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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


  日曜番組感想 1/30  
まほらば   #4    ★★★★★
  ぬくぬく。鳴滝荘の朝の風景が描写され、別の大家さんが出てくることもなく(笑)、白鳥くんが通う専門学校も新学期を迎え、ようやくこの番組の通常営業が開始されました。主人公が専門学校に通うという、この手の番組にしては珍しく現実感に溢れた設定は…何というか見事。別に主人公が高校生でも構わないと思うんですが、この辺は原作者のフィクションに対する接し方と、大家さんとの距離の置きかたの賜物でしょうね。

  で、下校時に大家さんと出会って…商店街へ。商店街って(笑)、双葉銀座って(笑)。そこで「梢ちゃんのいい人かい?」「はい、白鳥さんはいい人です」という天然ぶりを披露し、自覚なく戦利品を勝ち取っていく大家さん。天性の買物上手。そして戦いに疲れたので公園で一休み。疲れるようなことは何もしてないんですが(笑)、それでも一休みする辺りはさすがのマイペース。「この辺りの会社に務める人達の憩いの場所なんですよ」というコメントが何とも言えません。そういう紹介をされてしまうと、この公園にくたびれた社会人が溢れるお昼休みをイメージせざるを得ないんですが。

  そこでメイドさん(というか家事手伝い)の探し物を手伝う、という展開は少々アレですが…探す物が商店街のポイントカードで、貰える物が布団乾燥機って。ふかふかのお布団って。この絶妙な現実感が、表現するなら理想的な現実感が、この番組の魅力ですか。まさにサブタイトル“ぬくぬく”の通りぬくぬくしたお話で、布団乾燥機が欲しくなりました。それはちょっと違うような。


レジェンズ   #42    ★★★★★
  “子供を守る為”という誰にでも解るウソ臭い大義名文から、DWCに囚われてしまったマック、メグ、ディーノ。収監場所には古今東西のオモチャが散りばめてある、という過剰なサービスっぷりに悪意を感じたのは僕だけでは無い筈、っていうかあのハゲを何とかしろと(笑)。それぞれのレジェンズであるガリオン、ズオー、グリードーも既に消失してしまったので、残されたシュウ&シロンに希望が託されてはいますが、たとえこういった状況に陥らずとも、全員がシュウを信頼していることに変わりがないのは凄いなあと。

  その頼みの綱であるシュウは…もう1ヵ月近く何もしていないんですけど(笑)。そんなシュウをハーピーのアンナ@が目覚めさせる、ってのは実によく考えられた展開&脇役配置。直球馬鹿にしては凹み期間が長かったので、ここからの彼の、早速レジェンズクラブの歌を歌いながらローラースルーをゴーゴーな彼の巻き返しに、嫌が応にも期待が高まります。シュウの復活と同時に、すっかり落ちぶれてしまったシロン&ランシーンが1つになって再起…って、何か中途半端なアイドルの売り出し方みたい。コマンドウインドラゴンは事実大したこと無かったので(笑)、今度こそ頑張ってもらわないと!。


金色のガッシュベル!       ★★★★
  パートナーであるキッドを失ってしまったナゾナゾ博士。当然ながらそのショックは大きく、その心の傷を癒そうとフォルゴレが奮闘するお話。ナゾナゾ博士が出るなら…ということで、ビッグボインどころかMJ12総動員で“鉄のフォルゴレ”を熱唱。そもそもMJ12の皆さんは、雷句先生が一発ギャグをぶちかます為に考案しただけなので、全員揃ってナゾナゾ博士の家で博士のことを心配している、という状況が堪らなく不自然に見えてしまいます(笑)。

  とにかくフォルゴレとビッグボインを引き合わせたかっただけ…という感も否めませんが(笑)、ティオ&恵さん等など原作では描かれていない戦いを、キッドとの回想シーンに持ち出してくるのは中々のナイスプレイ。とりあえず原作のストックがたまるまで、アニメスタッフには上手く間を繋いで欲しいものです。


ふたりはプリキュア(終)   ★★★   #49    ★★★★
  「光の園から力を奪うことなどたやすい筈だったが…」というジャアクキング様のお言葉。プリキュアが1年かけて何をやってきたのか、僕には今1つよく判らないんですけど…ジャアクキング様は随分プリキュアを買ってらっしゃるようです(笑)。実際の所ジャアクキング様が大きくなり過ぎてしまうと、プリキュアのウリ(にする筈だった)である格闘ができなくなってしまうので…微妙と言えば微妙。いや、ラスボスとしてスケールが大きいに越したことはないんですけど…って、どっちなの?。

  実は。最終回ならではの展開として、ジャアクキングvs女王様の巨大ロボ最終決戦再び!に密かに期待してたんですけど…。ジャアクキング様が3DCGでは無くなってしまったのでお流れになってしまいました、非常に残念です。残念と言えば、ジャアクキング様を打ち倒したのも結局ポルンの力のみでした。出来ればミップル&メップルにもう少し頑張って欲しかったのと、レインボースパークではなく肉弾的な必殺技で決着をつけて欲しかったなと。ライダーキックみたいなカッコイイ必殺技があれば、もう少しバトルが盛り上がったと思うんですけど…。

  てなわけで。上からの圧力と外からの評判に振り回されて来た1年間でしたが、2年目&映画化という最高の結果が付いてきた事が全てだと思います。中盤での悪役総入れ替えの真相は今もって理解できませんが、絵的にもキャラ的にも面白味が増したのは事実なので、成功と言えば成功だったのかも。正直言って学園物としてもファミリー物としても恋愛物としてもアクション物としても、僕の中ではイマイチでした。が、大きなお友達&小さなお友達からの絶大な支持を受けているのは事実なので(笑)、2年目でのリベンジに期待します。


仮面ライダー響鬼   #1    ★★★★(まだ何とも)
  “石ノ森章太郎先生の意志をついで”といきなり表示されるテロップにまずビックリしました。これは…“原作:石ノ森章太郎”に何の責任も負わないここ数年のライダー達への宣戦布告と見てよろしいですか?。という挑発的なOPを経てCM明けに始まったのが、何だか解らないミュージカルでの登校シーンって。オイオイ大丈夫なのこの番組、というとてつもない不安に駆られたのは僕だけでは無い筈。これまで毎年毎年とんでもないものを見せられ続けて、いい加減慣れたとばかり思ってたんですが…それでも不安になるもんなんですね(笑)。

  森の中に何だか怪しーい男女が出現し、小動物との追いかけっこをひとしきり終えた後、本命の仮面ライダー響鬼ついに登場。もはや仮面ライダーと言われなければそうと気付かないデザイン、そして堂々と口から炎を吹き出すその立居振る舞い。毎年毎年仮面ライダーらしからぬ仮面ライダーを見てきましたが、コイツはこれまでとは明らかに違う異形のライダーですな。このコンセプトを考えた人も、このデザインを通した人も、心に不安とかは無かったんでしょうか(笑)。っていうくらいぶっちぎってます。

  出来ですか?はっきり言って判断材料になるような要素が殆ど出てきていないので、まだ何とも評価しようがありません。とりあえず主人公響鬼@細川茂樹はこれまでのような若手のイケメンではなく、実績十分のベテランなのでセリフは聞き取れました(笑)。この路線変更は、やっぱりブレイドの面々でしくじったから?それとも…?。


特捜戦隊デカレンジャー   #49    ★★★★★
  デカベースにアブレラ襲来、クライマックスならではの格別の危機。アブレラだけじゃラスボスとしちゃ役不足かなと思った矢先に、(凶悪犯+マッスルギア)×4が投入されたのには驚きました。デカレンジャーロボが敵怪重機に破壊され、さらに奮闘のすえデカマスターが敗北し、デカベースロボがアブレラに占拠されてしまう等など。クライマックスだからこそできる様々な事象をこれでもかと叩き込んでくる、スタッフの豪気な計らいに感心させられるばかりです。

  既にデカレンジャーロボもデカベースロボもデカマスターまでも失い、もはや残された地球署のデカ6人には逆転不可能かと思われた絶体絶命の大ピンチ。1人1人の個性を最大限に発揮させて、この番組史上最大の危機に一筋の光明を見出すという展開にしびれっぱなしです。それでいて番組ラストに“変身システムも掌握されている”というどんでん返し、さすがにもう何も残っていないと思うんですが(笑)。次回最終回での奮闘に期待しましょう。


かいけつゾロリ       ★★★★★
  ゾロリ達が復活を賭けて挑む最後の地獄は…アリ地獄。最後にしちゃ地味な地獄だなと思ったら、閻魔大王の差し金で「なんでもアリ地獄」に改竄されてしまいました(笑)。お腹を空かせた大きな怪獣と猛毒を持つ大量の小虫が罪人どもの命を脅かすという、冷静に考えると非常に恐ろしいシチュエーションですが。見た目ファンシーなのでコミカルに見えてしまうから不思議です、この辺は原作者のイマジネーションとアニメスタッフの再現力に拍手。

  そもそも閻魔帳に名前が載っていながらゾロリが死んでいないのはおかしいと、ゾロリを地獄に召還した是非を裁判で問い詰めるゾロリーヌ(ゾロリ母)。ゾロリを地獄から救い出すだけでも凄いんですが、閻魔大王の職務怠慢まで糾弾してしまうとは。「しっかりと目標に向かって頑張って、それから天国にいらっしゃい」という素敵なお言葉まで頂いて。後半部分は励ましの言葉になってなような気もしますが(笑)…母の強さと偉大さ、しっかりと見せてもらいました。



まじかるカナン   #4    ★★☆
  女友達の家で御泊まり会。問題はナツキを連れていくか否かなんですが、特に迷うこともなく帯同を許可するちはや@広橋涼。人間形態のナツキを思えば連れていく筈が無いんですが、動物形態になると途端に甘目の査定になるのは…話の都合ってやつですか(笑)。お泊まり会には一応勉強という名目があるものの、入浴とか就寝とか…(以下略)を描写するためには同行せねばならぬのですよ。って、別に入浴シーンにナツキはいなかったんですけど。

  2人目の魔法戦士はセルリアンブルー@水樹奈々、その高飛車な態度はお嬢様…というより単なるワガママ娘(笑)。登場回に変身シーンどころか必殺技シーンも披露させてもらえない、更にEDのクレジットにも出ていないという不幸なお人です。気品が少々足りないような気もしますが、彼女に罪はありません。多分。というか2人目が出るっていうのに、お泊まりも大して話に絡んで来ないって…どういうことですか?。


ギャラリーフェイク   #4    ★★★★
  真昼間から水墨画を観賞しながら酒を飲む、そんな主人公藤田@森川智之がいきなり警察に連行される開始2分。「贋作を5億で売った」と藤田を追及する検察に対し、「あれは本物ですよ」と取調室でも拘置所でもあくまで強気の姿勢を貫く藤田。で、売った絵の真贋を判定するのが、藤田に敵意を燃やす三田村@雪乃五月っていうんですからアナタ。“藤田は憎いけど絵画に関してウソはつけない”という展開にならないわけがありません(笑)。

  そりゃ確かに、裁判の争点である絵が真作なら…藤田には何の罪もありません。でも藤田って真作も扱うものの贋作も売ってる腹黒い男ですよね?だとすれば、真贋問わず同じ値段で売りつけてなきゃ話にならないような。贋作をお安くお譲り致します、じゃ単なる優しいお兄さんだと思うんですけど。今回はたまたま真作が論点だったから良かったようなものの、贋作だったら…もっとイヤらしい手で裁判に勝とうとしますか。そっちの方が面白そう。


モリゾーとキッコロ   1/29    ★★★★
  メインキャラクターのモリゾーとキッコロがいい加減な分、緻密に描かれている背景が目を引きます。池の底のサンショウウオっぽい生物@青野武の名古屋弁はさすが愛知万博、頭にツノをつける為に鍾乳石の下にいつづける気長さは凄いなーと思いました。何て中身のない感想でしょうか(笑)。


MAJOR   #11    ★★★★★
  人数集めから始まったチーム解散の危機を乗り越え、ようやく少年野球チーム三船ドルフィンズ始動。素人ばかりのチームで巧くなれるわけもなく、プロ野球を目指す吾郎の為に横浜リトルへの移籍を勧める三船リトルの監督。昨年日本一になった横浜リトルで出会ったのは、あの恋女房こと佐藤寿也でしたとさ(笑)。「やっぱり吾郎くんは凄いよ!」と喜色満面の寿くんが可愛くて可愛くて、ええこの番組のヒロインは彼なんですから当然です。伊達に名前に“寿”を冠してませんよ。

  父親が所属していた横浜リトルで野球がしたい吾郎くん。“ドルフィンズの友達を裏切るなんて許さない”と怒る母親(養母だから話が複雑)。さらに母親が突然倒れて救急車で運ばれてしまい…と不幸が重なりまくる所がもう何とも。吾郎くんも母親も可哀想すぎて、父親が生きていればなあと思わずにはいられません。っていうか不幸にも程があると思いませんか?という山程の不幸を受け切る辺りはさすが義母@野田順子。


ボボボーボ・ボーボボ   1/29    ★★★★☆
  「金こそ全てだ!」と豪語するハレクラニに対し、「金に勝るものは…愛とか友情じゃね?」と投げやりに答える主人公ボーボボ。さすがにそれで番組が成立するわけもなく、「金に勝るものは平凡な日常だー!」とハレクラニに平凡な7日間をぶちかます最終奥義が発動。月曜日に爽やかな朝を、火曜日に立てこもりを水曜日に合戦を体験、そして木曜日はボーボボの日記という名の天の助作天の助画の絵日記を堪能。はっきり言っていつもの無茶苦茶な展開ですが、ビュティさんのツッコミが冴えているので良い感じにぶっちぎってます。

  金曜日はパイチョコを食むリスを愛で、土曜日は妖怪と化したボーボボ達が他の妖怪達を浄化し、日曜日はアリスの国でスパイ活動。1日を経験するごとに、ハレクラニが建設したハレルヤランドのアトラクションを発破でふっ飛ばすという、明らかに私怨が入りまくった素敵な最終奥義。もはやこれが攻撃なのかも解らぬまま、「金より強いものは…金だー!」という締めでハレクラニ撃破&ハレルヤランド壊滅。いいんでしょうかこれで。いいんですこれで。これがボーボボなんですから(笑)。

  で、そのまま次なる敵ギガ@関智一の待つサイバー都市へ。ギガは真拳狩りをしているとのことですが、首領パッチは真拳使えないような気が。ってことはあのオレンジ色の生物だけは、狩られずに済む…とか細かいことは別にどうでもいいや。真拳使えない魚雷ガール大先生も降臨しましたし、とりあえずこのタイミングで関智一がどう頑張るかに注目しましょう。


ケロロ軍曹   1/29    ★★★★
  “泣いた赤鬼”。日本昔話ネタをやるんだったら、せめて市原悦子あたりのモノマネを…ってさすがに誰にも出来ませんか。後半。節分なので(そういえば)、夏美さんを鬼っ娘にして豆をぶつけよう!という辱め企画。ケロロ、クルルはまだしも何故か(モア絡んでないのに)タママまでやる気満々。イヤらしいなあと思いつつ、前後半合わせてギロロが幸せそうだったので良しとします。


ビューティフルジョー   #17    ★★★★★
  数ヶ月前、突如姿を消したキャプテンブルーが帰ってきた!。街中でタコの怪人と戦うキャプテンブルー、という展開なら当然中身は我等がヒーロー?ビューティフルジョー。何らかの理由があって一芝居うってるんだな…と予想はつくものの、問題となるのはタコ怪人の中身なわけで。よくよく声を聞いてみると三木眞一郎なんですが、ヤツはライバルであり敵幹部アラストルを演じていたような。で、それが御名答だからもうたまりません(笑)。いくらタコの被り物をしたからって、普段シリアスなアラストルにやらせて良いことと悪いことがあるじゃないのよと。もう馬鹿ばっか。

  それもこれも、病気の少年に勇気を与える為にやっていたことなんですけども。真剣なバトルでは無い筈なのに、いつもよりアクションがカッコよかったりするのは…病気の少年に勇気を与える為ですか(笑)。途中でブルー役がジョーからアラストルに入れ替わる、のは単なる役割交換による声優いじりかと思ったんですが。最後の最後でアラストルの正体が少年にばれてしまう、というのも御約束のオチかと思ったんですが。「でも正義の味方なんだよね?それなら悪いヤツをやっつけてよ!」と、アラストルが主人公ジョーをぶっ飛ばす、という見事なオチに繋がってもうビックリ。いつもよりカタルシスに溢れているのは…いいのか悪いのか(笑)。


ロックマンエグゼStream   1/29    ★★
  熱斗、炎山に続く3人目のクロスフュージョン適合者登場。それ以外には特に…何も。


トランスフォーマーGF   #4    ★★★
  “地球での暮らしかた教えます”のサブタイに偽りなく、何にトランスフォームしてどう振る舞えば地球で怪しまれないのか、というお話。だけではないんですが、サイバトロンの面々がまだ見分けがつかないのと、新しいデストロンが出て来たのにトランスフォームしなかったので、正直いって消化不良。「人間に迷惑をかけず、人間から隠れて過ごす」って単に軽い口約束だとばかり思っていたんですが、アメリカ軍?の上層部にトランスフォーマーの存在が知られる知られないでひと悶着ありそう。どう話を広げるのかは…よく解りません。


ピーチガール   #4    ★★★★★
  凄い。見事なまでの暴走と策略とすれ違い、そして過去に犯した過ちからの破局へと、流れるような展開に目が釘付けでした。「私の話を聞いてくれないなら、この窓から飛び降りてやる!」と病室でいきなり命がけのラブロマンスを展開したと思ったら、その直後に自分から「別れよう」って。さぞや病室の皆様は驚かれたことでしょうよ(笑)。ってな感じで、少し聞いただけだと唐突で滅茶苦茶な話なんですけど、1つ1つの出来事とそれに対する登場人物の感情がしっかり描かれているので、自然に物語に入っていけるんですね。これは凄い。

  にしても。“人の持っているものを欲しがる”イヤな女さえ@那須めぐみ、先週までのスーパーっぷりが子供に見えるくらい今週もスーパーしてました。「夜中の病室で抱き付いて…」とそんな事をサラリと考えられる、その脳味噌がもう凄すぎて何も言えません。アンタそれは強姦っていう罪ですよ?刑法で裁かれますよ?。ってな感じでもうスーパーすぎです。



  1月28日  金曜日  
  忙しさがひと段落、というのは凄く忙しいから忙しいに変わっただけで。実の所は忙しいことに変わりはなかったりするんですね、はい。新番組は見てます、一応1/10くらいまでは消化できているんで。あとは感想を整えるだけ…なんですが、SDガンダムフォースとか、双恋とか(笑)の最終回総括が色々大変なので遅れているんですね。とにかく新番組を見ないと、保留分のストックがどんどんたまってもう大変。広橋涼一点買いで“まじかるカナン”を録画しておくのは何か間違っているような気が…しないでもありません。

  「新番組で1番面白いのは何ですか?」「“アークエとガッチンポー!てんこもり”です!」と即答できるようになりました。何故かこの番組だけはしっかり当日にチェックしてるんですが(笑)、#3(1/21)#4(1/28)にして早くも浦沢電波が一般人の許容限界をオーバーしました!アンタやっぱり最高だよ!。特に#4のぶっ壊れっぷりは脅威的、★★★★★ぐらいの評価を僕の中の人達が採択しました。そのぶっ壊れ番組の真ん中で頑張っているのがジャスミン@新井里美、当初予定していた(はず)のヒロインから暴走機関車へと見事な進化を遂げました(笑)。

  えーっと。断わっておきますが、ギャグではなく本気で言ってます。ああもう何と言われようとも構いませんよ、ガッチンポー!は面白いんだッ!。ちなみに来週は暴走機関車ジャスミンvsインリン・オブ・ジョイトイによるセクシー対決なので、皆様是非チェックして下さいませ。えーっと。断わっておきますが、ギャグではなく本気で言ってます。それでは「絶対に負けるもんですかー!(新井里美的テンションで)」の合言葉、ガッチンポー!。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #4    ★★★★☆
  カリアゲタイガーvsマスクマンのプロレス中継から番組スタート。真昼間からプロレスって、一体いつの時代なんだとツッコミを入れようと思ったら…最前列でカリアゲタイガーに声援を送るジャスミン@新井里美の姿にやられました(笑)。さらにジャスミンがいつものUNCO制服からスタイルチェンジ。家で寝る時ですらUNCO制服(マフラー含む)のまま、という彼女がどういう風の吹き回しかと思ったら…白地にマスクマンの顔のみというアレなTシャツ(間違って購入)。マスクマンファンとしてTシャツを欲しがる主人公?タケシ@小林ゆうに対し、「アタシの方が似合うもん」と断固主張し続ける心意気が素敵です。

  で、今回は。普段は仲睦まじいアークエ一家が、ゴングがなった途端に骨肉の争いを繰り広げてしまってもう大変、というお話。鳴らすことで人間の闘争本能を刺激するゴングがあります、という前提条件さえ説明して頂ければ理屈は通ります。通るんですけど…近所のお金持ちに軍隊を丸ごと買ってもらって、アーマ(姑)&アーティー(息子)に向かって戦車砲をバンバンぶっ放して大喜びするアークエのママ(母)&シュウメイ(娘)って、やっぱり何か根本的に間違ってると思います浦沢先生。

  それに対抗する為にアーマ&アーティーが持ち出してきたのが…牛の大群って。かくして繰り広げられる戦車隊vs牛の大軍って、どういう絵なんでしょうか(笑)。さすがにこれはやり過ぎかなと思っていたら、「どんな戦争も小さな誤解と思いやりの無さが原因、家庭内のつまらないケンカで地球が崩壊することがあるのよー!」と我等がジャスミンがぶち上げてくれました。前半は間違っていませんが、後半は…どうなんでしょう。

  後編。アーティーの誕生日パーティーに呼ばれたタケシが、前編のジャスミンよろしく着ていく服を吟味する導入部。まあタケシに服装選択の自由がある筈もなく(笑)、無理矢理アンダーウォーターワールドへ召喚されてしまいましたとさ。さらに無理矢理タケシを呼び付けておきながら、自分はしっかり着ていくドレスを吟味するジャスミンの傲慢ぶりはさすがというか何というか。さらに時間の無駄遣いをした挙句「結局アタシは何着ても似合うのよ」と自画自賛に突入、傲慢ここにきわまれり。

  時間をチョイと巻き戻します。ジャスミンが仕度する間延々と待たされていたタケシの前に、可愛いプリプリクラゲが登場。喫茶店で爽やかな会話を交わし、雪降る夜に1つのマフラーで互いを暖めあい、そして夕焼けの浜辺で2人の恋は一気に燃えあがり、白いウンコ型のクラゲにキスしようとする少年…という怪しい絵が披露されました。キスする直前でジャスミンの仕度が終わってしまい、その途端に恋人であるプリプリクラゲを放り投げてしまうタケシ。「何してたの?」「ちょっと恋愛ゲームを」と応答するタケシも厄介さんですが…これが伏線でも何でもなく、単なる思いつきの映像化だから困り者。スタッフも厄介さんですか。

  ようやくアークエ@芝原チヤコの家に到着した一行を待っていたのは…巨大なケーキ@TARAKOに襲われるアーティー@池田千草だった!って。もう展開が急過ぎて意味が解りません(笑)。順を追って説明します。毎年毎年誕生日ケーキを食べられないアーティーが、“今年は先に1人で食べてやる”と意気込んだら、いきなりケーキが喋りだした上に巨大化して逆にアーティーを食べようと襲ってきたのです。それでも意味が解りません(笑)。もうちょっと詳しく説明すると、5人家族なのに平然とケーキを4等分して食べるアークエ一家(当のアークエは「知らなかった!」とのたまう始末)が全ての問題の元凶であり、「喋るケーキなんて食べられません」とワガママを言うと逆にケーキに食べられてしまう、という教訓なんですね。どうでもいいや。

  この一見どうしようもない問題を解決するのが、UNCOのエージェントこと我等がジャスミン。“ケーキに食べられそうなら、ケーキを食べるしかない”と絶妙?な閃きを披露。それが出来るような相手じゃないから困ってるんです、という反論に対しては「夢は簡単に叶うものじゃないの、自分の手で掴まなきゃ!」という正論で見事に打破。「そうかもしれないけど命がけすぎない?」という現実を見据えた意見に対しても、「苦労を乗り越えて、人は強い大人になーるのよー!」という正論またの名を詭弁で見事に打破。どう考えても間違ってるんですが、ジャスミン@新井里美の独特な調子で主張されると正しく思えるからあら不思議。このように、脚本家のエゴを代弁するようになればキャラクターとしては一流です(笑)。

  全ての反対意見を論破したので、最早ジャスミンの暴走を止める手段はありません。凶暴で巨大なケーキの前にアーティーを放り投げる、その潔さがもうカッコよすぎです。「観念なさぁーい!」とムチをブンブン振り回す姿も、何というか色んなものをぶっちぎってるなーと。で、結局プリクラの電撃(笑)でケーキも元通りになって、ようやくアーティーの誕生日パーティーへ。アークエ一家にジャスミン&タケシを加えた7人参加のパーティーで…おそらく懸命な方はお解りかと思いますが…平然とケーキが6等分されるんですね(笑)。全員人間として間違ってるよ!。

  今週は前編も後編も頭のネジがぶっ飛んでて、ED&次回予告後の「食べちゃうピザよ」vsアーティーも秀逸で…他の人がどう思うかは知りませんが、個人的にはもう大満足(笑)。さらに次回予告でのジャスミンのスパークぶりも、最高レベルのテンション&名調子で完璧です。ほんじゃ、絶対に負けるもんですかー(新井里美的テンションで)の合言葉、ガッチンポー!。


舞-HiME   #17    ★★★★★
  地球に迫る星を破壊する力を得る為、HiMEは互いのチャイルドを倒し最後の1人になるまで戦わねばならない。という運命だそうです、石田君の演説によると。学園物アニメに、しかも女の子達に世界の命運を背負わせる、という展開は正直言って間違ってると思います。制作側にそれを描ける能力があるからこその選択なんでしょうけど、これまで積んできたものが何の役にも立たない気がするんですが…うーん。

  その是非は後々明らかになるので一旦置いといて。病弱なだけで、護られているだけで、弱音を吐いて諦めるだけで何もしない、僕はそんな舞衣弟が大っ嫌いなんだ!ニンジャガールとは逆の意味で。本当に。楯くんは楯くんで舞衣に弱音を吐いて、舞衣も何だかそれに感化されちゃって…と今度は舞衣の方から楯くんに、ですか?。楯くんは既に白旗を上げてしまった負け犬くんなので、関俊彦に決めてやって下さいよ。このままだとむしろ楯くんが可哀想なんですが…。


ポケットモンスターAG   1/27    ★★★★★
  マッスグマ。ジグザグマの進化系で、とくせい“ものひろい”の便利さに加え“なみのり”まで使える便利さから、常にパーティーに1匹は用意されている非常に使い勝手のいいポケモン。何故今頃ジグザグマの進化系の話をやるのかは解りませんが(笑)、ポケモンコンテストキナギ大会が近いので、ハルカさんがやけに元気なので見ていて楽しいです。テンションが高まれば高まるほどハルカさんは面白くなるので、もっともっと感情を爆発させてあげた方が番組的にもハルカさん的にも絶対プラスだと思うんですけど…。

  肝心のお話。ジグザグマからマッスグマに進化して、飼い主のケイマくん@小林早苗の言うことを聞かなくなってしまったトキンちゃん。“ものひろい”でふといホネやりゅうのキバといったレアアイテムを集めてきたように、ハルカのモンスターボールも拾われてしまって…って。そりゃ“ものひろい”というより“ほしがる”か“どろぼう”、つまり盗んでるんじゃないんですか(笑)。というツッコミはさておいて、進化して言うことを聞かなくなってしまうという設定(久々)を活かした中々いい話でした。

  でも。最初にモンスターボールを盗まれたのはハルカさんなんですから、サトシなんてその辺で修行させておいて、最初から最後までハルカさんメインで話を進めるべきじゃなかったかなーと。コンテストも近いのに…。まあ、話のアイデアも小ネタもバトル作画・演出もかなりクオリティが高かったので、いいっちゃあいいんですけども。それにしても“10まんボルト”はまだしも“みずのはどう”までトキンちゃんに覚えさせているとは、ケイマくんって何者?。


陰陽大戦記   #17    ★★★★★
  ついに京都よりナズナ襲来。幼女で巫女、さらに上からエプロンをまとい洗い物までやってのける見事なお手前。モモちゃんよりも近い所に入り込み、ソーマくんよりも器用に家事全般をこなし…という訳で、ソーマ・ナズナ・モモちゃんによるリッくん争奪戦は激しさを増すばかり。そんな感じでリッくんを巡る争いを端的に見せておいて、実は離れていてもリッくんとコゲンタの心は通じていたのです、というお話でした(笑)。

  それだけでもツッコミ所満載なんですけど…ボート部の面々が伏魔殿まで入って来て、さらに誰一人として何の疑いも抱かずにボート部の合宿を始めるんですから、もうどうしたらいいのか(笑)。リッくん、お願いですからコゲンタを常駐させて下さい、もう誰かがツッコんでくれないとこっちが死にそうです。とか何とか言いながら、本筋ではしっかりバトルを見せるのがこの番組の凄い所。水中に引きずり込まれてしまったコゲンタと精神を同調させ、危機を切り抜けるリッくんなんかはもうカッコよすぎ。ただ気になったことが1つ。式神を失った相手方のマッチョな闘陣士が、頬を赤らめて式神に御別れと感謝の言葉を…って、さすがにこれは何か間違ってませんか?。


BECK   #17    ★★★★☆
  以前やらかした(BECKの面々は悪くない)アクシデントから、とある大物業界人の怒りを買ってしまい、日本国内での活動が非常に厳しくなってしまったコユキ達BECK。バイトで小金を稼ぎながら先の見えない日々を過ごす、そんなBECKの面々に何とアメリカから思わぬ朗報。それで“HIT IN THE USA”なのか!ようやく気付きました。

  真帆との関係にひと悶着あった…からかどうかは解りませんが(笑)、コユキ方面に益岡ひろみが投入されました。ドジは踏むけど可愛いらしい増岡さんの方が、日本人的にはウケるんではないでしょうか。つまりはコユキくんにもウケるんじゃないでしょうか、って先輩と色々あった時に真帆が流したあの涙はなんだったのよー。むしろこれからもっと修羅場になる?。


NARUTO   1/26    休


スターシップ・オペレーターズ   #4    ★★★★
  愛の為にアマテラスに残る人もいれば、星を見る為にアマテラスに残る人もいる、って言われても。「俺達は戦争してるんだぜ、いつ死ぬかも判らないのにそんなこと考えられるかよ」というタカイの意見が全てのような。あんまり無骨に「国だ」「誇りだ」「自由だ」「平和だ」と主張してしまうと、僕みたいなクレーム人間だけではなくもっと上から怒られるかも知れないんで(笑)、18時台のアニメとして見るにはこれくらいで丁度良いんですけども。

  今回の相手は潜航?艦。つまりは見えない敵なので、今回は何とかして見つけなくてはなりません。そこで役に立つのが天体観測好きのお嬢さん、ってのはいいんですが…女性陣だけで観測(索敵)をする理由はよく解りません。やっぱり「愛の為に」ですか?。潜航艦のテクノロジーや索敵の基準云々に根拠があるかどうかは別にして、とりあえず論理が成立しているのでよろしいんじゃないでしょうか。これでもう少しキャラに愛着が湧けば…。


MONSTER   #39    ★★★★★
  ドイツ連邦捜査局の腕利き刑事ルンゲ警部。テンマから、ギーレンから、一連の事件の黒幕とされるヨハンの存在を聞かされていたのに…「ヨハンはテンマだ」という画期的な自説を貫き、「テンマの狙いはシューバルトだ」という見事な推理を披露。今度はシューバルトとカールから、ミュンヘンで起きた事件の黒幕とされるヨハンの存在を聞かされ…痕跡を残さない悪魔の存在をようやく認めた様子。まあルンゲ警部のことですから、素直に皆の言うことを聞く筈がありませんけど(笑)。今度はどんな見事な推理を披露してくれるのかワクワクしますよ。

  本編に関しては何をどう書いたら良いのか解らないので、こんなことでも書かないとやってられません。3匹のカエルとか言われたって、絵本の事を思い出したアンナにいきなり家出をされたって、こっちとしては何が何だかさっぱりなんですよ。とりあえず生きているという双子の母親の登場を待つしかないようです、ってまた主人公テンマの登場を1ヵ月以上も待たなきゃならないんですか?。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   1/25    ★★★★☆
  ファミリー向け番組にはつきものの赤ちゃん話。普通は主人公がやるもんなんですけど、何故か松竹くん&ムルモに白羽の矢が立ちました(笑)。既にミルモ(というより視聴者)の母親としてすっかり成熟した南さんよりも、普段可愛さをウリにして世渡りをしているムルモの責任感を育てようというスタッフの親心。全般的にコミカルな作画でありながら、ムルモと松竹君の絆を描くいい話でした。

  妖精は妖精と契約を結んだ人間にしか見えない、というのがこの番組の設定。今回は赤ん坊にも妖精が見えるという設定を付加しましたが、考えてみれば妖精が他の人間に見えないのは長く番組をやる上で相当厳しい制約です。長くやってる分、ナンダカワカンナイノが出てくるだけで面白かったりもするんですが、今回はそれだけではないスケールの大きさを感じました(笑)。街を埋め尽くすナンダカワカンナイノと、エロイ目つきの巨大アヒルって、正直頭がおかしいんじゃないかと思いますよ(誉め言葉)。


焼きたて!ジャぱん   #15    ★★★★☆
  落ち込む東を励ます河内&馬鹿アフロ、その助言から閃きを得て…月乃にリアクションを取らせるのは止めた方が良いと思います。そんな訳でリアクションをとってもらう為にも、河内にはヘタレ道を貫いてもらわないと!。焼きそば解説は専門家?として劉老麺@斎藤志郎がやってくれました、僕はこの斎藤志郎の溢れる胡散臭さが大好きです。S.H.ホコーのインチキ名古屋弁と合わせて、番組の雰囲気はひたすらに怪しい方向へ加速。駄目っぽいぞこりゃ(笑)。

  焼きそばドッグパンを食べ、犬と一緒にポーズを取る黒柳。名古屋コーチンを使った焼きそばパンを食べ、チンを見せようとする黒柳…を必死に制止する黒服の男達(おそらくテレビ東京の差し金)。もう何が何だか解らないんですが(笑)、とりあえず役者のテンションと演出・作画のテンションで豪快に騙された感があります。これが出来るなら文句はありません、アニメ化において1番難しいと思われたポイントを見事にクリアしてます。素晴らしい。


BLEACH   #16    ★★★★
  ファン待望の阿散井恋次@伊藤健太郎&朽木白哉@置鮎龍太郎、ついに登場。今にして思うと懐かしいエピソードですが(こればっか)、これがもう壮絶な前フリでして。と、原作既読者向けの話はここまでにして。しかしまあ石田雨竜、阿散井恋次、さらに黒崎一護(主人公)がホントによく喋るよく喋る。実力の伴なわない能書きと虚勢の張りっぷりは、あの“最遊記”を彷彿とさせます(誉めてます)。無神経なギャグの挟み方は“うら最”っぽくてイヤなんですけど(笑)。


ファンタジックチルドレン   #16    ★★★★★
  まだまだ続くギリシア編。序盤の何だか判らない展開に比べれば、これまでの謎に1つ1つ答えを与えてくれる今の展開は何と優しいことか。何故ティナの魂が地球に送られてしまったのか、何故科学者達がベフォーレの子供達となってティナを探していたのか、トーマは何故あんなにヘルガのことを気にするのか…等など。話が地球に戻った時にチットの存在を忘れやしないかという懸念はありますが(笑)、面白いんで何の問題もありません。

  ティナとそっくりなティナ。肉体の構成物質そして精神の構成物質まで完全に一致してはいるものの、同じだけでその実は全くの別物。精神についての知識が不足している僕らには何とも言えないんですけど、記憶までトレースできれば本人と呼んでも差し支えないような気もします。つまりは事象への応対が全く同じなら、それはつまり本人としてもいいんじゃないかと。とまあそっち方面の話は置いといて、さらにその身には強力な兵器が仕込まれているってんだから、実の親であるタイタス王の狂気も大したもの。これがつまり人形萌えの極致ですか!。


Get Ride! アムドライバー   #42    ★★★★★
  幾度と無くジェナス達ピュアアムドライバー打倒を試みるも、その都度煮え湯を飲まされてきた愛憎渦巻く昼メロ女キャシー。奥の手としてついにあのディグラーズ大先生を投入してきました!。だけならまだしも、勝利を万全にするために人質を取って脅迫するという鬼畜っぷりはさすが昼メロ女の面目躍如。これにはさすがのディグラーズ先生も激怒、キャシーから無理やり人質を奪い返してくれました。までなら美談で収まるんですけど…ディグラーズの反発にぶち切れたキャシー、何と事前に仕掛けておいた爆薬でディグラーズもろともふっ飛ばそうとする鬼畜っぷり。っていうかですね、もはや執念深いとかいう前に壊れてますよこの人(笑)。もう表情が滅茶苦茶怖いです。

  とりあえずキャシーについて一通り書いたところで、今回の主役であるディグラーズ大先生について。これまで単なる力馬鹿や暴力男といったイメージでひたすら描写され続けてきましたが、ディグラーズが力を追い求める理由と彼の存在意義を、このタイミングで真っ向から描くとは思いませんでした。彼は確かに力馬鹿で暴力男なんですが、それは彼がただただ純粋に強さを追い求めた結果なんだと。平和なこの時代ではなく、戦乱の時代に生まれていれば英雄として崇め奉られていただろうに…と。そんなディグラーズ大先生のイカレっぷり(笑)と、時代に存在を許されない悲しさが見事に表現されていました。こういう話をいきなりぶち込んでくるからこの番組は侮れません、できるなら最初からやれっての(笑)。


  日曜番組感想 1/23  
まほらば   #3    ★★★★★
  青葉梢、赤坂早紀に続く3人目のヒロイン?こと金沢魚子6さい@新井里美登場。6さいってジャスミン@ガッチンポーより年下じゃないですか!という、誰にも解らない話は置いといて。普段子供役で毒を振りまく新井里美ばかり見ているので、ここまで徹底的に無邪気な役は逆に恐ろしいです(笑)。とにかく何にでも興味を示し、善悪の関係なく突っ走り、誰にでも好意を持ち、遊び疲れたらすぐに眠る…という子供らしさが見事に炸裂してます。“くりくり”と“つやつや”に関してはいまだもって意味不明なんですけど(笑)。

  大家さん(青葉梢)は別人格に変身している間の記憶がない、だから記憶を補填しなければならない。この辺りをつついても仕方ないんですが、やっぱり鳴滝荘の面々で必死に口裏を合わせてるんでしょうか?。どういう条件で誰に変身するのか、って決まってるんでしょうか?。面々の対応ぶりを見ると、ほぼランダム選択な感が強いんですが…選択できたら倫理的な問題があるような気も。いつも大家さんに支えられている鳴滝荘の面々が、毎回その場の状況に応じて大家さんを支えている、ってのが正しい答え…というより綺麗な答えかも。

  #3にして白鳥くんの正式な歓迎会が開かれました。#2の感想でも書いたんですが、ここでようやく正式に鳴滝荘のメインキャラクター紹介。やっぱりいいなあ、余裕のある構成って。魚子の「みんな大好き」を、大家さん(青葉梢)つまり別の角度からもう一度言わせて、大家さんにとって皆にとっていかに鳴滝荘という場所が大切かを表現する…ってのは実に巧いなと。素直にそう思いました。


レジェンズ   #41    ★★★★☆
  レジェンズウォーの発動によって全てのレジェンズが正気を失い、サーガ達に残されたグリードー&ガリオン&ズオーもタリスポッドごと消滅。相変わらずCEOのハゲは何だか解らない理屈をくっちゃべってますが、今度はサーガの両親にまで駄目出しをする傍若無人っぷり。視聴者だけではなくその親まで炊き付ける、この番組の問題提起パワーもかなり極まってきました。まあ、例のパーキンス博士で場を和ませる演出はどうかなと思いますが(笑)。良し悪しはあれど、親の責任まで描くのは大地監督の十八番。さてさてどうやって着地するのやら…。

  レジェンズウォーの鍵を握っているのは空飛ぶネズミ男(シロン)、そしてディーノ&マック&メグが心の支えにしているのは主人公シュウゾウ・マツタニ。やっぱり馬鹿は馬鹿なりに主人公としての存在意義があったということで(笑)、シュウがここ数週間一言も喋っていないで番組の雰囲気が重い重い。馬鹿っぷりと言うか無茶っぷりではCEOも凄いんですが、こっちは逐一シャクに障るからなー。早いとこシュウなりの理論でCEOを打ち負かして欲しいものです。


金色のガッシュベル!       ★★★☆
  話がどうとか作画がどうとかじゃなくて、ゴールドカードを使いまくってデパートで買物しまくるナオミちゃんが怖かったです。っていうか、口から怪しい光を出して走る車輪付きのモアイ像みたいな物は何ですか?。あと、「ティオは多分ガッシュと一緒だから」という理由をつけて、高峰くんとのデートに漕ぎ付ける恵さんも怖かったです。これぞまさに「将を欲すんとすればまず馬を射よ」ですか(違う)。


ふたりはプリキュア   #48    ★★★★☆
  続編が制作されるから…かどうかは解りませんが、倒すべき相手はジャアクキングではなく灰色のムキムキマッチョへ。こんなに何だかよく判らないマッチョをラスボスに据えて、しかもツルツルしている頭にちゃんと光沢を入れる、スタッフのそのセンスにはもう拍手するしかありません。100人中100人が無駄だと思ってるマーブルスクリューを打つ、ポルンと番人が「ポポポポポポポポポポポ!」と言いながらビーム(プリキュアに向けた光の力)を出す、その力で全てを生み出す力を獲得したマッチョに勝利する、等などツッコミ所満載で面白過ぎ。


仮面ライダーブレイド   ★★★☆   #49(最終回)    ★★★★
  烏丸所長久々の登場。「いつチベットから?」「天王寺に命を狙われてな」と、お得意の御都合発言での辻褄合わせに僕の中でだけ拍手喝采(笑)。そしたら次は死んだとばかり思っていた橘さんが、これまた予定通りの復活(笑)。烏丸所長が助けたんでしょうけど、何故これまで姿を現さなかったのかは秘密です。最終回まで待たないといけないんです、多分。アンデッドの謎を解明する為にチベットに旅立った筈なのに、結局何の成果も挙げずのこのこ帰ってくる所なんかはさすが烏丸所長。1年間理不尽な役割を色々ご苦労様でした。

  結局最後はブレイドvsカリス。平成ライダーのラストが投げっぱなしなのは悪しき恒例となってしまいましたが(笑)、身内からラスボスを出す展開にはガッカリです。「俺とお前は戦うことでしか分かり合えない!」とかカリスに言われても、元々のコンセプトだった“人を護る仕事としてのライダー”は何処にいったんですか?としか。剣崎のアンデッド化も2人の世界に没入しているだけっぽくてどうにも。最後の最後まで剣崎×始さんを貫いたので、その手の趣向がある人なら楽しめたんじゃないかと。

  そういう意味では、#1から主要キャラがここまで成長しない番組も珍しいなと。その場その場で問題が生まれその場その場で解決する、そしてそこから何一つ学び取っていない(学んだという描写が見られない)、これはもうシリーズ構成の問題だと思います。唯一成長したな、と思わせたのはセリフが普通に聞けるようになったくらいですか(笑)。単に最初が酷過ぎただけなんですけど、この番組は#1の「オンドゥルルラギッタンディスカー!」が全てだったのかもしれません。

  カードスラッシュの組み合わせによる必殺技、ヒューマンアンデッドや5枚目のAなど面白いアイデアは幾つかあったんですけど…話の淡白さと特撮面の弱さが全てを台無しにしてしまった感があります。龍騎もファイズもラストはグダグダ(中盤は面白かった)でしたが、少なくとも特撮面では毎回夢中になれる程のクオリティを保っていました。そう考えるとブレイドは、ジャックフォームの貧相さも、キングフォームの必殺技のワンパターンっぷりも、特撮としては致命的でした。非常に残念。


特捜戦隊デカレンジャー   #48    ★★★★★
  デカレッド、アリエナイザーに寄生される。てなわけでデカレンジャーvsデカレンジャーの激しいバトルが繰り広げられ、「俺を撃て!」的展開へ。ここまではよくある展開なんですが、生身のデカレッドを攻撃して殺してしまう豪快さにビックリです(笑)。電撃拳で一時的に心臓を止め仮死状態にして、再び電撃拳で心臓マッサージするというタネ明かしはあるんですが…にしても豪快だなと。地球署を栄転するデカレッドからデカブレイクが魂を受け継ぐのに、これ以上の話は無いんですが…にしても豪快だなと。


かいけつゾロリ       ★★★★☆
  ゾロリ、天国より再び地獄に舞い戻る。警察に追い回されるなんて序の口、冤罪で投獄された刑務所からの脱獄まで色々やってきた当番組ですが(笑)、ついに地獄からの脱出というミッションに挑むことになりました。数ある地獄の中から7地獄を選択し、全てクリアすれば生き帰ることができるのです。のです、とか言われても困るんですけど(笑)。僕は「悪いことをすると地獄に落ちて永遠に苦しみ続けるんですよ」と言われ、地獄で苦しむ亡者の絵を見せられ、軽く布団の中でうめいたりもしましたが…今の子供達はどうなんでしょうか。

  血の池地獄はオナラで乗り越え、針山地獄は天国でもらったハリ治療の本でクリアし、オヤジギャグ(極寒)地獄は灼熱地獄と組み合わせて制覇。いい大人が揃ってオヤジギャグをマイクの前で叫んでいるアフレコ現場を想像すると、言葉では言い表せない感情が込み上げて来ますね(笑)。とか何とか言ってるうちに次回クライマックス、はたしてゾロリは無事地獄から復活することができるのか?。っていう煽り文句の日本語も、何だか間違ってるような気がしますが…それはそれ。



まじかるカナン   #3    ★★☆
  ちはや@広橋涼といきなり秋葉原でデート。舞台を秋葉原にする必然性があるわけでもなく、デート相手の少年にさして魅力があるわけでもなく、単にコスプレやフィギュアといった秋葉原を描きたかっただけという感が否めません。“相手は人間だから、浄化して助けてあげる”という気持ちが大切、というメッセージは解るんですが。いかにもなマニア達を前にナチュラルな反応を返してくれる広橋涼を見ていると、何だか“大金を積んで1日デート権を落札して無理矢理つき合わせている、けれど広橋涼はファンを大切にするので優しく応対してくれる”という最悪なイメージが浮かんでしまいます。これは…僕の被害妄想?。


ギャラリーフェイク   #3    ★★★
  貴重な絵画を扱うことを許された専門家クーリエ、技術と責任と絵画への愛が問われる、非常にやりがいのあるお仕事。今回は主人公こと藤田@森川智之が、その圧倒的な技術力と裏の世界への人脈を使って、クーリエでないにも関わらずクーリエとして活躍してしまうお話。飛行機の中という特殊な条件下、しかも絵画を狙う窃盗団がいたとはいえ、全員が藤田藤田藤田藤田でメロメロになっているのはどうかと(笑)。藤田の技術がどう凄いのか、今ひとつよく判らないので何とも言えないんですけど…森川フェロモンにはウットリさせられます。


モリゾーとキッコロ   1/22    ★★★
  山は綺麗、雲も綺麗、星空も綺麗。以上。


MAJOR   #10    ★★★★
  三船リトルの存亡を賭けたvs商店街野球チーム(大人でしかも強豪)の試合は、途中から降りはじめた雨が激しさを増し、文字通りの泥試合へ。最初は無理難題を押し付けられた両者が、いつの間にかただひたすらに野球を楽しんでいるから、こういう少年向けスポーツアニメってのはたまりませんよ。清々しいと言葉で書くのも、それっぽく番組を作るのも簡単なんですが、そこに根拠がある爽やかさってのはやっぱりスポーツものの特権ですね。


ボボボーボ・ボーボボ   1/22    ★★★★☆
  ハレクラニのゴージャス真拳闇奥義“デスマネー・スゴロク”に対抗し、鼻毛真拳奥義“オモシロスゴロク”を発動させ反撃に出るボーボボ。スゴロクと言いながら重機でハレクラニ+バカを引き回す様は、もはやチマチマした何かを超越した潔さを感じます(笑)。「ちゃんとサイコロを振らせろ!」「だめです」という理屈もクソもない応答1つで、全部チャラになるんですからラクなもんですよ。しかもこの重機引き回しを何度も何度もリフレインさせる念の入れようなので、重機に乗れない視聴者はアッという間においてかれてる感強し(笑)。

  とにかく今回はハレクラニ@三木眞一郎の見事かつ変態風味の強いやられっぷりと、ビュティ@野中藍の畳み掛けるようなツッコミが見事でした。作画が普段よりも好調なおかげで、特にビュティさんは色んな表情が全方向からしっかり描かれていて、それだけでも十分見応えがあったかと。そんなものは誰一人として求めていないんですけど(笑)。


ケロロ軍曹   1/22    ★★★☆
  いきなりサッカー対決が始まり、ギャラクティカ(以下省略)で唐突に終了。まあ細かいネタに今更突っ込んでいてもしょうがないんで(笑)、とりあえず“めざせ国立へ”“めざせ甲子園”の両方を抑えておくモア殿のナイスプレイに拍手。ホントに手堅く抑えてますね、色んな物を。後編。タママが通りすがりの神様として、地味なサッカー少年@浅野まゆみを指導する話。ちゃんと出来ているので特に言うことも無し。


ビューティフルジョー   #16    ★★★★
  「赤か青か?」「頑張れよ、相棒」という自称登山家(爆弾処理班)@長崎高士に案内され、妖精が出るという森へ入り込んだジョー達。“永遠に咲かない”と言われている花を守り続ける魔法使いアリサ@松岡由貴のひねくれた意地悪を、「咲かない花なんて無いさ」と大らかな心で受け止めきるジョー。ヒーローならではの大らかさと自信といった要素が、ジョーをはじめとして番組の隅々に満ち溢れてまして。見ていて本当に気分がよろしいなと。

  今回のゲストキャラはツインテール&デコの魔法使いアリサ@松岡由貴。ツインテールはまだしも、おデコの魔法少女って多分に松岡由貴すぎるような(笑)。それだけならまだしも、実は妖精だったというオチもまだしも、妖精語が何故か関西弁なのは…松岡由貴だから?それとも松岡由貴だから関西弁?。っていうかオチに方言を持ち出してくる、って凄いアイデア。


ロックマンエグゼStream   1/22    ★★★★★
  重力を操るグラビティマンをお前達に与えよう、というデューオ様からの啓示。思いがけず力を与えられたセコい泥棒達が取った手段とは…真辺さん@山口由里子(女性捜査官)の体重計の値を操作し、無理なダイエットで肉体的精神的に消耗させることだった!って、視聴者を馬鹿にしないで下さい(笑)。ジャイアント馬場(劇中では別名)の4倍という数値に対し、「そんなのおかしいよ」とロックマンがツッコミを入れてくれて助かりました(笑)。

  頭の悪いストーリーに加え、作画も良好。メイルちゃんも水着姿だけではなく、珍しく前半パートで色々頑張ってくれて…たんですけど。ネットセイバーの仕事になると途端に熱斗単独になるのは非常に残念。今の出来ならもう2人くらい足しても、どうにでもなるのになーと。せっかく水橋かおりが控えているのに、ツッコミに使わないのは損ですよ。真面目な話。しかしまあ、いい感じに頭の悪い番組ですねこれは。毎回毎回よくやるわ。


トランスフォーマーGF   #3    ★★★★
  聞き分けのよいお友達であるサイバトロンの皆さんをこき使って、快適な秘密基地を造りましょうというお話。子供的視点からすればトランスフォーマーと一緒に秘密基地を作ろう、秘密基地を守ろうってのはいいんじゃないでしょうか。派手にドンパチすべきか否かは何とも言えませんが、やっぱりこの手の番組には秘密基地が無いと!。基地に加えて“秘密”って、それだけでもう子供脳は満杯ですよ(笑)。

  この手の番組はバトルが何よりも大切。ビームや爆発のエフェクトは、スーパーリンクから各段に進化しているので、慣れてくればもっともっと凄いものを見せてくれそうです。ただ気になるのはサイバトロンの面々がやたらと多すぎる上に、しかも特徴といえるような特徴を描いていないので、バトルが今1つ盛り上がらないなーと。この辺はシリーズ構成次第で何とでもなりそうなんですけど。


ピーチガール   #3    ★★★★★
  化粧を駆使して顔にアザまで作って相手の気を引こうとするなんて、ここまでやる?スーパーさえ。てなわけで、主人公の彼氏であり真面目で純情なトウジ@木内秀信が、さえ@那須めぐみに手玉に取られ騙されていくという面白い展開になりました(笑)。主人公が何とかしてさえの手口をトウジに説明しようとするんですが、鈍感で純朴な男としては、友達の悪口なんかわざわざ聞きたくありませんよね。この辺の、男女における友達観の違いをしっかり捉えている所はさすが少女漫画。

  というか、まさにここまでやる?スーパーさえ。授業中の回し手紙、入院者におくる寄せ書き、そして涙と絶妙な引き際&ネコかぶり。学生ならではの手段と、女性ならではの武器を最大限に活かすその戦略は、もはや見ていて尊敬の念すら憶えます。いやホントに。学園ラブストーリーとして人気が出るわけだ、確かに…と納得。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #3    ★★★★☆
  ジャスミン@新井里美に靴下を引っ張られスプリングタウンに来てみると、何故かアークエ@芝原チヤコのクラスメイトでお金持ちのイエンズ@園崎末恵の写真が一面に張られていましたとさ。イエンズ曰く、“地球を崩壊させるとブランド物のバッグが貰えるので、一杯写真を貼って地球を崩壊させる”そうな。写真を貼っておくとまず地球人が群がり奪い合いになって、さらに宇宙人が加わって壮大な奪い合いになって…以上、イエンズによる地球崩壊計画の全貌でした。

  これだけならいつも通りの大袈裟展開なんですが、イエンズはアークエの想い人なので話がややこしくなるんですね。「無理でも無茶でもお金で解決出来ないことはない」と平然と言い放ち、人の話を全く聞かない上にナルシスト、というまさに完璧なイエンズにデレデレのアークエ。とは好対照なのが終始不機嫌なジャスミン、眉間のシワと不敵な笑みがチャームポイントの彼女ですが(笑)、今回は闘うべき敵がいるのでその度合も通常よりてんこもり。不機嫌多いに大歓迎。

  で、肝心の地球崩壊計画について。宇宙人は現われず、地球人すら写真に見向きもしないという状況に腹を立てたイエンズ。そんな状況から…何故かアークエが宇宙人に扮して、タケシ&ジャスミンの地球人コンビと戦うことになりました(笑)。かくも恐るべきはお金と愛の力よ!。当初の目的である地球崩壊を完全に忘れさり、“自分の写真を宇宙人と地球人が奪い合う”というシチュエーションの実現に全身全霊&多数の資金を注ぐイエンズには、もはや呆れを通り越してお嬢様の威厳すら感じてしまいます(笑)。

  それだけならまだしも、“イエンズが好き”という理由のみでタケシ達に笑顔で光線銃をぶっ放すアークエは…どうなんでしょうか(笑)。そこまでは愛の奇跡として認めるとしても、タケシに光線銃を渡して殺し合いを助長するジャスミンは絶対に間違ってると思います。擬似宇宙人と地球人が楽しそうに殺し合っている間に、イエンズとジャスミンが笑顔で写真を撮っている間に、現われたのは何と本物の宇宙人。写真を奪い合うどころか焼き払う宇宙人達に激怒したイエンズ、父に要請して自家用軍隊を発動。“宇宙人をやっつけろ!”との指令を受けた軍隊が狙うのは…アークエなんですね(笑)。ええ擬似とはいえ宇宙人なので当然です。

  後編。地面に「バーカ!バーカ!」と叫び続ける地球崩壊マン@高山みなみに対し、「おりこう!おりこう!」と必死に戦うアークエのお話。珍しくバトルメインの回…という表現が正しいかどうかは別として(笑)、「おりこう!おりこう!」「の反対!」という地球崩壊マンの秘技に対し、「おりこう!おりこう!」「の反対!」「の反対!」という秘技で必死に戦うアークエ。地球の命運をかけた2人の戦いに、視聴者も手に汗握る…筈。多分。

  ひとしきり戦ってそれなりに友情が芽生えた所で、地球崩壊マンから語られる驚愕の真実。実は街から街への旅ガラスゆえ友達が出来なかった為、「これだから地球が嫌いなんだ」と絶望し地球崩壊のアルバイトに手を染めてしまったんだと。非常に深い?背景と悩みを打ち明けられたアークエは、またすぐに転校してしまう地球崩壊マンに対し、最後の決戦を挑むのであった!。

  そこからは2人が「バーカ!」「おりこう!」と言えば屋台が吠え、ゴミ箱が感謝し、野菜が飛び回る…何だか解らない大決戦に。それなら最初に2人が地面に叫んでいたのはどうなったんだ、という気がしないでもありませんが(笑)、「よい敵は最高の友人なのよ」というジャスミンの格言で上手くまとまった気がします。アークエと地球崩壊マンの友情をちゃんと描いているので、“地球崩壊”という言葉だけ抜けば立派な子供向け番組なんですけど…全くそう見えないのがこの番組の凄い所です(笑)。



  1月21日  金曜日  
  ようやくこれまでの忙しさが一段落したので、貯め込んでいた最終回&新番組を消化しようと意気揚々と視聴開始。最初に見た“SDガンダムフォース:決戦ジェネラルvsみんな”でいきなりの感涙。およそ1ヵ月前に感想サイト各方面で絶賛の嵐だった、ラス前のあの話です。忙しい時に曖昧な気持ちで見たくない、という理由でずっと見てなかったんですけど…これなら確かに絶賛の嵐だわ、感動で泣いても何ら恥じることはないと激しく納得。いい物を見せてもらいました。





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