日記過去ログ一覧に戻る



★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価



  日曜番組感想 10/31  
レジェンズ   #30    ★★★★★
  グリードーvsキルビート、以前火のサーガを失っている因縁の対決。E.H.エリックとC.W.ニコルを勘違いするネタは何人くらい笑ってるんでしょうか?。それはどうでもいいとして、各レジェンズに属性を踏まえて相手を差し向けたり、ガリオンがエレメンタルチェンジしたり、いきなり本格的なレジェンズバトルに突入。
  本編もグリードーとディーノの関係を掘り下げる重要な話で、ホビーアニメには必須の「僕は君が大好きだ」というディーノの告白もあり、前置きが長かった分を真面目に取り返すんだな…と思ったら。いきなりディーノがレジェンズクラブの歌(作詞作曲:シュウ)を歌い出し、ついには皆で合唱を始める有様で(笑)。合唱が中途半端に揃ってないのも含めて、視聴者をシフトエレメントより遥か深い闇の彼方に落とし込むような。そんな心地良さがこの番組にはあるのです。

金色のガッシュベル!       ★★★★
  野獣デモルト登場。スケールがまさに段違い、これに比べたらキャッチマイハートもベリーメロンな可愛さよ。可愛さといえば今回はレイラの魅力が爆発していて、回復の為に戦線離脱しているティオ&恵の影がどんどん薄くなっているような気が。この作品のヒロインは高峰清麿君なので、何の問題も無いんですけど(笑)。

ふたりはプリキュア   #38    ★★★
  亮太のお使い大作戦!あの知能レベルで小5というのも驚きですが、それより驚いたのは亮太が光の園の住人になっていたことでした。非常に回りくどい表現なんですが、とどのつまりはメポミポのような妙な声になっていてビックリと。そういえば“Dr.リンにきいてみて!”にも、こんな感じのクラスメイトがいたような気がします。って。例に挙げる作品が微妙な上にうろ覚えだなんて。何なんでしょうか。
  ノートに硬貨を貼り付けて「貯金」と主張する金銭感覚、皆様どう思われますか?。僕は間違ってると思います。

仮面ライダーブレイド   #39    ★★★★
  広瀬父は広瀬父では無く、トライアルBだった!って。あの偉そうなオッサン(天王寺)は誰なんですか!とはいえ雰囲気は出てますし、広瀬父の葛藤が興味深いので良しとします。自分が人間でない事を自覚した上で、善悪を超越して情熱にその身を捧げる姿は見応え満点。ギャレン候補のあの人も時もそうだったんですが、こういう強烈な脇役がいなかったらと思うと…背筋が薄ら寒くなります。
  メインキャストで言えば、ジョーカーを抑え込んだカリスが帰って来た途端、デートを敢行する天音ちゃん&カリスをいい加減に何とかして下さい。あとは広瀬父に軽くひねられるムッキー(レンゲル)、クモだとしてもムッキーだとしても駄目駄目っぷりが釈然としないんですが…。でも地雷原を駆け抜ける剣崎、という懐かしい映像が見られたのは収穫。街中での戦闘を考えると仕方ないんですが、最近爆発が少ないのは寂しい限り。

特捜戦隊デカレンジャー   #37    ★★★★★
  デカブルー、通常の職務をこなしながら昇進試験合格まであと一歩。背後には支えてくれる女性が?…ということで、酒場でいきなりロマンスを繰り広げる番組に。最終試験は本部が指定する事件を48時間以内に解決することで、その犯人はロマンス相手の弟。弟は余命僅かの姉の為、罪を犯しながら薬を作っていた…という話。
  デカだからこそ、姉を愛しているからこそ。昇進も辞退し、恋に別れを継げてデカとしての道を行く。何処かで少し目をつぶれば誰に文句を言われる事もなく幸せになれるのに、全員が自ら辛い道を選ぶという、この切な過ぎる悲し過ぎる結末。素晴らしい。巨大ロボを全く出さない、という大英断にも拍手。

かいけつゾロリ       ★★★★★
  ノシシがイモ判を作りました。このイモ判を使いたいから銀行で預金通帳を作るぞー!って。番号札をもらって延々と待ったり、ティッシュを貰ったり…リアルな銀行描写にまずやられたんですが(笑)。先にリアルな絵を見せておいて、実は“預金の引き出しにはブルルチョコの包み紙が100枚必要”、という。何と卑劣なブルル銀行!と、視聴者の怒りを煽る見事な演出。
  チョコを買う為にハンバーガーショップでアルバイトに精を出し、労働の喜びを感じ賃金を得て、いざ預金引出…と思ったら。規則が改正されていて、“ブルルアイスの包み紙が300枚必要”になっていましたとさ。いい加減にしろ銀行業界!高給貰ってるくせに業務終了が速すぎるぞ!公的資金注入ってどういう事だッ!と、大人の世界の理不尽さを見事に描ききってます(拡大解釈)。
  そこで我らがゾロリ先生、イモ判から究極的な閃きを獲得。「自分でお金を作ればいいんだ!」、次回造幣局での活躍を御楽しみに!


モンキーターンV   10/30    ★★★★★
  全日本選手権準優戦、三船vs榎木。モーター整備力+レース運び+殺気で榎木の完勝、「よく言えば正攻法、悪く言えば予測がしやすい」と冷静に三船を評し、「まだ前は走らせませんよ」と負けん気全開。さすが艇王。洞口君をフライングさせるだけあります。
  で。SGから蚊帳の外、負け犬洞口君はというと。同期の三船を「三船君」と“君”づけで呼ぶくせに、艇王は「榎木」と呼び捨て。こっちも負けん気全開なんですが、どうにも子供っぽいのが結果として現われてます(笑)。
  全日本選手権準優戦、波多野vs櫛田。左手の痛みに耐えながら、波多野の無茶なツケマイ三連発。左手が痛むからこそのツケマイだったんですが…まさに三船と正反対の無茶っぷり。これだけ無茶をしても転覆しない、左手の怪我から学び取ったこれぞ波多野の成長。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY   #3    ★★★★
  #3にして戦艦同士の戦闘。議長を乗せたまま追撃…はどうかと思いますが、勢いに引き込まれるので問題なし。ザクウォーリアやインパルスの発進シーンも格好いいですし、戦闘に躊躇しない主人公ってのは前作と好対照。戦う戦わない葛藤を延々と見せられるよりよっぽどマシかと。ただ、その分出番が少ないのは御愛嬌(笑)。綺麗言をのたまうカガリに噛み付く、今回やったのはこれだけ。
  前議長の息子であるにも関わらず、アレックスと名乗りオーブで暮らしていたアスラン。敵艦の名前とかけて、アスランの名を呼ぶ議長…の辺りは中々雰囲気が出てたんじゃないでしょうか。アスランがザフトを去った理由や、再び戦いに出る際の動機など想像をかきたてられます。主人公そっちのけですが(笑)。ちなみに。議長が艦長@小山にあそこまでイシニシアチブを取れる理由は何なんでしょうか。既に「議長だから」を超越してるっぽいんですけど。

ボボボーボ・ボーボボ   10/30    ★★★★☆
  度重なる放送休止、まさかの放送時間帯変更。そして番組の今後を考える緊急討論会を経て、ついにマルガリータ四天王の1人OVERと対決。OVERの脅威を感じ取ったのかリアクションを楽しみたいだけなのか、「って天の助が言ってましたー!」とのサブタイトル通り、次々と仲間をOVERに叩き付けていく主人公ことボーボボ。天の助はあっさり真っ2つにされ、助けに来てくれたサービスマンもその力及ばず、首領パッチに至っては「どうせ行ったって…」とムカつく表情でやる気ゼロ。当然OVERに叩きのめされて「はい、これもパターンです」、と明るくやる気ゼロ。面白いです。唐突な感想ですが。
  勿論それで番組が成立する筈も無く。3人まとめてOVERに飛びかかる…前に、当然のごとくOVERを完全に無視してボケ&ツッコミ。頃合を見計らってOVERにツッコミを兼ねた攻撃を打ち込む、いつもの汚いやり口です(笑)。被害者ことOVERも当然激怒し、「殺してやるぞ、天の助!」とボーボボの思惑通りの展開に。文字通り料理された天の助を材料に、いきなり始まる3分間天の助クッキング。御約束通り美味しいはずも無く、期待されるのは吐き出し時のリアクション…のターゲットは何とビュティさんの顔。そして吐き出された天の助の残骸から覗くは修羅の顔。ええ、リアクションは僕らの想像を1つ超えましたとも(笑)。
  で。ついに発動、鼻毛真拳奥義"リンリン天国"。所狭しと大砲が配置されたバトルフィールドに、いきなり頭に電話を載せた大量のサルが登場。電話のベルで相手の鼓膜を攻撃するという…効果はどうでもいいんですけど、「すいませんでしたー!」と大砲からサルが一斉に発射され空に消える、この絵だけでもう十分奥義です。感想には戦闘描写がありませんが、何だかんだあってOVERの怒り爆発。そして現われたのは…魚雷ガール。続くって言われても。どうしたらいいんでしょうか。

ケロロ軍曹   10/29    ★★★★
  ネットオークションで買ったバイクで遭難。一人ぼっち…かと思いきや、ナレーターに話しかけるケロロ的荒技。趣味はゴルフ…って、藤原啓治自身の趣味なんでしょうか。まるで天使のような夏美さんについては省略。綺麗でした。

ビューティフルジョー   #5    ★★★★☆
  いきなりムサいオッサンに「相棒!」と呼ばれる主人公ジョー。「赤か青を切るんだ!」両方切って大爆発する開始3分。ビューティフルジョーに変身し、テーマ音楽にのってかっこよく?脱出。オッサンは病院送りでいきなりの別れ。それとこれとは何の関係も無く、辿りついた隣街にはキャプテンブルーの息子が。街の人々と協力して健闘するものの、どんなに待ってもキャプテンブルーは現われず、ジャドーの本格的な攻撃に大ピンチ。そこでようやく登場"出たとこ勝負の真っ赤なナイスガイ"、つまりは主人公ビューティフルジョー!。
  ツボを抑えた真打登場、そして冴える必殺技と十分燃える展開だったんですが…威勢よくジャドーを撃退したところで、再び響く「相棒!」という呼び声。入院している筈のオッサンの横には爆弾。「赤か青を切るんだ!」再び迫られる選択に、「青を切れ!」というブルーJr.の叫び。キャプテンブルーにすがる自分の弱さを認め、振り切って新たな一歩を踏み出す…という、B級テイストをふんだんに盛り込みつつメッセージも込めるという。電波スレスレの見事な脚本に乾杯。
  ここまでストーリーダイジェストを書かないと、面白さが伝わらない電波&感動の脚本。これはこれで凄いのでは。

アークエとガッチンポー!   #5    ★★★☆☆
  アークエの祖母こと無敵老婆アーマ。剥いた足の皮で茶を煎じて客人に飲ませる、形容のしがたい無敵っぷり。そして今回の地球破壊工作員、「人生なんてロクなもんじゃない」と街の人々を人生に絶望させるという(成功しているので、こちらもある意味無敵)。街の人々を絶望から救い出す為、我らがジャスミンは「宣伝カーで説得する」という妙案を発動!。いや、そのまんまなんですけど。
  「でも車の免許がないよ」「アタシのプリプリクラゲは柔術五段よ」、とプリプリ柔術を御披露するのかと思ったら…プリクラ2匹で一緒になってクルクル回るだけでしたとさ。「結局どっちが勝ったの?」「楽しんだ方が勝ちよ」「もういいから仕事しようよ」、アークエの絶妙なツッコミが冴え渡ります(笑)。っていうかそんなどうでもいいボケに時間を割かないで下さい。ちなみに、地球の平和は無敵老婆アーマの高齢者ラップで守られたので御安心を。老婆が歌って踊って、街の人々の人生に希望の灯が…って。見ていて頭がおかしくなりそうなんですが。さらに合言葉のガッチンポー!まで言ってしまう有様、誰かこの無敵老婆を止めて下さい。
  後編は、アークエがモンジャンに決闘を申し込まれる話。イガグリ頭の小学生が木刀を持っている…までは普通なんですが、校庭の木はおろか校舎まで真っ二つにする見事な切れ味。しかも地球破壊工作員だから…といった理由も特に無し(修行したらしい)。この小学生+木刀の恐怖をじっくりじっくり煽っておいて、いざ決闘となると、プリクラから電撃を発射してアークエがあっさり勝利。だから相手の強大な力にも動じなかったのか!って。何なんですかその豪快な展開は。そんな力があるなんて聞いてません…が、多分今後は使わないと思うので。暖かい目で見守ることにします(笑)。






日記過去ログ一覧に戻る