがキレているので何ら問題無し!

金色のガッシュベル!       ★★★★
  ガッデームなパティでもうお腹一杯。ガッシュプリントのパンツも、ガッデームなのでどうしたらいいのか判りません(笑)。テレビ東京じゃなくてよかったのかどうかは不明です。

ふたりはプリキュア   #12    ★★★★
  ついにポイズニー@雨蘭咲木子の出番が来ました!お姉さんでもおばさんでもなく、色気とは微妙に異なる怪しいフェロモンを振り撒き、最終的には笑いを取るという、数多の女性声優の中でも稀有な存在。個人的には敵役というだけでも拍手喝采なんですが、チョコレート販売娘やお婆さん等など色々見せてくれたのでもう大満足。
  さてひとしきり騒いだ所で本編。なぎさよりほのかが難航不落なのは当然なんですけど、お花畑で化学博士が御出迎えという奇天烈なイメージにクラクラする、というのはどうかと思います(笑)。あと…いくら操られているとはいえ、浄化作用があるとはいえ、いきなり一般人に必殺技をぶちかますのもどうかと思います(笑)。

仮面ライダーブレイド   #13    ★★★★
  以前、ロクに説明もしないで「何で判ってくれないんだ!」と叫んでいたオンドゥル君(ブレイド)でしたが、今回は「判って下さい!」と言いながら…タディアナさん(ギャレン)の後頭部にバイクをぶつけるオンドゥル君。それは説明とはいわないと思います(笑)。というか番組自体が説明不足なので、社会におけるライダーやアンデッドの位置付けがさっぱり判りません。もう少し警察が動いていてもおかしくないと思うんですけど。
  そんな訳で、タディアナさんのカード3枚必殺キックも突然の感が否めません。もう少しカードの性質や組み合わせをしっかり説明してくれればバトルにも深みが出ますし、スポンサーも子供も大喜びすると思うんですけど…。

特捜戦隊デカレンジャー   #10    ★★★★★
  前回に引き続き、エロエロな犯罪者から女性を守れというお話。直情馬鹿なデカレッドに“惚れっぽい”というキャラ付けはまさにピッタリで、「命をかけて君を守る!」という台詞にはこちらも熱くなります。ロボ戦終了後に改めて犯罪者をジャッジメントしたり、「友達として」というオチも前後編だけにバッチリ決まってました。いい感じです。

かいけつゾロリ   #12    ★★★★★
  「遊園地はじめました」という、昨今の番組には有り得ない初期状態から番組開始。幾らゾロリ先生でも自前で遊園地を作れるなんて…という野暮ったいツッコミは抜きにして、アーサー王子@保志聡一郎の絶叫を素直に堪能するのが正しい視聴者の有り方かと。ゾロリ先生プロデュースの遊園地がワナだと理解しているにも関わらず、「乗ってからでも遅くないわ」と嬉々としてアーサー王子を連れ出すエルゼ姫。姫すらゾロリに味方するこの状況で、愛を貫くアーサー王子の健気なことといったらもう、笑わずにはいられません。


  4月19日  月曜日  
  とりあえず日曜番組も全て消化したんですけど…感想が追い付きません。アムドライバーとか見てる場合じゃないのに、見てみると面白くなってるんで困ります。とりあえずレジェンズが最高に面白かったのでSee you later, Alligator!

モンキーターン   4/17    ★★★★
  競艇界で一番強い男“艇王”榎木。前回あれだけ猛威をふるったベテランもベテランの桐口オヤジが、プレッシャーでミスをしてしまうその強さ。とはいえモーター整備とかプロペラ云々とか言われても、強さとして判りにくいのでSGの凄さは置いといて。波多野と言えば恒例の珍会見、オヤジ受けする大ボケっぷりがいい感じです。

美鳥の日々   #3    ★★★★
  美鳥本人よりも沢村の描写に重点を置き、過去話からひとつひとつ良い所を発見していく。主人公の描写は軽めに済ませて、周りの女の子を徹底的に見せるのが普通なんですけど…傍若無人な姉とか暴走族とか出されても、根本がいい話なのでツッコミ入れるポイントがありません。いつか来る別れの時を知ってか知らずか、美鳥もしっかり日記をつけてますし。スキがありません。

鋼の錬金術師   4/17    ★★★★★
  ウサギを食べる事に躊躇するエルリック兄弟。ためらわずその肉を食するキツネの子供。“生きる為に他の命を奪う”という娯楽として成立しにくいテーマを、たった1話でしっかり描ききるとは。感服致しました。無人島暮らしはとかく話が地味になりがちなんですけど、過去と現在を上手くクロスさせて軽快に繋ぐそのテンポも御見事です。

ケロロ軍曹   #3    ★★★★★
  サラリーマンや女子高生の姿にケロロ人の頭。このシュールな絵だけで僕的には十分アリなんですけど、ケロロ@渡辺久美子とナレーション@藤原啓治の名演が笑いに拍車をかけてます。小桜エツ子なり中田譲治なり、芸達者な人達を積極的に使おうという姿勢は大好きです。ギャグをやるんだったら豪快にやらねば!
  監視カメラでついに明かされる軍曹の秘密。秘密というか炊事・洗濯・掃除、と普通の行動以外の何物でも無いんですが…その普通の行動を見てるだけで笑える、ってのは凄いことだと思います。御飯・味噌汁・おかずをバランスよく消化していく食卓の風景なんて、よほどしっかり見せないと笑えない筈なのに(笑)。

DANDOH!   #3    ★★★
  ゴルフは自分との戦い、精神力のスポーツという訳で、ダンドーの友達×2に襲いかかる試練。新庄プロによるゴルフ格言はためになるかもしれませんが…コースの外観とか、スイングやショット後の球の軌跡とか、もう少し絵で見せた方がいいと思います。ゴルフ知らない人には何をやってるのか判らないような。

とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   4/16    ★★★☆
  転校生の家は動物園。動物の御世話をするロコちゃん、動物達と遊んだりジュエリーハウスで遊んだりするハム太郎。ということで、学校シーン減少の危機。木村君の煮え切らない態度を考えれば、恋愛云々より動物を出した方が子供も楽しめると思いますが。
  そんなことより。綿菓子の雲を筆頭に、ハムスターでも食べられるお菓子が宙を舞う“すうぃーちゅぱらだいす”。このぶっ飛んだ設定に関しては、前回お伝えしましたが。ラズリーちゃんが生み出した“ふしぎなタネ”、このタネをひとかじりすると…現実世界でもそのお菓子が具現化できるという。何ともぶっ飛んだ設定です(笑)。

トランスフォーマー スーパーリンク   4/16    ★★★★
  「ユニクロンの復活を阻止する」と使命感に燃えるグランドコンボイ。「ユニクロンを完成させる」と衝撃的な発言を行なうロディマスコンボイ。尊敬する上官を目の前にして、「大切なのは仲間だ」と主張するホットショットもロードバスターもいい感じです。
  ここ数回、これまでCG一辺倒だったトランスフォーマー達を、必要に応じて手書きで補足してるみたいです。確かに彼らと言えども表情はありますし、何より動きにメリハリがつくのでこれは大歓迎であります。

無人惑星サヴァイヴ   4/15    ★★★★☆
  ついに通信機を獲得。颯爽と救難信号がキャッチされて、次回にはもう助けが来るみたいですが…どうも一筋縄ではいかないようで。これに限らず、これからも助けを待つだけなのか、そうだとして再びみんなの家で生活するのか、それともまた別の事件が起きるのか…今後の展開が全く読めません。どうあろうともこれまで通り堅実に、時に豪快に(笑)描いてくれるとは思いますが。
  どんな状況に置かれても、常にアダムに優しく接するルナさん。素敵です。“母親”には成りきれないものの、アダムにとって限りなくそれに近い存在であることは疑い様の無い事実。この溢れる母性愛はこれまでの積み重ねの賜物ですが、岩居由希子さんの声質に寄る所も大だと思います。やっぱり媚びずとも魅力的なヒロイン、ってのが理想的。

ポケットモンスターAG   4/15    ★★★★☆
  2人のトレーナーが1匹ずつポケモンを出し、2vs2で戦うポケモンタッグバトル。まずサトシ&ハルカとムサシ&コジロウのペアにケンカをさせて、仲直りしたサトシ&ハルカが連携を活かして勝利。という定石に従ったお話ながらも、途中で互いのペアを入れ換えるという工夫がなされていて、いつもとは違った感じのバトルが逆に新鮮でした。
  本来ならサトシとハルカが仲直りする際に、頬のひとつでも染めてくれると面白かったんですけど。恋愛要素はタケシが全て担ってしまっているので、ことサトシに関しては恋愛要素皆無という割りきりっぷりはさすがポケモン。まあ、今更どんな美少女が出てこようとも、サトシの目にはピカチュウしか写ってませんから(笑)。

絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク   #3    ★★★
  主人公がRBを乗りこなせる理由、そして夢を抱かずお金に固執する理由は…桑島法子と再会するまでしばらくお預けみたいです。軍の正義と海賊の正義、この辺のすれ違いが番組のメインになるんでしょうか?作画はいいので戦闘シーンは楽しいものの、何とも評価しにくい番組です。せめて女性キャラに華があれば…

鉄人28号   #2    ★★★★★
  ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先。全てはリモコン次第というこの割り切った斬新な考え方、さすがは横山光輝先生だなと。起動時に人間の命を犠牲にし、国会議事堂や街を破壊する。つまりその力の使い道はリモコンを持つ人間次第だと。鉄人の圧倒的な存在感に付きまとう、どこか悲しいその影が…何とも言えません。

キン肉マンU世 UM   #2    ★★★☆
  いきなり語られるテリーと摩天楼の過去、材質もサイズも異なる超人同志のレスリングにまかり通る微妙な理屈、リングの外で営まれる微妙なギャグ。このキン肉マンテイストに加え、次回はファンには堪らないベンキマンの子孫との対決。万太郎@小野坂昌也のヘッポコ演技は相変わらず見事なんですけど…どうしたらいいやら。

NARUTO   4/14    ★★★★★
  “大切なものを守るとき、忍は真の力を発揮する”との言葉通り、サクラちゃんを守る為に全てを振り絞って決着をつけるナルト。そして“木の葉舞うところに火は燃える、火の影は里を照らし、また木の葉は芽吹く”との言葉通り、火影様と親達が命がけで未来を担う女子供を守り抜く。ここ1ヵ月近くクライマックスを保ち続けているのも凄いんですが、最後をしっかりまとめきってくれました。いやもう最高です。

SDガンダムフォース   4/14    ★★★★☆
  音速の翼ガンイーグル。プラモデルの発売時期からしてガンダイバーが先だとばかり思ってました。宙に浮く故に軽いキャラってのはお約束として、飛行機雲をなびかせ飛ぶその勇姿は中々のカッコ良さ。飛行機雲もミサイルも、3DCGだからこそできる立体的な表現が実に見事です。あとはどういう形で笑いを取るかなんですけど…(笑)
  それにしてもモーションキャプチャーは凄いなと。ドクターが操るカンフーの軽やかさには驚かされました。開始当初はどうなることかと思いましたが、各々のキャラ付けや掛け合いはしっかりしてますし、2クール目にしてタイミングよく新キャラ投入と、真っ当に面白い番組になりましたね。いやはや驚きました。


  4月15日  木曜日  
  レジェンズのED“どうにもとまらない”が頭の中をグルグル回ってます。英語の歌詞が存在するのかは知りませんが、“作詞:阿久悠”ってわざわざレジェンズの為に?英語の分も…?阿久悠作詞と言えば“はれときどきぶた”ですが、高いテンションとセオリー無視の展開はよく似てますね。
  あと。たまたま見てたんですけど…アクアキッズ内のCMに“BURN-UP SCRAMBLE”はまだしも、“光と水のダフネ”は問題ではないかと。っていうか問題だと思います。

MONSTER   #2    ★★★★★
  医者の子供として医者になるべくして生まれ、バカ高い学費の医学部で医者の卵として勉強を行ない、一般的に言われる就職活動は行なわず、配属されてすぐ先生先生と呼ばれ奉り上げられる。その地位が国家試験に裏打ちされた技術に根ざしているのは判るんですけど、「医者とだけは仕事をしない方がいい」という御言葉は確かにその通りなのかもしれません。
  って個人的に見聞きした事をアニメの感想として書くんじゃないっての。絶対的な関係が作り出す閉鎖的な空間、そりゃあ医療現場の改革が一向に進まないわけです。って個人的な思い込みをアニメの感想として書くんじゃないっての。
  それもこれも作品の完成度が高く、ツッコミを入れるような内容でもないので、感想が書きにくいって事なんですよ。と言い訳をしてみたり。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   #2    ★★★★
  タコ云々をアッという間に凧にして大空に飛ばし、いつも通りのいわゆるオーソドックスないい話。詠唱時に力んでしまうので魔法が下手、というリルムの設定が活かされたのは久し振り。妖精はデザインがシンプルなので、髪型ひとつで印象もかなり変わってしまう…とはいえ、アレはさすがに酷過ぎますね(笑)。パーマミルモもかなりの違和感で、いい感じにオチが決まってました。あ、あと南さんのポニーテールは素敵でした。

陸奥圓明流外伝 修羅の刻   #2    ★★★★
  前回の心配はやはりそのまま的中。投げた後で中空に浮いた頭を蹴る“雷”はまだしも、指一本で人の身体に穴を穿つ“指穿”は…さすがに本編を知らない人には判らないと思います。
  アニメオリジナルのエピソードとして描かれた、将軍家指南役柳生新陰流柳生宗矩との関係。原作は読切形式での掲載だったので、アニメをひとつの物語に昇華するのは難しいと思いますが。キャラに深みを持たせる為にも、今後のエピソードに繋げていく為にも、十分だったのではないかと。むしろ陸奥八雲の戦うシーンを増やして、陸奥の技の何たるかを少し説明しておいた方がよいのでは?

  伊集院光 深夜の馬鹿力 4/12感想  
  忙しい芸能活動の中で、伊集院光がたまの休みをラジオに費やすのは最早周知の事実。とはいえ、“24時間珍行動スペシャル”だからって午前0時から勢力的に動き回らなくても(笑)。休みを費やすどころか翌日以降の仕事に差し支えますってば。しかもやってることは端から見れば無意味どころか無駄以外の何物でもありませんし。

MADLAX   #2    ★★★★☆
  予想通り前回の紛争云々はMADLAX@小林早苗のキャラを立てる為だけの話であり、ストーリー的には何の意味もありませんでした。今回はマーガレットお嬢様こと“声を聞かせるだけで視聴者に今後の病気展開を予想させ、番組のイメージを塗り替えてしまう”桑島法子こと、“心がビョーキ”(by帝国大劇場別館様)キャラを立てる為のお話でした。面白かったです。って論理が全然成り立ってませんが。面白かったです。
  価値基準の定義が一般社会から逸脱してしまい、いつ壊れてもおかしくないようなこの雰囲気が…好きな人には堪らない、と。#2だというのに今後の展開も全く判りませんし、人物の行動理念も全く分かりませんし、思わせぶりな台詞の意味も解説されませんし…という当たりが魅力なのではないかと。って論理が全然成り立ってませんが。魅力なのではないかと。

Get Ride! アムドライバー   #2    ★★★★
  地球の平和を脅かすバグシーンは敵ではなく、撃破するアムドライバーの人気と財力のバロメータ。ライバルは同じアムドライバー、つまりは敵は内にあり!と言えばかっこいいんですけど。ジャニーズ事務所で繰り広げられる骨肉の争い、イケメンヒーロー界での奥様獲得戦争、ってなホスト臭がプンプンするのは気のせい?というか劇中の一般人がアムドライバーに感謝しているように、現実世界の我々も玩具購入でその感謝を示せ、っていうリアル過ぎるメッセージが何とも言えません(笑)。
  「バグシーンは人を襲わない」っていう怪しい設定、相変わらず地味な仕事をこなしている本多知恵子さんは微妙に気になりますが…視聴は余裕があれば。感想はもっと余裕があれば。そんな感じで。


  週刊少年ジャンプ20号ランキング・感想  
1. BLEACH
  これぞ一挙2話掲載の見事な使い方。世界観の深さは推して知るべし、といったところでしょうか。長々と引っ張ってきましたが、ようやくソウルソサエティ内紛の理由が明かされるんですね。明かされる…んですよね?

2. NARUTO
  まさかこういう形で光明が指すとは思いませんでした。巡る過去の因縁が友情に見事な重みを与えております。カンクロウが役に立つかどうかはよく判りませんが(笑)

3. DEATH NOTE
  ついに直接対決。っていうか夜神君は竜崎の顔を知らないんですから、大人しくしてればもっと有利に調べられるのに。もしかして「実際に殺すところを見せてもらう」、って…御友達になるとか?さすがにそれは無理か。

4. シャーマンキング
  人気投票の結果に驚きました。まさかミッキーこと麻倉幹久が麻倉葉賢に負けてしまうなんて!ひどォいじゃないですか!女性キャラ1位が道潤、ってのも…(アンナ女将は別格)

読切. 霧野佐亜子と仲間達
  面白かったです。色んなロジックが散りばめてあって、作画は原作の魅力を引き出していて、何より信念が貫かれてますし。下手な連載作品より…(以下自粛)


  日曜番組感想 4/11  
火の鳥   #2    ★★★★
  ヒミコとサルタヒコそしてナギに関する描写が足りないせいか、テンポが速いというよりは少々短絡的な感が。話自体の盛り上がりはさほどでは無いんですが、壮大な大河ドラマの基盤作りと考えれば。

レジェンズ   #2    ★★★★★
  ハイテンションかつ絶妙な間を活かしたボケ&ツッコミ、#2も十分楽しませてもらいました。特に人質云々で少々シリアスになる場面を、主人公の馬鹿っぷりとメグのツッコミで切り抜ける辺りの脱力感が最高です。もっと主人公をバンバンぶん殴ってやって下さい。
  「アニメチックな夢だったなあ」とか「2話なのにまだ遅刻してる」など、楽屋オチ好きとしてこのテイストは大歓迎。アメリカナイズなテイストに加え、サブタイトルやED等など英語の使い方が教育番組チックなんですが…「あんまりいいアニメじゃなさそう」という自己批判への対策なんでしょうか(笑)。確かに勉強になるので、玩具販促番組の新しいあり方といえばそうかもしれません。
  本来この手の番組としては、レジェンズバトルをもう少し前面に打ち出すべきなんでしょうけど…しばらくはコメディ重視でいいんじゃないでしょうか。主人公がタリスポッドに執着をもっていないのも、まだ状況を把握してないというだけであり、その時が来れば素敵な直球馬鹿として大活躍してくれると思います。スタッフが玩具以外の要素で盛り上げないことには、玩具アニメは中々面白くなりませんし。それで売上が伸びるかというと微妙な所なんですが(笑)、スタッフとスポンサーのぶつかり合いが良い番組を作る、つまりはそういう事です。

金色のガッシュベル!       ★★★★★
  …えーと。何故かこの日に限って給食が豪勢で、それを賭けての体力測定が猛烈に馬鹿馬鹿しかったのはよしとしても。いきなりプロモーションビデオが始まった時にはどうしようかと思いました(笑)。当のパティはそれ以降も突っ走りまくりで、このキャラの立ちっぷりには恐怖すら覚えました。っていうか怖すぎです、もし憶えていても忘れたって言い張りますってば。

ふたりはプリキュア   #11    ★★★★★
  今週の舞台は水族館。ザケンナーだからって水も無く動き回る魚達には驚きましたが、ゲキドラーゴ最終形態のセンスの悪さにはもっと驚かされました(笑)とはいえ危機に瀕する弟を気遣い、本気で戦うブラックは猛烈にかっこよかったです。これくらい真剣さと迫力を見せてくれるなら、本作品に言う事は殆どありません。
  にしても。敵側にもう少し配慮してあげてもいいような。ピーサードもゲキドラーゴも邪魔者の域を出ませんでしたし、このままじゃ他の面々も…という心配にかられてしまいます。敵側にドラマを持たせるだけで話の深みが全然違うと思うんですけど。

仮面ライダーブレイド   #12    ★★★
  上級アンデッドことカテゴリーA、強いのは判るんですが。せっかく強くなったのにタディアナさんが可哀想です。そのタディアナさんと女医の再会、あっさり露見してしまうカリスの正体、と溜めずにバンバン話を進めるのはいいのか悪いのか。最早恒例となった自分の心情をペラペラ喋る登場人物も、ストレス無く見る為の手法といえばそうかもしれません。
  そう言えばブレイド&ギャレンとは違い、カリスはカードで人間に戻っていましたが。これはカードによる人間への変身、って事なんでしょうか?あとは天音ちゃんのミニスカートにドキドキです、ってこりゃさすがに狙い過ぎ。

特捜戦隊デカレンジャー   #9    ★★★★
  まさか戦隊物で“張り込み”するなんて!しかも刑事物なのに張り込み相手と接触するなんて!とまあ、いい感じに両方のセオリーをぶっちぎってますが(笑)、直球馬鹿なレッドの魅力が存分に表現されているので良しとします。っていうかアパートの一室にワラワラ入りこんでくるデカレンジャーの面々、という他の番組ではまずありえない絵が素敵です。

かいけつゾロリ   #11    ★★★★★
  チョコレートのお下品ペロペロ舐めに続き、今度はアイスのバー2時間執念舐め。当たらない懸賞制度&当たっても大した物は貰えない、そんなインチキ懸賞がシリーズものだったのには驚きましたが、この番組は「世間はイヤらしい大人ばかり」という真理を伝える素敵な教育番組なのではないでしょうか(笑)。
  元海賊の少年、小さくなるクスリといった過去の話の要素を上手く活かし、“難しいことを考えるとオナラがでる”というアイデアでまとめあげる馬鹿馬鹿しさ。これだけでも十分面白いんですが…ひとつひとつの現象に理屈が通っているので、不思議と知的な面白味を感じます。


モンキーターン   4/10    ★★★★
  上位入賞なら大丈夫、という状況で緊張して眠れなくなるくせに。一着とるしかない、という状況で吹っ切れて熟睡する波多野。つまりは「馬鹿」以外の何者でも無いんですが(笑)、逆にいえばこの馬鹿さがベテランに太刀打ち可能な唯一の武器だと。いくら“愛知の巨人”桐口オヤジとはいえ55歳、そこまで馬鹿になれるもんじゃありませんし。

美鳥の日々   #2    ★★★★★
  着々と作品世界が構築されつつあり、#2でもクオリティは十分で。何というかアニメ化して良かったな、と正直に思える作品ですね。一見するとよくある萌え作品に見えますが。このシチュエーションは春日野美鳥の弱い心が生んだものであり、沢村はその想いを受けとめた上で何とか解決しようとしている訳でして。作中では狂犬だの何だの言われていますが…主人公である沢村のこの誠実さ、人間としての魅力がつまりこの作品の魅力だと思います。

鋼の錬金術師   4/10    ★★★★★
  ようやくエルリック兄弟に錬金術を教えた“せんせい”の登場。女性だったのには面くらいましたが、2人を思いっきりぶん殴る姿を見て、父親であり母親なんだなと納得。本当にこの作品の登場人物はいい人ばかりですね。しみじみとそう思います。


  4月12日  月曜日  
ケロロ軍曹   #2    ★★★★★
  臆病と暴力の二面性をもった恋する乙女、と言えば花小町クリスティーヌ@池澤春菜。ブラックな面が非常に強く、冬樹くんにも恐れられている有様で…今後の関係が思いやられます。そのパートナーことタママ@小桜エツ子、ケロロ@渡辺久美子と同様基本的に1番組に1人で十分なキャラなので、一緒に共鳴してる所なんかは面白くもあり感慨深くもあり。
  今週もテンポはいいし、ガンプラアピールもあり、体操着でサービスも忘れない。完成度の高さは見事なもんです。

DANDOH!   #2    ★★★
  ゴルフの基本を教えよう、というのは判るんですが…延々と口で講釈を述べられても困ります。もう少し絵で見せないと。あと急ぎすぎた#1の分は#2でしっかりフォローしないと、仲間関係とかライバル関係とかよく判りません。むぅ。

とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   4/9    ★★★☆
  お菓子を食べさせない、水に入れない、一匹一匹別のケイジで飼う。子供向け番組ながら守るべきルールは遵守してきた当番組なんですが、何とすうぃーちゅはうす(この名称もどうかと思いますが)のお菓子はハムスターも食べられる、って。小さなお子様が真似したらどうするんですか(笑)しかもそのお菓子はこっちの世界(現実世界)には持ち出せない、という。こいつはまたぶっ飛んだ設定を考えたもんだ!
  ハムの面々もハムの面々で、食べても大丈夫と判った途端に食欲が暴走、お菓子で作られた人様の家をよってたかって食い散らかす有様。本能に忠実なこういう姿を見ていると、やっぱり所詮ハムスターだなと思わずにはいられません。
  今回は人間パートの作画がよかったんですが、ロコちゃんの出番が猛烈に少なくてもうガッカリです。その代わり前回削除されていた日記のシーンの代わりに、寝る前にハム太郎とのお話するシーンがあったのでひと安心。っていうか飼い主の言うことを少しは聞いてあげて下さい。

トランスフォーマー スーパーリンク   4/9    ★★★★
  冒頭からガルバトロン様がふんばっていたので、何なのかなと思ったら。何と巨大な座薬×3を地球にぶつけてやろうという、過激かつ壮大な作戦だったのです!人間とトランスフォーマーの違いである命とスパークの違い、それに興味を示したアルファQの今後の動向が気になります。っていうか1人4役で討論する長島雄一には感服しました。

無人惑星サヴァイヴ   4/8    ★★★★
  赤外線反射物質を延々と掃き出し続ける施設の何がテラフォーミングだと。バイオメトリクス認証等など相変わらず微妙な(笑)科学要素の当番組、アダムの両親らしき映像がいきなりスライム状になったのには驚きましたが…ルナさんが!まさかルナさんが!10まんボルトを会得してしまうなんて!テレパシーも使えるってことは、ルナさんはエスパー/でんきタイプですか?ってポケモンかいな。

ポケットモンスターAG   4/8    ★★★★
  現在の舞台ホウエン地方とこれまでの舞台カントー地方は遠く離れていて、それ故にサトシはピカチュウ以外のポケモンを全て預けて旅立ったんですが。ポケモンFR・LGの登場で相互通信が可能になり、オーキド博士がヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネを持ってきてくれました。
  新OPにフシギダネがいたので、以前サトシが育てていたフシギダネ@林原めぐみが復帰するのかと思ったら…全く別のフシギダネ@愛河里佳子でした。林原フシギダネはいい感じに愛嬌満点だったのでちょっと残念。しかも連れていきすらしなかったのでもっと残念。

絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク   #2    ★★★
  主人公が海賊に荷担する理由や金に固執する理由、ロボットの強さや一般市民がおかれている状況など、今ひとつ強く惹き付けられるものがありません。今後はおそらく海賊の主人公と軍人の桑島法子が、度々交錯していく展開になると思われますが…ううむ。キャラの面々は個性豊か…だと思うので、もうしばらく待てば猛烈に面白くなる…のではないでしょうか。何ともコメントしにくい番組です。

鉄人28号   #1    ★★★★☆
  キャラのデザインはまさに旧時代の遺物なんですが、“ロボットが存在する”という条件1つでアッと言う間に独特の世界観に。背景から小道具まで細やかなこだわりが行き届いてて、ラストで包帯に巻かれた鉄人が立ちあがるシーンは猛烈にかっこよくて、次回への引きもバッチリでした。あとは鉄人をどう動かすか、それさえしっかりしていればかなりいけるのではないかと。

キン肉マンU世 UM   #1    ★★★★
  そのまま。まさに前作の続きというに相応しい番組で、微妙にまったりした雰囲気もそのまま継いでいるのが何とも。カルビ丼〜もそのまま使うなんて。最大の問題はOP・EDのテンションの低さで、前作はOPの迫力だけで毎回ウットリできたのに!何てこった!個人的には活躍してるのに冷遇されまくる万太郎や、実の姿と違いすぎるシルエットなど、キン肉マンらしい点は好きなので…うーん。

NARUTO   4/7    ★★★★★
  波の国編、中忍試験編、木の葉崩し編…全てを経てついに炸裂、渦巻くナルト忍法帳。砂の守鶴に取り憑かれた我愛羅という、自分に近い境遇の相手に対峙し、影分身から口寄せの術に繋ぎ、最も苦手だった変化の術で九尾の狐に変化する。これまで影が薄かった主人公ナルト最高の見せ場であり、この番組のテーマを伝える最高の見せ場。それだけにこの素晴らしい出来には満場の拍手を贈るべきだと思います。まさに最高。

SDガンダムフォース   4/7    ★★★★
  風の騎士“自己陶酔”ゼロと“馬鹿熱丸”改め爆熱丸で直接笑いをとり、非武装キャプテンを脇にたたずませて間接的にも笑いをとる。総集編なんですが、お馬鹿な映像ばかり重点的に集める辺りは、この番組の笑いのスタンスをしっかり把握してます。あとは敵の三幹部にもう少し芸があれば、一気に面白くなると思うんですけど。
  1クールごとにOP・EDが変わるSEED方式。正直いってこの番組にそんな影響力は無いと思いますが(笑)、脱力パフィーと情熱ホワイトベリーは気に入ってたので少々残念。ラップで踊る、という新EDは無限戦記ポトリスからの拝借でしょうか(笑)。

ラグナロクオンライン   #1    ★★★
  大人気廃人育成MMO-RPGがアニメに!と言われても。よほど気を使ってアニメ化しない限り、MMO型は元々大した事件がある訳でも無いので…ファンタジー世界でまったり過ごすだけになるような気が。しかもアイテムとか魔法とかスキルとか、リアリティが無くなるほど露骨にゲーム過ぎて何とも微妙です。冒険者がわらわらとうろついている世界、ってフリーターが溢れている世界みたいだって事に気付きしばし呆然。
  そんなことよりも何よりも問題なのは、キャラが“萌え”ない…どころか特徴が感じられないという。そう考えると“.hack”の気遣いの細やかさがよく判るってもんです、ゲーム自体はネット非対応でしたけど(笑)。

MONSTER   #1    ★★★★★
  クオリティの高さと原作の再現度には定評のある日テレ深夜枠。何と本作は70話を越える長期シリーズだそうなんですが、逆算すると最終回付近が野球中継に絡むのではないかと。1話見逃すとついていけなくなりそうなので、野球の延長さえなければ十分楽しめると思うんですけど…ううむ。僕は頑張ってみるつもりです。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   #1    ★★★☆
  タコ不要。新シリーズなんですからもう少し恋愛模様や妖精界等、作品の世界観を広く見せておくべきだと思うんですが…画面に移るのも喋るのも話の中心に居座っているのもタコばかり。タコ不要。タコ不要。タコ不要。作画好調時の南さんは相変わらず素敵でしたが、それだけ楽しめるかどうかは微妙な所。何にせよ次回以降の日常的なお話次第なんですけど。

陸奥圓明流外伝 修羅の刻   #1    ★★★★
  原作ファンとしてアニメを何度か見てきましたが、今回ほど不安に駆られた事はありませんでした。絵を動かさないと話にならない作品なので、どうやっても失敗するだろうと。これがまた不思議なもんで、決してクオリティは高いとは言えませんし、この枠で時代劇もどうかとは思うんですが…想像より出来が良かったので逆に安心しました。ちなみに微妙なCGは許容範囲。#1みたいにアクションさえしっかり見せてくれれば。ええ。
  原作者は自分の好きな分野を描く為に、常に丁寧で判り易い説明を心掛けているので、#1としては非常に判り易い導入だったと思います。気になっていた陸奥のキャスティングも、高橋広樹でさほど問題無いと思います。本人は「無空破や虎砲を練習したことがあります」と馬鹿なコメントを残してましたが(笑)、あとはこの馬鹿っぷりに“大”がついて大馬鹿になってくれれば。
  一応原作ファンとして幾つか気になる点を。まず断わっておくと圓明流は殺人拳であり、技を振るう舞台は試合ではなく死合です。外伝では相手が歴史上の人物なのでさすがに殺しませんが…血を飛ばせないテレ東規制と「真似しないで下さい」的な配慮で、命を削り合う戦いの迫力が半減してしまうのではないかと。そこは演出次第かもしれませんが。





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