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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


  日曜番組感想 2/20  
まほらば   #7    ★★★★★
  かくれんぼ。鳴滝荘でかくれんぼ。ただかくれんぼをするお話。かといって中身が無いわけではなく、鳴滝荘の住人の性格と各場所をまとめて紹介しよう、という試みだったりするんですね。鳴滝荘ってのはこういう間取りでこういう部屋があって、住人の面々はこういう傾向で隠れるんですよと。これで視聴者はより一層鳴滝荘に没入していくんですね、いや実にお見事。

  元々キャストのハイテンションが楽しいこの番組ですが、今回はやる気満々の白鳥くん@白石涼子がカッコよかったです。“王様券で日々の平穏を取り戻したい!”という使命に燃え、たかがかくれんぼ(と最初に言っていた)に本気モードで挑む姿に惚れました。いや真面目にカッコよかったです。色気や怪談話など、あの手この手で白鳥君にちょっかいを出す桃乃恵@浅野真澄の無視されっぷりも中々いい感じでした。気がつけばテンション芸メインになってるけれど…いいのか浅野真澄!こっちの方が面白いんで僕的には大歓迎、ただし声優として人気を得られるかどうかは激しく疑問。

  ちなみに。桃乃恵こと酔っ払いが「便器の中に隠れてるかもよ?」という、冗談にもならないの戯言をのたまってましたが。大家さん…というか新井里美なら絶対便器の中に隠れている筈だ!と思ったのは僕だけですか?。僕だけですか。ですか。誰にも解らないからジャスミン@ガッチンポーとの混同はやめろ、と思ってはいるものの。大家さんの変身という逃げ道が用意されているので、考えずにはいられないんですよー!ですよー!と。うん、これでスッキリ。つまりやめるつもりは無いって事ですね(笑)。


レジェンズ   #45    ★★★★★
  ついに復活してしまったジャバウォック。と本編のドラマを滅茶苦茶盛り上げておいて、前回唐突に全く別ベクトルのお遊び回(しかも傑作だから始末に負えない)をねじりこみ、視聴者をやきもきさせるこの番組。今回はようやくシロンシーン(シロン+ランシーン)vsジャバウォック…をやってくれるのかと思ったら。シロンシーン(このまま行くぜ!)が「レジェンズウォーに勝利して文明を滅ぼす」とか言い始めたからさあ大変。もうこのまま主人公シュウに任せるしかないでしょう、「ねずっちょが好きだー!」といきなりの告白に拍手喝采。さあ目覚めろシロンシーン!衆道に!しかもショタコンに!それはちょっと行き過ぎです。

  ってな感じで話を盛り上げておいて、レジェンズクラブの歌を歌詞突きで放送するとは。しかもグリードーにDJっぽい役目まで与えて、視聴者からのリクエストに答えるとは。しかも何のツッコミもフォローもない上に、“シロンシーンを正気に戻すために皆で一緒に歌おう!”という目的でもないなんて。ただただ流しただけですか(笑)。一般的には誉められたもんじゃないと思うんですが、僕はこういう意味の無い(多分)ギャグが大好きです。

  “黒水晶レジェンズをカムバック→リボーンすることで、黒水晶の支配から解き放てる”、という意外な展開で部長達まさかの大活躍。すっかりこのオバっちょに愛着が湧いてしまったので、こういう役目を与えてくれるのは素直に喜ばしいです嬉しいです。そういう意味では前回の話も、全ての脇役に役目を与えるという重要な役割があったのかも。やり口は卑怯すぎるんですけど(笑)。


金色のガッシュベル!       ★★★★☆
  人間界と魔界の狭間を描くアニメオリジナル編。アニメオリジナルといえばジケルド、というくらい原作では忘れ去られた呪文ジケルド、相手が鉄なので今回も使用は確定でしょう。以前ネコっぽい魔物が出てきた時にも、ノリトー・ハッサミー相手に使っていたような。という細かいツッコミは置いといて。オリジナル編は原作と無関係な為、ガッシュの感情の起伏がやけに大きい為、どうしても一歩引いてしまいます。

  狭間の世界では本があれば人間無しで呪文が使える、という設定は中々興味深いんですが…本前提なのがいかにもな設定でちょっと微妙。とりあえず黒幕のマエストロのボスっぷり次第?。今回は清麿君が珍しく智略を発揮してくれたので、戦闘にメリハリがあって面白かったです。すっかりおバカさん達の面倒見&ツッコミばかりになってしまったので忘れがちですが、一応天才なんですよ彼は。今も…多分。


ふたりはプリキュア Max Heart   #3    ★★★★
  ミポメポが目覚めたので、自分も目覚めたいと断固主張するポルン。目覚めたとは言っても、プリキュアに変身する為の必須条件なので凄いのはスポンサーなんですけど(笑)。そうか、だからこそポルンがミポメポに対抗心を燃やすのか、納得納得。で、すっかり役目が無くなってしまったポルンが、第3の存在九条ひかりと接近遭遇する話。接近遭遇って、もう少し柔らかい表現はなかったんでしょうか(笑)。どっちも地球外生命体っぽいので、間違ってはいないんですけど。

  なぎさの部屋に居候して迷惑をかけまくる、メップル、ポルン、石の番人、長老、クイーンのかけら×1。設定上こいつらを置く場所がないのは解るんですが、番組が始まったばかりだというのに、面妖な生命体達が部屋でウダウダやってる所を見せられてもなーと思わずにはいられません。それぞれの家庭とか学校とか、もっと最初に描いておくべき要素が一杯あると思います。1年通して何を描きたいのか、テーマがまだ見えてきません。やっぱり九条ひかりの成長?。


仮面ライダー響鬼   #4    ★★★★☆
  おお、やっぱりヒビキ@細川茂樹かっこいい。#4にして本人によるライダースーツ着用(仮面のみ外した状態)を見せられるなんて、これだけでも“頼れるお兄さん”テイストを存分に発揮してますよ。あとは肝心の戦闘シーン、#1だけかと思ったら#4でも巨大な相手と戦ってました。さすがにフルCGではなく着ぐるみとの合成でしたが、こういう形でフレキシブルにサイズを変更して敵を出せるようになったら凄いなーと。“相手に円盤を貼ってバチでドンドコ叩く”という必殺技を、同サイズの敵に使うのはさすがに気が引けるんでしょうか(笑)。

  完全に分割されていた響さんと少年(まだ名前覚えてません)の話が、ようやく1つに。前者はライダーとして戦っていればさほど問題無いんですが、後者は視聴者が感情移入する為とはいえ…どこまでやるかの判断がちょっと難しかったので。ひと安心。中盤から後半を盛り上げるに地盤固めは欠かせませんが、この手の番組は最初の掴みが重要。実際どうやってライダーと少年の交流を描くのか、僕にはイマイチ想像できません。そこさえクリアすればこの作品、なんとでもなりそう。


魔法戦隊マジレンジャー   #2    ★★★★★
  #1で戦隊として目覚め、#2で巨大ロボお披露目。というセオリーにならって、今回はマジレンジャーロボ(仮称)登場。5人がそれぞれ巨大化&変身…って、これはまた思いきった設定ですな(笑)。間違いなく合体するのでそれは次回以降の楽しみとして、合体前の5人はそれぞれコンパクトなサイズなので、軽快な5体のロボ戦と重厚な巨大ロボ戦と使い分けできて色々面白そう。でもピンクをボールにするのはまだしも、兄弟皆でよってたかって蹴ったり殴ったりして相手にぶつけるのは…ピンクが頑丈ってことですか(笑)。コイツの売れ行き次第で作品の評価が決まる、もしくは作品の評価次第でコイツの売れ行きが決まるので、是非ともカッコよくみせて欲しいものです。

  今回の秘密基地は自宅内の隠し部屋、家族という設定ではあまり豪勢な基地を作れない(財源不明の巨大な秘密基地があったゴーゴーファイブは特別)ので、順当と言えば順当。空飛ぶホウキって使用時はCG必須ですが、今年はふんだんにCGを使えるんでしょうか?。それともアバレの乗れる恐竜みたいに時々しか出てこない?。メインである魔法を面白く見せるには勿論アイデアが重要なんですが、CG&特撮予算がどれだけ組めるかもリアルに関わってくるので。どうするのかなーと。

  最初に登場したのが巨大化したマジマザー、ってのはさすがに驚きましたが…いきなり負けちゃうなんて!デカブライト並の使い捨てっぷりですな。その母親の敗北を兄弟間で戦いに挑む勇気の差の表現に使い、一方で敵を紹介しつつ、一方で秘密基地の解説と戦いに挑む動機付けをする、ってのは中々見事な構成。これでようやく兄弟一丸となって戦いに…って、来週でもう兄弟ゲンカですか(笑)。おうどんとこい。

 #1で書き忘れたんですが、ナレーション&魔法詠唱@玄田哲章は反則です。僕の中では禁忌です。玄田哲章は玩具CMのシャウトで少年達の心を魅了する役なので、本編で使っちゃうとありがたみが薄れるのではないかと。どうでもいいんですけど。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #2    ★★★★☆
  迷い込んだジャングルでたまたま探検隊に出会い、尾行していったら謎の巨大洞窟に辿り付きました。で、探検隊のワンドッグ隊長が、探検用のリュックと孫のランドセルを間違えました。つまり隊長の孫のプリントの切れ端を拝借したゾロリ先生が、洞窟の中に埋蔵金があると勘違いするんですね(笑)。“どうぐつ”が“うんどうぐつ”で、“まいぞうきん”がまさか“3まい ぞうきん”とは思いませんわな。財宝探しと学校のプリントを組み合わせる、このセンスが大好きです(笑)。

  洞窟の中には何故か妖怪学校の先生とその生徒達。新シリーズなので番組の準レギュラーを解説するのは構わないんですが、ここでいきなり出しますか(笑)。明るくてオシャレに熱心な雪女、他よりも首が短くて太いことに悩むろくろ首、糸に粘りが無いので納豆を食べ続ける蜘蛛女、花柄の傘にしてみたら可愛くなってしまったからかさお化け。またどうでもいい悩みをどうでもいい方法で解決してますが(笑)、新シリーズなので生徒も総入れ替え?。ゴーゴン@くじらが好きだったのにー!嘘ですけど。

  埋蔵金の話をする際に、ちゃんと日本全国の財宝伝説を調べて地図にしてくれるのはさすが。子供向け番組にはこういう気遣いが大切です。“あしかがたかうじのまいぞうきん”とか“キングソロモンのひほう”とか書かれるだけで楽しいです、平仮名ブラボー!。ブラボーと言えばナジョー@岩男潤子とネリー@新井里美のなぞなぞコーナー、新井里美になぞなぞを読み上げてもらえるだけでもう。ブラボーです。



まじかるカナン   #7    ★★★
  危機一発どころかがっつりと重傷を負ってしまったナツキ。「ダメだよ!まだやることがあるのに!」と柊ちはや@広橋涼は言いますが、#7かそこらで絆とか言われても真剣になれません。僕の心が曲がってるんですか、という自問は放課後に。種のクローンの存在が発覚し、本編が少しずつシリアス度を増す中、久々に第2の魔法戦士セルリアンブルー登場。高飛車な彼女と協力して戦う、がテーマなんですが…セルリアンブルー周りを、もう少ししっかり描写しておくべきではなかったかなーと。

  店にやってきたお客さんにいきなり花束を貰ったちはや、「君のパートナーに」と言われて何の疑問も抱かずにナツキに花束を渡す…って何か間違ってませんか?。もう少し色々とやりようがあったんじゃないかと。モノローグで心情を語りながら服を脱いでいくちはや…に関しては割愛。僕の心が曲がってるんですね。納得。


ギャラリーフェイク   #7    ★★★★☆
  三田村@雪乃五月の招聘でオランダからやってきたラストマン博士@土師孝也、世界各地に散らばったレンブラントの作品を科学的に評価するレンブラント委員会の刺客。つまりは作品の真贋を握る絶対的な権威であり、真贋定かではないレンブラント作品を所持している美術館にとっては神であり悪魔。キュートなおヒゲにみとれている場合じゃございません(笑)。

  レンブラントが弟子にひたすら模写をさせていた、というのがそもそも問題なんですけど…今回は藤田@森川智之の鑑定能力に対し、ラストマン博士が自身の鑑定能力とレンブラント委員会のプライドにかけて、対決する話。だとすれば藤田ラヴがテーマな本番組としては。自身の鑑定の誤りを認めることが委員会の名を汚すことになろうとも、本当の絵画のよさというものは…と、ラストマン博士が藤田の前で白旗をあげるんですね(笑)。レンブラントの指紋を照合した、という鑑定ウンチクは何気に凄いような気がしますが。ホントの所はよく解りません。


モリゾーとキッコロ   2/19    ★★★☆
  キッコロ、カタツムリ、クマ、タヌキ、天狗による障害物競争。どこからツッコミを入れたらいいのかさっぱり解りません(笑)、何だカタツムリって。何だ天狗って。それはそれとして、鳥に乗ってレースを見守るモリゾーが神のようないい雰囲気を醸し出してました。さすがは年の功。


MAJOR   #14    ★★★★★
  デッドボールで死んでしまったおとさんのトラウマからか、デッドボール恐怖症になって内角にボールを投げられなくなってしまった吾郎君。「このままじゃ駄目だ!」と日本一の横浜リトルに勝負を挑むという、重症の自分に劇薬を投与する吾郎くんの無謀っぷりがもう最高。そんな間違った療法で壊れかける吾郎君に対し、熱すぎる魂で指導を施す横浜リトルの監督がもうカッコよすぎ。中途半端な正義もしくはモラトリアム(裏番組)とは比べ物にならない、真正面から正論を堂々と主張する姿には感銘すら受けました。凄いよ!吾郎君がまるで子供扱い(子供です)!。


ボボボーボ・ボーボボ   2/19    ★★★★☆
  電脳六闘騎士のパナとソニックを撃破。特にさしたる伏線もなく敵を出しては消していく、ボーボボお馴染みのマッチポンプ方式。ボケとリアクションとツッコミだけに全精力を注ぐ姿こそ、この番組またの名を男の生き様なので、何の問題もありません。ということで次の対決は、ゴシック真拳を操る詩人(名前です)vs魚雷チーム。やりたい放題な首領パッチと天の助に愛想を尽かすのは構いませんが、「助けてボーボボ」っていうヘルプは間違ってますよビュティさん。どうも今回はあらすじでも本編でも、ビュティさんの扱いが微妙。

  トゲトゲ馬鹿(首領パッチ)とプルプル馬鹿(天の助)は役に立たない(爆弾として使用)ので、詩人@下野紘と戦うのは勿論あの魚雷ガール先生@西川宏美。相変わらず根拠のないハイテンションで突っ走る魚雷先生ですが、“地獄魚雷女教師ぎょら〜べ〜”って元ネタに関する描写なしで成立するの?。「くっそー!こんな魚雷に負けてたまるか!」という主張はごもっともですが(笑)、魚雷ガール大先生はナポレオンなので観念して下さい。一方のクルマン&田楽マンvsボーボボ&ソフトンに関しては…来週。“あまりにも強すぎるボーボボ達に不安を感じる今日この頃であった”というナレーションの締めくくり方はちょっと面白かったです(笑)。


ケロロ軍曹   2/19    ★★★★
  忘れ去られた存在の逆襲、ということで幽霊さんによるリベンジ話。そういえばちょくちょく出てきてましたが、それはこの為の前フリなのか今回が単なる思い付きなのか…僕にはよく解りません。とりあえず幽霊さんの過去を上手く整理して、いい話に仕立て上げるスタッフの力は見事なもんです。ギロロも記憶を失う、というボケをしっかりかましてましたし(笑)。あとは小雪@広橋涼の陰陽道がちょっと面白かったです、やっぱりこういうテンション仕事が天職なのに…今からでも遅くありません、是非とも陰陽大戦記に!同じサンライズ制作ですし!。そういう問題?。


ビューティフルジョー   #20    ★★★☆
  目が覚めたらジョーひとり列車の中。周りを見回すと眠っているジャドー三幹部が。いきなり戦闘が始まったと思ったら、そこに割って入ったのがネコ車掌@伊倉一恵。不思議な威圧感と戦闘能力で、ジョーと三幹部をおとなしく座席に押し込める。元ネタがよく判らないものの、怪しい雰囲気を醸し出す演出と伊倉一恵の演技に参りました。ここまで魅力的な始まり方をしておきながら、“オモチャは遊んで欲しいのです”という後半への繋ぎが今1つでした。三幹部の幼少期の子供っぷり(男性声優の幼児演技)や、列車から現実に戻れなかったグラン・ブルース(馬鹿)は面白かったのに…惜しい。


ロックマンエグゼStream   2/19    ★★★☆
  南の島でバカンス、ではなく種子島でロケット打ち上げ。H2Aロケットにヒントを得たのかどうかは解りませんが、ロケットの運送や発射カウントダウンなど色々調べて作ってあるのは良きことかな。で、今回は…ロケット打ち上げを邪魔するテスラと、テスラの素性を知らずにモーションをかけるチャーリーのラブロマンス。先週は花火+人情物で今週はロケット+ラブロマンス、何ともバリエーション豊富な番組です(笑)。

  ただ全体的に作画のクオリティが低調。肝心のロケット打ち上げを巡るバトルすら、何だかいい加減に見えてしまうのは問題なんですが…南の島でバカンスするテスラの大胆極まりない水着姿に、持ちうる人員を結集する所がこの番組らしいというか(笑)。力の入れ所を知っているというか。意外にテスラ@根谷美智子でもアリだということが判明したので、今後の展開に期待です(何だそりゃ)。


トランスフォーマーGF   #7    ★★★★
  惑星スピーディアのリーダー、ニトロコンボイ。リーダーとは名ばかりで、善悪の区別なく何もかもレースで決める単なるスピード狂。幾らサイバトロンやデストロンを知らないからって、マスターメガトロンに「俺に勝ったらプラネットフォースを見せてやる」じゃないっての。それはまあいいとして、カーレースシーンに妙に力が入っていたのには驚きました。単にトランスフォーム状態が長く続くだけではなく、ドリフトやスリップストリームまでやられた日にはもう…何の番組だよと(笑)。


ピーチガール   #7    ★★★★★
  色々な苦難を乗り越えて、柏木さえ@那須めぐみを打倒しトウジ@木内秀信と復縁。「それは、生まれて初めてのカレシのいる夏休み」という訳で、のっけからノロケ連発で「ラブラブです」だそうです。まあそれに関してはどうでもいいんですけど(笑)、友達はおろか先輩までも友好的で前回までとはまるで別番組。そういう状況になって初めて気付く、カイリ@鈴村健一の優しさよ。そんなカイリの軽さは相変わらずですが、何なんでしょうかこのいい男っぷりは。鈴村健一なのに。いわれのないレッテルを貼るなっての。

  で、トウジにキスを迫られて動転したり、2人だけのラブサインを決めて恥ずかしがるトウジに拒否されて険悪になったり、仲直りして一層愛が深まったり。どうでもいいバカップルぶりを存分に見せ付けられて、もうお腹一杯です(笑)。それよりも主人公と完全に立場が逆転し、クラスに居場所が無くなってしまった…さえが面白かったです。存在感が薄まって質量までも減少してしまう、という表現は極端ながらも見事。

  トップモデルことジゴロウ@諏訪部順一登場。まさかのひとめぼれ&全校生徒の前でお姫様だっこ&いきなりのキスによって、ついに(1話で)さえ復活。展開が非常にスピーディーで毎回毎回ついていくのが大変です(笑)。ジゴロウがキスした瞬間、さえが光に包まれピンク色の煙がモクモクモクと。ここまでの表現は少々大袈裟でしたが、さえの姿がまだ見えていないのに、さえの重さの変化で彼女をだっこしているジゴロウの両腕が下がる、という細かい表現には驚きました。ディフォルメ演出も冴えていて、今の所この番組には隙らしき隙が見当りません。鈴村健一の性格がちょっと軽いくらい?だからレッテルを貼るなっての。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #7    ★★★★☆
  今回からOP映像が変更されました。土曜7:00→金曜17:00の移動時に変更されなかったのに、何故今頃変更されたのかはサッパリ解りませんが(笑)、いい加減な格好でいい加減なダンスを繰り広げていた前OPとは違い、ちゃんと曲に合わせたダンスを踊っていてちょっと感動。個人的にはシュウメイ&アーティー&ダートゥーのダンスが怪しくていい感じです。でも前OPと比較してみると、やっぱりジャスミンが随分可愛くなってますね。さすがに見た目少しは可愛くないと、色々差支えがあるんでしょう。じゃあ前OPは何だったんでしょうか(笑)。

  “キャッシュキャッシュ シュッポッポー パンチッチーの ガッチンポー”という、もはや勢い以外に何の情報も含まないサブタイトルで始まりましたガッチンポー。機械に弱いけれど負けず嫌いの無敵老婆アーマ@あきやまるなが、音声ガイドつきのキャッシュディスペンサー@佐久間レイをぶん殴ったら、キャッシュディスペンサーが怒って応戦し始めたからあら大変。ひとしきり死闘(誇張あり)を繰り広げた後、アーマとキャッシュディスペンサーの間に友情が芽生え…って何だそりゃ(笑)。さらに「いい事をするキャッシュディスペンサーは細かいことにこだわらないの」と言い始め、顧客の貯金を慈善活動に使い始めるからもっと大変なことに。横領とか使い込みって言葉を知らんのか(笑)。

  「貧しいからって馬鹿にしないで頂戴!」と、人様の貯金による慈善活動はさすがに拒否されましたが…「それならパーッと使っちゃおう!」って。罪が重い方罪が重い方へと話がシフトする潔さはある意味見事、こんなインモラルな話この番組ぐらいでしかできませんよ(笑)。てなわけで、アーマとキャッシュディスペンサーによる宝石ブランド買物三昧またの名を使い込み開始。仕上げは高級レストランでフルコース!という所で、「私機械だから食べられないわ」って今更かよ!。そこで「ご愁傷様」とひとりステーキをぱくつくアーマの器のデカさには参りました、あんたホントに無敵だよ(笑)。さすがに収拾がつかないので夢オチとなり、アーマはキャッシュディスペンサーをぶん殴ったことを反省するんですが…夢だからって好き放題やりすぎです。いやホントに。

  そんなことよりキャッシュディスペンサー@佐久間レイ様(当サイトでは呼び捨て禁止)ですよ、ベテランだからってまさかキャッシュディスペンサー役だなんて。しかも道徳的に問題アリなキャッシュディスペンサーだなんて。顧客対応時の感情を廃した声、使い込み時の本当に嬉しそうな声、そして感情を廃しながらも怒りに満ちた声、と見事な演技を存分に楽しませてもらいました。僕の中では「佐久間レイのポジション(僕の好みではなく、業界的な位置づけ)を担えるのは新井里美しかいない」と前々から思ってたんで、新井里美と佐久間レイの競演には感慨深いものがあります。僕と同じ趣味の音響監督もしくはキャスティングマネージャーに感謝します。

  後編。アークエ@芝原チヤコのクラスメイトのジェンパオ@坂口大助の様子がおかしい、とアークエに呼び出されたタケシ@小林ゆう&ジャスミン@新井里美。ジェンパオが背負っているのは何と失恋パワー蓄積装置、失恋した際に生じる失恋マイナスイオンを蓄積し一気に爆発して地球を…(以下略)。そのジェンパオの恋の相手は綺麗な売店のお姉さん@倖月美和なので、何とかして「ジェンパオの恋を実らせるのー!」と言うわけです。「ムリムリムリムリ、絶対ムリ」と颯爽と諦めてしまったアークエ&タケシに対し、ひとり使命感をスパークさせるのは我等がジャスミン。2人の首を絞めて恫喝するのはまだしも、「売店のお姉さんが不幸になっても、世界が平和ならそれでいいのよー!」という宣言は…どうなんでしょうか(笑)。

  てなわけで、ジェンパオがジャスミンに弄ばれるお話です(笑)。似合ってない王子様ルックを無理矢理着せて、馬(タケシ&アークエ)に乗せて「完璧だわ」って、何を根拠にしてるのかサッパリ解りません。しかも大方の予想通り作戦失敗→地球崩壊の大ピンチになっちゃうし。何をどう贔屓目に見ても、世界の危機にかこつけて遊んでいるだけとしか思えない駄目駄目番組です。でも…番組ラスト、ジェンパオと親分であるモンジャン@神代知衣の会話、「オレが馬鹿でした、恋にうつつを抜かして自分を見失ってました」「恋とはそういうものだ、またすればいい」って。何なんでしょうかこの含蓄あるお言葉は。最初からやれっての(笑)。


舞-HiME   #20    未見


ポケットモンスターAG   2/17    ★★★★
  ポケモンコンテスト キナギ大会そして間近に控えるグランドフェスティバル…ってな訳で、最近多くなってきたハルカ主役回。たまたま出会ったトシキ@近藤隆と仲良くなったら、いきなり「ワタシのトシキに手を出さないで!」と勘違い全開のエリコ@千葉千恵巳が出てきてもう大変。幼馴染の権限を振りかざしひたすらぶっちぎるエリコもアレですが、その傍若無人ぶりに何も言わないトシキも十分間違ってます。「じゃあ3人で」じゃないっての、双恋ですかっての(笑)。

  挑発的な態度をとるエリコに対抗心を燃やし、気がつけばやる気満々でコンテストに挑むハルカさん。エネコを使うのは別にいいんですけど、また“ねこのて”頼みの直感ヒラメキ戦略かと思うとちょっと憂鬱。ちなみにライバルの使用ポケモンはトシキがヘルガー、エリコがルージュラ。勘違い女にはピッタリのルージュラとはいえ、相性では完全にヘルガーが有利。このカップル、やっぱりトシキが主導権を握っているのかも。どうでもいいことですけど。

  それよりも何よりも。曲がりなりにも人間同士の、しかもタケシではなくハルカの恋愛話、ベクトルが間違って単なるいがみ合いになってしまうのは許容できるとしても。何でこういう話を、前々回シュウが出てきた時にやらないんですかと。シュウのファンもしくは幼馴染と名乗る女の子を登場させて、シュウもハルカをライバルとして認めているので…という形にすれば!出来るじゃないですか!それなのにそれなのに、シュウが出てきてもハルカはソーナンスと戯れるだけ、という話でお茶を濁したスタッフの罪は重い!。スパークし過ぎですか(笑)。


陰陽大戦記   #20    ★★★★★
  伏魔殿内捜索部長、大鬼門建設部長、天流討伐部長、それに加えて技術研究部長。素敵に組織だっている地流に乾杯、何でこの番組はこういうどうでもよさげな所がリアルなんでしょうか(笑)。そんなこんなで視聴者の危機感を煽っておきながら、主人公達はボート部の合宿に勤しむ…って。しかも合宿とは名ばかりで、その実はモモちゃん妄想大爆発だからもう。どうしたらいいのか(笑)。「夏の野菜を食え!」って、ツッコミも完全に間違ってます。何だこの番組(誉め言葉)。

  というゆるーい展開を前半で見せておきながら、後半はリッくん打倒の念にとりつかれたとイゾウの激しい対決。自らの式神を道具としか考えず無理矢理大降神を引き起こしたイゾウと、互いを思いやる心ゆえに百鬼滅衰撃を発動するリッくん&コゲンタ。そして大降神vs大降神へと展開、バトルの迫力も相当なものでしたが、それ以上にリッくん&コゲンタの深い絆に当てられっぱなし。というのは半分冗談半分本当。それくらいバトルの迫力と2人の関係描写が見事。一見変化球なのに実は直球、この番組らしさ溢れる素晴らしい出来でした。


BECK   #20    ★★★★
  「音楽で世界や人の意識を変えられる」と信じる人達々が始めたイベント、グレイトフルサウンド。大物プロデューサーの怒りを買って活動を制限されてしまったBECKが、実力でのし上がる大チャンス到来。それもこれも、これまで続けてきた真摯な活動が評価されてのこと。コユキもBECKの面々も、それに見合うだけの苦労を相当積み重ねてきましたから。ここまで続けてきた番組成立ギリギリの地味な展開、それがようやく実を結ぶ…んですよね?観客から総スカンとかになったらそれはそれで凄いかもしれませんが(笑)。

  いきなりコユキの部屋に乗り込んできて、「今日泊まっていく」と言い出す真帆。さらに1つしかないコユキの部屋のベッドを占領し、コユキを呼び寄せて「映画のコユキ、すっごくかっこよかったよ」と大絶賛しておいて…そのまま就寝って。何だその生殺し(笑)。スヤスヤと眠る真帆に背を向けて、ギターをギュッと抱きしめて眠るコユキの姿に涙が止まりません。新体操部の増岡さんのレオタード姿に目が釘付けになるのも当然ですよ、コユキに罪はありません!。


NARUTO   2/16    ★★★★★
  笛の音で亡者×3を操る遠距離タイプの術者多由也と、冷静な分析と緻密な作戦で相手の動きを封じるシカマルの対決。争点は非常に単純、遠距離から繰り広げられる亡者達の攻撃をかいくぐり、シカマルが近付いて多由也の動きを封じられるか否か。逆転につぐ逆転と見せかけておいて、全て考慮の上で一歩一歩相手を追い詰めていく戦略は中々のもの。でも影真似の術って能力的にも絵的にも微妙ですよね、やっぱり。だからこそシカマルの智略が引き立つんですけど。


スターシップ・オペレーターズ   #7    ★★★
  スパイの子(レンナ)の死に関しては省略。で、次の戦闘は“アマテラス+シュウ護衛艦 vs 王国精鋭艦×4”。絶対に負けられない戦いの筈なのに、体面・格式にこだわる辺りはさすが王国。老人達万歳、これからは若者の時代ですか。ただ。生死を賭けた実戦を勝ち抜いてきたシノンの言葉に、さほど重みが感じられないのは…話数と描写の絶対的不足でしょうか。いきなり出て来た機関長とのアレコレも、同様に性急な感が否めません。てな訳で(どんな訳だ)次回、シノンの立てた作戦に期待。全てはそれ次第。


MONSTER   #42    ★★★★★
  ある鍵を入手した人道主義のジャーナリストことグリマーさんが、颯爽と謎の面々に狙われてしまい…痛々しい拷問を延々と受けるなんて、さすがこの番組と言うしか(笑)。殴る蹴るの単純な暴力ならまだしも、爪切りで指の肉をバチンバチン切っていく、筆舌に屈し難い見事な拷問。肉が切れるイヤな音、拷問するゼマン@掛川裕彦の優しげな態度の裏に隠された狂気、そしてグリマー@田中秀幸の悲鳴と拷問に負けない精神力。出来は素晴らしいんですけど、もう2度と見たくありません。思わず目を逸らしそうになりました、って音が痛々しかったんですけども。

  東側の復活をヨハンに託そうとか、511キンダーハイムを統率できるのはヨハンだけとか、色々と今後の展開の鍵を握る話をしてましたが。どうせこの話題が劇中で明らかになるのは、長々と引っ張って忘れた頃なので。素直に忘れることにします。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   2/15    休み


焼きたて!ジャぱん   #18    休み


BLEACH   #19    ★★★★★
  まさかの朽木ルキア極刑決定で、ついにルキアの位置が不動のものになりました。万歳!って書くと意味不明なんですけど、多分大筋では間違っていないと思います。女性的にはおそらくこれが1番燃えるシチュエーションなんでしょう、ってさっきからやけに発言がトゲトゲしいのは気のせい?気のせいです、多分(憶測)。

  で、一護くんはというと。落とし穴に落っこちて、鎖に食われて、空腹&渇水から涙と鼻水を自給自足していたりするんですね(笑)。こっちはまさに意味不明ですが、特にフォローはしません。つまりは死神となるか虚になるかの特訓(訓練とは言いません)で、後者へと堕ちてしまう絶体絶命のその瞬間に描かれた一護の精神世界。漫画で見た時も随分抽象的だなーと思いましたが、映像にしてみるとより一層抽象的でした。雰囲気を損ねることなく映像化してますね。


ファンタジックチルドレン   #19    ★★★★★
  自分の魂の記憶を辿り、これから進む道を決意した…からかどうかは不明ですが。ヘルガの髪は白く、そして瞳は青く、ギリシア人のそれへと変化してしまいました。絵的に映えるのでこれは大歓迎。で、完全に平静を取り戻したヘルガに対し、無力感にさいなまれるトーマが何とも哀れ。これまでずっとティナを護ってきたのに、ソランとかセスとかギリシアとか言われても…話が大きすぎて自分の手には負えない、というのが正直な所。さらに、ソランを信じて待ち続けるヘルガを護る、ってのも動機としては非常に複雑。それでも主人公としてトーマの奮起に期待。


Get Ride! アムドライバー   #45    ★★★★★
  キャシーによるまさかのジノベゼ暗殺によって、いよいよラストに向けて盛り上がってきましたアムドライバー。っていうか、政治的感情的理由で自分のパトロンを暗殺しておいて、平然とその手に権力を握るキャシーには…ただただ恐怖するばかり。こんな怖い人とは一生関わり合いになりたくないです、いつ殺されるか解ったもんじゃありません。

  激動する情勢を踏まえ、“ガンザルディは信用できるのか”を議論するジェナス&ニルギース。この番組でも1番の理想主義者達が話し合っても結論が出るわけも無く、いきなり現われたガンザルディに「お前達子供の時間は終わりだ!」と一喝されてしまいましたとさ。ニルギースも子供扱いですか、まあこれまでの言動を見るに妥当なんですけど(笑)。ちなみに、ジョイが中途半端なピースで勝手にゼアムジャケットを作ったのは、やっぱり駄目だったようです。そりゃ秘密のテクノロジーなんですから当たり前ですよ。

  そして。ゼアムのピースを巡って、ついにガンザルディとの直接対決。そもそもジェナス達にピースを集めさせた理由も、今となってはサッパリ解らないんですけど(笑)。これまでの中途半端なバグシーンやキャシー達を遥かに超越した、圧倒的なパワー&スピードは威厳があって素晴らしいと思います。ガンザルディまでキャシーに操られているのはどうかと思うんですが、ガンザルディの元ローディー(メカニック)に指摘させることでそのヘッポコぶりを何とか中和。これぞまさにギリギリの綱渡り。


  日曜番組感想 2/13  
まほらば   #6    ★★★★★
  茶ノ畑珠美@堀江由衣。大家さんこと青葉梢@新井里美の友達であり、大家さんに友情以上の感情を寄せているに違いない高校2年生。今回は珠美ちゃんが白鳥くんを色んな写真で脅して連れ出し、白鳥くんのアレやコレを徹底的に調べ尽くすお話。「色んなことに巻き込まれてひたすら苦労し続けるのは辛くないですか?」という問いに対し、“だからこそ得るものがある”と主張する白鳥くん。はっきり言って得るものは迷惑だけで、何の足しにもなってないんですけど、それを前向きに受け止められる白鳥くんが素敵過ぎます。こういうことを素直に口にできる、ってのはさすがだなあと。

  でも男子高出身、女子高初潜入でしどろもどろになっていたのに、壁ひとつ隔てた風呂内で珠美と会話する白鳥くんには違和感を感じました(笑)。女子高といえばオカルト研究会の部長、珠美に「顔面蒼白オタクゾンビ」となじられて大喜びする…って、この人も変態か。鳴滝荘、デザイン専門学校、商店街、女子高、ホント何処にでも面白そうなキャラがいますね、1年スパンでも話に困らないかも。ちなみに。珠美が白鳥くんを写真で脅してましたが、あれを公表されて困るのは大家さんなのではないかなーと。

  毎日徹夜で繰り広げられる宴会、内職から逃げ出す母の姿、縁側で酒を飲む面々、料理&風呂掃除に勤しむ大家さん、これが鳴滝荘の午後だそうです。暮らしたい環境かと聞かれるとさすがに返答に困りますが、披露困憊で帰ってきて「お風呂の用意できてますよ」と大家さんに言われると…参りますね(笑)。真面目な話。でも、ガンガンWINGのCMの語り口が随分マイルドになっていて少々不満。もっとこう、毒とは言わないまでも新井里美テイストを…って、スポンサーに噛み付くなっての。


レジェンズ   #44    ★★★★★
  エド主役回。この後に及んで、元営業のさえないおじさん兼火のサーガ、今は職なし兼火のサーガことエド主役回。シュウとシロンが復活し、DWCに乗り込んで仲間を救出(ちょっと違う)、究極の闇のレジェンズであるジャバウォックがリボーンされてしまって…という所でエド主役回。しかも以前ハルカ父でもやった古畑任三郎のパロディを、エド&ファイアージャイアントでもやってみましたと。何だそりゃ(笑)。さらに特製エドさんCGによるOPや提供クレジットも大放出、山本リンダもビッグフットのリンダ役で色気をバンバンふりまいて…もう駄目だこの番組(笑)。

  とはいっても、これまで登場した脇役を集めて本編の裏側を語ろう、というナイスな試みだったりします。様々な時点でチラホラ出てくる脇役達、これがもうオールスター?と言っても差し支えない程のフォローっぷりでして。番組の流れと脇役の動きを完全に把握しないとまずできない、見事な構成には感服するばかり。こういう話を1つでも作ってもらえると、番組世界観の深みが一気に増すので大歓迎。

  1話丸々使ってエドとファイアージャイアント、つまり人間とレジェンズの絆を描き。正気を失ってしまったサーガとレジェンズの友情が復活する、と何気に運命の螺旋を切り抜けてみせるとは。ただ、ここまで見事にエド&ファイアージャイアントでまとめられてしまうと、次回の活躍を楽しみにせずにはいられないんですが(笑)。


金色のガッシュベル!       ★★★★
  オリジナル展開その2。ブラゴ&シェリーと戦う動機付けの為だけに、いきなり魔物を出して消してしまうのというのは…ちょいと強引かも。そのお陰でガッシュvsブラゴの迫力ある戦いが見られた、といえばそうなんですけど。やり過ぎると番組が駄目になってしまうので、お気をつけ下さいませ。でも夜中の森でブラゴ&シェリーに会ったら、冷静な判断なんて出来ませんよね。ブラゴはまだ物の怪or幽霊として納得できますけど、日本の京都(奈良?)でシェリーは…さすがに怖いんじゃなかろうかと。

  人間界と魔界の狭間、その世界を統べる王マエストロ。飛鳥時代の遺跡を使ったからって、飛鳥時代っぽいデザインは…どうなんでしょうか(笑)。という細かいツッコミはさておいて、オリジナル展開で異世界ってちょっと安易過ぎません?。おそらく魔界の王候補とか、王たる資質とかを描くつもりだと思うんでそれ次第なんですけども。


ふたりはプリキュア Max Heart   #2    ★★★★
  ミップル、メップル、ポルン、石の番人、長老、クイーンのかけら@永野愛。それら全てがなぎさの部屋に御厄介になっている、これはさすがに迷惑にも程があります(笑)。クイーンは命と心とハーティエル(かけら)×12に別れてしまった、ってことは新キャラこと九条ひかり@田中理恵がクイーンですか。さらにハーティエルが足りない分、ひかりは感情が欠落してると。住居云々に関してはアカネさん(タコヤキ屋)を洗脳してクリア。おお何とマニア心をくすぐる設定でしょうか(笑)。

  #1の感想に引き続き、新シリーズの設定について。今回の敵は前シリーズ後半のマッチョメンに鎧を着せてみた風のムサいオッサン@上別府仁資、いかつい方が絵になるのでこれはこれでよし。前作中盤から完全に無視されていた(笑)メポミポ飼育について。今年も最初だからの大盤振る舞いですが、ストーリーに絡めようがない玩具を扱うのは大変だなーと。実際どうでもいい設定ですし。高校に進学した藤P先輩@岸尾大輔。中学時代も学校が別だったので、なぎさとの関係は大して変わっていないんですが…今年こそ決着つけてくれるんだろうなと。


仮面ライダー響鬼   #3    ★★★★
  親戚の法事で訪れた屋久島。そこでヒビキさんと出会い…という#1#2を経て、本来の舞台である東京に帰ってきました#3。そこでまたミュージカル調の登校風景を見せられた日には、スタッフの本気度を知ってかなりドキドキしてしまいました(笑)。この演出の目的も効果も今1つよく解りませんが、1年続けたらこれはこれで凄いかも。いつかバトルもミュージカル…はさすがに無いだろう、と言えない所が怖いんですけど。

  で、本編。屋久島でオニグモと戦い、次は奥多摩で6年振りにヤマビコ?との戦いに向かうヒビキさん。これまでの戦いの振り返りかたや、ヤマビコ探索の手慣れかたからして、今回の仮面ライダー(今の所は言明なし)は、かなり組織化されている仕事のよう。仕事はブレイドでしくじってますから何とも言えませんが(笑)、どうせやるならライダーと敵の存在を社会に対してリアルに描いて欲しいものです。

  “ライダーである事”を強く求められていたこれまでの平成ライダー達とは違い、ヒビキさん@細川茂樹はいい感じに力が抜けていて、さらにそれを演じる技量も十分にあるので、見ていて不安とかストレスを全く感じません。変身前の仮面ライダーに素直に(番組開始直後から)好感を持てるって、何て素敵なことなんでしょうか。これだけ突っ走った番組を作るために主演を固めたのか、主演を固めたから突っ走ってしまったのか…個人的には前者を予想。


魔法戦隊マジレンジャー   #1    ★★★★★(豪勢な特撮に)
  アバレンジャーの時も方々で指摘されていましたが、マジレンジャーって。マジって。魔法とマジ(本気)って意味全然違うじゃないのよ。予告映像ではためくマントを見た時に、玄田哲章の「マージマジ・マジーロ!」という合言葉を聞いた時に、底知れぬ不安が僕の脳味噌を支配していたんですが…この番組大丈夫?。もはやこれは毎年恒例の不安噴出祭りなので、そんなに気にしないで下さい(笑)。響鬼にも同じ事を言いました、かなり意味合いは違ってましたけど。

  5人が職業で繋がっていたデカレンジャーとは違い、今回はゴーゴーファイブと同じ5人兄弟という設定を採用。家族という設定は視聴者にとって感情移入しやすいものの、全員同条件であることからドラマがさほど深くならない…のはシリーズ構成次第でなんとでもなります。多分。ただ、いきなり母親がマジマザーに変身して、特に指導もなく全員マジレンジャーに変身している所を見ると、ちょっと浅いので微妙かも。1番年下なのがマジレッド、という設定も面白いんですが…演技が下手だと途端に駄目駄目になってしまうので。頑張って下さい。

  特撮番組は最初は豪勢な特撮で視聴者を引き付け、出演者&スタッフがこ慣れてきた辺りからが本領発揮。#1は普通見られないような火薬やCGがバンバン使われるので、マジレンジャーも同様に魔法を使って迫力満点のバトルを展開。“魔法”という要素を戦隊物で同表現するのかは今だ未知数ですが、バトルの幅が広がるのは良いことです。勿論内容が良いに越したことはありませんが、特撮がカッコよければ何もかも帳消しになるのがこの手の番組のいい所。アクターの皆様、今年1年よろしくお願いします。

  で、問題のEDに話を移します。デカレンも色んな意味で問題だったんですが(笑)、今回は女性ボーカルに軽く歌わせて、面々に楽しげに躍らせる…別の意味で問題のEDでした。これを見る限り今回の“魔法”という設定は、従来の視聴者である男の子以外にも、女の子を視聴者として獲得する為の試みなのかもしれません。さすがに考え過ぎ?。てなわけでマジレンジャーについて色々書いてきましたが、僕の中でデカレンジャーの評価が高過ぎて損をしている…筈。#1でそんなに文句をつけてもしょうがないので、#4までにどうなるかを期待します。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #1    ★★★☆(総集編はさすがに…)
  何で番組タイトルが変わったのかなー、と思って新OPを見たらビックリ。あ、まず新OPは前OPに負けず劣らずのハイテンションでいい感じでした。特に終盤の盛りあがりは秀逸です。で、“監督:錦織博→亀垣一”“シリーズ構成:関島眞頼→まさきひろ”はまだしも、“制作:サンライズ”って制作会社まで丸ごと変更ですか?。細かい事情は全くもって不明なのと、これがいいか悪いかはまだ解らないので、評価はとにかく今後の出来次第。頑張って欲しいものです。

  ただ、新OPに一部前シリーズの映像が使われていたのと、それに応じて新シリーズ#1がガチガチの総集編だったのは…ちょっと気になりました。#1で前シリーズを仕切りなおして、新シリーズのコンセプトを伝えなきゃいけないのに。製作体制が整っていないから総集編なのか、そのままスライドしたからこその総集編なのか、確か前シリーズは一度も総集編を挟まなかった気がするんですが…うーん。ちなみに。前シリーズは軽快かつセンス溢れる動画と、無駄に凝りまくった小物&背景がウリだったので、それを維持するか別の面白味を見出す必要があります。そう簡単にウソが通じる番組(ジャンル)ではないので、どっちにせよ大変かも。

  とまあ色々不安を述べてみましたが、ナジョー@岩男潤子とネリー@新井里美のなぞなぞコーナーが新シリーズと共に始まりました。何てこった、まさか新井里美がレギュラーに入るなんて!。ちなみに毎週あるらしいので、新シリーズが駄目駄目でも視聴継続決定です。駄目だこりゃ。今更新井里美フィーバーを蒸し返すつもりはありませんが、ガッチンポーといい今回のゾロリといい、ベテラン満載のいい現場に恵まれてますね。ちなみに新EDはゾロリと今は亡き母@玉川沙己子の団欒を描き、玉川沙己子直々にしっとりと歌い上げる素晴らしい出来でした。



まじかるカナン   #6    ★★
  “ナツキ危機一発!”というサブタイトルを見て、「どうでもいい話か」と思ったのは僕だけではない筈(笑)。先週登場した優しいおじさんこと城の内@田中秀幸が、実は柊ちはや@広橋涼の新しい担任だった、のはまあ良し。少々内容がアレでも田中秀幸マジックで上品な番組になるので、大歓迎なんですが…問題はマジックでフォローしきれるかどうかです(笑)。今回みたいなクオリティだとさすがにどうしようもないような。

  いきなりアレな風味丸出しのロボット研究会部長が出てきて、その欲望が原因で種人間にされてしまって…と、いつも通りの展開。種人間の元となる人間がそもそも人格に問題アリなので、事件解決前も解決後も状況は大して変わらず、単に変身したかっただけに見えてしまうのが本作の問題点。種人間の元である人間の動機(欲望)に、ちはや(カーマイン)が理解を示す必要はないと思います。さすがに。


ギャラリーフェイク   #6    ★★★☆
  会員制で来店にも予約が必要、と東京初出店ながら強気のJADE店長フェイツィ@田中敦子。高田美術館で開催される展覧会用にスミソニアン博物館から貸し出されたブルーダイヤモンドをすりかえ、横流しする顧客の紹介を藤田@森川智之に頼む生粋の悪女。宝石泥棒であり、部下の男@清川元夢をハイヒールで踏んづけてムチで引っぱたき、沢山のミステリークロックを飾った部屋でひとりアッハンアッハン喘ぎながら風呂を楽しむ…おお、こう書くとホントに変態だ。ま、実際単なる変態なんですけど(笑)。

  高田美術館つまりは三田村@雪乃五月の名誉を守る為、というより自分の顧客リストを守る為、フェイツィに取引を持ちかける藤田。その為にミステリークロックが必要…までは解るんですが、部下の男がミステリークロックを持っていた…って。しかもフェイツィに渡すと誉められてしまうから、叱って欲しいからという理由でサラ@川澄綾子に売るなんて。最初から最後まで変態づくし、しかも藤田が何の役にも立っていないって。この番組…これでいいんですか?。


モリゾーとキッコロ   2/12    ★★★
  雨が降り続く日々。そんな憂鬱な毎日も、モリゾーが持ってきてくれたタマゴを暖めていれば楽しいキッコロ…って、何か話の筋が間違ってませんか?。とか何とか思っていたら、キッコロが大切に暖めていたタマゴが突然割れて空が晴れ渡り、「太陽のタマゴだったのかもな」「僕、太陽のお母さんだね!」って。モリゾーは何処からそのタマゴを盗んできたんですか(笑)。


MAJOR   #13    ★★★★
  清水さんとのアメリカ旅行…というよりメジャーのオールスターゲーム観戦を終え、漠然とながらも自分の目標をみつけた吾郎くん。吾郎くんの情熱に火がついてしまったので、三船ドルフィンズ一気に夏合宿へ突撃。強豪が集まる合同合宿所で最初に待ち構えていたのは、ちょっと太めの野球少年こと上河内@はなわ。大きな身体にいつも眠そうな目、小学校に必ずいるいわゆる大食いデブをいい感じに演じてます。これくらいクセの強いキャラの方がラクと言えば確かにラクかも。

  で、軽妙かつ綺麗なピッチング&バッティングフォームはこれまで通りに、子供対子供の少年野球がようやく始まりました。それにしてはバントに敬遠とセコさが炸裂してますが、それこそ野球なんでむしろ大歓迎。ただ小技を活かした機動力野球に関しては、もう少し説明的な描写がないと解りにくいような気も。左腕にギプスが装着されたままセコイ小技に立ち向かい、関東に敵なしの上河内を三振にとる辺りはさすが吾郎くん。そんなに無茶させなくてもいいと思うんですけど…(笑)。


ボボボーボ・ボーボボ   2/12    ★★★★☆
  さあ始まりましたクイズ“バンジーで行こう!”恒例のどうでもいいコントを済ませたボーボボ達の前に現われたのは、電脳六闘騎士ソニック。何故バンジーなのかを問うのは筋違いですが、配下のSPEERラビット(スペルは番組そのまま)&絶望くんの造形が完璧なので先に誉めておきます。やる気の無さと静かな威圧感、そのままヘッポコでも意外に強烈でも、どっちでも十分な笑いを取れるのはお見事と言うしか。これは確かに凄い、伊達に原作でも生き残ってませんね(笑)。

  バンジーの紐が切れて奈落に落ちても、「おやつよー!」で帰ってこれるので緊張感もクソも無いんですけど(笑)、そんなことは別にどうでもいいのです。この状況を活かしたナイスなボケ&ツッコミが出来れば。絶望くんの落下の仕方や復帰の仕方、そして落下してしまったビュティを助けるまさかの正義感。最高です。SPEERラビットまさかのピュンピュン必殺技、バンジー空手の無駄に高クオリティの迫力。最高です。え、戦闘の結果ですか?天の助予想外の大活躍で見事に勝利しました。戦闘の詳細に関しては割愛、っていうか陰陽師になった天の助が…とか書いても仕方ないので(笑)。


ケロロ軍曹   2/12    ★★★★
  季節物には強い本作、バレンタインデーに便乗しない訳がありません(笑)。のくせに、福岡名産いきなり団子をメディア戦略で売りさばこう…という失敗確実な大作戦発動。なんか2月に一度は同じような失敗をしている気がしますが(笑)、それでこそのケロロ小隊なので問題無し。前編で馬鹿どもが不良在庫に埋もれている裏側で、奮闘する桃華を描く後編。いきなりモテモテの冬樹くんには驚きましたが、女の子達から夏美さんへのチョコだってので納得。バレンタインデーの日を覚えていないのに、チョコを貰えないことに落ち込む冬樹くんはどうかしてると思います。西沢さんに直々にチョコを貰ってあんなに喜んでいましたが、明日からはどうせまたいつものすっとぼけ生活でしょう?…って僕はタママですか?。

  それはさておいて。本命であるチョコレートは渡せなかったものの、いきなり団子でアプローチに成功し結果オーライの夏美さん。できれば余ったチョコレートをギロロにあげて欲しかったなーと。不良在庫のいきなり団子をひたすら暴飲暴食しているだけで、何のフォローも無しって可哀想過ぎませんか?。


ビューティフルジョー   #19    ★★★★☆
  悪の組織ジャドーを倒す為、常にカッコイイポーズを追求し続けるビューティフルジョー。そんなジョーの傍らで…試合に敗北し野球に意欲を無くした少年達と、親と喧嘩して家出をしてしまった少女エイミー@沢城みゆきの触れ合いを描くお話。少年達が正義感に溢れていて、エイミーが可愛くて、爽やかな終わり方は相変わらずお見事。今回は珍しくジョーのアクションもバッチリ決まっていて(笑)。面白かったです。

  さらに小ネタもバッチリ。なまり丸だし田舎者全開の頬白怪人グラン・ブルース(敵幹部)が、彼女の前では標準語でスマートに喋っている姿にビックリ。彼女の前だけカッコつけてる、というにはあまりに自然な語り口。予期せぬ方向にキャラ立ちしてしまうので、こういうネタは控えめにした方がいいと思います(笑)。ちなみに。野球グラウンドのあるキャンプ場、名前がクリスタルレイクって…あの有名なクリスタルレイクですか?。


ロックマンエグゼStream   2/12    ★★★★★
  人間の欲望を叶える為に生まれたナビ、アステロイド。悪意を持つ人間に従い、既に幾つもの破壊活動を行ってきたアステロイド、ナパームマン@坂口侯一。人を不幸にする爆発しか生み出せないナパームマンが、花火職人である六尺玉年次@西村朋紘の元で人を幸せにする爆発を学び、改心する…って何なんでしょうかこの昭和の人情物っぽい話は。と揶揄してはみたものの、まっすぐな年次に惹かれていくナパームマンの心情が、しっかりと手順を踏んで堅実に描かれていて…感心させられました。ただ、夜の海岸で「…このまま俺のナビにならないか?」という告白は…さすがに(笑)。やり過ぎではないかと。


トランスフォーマーGF   #6    ★★★
  とにかく数が多いサイバトロンの面々のキャラを立てるのは、この番組における最重要課題。とはいってもその度に子供と触れ合って…でいいのかはよく解りません(笑)。しかも真面目で技術力も兼ね備えた兄貴に比べて、ワガママで考え無しな弟はどうなんでしょうか。「兄貴とは正反対で守ってやりたくなるんだよ」、という言葉が聞こえてきそうなのでこの話題終了。

  そんな少年との触れ合いを行なうサイバトロン達を尻目に、惑星スピーディアでプラネットフォースを探索するマスターメガトロン。「プラネットフォースをよこせ」「私にレースで勝ったらな」と勝負を申し出ておいて、レース後に「実はよく知らないんだ」と言ってのけるニトロコンボイ(スピーディアのリーダー)、さすがはリーダー(笑)。メガトロンもレース中にミサイルを打つのかと思ったら真面目に勝負していたので、もしかしたらメガトロンによる正攻法のデストロン勧誘もあるかも。


ピーチガール   #6    ★★★★★
  さえの策略によってトコトン貶められたものの、カイリ@鈴村健一の気遣いと助力でやる気を立場を取り戻し、切り裂かれた水着はクラスメイトの思いがけない支援で獲得し、ついに主人公ももちゃん@千葉紗子の活躍が描かれる逆転の水泳大会。特にカイリの活躍は目を見張るものがあります。さえ@那須めぐみの裏の顔をトウジ@木内秀信の前で暴き、傷ついた主人公にもフォローを入れて…まではほぼ完璧だったんですが…そこからが大問題。

  着替え中のももちゃんにいきなり抱き付いたり、「ももちゃんってさ、トウジの前だと凄くいい笑顔になるんだよ」とかいきなり口説きだしたり。カイリの下半身のユルさはもはや致命的。結局カイリの無節操さが理由で色々あって…主人公がさえに手をあげてしまい、クラスメイトに無理矢理土下座させられそうに…って、凄いなこりゃ(笑)。最後の最後でトウジが主人公を助けてくれた時には心底ホッとしました。主人公とトウジが復縁し、さえの悪行も全て白日の元にさらされ一件落着。ここで終わっても何ら問題ないと思います、ここからどうやって再び波風を立てるのかは全くもって謎。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #6    ★★★☆☆
  アークエ、悪の秘密組織パイプスの幹部を発見。早速敵幹部を尾行するアークエを尾行するのは、アークエに想いを寄せる少女シャオファン@。アークエはボケもツッコミも独特なマイルドさを醸し出しているので、モテても不思議ではないんですが…オナラ通信でタケシに連絡するアークエを見て、「アークエ…可愛い」って。出もしないオナラを出そうとしていきんでいるだけなのに、病気にも程があるんじゃないかと(笑)。ちなみにオナラ通信とは、オナラに情報を乗せることで、相手のお腹具合を操る通信のことです。以上、UNCOひとくちメモでした。

  で、招集されたタケシ&ジャスミンと共に敵幹部の見張り開始。敵幹部を見張るアークエを見張るのは、アークエに想いを寄せる少女シャオファンなんですね(笑)。曲がりなりにも地球崩壊の危機なので、アークエがシャオファンに一言…と近づいて行ったらあら大変。アークエが近づいてくる→私に何か話でも?→結婚を申し込まれたらどうしよう!って何だそりゃ(笑)。「愛があれば歳なんて関係ないよ」とはシャオファン脳内にいるアークエの弁ですが、さすがに法律を破るのは問題だと思います。

  「確かに将来私とアークエは結ばれるわ」ならまだ思い込みが強いだけ?なんですけど、「親戚のおばさんが言ってたわ、結婚生活って楽しいだけじゃなく辛いこともあるって」と妙にリアルな結婚の現実にぶちあたり、「そうよ子供よ!子供が出来ればアークエも優しくなるわ!」とシャオファン脳内世界はどんどんエスカレート。子供は多ければ多いほどいい、多ければ多いほど…と最後は妄想が膨らみすぎて、シャオファン脳内世界から子供が溢れ出してさあ大変。タケシ達&敵幹部の両手にあまる程の子供達の泣き声が響き渡る中、シャオファンは結婚はまだ早いと思い知るのだった!だった!じゃないっての(笑)。妄想出産ってそんな無茶苦茶な、しかも“出産を妄想する”じゃなくて“妄想を出産する”って!何だこのオチは!。

  後編。今日は仕事をお休みにして、美味しい台湾料理でも食べようと意気揚々とお食事に出発するジャスミン達。基本的に食うより出す番組なので、まともに食事ができる訳がないんですが…地球を崩壊しに宇宙人@岩田光央が襲来するとは仏様でも思うまい(笑)。しかもこの宇宙人、陽気に歌って踊るだけでも相当に鬱陶しいのに、岩田光央節全開の下劣なヤツだから困り者。さらに口から摂取した物体を体内でエネルギーに変換し、オナラで人を車をビルを吹き飛ばすという、“下劣”をアニメ化した存在でありながら強敵でもあるという。もうどうしたらいいのか解りません(誉め言葉)。

  さてそんな強敵に立ち向かうのは我等がタケシ&アークエ、ジャスミンの「臭いものにはフタをしろー!」という可愛さゼロのシャウトで作戦開始。キャラクターとしてぶっ壊れていても、普通女性声優なら少しは可愛さが漏れ出すのに。まるでゼロ、このオバさん声はお見事です。最高。で、結局は音と風のオナラで暴れ回る宇宙人に対し、臭いのオナラで活路を見出すんですが…画面に充満する茶色い空気に脳味噌が溶かされそうです(笑)。さすがにやりたい放題にも限度があるので、脚本家と監督を誰か止めるべきだと思います。ここまで馬鹿馬鹿しい話と絵作りって早々出来るもんでもないんですけど。

  次回予告後のおまけについて。オナラをエネルギーにして空を飛ぶ機械、の試験に参加させられたタケシ。実際宇宙人のオナラに火をつけて宇宙に強制送還してやったので、UNCOの技術部が上層部を口説き落としたんだと思われます(笑)。そういう意味では「宇宙人の襲来に備えるためー!」という開発動機もうなずけないことは無いんですが、嬉々として「さあタケシ、ぶちかまして!」とこぶしを突き上げるジャスミンを見ていると、面白半分以外の何物でもないような(笑)。発動した機械は空の彼方に消えさり、アークエの念仏?でさらばタケシ…は冗談としても。ジャスミン的にはそもそもどうなる予定だったんでしょうか。謎。





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