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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価


  1月11日  火曜日  
  新井里美フィーバーついでにもうちょっと。

  一重にアニメ好きと言っても属性は様々。今回はちょっと声優マニアについて話をしてみたいと思います。「声優はキャラクターを演じる存在」という一般認識に対し、「キャラクターは声優で決まる」と少なからず主張するのが声優マニアの習性です。別にこれが間違っている訳ではなく、若本御大や子安君(何故か君付けする因習)、舞-HiMEの関俊彦からも判る通り、声優を当てることでキャラクターを引きたてるのは至極真っ当な手法です。

  ただ、声優マニアも度が過ぎてしまうともう大変。前述したような意図を含まないキャスティングに対しても、勝手にそうだと思い込んで脳内ストーリーを構築してしまうんですね。これは強烈な番組で強烈な印象を残してしまった場合によくあるんですが…脈絡無く「桑島法子だから番組後半でぶっ壊れるに違いない」とか、#1を見て即思うようになったらもう病気です(笑)。確かに壊れる確率はかなり高いんですけど、いくら桑島法子でも“花田少年史”では壊れませんでした。さすがに少年役でそんな演技が期待されるわけもありません(笑)。

  で、何が言いたかったかというと。先日書いた“まほらば”ヒロイン蒼葉梢@新井里美に関する僕のコメント、“アークエとガッチンポー!”でのイメージを“まほらば”に期待する姿勢、これがまさに声優マニアそのものなんですね(笑)。実際人格が入れ代わるらしいんで、間違って無かったんですけど。実際“アークエ”はかなり強烈な番組で、ジャスミン@新井里美も強烈だったんですが…そんな僕が大笑いしたのが、
"人生しょせんはったりさん"の感想です。

  (以下引用)そして、蒼葉梢@新井里美ですよ、イエローパールボイスですよ。ピッチのココの印象が強すぎて(アンタだけです)、梢の第一声を聞いた瞬間に「こいつ B パートで絶対暴れるな」と確信してましたとも。(中略)イエローパールボイス@新井里美は、声質的にあまり清楚なヒロイン向きではないと思っていただけに、今後どういう演技を見せてくれるのか声ヲタ的には要注目。(引用終わり)

  まさかあの…ある意味伝説の番組、“マーメイドメロディ ぴちぴちピッチ”に出演していたとは。色んな番組を問題なく楽しめる僕でも、さすがに耐え切れなかった“ぴちぴちピッチ”に出演していたとは。そりゃあ“まほらば”が楽しめる訳ですね、激しく納得。っていうか、新井里美さんは既にヨゴレの道を邁進しているんですか(笑)。僕は応援します、頑張って下さい。


ファンタジックチルドレン   #14    ★★★★★
  ゲルタ博士も昔はツインテールの可愛い女の子だった、というお話…ではなく。ベフォーレの子供達とは別個で行動している謎の白髪ことデュマ(デミアン)について、多次元理論を研究する科学者の視点からのお話。敵だとばかり思っていた(笑)ベフォーレの子供達と仲良くなってしまったので、どうするのかと思ってたんですけど。デュマ方面からギリシアの権力争いが絡んでくるなんて!話を広げるタイミングが中々どうして絶妙です。

  ヘルガの前世を巡る旅。前世で自分が描いた絵と出会い、言葉にならない想いに涙を流すヘルガ。この辺の非常に繊細で複雑な感情の表現は、スタッフと視聴者の信頼あってこそのものですね。感慨深いとはまさにこのこと。さらに、ヘルガの前世であるセラフィーヌの過去に話が移り、セラフィーヌとその前世クリスティーナの絵との悲しき出会い、その全てを思い出すヘルガ。ああ何というか何というか、ここまで言葉にならない想いってのは早々見られるもんじゃありませぬな。


Get Ride! アムドライバー   #40    ★★★★☆
  これまで敵として扱われてきたバグシーン、その元敵にバイザーを装備させれば、貴重な人命を失うことはない!とグレイトな論理を展開するジノベゼ様。そのジノベゼの一方的な言動に耐えかね、真実を訴えようと立ちあがったのは記者マリー@本田智恵子。あちこちの中間派ジャーナリストから集めた映像で、反ジノベゼのキャンペーンを画策…という名の総集編。

  振り返ってみると、色々な障害を乗り越えて成長してはいるものの。ジェナス達ピュアアムドライバーって、結果的に何も出来てないんですよね。それどころか悪者のレッテルを貼られ、「全てを超越するゼアムという力の欠片を集めているんだ」と言える筈も無く、どんどん追いこまれていく実にシビアな展開。ここでは毎回おちゃらけた感想を書いてきましたが、総集編のお陰で番組の目指す所に立ち返れた気がします。感謝感謝。



  1月9日  日曜日  
  くらえッ!1ヵ月前のアニメ感想だッ!特に“アークエとガッチンポー”と“双恋”が面白い事になってるぞと。ではまた。

  (追記)“まほらば”を見ました。ラブひなっぽい設定をスクウェアエニックスで味付けして見ました感が強く、通常ならまず確実にスルーパスなんですが…ヒントは前述した2番組にあったります。勘の鋭い方でも判らないクイズを引っ張るほど無意味な事は無いんで、さっさと続けます。ハッキリ言えば“まほらば”の蒼葉梢(ヒロイン)目当てなのです。何だそりゃ、という前に考えてみようヒントとの関連を。先日「“アークエとガッチンポー!”のジャスミン(一応ヒロイン)が好きだー」と吠えましたが、共にキャスト:新井里美なんですね。要するに声優目当てか!御名答。

  しっかし。“まほらば”でヒロインをやるような御人を“アークエ…”に出演させるなんて、事務所の神経を疑わずにはいられません(笑)。今後どんなに輝かしい経歴を辿ったとしても、全てにおいてガッチンポー前提にすると意味合いが変わってきますし…何より一度ついてしまったキズは一生消えませんよ?。僕みたいな人間がチクチクとキズに塩を刷りこんでいくというのに。って、何をどう応援したいのか僕にもさっぱり判りません。「トイレを通って世界の平和を守れ」とはいいませんが、できれば“まほらば”でも豪快なぶっ壊れ演技を希望します。

  ちなみに蛇足。間に“スクールランブル”“まほらば”“双恋”とCMが並んでますが、改めて見てみると“双恋”って酷いキャラデザインだなーと思わずにいられません。まあ“双恋”の魅力はキャラじゃないんで、どうでもいいことなんですけど(笑)。


  日曜番組感想 1/9  
まほらば   #1    ★★★★★
  「こうして…王子様の、冒険でも悪者退治でもドラゴン退治でもない、ただのピクニックが始まりました」という絵本チックな描写から始まり、さらに美少女がお出迎えしてくれる素敵な導入部。「ただ、その美少女こと鳴滝荘の大家さん青葉梢にはとても不思議な秘密があったのです」…それは勿論、声を当てているのが新井里美っていうことなんですけども(笑)。とにかく一つ一つの仕草にこだわって可愛く可愛く、主人公に優しく優しくしてくれてはいるものの…新井里美演じるヒロインがまともな筈がありません。#1ラストで人格が豹変した時にはもう拍手喝采。とまあ色々書き連ねてきましたが、こういう作品でまとも(かどうかは議論の余地あり)なヒロインを演じる機会があろうとは…感動せずにはいられません。

  何はともあれ(笑)ヒロインの青葉梢@新井里美が、この番組の鍵を握っているといっても間違いはありません。これまで彼女一人すらできたことの無い主人公のはとこ(結婚可能)で、幼い頃に面識があって(ただし主人公は覚えておらず)、“絵本作家志望”という主人公の夢に好意的、そして大家さんという立場上主人公を贔屓できない…と、関係の立て方はほぼ完璧。新井里美にまともなラブコメが出来るのかは疑問ですが(笑)、まったりときどきブラックなコメディとしてはかなりいけそうな感じ。多重人格(本編では変身扱い)ゆえに「大家さん」という呼称が使われてるんでしょうけど、“さん”付けに加えて“大家”ってアナタ、これほど絶妙な距離を表現する言葉はありませんよ!。

  で、問題となるのは鳴滝壮の面々。桃乃恵@浅野真澄のテンション芝居は適役で色々面白そう、幸薄い中学生黒崎朝美@天神有海も右に同じ、ジョニー@堀内賢雄はほっといてもいい加減に演じてくれるので問題なし。僕の中では茶ノ畑珠実@堀江由衣のわざとらしさが今ひとつ、スターチャイルドマジックなのかどうかは今後の芝居次第なので今後に期待。


レジェンズ   #39    ★★★★☆
  「ワタシの名前はハルカ・ヘップバーン、今日はそんな私のお話」、どう考えても間違ってるハルカ父を唯一諭せるのがそのハルカ。今回は総集編の形式をとってこれまでの経過を説明しつつ、ハルカの想いをはっきりさせて今後に繋げる、総集編としてだけでは無く本編としても重要な1話。…なんですが、どうも雰囲気が怪しくて(笑)。悩むハルカの周りにアルバイト教師ハルカ、レジェンズ追っかけハルカ、シロンさんに裏切られて復讐心全開ハルカ、と異なるハルカ3人が語りかけて来る非常に胡散臭い精神描写でして。

  そのハルカ×3がハルカ父×3になる、という描写もハルカがこれまで父の言葉通りに生きてきた、ということを意味してるんでしょうけど…。マントを羽織ったハゲオヤジ3人に囲まれるってのも、あんまり気分が良いもんじゃありません(笑)。そのハルカ父に不信感を感じるからこそ、その考えを否定して自分の道を見出したハルカの選択に説得力が生まれるんですけど。

  ちなみに。視聴対象である子供と一緒に見る父親向けのサービスとして、ハルカが無理からに着ている露出度の高い服(というより下着)について。自分の道を見出したハルカがその服をバッと脱いだら、下にちゃんと服が着込んであるってのは…非常に判り易い演出なんですが…さすがにツッコミ不要ですか(笑)。


金色のガッシュベル!       ★★☆
  新春スペシャル。通常枠でスペシャルってのもアレですが、フォルゴレが自分の見た夢をなんとなしに語るってのも相当アレです。初夢で見たビクトリームでベリーメロンな映画を作るフォルゴレ主演・監督が…とかはもうどうでもいい感じ。とりあえず若本&千葉を口に入れてみたら、お尻から熊の木彫りが出て来ました的な。そういう(どういう?)何だか判らない混沌とした訳の判らない、あまり素敵とはいいがたい年明けでした。

  だって。「メロンを持ってこい!」「多分これなのだ」でピーマンを選択するガッシュって間違ってると思いません?。さすがにいい加減じゃないですか(笑)。それなのにほぼオールキャストを投入、ティオの作画も抜群というのは…これでいいのか新年一発目。ティオ好きにはたまらないんですけども。


ふたりはプリキュア   #45    ★★★★
  そろそろ最終回。「最早我々に戻る道はない、突き進むのみだ」とパジャマ姿のボスに言わせるのは…狙ってやってるんですよね?。誰もツッコミ入れてなかったので不安なんですけど。んで、通学路で3人まとめて襲ってくるという、既にシチュエーションも何も無い展開。切迫した感じが出ていてこれはこれでアリかも。

  “全てを生み出す力”を宿したポルンを手中にし、高笑いするボス。変な格好したマッチョなオッサンが、ぬいぐるみを手にして大笑いしている…傍目に見ると凄く面白い絵なんですけど、ツッコミ入れる場面ではないので割愛。そういう意味ではイルクーボ達よりも、今の3人の方が絵的に素敵。っていうかついに力が奪われてしまい、残されたのは用済みのポルンと何の役に立たないメポミポ。さて万策尽きたこの状況でどうするんでしょうか?女王様に加えてバイク女王様が出てきて、合体してスーパー女王様とかどうでしょう。駄目です。


仮面ライダーブレイド   #47    ★★★★★
  統制者ってなんじゃらホイ。勝ち残った最後のアンデッドの元に現われて、願いを叶えてくれる存在なんだ。でもジョーカーは別、勝ち残った時は全生命をリセットするよ。てなわけで始さんをどうしよう問題再燃。「どうして始さんをそこまで信じられるんですか」「…どうしてだろう?」と、ムッキーの質問に対し剣崎ナイスな馬鹿アンサー。始さんも始さんで、天音ちゃんとプライベートな写真撮影会を繰り広げる馬鹿っぷり。もうずっと前から言ってるんですけど、みんな緊張感が欠落しすぎです(笑)。

  そこで橘さん、「ヒューマンアンデッドを開放し、ジョーカーとキングを封印すればいい」とナイスアイデア。意を決して始さんに銃を向ける…途端に携帯の着メロが鳴り響き、そそくさと通話を開始する始さん。天音ちゃんと会話する始さんに何かを感じ、銃を下ろす橘さんには…もう何も言うまい。携帯に出てる場合じゃないよ!というツッコミは間違ってますか?僕が間違ってるんですか?。そして翻意した橘さんは、キングからジョーカーを守るため闘うのであった!までならまだいいんですけど。ここであのカッコ悪い空飛ぶフォームになるなんて、さすが橘さん笑い所をわきまえてらっしゃる(笑)。

  っていう程不真面目ではなく、マスクまで破壊されるシリアスシーン。「俺は全てを失った。信じるべき正義も、組織も、愛する人も。だから最後に残ったものだけは失いたくないんだ!」と言い、カードをばらまいて生死不明になる辺りはさすがです(笑)。そしてキングが封印され、始さんことジョーカーの前に現われたのは…無数のアンデッド達。そうか、祝勝会をしてくれるんですね(違う)。


特捜戦隊デカレンジャー   #46    ★★★★★
  「寿退社とは、結婚する為に会社を辞めることである」というナレーションで始まる妙な話。梅子の相手はIT系、1時間しかデートできない不思議な彼氏。もう梅子が突っ走るのなんのって、敵ロボットの操縦席に突っ込んだり、楽しそうにデートしたり、。そんな梅子の寿話に1人スパークするのは何と伴番ことデカレッド、ってジャスミンじゃないんですか(笑)。

  今回登場するアリエナイザーはスケコ星人マッシュ。女性がマッシュのプロポーズを受けてしまった瞬間に心を盗み、砂にしてしまう…セコいといえばセコい悪人。梅子に迫る危機を察知し、考えを巡らせる仙ちゃん。冷静かつ緻密な判断でマッシュを追い詰め、静かな怒りをもって敵を撃つ。やっぱり仙ちゃんメインの話は緻密かつ情熱的でいいですね。それを活かすための生身でのジャッジメント、そして犯人への一撃。しっとり終わらせる為にロボ戦も先に済ませておく用意周到ぶり。御見事です、子供と一緒に視聴しているお父さんお母さんの喜ぶ顔が目に浮かびますよ。


かいけつゾロリ       ★★★★★
  いきなり地獄の閻魔様から話が始まり、“ゾロリを地獄に連れて来い”と悪魔に命令。悪魔って地獄にいるもんでしたっけ?何か微妙に間違ってませんか?。そんな怪しい始まり方をした為か、ゾロリ一行がビルからビルへの飛び移りに失敗したり、毒キノコやら毒サカナを危うく食べそうになったり、悪魔の列車に轢き殺されかけたり…といつになく死の香り満載。それでもしぶとく生き残ってしまうので、最後は悪魔から直々に「お願いですから地獄へ行って下さい」って…それも間違ってませんか?。

  一行に地獄にやってこないゾロリ一行に業を煮やした閻魔大王、直々にゾロリ一行にアプローチして「どうやって死にたい?」「お腹ペコペコだから、でっかいタコ焼きに潰されるなら本望」で、めでたくゾロリ一行は死んでしまいましたとさ。ってこれは殺人ですよ!ショッキング!。そして地獄に連れてこられたゾロリ一行は、地獄の責め苦をうけることに。でも。責め苦の中から7つ選んで、弱音を吐かなければ生き返れます。生き返れます?って凄いシステムですね(笑)。次回、地獄からの起死回生(まさに)を待て!。



  1月8日  土曜日  
  そらみたことか、と“アークエとガッチンポー てんこもり”を見ながら思う今日この頃。あの光希桃さんですらスルーする、品性下劣で滅茶苦茶な馬鹿番組。少なくとも理性を宿している人間が見る番組ではありませんが、僕は大好きです。楽しめる訳が無いので誰にも薦めませんが、僕が大好きだという事だけは主張させてもらいます。ジャスミン好きだー!腹黒くて冷酷で物欲食欲に忠実、これぞ新世紀のヒロインですよ!ブラボー!。と目一杯誉めてみる。全く誉めてないのは気のせいです(笑)。

  アニメ感想が遅れてるのは気のせいではありません(笑)。諸所の都合でガンダムSEEDを見るのが面倒くさくてですね、何故かガッチンポーだけ完全に追いついてたりするんですけども。新番組に関しては…思い切ってバッサリやろうかとも思ってたんですが、それが出来ないの心の弱さを何とかして下さい先生。先生?。

  とりあえず掲示板でサンデー感想が炸裂してますんで、興味のある方は是非一読を。伊集院は…チョイと御待ちを。


まじかるカナン   #1    ★★☆
  広橋涼による一人称「ボク」二人称「キミ」の貧乳ロリ娘(高校生)一点買い、とにかく広橋キャラ一点買いで勇気を出しての視聴。思った通り、いや思った以上に広橋ブラボーで。ぶっちゃけた話、露骨なエロ描写とかは必要ないんで、とにかく広橋涼以下キャストの魅力を引き出すことだけ頑張ってくれないかなーと。って無茶苦茶な要求ですね。

  しかし…18禁PCゲームのアニメ化って、実際の所どうなんでしょう。この枠に求められているキャラクター&設定が、18禁ゲームのそれに等しく視聴者層も同じなので問題ないんでしょうけど。過去の作品を完全オリジナルキャストで刷新した、という点で他とは少々違ってますが、結局いきつく先は同じような。そんなわけで、エロスや軽さに耐えられなくなりそうなら…さっさと切ります。


ギャラリーフェイク   #1    ★★★
  森川智之による森川智之ファンの為の森川智之アニメ、は言い過ぎですが。絵画薀蓄を講釈し、目の無い人間には贋作を売りつける、いい人どころか悪い人の主人公こと藤田@森川智之。勿論過去の因縁あってのものなんでしょうけど、クールでオシャレかつサディスティックな魅力にもう臨界点突破。誰かの何かが突破。さて、絵的な鍵を握るのは藤田の助手サラ@川澄綾子、中東?っぽい造形には怪しげな色気を感じますね。

  絵画とかオークションとかはよう解らんのですが。今回のポイントは…贋作を売って儲けておいたものの資金不足なので、富豪のオジサンに不足分を出させておいたこと…ですか?。もしくはそれを踏まえて、資金ギリギリでの落札に漕ぎ付けたこと…ですか?。ちょいとポイントがよく解らないので、どうにも森川が無理にカッコつけてるようにしか見えません。色んなカメラから取った映像を一画面に並べる、という手法の効果も今1つ。さてどうしたもんか。


ななみちゃん   1/8    ★★★★
  みっちゃんって、未知って名前だったんですか!微妙。せっかくの誕生日なのにパパとママからないがしろにされた、と被害妄想にかられたみっちゃん。街をふらつき辿り着いたのは土手。みっちゃんがふらつき途中にすれ違ったしあわせ荘の人々、彼らの証言を辿っていくプロセスを経て、皆でハッピーバースデイって。誕生日ネタをそつなくコンパクトにまとめてきますな。この辺はさすが。

  コラななみ!パパのことを「おとさん」って呼ぶな!ただでさえ“MAJOR”の本田夫婦と同じキャスティングの夫婦なのに。そんなにあからさまに「おとさん」呼ばわりされると、この作品は“MAJOR”の死語の世界つまり天国の物語、という脳内変換が自動でかかってしまいますよ?。キャスティングに気付くのは声優マニアだけだとしても、さすがに「おとさん」は誰でも気付くと思うんですけど…。


MAJOR   #8    ★★★★★
  沢村達にいじめられる小森を吾郎くんと清水さんが助け、小森と沢村が野球チームに加わりました的なお話。「友達なんてボランティア感覚で作るもんじゃない」と吾郎語録を繰り広げる吾郎くんに対し、「バカヤロー!絶交だ!」と真っ向からぶつかっていく清水さん。その言動たるやまあ汚いこと汚いこと、そりゃ女だからって沢村も容赦はしませんわな(笑)。まあ沢村が清水さんに何かしようとしても、ちゃんと吾郎くんが助けてくれるんで何の問題もなし、そうこうする内に小森も清水も吾郎くんにメロメロなんですね。はい。

  という恒例のモテモテ吾郎くん描写はさておいて。小森は元プロ野球選手を父にもつ野球少年で、吾郎の本気の投球をキャッチできる貴重な存在だったことが判明。吾郎の本気の投球フォーム、そして小森の綺麗な捕球フォーム、と絵で視聴者に納得させたのは見事です。見事といえば…小森をいじめる沢村に怒った吾郎くんが、沢村を殴るシーンをストレートに描いたのには感心しました。そうなんですよ、殴り合うことだって時には必要なんですよ。厳密には殴り合ってないんですけど(笑)。

  ふと思ったこと。普通の小学校生活を描いた少年向けアニメって、物凄く珍しいんじゃないかと。オモチャで戦うわけでもなく、何でも願いを叶えてくれるネコ型ロボットがいるわけでもなく、単なる小学校アニメって。さすがはNHK教育、豪気ですな。


ボボボーボ・ボーボボ   1/8    ★★★★
  何だか物凄く久し振り、な気がするのは多分間違ってません。そうか、獄殺3兄弟に水を含んでいないスポンジタワシを投げてつけて以来か、さすがは逆年末進行(笑)。いい加減引っ張る必要もない相手なんで、ボーボボルーレットで面白おかしくやっつけてしまおうというお話です。ボーボボ自らルーレットで断罪相手を決定し、さらに別のルーレットで裁き方が決まり、断罪相手は大人しく裁かれる…のが間違ってるんですけども(笑)。勿論首領パッチと天の助も裁かれるんですけどね!って遊びたいだけかよ!当たり前じゃないですか(笑)。

  さてハレルヤランドに突入してしばらく経ちますが(実時間で)、ようやく黒幕ハレクラニ@三木眞一郎との対面。意思を込めたお札をとにかく大量にばら撒き、触れた者をお金に変えてしまう、もはや理屈もクソもない見事な必殺技。近付くことすらかなわぬ攻防一体の必殺技に対し、ボーボボがとった起死回生の戦法とは?ハレクラニの頭上を通るゴンドラを、奴の頭の上に落としてやることだったんです…って納得出来るか!。鼻毛真拳奥義と言われたら仕方が無いんですけど(笑)。


ケロロ軍曹   1/8    ★★★★
  ケロロ小隊による新年祝い。たこあげ・はねつき・ふくわらい、とにかくギロロで遊んでみよう…って。1年の計は元旦にありますんで、今年1年もギロロを玩具にすることは決定事項のようです(笑)。で、前半は化学反応で暴走したモアが大活躍する話。今年も美味しい所は能登麻美子が全部かっさらっていくようです(笑)。能登麻美子恐るべし恐るべし能登麻美子。

  後半。モアさんをパーソナリティーにして、皆様からのお便りを読んでみようコーナー。ケロロ小隊はケロン星で大人気、経済効果は300億から400億…っていう微妙な数時はどこから持ってきたんでしょうか(笑)。夏休みの宿題と冬休みの宿題をやろう、とかは別にどうでもいいかなーと。今回からEDはケロロ軍曹絵書き歌になったんですけど、ちょいと微妙。


ビューティフルジョー   #14    ★★★★★
  総集編のやり方も数あれど、敵組織で実際に映像を取捨選択して編集する総集編…というスタイルはこの番組ならでは(笑)。編集作業をしている所に敵幹部が次々と現われて、自分に都合のいいシーンを編集させるという馬鹿馬鹿しさも…この番組ならでは(笑)。この番組には大筋のストーリーがあってないような物なので。総集編をキャラ紹介のみに費やせる、ってのは確かに強みかもしれません。カッコイイ所、面白い所だけを選りすぐって見せればいいんですから。

  そんなわけで。敵幹部に厳しい注文を課された下っ端こと編集スタッフ達、そんな疲れきった彼らを癒してくれたのは本番組のヒロインことシルヴィアだった。そんなシルヴィアの為に編集スタッフ達は…ということで、敵首領にわざわざシルヴィアのPVを見せる駄目駄目なオチに(笑)。だけではなく。首領はそのPVからシルヴィアとジョーの深い絆を思い知り、幹部どもに一層の奮起を促すのだった!。という何とも綺麗なまとめ方。総集編ながらも見事な面白さです、いや素晴らしい。


ロックマンエグゼStream   1/8    ★★★★☆
  バブルマン話だプク。見苦しい上に耳障りも悪い、けれど番組における立場を確立した感のある厄介なヤツだプク。番組も長くやっていると、こういう妙なキャラがメイン回(しかも悪ノリ多分に含む)を持つようになるから不思議ですよね(笑)。珍しくロックマン&ロールのラブラブコンビでの活躍もあり、どうでもよさげながらも非常に面白かったです。これだけ面白いキャラが一杯いるんですから、もっともっと馬鹿な番組にできると思うんですが…。メイルちゃん&ロールちゃんを出すだけでも全然違うのに。ねぇ。

  テスラ会長を含むネオWWW、マグネットマン共々駄目な方向にキャラが立ってきた…のはやっぱり狙いですか?。特にテスラ会長@根谷美智子、威厳があってボケもこなすのはさすがベテランの味。


トランスフォーマーGF   #1    ★★★★
  ギャラクシーコンボイ司令官、見た目がゴツ過ぎます!特に顔さらにいうなら特に口!。CGのクオリティが増した分、コンパクトで可愛かった(笑)スーパーリンクとはかなりの差です。僕の中でトランスフォーマーの魅力ってのは、男祭りすなわち男性声優のはっちゃけた演技。でも…ナレーション@速水奨は正直御勘弁願いたいところです(笑)。まずはコンボイ@楠大典とメガトロン@中田譲治(ギロロがまた面白くなりそう)に注目ですか。でもメガトロン様も見た目がジイさんくさいような…。

  CGのクオリティが増した分、動きが滑らかになりトランスフォームの迫力も倍化してます。玩具のウリであるトランスフォームにこだわるのは、番組的にも商品展開的にも正しいと思います。でも何というか、前より画面の色彩が怪しくなっているのは…気のせいですか?。あと注目点としては、スーパーリンクではCGの都合で描けなかった格闘戦を、どれだけのクオリティでどれくらいの迫力で描けるか…ですね。

  スロースターターなCG番組にしては#1のクオリティも中々で、人間パート(ハム太郎みたい)もドラマが仕込んでありそうなんですけど。人間主人公と人間ヒロインの微妙な関係とかも、気になるんですけど。正直土曜日は限界をとっくに超えてるんですよ。死ぬって、真面目な話。いやホントに。


ピーチガール   #1    ★★★★★
  黒い肌に茶髪そして釣り目、でも実は中身は純粋な少女。見た目で損をする主人公の安達もも@千葉紗子、については形式として問題ありません。東寺ヶ森@木内秀信という中学からの想い人も決まっていて、一途で純粋なのもむしろ好印象。その辺は問題ありませんが…開始1分で女友達の柏木さえ@那須めぐみに対する愚痴が始まった時には、もうどうしたらいいのかと(笑)。とりあえず学年1のモテ男、岡安カイリ@鈴村健一を巡ってまずはひともんちゃく。さえの悪い所をしっかり見抜いているカイリはさすがなんですけど、いきなり主人公にキスする辺りはさすが鈴村。すっかり軽い男専門になってしまいましたね(笑)。

  鈴村健一と木内秀信、両方からアプローチされる主人公を見て、憤怒の河を渡り鬼と化した女友達さえ。不可抗力と勘違いそして策略が交錯し、突然の修羅場展開にもうドキドキ。その修羅場を乗り越えて、何と#1にして中学からの想い結実。っておい!アニメで読み切りかよ!。ここから話を展開するとなると、女友達との血で血を洗う女の戦い&2人の間で揺れ動く主人公…っていうストーリーになるんでしょうか。OPを見る限り、主人公と男子×2で占められているので…友情を完全に排した形で決着するのかしら。さすが女の戦い。

  この時間で誰が見るのか、僕にはサッパリ解りません。おそらく精神的に厳しい攻撃が繰り広げられるので、見ていて辛くなるのもまず間違いありません。でも少女漫画らしい少女漫画は近年失われて久しいので、新鮮といえば確かに新鮮。ちなみにスタジオコメット制作千葉紗子主演の少女漫画というと…そう、「Dr.リンにきいてみて!」ですね(笑)。これもある意味傑作になるのかしらと興味津々。那須めぐみのイヤな女っぷりにも興味津々。見るしかないのか…。でも、初回でカップル成立してそれからのゴタゴタを描くのはさすが少女漫画だなーと。カップル成立が最終回の少年漫画とは大違い。


とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ   1/7    ★★★
  正月ボケが抜けきらないロコちゃん、ハム太郎親分の夢を見る。ロコちゃんとハムの面々の間で言葉が通じるのはスペシャルならではの所業ですが、サイズ差はそのままなのでどうしても違和感が拭えません。でもロコちゃんが出ずっぱりなので悪くなかったりするんですね(笑)。でも、長老に従う町娘達で“ちょーろーずえんじぇるず!”ってのはどうかなーと(笑)。子供は判るんですかね、今更感の非常に強いこのネタ。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #1    ★★★☆☆
  昨今珍しい下ネタ電波ネタを全面に打ち出して、ついにアニメの花形18時台にやって来ましたガッチンポー。“初夢だ 1プリ2プリ3プリプップー”という、アレなサブタイトルを楽しそうに(個人的な主観含む)読み上げるのは…当番組のヒロイン?ことジャスミン@新井里美。個人的に新井里美のハジケっぷりをかなり買ってるので、スタッフの皆様はとにかく新井里美にガンガン無理難題を与えて下さい。そうすれば番組の未来は約束されたも同然ですよ、浦沢大先生お願いします!。

  「世界の平和と清潔なトイレの為に戦うの」というU.N.C.O.の活動目的、U.N.C.O.のエージェントことジャスミンに主人公(多分)タケシが勧誘された経緯…等など。土曜7時放送という前シーズン前提で話をするのはどう考えても間違ってるので、前シーズンの#1で振り返るのは正しいやり方です。今になって前シーズン#1を見てみると、随分ジャスミンが可愛らしい声を出してたんだなーと意外な発見。声自体は変わって無いんですけど、ハジケ度合やぶっ壊れ度合そして自分勝手度合が段違い。あと、開始当初のガッチンポーはやっぱりぎこちなかったです(笑)。

  てなわけで前シーズンの#1による設定紹介に加え、他のエピソードを流しつつアークエ家族の紹介も兼ねる今シーズンの#1。必然的にヤバめのエピソードがしっかり抽出されていて、いい感じにこの番組のテイストが解ったかと思います。アーマの高齢者ラップ、工作員の動物ソング、と歌もふんだんに盛り込んで。誰が主導の提案かは解りませんが、ここで歌をイチオシしなくてもいいような(笑)。

  アークエ母が鉄道料金を値切ったことに激昂、新幹線で台湾の街を破壊&激走する駅員。前シリーズでも屈指のぶっ壊れエピソードです(笑)。特に「新幹線はな、新幹線と書いて新幹線と読むんだコラ!意味はねえんだコノヤロー!解ったかぁ!」は、僕的にも大のお気に入り。制作側もぶっ壊れた時の事をちゃんと覚えているんですね、しかも御引越した#1で流すとはかなりの勢いで公認なんですね、ってそれでいいのかよ!。

  世界崩壊を企む悪の組織パイプス、これまで謎に包まれてきた首領&娘チェルシーがいきなりの登場。U.N.C.O.の機密情報を記したビデオとは何なのか?チェルシーが入手したそのビデオは…「土曜日の朝早くからやっていた番組の録画よ」じゃないっての、何なんですかその微妙にリアルな解説は。ちなみにパイプス首領@喰始、チェルシー@インリン・オブ・ジョイトイ。インリン?オブ?ジョイトイ?を呼んでおいて、インリンである必然性が全くない辺りはさすがこの番組。誰が喜ぶんだっての。


舞-HiME   #14    ★★★★
  前回金色のオーロラが輝いたと思ったら大爆発で橋が消滅、そして今回は艦隊に加え学園に戦車隊まで投入される急展開。キンパツ幼女アリッサ@宮村優子によるHiME捕獲作戦がいきなり発動、急展開に次ぐ急展開にもはや学園物やってる場合じゃない…と何度書いたかはもう忘れました。何処からでもエロスをぶち込んでくるのはこの番組の特殊能力ですから、どんな時でも油断は禁物。油断?禁物?。

  まずはHiMEvsシアーズ財団。でも「他のHiMEと連絡が取れれば…」と、舞衣がHiMEという呼称を普通に使ったのはちょっと違和感。これぞ緊急事態の成せる技?。続々とHiMEが集結し、気が付けば秘密基地に司令官とそれっぽい形式になりました。そりゃ確かに伝統と格式ある形式なんですけど、女の子一杯集めた番組でわざわざ踏襲すべきかは激しく疑問。あ、詩帆は今回も可愛かったです。HiMEとしての力がない詩帆にしてみれば、どんな状況であろうとも舞衣に守られるのは屈辱でしょうねえ。可哀想に。


ポケットモンスターAG   1/6    ★★★★★
  人の気持ちを敏感に感じ取る、ルビー&サファイア&エメラルドでも屈指のポテンシャルを誇るラルトス→キルリア→サーナイトのお話。絆を大切にするポケモンだからこそ、サトシ&ハルカではなく相手はマサト。迫り来るロケット団、そして本物のキルリア&サーナイトも退ける、まさにラルトスの為を想い続けたマサトの勝利。いつかまた会おうねと、しっかり別れのシーンまで描いた素晴らしいお話でした。マサトはサトシ&ハルカと違ってポケモンに関する知識が豊富なので、今後が楽しみです。

  ロケット団の変装はどんなに適当でも見破れない、当番組にはそういう不文律があるんですが。キルリアに変装したニャース、何とポケモン図鑑で正体が露見。それなら以前ハルカとマサトに変装した時も…って、アレは人間だと思っているから駄目か。そしてロケット団の変装も2度目は通じない…って、一応サトシ達も学習しているんですね(笑)。とまあどうでもいい所にツッコミを入れましたが、今回は何週かに一度の高クオリティ回。ミサイルばり、ふきとばし、10まんボルト、逐一エフェクトが豪快でかっこよくて。それだけでもお腹一杯です。


陰陽大戦記   #14    ★★★★☆(ナズナをレギュラーにする心意気に)
  久々の学校、久々のボート部(これは先生の怠慢)、そして久々の我が家。京都から帰ってきたリッくんを待ち受けていたのは、ソーマくんにマサオミさん…そして何故かナズナだったりするんですね(笑)。状況説明ができて、柊のホリンを扱えて、さらにモモちゃんへのライバルとして、確かに絶妙なキャラ配置なんですが…京都からわざわざ押しかけてきていきなり1つ屋根の下ですか!凄い、凄いよ!。さてマサオミさんといえば弁当、ちゃんとナズナの分まで用意している周到さには恐れ入りますが(笑)、ハシを上手く使えないのに嬉しそうに弁当をパクつくソーマくんの笑顔に参りました。大学卒業してる天才なのに…。

  てなわけで、京都旅行を経てやる気になったリッくんが向かうのは伏魔殿。既に地龍が侵入しているのはお約束としても、その式神こと柊のトウベエの怪しさが気になります(笑)。同じ名の柊のホリンが随分洗練されたデザインなのに対して、ウサギ+ピエロ的なビジュアルに僕の目が釘付けに。ちなみに、この辺の名称の被り方ってのは何か意味があるんでしょうか?少なくとも白虎の被り方には意味があると思うんですけど…。


ゼノサーガ   #1    ★★★★
  「オレの考えたスペースオペラって凄いだろ」という、良い意味でも悪い意味でもRPGなRPGのアニメ化。っておい、ゲーム未プレイなのに何なんだその悪意に満ちた書き出しは。専門用語の連発と自分を中心に置いたまま肥大化していくストーリーは、ゲームならではの描写なんですけど…それをアニメとしてどう成立させるか、これが非常に興味深いところ。ファンタジックチルドレンも序盤の出来は酷かったので(笑)、良くも悪くもスタッフの腕次第かと。他ジャンル作品のアニメ化より、よっぽど難しいとは思いますけど。

  とはいえ。こっち(ジンキ感想を参照のこと)も、オヤジ率男性率が結構高いので。話が盛りあがっていけば、僕でもノっていけるかもしれません。個人的にナムコは信頼してますし(あまり関係無し)、知的かつメガネ標準装備の科学者シオン@前田愛で絵的には華やか。胸が大きくない(制作の趣味?)せいか、やけに尻にこだわる構図は気になりますが(笑)、クオリティも高そうですし…よってこれも#1を見ただけでは判定不可。おそらくコスモスの出来次第…かな。


ジンキ:エクステンド   #1    ★★★★
  折笠富美子、黒髪ロングヘア、ひらめくスカート。「ああそうか、ガドガードか」と納得したのは僕だけでは無い筈。圧倒的なクオリティで、かっこいいロボットと可愛い女の子を描いてみました的な#1。ちゃんとエロスも盛り込んで、主人公の女の子の戦闘能力も見せておいて、とりあえず不足は無しといえば無し。でも僕には強烈に引き付けられる要素も特に無し、良くも悪くも番組の全体像が見え次第…でしょうか。

  美少女+ロボット。おおよその男性が好むであろう要素を足し合わせ、1+1=2で魅力は2倍!…になる訳ないでしょう。美少女を描くには美少女の、ロボットを描くにはロボットの、それぞれの活かし方を踏まえなきゃ話にならないと思うのですよ。特に折笠富美子にナチュラルな演技をさせた場合、ロボットに乗せても、たとえロボットマニアという設定を付加したとしても、正直燃えません。でも、この手の番組には珍しくオッサン臭が用意されているので…そこらの出来そこない番組と比べるのは失礼かも。今の所は、かも。


BECK   #14    ★★★★★
  真帆vsいずみ先輩。「ああ見えて真帆のやつさ、家では泣いてばっかなんだ」と思いがけないフォローも入り、アッという間にいずみ先輩という名の悪役が誕生。実は真帆の誤解を解くために現われたので、悪役でもなんでもなかったんですけど(笑)。そうなのです、男は憧れと決別しこうしてまた1つ強くなるのです。

  理不尽な圧力を跳ね除ける、業界の誰もが認めざるを得ないような、そんなアルバムを作らなければならない。という厳しい環境にも関わらず、受験がコユキにプレッシャーをかけ、おまけに体調不良が追い討ちをかましてくれる。コユキが成長したと思ったら、今度は外部からの障害ですか。大変ですねえ。しかしアニメ的には地味なこの題材を、よくもまあここまで地道に描き続けられるなあと。動きでも言葉でもなく、漂っている雰囲気の深さはもはや他の追随を許しませんね。


ネギま!   #1    ★★★−☆
  OPだけでもうお腹一杯です。必然性もなく生徒全員を水着にしてビーチバレーを敢行し、全員とキスさせるだなんてアナタ。もう限界ですよ、しかも中学生だなんて…てっきり高校生だとばかり思ってました。げに恐るべきは赤松健、この潔さはもはや神の領域。いや皮肉とかでは全くなく、僕には一生かかっても到達できない高みにいるなと。少なくとも双恋を絶賛していた僕はそう思うわけです。

  てなわけで僕みたいなダメ人間がわざわざ感想を書く必要も無いので、これにてスルーいたします。いや実際真面目な話、女性声優だけ30人も集めて面白い筈がないでしょうと。女性声優の皆さんに失礼とかそういうレベルの話じゃなくて、根本的に何か間違ってると思いませんか?。この質問、視聴者じゃなくて出演している皆さんに是非聞いてみたいんですけど…。


NARUTO   1/5    ★★★★★
  ネジvs鬼道丸をスペシャルでお届けする新年一発目のNARUTO。ネジ必殺の八卦六十四掌そして絶対防御八卦掌回天、ネジファンならずとも狂喜乱舞の大迫力。そのネジに対するは鬼道丸、回天を封じこめ白眼の死角を探り…ネジの弱点に少しずつ迫っていく戦略家。緻密な戦略、しかもそれに理屈が通っているので何の文句もありません。あれだけの強さを誇るネジが、防戦一方で成すすべなく追い詰められていくなんて。ドキドキさせられるにも程があるってもんです。

  天才と自負していた過去、そしてそれゆえにナルトに喫してしまった敗北。これまでに戦った中でも最強の敵に対し、自分の弱さを敵の強さを認めた上で、自らを犠牲にするネジの泥臭い起死回生の一手。そしてナルトの強さから得た教訓を胸に、最後の力を振り絞っての大逆転劇。「俺は常に天才と呼ばれてきた、だから負けるわけにはいかない。凡小な俺を天才と信じているアイツらの為にもな…!」いやもう凄すぎます、カッコよすぎます、感動しまくりです。メインテーマに乗せてカタルシス爆発!ブラボー!。

  もうとにかくネジくんの体術そして精神力にメロメロです。とにかく物量で押しまくってくる鬼動丸の攻撃を、アニメでここまで再現したスタッフの底力にも感服。原作の魅力を引き出し、その上でアニメとしての魅力を加えて視聴者に届ける。これぞ原作付きアニメの理想的な姿。何度言っても足りないくらい、この作品のクオリティには驚かされっぱなしです。


スターシップ・オペレーターズ   #1    ★★★
  「上月候補生の声は、聞いていてとても気持ちがいいな」ってオッサン、いきなりアンタの主観を押し付けないで下さいよ。さらに「優秀な艦長になるかもしれんな、だが秘書としては…最低だ」ってオッサンオッサン、そんな事を開始1分で言われても視聴者はどうしようもありませんよ?。それは本編も同じこと、研修から一転して宣戦布告そして降伏さらには戦艦一機での孤独な戦争へ、とアッという間の急展開。

  社会の汚い部分を見せつつ、青い正義感を貫こうってなスタイルでしょうか?。番組プロデューサーの御機嫌を伺いつつ戦うのは面白いかもしれませんが、動機もクソも無い状況で言われても。うーむ。「レールガンが好きならいける」と友人には言われましたが…これはどうしたものか。#1にしては作画が微妙ですし。ぶっちゃけた話、沢山いるキャラクターに魅力を感じませんし…もう少し見るべきですか?。少なくとも新井里美キャラを見分けられるくらいまで…?。


お伽草子   ★★★★    ★★★★★
  東京を襲う大地震。元々リアルな絵作りに定評がある本作だけにその絵は圧倒的。そしてついに明かされた火の勾玉の秘密、そういえばそうだった!と今更ながら気付きました。1,000年前の平安京で立ち往生していた綱など、平安編と東京編のまとまり方が中々面白いことになりました。やっぱり本作の鍵を握るのは綱ですよ、ええ。

  てなわけで本作もついに最終回。平安編序盤数話で死んでしまった頼光先輩が帰ってくる、という終わり方は良かったと思います。今にしてみると源頼光@三木眞一郎は単なる間に合わせだったのか、それとも万斎楽が頼光の…なのかは謎のまま。キャストが気になってしまうのは、僕の性質なのでしょうがないんですけど。ちなみにキャスト的には綱@三宅健太が可愛かったんですが、お話的には万斎楽@三木眞一郎の演技力が随分引っ張ったなあと。

  絵巻物のような不思議な背景で綴られた平安編。リアルな風景と山手線で綴られた(笑)東京編。他のアニメ他の分野では見られない映像を、沢山見せてくれたことにまず感謝させてもらいます。特に東京編の電車へのこだわりはもはや異常、制作スタッフしかも重鎮に電車マニアでもいたんでしょうか。万世橋の交通博物館なんて出されても(笑)。


ファンタジックチルドレン   #13    ★★★★
  総集編。改めて序盤の映像を見てみると、予備知識なしでよくここまでついてきたもんだなと、自分自身に感動してしまいます。凄いぞ自分、凄いぞ自分!。とはいえ。よくここまで魅力的…というか象徴的…というか、意味不明ながらもそんな映像を作ってきたもんですね。開始当時は白い子供が沢山、ぐらいしか印象が無かったベフォーレの子供達もしっかり見分けが付くようになりましたし。

  運命的な出会い、ヘルガの絵に対する記憶、そして夜這い事件(笑)。トーマについても伏線部分をちゃんと抽出してくれているので、単なるヘルガ萌えの少年では無いことがよく判る親切設計。ここまで親切な総集編を作ってくれるのなら、もう少し開始数話を親切にしてくれても良かったんじゃないかと。#1なんか松山鷹士ファンしか食いつかない、猛烈な不親切ぶりだったからなぁ(笑)。





  1月1日  土曜日  
  あけましておめでとうございます。それではいきなり去年の話から(笑)。

▼“コミックマーケット67” 1日目
  さて御存知の通りのホワイトコミケ、去年の3日間開催に対して今年は2日間の開催。参加サークル数が少なければ、当然僕が求めている微妙な同人誌の割合も少なくなる…という参加前の予想通り、ゲットした同人誌の質は高いもののやはり数が少なかったです。残念。実は今年の夏コミも参加したんですが…更新をサボってしまったんですね。てなわけで、今一度僕の嗜好というか購入規準を記しておきます。

  ・アニメ系は少年向けアニメ(ホビーメイン)、少女向け(コメットさん☆等)
  ・ゲーム系はマニアックならマニアックなほどよい
  ・キャラ物よりデータ分析や全話解説、批評関係に傾倒
  ・エロは御法度

  僕が嗜好する同人誌の傾向について、もっと詳しく知りたい方は
2003年夏コミについての報告を参照して下さいませ。ちなみに上手く想像を働かせれば、現在リンクを切っている過去の参加記録が読めたりします。ただし!テンションが高すぎて猛烈に意味が判らない文章になっているので、探さない方が身の為です(笑)。

■今回購入した本と、簡単なコメント(一部)■
“Re;GAMEs vol.9”  おさーる部隊
  懐かしいゲームネタを綺麗なイラストでコンパクトにまとめた、非常に読みやすく完成度の高い本です。これだけ完成度の高いディフォルメイラストを、懐かしゲームネタに使ってくれるというのがもう。最高です。例えばドンキーコング3のスタンリー(主人公)のネタなんか、何人くらい判るんでしょうか(笑)。ファミコンマニア(自称でも可)なら、楽しめること間違い無しです。

“GAME&WATCH ZELDA 非取扱説明書”  TEAM 千葉モノ
  ファミコンからさらに時代をさかのぼり、やって来ましたゲーム&ウォッチ。この本は、日本では発売されていない“ゲーム&ウォッチ版 ゼルダの伝説”の説明書兼攻略本です。既に色んなツッコミを完全に無視した、このレア極まりない本を買わずにいられましょうか(笑)。ちなみにこのゼルダの伝説もドンキーコングでお馴染み?の2画面式、ニンテンドーDSとのちょっとした比較もありページ数の割には情報量の濃い素敵な本でした。

“メガドライブ発売中止ソフトカタログ”  ヴァフィヨーン団
  タイトルそのままメガドライブで発売中止になったソフトのカタログです。これも想定される色んなツッコミを完全に無視した、かなり潔くかっこいい本であります(笑)。メガドライブ版テトリスが任天堂と権利でもめて発売中止になったのは常識ですが、この本には画面写真すら公開されなかったようなソフトまで網羅されてます。タイトルからソフトの内容を想像してみるのも、どの辺でもめて発売中止になったのかを想像してみるのも面白いと思います。

“大型筐体倶楽部 ゲームの博物館EX2”  流線堂(サイト名:ゲームの博物誌)
  ハングオン、スペースハリアー、ダライアス、そして今や伝説となったR-360等など…。1979年の“モナコGP”から2004年の“QofD”まで、歴代大型筐体ゲームの解説&レビュー本です。見た目のインパクト&新しい操作感覚&ゲーム性、およそゲームという物に求められる全ての要素を兼ね備えた、クリエイター達の汗と涙の結晶それが大型筐体ゲーム。ハングオン等の体感ゲーム、新規層を開拓した電車でGO!、そしてゲームセンターの有り方を根底から変えたと言ってもいいダービーズオーナークラブ等など、ゲームの歴史を考える上でも非常に貴重な1冊です。

“美食戦隊薔薇野郎攻略本 今日の美食Rebuild”  CHIKEN HEADZ
  気になる人は“美食戦隊薔薇野郎”で検索をかけてくれれば…御納得頂けると思います。

“チャート式 基礎からの声優”  DameDas
  声優ファンになる為に必要な、種々の知識をまとめてある本です。18禁ゲームのキャスティングや、プロダクションの力関係等など…同人誌ならではの濃い情報が載ってます。が、これらの情報は単なる野次馬趣味の産物ではなく、声優ファンとしてあるべき道を示す為に必要な情報としてまとめられています。まれに批判オンリーだったりミーハー趣味だったりする本もあるこのジャンルにおいて、発行者の誠実なスタンスは素晴らしいと思います。

“DARK!!”  ROBOT HOUSE
  無限戦記ポトリスの同人誌。それだけでもう十分です(笑)。僕もダークポトリス閣下は大好きです。レーザーパサマ、セコインガル、イオンエルガーの役立たず達も大好きです。

“輝きしーんず scene3”  虹色渓谷
  “コメットさん☆”のメテオ様(呼捨禁止)メイン本。メテオ様への愛が輝いてます。最高。

“The Thousands and One night.”  FactoryMark
  “金色のガッシュ!”のレイラさん本。実は夏コミ時にもこのサークルのレイラさん本を買ったんですが、これがもう出色の出来映えでして。少年サンデーは犬夜叉&コナンがメインのジャンルなので、男性向け健全本はそもそも絶対数が少ないんですが…ここまでレイラさんへの溢れた本(しかも健全)に出会えたのはまさに奇跡。これだけの実力がありながら、マイナージャンルで健全本を出す。これこそ僕が思う最高の愛の形です。

  今回はそれ程の冊数を買ってはいないんですが、一応一部を抜粋してみました。長く当サイトの戯言に付き合って頂いている方々にはお馴染みですが、僕が求めるゲーム本ってのはこういうかなり特殊なものです。本当はアニメ・漫画でもこういう本が欲しいんですが、今回は2日間のみの開催なのでさすがに無理かなと。そう考えると、2日間開催でもこういった特殊な本が溢れているゲーム関連ジャンルにはただただ感服するのみであります。
  さて、そろそろまとめに入ります。当方では、同人誌は同人誌でも漫画では無く…資料という呼称がピッタリくる本を求めています。毎回カタログ全ページをチェックし、怪しい所はとにかく足を使って絨毯爆撃、というスタイルで頑張りますので。おおよそ一般的なコミケ客層には売れそうもない本を!文字だらけの本を!そして愛が溢れる健全本を!、お願い致します。それではまた。



▼“ドラゴンクエスト8”について
  何だかんだあって、友人ドラクエ8のエンディングを見せてもらいました。ドラクエの世界観を崩さず、3次元での冒険を徹底的に追求した素晴らしい作品でした。が。悲しいかなドラクエ8を見ていると…「もはやRPGに未来はない」と、そう思わざるを得ません。今現在RPGのアイデアはほぼ出尽くしていて、進化できるのはもはや映像表現だけ。これから先の時代に歩みを進めるには、剣神ドラゴンクエストのような新たな入力装置か、バーチャルリアリティによる作品世界への没入ぐらいしか無いかなと。言い切ってしまうのは問題だと重々承知してますが、今の所これを覆すようなアイデアには出会っていないのもまた事実。率直に聞きます、PS3でRPGをやってみたいですか?。さらに聞きます、PS4のRPGとPS2のRPGって何が違うと思いますか?。

  これはいつも言ってることなんですが、ゲームにストーリー性を持ち込むのは構わないけれど、ストーリーがあるだけではゲームとは言えないと。勿論感動するストーリーのゲームも一杯ありますし、僕自身もそれらを頭から否定する気はありませんが…このまま先に進んでも、ゲームは「自分を中心に据えた上で、世界を体験させてくれるもの」以外の何物でも無いんじゃないかと。タンスを漁ってもツボを壊しても許される世界なんてゲームだけ、いつもいつまでも自分を勇者として褒め称えてくれる世界で描かれるストーリーなんて、映画や小説の足元にも及ばないと思います。勿論これからも売上はキープされるでしょうし、RPGの人気は以前トップに君臨し続けると思うんですけど…「所詮ゲーム」という評価をされる分野に過ぎないかなと。RPGの行き付く先がアドベントチルドレンだなんて、寂しすぎると思いませんか?。

  だからといってニンテンドーDSが正しいかというと、また別問題でして。ミニゲーム集ばかり出していてもどうにもなりません、なりませんが…少なくとも任天堂はゲームの未来を真剣に考えているんじゃないかと。僕の中では「知識(攻略法)と技術(操作テク)と運をもって、課題を解決するor相手(人間)と競う」のがゲームなので、そう考えていくとやはりポケモンは偉大だなと。って「またポケモン讃美かよ!」と思われるかもしれませんが、自分がゲーム好きだというなら1度でいいからポケモンをやって見て下さい。対人戦も考慮したゲームとして、あれだけ洗練されたRPGは今現在他にはありません。って結局ポケモン賛美かよ!申し訳ありません。

  何だか偉そうな文章を長々と書いてしまいましたが。何が言いたいかというと、「自分を無条件に誉めてくれる存在と一緒にいても、得られるものなんて何も無い」と。これはゲームに限らず、アニメ・漫画にも言えることでして。視聴者を甘やかす萌えアニメを4本作るくらいなら、視聴者を感動させるSDガンダムフォースのような魂のこもったアニメを1本作って下さいと。また論理が飛躍してますが…そういうことです。

  ああスッキリ。こうやってストレスを発散させる最低なやり口。






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