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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価



  11月29日  月曜日  
  ジャンプ・サンデー・伊集院ラジオ感想を掲示板で扱っているので、トップページに書くことが無くなってしまいましたさ。今更言うのも何なんですけど(笑)。そういえば、昨夜かなりレジェンズっぽい夢を見ました、ってネタが無くなったらいきなり夢の話か!。日々見る夢をかなり覚えたまま覚醒し、反芻して落ち込んだり楽しんだりしている僕なんですが。今回の夢はストーリーの完成度が高く、さらに夢ならではの脈絡の無さや豪快な映像表現など、色々と楽しめました。いやしかし酷い文章ですな。
  アニメ感想についてどうしようか色々思案に暮れてます。年末から年明けしばらくまで忙しくなるので、視聴した全番組の感想を書くのは不可能に近いんですが。少し前に書いてみた、視聴全番組の感想を適当にアップしてみます。半年前の番組に関する詳細なメモも保存してあるので、時間&気力さえあれば今からでも書けますが。感想を書きやすい&書いてて楽しい番組を絞りこみ、そうでない番組は評価と1行コメントで済ませるべきか…とか色々思案中なので、まだ何とも言えません。



お伽草子   11/30    ★★★
  「あたしのこと可愛いだって」「乱視が入ってんじゃないの、その人」光と貞光の会話。貞光君、そこで何故否定するんですか(笑)。君なら乗り気になって口説いてもおかしくないのに。綱のデート疑惑に尾行を始める光と貞光、綱の目的が全く判らないので…こちらも下世話な入り込み方しかできません。

  願いをかなえる金の星。光が頼光兄さんに会えたのはよしとしても、金の星で手に入れたのが荊木さんのグレイトな夕飯って。もう少し何かあってもいいんじゃないですか…?。


MONSTER   #33    ★★★★★
  子供の飛び降り自殺が頻発。奇跡的に一命を取りとめた子供@坂本千夏、「僕は選ばれたんだ」という言葉に薄ら寒いものを感じました。ビルの屋上の端っこに2人で立ち、目をつぶって一歩ずつ互いに近付く。生き残った方がつまり選ばれた存在なんだと。この非現実的な行為に至る感情を視聴者に納得させる、これを見事にやってのけるのが原作者の浦沢直樹。そしてその雰囲気を崩すことなく、忠実にアニメ化するのがこの番組のスタッフと坂本千夏の演技。感服致しました。

  これまで全くと言っていいほど素の表情を見せなかったヨハン。底知れぬ深さと暗さの中で光を放つヨハンの狂気、彼の眼を見ているとその中に引きずり込まれそうで…正直いって怖いです。そのヨハンがある絵本を見た瞬間、ガタガタ震えだし涙を流しうめき声を上げ…卒倒してしまいました。こっちはこっちで怖いです(笑)。

  それでも先が気になってしまうのが人の性。これはヨハンに言い知れぬ魅力を感じている、と言っても間違いではありません。劇中の人々もこうやってヨハンに心を奪われていったんでしょうね…。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   11/30    (休み)

焼きたて!ジャぱん   #8    (休み)

BLEACH   #9    ★★★★(黒崎父に捧ぐ)
  一護の宿敵、グランドフィッシャー@茶風林。可愛くもない疑似餌を使う絵的な嫌悪感、そして「好物は女」という生理的な嫌悪感、嫌悪感で身を固めたホロウの重鎮。原作が今のような展開になっているのは、やっぱりホロウの人気が無かったからなんでしょうか?。と色々邪推をしてみる思考実験。人のいいおじさんを演じる事が多い茶風林ですが、こういう下劣な役も上手いんですよね。さすが重鎮。

  「相手が手を出せない存在を見せてスキを作る」、というグランドフィッシャーのイヤらしい作戦。正直そんな精神攻撃で勝てるほど甘い世界じゃないと思うんですが。あとは問題の「誇りはどうなる?」について。誇りを失って死んだ目で生きる一護を見るより、カッコイイままの一護で死んで欲しいということですか。嫌な受け取り方ですね、すいません。

  でも。あのゲストキャラの存在意義、そしていきなり出て来た母親、意図がよう判りません。ここで因縁にある程度決着をつけておこう、ということなんでしょうか?。グランドフィッシャーの「最も浅はかで、最も弱い死神だった…」に対する一護の返信もなくなってましたし。うーん。でも、黒崎父の名シーンはそのままでした。救われました。


ファンタジックチルドレン   #9    ★★★★★
  ベフォーレの子供達の名前が憶えられません。いまだもって微妙に混乱気味なのに…盲目の女性に舌なめずりする男、その男を電撃で黒焦げにした謎の老人登場。こう色んな角度から突然変化球をぶち込まれると、気持ちの切り換えが大変です。どうやらベフォーレの子供達の知識を得て、かのような超能力を得たようです。さすがに超能力バトルアニメには…なりませんよね?。

  謎の老人達とベフォーレの子供達を繋ぐのが、自然界には存在しない物質オエセル。「エンマ」と呼称される一連の幻覚。トーマ&ヘルガ、ベフォーレの子供達、ゲド機関、ベフォーレの子供達の裏切り者?による上層部、州警察の刑事…と、視点が色々あるのでやっぱり大変ですが、先が気になるのもまた事実。ここまで来たら最後まで付き合います。

  トーマと仲良くなるのに1年かかったアメデオ、ヘルガには一瞬で懐くエロザルだったことが判明。それはまあいいとして、今がヘルガにとって1番平穏な時期なのかなーと思うと切ないです。


Get Ride! アムドライバー   #35    ★★★★★
  ゼアムの秘密を守る為とはいえ、シーンとセラの仲を勝手にでっちあげるダークさん。したたか過ぎる…のは年の功としても。それにあっさり騙されて、「青春っていいものだなぁ!」と嬉しそうに笑うシムカ@堀内賢雄…。いいですなぁこの馬鹿指導者っぷり、いつも薔薇を持っているのは伊達じゃありませんね!。

  シムカの話に随分時間を割きましたが、今回はパフとセラのお話。パフを争いに巻き込みたくないというのは、セラの建前であり本音。セラの中に割り切れない想いが溢れているのがよく判ります。この非常に複雑なセラの心を受けとめてくれるのが、同じ女性アムドライバーであり先輩のパフだったと。そういえば番組開始直後にも「あんまり頑張りすぎないで」ってセラに言ってましたね。この手の番組で女性同士の友情を描く、ってのは珍しいなと。

  「エーリックの仇だ!」というロシェットの狂気じみた絶叫に対し、「シシーの仇だ!」というラグナくんの軽さといったらもう。最高です(笑)。あんまり引きずらない所がラグナくんの長所なんです。本当です。


  日曜番組感想 11/28  
レジェンズ   #34    ★★★★★
  前回ガーリックハンバーガーから受けた脳下垂体への刺激で、過去の記憶を取り戻したガリオン。レジェンズの歴史と使命を延々と語る。当然シュウが真面目に聞いてる筈もなく、シロンと一緒にグーグー睡眠。あまつさえ「判りにくいよ、アニメにしてくんない?」とシュウが言えば、「そいつは無理だ風のサーガ、アニメ作るの結構大変だって話だ。あれ30分番組で何枚絵書くか知ってるか?3500-4000枚だぞ」とシロン。何処でその知識を得たのかは知りませんが(笑)、素晴らしい漫才でした。その後ちゃんと紙芝居形式で説明してくれるガリオン姉さん、こっちも見事にツボを抑えてます。

  文明の夜明け、文明の黄昏、そしてレジェンズウォーによる文明の滅亡。地球を蝕む人間を裁く為の存在がレジェンズ、その審判を手伝うのがサーガ。さらにレジェンズを目覚めさせたのがウインドラゴンで、ウインドラゴンの号令でレジェンズウォーも始まると。シロン(チンピラ)にその憶えがない以上、一体誰がレジェンズを目覚めさせたのかという疑問が残ります。それがDWCのCEOであり、黒いウインドラゴンのランシーンさんだろうと。ようやく番組の核心が見えてきました、いや実に長かった…(笑)。

  この話を聞き当然ながら萎縮する子供達、そこでバカこと主人公が大活躍。おかしいと。根本から間違ってると。絶対そんな事やらないと。根拠は全くありませんが(笑)、細かい事を考えないバカの勇気に励まされ、迫りくる3匹のウシに対しサーガ勢揃いで4人同時のリボーン。凄い凄い、いつの間にかシュウが先陣きって戦ってますよ!。引っ張ってますよ!。


金色のガッシュベル!       ★★★★★
  レイラの本の持ち主アルベール、ついに正気を取り戻す。魔物と人間が信頼で結ばれることで、最大の力を発揮することが出来る、という御手本のような見事な連携攻撃。多数のビットを同時に遠隔操作し、爆破・連結そして捕獲とまさに縦横無尽八面六臂の大活躍。

  これまで可愛さを前面に押し出してましたが、レイラ@宍戸留美のサディスティックな魅力がここでついに爆発。力だけのデモルトを手玉に取ってやりたい放題、魔性の女っぷりを遺憾なく発揮してます(笑)。これこそ宍戸留美。

  全員の力を合わせ、ウォンレイやキャンチョメそしてウマゴンの力も借りて、ティオの号令で(笑)ついにデモルト撃破。ためにためたバオウ・ザケルガ炸裂のシーンは迫力十分。いやいや、櫻井孝宏の絶叫はいつ聞いても美しいですね。


ふたりはプリキュア   #40    ★★★
  位置付けとしてはラクロス話の総決算…なんですが、敵と戦うためにha 設定上どうしても試合を抜けねばならぬのです。学校の行事も友達のイベントも、何もかも敵がやってきて滅茶苦茶にしてしまう、というのが本作の問題点。心置きなく戦えるように、なぎさがいなくてもいるように思わせる、という角澤くん@松本保典の気遣いが非常に切ないです。まさに苦肉の策。続編でこの辺の設定がどうなるのか、気になる所。

  プリキュアが何もせずとも、気が付けば敵の方から大ピンチ宣言。確かに番組も終盤なので、クライマックスに向けて盛り上げなくては…といっても。いいように使われている角澤君が可哀想。


仮面ライダーブレイド   #42    ★★★★★
  アンデッドをライダーに封印させ、そのライダーも始末する。天王洲アイルの壮大な野望が少しずつ明らかにされていき、終盤に相応しい盛り上がり方…と言えなくもありません。あ、名前は天王寺でした。失敬失敬。

  ムッキーと虎アンデッド姉さんに対し、「怖くない!」と覚悟を決めたムッキーの同級生(名前憶えてません)。自分がこれまで行なって来た戦いの無意味さを知り、最後にムッキーを正そうとした虎姉さん。いくらカテゴリーAに操られているからって、ムッキーを置き去りにして虎姉さんと同級生メインで話が進むのは…微妙ですなと。

  虎姉さんのカードを手にし、そして久々登場の嶋さんの力を借り、ムッキーついにカテゴリーAを封印。アブソーバーを渡したのは封印したアンデッド達の力を借りる、ってことだったんですか。嶋さんがあっさり封印されたのもこれで納得…するには長いフリでしたな(笑)。これまで散々迷惑をかけた分、ムッキーには頑張って欲しいものです。


特捜戦隊デカレンジャー   #41    ★★★★★
  「デカレンジャーはタレコミ屋のエイリアンの情報で現場に急行した!」という、何とも素敵な導入部。ターゲットを文字通り消失させてしまう、ジンギ@高山みなみの不思議な能力の謎をデカグリーンが追う、というお話。実は30分前の番組にも気弱な少年漁師役で出演してたんですけど(笑)、この演技の幅は見事なもんです。

  ターゲットを密室空間に閉じ込める、ジンギの能力の謎。何も無い真っ暗な空間で繰り広げられるデカグリーンの推理、そして過去のトラウマとの戦い。推理物でも見られないような非常に特殊な謎解きであり、わずかな手掛かりから想像力をフルに働かせて真相に辿り付く、という展開は中々の見応え。よく考えられてるなーというのが正直な印象。

  この番組からは、「この番組でしか見られない物を見せてやる」という意気込みがビンビン伝わってきます。これまでの戦隊物とも少し毛色が違ってますし、日々新鮮な魅力に溢れているのは素晴らしいことじゃないかと。


かいけつゾロリ       ★★★★
  港に住み、道行く船を襲うおばけイカ。名前がよっちゃん、というのはどうかと思いますが(笑)。そこに謎のダンディ発明家ガオン@江原正士の再登場が絡み、おばけイカ退治大作戦での勝負へと展開。実はおばけイカには理由があり、単純な退治で終わらないのがこの番組のよい所。

  大量のコショウをばら撒いたり、大きな指をグルグル回したり、そしてお得意のオナラ風船(笑)…と、思い付く限りの手段で頑張ってます。こういう一見どうでもいいような工夫が、いつか世界を救うんです。おでんだって食べ放題ですよ。ただ、ちょいとガオン率が低かったのが残念といえば残念。


モンキーターンV   11/27    ★★★★★
  競艇における最大最高のレース、賞金王決定戦。その出場権をかけて競艇王チャレンジカップに挑む波多野。優勝戦の相手はヒゲがキュートなナイスミドル“北海の狼”こと犬飼軍志、“艇王”榎木祐介そして“一般戦の鬼”蒲生秀隆。勿論焦点は波多野が見せた必殺ターン、Vモンキー。各自期するものがあるようですが、中でも蒲生の「ワシのもっとるもん全部出して、Vモンキーを破りたいんや」という、純粋な想いにしびれました。
  蒲生が長らくSG出場を拒否していた原因は、SG優勝戦で犯したフライング。観客を裏切ってしまったそのトラウマを、「波多野に勝ちたい」という勝負への執念で乗り越え、フライングぎりぎりのスタートを決めるその瞬間にしびれました。さらに一対一で初めてのVモンキー破りを見せ付けるその力と技。作画クオリティの高さ+CGによるレース演出も素晴らしく、もう逐一しびれっぱなしです。
  過去のトラウマを振りきりSGに復帰、そして自分の技を最大限に発揮してVモンキーを破り、以前裏切ってしまった客席から満開の蒲生コールを浴び…これほど幸せな瞬間が他にあろうかと。モンキーターンVの主役は蒲生秀隆でもいいんじゃないかと、そう思わせるほどの完成度でした。手放しで絶賛します。
  賞金王の出場権は何とか獲得した波多野ですが、蒲生さんのVモンキー破りで既に弱点は明らか。もはや波多野は丸裸、短い栄華から再びどん底…なんですけど、そこで「燃えてきましたよ!」と言える所はさすが主人公。番組的には満を持してのクライマックス賞金王決定戦、再び挑戦者としてのリベンジを期待せずにいられましょうか!。

ななみちゃん   11/27    ★★★★
  サッカー少年ケマリオ@比嘉久美子。ボールを渡した瞬間パスもせずひとりで遊びまくるななみに対し、「サッカーはひとりでやるもんじゃない、チームでやるもんだ」と自分で言って、自分の過去を思い出すエマリオ。マスコットのくせに猛烈わがままな大福ことななみちゃんを見て…って。そんな扱いでいいのかマスコット。
  5分なので起承転結があっという間なんですけど、ケマリオのサッカーシーンの動きが無駄に凄かったです。無駄ってなんだ。

MAJOR   #3    ★★★★★
  野球は9人でやるもの。一緒に野球が出来る友達を求めて、リトルリーグの野球チームに乱入。加入は9歳からという規則があるものの、5歳の吾郎の実力は相当なもので。惚れこんだ監督が直接指導を始め、硬球を使わせてカーブまで教え込むいれ込み様。その事実を聞き激昂するおとさん。実は成長期を迎えていない状態で変化球を投げると、肩やヒジに負担がかかり致命的な怪我を負う可能性があるのです。実際少年野球では変化球が禁止されてた…と思います。
  それもこれも父(指導者)が子供に託す期待の裏返しで、おとさんと吾郎そしてリトルリーグの監督と息子の絆を描くいい話でした。打者転向しての一軍昇格を吾郎に知らせず、球場に招いてプレーで見せる父親の背中の大きいこと大きいこと。試合の臨場感や迫力はまだまだ不足してますが、吾郎の投球フォームも違和感なく実に綺麗で。スタッフの頑張りがよく伝わってきます。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY   11/27 #7    ★★★★
  ユニウス7落下。地球滅亡は免れたものの、当然ながら世界各国に甚大な被害…のバックにラクスの歌を被せる演出意図は僕には良く判りません。良く判らないといえば。狂信的テロリストの「ザラ議長の思想こそ正しい」という主張に、心を動かされるアスランくんの心情が良く判りません。ナチュラルの過去の行為は許せない+ナチュラルに許してもらえそうもない→父は正しかった?。
  大気圏というイベントをこなし、アッと言う間にアスランにラブラブモード突入のシン・アスカ。さらに「貴方は英雄なんですよ」と、坂本真綾もアスラン争奪戦に参戦。そういえばシン・アスカはコーディネーターなんでしょうか?。確かオーブ出身だったような気が(ってうろ覚えかいな)。
  自分の今後について深く悩むアスランに対し、今週もキラくんはラクスとふたり孤島でゆったり。彼が立つとすれば、誰のため誰と戦うのかが気になります。また「誰も死なせたくない」と理想の為に戦うんでしょうか?。

ボボボーボ・ボーボボ   11/27    ★★★★☆
  前回までのあらすじを捏造することにかけては、他番組の追随を許さないこの番組。他番組が追随しているかどうかはともかくとして(笑)、全盛期のドラゴンボール並に長いあらすじなんですが…逐一ストーリーを書き換えて新作カットを放り込み、全く別の面白味を提供する、ある意味全く新しい芸の形。今回も電車に乗って宇宙に旅立ったり、宇宙人と電車で宇宙戦争を繰り広げたりやりたい放題。あ、宇宙人は前回ちゃんと出て来たので、あらすじとして一応機能してますよ(笑)。多分。
  子供時代に戻れる遊園地の人気アトラクション。5歳のビュティさんは可愛かったです、終了。再開。子安武人、小野坂昌也、長島雄一による5歳児の演技が新鮮でした。ボーボボ5歳以外の天の助&首領パッチ5歳は、何も変わっていなかったんですけど。って、確かボーボボ5歳って巨大ロボとして、軍艦と一緒に宇宙戦争で大活躍していた様な気がするんですが(笑)。
  そう言えば今回の敵はナイトメア。どうでもいいので軽くパス。それよりも待ち構える強敵ハレクラニの方が気になります。マネーの風呂。紙幣や硬貨で満たされた風呂。液体ではないので、恐らく入った後で紙幣や硬貨を流し込むに違いない風呂。さすが三木眞一郎。

ケロロ軍曹   11/27    ★★★★
  夏美のお誕生日大作戦。12/2っていえば、宮村優子と2日違いですね(微妙)。子供っぽいパーティーやプレゼントはお気に召さない様で、「プレゼント何が欲しい?」「冬樹の成績がもう少しよくなってくれれば」という達観ぶり。ってよくある貧乏な家のお母さんですか?。
  話は誕生日物として堅実かつ中々の出来で、普段見られない夏美さんの素直な表情が見られて満足満足。それに加えて、報われない不器用キングことギロロの奮闘が感動もの。竹取物語でお馴染み、いわゆる「絶対手に入らない宝物」を傷だらけになりながら持ち帰ってくるその姿。惚れた女が涙してくれるなら、それで本望じゃないですかギロロさん。
  この番組の主人公かつヒロインが夏美さんであることは周知の事実。ただし。要所要所でアンゴル・モアがおいしい所を持っていく、というのも最早周知の事実。裁判官風会議の進行役や、ペンギンの着ぐるみ等など今回もポイント高し。

ビューティフルジョー   #9    ★★★★
  高原で遊び呆けていた先週に引き続き、今週は空腹でシルヴィアの事を忘れてしまうジョー。主人公ジョー。とまあそんな馬鹿男はさておいて、今週のモチーフは「ローマの休日」。元ネタ(この言い方は失礼?)を知らないのでよく判りませんが、ゲストキャラの王女様が可愛かったので良しとします。ただ…相手がジョーじゃなくてブルージュニアなのはどうかと(笑)。
  じゃあジョーは何をしていたのかというと…警察に捕まってたんですね、これが。ブルージュニアが王女様を命がけで守っている間に、ピザで腹を満たし留置場で爆睡、って。でも、「また会ったな、相棒」と爆弾処理班の彼が再登場したのは面白かったです。
  とまあジョーに苦言を呈してばかりの感想ですが。実の所、この番組のストーリーは驚くほど綺麗にまとまってます。1話1話で独立させながら起承転結をしっかり守って、地味な伏線もしっかり折り込んで。主人公ジョーのユルさもブルージュニアの奮闘で上手く中和して。アクションがちょいと弱いのはたまに傷ですが(笑)、それは今後の検討課題。

アークエとガッチンポー!   #9    ★★★☆☆
  「ヒマだからたまには勉強するか」と主人公タケシ。ぶっ飛んだ脚本で世のお子様の脳味噌に電波をガンガンぶち込む割に、実は番組内で勉強をさせることが多い浦沢義雄。無敵老婆アーマ(10/29 #5参照)、悪の工作員をかくまうかわりに高級レストランでの食事、遊園地で豪遊、高級外車で高速道路を爆走、まさに無敵老婆。この世に悪の栄えたためしなし。
  高級外車で辿り着いた郊外の農場、そこでも牛に追いかけられ絶体絶命の悪の工作員。いきなりムーンウォークしながら訳の判らない歌が始まってビックリ、牛はおろか農場の動物全てが一緒になって合唱する絵をみてさらにビックリ。さて、無敵老婆から脱走した悪の工作員、捕まえてもらう為にタケシたちの所へ駆け付けるも…タケシ達は休憩時間つまり業務時間外。一応御約束として寝ながらガッチンポーを繰りだす荒技は見せたんですが、やっぱり業務時間外。放置→再び無敵老婆の餌食で御愁傷様でしたとさ。
  何というかこの無敵老婆はまさに無敵老婆。トイレから護送される悪の工作員を逃がさんとばかり、トイレに手を突っ込んで取り出そうとする執念。絵的にもう限界です(笑)。他にも、「(無敵老婆の)ケーキを食べたのはアークエかい?」と追求、アークエがモワモワフキダシで食べた時の事を回想したら…そのフキダシをむんずとつかみ、アークエをボコボコ殴り始めるからもうたまりません。誰かこの老婆を止めて下さい。
  後編。アークエの妹@釘宮理恵に、予算ゼロでプレゼントをあげようというお話。このアークエの妹ことシュウメイ、魔法&超能力マニアらしく「大きくなーれ、大きくなーれ!」とセミに魔法をかけ続ける変人でして。「なるわけねえだろ!」とはセミの弁。そりゃごもっともです。喋るのは別に良いみたいなんですけど。
  そんなシュウメイの夢は“超能力を磨いて悪の大魔王を倒すこと”、「それなら大丈夫さ」と自信満々のアークエ。その根拠が何処にあるのかと思ったら、「大魔王を倒せればいいんだよ」と言い出すからもうビックリ。その根拠が何処にあるのかと思ったら、「大魔王に頼んで、倒されてもらえばいいんだよ」と言い出すからもうビックリ。実は台湾の森の中には大魔王が住んでいるんです、って。何だそりゃ(笑)。
  この大魔王が世界を崩壊させる為にセミを魔法で!大きくしてしまったので、何が何だか判らなくなってしまいましたとさ。そのお陰でシュウメイの魔法の効果が証明された格好となり、台湾の街を蹂躙するセミの姿を見ながら「人間は成長するものなんだよ」と綺麗なまとめ方。って終わるんかい!。フォローなしかーい!。

とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   11/26    ★★★
  地下ハウスに久々メンバー集合、皆でお絵かき。ラズリーが書いたリボンちゃんの絵を見て、タイショーくん「リボンちゃんはもっとこう…」と自らお絵かき。出来上がったのはリボンちゃんとは言い難い、というかあからさまに異なる白くて丸い生命体。さらにラズリーがくれたタネでその生命体が実体化、というもはや何だか判らない展開。
  さらにつけた名前がシロン、と来たらもう。井上和彦はもっと仕事を選ぶべきではないかと…って、出てませんけど(笑)。で、本日の主題は…その生命体の父親となったタイショーくんの苦労話。
  人間パートは絵画教室で苦労するロコちゃん話。カナちゃんは確か絵が上手かったような気が(同人誌とか書いてそう)しましたが、やはりロコちゃんの画力はアレでした(笑)。独創的な絵をのびのび描くマキちゃんは…まあどうでもいいかなと。ロコちゃんの絵を馬鹿にするロベルト、ってのが何より重要なんですよ!。

トランスフォーマー スーパーリンク   11/26    ★★★☆
  アルファQの宇宙に迫る大ピンチに対し、誰よりも根性で突っ走るグランドコンボイ。その願いが聞き入れられた…のかどうかは判りませんが、コンボイ再び巨大化。ユニクロンと戦った前回とは異なり、今回は言語機能に支障をきたしたらしく…巨大っぽいエフェクトをかけられた叫び声にビックリ。ユニクロンに乗っ取られてしまった?。
  ちなみに。巨大化はしていないものの、ガルバトロンのテンションも最高潮。とにかく絶叫絶叫絶叫で、見ているこっちがおかしくなりそうです(笑)。

舞-HiME   #9    ★★★★
  HiMEの敗北は大切な者の喪失を意味する。負けてしまったHiMEと消えてしまったその彼氏、一般的には駆け落ちと処理されたみたいですが…これで学園物を楽しめと?。しかも今回は水着満載で、目の保養じゃ目の保養じゃ…ってのも。うーむ。
  命と楽しく遊ぶ能登麻美子、ビキニでは無くワンピースの生徒会長、と色々面白い要素はあるんですけど。ですけど。あ、あと暗視スコープまで用意しているのに、わざわざビキニで作戦行動を行なう玖珂なつきはちょっと面白かったです。
  舞衣に関智一、なつきにうえだゆうじ、命に…関俊彦?。

ポケットモンスターAG   11/25    ★★★★★
  ポケモン話も数あれど、地域の伝承や伝説にのっとった話ほどヤバイ物はない、というのは周知(誰に?)の事実。そんな中でも今回の「巨大ネンドールを封印せよ!」は屈指の怪作、「古文書によると〜」の一言で細かい理屈は全てハルカ彼方、暴走しまくる作画とテンションに完全にやられました。
  説明するとキリが無いんですが…「古文書によると、巨大ネンドールはナスが好きだった…」で、サトシとコジロウがナスの被り物を身につけて激走。「オレは慣れてるから平気!」と自分からテンションを高めるコジロウはまだしも、サトシまで一緒になって大騒ぎする姿は滅多にみられるもんじゃありません。
  「古文書によると、巨大ネンドールは絶世の美女だった巫女を…」で、女性陣総出でネンドールの誘導にいざ挑戦。巫女スタイルで銀河を背景に神楽を奏ではじめた時には驚きましたが、「今だ!」で全員巫女姿からコスチュームチェンジ…がもう意味不明。
  ムサシのバレリーナ姿(既におばさん扱い)、ハルカのナース姿(かなりいい感じ)はまだしも、ニャースのチアリーダー姿…は確かメスなので認めるとしても。ソーナンスのメイド姿(しかもメガネ着用)は何か根本から間違っているような(笑)。しかも「巫女はソーナンスにそっくりじゃ!」って。ムサシをはかいこうせん、ニャースをれいとうビーム、ハルカをサイコキネシスでふっとばしておいて、それはないんじゃないかと。

陰陽大戦記   #9    ★★★★★
  「大事な話がある」と、いつになく神妙な面持ちでリッくんを呼び出すコゲンタ。いきなりプロポーズするのかと思ったら(笑)、リッくんの最近の頑張りを認め直々に新しい印を御指導して下さいました。その印とは百鬼滅衰撃が、全力を解き放って強大な破壊力を得る代わりに、外した時には動け無くなってしまう、まさに諸刃の剣。
  コゲンタはリッくんへの信頼の証として印を教えたものの…外せば負けるという事実から、戦いに負けることそしてコゲンタと別れることをリアルに自覚したリッくん。これまでは強い意志もなく、ただ降りかかる火の粉を払っていたリッくんでしたが、信頼してくれる相手を失いたくないという気持ちが芽生え、コゲンタを守る為に「強くなりたいんです」と主人公らしく変貌。
  単にひたすら強さを求めさせるのは簡単ですし、そこに最もらしい動機を与えるのも非常に簡単なんですが。主人公が自ら強さの必要性を自覚し、さらにそこに正当な理由がある、というのは凄いことだと思います。1つ1つ段階を踏ませて、ようやく辿り着いた感があります。
  今回の地龍の闘神士は勝つ為に手段を選ばないイヤな奴。「百鬼滅衰撃を使え!」というコゲンタに対し、リッくんはあくまでも不使用を貫き、闘神符を工夫して何とか逆転。闘神士が印を切るだけの存在ではなく、闘神符の使い方次第で戦いに参加できるってのは中々のセンス。高いとはいえない戦闘シーンのクオリティを、アイデアと工夫で上手く演出していると思います。
  「そんな危険な技を使わなくて良い様に強くなるよ!それが僕からの信頼の証だから」とリッくん。コゲンタでなくても感涙ものです(笑)。コゲンタを大切に思っているとはいえ、リッくんがその真意を組みきっていないのもまた事実。いつか2人の信頼がもっと高まった時、この印が切られるその瞬間をどう見せてくれるのか、この番組なら期待しても間違いないと思います。

BECK   #8    ★★★★
  パシリにいそしむ主人公。いい加減に開放されたいと神頼み、おみくじまで引くも状況は更に悪化。とはいえ春の到来と共に竜介くんとの関係は改善され、スタジオに招かれてもうドキドキ。いつの間にかギターの腕も上達し、地道な努力が地味に報われる瞬間ってのはいいものです。展開の地味さでは他番組の追随を許さない当番組ですが、しっかり費用対効果を見据えた展開というべきでしょう。
  何を考えたのかはよく判りませんが、いきなりコンドームを渡す竜介くんには驚きました。もうそれだけで、真帆と何か進展があった訳でも無いのに、コンドームを手にしただけでコユキ上の空。幼馴染のお姉さんも高校生になり、大人になり…ますます焦るコユキでしたとさ(笑)。自転車をかっ飛ばしギターをかき鳴らし、赤抜けない自分を変えようと必死に努力するその姿。何とまあ健全な中学生。
  「アメリカ人に童貞はいない」(byアンタッチャブル山崎)という名言がありますが、コンドームを見ていきなり逆上する真帆が面白かったです。コユキもコユキなら真帆も真帆、どっちもどっちってことですね。

双恋   #8    ★★★★☆
  桜月姉妹が寄せる根拠のない好意に対し、今1つ乗り切れない主人公。そしてライバルの彼のせいで、一条姉妹とも何だか気まずくなって…ということで。今度は境内にいた女の子こと白鐘双樹にちょっかいを出してみようと(笑)。まあ彼に下心があった訳ではありませんが、「双樹ちゃん…って呼んでいいかな?」っていきなり核心に踏み込みすぎです。結果として双子なので仕方ないんですけど。
  前回の試験ではさっぱりだった主人公の成績が、夏季講習の成果か今回は何とベスト30にランクイン。勉強の成果が出るのが速すぎる、という批判は重々承知です。それでも、その勉強の動機が女の子達では無く、あのライバルの彼から生まれたことを評価すべきではないかと。いいじゃないですか、少しくらい頑張ってる姿を見せないと。ねぇ。
  見た目から性格まで殆ど同じ双子達の中にあって、OP&EDから明らかに異なっている白鐘姉妹。主人公に対してほのかな好意を抱く白鐘双樹とは正反対、敵意を剥き出しにする白鐘沙羅@水橋かおり。いつ出てくるのか楽しみにしてたんですが…「双樹を泣かせたら私が許さない!他の女の子全部とキッパリ別れて、双樹と付き合え!」だなんて。まさかここで正論をぶつけてくるとは!。ブラボー!。
  こういういわゆる萌え番組において、出演している女性声優さん達がどう思っているのかは正直計りかねますが。少なくともこの番組の水橋かおりに限っては、ノリノリで演じているんじゃないかと(笑)。最後まで主人公に敵意を抱き続けて欲しい…と思う僕は何か間違ってますか?。

NARUTO   11/24    ★★★★
  スペシャルだって事を忘れてました。気がつけばシカマル小隊が森を駆けていてビックリ。旅立ちのシーンを見逃したのはショックですが、一応原作既読なので良しとします。それよりもゲンマ@平田弘明が敗北した方がショックでした。この番組は強さの基準が厳しいので、刺客×4に下忍×5で立ち向かう場合、何らかの形で的の戦力を削ぐ必要があるんですけど…死ななかっただけでも幸いとすべきですか。
  作画クオリティの高さ、特にアクションには定評がある本作。また、螺旋丸のようにCGによる映像表現にも秀でており、今回のようにCGによる森の三次元表現などは斬新というか贅沢というか。今後はしばらく戦闘メインなので、期待せずにはいられません。特にネジ君に手厚くお願いします。

SDガンダムフォース   11/24    ★★★★★
  難攻不落の天地城を攻略する為、ガンダムフォースによる潜入作戦開始。だが相手は騎馬王丸、武力とカリスマ性に加え将棋の達人でもある知将。単純な作戦では太刀打ちできないと、以前将棋で戦ったシュウトが作戦を提案。ちゃんとシュウトやリリ姫の活躍場所が用意されている、この辺の気遣いは見事。
  そして。戦の鍵を握る究極の存在、武者大神将ついに起動。ガンダムがガンダムに乗る、というツッコミはもはや野暮。このスケールの大きさ、圧倒的な重量感にメロメロです。武者大神将を得る資格をもつ元気丸に示された無限の可能性も、まさに覇王とでも言うべき騎馬王丸の強さとそれゆえの悲しさも、「そんなの間違ってる!」と親子である2人の仲を戻そうとするシュウトの優しさも。全ての想いをその身に背負っての、爆熱丸と騎馬王丸の一騎打ち。口上を述べる辺りはもうカッコよすぎです。

お伽草子   11/23    (休)

MONSTER   #33    (休)

わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   11/23    ★★★
  妖精達が魔法を使えなくなる日、3年に1度の楽器お休みしますデー。お休みしなければ一方的に魔法使い放題だ!と閃いた馬鹿×5、ミルモ達を撃破し妖精界で悪行を尽くす…はずが。怒らせるとカミナリを落とす(魔法とは関係無く)女王サリアに完敗、結局人間界でセコいイタズラを繰り広げるだけでしたと。ああこのセコさ。こういう馬鹿馬鹿しい&どうでもいい悪役やらせたら、伊藤健太郎は天才的だと思います。
  お金次第で凶悪なアイテムも販売するミモモの闇ショップ。腹黒さ満点のこのショップがあるからこそ、長くシリーズを続けても話にバリエーションが出せるんだと思います。ただ。楽器が戻って来た→ワルモ団を懲らしめろ!は構わないんですが、ぶっ飛ばされているワルモ団を見て皆で拍手するオチはどうかと。まるで投げやり。

焼きたて!ジャぱん   #7    ★★★★
  漫画やアニメどころか、実在する有名人までパロディにしてしまう原作を何処まで再現できるのか?。それが本アニメ最大の難関であることは、誰もが認める所だと思います。そこでスタッフが取った第1の手段。パロディとしてではなく審査員として、服部幸雄本人を引っ張り出すというものでした。落ち付いた味の表現が求められる一般の料理番組と違って、料理アニメはとにかくリアクションが全てなので。服部校長には悪い事をしたなと(笑)。
  そういう意味では、模糊山@玄田哲章のハイテンションは見事。そして全てをかっさらっていくマイスター霧咲@速見奨。そして声優の演技以外にも、どんどん怪しくなっていく番組の雰囲気。このままいくかどうかは判りませんが、少なくとも今後のスパークに期待が高まります。

BLEACH   #8    ★★★★
  黒崎家、母親の命日に墓参り。甘ったれでお母さんにべったり、マザコン全開だった昔の一護。自分の責任として罪を背負うのは判るんですが、道端でへたり込むのはどうかと思います。アニメオリジナルの死神、隠密機動所属の西堂。ルキアの罪に関するフォローを入れるべくして登場したようで、イヤなオニイサン臭にまみれたこの作品らしいキャラクター。とにかく死神vs死神のバトルがかっこよかったので良しとします。

ファンタジックチルドレン   #8    ★★★★☆
  母曰く「こんなババくさい服(虎の顔が刻まれている)」を、何の疑問も抱かずに着るヘルガが素敵。てっきりトーマか父親の服だとばかり思ってたんですが、まさか母親の服だとは。続いて。母の気遣いで可愛く様変わりしたヘルガに対し、あっさり頬を赤らめるトーマも素敵。ヘルガの役に立とう役に立とうと、ハイテンションで突っ走るトーマはもっと素敵。さすがは馬鹿少年、思考回路が単純です(笑)。
  ちなみに。トーマが寝ているヘルガに近付いていったのは…何らかの伏線なんでしょうか?。そうじゃなかったらある意味神の所業。さて。そんな単純馬鹿少年のトーマが純粋に育ったのも、温かい家族のおかげで。その家族の温かみに触れたんですから、もう少しヘルガにも感謝の気持ちを表して欲しいなと。これじゃ心が病んでるとしか思えませんって(笑)。この辺の冷たさが好きな人にはたまらないんですけど。
  トーマが餌付けしたサルの名はアメデオ。三千里を一緒に旅したあのサルかどうかは不明。

Get Ride! アムドライバー   #34    ★★★☆
  右手に薔薇、声に堀内賢雄、ジェナス達の支持者とはいえ胡散臭さ満点のシムカ。活躍が認められて一応は特別待遇を得たので、これを利用して一杯のお湯でゆっくりシャワーを浴びられるわと。常に相手の腹を探り合う、何とも素敵な番組です。タイミングよく同期の仲間が登場し、さらに以前とは全くキャラが変わっている(洗脳?)、というのもさすがは僕らのモンダイ作。
  これまで散々酷い事をしておいて、今更ながらシーンに取り入ろうとするコウモリ女キャシー。悪役にもタイプが数多く存在しますが、何をどうしたらここまで打算的なキャラが描けるのかなと。感心しきりです。そんな訳で今回は、仲間の情報を売ろうとするスパイを明らかにしろ、という腹黒話。まあ、ラグナくんを始めピュアアムドライバーの皆さんはジェナスにメロメロなので(笑)、1番怪しいのはタイミングよく表れた同期の仲間に決まってます。当然。
  さて前回復帰したラグナくん、同期に会えて嬉しいのは判るんですが。「お前等じゃん」と両手で相手を指差すのは…さすがだなと(笑)。何でこう、いい感じ過ぎる言動を逐一見せられるんでしょうか。面白すぎです。


  日曜番組感想 11/21  
レジェンズ   #33    ★★★★★
  「風の翼色あせし時、その眼曇りぬ」という自身の御言葉通り、花火の回で負けて以来もうサッパリサッパリなランシーン様。もはやゴロツキ化してしまったシロンと同様に井上和彦株もどんどん低下、駄目な方向に面白くなってきました(笑)。レジェンズバトルでもバンパイアにあっさり敗北、果たしてシロンとランシーンに未来はあるのか(笑)。
  メグとズオー(ビッグフット)の触れ合いを描いた前回に引き続き、今週はマックとガリオン(グリフィン)の触れ合いを描いたお話。“人間の文明は不浄であり、世界を守る為に滅ぼさねばならない”という、ガリオンの想いはそう簡単に覆りそうもありませんが。まずはガーリックハンバーグで親交を深めようじゃないかと。心の広いマックらしい、いい方法です。
  サブタイトルは“ガリオン・ガリルレ・ガーリック”。「ガーリックハンバーグを食べたその瞬間、ガリオンの脳下垂体に…!」辺りの馬鹿馬鹿しい演出は大好きです(笑)。おそらくサブタイの文字遊びから相手をバンパイアにしたんでしょうけど、その割にちゃんと過去の因縁も絡んだ話になっていたので感心感心。
  以前のレジェンズウォーでバンパイアのソウルドールを破壊したガリオン、闇の瘴気が広がってしまい村を1つ潰してしまったそうな。「歴史は繰り返す」と常々口にするガリオンですが、マックのお陰で同じ轍を踏まずに済んだ訳で。避けられない歴史を乗り越える、という契機になるのではないかと。

金色のガッシュベル!       ★★★★
  ついに月の光の石を破壊、その先に待っていたのは…さらにパワーアップしたデモルトでした。本の使い手を飲み込むという離れ業まで披露、「もう魔界の王はデモルトでいいんじゃない?」と思わずにはいられません(笑)。結局ゴーレンに石にされたのは“馬鹿”だからなんでしょうけど。
  第7の術ザグルゼム。電撃を倍化し大ダメージを当てる為の布石となる術。実はそれよりアルベールの方がかっこよかったりするので(笑)、まず次回のレイラ&アルベールの大活躍に期待。

ふたりはプリキュア   #39    ★★★★★
  「家を空けるから誰かに泊まりに来てもらったら?」という、とんでもない提案は何とほのか祖母から。この底知れぬ黒き陰謀。“ほのかはホワイトなのに黒い”というのは周知の事実ですが(笑)、まさか祖母がここまで黒いとは。そこに「賑やかな方がいいと思って」と他の友達を呼んでくるなぎさ、見事なまでの馬鹿っぷり。買物から食事の指導まで、まるで母親のようになぎさの面倒を見まくるほのかを見ていると、誰に向けたキャラ付けで、誰がどの様に受け取っているのか…もう何が何だか。よく判りません。
  以前から何度も言ってるんですが…もう忠太郎を出さないで下さい。何をしていても置鮎ヴォイスに変換されてしまい、番組を直視できません(笑)。あの声で尻尾を振ってペロペロ舐めて来るんだと思うと、もう面白くて面白くて。

仮面ライダーブレイド   #41    ★★★★
  1万年前の回想。アンデッド達が皆で集まって繰り広げる、あまりに豪快なバトルロイヤルをどうとらえていいのかよく判りません。アンデッド同士の戦闘で勝敗がつくと、黒い金属板が表れて敗者を封印して…カードにするという。カードに似せた金属板のままでも良かったんじゃないかと。
  現代のバトルでアンデッドを封印できるのはライダーとジョーカーだけ…と、バトルそのものに疑問を投げかけるのは悪くないんですけど。謎が1つ明かされると立て続けに展開するのはいかがなものかと。いきなりチーターっぽいアンデッドが思い出して行った先が最重要本拠地で、そこでいきなり生まれたてホヤホヤのトライアルに出会う、とか都合がよすぎないかと。むぅ。
  カテゴリーAにしてはヘッポコすぎて、ムッキーそのままにしては好き放題すぎて…と、あまりに散々だったムッキー関連のイベント。それ自体はいいとしても、この番組最大の問題点は主人公の剣崎君に全く説得力が無いところでして。「本当の自分を取り戻せ!」って言われても。

特捜戦隊デカレンジャー   #40    ★★★★★
  デカレンジャーが火の用心の見廻りをしているのには驚きましたが(笑)、消化活動までこなすデカブレイクにはもはや感嘆の溜息。つまりはあまりに所帯じみてしまったデカブレイクを、もう今1度エリートとして根底から叩き直そうというお話。そこで登場したのが新キャラことデカブライト、実力と実績とプライドを兼ね備えた何と!女性上司!。
  もはやライダーにはお馴染みとなったキャリア系の女性が、まさか戦隊物にまで登場してくるとは。あまりに高圧的だと猛烈な反感を買いますが、デカブレイクこと可愛い年下の男の子を支配できるという、ある意味女性にとっては垂涎のシチュエーション。世のお父さん達が喜ぶかどうかは…よく判りません。
  放火大好きアリエナイザー@島田敏。1度とはいえデカブライトを退ける、島田くん(こう呼ぶのがルール)にしては中々の強さ。炎をふんだんに使ったバトル演出にうなりっぱなし、やっぱり炎を使うと迫力が違います。デカブレイクが地球に来て学んだ優しさが反撃の糸口を生み、「心頭滅却すれば火もまた涼しだ!」というデカレッドの根性論で事件解決。やっぱり戦隊物は根性論ですよ!ブラボー!。

かいけつゾロリ       ★★★★★
  ゲームの中から突然現われたミャン王女。ゲームの世界の束縛から解き放たれたお姫様の面倒を見る為、昼は一緒に遊び夜はバイトに精を出してお金を稼ぐゾロリ先生。以上、先週までのあらすじでした。「この世界でお金を貰うには、働いて稼ぐしかない」「ゲームの世界とは違う」と諭されたミャン王女は、己のわがままさを素直に認め、自分の役目を果たす為にゲームの世界への帰還を決心するんですが…。
  何と。ミャン王女と結ばれる為に、ゾロリ先生がゲームの世界に行く事になってしまいました(笑)。しかも1度行ったら戻ってこれない、という猛烈に厳しい条件。ゾロリ先生は迷いに迷った挙句、ゲームの世界には行けないという判断を下すんですが…ミャン王女の方からお別れを切り出す所に、ゾロリ先生の優しさとミャン王女の成長を見ました。素晴らしい。悲しさと切なさを踏み越えて涙をこらえて、自分の夢に向かって突き進む。こうして男はまた1つ大きくなるのです。これぞまさに傑作。素晴らしい。






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