日記過去ログ一覧に戻る



★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


ファンタジックチルドレン   #21    ★★★★☆
  ヘルガ奪還の為、デミアン達の船に乗り込むトーマ達。長い長い前フリを経て、ようやく本筋ことクライマックスへ向かってます。まあ、最初から最後までヘルガ(ティナ)大好き大好き番組であることには違いないと思いますけど。こうなってしまうともはやチットの存在意義は皆無ですが、そんなに薄情な番組でないので(笑)今後の活躍に期待しましょう。これが夕方の番組ならチットをもっと手厚く扱うんでしょうけど、さすがにこの時間この内容で鼻が丸いだけの子供に何が出来るんだと。だから序盤でヘルガを牽引する役目だったっての(笑)。


Get Ride! アムドライバー   #47    ★★★★★
  「どうしてシーンが死ななきゃならないの!?」という、セラの悲壮な叫びはいや全くごもっとも。「悲しいのはセラだけじゃない、でも俺達はピープルの為に…」と相変わらず理想をうわ言のように繰り返すジェナスに対し、セラの「人の気持ちなんか解らないくせに!」という言葉はちょっと本質を突きすぎてます。さあジェナスは最後の最後に主人公としての責任を果たせるのか!すっかり面倒見がよくなったラグナくんみたいに大人になれるのか!。

  シーンの復讐としてロシェットを殺そうとするジェナス、同じようにロシェットに仲間を殺されながらジェナスを止めようとするラグナ、人を殺した十字架の重さを知るがゆえにジェナスを止めようとするセラ。番組も終盤になって、ようやく全ての伏線が主人公ジェナスの元に集まってきました。敵とはいえ仇とはいえ、激情に駆られて戦意の無い人間を殺そうとした、そんな自分にショックを受けているジェナスの元に…全てを超越する力“ゼアム”のカケラが全て揃う、という展開もまた見事。長い長い前フリでしたが(笑)、上手くまとめてくれると信じてます。にしてもロシェット@福山潤の演技(キャラと声優両方)はつくづく見事、人間として完全に壊れてます。素晴らしい。


  日曜番組感想 2/27  
まほらば   #8    ★★★★★
  “王様になれる券”、それは相手に何でも言うことを聞いてもらえる無敵のアイテム。それを、それをですよ、その無敵のアイテムをですよ。“白鳥さん用のお茶碗を選びたいので、一緒に買い物に来てくれませんか?”という用途に使うなんて!、ああ何て素敵な大家さん(青葉梢)@新井里美。そんな素敵な大家さんの申し出を断る理由が、白鳥君に存在する理由なんて、何を何処からどう考えてもある訳ないんですよと。相手であるところの白鳥君は白鳥君で、爽やかで優しくて好感度が非常に高いので、見ていて非常に感じがよろしいんですね。嗚呼…非の打ち所がありません、何処にもありません。助けて(何から?)。

  解りやすく言えばデート話なので、梢ちゃんの魅力をいかに描くのかが重要なんですが。そこで梢ちゃんが変身してしまい、傍若無人な赤坂早紀@新井里美が出てきてさあ大変。てなわけで、梢ちゃんと早紀ちゃんの魅力をいかに描くかが重要なんですが…しっかり描けてはいるんですが。早紀ちゃんのガハハオヤジ的な振る舞いに加え、梢ちゃんまで不可思議な方向に突っ走ってしまって。イマイチ可愛い方向に突き抜けられない、ってのはさすが新井里美というべきですか(笑)。高水準な作画、見事なまでに徹底した頬の赤らめっぷり、やっぱりクオリティが高いっていいなあ。


レジェンズ   #46    ★★★★☆
  ジャバウォックの復活は止められず、頼みの綱のシロン+ランシーン=シロンシーンは「文明を滅ぼす」とか言い出して、主人公シュウを含むメインキャラクターが並行世界へ旅立ってしまい、最終回に近づくに連れて混沌さを増すばかりのこの番組。バーニー・ブルックマイヤー(部長)とジャックジョンソン×2(J1とJ2)、ハルカやシュウの父など脇役のオッサンやオバサン(女性と言うべきか)が必死に頑張っているのは…本気なのかギャグなのか。脇役が頑張れば話に深みが増すのは間違いありませんが、ホントにやりたい放題ですね(笑)。っていうか、ホントに主人公出さないまま終わったよ#46。凄いや。


金色のガッシュベル!       ★★★
  一話で瞬殺されたマジロウの本の持ち主、キャラクター造詣が強烈なので使い捨ては惜しいものの、今更サンビーム&フォルゴレ&ナゾナゾ博士と絡ませてもなあ。せめてマジロウが消える前に…馬鹿騒ぎしてほしかった。フォルゴレ一人踊るのと、全員で一気にあらぬ方向へ突っ走るのでは大違い。原作者の雷句先生はいつでも何処でも全員であらぬ方向へ突っ走る漫画を書ける逸材なんですが、さすがにこれを原作者以外に求めるのは酷というもの。っていうか人様の作品でそれが出来たら、この業界で給料もらってませんって(笑)。


ふたりはプリキュア Max Heart   #4    ★★★
  ポルン、石の番人、長老、シークン、なぎさの家からほのかの家にお引越し。というより厄介払い。こんなどうでもいい事に時間を割くより、もっと…については以前も書いたので省略。長老はまだしも、今シーズンも石の番人を出す理由が僕にはサッパリ解りません(笑)。人気があるって言うのなら仕方ありません、だったら勢いで何か商品作ってしまえ!個人的には電気スタンド希望。

  新キャラ九条ひかり@田中理恵の前にザケンナー登場、なし崩し的に変身してプリキュアの正体&お仕事露見。これまでザケンナーは人目を忍んで襲ってきてくれたのに…という御都合主義に関してはもういいです。むしろ一気に全てを済ませてしまう、という意味でこっちの方が効率的かも。問題は全く立っていない敵幹部のキャラクター、せめて得意技か口癖があればいいのになー。もっとこう…笑える方に笑える方に。


仮面ライダー響鬼   #5    ★★★★
  ヒビキさんに色々相談にのってもらっているクラスメイトの女の子。ヒビキさんを敬愛する明日夢君、女の子に嫉妬する…というよりは女の子の方に興味津々で一安心。よかった、#5なのにいきなりホモホモ路線に突っ走るのかとヒヤヒヤしましたよ(笑)。でもここで女の子を意識するって事は、最終的にはヒビキさんへ向かうんでしょうね。

  今回の敵“カニ”は、ヒビキさんが過去に戦った経験がない相手。敵である怪物達の群生の仕方、そしてヒビキさん達“鬼”による手馴れた感のある掃討。敵も味方もせせこましかったブレイドに比べると、本作の現実感と言うかリアルさは秀逸だと思います。何気なくかわされる言葉の一つ一つが、世界観に深みを増すのですよ。これですよこれ。


魔法戦隊マジレンジャー   #3    ★★★★
  #1で戦隊として始動し、#2で巨大ロボ(正確には自身の巨大化でしかも未合体)をお披露目し、#3では秘密基地&アシスタントを御紹介。魔法戦隊なので秘密基地に全く電子機器が存在しないのはよしとして、アシスタントの@比嘉久美子が歌って全員の役割を説明するとは。しかも1分30秒って(笑)、随分思いきったキャラ設定ですな。

  設定の説明をこなしつつ、今回は“誰がリーダーか”を描くお話。救急戦隊ゴーゴーファイブでは長男がレッド&リーダーでしたが、今回は一番年下がレッド&リーダー。差別化をはかる、というよりは勢い&成長重視ってことでしょう。若年とはいえセリフも聞き取れるので(笑)、特に問題はありません。それよりも。今回から通常営業なので一般人の子供を救ったりしてましたが、子供の「お姉ちゃん達…魔法使い?」というコメントがちょっと面白かったです(笑)。何処をどう解釈したら魔法使いに見えるんですか!?。

  マージ・ジルマ・ジンガ。巨大ロボ×5のうち4体が合体してドラゴンになり、巨大ロボ(レッド)が上に乗るという画期的なアイデア。来週は5体合体するんでしょうけど(笑)、使い分けできるならそれはそれで凄いかも。組み合わせで合体が変わる…はさすがに無理か。テクノロジー的に。魔法110番とか空中ブランコとか黒いマントとか、相変わらず突っ込みどころは満載なんですが、とにかく楽しいので問題なし。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #3    ★★★★☆
  埋蔵金があると思われる洞窟、そしてその洞窟に入っていく発掘調査隊。洞窟の中には妖怪学校の先生&自信を失った生徒達。となればそう、ゾロリ先生が生徒達を指導して発掘調査隊を驚かそう!という展開ですね(笑)。サブタイトルは“きょうふのたかさがし”、今シリーズも“きょうふの○○○”や“○○○だいさくせん”で行くんでしょうか(笑)。驚かし大作戦に関しては恒例行事なので割愛しますが(笑)、研究者として発掘に命を賭ける(ホントに賭けてます)調査隊の姿勢は中々見ごたえがありました。雪女とのラブロマンス未遂も。

  で、前回ふっておいた洞窟内の埋蔵金の情報…は当然ながら大間違い(詳しくは前回感想参照)。実は洞窟で発掘調査隊が探していたのは何と!巨大なウンチの化石だった!ってそこそこ、帰らないように(笑)。ウンチってのは当時の食生活を知る上で非常に貴重な手掛かりであり、柔らかい上に雑菌が多く分解されやすいので、化石になるには…(以下略)つまり中々発見されないのです。まあ理屈云々はおいといて、巨大なウンチを画面一杯に映し出す心意気に感動しました。崩れる遺跡から巨大なウンチに乗って脱出する調査隊、という馬鹿馬鹿しい絵も大好きです(笑)。



まじかるカナン   #8    ★★☆
  カーネル・サンダース似の校長と腰巾着教頭の元に現れた、見た目外資系コンサルタント風の学園理事長@鈴置洋孝。理事長投入によってヌルかった学園パートがシリアスになるのかと思ったら、少子化対策に学園アイドルコンテスト開催って。写真撮影はまだしもコスプレ&水着(扇情的)って。一応理事長が本作の黒幕だったので、さすがにコンテストにかこつけてコスプレ&水着を描きたいだけではなかった…描きたいだけでした(笑)。でも。コンテストとして周囲が評価する環境を整えてやれば、あながちウソとは言えないからこの世は不思議。不思議不思議。

  3人目の魔法戦士(と言えるかは疑問)@宮崎羽衣登場。セルリアンブルー(2人目)の立ち位置もよく解らない中、さらに立ち位置の解らない3人目を出されてもなー。ここから巧くまとめてくれる…とはさすがに思ってませんが(笑)、どう展開していくのかは興味津々です。多分悪い意味で。


ギャラリーフェイク   #8    ★★★★(結末の描写が足りないような)
  電車で見掛ける藤田@森川智之に憧れを抱く中学3年生@小林ゆう、“彼氏にしたい”ではなく“父親にしたい”って。こりゃまた一足飛びにぶちかましますね(笑)。変更予定の現父親@石井隆夫はバスの運転手でアンティーク時計オタク、娘は嫌っているものの…実はその藤田の店で時計を購入した経歴があったと。そんな価値の解る父親が、自分の仕事に誇りと責任をもつ父親が、娘のために奮闘するお話。

  コンセプトは間違ってません、むしろ正しいと思います。時計に関するウンチクが父親の凄さを証明するのもいい話なんですけど、父親が腕の時計の正確さを自慢する…だけで話を終えるのは間違ってません?。せめて娘から感謝の言葉ひとつくらいもらってもバチは当たらないと思うんですが。父親はあくまで娘を影で支え続けるべき、というメッセージ?さすがにそこまでストイックにしなくても。

  ちなみに。僕にしてみればバスの運転手の現父親よりも、小林ゆう声の中学生しかも女子に違和感を感じずにはいられません(笑)。いつジャスミンに呼ばれてトイレにチェケラッパーするのか、もう気が気でなりません。病気です。声優ネタしかもガッチンポーから抜粋は止めてください、わかりにくいにも程があります。しかし小林ゆうって色気を感じさせませんね(誉め言葉)、やっぱり子供向けギャグ番組のリアクション担当が転職かと。


MAJOR       休み


ボボボーボ・ボーボボ   2/26    ★★★★★(電波抜きで高評価)
  「さあ首領パッチ!お前の力を見せてやれ!」、勿論無理。「あなたハムスターじゃなくてところてんでしょ!?」、謎のツッコミ。幾ら前回記憶を喪失してしまったとはいえ、さすがにこれは混沌としすぎです(笑)。そして残る魚雷ガール先生はというと…ハムスターが放った2丁拳銃をマトリックス遊びする始末。こういうどうでもいいギャグを無駄に切れる作画と演出で見せてくれるので、っていうかクオリティの高い時はホントに手がつけられないので、この番組の視聴はやめられません(笑)。何にも説明してないし。

  文字を操る…どころか相手の記憶まで奪ってしまう敵、詩人。その強敵?に対し、自分のトゲを相手に吸わせる奇策に出た首領パッチ。そもそもトゲに吸えるような中身があったのか、はツッコまないとしても。トゲの内容物の「首領パッチと同じ思考になってしまう」という効果は脅威。純情カッパ刑事、ときめきヤンキーハイスクール…これ以上出すと面白さの基準が無くなるから打ち切ったようです。賢明賢明。勢い重視の単発ボケ&ツッコミも嫌いではありませんが、長めのボケ(ストーリー)を延々と垂れ流すスタイルが好きです。ボーボボ劇場“豚八のトンカツ物語”とか。

  電脳六闘騎士最後の1人は、黒太陽真拳を操るJ@小杉十郎太。雰囲気たたずまいそして声(笑)、明らかに他の騎士達と一線を画す実力者。てなわけで、ピンクのグルグル頭でありながらバビロン真拳で神の裁きを下す、ソフトンとの何だか解らない怪しい戦いが始まってしまいました。は、いいんですが…幾ら黒太陽だからって、食らった相手がこんがり日焼けした夏オヤジになってLet'sサーフィンって(笑)。このオヤジ×2の顔が絶妙な…でもう最高。“…”は表現不可能なので各自御想像にお任せします。


ケロロ軍曹   2/26    ★★★☆
  前半ではお雛祭りに、後半ではダンス☆マンに、唐突に好意を寄せまくる夏美さんにちょいと違和感。一話完結のコメディ物のお約束と言ってしまえばそれまでなんですが(笑)、雛祭りだからって女装して突っ走るクルル子にはもっと違和感。大丈夫?。“宇宙”でおしまくる雛祭りに関しては…割愛。後半のダソス☆マソ@長島雄一はちょっと面白かったです、こういういい加減な役を楽しそうに演じる辺りはさすがベテラン。どうやって役作りするのか非常に興味深い所です(笑)。


ビューティフルジョー   #21    ★★★☆
  追手から逃げる際に離れ離れになってしまったジョーとキャプテンブルージュニア(名前長すぎ)。今回は、ジョーとはぐれてしまったジュニアが、かつてキャプテンブルーと共に戦ったジーナ@真山亜子に助けられながら、ジョーの相棒としての資格をジーナにしっかりと見せるお話。昔はハリウッド映画さながらのスマート美人だったジーナが、いつの間にか横に大きくなっていた…という、欧米人の年齢の重ね方をリアルに再現したスタッフには拍手。僕らがそれに魅力を感じるかは別問題ですが(笑)。

  今回の追手つまり敵キャラは以前ジュニアの町を襲ったビアンコビリー@奥田啓人、つまり愛すべき僕らの馬鹿三幹部ではありません。馬鹿どもの出番が少ないから残念、と思ったらさにあらず。「オレがやっつけてやりますよ!」と息巻くビアンコに対し、鼻をほじったり鼻くそを丸めたり、短時間でしっかり馬鹿を炸裂させてくれました(笑)。馬鹿どもめ!。


ロックマンエグゼStream   2/26    ★★★★☆
  デューオに力を与えられ、Dr.ワイリーの娘として育てられた大園ゆりこ@日高のり子。そして長く病院で意識不明だった岬刑事@松本大、ともに去年の第二シリーズ“AXess”の重要人物。クロスフュージョンに馴染めなくて“AXess”の視聴を断念してしまった自分としては、こういった形で前シリーズを上手くまとめてくれるのは非常にありがたいです。単にストーリーを説明するだけではなく、複雑な感情と関係も描写しているので、それなりにストーリーが解りました。

  でも。紫色の口紅が眩しい大園ゆりこに再びクロスフュージョンさせるより、メイルちゃん辺りの友達を仲間として参戦させるべきではないんですか?…とかツッコミを入れるのは野暮。敵でも味方でもない存在、ってのは非常に魅力的。ただ、さらにテスラ会長@根谷美智子までクロスフュージョン参戦予定、に関してはさすがにツッコミを入れさせて下さい(笑)。真辺さん@山口由里子といい、何でこんなにお姉様番組なんですか?やっぱり趣味?。どうでもいい脇役の女性キャラに力を入れる、この番組恒例の姿勢は相変わらず。ほんの1カットしか出てこない看護婦さんが可愛いのなんのって。


トランスフォーマーGF   #8    ★★★
  何てこった!スタースクリームさんが、メガトロン様に忠誠を誓うのが恒例のスタースクリームさんが!メガトロン様を出し抜こうとしているなんて!。とシッョクを受けるほどトランスフォーマーの歴史に詳しいわけではないんですが、腹心から愚か者扱いされているメガトロン様がちょっと可哀想。本作は“トランスフォーマーは地球の人間にその存在を知られてはならない”という設定で、人目を忍ぶ以上派手なバトルができないという弱点があるんですが…今回も存在がばれそうになる描写が。やっぱり番組中盤か後半で人間(軍隊)に存在がばれるとか?それはそれで感動的な話になりそう。


ピーチガール   #8    ★★★★(珍しく作画が低調)
  さえ@那須めぐみ、モデルのジゴロウ@諏訪部順一の御見立て&モデル抜擢でまさかの復権。さえを散々馬鹿にしていたクラスメイトの男女が、というより男共が手の平を返すってのは女性視点ならではの男性描写。女性視点から見てみると男ってのは愚かですね、男性向け番組ではあんまり愚かな女性を見ないのに。この辺はさすが女性、現実的ですという他ありません。

  学校レベルを遥かに超越した男性&環境(資金)を獲得し、いかに自分が凄いかを延々と主張し続けるさえですが…トウジと幸せな関係を築いている主人公には効果なし。ぶっちゃけた話、恋愛云々を前面に出されるのは個人的には苦手なんですが。人間として一皮も二皮も剥けた感のある主人公を見ていると、素直に祝福したくなるから不思議。ここからまた修羅場になるのか…まさに戦いですなあ。そうですなあ。

  あれだけ策略を巡らせて主人公からトウジを奪おうとしていたのに、「トウジの何処がいいの?」ってオイオイそりゃないでしょうよ。しかも“主人公より幸せになりたい”という理由だけで、再びトウジ奪還に向けて動き出す…って。たとえトウジを獲得できても同じ問題にぶつかって、結局堂々巡りのような気がするんですが。今更ツッコむところじゃないか。でも那須めぐみが楽しそうに演じているので、このまま見守っていきます(笑)。どうも…性悪というか人格がぶっ壊れたキャラクターを、嬉々として演じられると…面白くて面白くて。


アークエとガッチンポー!てんこもり   #8    ★★★★☆
  前編。モンジャン@神代知衣がポンプで地面を膨らませ、地球を破裂させようというお話。モンジャンと言えば、アオガエル先生と暮らし武術の修行に励むあのガキ大将。ちなみにアオガエル先生というのは本当にアオガエル先生、つまり単なるアオガエルなんですね(単なるアオガエルが人間と会話するかどうかは皆様に一任)。先生の調子が悪いので綺麗な水を探しに旅に出たモンジャン、ベニスに南極そして世界の果てまで旅するも、行く先々でダートゥーという名のクソ犬(アークエ家の犬)の小便に妨害され…というよりも綺麗な水は見つからず。思い余って世界崩壊のアルバイトに身をやつすと。

  とはいっても侮るなかれ、モンジャンの地球崩壊活動は僅かながらしかし確実に実を結んでいたのです。空気で膨らみトランポリン状になった地面が地球崩壊の予兆か否かは別として、馬鹿番組としてはその遊具で遊ばない訳にはいかないと(笑)。タケシ@小林ゆうとモンジャンが、互い違いに遥か上空へと飛び上がっていく様は何というか圧巻。ドンドン勢いは増していき、最終的には地球を飛び出したモンジャンが、星(宇宙にあるやつ)を掴んだからもうビックリ(笑)。さらにその星を抱えたまま地球に落下してくるって!あまりに豪快な展開にもう痺れっぱなしです(笑)。とにもかくにも絵的に派手派手で面白かったです。モンジャンvsジャスミン@新井里美も、対決姿勢が強くていい感じ。

  後編。UNCOのテーマソングを口ずさむ怪しい2人組、をタケシが発見。その2人ってのはUNCOのエージェントであり、OPとEDを歌っているUNCO☆STARつまりビッグベン@成田剣とゲーリー@山口勝平なんですね。“UNCOのエージェントが敵組織パイプスのテーマソングを作ってる!”という衝撃の事実を知ったタケシ、早速ジャスミン達に伝えよう…としたら彼らにアッサリ捕まってしまいましたとさ。UNCOエージェント愛用のピンク色のヒモ(ジャスミンはムチとして愛用)により、タケシはグルグル巻きにされ繋がれてしまってさあ大変。

  何が大変かというと、身動きできないタケシにジャスミンからの呼び出しが来るんですよ。ジャスミンが呼び出しボタンを押すと、離れた場所にいるタケシが突然猛烈な便意をもよおし、その場のトイレを通じてタケシがジャスミンの所へ駆けつけるシステムなんですが…腸に内容物があるかどうかは全く関係なし、というのが大問題でして(笑)。つまり、タケシは呼び出されてもジャスミンの元にいけない→怒りのジャスミンボタンを連打→トイレ無間地獄、という見事な図式が完成すると。実質UNCO☆STARはタケシに何一つ危害を加えていないので、やはり恐るべきはジャスミンだと。くわばらくわばら。

  「落ち着いてジャスミン!」「そうね、何か特別な事情があるのかもしれないし」って、怒りに任せて散々ボタンを押しまくった後にいう言葉かと(笑)。で、結局ジャスミン&アークエがタケシの元に駆けつけるんですが、プリプリクラゲから電撃を発して…UNCO☆STARの2人とタケシを黒コゲにするんですよね(笑)。何の必然性もなく。この辺の冷酷さはさすがジャスミン、さすがアークエ。負けるなタケシ!世界の平和と清潔なトイレは君の双肩にかかっていませんが、ジャスミンが暴れるには君が必要なんだ!だからジャスミンに負けるなタケシ!。


舞-HiME   #21    未見


ポケットモンスターAG   2/24    ★★★★☆
  ポケモンコンテストキナギ大会第二次審査。1回戦はムサシのニャースvsエリコのルージュラ。第一次審査を芸術的な演技で勝ち抜いたムサシ、本選でどのような演技を見せてくれるのかと思ったら…なんとキマワリ、キルリア、ホエルオーに“へんしん”するという。そりゃ確かに“へんしん”はメタモン限定の技ですけど、キマワリ&キルリアはまだしも、着ぐるみといううより巨大な飛行船と化したホエルオーでどう戦うつもりだったんでしょうか?必死に作ったコジロウの頑張りには拍手しますけど。

  で、トシキは省略して(笑)、決勝はハルカのエネコvsエリコのルージュラ。ルージュラの“れいとうビーム”に、エネコが“ふぶき”で立ち向かうのはそもそも無理な話なんですけど、ハルカさんは相変わらず勢いで突っ走ってます(笑)。でやっぱり“ねこのて”か!まあルージュラに効く“ほのおのうず”が出るのを待っていた、という理屈があるだけマシでしたけど。さすがにグランドフェスティバルでは…やりませんよね?。


陰陽大戦記   #21    ★★★★☆
  伏魔殿に消えてしまった主人公リッくん。今や押しも押されぬ番組のヒロイン(ただし男性)なので、捜索せぬ訳にはいかないんですが…そこは危険な地こと伏魔殿。その危険な地に式神なしで突入しようとするモモちゃん、冷静に止めようとするナズナ、おろおろするソーマくん。以上、“恋人が危機に陥った時の行動”でした、って心理テストかいな。しかも何のひねりもないし。という冗談が通じるのも、リッくんに対する各キャラの感情を見せよう、という製作側の姿勢と実現可能な手腕あってこそ。凄いもんです。

  で、誰がリッくんを助けるのかというと、都合よく現れたマサオミさんなんですね(笑)。ちゃんと新発売のソースカツ丼まで持参して、何て用意周到なんでしょうか。そんなマサオミさんにとってもリッくんの敗北は予想外だったようで、珍しく真剣な顔つきの正臣さんが見られて僕は幸せです。ことあるごとに揺れる前髪がもうセクシーでセクシーで。ナズナの髪の毛はがっちり固定されているのに、何故にマサオミさんの髪だけこんなに揺れますか?。サービスですか、そうですか(笑)。


BECK   #21    ★★★★★
  「やっぱりコユキくんって天才です!」と、番組当初からは想像もできなかった賞賛をうけるコユキくん。と賞賛を受ける一方で…印税が入ってこないとか愚痴ったり、手作りのチラシを必死に配ったり、相変わらずBECKの面々は苦労してますね(笑)。「人に合わせて生きても、それは自分の人生じゃない」と、始めて能動的にコユキが作曲し、レオン・サイクスとの交渉を経て、ついにグレイトフルサウンドへの参加を決意。毎回さほど大きな動きはないので地味は地味なんですが、じわじわと盛り上げる為にあえてやってるから凄いです。グレイトフルサウンドの盛り上げ方次第では、ここまでの地味さを全てひっくり返すかも。

  「(真帆の)歯ぎしりすごいやろ?この間ヨシトも言ってたわ」、不意にコユキの胸に突き刺さる真帆の友達の言葉。エロスに関しては免疫が無いくせに、男女の付き合いにはオープン過ぎる真帆。幾ら自分の手に余るからって、「さすが先進国アメリカ…」という感想はどうなのよどうなのよ(笑)。そんなこんなでコユキに距離をとらせておきながら、「コユキと2人でいるとドキドキしちゃって…」と途端に歩み寄ってくる真帆。凄い凄い、この絶妙な距離感の取り方はさすが先進国アメリカ。


NARUTO   2/23    ★★★★★
  キバは深手を負い必死に逃げ、シカマルは王手を打ちながら将棋板ごと引っくり返されかねない状況、ナルトに至っては手も足も出ない完全な手詰まり。元々ナルト達と相手のレベル差がありすぎたので当然の結果なんですが、3者とも絶体絶命。という形で視聴者の不安を散々煽っておいて、絶妙なタイミングで仲間を加勢させる、それがジャンプなんですよそうなんですよ!。

  しかもその仲間ってのが木ノ葉の蒼き野獣、死地からの復活を遂げたロック・リーっていうんですから。燃えない理由が何処にあるんですか!。作画もそれに呼応するかのようにリーを応援、単に綺麗なだけではなく動画としての魅力を追求したクオリティで、動きの華麗さに目が釘付けに。リーと言えば当然ながらガイ先生@江川央生もセットで登場、颯爽と暑苦しい青春の魂を炸裂させてくれました(笑)。ホント暑苦しいわこの2人。


スターシップ・オペレーターズ   #8    ★★★★
  アマテラス&シェンロンvs王国戦艦×4、ついに…という程盛り上げてきたわけではないんですが…戦闘開始。まずアマテラスとシェンロンで敵を二分して、加速&旋回能力の差でアマテラスとの一対一に持ち込んで…戦略解説はまあいいや。自分にできるとは思えませんし。シェンロンが独断行動をしなかった場合、勝てたんでしょうか?だとしたらどんな戦略だったんでしょうか?謎。それでも作画クオリティが高く、それなりにシリアスなので面白かったです。

  根拠が説明不足で安っぽい自己犠牲ではあるものの、シェンロンのおじさん達が潔く死を選ぶ姿はそれなりにカッコよかったです。これまで何度なく戦ってきましたが、相手艦の敗北すなわち死を描いたのってはじめてですよね?。戦闘による死を真面目に描こうとすれば、アマテラスの面々の甘さが露呈してしまうので意図的に避けてきたんでしょうけど。それって番組としては間違ってるような気が。アマテラス反旗における結城技術士官の甘すぎる計画も、それに素直に従った面々も…うーん。


MONSTER   #43    ★★★★★
  スーク刑事。パッと見は一般人。尊敬していた上司が突然殺害されてしまい、その上司が行っていた不正が明らかになり、そして署長以下数人が同様の不正に関わっていたことが明るみに出て、その署長達までも殺害されてしまい…って、きついなこりゃ。何もかも間違いで何もかも無くなってしまって、さあどうするスーク刑事?自身の名をサブタイトルに冠しているのですから、君がこのまま終わる訳が無い…はず。多分。殺されないはず。多分。

  そんな弱弱しいスーク刑事を勇気付けてくれるのは、酒場で出会った美女ことアンナ。アンナが高嶺の花として描かれる分には一向に構わないんですが、アンナがスーク刑事に渡したウイスキーボンボンで3人死亡…って。まとめて3人殺せたのは全くの偶然で、アンナだとしても非常に稚拙というか適当すぎるというか。目的がさっぱり解りません。どうするの?。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほう   2/22    ★★★★★(作画も良好)
  国家転覆を夢見てしょうもない悪事を繰り返す、そんなワルモ団の頭領こと当代きっての馬鹿妖精イチロー@伊藤健太郎。そんな馬鹿ことイチローが、リルムの従姉で可愛らしい妖精ユリン@大前茜と恋に落ちる、というまさかの展開。こういう有り得ない話が生まれてくるから長寿番組は侮れません(笑)。アッと言う間に両親への挨拶を済まし、話は一気に結婚式へ。おいおい、他のカップルはまともに進展していないのに…何なのよこの早さ。勢いで結婚するとロクなことになりませんよ?。

  幸せへの道をひたすら突っ走るイチローの耳に届いたのは、真ワルモ団の危機。そこでいきなり回想シーンに突入し、今語られるワルモ団結成秘話!。首になった出前、つまらない生活に飽きた富豪、工事現場のアルバイト、キワモノ歌手、売れないプロレスラー。そりゃあダメダメな訳だ、なにせスキルが皆無ですもの。目の前の幸せに背を向けて、王国打倒という夢に生きる選択をしたイチロー。まあ伊藤健太郎なんで当然ちゃあ当然なんですけど(笑)。結婚式ドタキャン、という深刻な結末もユリンさんが惚れっぽかった!というオチで上手く中和。いい感じです。


焼きたて!ジャぱん   #18    ★★★★★
  パンタジア新人戦準々決勝、海野カツオ@野沢雅子vs河内恭介。カツオが嫁さん@雨蘭咲木子の応援を受けているのに対し、河内はというと…番組ヒロインの月乃が所用で欠席する有様。一応馬鹿アフロが月乃の物真似をしてくれたので元気一杯です、多分。その後も延々と馬鹿アフロと月乃(馬鹿アフロ)がツッコミを入れる、1発ギャグを使い回すナイスなスタッフに拍手。ちなみに無駄な色気をバリバリと振りまいてくれる雨蘭咲木子、伊藤家の食卓(裏番組)に出てるんですけど…まあいいや。雨蘭咲木子は僕等の心の中に1人だけいるんです、ダブ録?無視無視。

  ついに登場した冠茂@井上麻里奈と梓川雪乃@湯屋敦子。冠に関しては戦うべき相手なので構いませんが、雪乃は色んな意味で重要なので…今後のぶっ壊れ具合に期待が高まります。ご家庭に遠慮して中途半端なキャラクターにするくらいなら、いっその事豪快に全部ぶっ壊してしまえ!。今回の“月乃の母の骨(灰)を枯木にぶちまける”はいい感じでした、最早この番組のスタッフに心配は要らないかも。そういう馬鹿馬鹿しいポイントをしっかり抑えつつ、感動できる話になっているので。毎度ながら凄い番組だなーと感心しきりです。いや、実際凄いことですよ?。


BLEACH   #20    ★★★★★
  朽木百夜@置鮎龍太郎の前に現われた、市丸ギン@遊佐浩二と更木剣八@立木文彦。今では考えられない組み合わせには驚かされましたが(笑)、隊長格が出てきてようやく本領発揮ですかね。一護くんもようやく斬月を呼び出して、胡散臭かった浦原レッスンもめでたく終了。斬月@管生隆之が一護を勇気付けるシーンなんかは中々迫力があって、「引けば老いるぞ 臆せば死ぬぞ」も重みがあってよろしかったです。作画も崩れず高値安定、予想以上に奮闘してます。

  その後は現世の人達とお別れ花火パーティー。浅野@小西克幸と黒崎父@森川智之のハイテンション、という他番組ではまず見られない2人の使い方に感動。という馬鹿っぷりを見せておいたからこそ、深夜に家をこそこそ出ていく一護を見送る黒崎父、というシーンが引き立つわけですね。ぶっちゃけ出番は限りなく少ないんですが、黒崎父の存在価値は限りなく大きいのです。


ファンタジックチルドレン   #20    ★★★★★
  デュマに捕らわれてしまったヘルガを救うため、奮闘するトーマ&べフォーレの子供達(&チット)。ヘルガはビジュアル的(白髪+蒼い眼)にも、キャラクター的(内面の強さ)にもお姫様としての風格が十分なので、必然的にこっちのテンションも高まります(笑)。あとはトーマがセスやソランのような強さ(肉体的なものではなく)を身につけられるかどうか、ですかね。少なくとも今のままじゃ釣り合いませんから。

  デュマ@花輪英司。悲しき立場におかれた母親レダ@浅野まゆみと、権力だけを求めた父親ゲオルカ@小村哲生の息子。ゲオルカは既にぶっ壊れ感が強く、いきなり繰り広げられるドメスティックバイオレンスに、幼少期の彼の心はさぞや痛んだことでしょう。だからってティナ好き好きのシスコンになるのはどうかと思いますが(笑)、悲しく切なくデュマの想いを描いているので…そういうツッコミは野暮なんですね。たとえそれが間違った執着だとしても。そんなデュマやゲオルカを前にしても、堂々と正論を主張するヘルガはやっぱりお姫様としての風格十分。どんどん神格化していきますねー(笑)。

  今更気付いたこと。ギリシア人は地球人よりも巨大だった!。確かに流れる時間の違いからすれば、身体の大きさが違うのは当たり前といえば当たり前ですが…巨大なゲオルカはまだしも巨大なティナって。意味合いが変わってきません?。もはやアフロダイAとかのレベルではなかろうかと。


Get Ride! アムドライバー   #46    ★★★★★
  シムカ率いるジャスティスアーミー大軍団との直接対決。前回ヘッポコぶりを披露しておきながら、いまだあの黄金のアムジャケットに身を包んで陣頭指揮を執るシムカにメロメロです(笑)。何でこの番組の面々は、こんなに根拠のない自信に溢れているんでしょうか?それが楽しめるようになってくるから不思議。っていうか、さすがに数が違いすぎ。ジェナス達絶体絶命もいいとこです。

  この危機にネオエッジバイザーで出撃するシーン。すっかりランドバイザー(大型)にかぶれてしまい、単なる砲台として急速に影が薄くなってしまった過去を思えば、やっぱりエッジバイザーで接近戦してなんぼですよと。惜しい、2クール前に気付くべきでした。とか思っていたら。ジェナスに「オレよりでっかくなれよ」と謎の言葉を残し、単身キャシーの元へ乗り込み…死んでしまったセラの兄にイメージがダブり、アッと言う間にシーンは戦死へ一直線。

  これだけの軍団を用意しておいて、あっさり本拠に乗り込まれるキャシーの器に疑問を抱かずにはいられないんですが…「私が欲しいのはお金と権力と…貴方なのよシーン」と臆面もなく言い放ち、早速シーンとの復縁を迫ろうとするキャシーには逆に凄さを感じました。いきなりの昼メロ展開に開いた口が塞がりません(誉め言葉)。番組開始から何一つ変わっていないキャシーと、紆余曲折を経て成長したシーンを見事に対比しておきながら、そのシーンすらも幸せを掴めず死んでしまう…って。残酷にも程がありますよ!。シーンがこれを予期していた、自分で始末をつけようとしていたから、納得の結末なんですけど…にしても。厳しい番組ですね、今更ですけど。






日記過去ログ一覧に戻る