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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価



とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   12/10    未見


トランスフォーマー スーパーリンク   12/10    未見


舞-HiME   #11    ★★★★★
  女子高生を襲う吸血鬼騒動。ハダカにされ血を採られただけで、それ以上のアレとかコレとかは無いらしいんですけど…ハダカで倒れている女の子を助ける為に、一時的に早朝練習に励む男子高生が増えたと予想。合法かつ正義の名において女子のハダカが拝めるなんて、これほど素晴らしいことが他にあろうかと(笑)。

  あまりに活躍しない男子に釈然としない気持ちを抱き続けている僕ですが、ようやく関智一が動き出してくれて少しホッとしました。すでに関俊彦は舞衣の能力を目撃していて、それでなお舞衣にアプローチを…と1歩も2歩も先んじていますが。ここは関智一を応援せずにいられましょうか!。それこそ組織だか何だかの力を結集して、敵と戦ったり…することはありませんね、はい。


ポケットモンスターAG   12/9    ★★★
  ナックラーとビブラーバ。とどのつまりはアリジゴクをモチーフにしたじめんタイプのポケモンなんですけど、冴えないコイツが進化すると…じめん+ドラゴンタイプのフライゴンになるんですね。弱点らしい弱点が無くなり、こおりタイプのれいとうビームやふぶき以外は受け付けず、さらに特性“ふゆう”でじめんタイプの技も完全防御、と色んな意味で恵まれているポケモンです。もうちょっと基礎能力が高ければ文句無しなんですが、この辺のバランスはさすがというか何というか。知識と愛情で何とかしろという製作スタッフからの御達しです。

  え、本編ですか?ナックラーが作り上げた地下洞窟の先に、ナックラーがビブラーバに進化する幻の湖が…という、地球不思議大自然的アプローチがいい感じでした。正直作画レベルは微妙だったんですが、まあ湖が出てくるラストのそれなりに幻想的だったのでよかったかなと。


陰陽大戦記   #11    ★★★★
  天龍の神社を見て「遠足で行った登呂遺跡に似てるんだ」とか、天龍の歴史を聞かず料理を無心でぱくついたり、境内の掃除をして来客の相手をしたり、今週もナチュラルな魅力満載のリッくん。それでも敵が現われれば瞬時に顔が引き締まる、このギャップにみんなメロメロなんですね(笑)。

  3vs3で入り乱れての式神バトル。とにかく必殺技を連発しまくるだけで十分なんですけど、協力して戦う(デレデレする約1名除く)天龍に対し、上下関係から仲間の概念すらない地龍と、単純ながらもしっかり対比されているので判り易いです。あと、いくら必殺技とはいえ…柊のホリンが顔から音波を出したのはちょっと面白かったです。あとは。出張手当はつくんですか?とか。新幹線の自由席に座るヒラ闘神士に対し、悠々と指定席に座る白虎使いのユウマとか、どうでもいい微妙にリアルな描写が…何とも言えません(笑)。


BECK   #10    ★★★★★
  ついにコユキ(とその友達)を含むBECKの初ライブ。決して上手いとは言えなかった演奏に引け目を感じ、。自分から「歌いたい」と申し出て、竜介君他面々に認められました!。長かった…ここまで来るのに10話使いましたよ。「俺達5人のケミストリーをスパークさせれば…」って、普通にバンドの世界で使われる言葉なんでしょうか?。

  そこで不良(格上)の再登場。これまでは大人しく耐えていたコユキでしたが、バンドを馬鹿にされついに正面から立ち向かう姿を見せてくれました。ギターの腕も根性も開始当初からは段違い、ここまで来るのに10話使いましたよ。だからこそ描ける成長ってことですね。ギターを含む演奏シーンがやけに立体的でカッコよかったんですけど、フルCGにも見えなかった…ような。ちょいと気になってます。


双恋   #10    ★★★★☆
  桜月姉妹に告白された夏休みから季節は流れ、受験を間近に控えたクリスマスへ。桜月姉妹に好意を寄せられて悪い気はしないものの、「一条姉妹といる方が楽しそうだもんな」という友達の発言にしばし戸惑う主人公。あそこまで何の根拠も無く、しかも2人同時に押しの一手でアプローチされ続けると、逆に恐ろしさを感じてしまうのも無理はないかと。

  受験を明確に意識して勉強に精を出すようになった主人公。成果は少しずつ実を結び、最近の試験では好成績を残すようになりました。そこで優秀な彼が再登場。既に推薦で志望校への進学を決め、クリスマスに一条薫子に告白する、と再び主人公の遥か上空を飛び越える完璧な優秀ぶり。それでいて「(告白して)いいよな?」と主人公に対する気遣いすら見せる、まさに完璧な優秀さ。素晴らしい。同性から見て非の打ち所がない好人物だからこそ、心の中のモヤモヤが全て自分に向かうんですね。

  嫉妬という程の明確な感情ではないものの、気持ちを定められない自分への苛立ちとライバルへの劣等感にまみれた主人公、イライラを一条薫子にぶつけてしまいましたとさ。自分に自信がある状態(ゲームは常にこの状態)ならまだしも、落ち込んでいる時にあの根拠のない好意を寄せられると、心の中のモヤモヤが全て自分に向かうんですね。

  主人公の態度への不満を一条菫子にぶちまける一条薫子、そこから「主人公が薫子を好きなんじゃないか」と疑う菫子。実は主人公が好きだった菫子、それに対して主人公を全く意識していなかった薫子。2人が交わす会話と微妙な表情、この辺の繊細な表現が見事です。恋愛というメイン要素において、一条姉妹にここまで明確な差をつけるとは。桜月姉妹とはえらい違いです(笑)。

  気持ちの整理はつかないけれど、クリスマスパーティーで一条薫子に謝っておこう。そう思う主人公の気持ちを知ってか知らずか、優秀な彼が一条薫子に告白。薫子が答えを出したわけでは無いんですが、2人一緒に楽しそうに歩いている現場を主人公が目撃してしまったからさあ大変。さらに諸々の手違い&思い込み&勘違いから、桜月姉妹と2人っきり…いや3人っきりのクリスマスを迎えてしまったからさあ大変。大変大変さあ大変。この辺の微妙な擦れ違いっぷりは見事。

  一応主人公には桜月姉妹、という逃げ道が用意されているのでファンも納得…するかは微妙。桜月姉妹は恋愛対象というより、主人公の劣等感を増幅させる存在以外の何者でも無いような。っていうか、このまま主人公が誰かと結ばれるとは思えないんですけど。2人一緒じゃダメ、って最初に断わってましたし。最後の最後で、優秀な彼と学問の道にその身を捧げたりしたら、僕の中では殿堂入りです。あれだけ女の子を用意しておいて、結局ホモアニメかよ!と(笑)。


NARUTO   12/8    ★★★★★
  大蛇丸結界4人衆の1人、次郎坊。強敵の強さを表現する為に、真っ先に次郎坊に飛びかかって軽くあしらわれるキバとナルト。直情的でかつ弱い、そんな扱いでいいのか主人公(笑)。そして戦いはチョウジvs次郎坊の一騎打ち、パワー対決へ。まさかアニメでこんなに迫力のある相撲が見られるとは思いませんでした、つくづくここのスタッフのアクション技術には驚かされます。

  努力も無しに最強に君臨し続ける昨今の少年漫画とは異なり、精神論だけではどうにもならない実力差が存在する本作。仲間から「弱い」と言われるだけでなく、チョウジ自身がその弱さを自覚している辺りが、何とも切ないというか現実的というか。それでもチョウジの強さを信頼するシカマルと、そのシカマルの信頼に応えるチョウジ。この2人の信頼関係ってのが実に見事でした。


SDガンダムフォース   12/8    ★★★★★
  平和になったアークに襲来するダークアクシズ要塞。偉大なるジェネラルジオングを復活させ、全ての次元世界を破滅させようと一気に迫る世界の危機。さすがはギャグを挟む要素の無いガチンコシリアスことガーベラ@大塚明夫、彼が出てくるだけで一気に番組が引き締まります。全てのモビルシチズンの祖であるGP-01ハイパーキャプテン、そのデータを元に生み出された未来のモビルシチズンGP-04マドラックが何とガーベラだと。

  まさかの関係が明らかになり、さらにマドラックが何故ダークアクシズに組することになったのか、そこまで一気に話が進むんですが…もう少し伏線として張っておくべきではなかったかなと。一気に言われてもこっちのテンションがついていきませんってば。とはいえ、マドラック(ガーベラ)が全てのモビルシチズンの憧れであるキャプテンに出会い、舞い上がる辺りは面白かったです。これだけのベテランに慕われるなんて、オカマ声優冥利に尽きますよ神谷くん。

  遥かな時空を超え、繰り広げられるキャプテンvsマドラックの戦い。性能差は歴然でキャプテンは苦戦するものの、シュウトの声援をうけたハイパードライブでの逆転勝利。いかに性能差があったとしても、大切なのは自分を信じてくれる仲間と仲間を信じる自分の心なんだと。そういう意味ではソウルドライブって凄い動力炉かも。


MONSTER   #34    ★★★★★
  さて、絵本を読んで倒れたヨハン。今週は娼婦街で“赤いヒンデンブルグ”と名乗るデブ女に強請られるものの、自らの手を汚すことなくゴタゴタを解決。周りにあふれる壊れかけの娼婦達、その間を底知れぬ恐怖を携え悠然と歩みを進めるヨハン。雰囲気という意味ではこれ以上無い演出でした。

  先週あれだけ衝撃的に見せておいて、ヨハンの秘密に触れることなく17歳ベトナム人無免許医の話をする、懐の広い番組です。勿論赤いヒンデンブルグ関係の事情聴取なので、意味が無い訳ではありませんが…ヨハンの秘密を早く教えて下さい。お願いですから。でも、17歳ベトナム人無免許医@桑島法子は東洋人ならではの色気がほのかに感じられて…よかったです。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   12/7    ★★★☆
  うわ。グルミ族のセンリとアンリだ、懐かしい…というお話。ちょくちょく出て来てはいるんですが、初対面の回想シーンで南さんが妖精になっていたくらいですから。懐かしさにも程があります(笑)。グルミ族ってジャンガル王国のハムスターに似てますよね、という判る人には判るボケ。彼らが人間界にやってきて、色々騒動を巻き起こすんですが…グルミ族といえばキンタ@野沢雅子なのに、出てこないのは何故?。

  臆病なセンリとアンリ、グルミ族の村を救うために奮闘。ただ、南極へ行くってのは少々やりすぎな感が(笑)。もはや臆病とかそういう問題を超越して、極限状態でのサバイバルになってますよ?。ちなみに。妖精はカップ経由で南極に行けるものの、人間はさすがにそうはいきません。そこでタコが改造した松竹専用ジャンボジェット、最高時速は何とマッハ88…ってエリア88のパロディですか?。


焼きたて!ジャぱん   #8    ★★★★
  メインキャラの紹介、そしてスタッフもこなれてきた所でパンタジア新人選手権へ突入。試験課題は“3週間カビない食パンを作れ!”、カビの恐怖を原作者橋口先生自ら出演しての御説明。常にマイペース&最強を維持する主人公東に対し、今の所は単なる説明役&ツッコミ役に過ぎない河内。いずれ説明役の座も奪われてしまうんですけど(笑)。初対面時の勝つ為には何でもやる悪役から、河内・改へパワーアップするため必死の努力を重ねると。主人公があまりにも努力が似合わないキャラで、それでいて引き出しも多すぎるので…倒すべき目標にするしかないんですね。

  プールサイドとはいえ、高校の制服に素足の月乃。こいつはかなり刺激的。かのようにしてエロスを表現した後は、気持ち悪いマッチョで中和する…ってのはこの番組の決まりごとなんでしょうか?。河内のビキニパンツとか、そんなに凝る必要があるとは思えないんですけど。橋口先生の意思を継いでホモアニメにする気ですか(笑)。


BLEACH   #10    ★★★★
  ドン観音寺@千葉繁。「かんのんじ」でしたっけ?確か「かんおんじ」だったような気が。とまあ確認できない記憶の混乱はさておいて、こういう番組に千葉繁を出しちゃ駄目ですよ。かっこいいお兄さんやかわいいお姉さんが何よりも重要なのに、アッという間に千葉繁番組になってしまいますよ?。

  この番組…というか原作は、一護の家族からクラスメイトそして浦原商店に至るまでキャラが立ってまして。こういうどうでもいい話でも、実の所十分楽しめたりするんですね。僕的には、井上さん@松岡由貴が想像以上に井上さんしているので。それだけでもいいかなーと。ルキアも随分ボケがこなれてきましたね。いいことです。

  見た目とテンションで見失いがちですが、実はいい人だったりするドン観音寺。ホロウも死神もちゃんと見えるし触れるし、目的は子供達の夢と希望を守るためですし、反省する心も持ち合わせてますし。彼が主人公としてルキアから死神の力を受け取った場合、そのまま制服を着るのか、大人しく制服を着たとしてあの帽子を被るのかどうか気になります。


ファンタジックチルドレン   #10    ★★★★★
  本来12歳までしか生きられないベフォーレの子供達と同じ見姿なのに、何故か歳を重ねているデュマ(デミアン)17歳。常に焦燥感に駆られまくっている子供達とは違い、冷酷かつ知性溢れる振る舞いはいい雰囲気です。110年前に捨て置いた女の子から技術が漏れたとか何とか言ってましたが、だとすると技術はあっても今は実現できない状態なんでしょうか?。ベフォーレ内で違いをつける、ってのは中々絶妙だと思います。トーマ置き去りでヘルガ争奪戦を繰り広げているのはどうかと思いますが(笑)。

  ゲド機関。特殊酵素による遺伝子の破壊。多次元理論。ゲド次元への実証と航行。航行したパイロットは5人中3人帰還し、老化したと。キルヒナーの放電は彼の遺伝子との特殊な結び付きによる効果で…ってな感じで、いい感じに専門用語が突っ走ってます。専門用語ついでに“M理論”って単語がちょっと面白かったです。

  詳しくは知りませんが…我々の宇宙に存在する全ての力、重力・電磁気力・弱い核力・強い核力の4種類を統一する大統一理論の候補の1つがM理論だったような。我々の住む宇宙が空間10次元+時間1次元の11次元で構成されているとか、にわかには信じ難い主張をしてくれる素敵な理論です。この辺で簡単に解説してますんで、あとはお任せ。


Get Ride! アムドライバー   #36    ★★★★☆
  全てを超越する力“ゼアム”。分断されたピースの内、2つが揃いさっそく新ジャケットの開発に勤しむジョイ。各種バイザー&ギアのメンテナンス、新型バイザーの調整&解析、ガンザルディジャケットからネオアムジャケットの開発…と、これまでピュアアムドライバー技術担当をたった一人でこなして来たジョイ。彼も万能ではないのでミスをするのです、という話。

  ジョイのこれまでの功績を考えれば、おいそれと文句なんて言える訳がありません。自分でメンテナンスすらできないラグナくんは、何らかの刑罰を受けるべきだと思います。皆、自分の商売道具にもう少し気を使って下さい…と、何とかジョイを擁護したいんですが。あまりにジョイのテンションが軽いので、どうにも厳しいッスよ。「(ゼアムジャケットが)できたッスー!ウッホホーイ!」じゃないっての(笑)。開始3分でこう言われたら、誰だって疑いたくなりますって。

  それを除けば、ローディ(メカニック)のジョイとジェナス達アムドライバーの絆を描くいい話でした。透明なチューブでハッタリを効かせたネオアムジャケットに引き続き、ごつくなってゴージャスなゼアムジャケットもカッコイイです。でも、未完成のゼアムを敵の前で使っていいんでしょうか?。


  日曜番組感想 12/5  
レジェンズ   #35    ★★★★★
  レジェンズクラブのテーマソングに続き、応援歌を提案するレジェンズクラブ部長シュウ・マツタニ。ヒョウ柄のネッカチーフを頭に巻き、楽しそうに応援歌を熱唱する姿はある意味大器。おニャン子といい今回の応援歌といい…これはやはり30〜40代の父親を狙っているんでしょうか(笑)。誰も興味を示さなかったテーマソングに比べると、マックが大絶賛してくれたので進歩の跡が伺えます。っていうかあのテーマソングを歌って危機を脱したディーノに、シュウをとやかく言える権利は無いと思います(笑)。

  それぞれのサーガの家族の元に、属性を考慮して不得意とする敵を送り付けるランシーン。しかも前回の牛の丸焼きから尾を引いて、エレメンタルレギオンも封じる周到さ。どんどんやり口がせこく意地悪くなってますが、登場する敵レジェンズの属性や技なんか色々考えられてるんでしょう。おそらく。ここまで総力戦をしておいて、さらにランシーンも驚愕する黒水晶レジェンズが登場、謎が謎を呼び俄然盛り上がってきました。先が気になる!先が気になる!。

  元サーガ候補であり元営業のあの人&ファイアジャイアントの登場にはビックリ。特に意味は無いので、おそらく制作側のお遊びでしょうけど、こういう壮大で無意味なお遊びは大歓迎。どんどんやって下さい。元サーガといえば、最近一線から退いて久しい部長&J1J2。彼らが再び戦闘に復帰するのか、それともこのままなのかはちょっと気になる所。

  スピリチュアル・タリスダム、光の属性に関する力を持つらしいが詳しくは不明。CEOが解読を止めた部分に記述されていたのは…おそらく光の竜王。登場したCEOは何とハルカの父親で、さらにランシーンが拘束されてしまったので。ハルカが父親の誤りを正しシロンを再び受け入れ、螺旋の書を解読するのかどうかが今後の焦点になりそうですな。って先を見た後に感想を書くのはやりづらいことこの上なし。


金色のガッシュベル!       ★★★★★
  前回でデモルトとの戦いに決着をつけ、これからが石版魔物編のクライマックスであるvsゾフィス戦。ただひたすらに人間のパートナーの心理を揺さぶることに終始する、何というかセコいセコい攻撃を繰り広げるステキな黒幕さんです(笑)。しかもブラゴの本を簡単に燃やせるのに、ただひたすらにブラゴを痛め付けることに終始するステキな黒幕さんです(笑)。

  他の誰よりも、重い使命を背負って戦いに身を投じたシェリー。だからこその厳しい心理攻撃ですが、これが清麿やフォルゴレ相手だったらどうしてたんでしょうか(笑)。まあ、ガッシュは鼻が長い清麿でも本人だと思い込んでしまうんで、おそらくゾフィスの攻撃にはひとたまりもないでしょう。多分。


ふたりはプリキュア   #41    ★★★★★
  ジャアクキング様の為でもドツクゾーンの為でもなく、“全てを飲み込む力”から自分達を守る為に“全てを生み出す力”を。敵が親玉の支配から逃れる、ってのは興味深い展開。なぎさ&ほのかにも「1番大切なものは何?」という問いをぶつけ、近付く最終回に向けて盛り上がってきました。

  #41にして、ようやくプリキュア分断作戦発動。変身させてしまうのがそもそも間違ってるんですが、分断したあとは放っておくってのもかなり間違ってる気が。設定へのツッコミ終了。この番組のテーマである“友達の大切さ”を、ただひたすらに描いた素晴らしい話でした。とにかく今回は怒り絶頂のブラックが見せるド迫力のアクション、そして合流後の2対2のバトル。先週の次回予告の時点で傑作だろうと予想はついてましたが、想像を1つも2つも超越した作画+演出に感服しました。

  ただ。ほのかがあまりに神格化しすぎて、なぎさ→ほのかのルートしかなくなっているのは…少し気になります。なぎさ←ほのかのルートもあるにはあるんですが、どうにも薄いというか弱いというか。いや、スタッフの気持ちはよく判るんですけど(笑)。


仮面ライダーブレイド   #43    ★★★★
  ムッキー開放記念に河原でバーベキューパーティー、この辺のユルい発想はさすがこの番組。そんなことより他にやることがあるだろう、というツッコミは不可。ムッキーが正気を取り戻した瞬間に、今度は剣崎君&橘さんがアンデッドに支配された?疑惑が勃発。心を支配する毒、って毒って言わないような。

  この番組唯一正論を吐く男、主人公剣崎。今更ですが、これまでに彼が吐いてきた正論に説得力が無かったのは、そもそも彼の信念に根拠が全く無かったからで。「1番強い心を持っている」って、剣崎君をどう見たらそんな評価が下せるのか…不思議でなりません(笑)。剣崎&橘に対し、操られているかもしれない→だから倒す、という短絡的な思考に結び付く所はさすがジョーカー&若造。それは別としても、内面との戦いからはいい加減卒業してもらいたいものです。

  ふと思ったんですが。メガネをかけたキングの彼って、ヨン様に似せてたり…するんでしょうか?。ムッキーにも「世界の中心で〜」に近い何かを感じるんですが、それは僕の被害妄想ですか?何に対する被害妄想?。


特捜戦隊デカレンジャー   #42    ★★★★★
  開始1分、OPテーマを流す前から採石場でSWATモードまで使って大激闘。ナレーターがいると展開がスムーズになり、つかみも早くて爽快です。やっぱり特撮といえば採石場ですよね、街中とは爆発の規模が大違い。CGはCGで色々と面白いんですが、画面がせせこましくなるので…たまには伸び伸びと爆破してナンボです。

  突然現れた謎の怪物。現場に残されたのは孵化したばかりのタマゴの殻、そして何物かの骨。そこでまさかの法医学的なアプローチ、しかも複顔作業(骨に肉付けするアレ)までするとは。さすが刑事物で定評のあるテレビ朝日だけあります(笑)。いつか水谷豊みたいな飄々とした役者が活躍する特撮が生まれたら…と想像するとちょっと楽しいかも。

  いきなりデカブルーの妹登場。しかもいきなり結婚話が浮上、デカの職務と兄の想いの間で苦悩する、デカブルーお馴染みの不幸話。今回は何とか時間に間に合い、妹の相手の両親に挨拶が出来ました。よかったよかった。にしても、相手の両親に挨拶…って(笑)。


かいけつゾロリ       ★★★★☆
  ブルル公爵主催のワールドウインタースポーツ大会。生まれたばかりの南国から、国の名前を全世界に知らしめる為に派遣されたスキージャンプの選手。1番高くジャンプできるという理由だけで、バスケットボールの選手に金メダル獲得を義務付ける国王はどうかと思いますが(笑)。理由はどうあれジャンプする勇気が出ない選手の眼前で、失格とはいえ世界新記録をマークしたゾロリ先生。臨時コーチとして招聘されてしまいましたとさ。

  細かい設定へのこだわりが光るこの番組。オリンピックっぽい背景そして雰囲気の作り方も見事なもの。カーリングのルール説明をしたり、ボブスレーでひと波乱ぶちあげたり、さらにいろんな所に広告が掲載してある芸の細かさ。個人的には「かなり速い!」「かなり美しい!」という、中途半端なキャッチフレーズがお気に入り。「ポスターの一字一字まで面白くして、何度見ても楽しめるようにしたい」という、原作者のこだわりが見事に体現されています。

  細かいといえば、ゾロリ先生を追いかける警察官達の中に、以前女装したゾロリ先生に求婚した堀川りょうがいたのはちょっと嬉しかったです。以前ゾロリ先生が忍者学校の学費&忍具費を踏み倒した、サルの忍者親子とか。エピソード間は独立しつつも、微妙な繋がりがある辺りが職人芸。



  12月4日  土曜日  
  
ニンテンドーDSが欲しいです。猛烈にやってみたいゲームがある…訳では無いんですけど、これまでのゲーム機とは根本的に違う入力装置に心がひかれまくってます。十字キーとボタンを全く使わない、タッチペンでの操作を試してみたいし(直感ヒトフデ)。ファミコンの2コン以来の悲願だったマイク(音声認識)の本格搭載で、鼻歌を楽譜に変えて演奏してくれる(大合奏バンドブラザーズ)とか気になりますし。
  このゲームをやりたい!ではなく、ゲーム機で遊んでみたい!っていうのはいつ以来でしょうか。ゲーム機で遊んでみたいという欲求はつまり、ゲーム機で遊べるゲームどれでもいいので遊んでみたい、という訳で。従来の映像&音楽&自己中心的ストーリーのゲームには、全く食指が動かなくなってしまったので。何か新しい画期的なアイデアが生まれてくることを説に望みます。
  ちなみに、ニンテンドーDS本体だけで楽しめるピクトチャットもかなり面白そうです。猛烈にくだらない遊び方や、激しく無駄な時間が過ごせそうでドキドキ。ポケモン狂いとしてはポケモンダッシュもやってみたいところ。64版を散々やり尽くしたものの、スーパーマリオ64DSも間違い無く面白いでしょうし。これなんかはソフト1本で4人対戦できますし。

  さて。DSの話をしたのでPSPの話をしないわけにはいきません。「くたばれSCE!」のスローガンを掲げ、日々ソニーに対するネガティブキャンペーンを水面下で繰り広げている僕ですが、さすがにPSPが失敗するとは思いません。曲がりなりにもPS2で培った購買層&ソフト資産がありますし。ただ大ヒットするとは思いません。大作RPGならPS2に勝てませんし、PS2大好き層が携帯機を好むとも思えませんし。
  ソニーはPSPをゲーム機だけではなく、音楽や映像を扱える新しいメディアにしようと画策してますが。音楽なら既にi-podで十分ですし、携帯テレビのように使えるならまだしも携帯機で映画を見るとも思えません。何より独自の規格(UMD)なので、MDともCDとも異なるプレイヤーが果たして役に立つのかと。
  やり口のセコさは19800円(税抜)を見ても判るんですが、ヘッドホンやら何やらを揃える為には実質26000円かかるんですよね。ニンテンDSの充電池内蔵で6-10時間使用に対し、充電池内蔵で4-6時間使用っていうのも微妙かと。無線通信で4人対戦するには、全員で申し合わせて電池を用意しないといけないような気が。
  ちなみにPSP失敗&PS3失敗したらSCEはどうなるんでしょうか。PS3についてはゲーム機としての問題というより、ブルーレイが規格争いに負けた場合の問題で。PS2は「DVDが見れる!」で大成功したのに、PS3は「HD−DVDが見れない!」で失敗するかもしれないんですよね。まあPS3の大コケはまずありませんけど。

  いやいや、書きたいことを書いたらすっきりしました。僕の脳内フィーバー&愚痴+批判なので、何のことか判らない方々には大変迷惑かと思いますが。御許しを。


モンキーターンV   12/4    ★★★★
  年間賞金獲得ランキング上位12人が優勝を争う、競艇界でも最高峰のSG賞金王決定戦。そのレベルの高さは「賞金王初出場で優勝した者はいない」という言葉で明らか、その事実に対しどうやって勝つかを模索する初出場の波多野と洞口。

  榎木さんにフライングさせられてSG出場停止中の洞口君ですが、実はSGでも賞金王だけは出場できるんです。よかったね、洞口君(笑)。榎木さんに敵意を剥き出しにする所は全く変わってませんが。ここが彼の長所かつ短所、父親のように冷静かつ狡猾になるには…結婚して子供でも生まれなきゃ無理でしょう、恐らく。青島さんにフラれた彼に、いつ春が来るのかは誰にも判りません。どんなSGを獲るよりも難しいかも。

  Vモンキーが使えない住之江競艇場の水面。ひとつひとつの行動が裏目に出てしまう波多野に対し、逆に洞口は運気をつかみ好調な滑りだし。優勝戦に残れるかどうかも怪しい波多野ですが、残れたとしたらメンバーは波多野・洞口・蒲生・榎木・潮崎・岡泉でしょうか?。


ななみちゃん   12/4    ★★★
  ななみちゃんこと厚顔無恥なマスコットが、内気な少女の心を少し開いてあげる話。ななみちゃんのキャラが強すぎて、飼い主の少女(名前知らず)が今ひとつ目立たないのは何とも。


MAJOR   #4    ★★★★
  死んでしまった本田母、幼稚園の桃子先生。死んでしまった妻の顔を桃子先生にダブらせる本田父。2人の顔もしくは雰囲気が似ている…ということにしておきましょう(笑)。てなわけで#4にして父親の再婚話が浮上、幼稚園児の吾郎くんにとっては色々大変なことばかり。頑張って下さい、って幼稚園児に何を言ってるんだか。

  子供の誕生日を祝う為に球場を借りきり、電光掲示板での「おたんじょうび おめでとう」そして親子でのキャッチボール。野球アニメというよりもはや家族愛アニメ。しばらくはこういう毛色のまま進みます、それまでに製作体制を整えて万全の状態で少年野球モードを迎えて欲しいものです。

  連載開始から10年、メジャーに対する意識はかなり変わりました。日本人選手がここまでメジャーで活躍するとは誰も想像しなかったと思いますが、10年前から“メジャー”というタイトルで連載してたのはさすがというか。強く推した当時の担当編集者そうな。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY   12/4 #8    ★★★★☆
  カガリ姫、ザフトの新型艦ミネルバでオーブに御帰還。何だか軽い男が面倒をみてくれそうなので、アスランはミネルバに残っても…という議論は昼メロでやって下さい。恋愛が絡むと途端に話が軽くなるのは避けられないんでしょうか。

  キラとアスランがオーブで再会。父の言葉を否定する為にプラントへ行く決意を固めたアスランに対し、特に何もしないキラくん。変わっていないのは奇天烈な衣装だけではないようです(笑)。毎週毎週シン・アスカの家族の悲惨な死体を見せられるのは、いい加減御勘弁頂きたい所。見せるな、ではなくて。見せ方がもう少し無いものかと。とはいえシン・アスカとキラの墓場での邂逅、はそれなりに良かったです。

  あと面白かったのがラミアス元艦長vsグラディス艦長、下世話な言い方をすれば熟女バトル。個人的にはラミアス再登場よりも、メカニックのオッサン再登場に拍手喝采で+☆。


ボボボーボ・ボーボボ   12/4    ★★★★☆
  スズ@山崎和佳奈。軍艦の部下で瞬間移動を使いこなす少女。博識なので番組の進行役としては最適。あとはビュティさんとは違う冷静なツッコミをしてもらえると、笑いの幅が広がるかなーと。戦闘に参加できる分、ツッコミに集中できないという問題はありますが…幾ら何でも首領パッチの着ぐるみはアウトです。人として問題です。

  「(敵と戦いにいくから)遊べない」と知って精神に異常をきたし、彼方へ旅立ってしまった首領パッチ。首領パッチがいないからボーボボのボケにキレがなく、つまりは戦闘能力にも支障をきたすと。まあどうでもいい理屈なんですけど、この番組の面白さの半分を首領パッチさんが握ってるのは確か。それでも特に支障なく戦闘に勝利する辺りはさすがテンション番組。

  単独行動を取った首領パッチさんはもうやりたい放題。ヒーローショーに乱入して牛と一緒にダンスを踊り、牛乳を飲んで金髪ロンゲに大変身。5秒後には何事もなく元通りでボケ続行。「ボーボボ=オレで、つまりオレ=鼻毛真拳だ!」「じゃあお前がボーボボか!?」「オレは首領パッチだー!」、もう意味が判りません(笑)。一応戦って決着をつけるボーボボに対し、最後までおふざけで勝利する首領パッチ。ボーボボさん、うかうかしていると主人公の座が危ないですよ?。本誌の人気投票では完全に負けてるんですけど(笑)。


ケロロ軍曹   12/4    ★★★★
  ケロロ小隊にボーナスが出ました。今時どの番組でもボーナス話なんてやらないのに、という点では新鮮。雪山で凍りついたケロロをタライとお湯で解凍する、というベタなネタがあったんで、棒の先にナスをつけて…とかやってくれたらもっと新鮮でしたけど(笑)。

  後編。雪山で遭難して2人っきり、という黄金シチュエーション作戦に望む西澤さん。当然ながら冬樹くんことミスター朴念仁には通用せず。彼が何故上着を脱ぎ捨てたのかは永遠の謎、でも妄想が膨らむエロさはあったので良かったのでは。気象衛星こまわり、といった細かいネタはおそらく既に突っ込んでるのでパス。


ビューティフルジョー   #10    ★★★
  今回のモチーフは“フランケンシュタイン”、モノクロ演出がそれっぽい感じを醸し出してます。集まってロボットを製造するセコい三幹部、酒場で集まって悪だくみ&高笑いをするセコい三幹部。少しずつこのセコい三幹部に愛着が湧いてくるのは…いいのか悪いのか(笑)。

  中途半端な大きさとはいえ、三幹部の強さを集めたロボットなので強そう…でもないらしく。重くて空を飛べない、斧を振り回すには背中の羽が邪魔、水中では息がもたず溺れる。三幹部の駄目な所を集めたロボットでしたとさ。とさ、で終わっていい筈がありません(笑)。ロボットはブルージュニアを飲み込んで一気に優勢に。三幹部の特徴じゃないのは御愛嬌。

  一見お間抜けな展開なんですが。ロボットの中にジュニアがいるから手出しできないジョー、ジョーに迷惑をかけないようにロボット内部で奮闘するジュニア、と2人の絆を描くいい話でした。ジョーがまともに戦っていない、というのは秘密です(笑)。


ロックマンエグゼAXess   #10    ★★★★
  実はまだ見続けているAXess、単発エピソードながらも安定した面白さで切れませんでした。では何故今回感想を書いたのかというと、しばらく置物扱いだったメイルちゃん&ロールちゃんが、久々にバトルに参加してくれて嬉しかったから。炎山も仲間としては悪くないんですけど、状況によって使い分けても良いじゃないかと。せっかく魅力あるキャラが一杯いるのに。

  あと、ナルシーヒデ@神谷浩史のオカマっぷりはデュアルキャリー@ポトリスを思い出しました。オカマ声優として少しずつ地盤を固めている感があります。いいのか悪いのかはよく判りません。


アークエとガッチンポー!   #10    ★★★☆☆
  山の合間から顔を出す太陽(太陽は大きい方の隠喩)、尻を出したままトイレに吸い込まれるタケシ、と冒頭からいつになく下品な表現満載。それを経由して見せたい物がアークエ母の豪華な料理、というのがもう何というか。もしかして…豪華な料理を引きたてる為に、わざわざ下品な表現を見せておいた?。いや、ウンコ見せても料理の美味さは引き立ちませんから(笑)。

  歌って踊れる主婦アークエ母、台湾の商店街から畏怖される値切りの達人であり料理の達人。そこでジャスミン閃いた、「無料で食べ放題」という名目で悪の組織の破壊工作員を集め、満腹で動けない所を一網打尽にしようと。
  結果的に作戦は大成功、悪の組織の破壊工作員を一網打尽。にしたんですが、実は「アークエの母の料理が食べたかったから、破壊工作員になったんだ」とまさに本末転倒。結局被害を被ったのは、大量の食事の材料を値切られた商店街の皆様でしたとさ。とさ、って。

  後編。アークエの所に謎のタレコミが入り、張り込みをしようというお話。という始まり方をしたものの、それとは全く関係なくタクシーの運転手の大変な1日を描くお話に。次々と現われる嫌がらせ目的のお客×4、延々と嫌がらせを受けた運転手が絶望し、「こんな仕事辞めてやる!」といったその瞬間。嫌がらせをしていたお客×4から「悪の破壊工作員にならないか?」との勧誘。地道な勧誘活動ですこと。

  その瞬間、タクシーのトランクから正義のエージェント、タケシとアークエ登場。アークエパンチという名のキックで運転手を仕留め、世界の平和は未然に守られたのだった!。普通のヒーロー番組らしく決まったものの…「この人、まだ悪に染まってないみたいだよ」というタケシの言葉に対し、「しょうがないよ」とアークエ。何がしょうがないのかは判りませんが(笑)、達観しきったお言葉に間違いはなさそうです。

  勿論暴力を振るったままで終わってしまっては大問題。運転手(破壊工作員ではなく)は振りかかる不条理に対し、「不幸や辛い事に負けてなるものか!」と自ら発奮。意気揚々と明日に向かって走りだし…た所に振りかかる、巨大な空飛ぶブタの巨大なウンコ。「人生ってやっぱ難しいよね」とはアークエの弁。

  正直後編はイマイチだな、と思ってたんですがこのオチで全部吹っ飛びました。巨大なブタに対する伏線はおろかフォローも無し、全くもって思い付きでの登場&オチにしばし呆然。どう表現したらいいのかよく判りませんが、ここまで完全に意味不明なオチは久し振りです。これはある意味…神の領域だと思います。それくらい強烈なオチでした。

  冷静に考えると、時間が余ったのでインパクト重視で適当にやっつけてみただけ…なんですけど。これをやりすぎると、起承転結もクソもなくなって番組がぶっ壊れてしまうんですけど。僕としては、近年稀に見るこの大英断を+☆☆で評価したいと思います。


とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   12/3    ★★★★
  善人ばかり(カナちゃんは腹黒)&善ハムばかりの当番組において、唯一まともな神経を持つくるみちゃん&くるりんちゃん。くるりんちゃんの性格が悪いというよりは、普段毒にも薬にもならない言動ばかりのハムちゃんずに対する、スタッフの本音…というのは邪推しすぎですか(笑)。くるりんちゃんの立場で考えてみると、ハムちゃんずって正直鬱陶しいんですよね(笑)。(笑)をつければ許されると思ってます、はい。

  そして。木村くんに猛烈なアタックをかけることで、番組開始以来全く変わらないロコ&木村の間に波風を立てる…でお馴染みのくるみちゃん。彼女は彼女で面白かったんですが、アメリカに左遷されてしまい存在意義全否定。その代わりに登場したのが新キャラのマキちゃん、女子にとって聖域だったサッカーを平然とこなす天然キャラ。悪意を全く持たずに木村くんに近付く、というある意味1番扱いにくい存在。

  ロコちゃんを完全に蚊帳の外に置き、くるみvsマキのサッカー対決…ってもう何が何だか。全力で戦った2人の間に、友情が芽生えたのだった!って。ロコちゃん置き去りでいいんですかーかーかー。っていうか、そんなにマキちゃんが嫌いですか→自分。もう木村くんは生贄としてマキちゃんに捧げますから、ロコ&ロベルトでお願いします。


トランスフォーマー スーパーリンク   12/3    ★★★★
  キッカー&キッカー父同様、思い込んだら突っ走る妹サリー。この番組には珍しい女性要素だけあって、やけに気合の入ったミニスカート描写に目が釘付け。あとはシックスショットが読んでいたマンガ、明らかに表紙はスペシャルのネコミミでしたが…内容が気になります。物凄く。

  ついにシックスショットが明確に反旗を翻し、ガルバトロンの命を奪うために行動を開始。デストロン内で役に立っているのはナイトスクリームのみ、こりゃ圧倒的劣勢だな…と思いきや、何とガルバトロン様が巨大化。これまで安全策として残しておいたシックスショットをあっさり踏み潰してしまう程、その力は圧倒的。これを止める手段は…やはり再びコンボイに巨大化してもらうしかないんでしょうか?。


舞-HiME   #10    ★★★★
  いきなりメインキャラ集めてのケーキ実習、田村ゆかりに全権を委任してやりたい放題。細かい理屈とかはどうでもいいんですが、「何じゃこりゃ…」って主人公に言わせるのは間違ってるような。1度言わせてたらあとは何やってもいい、って訳じゃないと思います(笑)。

  (1)舞衣&タコ妹&メカの主人公チーム、(2)会長&空回り&サポートの生徒会チーム、(3)なつき&命&色気バカの別方向疾走チーム。本命は(4)弟くんが作った誕生日ケーキでしたとさ。で、あの誕生日プレゼントはもしやe-kara?舞衣の趣味…?。個人的に(3)のまとめ方は見事だと思います、にしてもこれだけ使えるキャラがいるってのは凄いことかも。

  ケーキ作りを邪魔された→オーファンを倒す、もはや主目的を取り違えた感のある展開。おふざけなら最後までおふざけしきるべきかなーと。弟くんのルームメイト晶くんがHiMEだった…のはよしとしても、忍者コスプレまでする必要があるのかと。これは趣味?それとも宿命?。


ポケットモンスターAG   12/2    ★★★★★
  OP変更。これまでのOPをゴージャスにメドレー形式でまとめ、大量のポケモン&貴重ポケモン総出演でつづる豪華な映像。OPでのバトルの相手は貴重ポケとはいえ誰でも入手できるレジ系3体、とりあえずでんじほうが抑えられていてニンマリ。

  それよりも驚いたのがオーキド博士のポケモン講座が終了し、始まった新しいコーナー“ポケモントリビアクイズ”。ダジャレベースなので、トリビアというよりなぞなぞなんですが(笑)。ヒントの出し方次第で一般向けにもマニア向けにも加工可能、この辺は今後の工夫次第かと。ちなみに今回のヒントは「いわ+むしタイプ」「かなり珍しい」、いわ+むしタイプは確かツボツボかアノプス→アーマルド。子供達がどうでもいい記憶力を発揮している姿が目に浮かびます。

  心機一転の効果か、今回の話はストーリーは凡なれど作画+演出の力技でかなりの面白さ。昼食後のサトシvsタケシの練習バトルですら、まさにジム戦クラスのクオリティ。忘れた頃にこういった凄いものを見せてくれるので、ポケモンは侮れません。

  今回のゲストはサヨリ@小林沙苗とクチート。あざむきポケモンという名前通り、可愛い外見で油断させて後部にある大きなアゴでガブリ、冷静に考えるとかなり恐ろしいポケモン。はがね単独という珍しいタイプなんですが、はがねタイプの攻撃技を覚えないのがたまにキズ(笑)。サヨリさんの短いスカートと美しい演技で殿方をメロメロにして、クチートのアゴでガブリという見事な連携。いやはや女性は恐ろしい。

  前置きが長くなりましたが、今回はクチートがタケシのハスブレロにひとめぼれしてしまう話。ハスブレロ@伊藤みやこがルンパッパ@立木文彦に進化してしまい、あっさりフラれてしまうという、ポケモンらしいドライな結末に苦笑い。以前登場時にはかげぶんしんを連発し、立木立木立木立木立木…でもう聞くに耐えなかったハスブレロ。元々存在意義が薄いタケシのポケモンを進化させる意味があったのかは…微妙。

  「ポケモンなんだから仲良くすればいいじゃないか」と言ったのは“ピカチュウしか愛せない男”サトシ、彼がもう少しまともな恋愛感情を持っていたら…どれだけこの番組が潤ったか。メインキャラの恋愛NGという制約は想像以上に厳しいんですよ?。「何にもわかってないわね」と言っていたハルカさんに関しても、自身の恋愛話は全くなし。いいじゃないですかロゼリアの彼で。別に告白しろとか言いませんから、少し頬を赤らめるとか意識するとか…ねぇ。


陰陽大戦記   #10    ★★★★
  前回主人公としての自覚に目覚め、祖父の「京都へ行け」との言葉にためらいなく京都へ向かうリッくん。京都駅からの道が判らず不安なリッくんの前に、タイミングよく現われたマサオミさん。弁当も用意する準備万端ぶりにリッくんメロメロ…とまではいかないようで。さすが主人公、コゲンタ以外は目に入りませんか(笑)。

  目的の太白神社で待っていたのは、何と幼女巫女@神田朱美でした。しかも。確かに幼女要素(主人公より低年齢)が欠けてましたが、まさかここで投入してくるとは(笑)。柊のホリン@ゆかなと共に、戦闘に参加する女の子が登場したという意義大きい…かも。ただしゆかなが掛け持ちしているので、綺麗所の同時投入はおそらく無理かと。

  ケモノっぽい男性式神に対し、人間らしい風貌の女性式神。ツボを抑えることに関しては職人芸を見せるこの番組、個人的にはケモノ娘さんも見てみたいです。ネコミミとかではなく、かいけつゾロリのように完全にケモノで。


BECK   #9    ★★★★☆
  学校でも音楽の話題が通じる友達ができ、水泳大会でも好成績を残し、気が着けばそれなりの余裕を持てるようになったコユキ。っていうかコユキの本名って、田中幸雄だったんですか。今気付いてビックリしました。田中幸雄といえば、日本ハムでノーヒットノーランをやった…ってそっちかい。今も現役で活躍中、生え抜きの大ベテランの方を挙げるべきですか?っていうかBECKの感想を書くべきですか。はい。

  学校の水泳大会?にビキニで現われる真帆。さらにコユキにストレッチを施すという、もはや純朴な中学生には耐えられないエロスの限界に急接近。正直水泳自体のクオリティは微妙でしたが、もうエロスでお腹一杯です。感想を書いたら書いたでエロばっか、コユキがクラスメイトにも認められたことを大人しく評価してあげなさいよ。バンド活動の方も思わぬ形で実戦だというのに。

  以前にも「清く正しい童貞アニメ」、と失礼な表現で評価しましたが。パンチラや半裸等など…強引なエロスが蔓延する昨今において、中学生レベルの情動を見事に表現しているってのは凄いことでは無いかと。双恋といいBECKといい、この時間帯はまさに中学生タイムですね。幼稚とかの悪い意味ではなくて、それだけ純粋もしくはリアル(中学生妄想的に)だと。


双恋   #9    ★★★★☆
  白鐘双樹。熱にうなされていたとはいえ、美化された主人公を夢に出すとは。この子も御多分に漏れず、何か根本が足りてない気がするのは僕だけですか?。そんな温室育ちの花を守るのが白鐘沙羅。頼りない主人公なんか必要ない、自分が沙羅を守るんだ…という心意気や見事。そりゃあもう、沙羅の立場で考えれば至極当然の考えです。

  根拠の無い好意を寄せる面々よりも、思ったことをばんばん口にする沙羅のキャラが立っているのは当然。強気な割に怖がりだったり、主人公の言動に逐一ツッコミをいれたり、双樹の一言一言に頬を赤らめたり…って。この双樹に対するラブラブっぷりこそ、沙羅が双樹の妹である証なんでしょう、おそらく。“沙羅双樹”っていう順番を、わざわざ逆に名付ける意図はよく判りません(笑)。

  双樹が沙羅に貰った大切なパステル、何処かにいってしまったその1本を必死に探す主人公。最後にみつかるのが甘い展開とはいえ、一生懸命な姿で皆の心を動かす所なんかは、それなりにいいお兄さんしてたんではないかと。沙羅があっさり主人公を認めてしまったのは少々残念…と思っていたら、アッと言う間に引っ越してしまいましたとさ。って、そんな!またヌルい面々だけで話を展開しろと!?。ビリー・権田よりは沙羅にツッコミを入れて欲しいです、正直な話。

  文化祭だからコスプレ。羞恥心といった類の感情がゴッソリ抜け落ちている桜月姉妹に関しては、いつ何処であろうと大して変わりないような気がします。コスプレの王道でラムちゃんを引っ張り出し、半漁人で貝殻ビキニって武田久美子…とまではいきませんか。さすがに。


NARUTO   12/1    ★★★★
  いきなりシカマル小隊大ピンチ。影真似の術はかなり特殊な術ですが、大蛇丸の結界衆4人はもっとインチキな面々の集合でして。腕6本や顔2つなんかは既に人間を超越してますし、以前の血継限界が可愛く思えます。身体能力や術の凄さも重要とはいえ、シカマルの最大のウリは卓越したその知能。状況を分析し相手の弱点を導き、仲間の能力を最大限に活用して窮地を脱出する。これぞ中忍の面目躍如。既にイルカ先生を越えているのでは…というのは言わぬが花。

  シカマルの作戦に対し、全幅の信頼を置いて準備を整えているチョウジ、冷静に推論して答えを導くネジ、言われて気付くキバ、最後まで判らないナルト…とそれぞれ対応は様々ですが(笑)。ここはシカマルとチョウジの信頼関係を誉めるべきでしょう。ちなみに。チョウジ@伊藤健太郎が倍化の術で敵の結界を破壊するのは迫力満点でよかったんですが、まるでタイショーくんみたいにダバダバ言いながら突撃するのはやめて下さい(笑)。


SDガンダムフォース   12/1    ★★★★★
  アークの命運をかけた爆熱丸と騎馬王丸の一騎打ち。炎上する天地城の天守閣で、アークの怒りをその身に背負い満を持しての爆心丸炎上。CGで演出される炎をまとい、繰り広げられる壮絶なチャンバラに心踊らずして…何が武者かと。モーションキャプチャーでの繊細な動きに加え、これまで積み上げて来たバトル演出手法が遺憾なく発揮されてます。

  全てを失い圧倒劣勢に陥っても、ただ一人の武者として己の信念を曲げない騎馬王丸。惚れました。アーク編に入ってから、幾度となく騎馬王丸を絶賛していますが。「俺の覇道はこの刀一本とともに始まった。野望潰えても、またこの刀とともに始めるだけのことよ!」この言葉。しびれますって。ホントに。

  そして騎馬王丸と元気丸の親子。騎馬王丸のとった手段は過ちであったとはいえ、アークの未来を思っての所業。騎馬王丸のいい所悪い所を見定めた上で、戦に勝つためではなく戦を終わらせるために、武者大神将の力を使う元気丸。そして騎馬王丸の「アークを正しく導く者、未来の大将軍が…俺の子か」という言葉での締め方も…最高でした。






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