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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


舞-HiME   #16    ★★★★
  戦いの爪痕は残れど、何事もなく学園物への見事な舞い戻り。前回最後に決死の突撃を見せ生死不明になっていた舞衣が、何の引っ張りもなく登校してくるなんて。単にシアーズ財団編をラストを盛り上げたかっただけ?うーん。ほんでもって今後の展開がどうなるかというと、碧@田村ゆかり指揮の元で戦隊物になる…んですか?。親睦を深める為のコスプレカラオケ大会、ってオイオイ。主人公がミニスカポリスの衣装でノリノリ、ってオイオイ。これはツッコミを入れる僕が間違ってるんですか?。とりあえずHiME同士の戦いだそうで、よかったよかった…と言っていいのやら悪いのやら。

  本筋は疑問だらけなので、何とかついていけそうな楯くん@関智一ウォッチングの方へ。シアーズ財団事件を通して自分の無力さを再認識しただけではなく、目を離してしまった詩帆が怪我をしてしまい…自責の念にかられてしまった智一くん。この番組のコンセプトからして彼に挽回のチャンスがあるとは思えないので、あとは負け犬として余生を暮らすのみ。毎日病院に通って詩帆の面倒を見てあげる、という行為が智一くんと詩帆にとって本当に正しいかというと、間違ってる方なんですけども。それはそれで仕方がないといえば仕方がないんですが、そこにお見舞いにいく舞衣の神経が今ひとつよくわかりません。何様のつもり?。


ポケットモンスターAG   1/20    ★★★★★
  ルネシティのジムリーダー“水のアーティスト”アダン@速水奨と、サトシが繰り広げるジム戦の後編。メインとするみずタイプの弱点である、くさタイプとでんきタイプへの対策すらもバッチリのアダンさん。そんなアダンさんのエースポケはミロカロス、ハイドロポンプとたつまきを使ってましたが…やっぱりミロカロスといえばじこさいせい、しぶとく粘ってこそのポケモンです(かなり主観含む)。

  苦手なくさタイプのジュプトルをテクニックで見事にKOしたアダンさん。レアといえばレアな技“くすぐる”や、ラブカスのとくせい“すいすい”をプールのみずしぶきで発動させたり、熟練したベテランならではの見事な戦略。それに対してサトシは相変わらず根性と気合で突っ走ってましたが(笑)、下手にテクニックで挑んでも話にならないので正しい戦略だと思います。しぶとく粘るミロカロスを水中に引きずり込んで、至近距離から最大出力のかみなりを浴びせ、プールの水ごとふっ飛ばす豪快なラストは絵的にも十分な迫力でした。満足満足。

  ちなみに。ジム戦でもロケット団を出さねばならない、ってのはポケモンの厳しい制約なんですが…今回はコジロウがアダンの、というより三木眞一郎が速水奨のモノマネをぶちかますという壊れっぷりで。こちらも中々面白かったです(笑)。


陰陽大戦記   #16    ★★★★
  刺客再来!刺客とは、ナズナに会うために京都より徒歩で馳せ参じたテルさん…ではなく。以前リッくんに敗れて左遷されてしまった、あのザ・打算男なんですね。動機は腹いせなんですが、とにかく打倒白虎打倒白虎というリッくんラブの新境地を切り開いてくれました(笑)。前回は仲間を見捨てる卑怯なヤツだったんですが、今回は仲間すら切り捨てるクレイジーなやつにパワーアップ。敵としては良い感じにぶっ壊れてきました。


BECK   #16    ★★★★
  コユキの前に男友達を連れてきて、自然な笑顔を見せる真帆。真帆にとっちゃあ単に友達と談笑しているだけなんですけど、それを素直に受けとめられると思うなよ!田中幸雄15歳を甘く見るな!という話。真帆に誘われたパーティーに参加できず、独り寂しく家でギターを弾くなんて…もう切なすぎて涙が出てきます。この辺は現在苦しんでいるBECKの活動が軌道に乗れば…解決するんでしょうか?。自分に自信が無いのは実績がないからか、それとも…ということでコユキの本質が問われるんですね(笑)。

  ちなみに。真帆がゲーセンでやっていたボクシングゲームに出ていたのは、原作者ハロルド作石先生のヒット作“ストッパー毒島”で有名なあのチックくんです。とりあえず知ってるならツッコミを入れる以外にないだろうと。


NARUTO   1/19    ★★★(久々に低クオリティ)
  君麻呂@森川智之、血継限界を持つ薄幸の御公家様。余命僅かな肉体を精神の力で奮い立たせ、冷酷な言動でこれまで強敵としていた4人衆の上に立つという。この後に及んでこんなキャラを森川に任せるなんて、さすがにズルいと思いませんか?。シカマル、キバ、そしてナルトvs君麻呂と完全な一対一になり、それぞれ決め台詞を連発しいよいよ次回大決戦!。のせいか今週は久々に低クオリティ、とりあえず来週に回して頂ければ問題なし。


スターシップ・オペレーターズ   1/19 #3    ★★★
  「今更ですけど、戦争って人が死ぬんですよね…」、まさに今更。もう少し考えて欲しかったなーというツッコミは無しとして、「もう下ろしてくれ」と騒ぎ出すのはさすがに時期尚早。“政府も説得する、違約金も払う”というアマテラス乗員への精神的な揺さぶりは悪くないんですが、サンリ@能登麻美子による愛の告白を中継させ、それによって乗務員が再び結束する…というセンスには脱帽。「好きな人がいるからアマテラスを降りたくない」…若いなあ、若い若い、ってそういう問題?。

  ようやくキャラの見分けがついてきたので、とりあえずユキノ@新井里美ウォッチング。いきなり「みんなノリだけで艦に残ってるんだから」という噛み付きっぷりは見事。じゃあ本人が何故残っているのか聞いてみたいんですが(笑)、多分描写されないまま終わりそうなので気にしない事にします。礼儀知らず(というより明け透け)な言動に加え、人の恋路に世話を焼く感じが素敵。どうしてもシリアス番組では浮いてしまうタイプの声なので(笑)、こういう番組でも活躍できればいいなーと思う次第です。


MONSTER   #38    ★★★★★
  自分はヨハンを殺さなければならない、だからロベルトに殺されるわけにはいかない…そしてついに人に向けて銃を撃つテンマ。悪人とはいえロベルトを射殺し、図書館を包む煙に苦しむ人々から目を逸らし…ながらも、結局は人々を助ける為に奮闘するテンマ。一度は道を踏み越えながら、それでもなお人としてギリギリの境界で苦しむ所が、テンマのテンマたる姿なんですよ奥さん。

  そんなテンマに銃口を向けられても、眉間を指差し平然とテンマに向けて歩みを進めるヨハン。死ぬのは怖くない、死なないと解っている、そういった感情とは別次元の…よく恐ろしい何かに満ち満ちた目が。その目が怖いです。図書館に入り込む為に、窓ガラスに消火器を投げ付けるニナも怖いです(笑)。ヨハンを撃てなかったテンマと、煙の中に消え当たらなかったとはいえヨハンを撃ったニナ…この差は結構大きいですよ奥さん。

  一方。シューバルトの妻マルゴット・ランガーの手紙を見つけ、母親の想いに気付いたカール@関智一。どうでもいいことなんですが、今更智一くんに「母さん、母さん…!」とか言われても困るんですが(笑)。それは僕だけですか?。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   1/18    ★★★★★
  ヤシチ←ヤマネ←サスケ、妖精忍者の間で繰り広げられ…ているわけでもない不毛な三角関係。似顔絵書きという修業を計画するのはまだよしとしても、ヤマネの前で堂々とパンツの似顔絵を披露するヤシチを見ていると、何だか頭痛がします(笑)。ヤシチに想いを寄せるヤマネをサスケが応援する形になっているので、もう少しヤシチに甲斐性があればなーと思わずにはいられません。そもそもヤシチから矢印が出てないのが大問題なんですよ、出したと思ったらオカマだったりするので、もしかしたら機能不全…以下略。

  ヤシチの為にヤマネの為に、デビル忍者として悪役を買ってでるサスケ。そのサスケの想いを受けて(本当の想いには気付かないまま)、自らもデビル忍者として悪の名を語るヤマネ。ヤマネはあまりに良い子で優秀すぎるので、しばらく旅に出てもらっても構わないんですが(笑)。それを全て理解した上で、静かに動向を見守るミルモがもうカッコよすぎです。お菓子以外のことならそれこそ恋愛も友情も、ミルモにお任せですな。


焼きたて!ジャぱん   #14    ★★★★☆
  水乃に勝利した東に続き、河内の相手は給食界のクイーン“おふくろの手”を持つ本橋優子@田中真弓。という無責任な煽り方をするのは松代店長、またの名をEDで踊る馬鹿アフロ。わざわざかめはめ波ならぬおふくろ波を打たせたのは…田中真弓で遊びたかっただけか!また本筋に関係ない所で無駄に声優を使いやがって!と憤ったフリをしてみましたが、この好き放題感が素敵です。

  東の2回戦の相手はS.H.ホコー。名古屋の某ドラゴンズ風のユニフォームに身を包み、微妙な名古屋弁でメガホンを振り回す金髪イタリア系アメリカ人。明らかにパン職人には見えないこの男が、これまでの予選の間に画面の何処に隠れていたのかは永遠の謎。またも強敵の出現、不安にかられる月乃の声を代弁するのは松代店長、またの名を中国の暗殺拳使いと仲良しの馬鹿アフロ。なんか馬鹿アフロのことばかり書いてるような気がしますが、おそらく気のせいです(笑)。


BLEACH   #15    ★★★★★
  とりあえず石田くんとの対決→石田くんとメノちゃん撃破、クラスメイトと楽しい学園生活再開。学校には面白い面々が多いので、鬱陶しいホロウを倒すよりよっぽど面白かったりするんですね。ぶっちゃけ学園物として企画通したんじゃないかなーと思ってるんですが、実際どうなのか聞いてみたい所です。浅野圭吾@小西克幸のハイテンションな演技が見られたのは嬉しかったんですが、小島水色(男子)がお尻をくねらすのはどうかと思います。

  で、肝心のお話はというと。原作のコン主役回と日常描写回を上手くまとめてあり、しっかりルキアの思いも描いてあり、ところどころテンションも暴走していて面白かったです。ボスタフ!ボスターフ!。


ファンタジックチルドレン   #15    ★★★★★
  ヘルガの前世セラフィーヌの人生を綴った前回。そして今回はセラフィーヌの前世クリスティーナの人生を綴り、さらにさらに時間も空間も遥か遥かなギリシアにおいての、王女ティナと近衛連隊長ソラン@皆川純子の出会いが描かれる、と。かたや王女、かたや半身を機械にやつした平民出の兵士、ああそうか…これがヘルガとトーマの関係なんですか。身分違い、って甘美な響き。このままギリシアに戻っても早々上手くいく訳がないと。素敵です(笑)。

  ティナとソラン…身分違いの恋ながらも、2人が将来を誓い合ったその時の風景が、数百年の時の流れを経てもなおクリスティーナ、セラフィーヌ、そしてヘルガの中で生き続けてきたあの絵だと。絵に関するエピソードが満を持して、そして感動的に描かれたおかげで、番組開始当初は全くもって意味不明だったEDがようやく理解できました。なるほどこれは感動的なEDですね。


Get Ride! アムドライバー   #41    ★★★★
  ようやくジャスティスアーミーの監視の目から逃れられたんだからYO、へっぽこ指導者シムカに言われるまま、アムドラスクールに行ってみようゼイ!。そんな軽いノリでお世話になった教官に出会ってたりしたら、スクールのアムドラ候補生がジャスティスアーミーに密告しちゃったからさあ大変。ピンク色のジャスティスアーミーが出てきたり、電撃ムチで大興奮したりと何だか色々大変でしたが(笑)、久々にバイザーなしで戦うバトルが見られて面白かったです。バイザーはキャラが立つけどバトルが単調になるからなー。

  「けどよ、ゼアムを俺達で使っちゃっていいのか?ガンちゃんは…」ってラグナくん、こともあろうに伝説のアムドライバーを“ちゃん”付け呼ばわりですか(笑)。何でもお笑いにしてしまうのはさすがラグナくんですが、満を持して登場した僕らのアイドルことディグラーズ様にはかないません。毎回毎回ヘッポコを炸裂させて負けるくせに、何で彼はいつもこう自信満々なんでしょうか(笑)。


  日曜番組感想 1/16  
まほらば   #2    ★★★★★
  さて、前回しっかりと描いたヒロイン青葉梢@新井里美に続き、今回はもう一人のヒロイン赤坂早紀@新井里美が登場。乱暴な言葉遣いに加え臆面もなくガハハ笑いをぶちかまし、主人公をパシリに使う豪快っぷりにメロメロ…になるかどうかは別として(笑)、とにかくポニーテールがまぶしいです。ミニスカートとそこから覗くフトモモはもっとまぶしいです。とまあ駄目駄目な視点は置いといて。何でキャスティングが被っているのかというと、「梢ちゃんにショックを与えると早紀ちゃんに変身しちゃうのよ」つまりは二重人格なんですね。とか何とか言ってる内に、3人目のヒロイン金沢魚子@新井里美が出てきてあらビックリ。このまま#24まで毎回別人格が出てきて#25#26で巧くまとめて最終回、とかだったら凄いなーと思ったり。何故24人なのかは各人の御想像にお任せします。

  #1で鳴滝荘にやってきて何だか判らないまま騒動(赤坂早紀)に巻き込まれ、#2では当日の夜から朝にかけてを描いて、主人公が鳴滝荘にお世話になることを決意し、大家さんに改めて挨拶をする…という豪勢な時間の使い方に感心しました。環境解説と主人公の動機付けはどんな番組においても非常に重要なポイント。普通#1で全部描写することを求められがちなんですけど、そう簡単に描ければ苦労しないよというのが本音です。舞-HiMEでも導入部に時間をかけていましたが、本来はこういう形での始まりが望ましいんですよね。これは製作側の余裕に加え、視聴対象が初めからある程度限定されているからこそ出来る芸当。すぐにでも通常営業が求められるホビー番組とかじゃ絶対無理です。

  パッと見は…というより何処から見ても重い設定なんですけど、鳴滝荘の住人達が「梢ちゃん」「早紀ちゃん」と呼んでることからも判るとおり、大家さんに対する接し方が暖かいのがせめてもの救い。重いテーマで鬱展開を繰り広げられるより、重いテーマで軽い話を展開しつつ細部にメッセージをこめる、という手法の方が好きです。僕としては新井里美に色々無理難題を突きつけてくれれば、それだけでも十分楽しめるんですけど(笑)。


レジェンズ   #40    ★★★★
  前回に引き続き、空飛ぶネズミ男(シロン)のやられっぷりを堪能するお話…ではなく。自分の無力さに絶望したネズミ男(シロン)が覚醒し、レジェンズウォーの始まりを告げるお話。これまでずっと仲間として苦楽をともにして来たレジェンズ達が、感情を失って野生に戻っていく、ってのは中々ショッキングな場面でして。かろうじて正気を保っているのは4大レジェンズとランシーン、そしてハーピーのアンナのみ。CEOのハゲすら予測できなかった展開なので、話が何処にいくのか最早サッパリわかりません。まずは主人公の再起次第だとは思うんですけど…。


金色のガッシュベル!       ★★★★★
  石版魔物編が終結し、久々の日常描写。年明け一発目のアレは夢だったことにして(笑)、家族の団欒に始まりクラスメイト(馬鹿)達との再会そして普通の学校生活。とはいえこの番組の日常描写ってのは、変人どもが好き勝手暴れ回る姿を延々と垂れ流す話ばかりなので…清麿ならずとも心が和みます。文章が繋がっていないのは気のせいです。

  クラスメイト(馬鹿)達が好き勝手暴れ回るだけならいつも通りなんですが(笑)。久々に登校してきた“天才児”清麿に対し、クラスメイトに負けず劣らず馬鹿で大人げない先生達が、あらん限りの権限と底意地の悪さを炸裂させ、清麿のテストの点数を下げにかかるという。猛烈に頭の悪いお話でございます。どうしてこの番組の登場人物は、魔物とパートナーはおろか一般人あまつさえ教師まで頭が悪いんでしょうか(笑)。


ふたりはプリキュア   #47    ★★★★☆
  ポルンから“全てを生み出す力”を奪い、石の番人から力を引き出す呪文を聞き出した悪三人組、怪しげなキャンプファイアー(笑)でついに力を開放。これまで必死に守り続けてきた力だというのに、オーラをまとった三人組にただウハウハ笑われても。凄さがさっぱりわかりません(笑)。

  とはいえこの三人組が、ここしばらく番組の未来を握っていたのはまごうことなき事実です。見た目の面白さ(特に院長のチビマッチョ)は狙っていないとしても、ストーリーを深める為に付加した自由への渇望が、プリキュア2人よりよっぽど強いってのはどうかなと。ジャアクキングに勝つ為に三人が合体した時はもう、あまりの主役の食いっぷりに拍手を贈ってしまいましたよ。


仮面ライダーブレイド   #48    ★★★
  ついに全てのアンデッドが封印され、勝ち残ったジョーカーの元に…ゴキブリが一杯でてきて大宴会。雑魚が山のように現われて、という展開は龍騎でもやりましたが、ライダーの使命を全員で遂行する、という意味では確かに有効です。有効なんですけど、たった4人のライダーで全ての人を救える訳が無いじゃないかと。龍騎の時は願いの成就で上手くフォローしましたが、今回のような形では図らずしてスケールの小ささを露呈してしまったような。

  そんなわけで結局は打倒ジョーカーで最終回へ一直線。天音ちゃんの悲しむ顔が見たくない、というよりは剣崎の悲しむ顔が見たくない、という理由だけで引き伸ばして来た命題にようやく直面しました。剣崎の始さん好き好きも、始さんの剣崎好き好きも、いい加減にしろと。その気になれば半年でも十分描けたような気がします、まあ色々面白話も多かったので一概に否定は出来ませんけど(笑)。


特捜戦隊デカレンジャー   #47    ★★★★★
  梅子もバンも来ていない、デカスーツすらない頃の地球署の話。既に現場を退き今や連絡も取れない初代デカレッド@浪川大輔(すっかりナイスガイ)、原因となる怪我を負わせたのはまだ未熟だったジャスミンとホージー。その仇が今回の相手だっていうんですから、普段は冷静な2人が自分を見失うのも無理はありません。こういう話を番組序盤にやってしまうと、2人のキャラが曖昧になってしまうんですが…これぞ1年かけてキャラクターを掘り下げてきた構成の妙ですね。

  もう番組もクライマックスなんですが、今回みたいにキャラクターの組み合わせでここまでいい感じの話が作れるなら…このメンツでもう1年やっても十分面白いんじゃなかろうかと。ぶっちゃけた話、マジレンジャーが名前からしてアレなのでそう思わずにはいられません(笑)。大丈夫…かな。


かいけつゾロリ       ★★★★★
  閻魔大王に殺され地獄に落とされてしまったゾロリ一行、手作りのわっかと羽根をつけ“天使は天国へ行け!”で起死回生の天国行き。星空をバックに長い長いエスカレーターを上っていく、という奇天烈な絵を見せられると…感心するもののスタッフの脳味噌の中身も気になります(笑)。天国に関しては、お菓子天国、オモチャ天国、大喜利天国、ファッション天国、ラクガキ天国とおおよそ子供が妄想する天国をほぼ完璧にフォローしていました。御見事です。

  そして。天国へとやってきて、ついにゾロリママとの感動の再会。“どうしてここに?”と何よりも先にゾロリの身を案じるママの優しさに感動しました。そしてママと一緒に天国で暮らそうとするゾロリに対し、「目標を達成してからここに来なさい」という母親ならではの素晴らしい御言葉。その言葉に自分の目標を思いだし、閻魔大王へ直談判するため再び地獄へ戻るゾロリ先生。愛する子供を一度は突き放しておいて、ゾロリが去った後に涙を流すその母親心にまた感動。何よりも母親への思いを大切にしてきた当番組、これでメインテーマをほぼ完全に描ききったといっても過言でありません。先ほどとは違う意味で御見事です。


まじかるカナン   #2    ★★★☆
  「君は魔法戦士カーマインなんだ」っていきなり使命感に訴えられても、ハートに火がつく前に#2にしてダウンした(#1も微妙でしたが)作画にグッタリ。すべからく高校生とは思えない頭身&キャラ設定に、露骨なロリコン趣味狙いを感じてしまうものの。やっぱり広橋涼のボクっ娘に、ナツキに対し(今の所)とりつくしまもない態度に敗北寸前です。もっとどうしようもない駄目番組ならバッサリいけるのに…。

  半端に萌えを醸し出させるよりも、広橋涼にはガッチンポー!的テンション仕事を与えるべきではないかなーと。ギャグもしくは少年向けで生きる声質だと、個人的には非常に買ってるんですけども。一重に女性声優といっても、品位を保つ為にぶっ壊れ仕事をやらせてはいけないタイプと、むしろバンバンやらせて引き出しを増やした方がいいタイプがいると思うのです。広橋涼なんかチャンス(と言えない場合多々あり)さえ与えれば、どんどん面白い方向にぶっ壊れていくと思うんですけど…。


ギャラリーフェイク   #2    ★★★★☆(森川…)
  #1ではブエックショイ、#2ではペンギンパジャマで爆睡。そしてサラ(アラブの大富豪の娘)と三田村(美術界のジャンヌダルク)の口から、始まりである1年前の出来事で藤田(プロフェッサー)の魅力を語る。確かな技術と豊富な知識そして独自の正義感で、時に悪行にも手を染める藤田。そんな藤田を貶めようとする課題に対し、全て見通した上で完璧な解決策を提示する藤田。もう藤田藤田藤田に藤田藤田藤田、さらに藤田藤田藤田…これはやはり藤田@森川智之アニメに間違いないようです。もう藤田にウットリです、ウットリウットリで引きずり込まれるのは…まずいなあと思いつつ。どうしましょう?好きにしてください。


モリゾーとキッコロ   1/15    ★★★
  “ななみちゃん”の代わりにモリゾーとキッコロ。制作・著作「財団法人2005年日本国際博覧会協会」ってのは重厚で非常によろしい。八奈見譲二と渡辺菜生子という渋い組み合わせにそそられるものの、あまりにストレートなマスコットアニメで、“ななみちゃん”の緻密さや黒さにはかないません。


MAJOR   #9    ★★★★
  ようやく9人揃った三船リトル、いきなり存続を賭けて強豪商店街チームとの決戦…にぶっつけ本番で挑む吾郎君。小学生vs大人で試合になる筈が無いんですけど、エースで4番の吾郎君は勝てると思ってるんですよね(笑)。超小学生レベルといっても大人にとっては打ちごろの球。それに。確かに野球はピッチャーで決まるんですが、ピッチャーだけで勝てるなら苦労しないのもまた事実。

  で、勝てない試合で何をするかというと。吾郎君の鼻っ柱をへし折って、チームワークの大切さを叩き込むんですね(笑)。いきなり現われて「吾郎はピッチャー、クビ」とバッサリ斬り捨てる桃子先生(吾郎の養母)が素敵です。代理ピッチャーとしていきなりマウンドに上り、みんなを上手くまとめてしまう小森も素敵です。ちょいと友情の示し方が短絡的なきらいもありますが、素直に「ごめん」と言える吾郎君に免じてよしとします。


ボボボーボ・ボーボボ   1/15    ★★★★☆
  前哨戦をへて、ついにゴージャス真拳を操るハレクラニ@三木眞一郎との全面対決。ゴージャス真拳とはコインや紙幣を自由自在に操り、敵をお金に変えてしまう…微妙といえば微妙な真拳。とりあえず奥義ゴールデンフェニックスにやられた天の助さん、「溺れるー!金に溺れるー!」という悲鳴は秀逸です、さすがは当代随一のリアクション芸人(笑)。

  ハレクラニの攻撃を受け、ゴージャスなマダムに変貌させられた…いや自ら変身したボーボボ達。そこで始まる久々のボーボボ劇場、「夫が冷たいマダム」という口癖がマダムかどうかは別として(笑)、敵に攻撃する為のワンクッションとして劇場を使うとは。さすがはこの番組のスタッフ様、何をどうすべきかよく判ってらっしゃる。そしてついに発動するハレクラニの闇奥義デスマネー・スゴロク。正月にピッタリのスゴロク展開はさすがです。多分。魂を金に変え、肉体をダイヤにしていく恐るべき秘技。遥か遠いゴールに辿り付く為、鼻毛橋をかけるボーボボ、そして橋を渡る首領パッチと天の助によるそれっぽいさわやかソングの熱唱。練習も殆どせずわざと下手クソに歌うところは、さすが小野坂&園部コンビです。

  起死回生の必殺技、鼻毛真拳奥義“イリュージョン焼肉”。焼肉を食べていないのに食べた気になる、文字通りゴージャス気分って何が文字通りなのかよく解りません(笑)。食べた気になったところでハレクラニが「バカな!」と驚愕し、ゴールデンフェニックス風の鳥形のオーラがハレクラニを襲い、デスマネー・スゴロク撃破。って意味が全く解りません。(笑)。


ケロロ軍曹   1/15    ★★★★★
  番組内で“陰陽大戦記”の音楽が使われていたのは…気のせい?。とか何とかはどうでも良くて。争いごとをスゴロクで決めようとしたらスゴロクの中に入っちゃって、実体化したゾウやらライオンが街を走り回ってもう大変…はジュマンジでしたっけ?見てない映画をネタにするのはやめましょう、しかも全然番組内容と一致してないのに。あ、夏美さんにムエタイをやらせるなら飛び膝蹴りをさせるべきだと思いますよ。あ、アンゴルモア父って別にノストラダムスに似せなくてもいいと思いますよ。

  後半。存在感丸出しのコゴロウ(またお前か!)に、影が薄いドロロが弟子入りする話。あのー、ドロロよりコゴロウの方が出番が多いような気がするんですが。少なくとも小雪ちゃんよりは一杯出ているような。ちなみに、「オレは今モーレツに熱血している!」については散々言われ尽くしているのでパス。でも「ファイト!」「いっぱーつ!」は面白かったです。


ビューティフルジョー   #15    ★★★★★
  いきなりシルヴィアのファッションショーによるサービス全開でどうしたのかと思ったら。ジョーとシルヴィアのラブラブっぷりに嫉妬の業火を炸裂させるスプロケット(馬鹿)が、偽りの結婚式を画策して2人の絆を引き裂こうとする話でした。まともな人間形態の敵はアラストルしかいないので、相手としてあてがわれるのは仕方ないんですが。「密かに狙ってたのになー」と呟くハルク・ダビッドソン(馬鹿)に大笑い。乗り気じゃなかったのに、礼服に身をつつんだ瞬間「…イケてるな」とやる気を出すアラストル(馬鹿)にも大笑い。

  ああもう馬鹿ばっかりだよ!。シルヴィアのラブラブっぷりをぶち壊す為だけに、ここまで大仰な作戦を立てるなっての(笑)。という馬鹿っぷりをぶちまけながらも、本筋ではジョーを信じるシルヴィアと、シルヴィアを信じるジョーの絆を描く話だったりするんですね。1話完結のスタイルを守りつつ毎回綺麗にまとめる、実に侮れない番組です。ちなみに今週のお題はジャンヌ・ダルク?それっぽい雰囲気の鎧を着た金髪女性メリー@新井里美が攻城戦で活躍していたので…そういう事にしておきます。唯一の不満と言えば、新井里美にしては普通の女性キャラだったことぐらい。毎回ぶっ壊れてもしょうがないので、別に構いません。


ロックマンエグゼStream   1/15    ★★★★☆
  ネットナビによる大声コンテスト、ナビフラダンス大会、ナビ太極拳大会、ファッションショー。大会のどうでもよさはさすがこの番組なんですけども(笑)、久々登場の炎山に「痩せたんじゃない?」と聞いておく熱斗のコメントのどうでもよさもさすがこの番組。かと思ったら教育番組チックな「圧縮理論講座」、概念の的確な説明に加えてランレングス符号化とかハフマン符号化とか微妙に専門的でビックリ。アルゴリズムが定かではない圧縮法は暗号と同じ、とか…そんなにこだわる所じゃないと思うんですが(笑)。

  まあ。とにかく語尾に「ハラショー」を付けるロシア人風の研究者とか、「フリーズドライを応用した新しい圧縮方法で…」とか、絶妙?なITエデュケーションっぷりはさすがこの番組(笑)。アフロ炎山がロッカーから出てくるナンセンスさとか、繰り広げられるインチキ英語トーキングとか、完全にテイストが確立された番組の強さを感じます。しかもこれが主人公ではなく炎山メインの話っていうんだから、凄いなあと。


トランスフォーマーGF   #2    ★★★☆
  サイバトロン、デストロン、ベクタープライム一行で三つ巴?。トランスフォーマーは人間に存在を知られてはいけない?。トランスフォーマーは毎回設定を把握するのが大変で、僕には知識も無いので歴史的な位置付けもよく解りません。それでもスーパーリンクよりも明らかに向上しているCG技術に、気合の入った爆発エフェクトに、野郎声優花祭りにどうしても期待してしまうのは悲しい僕の習性。ちなみに桑島法子がこっそり出ているのは何か意味があるんでしょうか?それはさすがに深読みしすぎ…ですよね?。

  #1で唐突な出会いをした主人公とトランスフォーマーが、#2開始時にはアッサリ仲良くしていたのは…主人公達の広い心として了解しました。本来乗り物に変形するトランスフォーマーの魅力を子供達に伝えるために、地球で乗り物として活躍させるってのは正しいと思います。子供達と触れあう為に、コンパクトなサイズの面々が用意されてるのも堅実な判断ですか…。でも。トランスフォーマーは緊急回避的に地球にやってきたので、常に変形していなければならないのは解ります。解るんですが…「戦車なら駐禁切られないし」って、そんな所帯じみた理由で変形対象を選ぶなっての(笑)。


ピーチガール   #2    ★★★★★
  「マーキング〜♪」とかいって主人公に身体を擦りつけてくるカイリ@鈴村健一。主人公を抱き寄せて「これは俺のだ」とカイリに堂々と彼氏宣言するトウジ@木内秀信。友達の皮を被りつつ主人公に敵意を燃やし、「付き合って1週間でキスされそうになったのよ、トウジに」とあらぬウワサをぶちまけるサエ@那須めぐみ。トウジはどうでもいいとして(笑)、鈴村健一の軽さと那須めぐみの黒さだけでも十分楽しめそう。少なくとも那須めぐみにとっては、声優冥利に尽きるいい役だと思います。

  #1でカップル成立、しばらくはラブラブ光線を振りまく…筈もなく。#2でいきなりトウジの浮気現場(サエの策略)を目撃、サエを女子トイレに連れ込んで主人公颯爽と全面対決。とはいえ一途なだけの主人公がサエに勝てる筈もなく、主人公とトウジ&カイリはサエの手の平で弄ばれてしまうのだった!って。純朴な男の子が見た目可愛いイヤな女に丸め込まれる、ってのは…やっぱり女の子世界ではよくあることなんでしょうか。



  1月14日  金曜日  
『あなたも挑戦!ことばゲーム』に豊口めぐみ出演中 "SO-KO パラダイス"(声優浪漫雑記帳:1/14日分)
  「豊口めぐみマニアでNHKをチェックしないヤツはモグリだぜ」という有名な格言がある通り、何故かNHKに好かれる豊口めぐみ。ゴールデンタイムに人目をはばからず豊口ボイスを堪能できる、という点では確かに抜群の破壊力を誇る『ことばゲーム』。ですが、NHK教育マニア(上には上がいるのであくまで自称)の自分としては『わかる算数4年生』『わかる算数5年生』をイチオシします。

  これは番組名から判る通りバリバリの学校放送です。以前に比べれば露出は減ったものの、これはまさしく豊口マニアによる豊口マニアの為の教育番組。どれぐらい豊口なのかは上手く説明できませんが、この待遇(別ウィンドウで)からして少なくとも制作側にマニアがいるのは間違いありません(笑)。この番組を見れば、君の家に豊口めぐみが家庭教師としてやってくるぞ!とか誇張してみるのもまた一興。昔は顔出しで「豊口めぐみです」と名乗りシーンまで用意されていたこの番組、豊口マニアの貴方なら楽しめる筈です!ショタコン&ロリコンの貴方でも楽しめる筈です!。

  さて。暴走しすぎたのでちょいと真面目に。お姉さんと可愛げなマスコットがやり取りするイメージが強い教育番組の中では、この『わかる〜』は“実際に行なわれている算数の授業を放送する”というかなり異色の教育番組です。ちょうど小難しくなってくる小学4年生5年生の算数を、腕利きの先生達がポイントを抑えて丁寧かつ判りやすく解説してくれるので、見た後はなんだか脳味噌がスッキリするという点でもイチオシです。真面目に推します。お子さんに是非見せてあげて下さい、って何だそりゃ(笑)。

  勢いついでに“何故かNHKに好かれる声優”について。4年生算数・きらりちゃん・フランス語会話と八面六臂の大活躍をみせていた池澤春菜は、今更ここで特筆することは無いと思います(笑)。他の語学番組が20代前半の若い女の子を起用する中、1人で平均年齢を高めていたのも最早過去の話。外国人の吹き替えで渋い面々が多数出演するも、「声の出演:青二プロダクション」で片付けられてしまう“NHKスペシャル”等は、声優マニアとして腕の見せ所だったりします。他の局に比べてNHKは声優に手厚いので、興味がある方はヒマな時につけっぱなしにしておくのも面白いかと。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #2    ★★★★☆
  教育熱心なリー先生が真面目に授業をする、一見何の問題も無いアークエのクラスの授業風景。それなのに何故かガタガタ震えるアークエのクラスの生徒達。「リー先生が真面目に授業するなんておかしいよ!」という違和感から、「このままでは生徒達の振動が増幅され続け、地球が崩壊してしまう!」というジャスミンお得意の論理の飛躍から動機が生まれ、「教育熱心じゃないオールドミスでヒステリーな先生に戻ってもらおう!」という間違った方向に目標が立てられ、無理やり街で男をひっとらえてきて先生のボーイフレンドにしてしまおう、という猛烈に間違った手段が講じられましたとさ(笑)。

  ここまででもツッコミ所満載なんですけど、街で捕獲(同意なしで無理矢理)してきた男達がカツラ…はまだしも、総入れ歯って。浦沢先生はやっぱり頭がおかしいと思います、って今更指摘するようなことじゃないんですけども。とりあえず悪の秘密組織から派遣された色男@津久井教生を、脈絡なく歌って踊って撃退して一件落着。目標達成。ロクに授業もせず、「美しいリー先生おはようございます、御機嫌麗しくいつまでも輝いていて下さい」と生徒達に連呼させる、素敵なリー先生に戻りました(笑)。それでも生徒達が幸せなら、地球の崩壊が食い止められればそれでよいのです。たとえどんなに苦しくても辛くても、大儀の為に少々の問題は耐えなければならないのです、という非常に現実的な教訓を与えてくれるお話でした…ってホントかよ。

  後編。アークエの妹でマジカル魔道士志望のシュウメイ@釘宮理恵が、台湾の森に住む大魔王@長島雄一に押しかけ弟子入りしてしまってもう大変、という話。「大魔王って何?」というツッコミに関しては「魔法を自在に操る凄い人です」としか言えないんですが(笑)、アドリブをバンバンぶち込んでくる辺りはさすがベテラン。“長島雄一を呼んだから色々遊んでみよう”という目論見が毎回毎回見事に成功してます。で、当然ながら大魔王よりもシュウメイの方がよっぽど悪人なので、お願いだから連れ帰ってくれませんか展開になるわけです。

  倫理観という人間として非常に重要な要素が完全に欠落してはいるものの、楽しそうに自作のソングを披露しながら魔法を行使するシュウメイはある意味無敵。ある条件下において、キャラクターの道徳観や倫理観を完全に吹っ飛ばして話を進める、これぞ浦沢脚本の真骨頂。そんな感じで勝手放題好き放題やっているようで、実は男の子向けにはトイレネタを女の子向けには魔法ネタを導入して、幅広い対象から人気を目論む見事な手法。というのは大嘘で、単なる製作側の趣味以外の何物でもありません(笑)。



  1月13日  木曜日  
  "人生しょせんはったり"さんに見られていた事が発覚したので、そちらから来ている方は$新井里美フィーバー$を御参照のこと。

  突然ですがNHKへの政治的圧力について一筆。まずはっきりしておくと、報道機関に対して政治的圧力をかけるのは許されない事です。だからって報道機関に好き放題やらせておいていいのかどうか、これが今回の問題だと思います。つまり今回の論点は「NHKの番組が公正公平誰もが納得する形で作られていたのか」、「あまりにも偏った報道に対し改変を求める権利はないのか」だと思います。放送法で“公正公平な…”って定められているのは判りますが、報道機関の公正公平が本当に公正公平かを確かめる手段、もしくは批判・検証する手段が無いっておかしくないですかと。


舞-HiME   #15    ★★★★
  シアーズ財団の一個大隊に占拠された学園を、正義のHiMEの力で取り戻そう!ということで。女の子達が軍隊相手に奮闘する…と書くと非常に安っぽいですね、やっぱり。この日の為に用意したらしき秘密基地から次々と出陣するHiME達…と書くと非常に安っぽいですね、やっぱり。アリッサのチャイルドが衛星軌道上にあるキラー衛星、ってのには驚きましたが…命だけチャイルドなしで徒歩なのは、何か意味があるんですか?それとも単にフェイBHファン?。判りにくいネタを2度も使うなっての。

  衛星からの攻撃に絶体絶命、それを舞衣のカグヅチが受けとめていきなりのパワーアップ。ロボットアニメと違ってメインは女の子なので、カグヅチの容姿や性能に関する描写が全くありませんでしたし、誰も気にしてませんし…正直ピンと来ません。そんでもって結果的に舞衣がアリッサを倒し、シアーズ財団編はこれにて完結?舞衣の生死は不明なまま?。で、来週はまたもお遊び回?。

  さて毎度ながら蚊帳の外の楯@関くんウォッチング。「そんなに舞衣さんのことが好きなの?」と言われても、そんなんじゃないんですよね。真面目な話。「とっとと失せろ、お前に出来ることなど何もない!」と言われて、その通り何の役にも立たず。置いてきた詩帆が襲われて、ますますどうしたらいいのか楯くん困っちゃう。


ポケットモンスターAG   1/13    ★★★★
  長い長い島巡りを経て(笑)、ようやく最後のジムがあるルネシティに到達。待ちうけるジムリーダーはミクリ…ではなく、エメラルドに準じエロダンディこと水のアーティストことアダン@速水奨でした。しかしここでアダンが出てくるとなると、ミクリはまだしもダイゴを出す方法がありませんね。デボン云々をやってないので当たり前なんですけど。バトルフロンティア編とか…やる筈もなかろうし。

  アダンさんはみずタイプのポケモン使い。タイプの不利を根性と愛情でカバーするサトシいつものスタイルとは異なり、今回はストレートにでんきタイプのピカチュウでみずタイプの弱点をつく戦法に。逆にアダンさんが弱点対策をしている、という条件でサトシがどう頑張るのかと思ったら。「それを上回る攻撃で!」とか言われちゃいました、単に何にも考えてないだけかよサトシ(笑)。でもやっぱりジム戦はいいですね、相手が強いだけにバトルに緊張感があります。黙っていても勝てるロケット団とは大違い。

  アダンさんのエースポケはミロカロス。ゲットにはかなり苦労するものの、基礎能力の高さと覚える技の多さから、まさに万能とも言える使い勝手は見事の一言。さすがにサンダースとかは厳しいけれど、弱点であるくさタイプやでんきタイプも育成・戦術次第で返り討ち可能。個人的にはミラーコートよりはじこさいせいで粘る方が好きです。多分ミロカロスについては来週も書くんで(笑)、今回はこの辺で。ラブカスとか正直どうでもいいです、あんなコンテスト向けのポケモンなんて興味ナッシング。


陰陽大戦記   #15    ★★★★☆
  こうしてリッくんの家には幼女巫女と大卒少年が住むことになったのです。モモちゃんvsナズナでリッくんを奪い合うのならまだしも、ナズナvsソーマでもこのバトルが成立する所がこの番組の魅力というか脅威というか。そんな天龍の闘神士達。では地龍はどうかというと…リッくん決死の大降神に敗北を喫し「俺に何が足りないんだ!?」と荒れるユウマに、強気でしっかり者の許嫁を宛がうナイスフォロー。何と見事なキャラクター配置、さすがという他ありません。


BECK   #15    ★★★★★
  「(受験)勉強のしすぎじゃない?たまには息抜きしなくちゃ」と若い美人教師。しすぎかどうかは別にして、とにかくストレスがたまってしまったコユキは美人教師の服を透視するのだった!。じゃなくて妄想なんですけど、こういう童貞エロ描写を何気なく挟み込む手腕にはただただ感服するのみです。単にエロスで視聴者を獲得しようというよりも、コユキくんの内面描写の為に挟んでる気がするのですよ。確かではありませんが。

  コユキの「ギターが呼んでる気がする」発言がサラリと出てくるのも、プロへの不安がそれとなく描写されているのも、全て何気ないものの深みがあるというか重みがあるというか。上手く表現出来ないんですけど、この番組は何だか脳味噌の違う所に響く面白さがあるというか。さらに今回は作画も良好で、千葉くんの滑らかな立ち回りなんかもう絶品。


ネギま!   #2    ★★★
  #2にしてこの貧相な作画、とりあえずキャラを並べてみました的な絵作り、問題ではなかろうかと。登場する女性キャラを魅力的に描く、これより他にすることもなし…な筈なのに。元々色使いが豪快なだけに、よほど気を使わないと厳しいと思うんですが。あともう1つ。颯爽とネギ先生を寮の部屋に連れこもうとする、木乃香@野中藍の天然を装った破廉恥っぷりが許せないザマス!ええもう破廉恥ザーマースーよー!。

  でも。普段ボーボボで苦労している野中藍に文句を言うのは、人として間違ってると思います。じゃあ言うな!了解。キャスト的には、ネギ姉@鈴木真仁のポジショニングに感動しました。10年後に同じようなアニメを作った時、誰がこのポジションにいるのかなーと考えてみるのも一興かと。


NARUTO   1/12    ★★★★★
  チョウジとネジによる戦いを経て、サスケを追うのはナルト・シカマル・キバ。ナルトもキバも判り易いぐらいのお馬鹿さんなので(笑)、もしシカマル抜きだったら…と思うと背筋がゾッとします。やっぱりチームワークって、冷静に物事を考えるって大切なんだなと。さすがはシカマル、伊達に中忍やってませんね。

  大蛇丸側の事情。自らの精神を他者の身体に移植する秘術、しかしそれには決められた時期に器となる身体を用意しておかねばならない、という不完全な術。3代目火影の禁術“死鬼封尽”によって両腕を全ての術を奪われた大蛇丸は、それゆえに器としてサスケを求め。間に合わぬゆえにカブトは代わりの身体を用意する…んですが。強者の音忍を殺し合わせて勝ち残った最後の1人を器とする、って。それじゃまるで蠱毒(呪いです)じゃないですか。


スターシップ・オペレーターズ   1/12 #2    ★★★
  前総理をアマテラスに迎えて、一応は亡命国家として成立。「軍人である前に出演者だ」「面白くなるまでリピートでつなぐ」とか、この言いっぷりを見ると人が死んでも問題ないんでしょうね。乗り込んでるレポーターも、アマテラスが負けた時には死ぬってことをまるで自覚してない物言いで…この軽さは狙ってやってるんでしょうか?。それとも売れなきゃ死んだも同じと覚悟を決めている、ってのは評価しすぎですね。

  #2にしてアッサリと補給班3人死亡。前述した軽さを補う為の演出なんでしょうけど、それにしてはちょっと早すぎたというかアッサリしすぎたというか。ポリシーのない鬱展開は御免こうむりますが、残された1人が「降りればよかったのよ!」と泣き叫ぶくらいしてもいいのでは?。とはいえ、相手の戦力戦略を分析し、決して派手な動きを見せずに始まり終わる戦闘。珍しいといえば確かにそうかも。


MONSTER   #37    ★★★★★
  ヨハンが図書館でふと手にして呼んだら、いきなり奇声をあげてぶっ倒れたことで一躍話題となった絵本“なまえのないかいぶつ”の全容がついにお披露目されました。絵本的表現で描かれてはいるんですが、ぶっちゃけた話これを絵本として書いた人も出版した人も頭がおかしいと思います。「バリバリ(身体が引き裂かれる音)、バキバキ(骨が折れる音)、ムシャムシャ(噛み砕かれる音)」と人間を食うシーンばかり執拗に描写されていて、しかもそれが能登麻美子による朗読っていうんですから。逆にトラウマを植え付ける為に子供に読み聞かせたいですよ(笑)。

  シューバルト氏による蔵書寄贈の記念式典、に帯同するヨハン。それをヨハン暗殺の絶好の機会としながらも、引金を引けずに躊躇するテンマ。そんな一瞬の迷いを見せたテンマの元に、ヨハンによる刺客ロベルトが現われる…と。テンマが自分を殺しに来ることも、さらに引金を引けないことも、殆どヨハンの予想通り。そして。ロベルトにはシューバルトを暗殺しろと命令しておいて、全く独立に別の人間を使って式典を火の海に。思いがけない催し物に「凄いよヨハン!」と喜色満面のロベルト、これはもう狂気というより狂喜でむしろこっちの方が怖いです。

  ヨハン暗殺の絶好の機会だった筈が、気がつけばテンマにロベルトそしてシューバルトと、全員がヨハンの手の平で弄ばれている辺りはさすがというか何というか。ヨハン恐るべし以外に言葉が見つかりません。長かったシューバルト編のクライマックスとして、これだけも十分面白いんですけど…ロベルトがテンマに銃口を向け、炎に包まれた会場に響き渡る銃声、という絶妙な引きで次回へ。皆様「終わるのかよ!」と叫ばれたと思います(笑)。ストレスたまりますって!。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   1/11    ★★★★★
  クリスタルを巡る攻防、凶悪なウサギに続き今回はリス登場。見た目可愛いキャラクターが、そのまま善良な訳がないひねくれたこの番組(笑)、リスも御多分にもれずタコの悪口を散々ぶちまけ、クリスタルの呪いと称して南さんに不幸をプレゼント。不幸は不幸なんですけど、不可抗力で結城君とくっついたりする突然のラブ要素にビックリ。この番組のコンセプトからして、もっともっとこういうサービスをすべきだと僕は思います。僕は、思います。

  今回のように友情がテーマになる話では、ミルモの男気が炸裂するので見ていて非常に気分がよろしいです。同様に恋愛話でも男気を炸裂してくれるので、つくづくミルモっていいヤツだなーと。でも…いくら危機を回避するための魔法とはいえ、マッチョなミルモは気持ち悪いんで勘弁して下さい。いくらクリスタルの呪いとはいえ、街中で大量の牛が駆けてくるのは…“きみのためならしねる”ですか(笑)。


焼きたて!ジャぱん   #13    ★★★★★ 新EDに完敗
  東の処遇を賭けたメロンパン対決、なのに東の口から飛び出したのは「メロンパン苦手じゃ」といういきなりの宣言。弱気になる面々に対し、さらに不安をあおるのは馬鹿アフロまたの名を店長。一応メロンパンに関するウンチクを講釈してくれましたし、逆転の糸口を切り開いた…のは以前お世話になった寿司職人。実は何の役にも立ってませんのよ、あの馬鹿アフロまたの名を店長は。

  さても見事なメロンパンの未完成点に関する解決策。原作で披露されているウンチクを、説得力のある絵で判りやすくアニメ化してます。何故かCGで描かれたメロンにドキドキしていたんですが…やっぱりというか何というか(笑)、メロンパンに対するリアクションに使われました!ブラボー!。ローソンで発売しているジャぱんが美味しいかは僕には解りませんが、世の子供達があれを食べながら思い思いのリアクションを取っているんだな…と思うと感慨深いものがあります(笑)。

  非常に綺麗にまとまった本編に感心していたら、ED映像に腰を抜かしました。英語メインの歌詞でまともな映像をつけられない、それならノリのいい音楽の合わせて躍らせればいいじゃないかと。誰をかって、そうあの馬鹿アフロまたの名を店長ですよ(笑)。この異様な馬鹿馬鹿しさは最早究極、スタッフの閃きと管理職の大英断に拍手!。


BLEACH   #14    ★★★★★
  石田雨竜くんとの対決も佳境、そこで明かされた滅却師(クインシー)滅亡の真実。この辺の理屈は中々筋が通っていて、その上いつの間にか一護くんが一直線(かなりの)馬鹿に変貌していて、気がつけばのハイテンション&妙なギャグセンス炸裂。何もかも雨竜くんのせいだったりもするんですが(笑)、小賢しい理屈云々では無い面白さが出て来たのは良いことです。作画も綺麗ですし、小難しい所も判りやすく解説してますし、石田雨竜@杉山くんは見事な受けキャラっぷりですし。エンジンがかかってきました…か?。

  そこで満を持して出てくるのがメノス・グランデ、きっと真央霊術院(うろ覚え)の教本では色々イタズラ書きされてるんでしょうね(笑)。なんつっても見た目がプリティですもの。ちなみに浦原商店の人達が滅した虚(ホロウ)って、どうなるのか未だに疑問。他にも石田の先生と死神の因縁とか、色々懐かしい話が出てますねー。





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