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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


NARUTO   4/20    ★★★★
  万華鏡車輪眼の秘密。サスケを残し全滅したうちは一族。サスケが兄イタチを憎む理由。ショッキングなサスケくんの過去が語られましたが、涙、鼻水、涎…全てを流しながら泣き叫ぶ姿がプリティでした。という冗談はさておいて、ここまで見せられるとサスケくんの闇がいかに深いか、ってのがよく解りますね。この番組は迫力あるバトル描写に定評がありますが、今回のような悲しい話もそれなりに上手く描くんですよね。全てを失ってしまったサスケくんの心情を、雨という小道具を使って表現する演出なんか見事なもんです。


アイシールド21   #3    ★★(大丈夫なの…?)
  本作の初試合、相手は恋が浜キューピット。それよりも桜庭@宮野真守と進清十郎@郷本直也、強敵王城ホワイトナイツの主要メンバーが登場する方が重要です。特に高校最強どころか日本最強のLBである清のスゴさをどう表現するのか、これに注目してたんですけど…どう凄いのかよく解りませんでした。#3にして作画が貧相なのも相当問題なんですけど、これはもう作画とかそういうレベルじゃありません。進の凄さを描くだけなのに、別にアメフトの小難しいルールを表現しなくてもいいのに。

  同様に試合もかなり貧相な出来で、正直見ているのが辛かったです。適当な絵と説明台詞のシーンを挟むだけで、アメフトのルールが理解できると思ったら大間違いですよ?。アメフトの魅力が描けると思ったらさらに大間違いですよ?。どうなるんだろこの番組、せめて予算をあと2倍…ってそんなに必要?必要ですよ!。声優についても言いたいことは山ほどあるんですけど、それが瑣末な問題に思えてくるから不思議です。


甲虫王者ムシキング   #3    ★★★★☆
  十八番は思い出し泣きの主人公ポポ@宮原永海、知恵蔵エロエロ電波娘パム@宍戸留美。妙なやる気が突っ走ってしまった感のある本作、メインキャラの壊れっぷりからして危うさプンプン。その分、マニアには堪らない出来なのでよしとしましょう。ただ、未だに番組の方向性を感じ取れないのは…僕の方に問題があるんですか?。っていうかパムだけじゃなくて、サーカス団のねーちゃんの格好もエロ過ぎです。これは…誰向けのサービスなんですか?。この疑問符に答えを出してくれるなら、多少の苦労はいといませんので。よろしくお願いします。

  甲虫同士のバトルがCGなので、他のアクションはいい加減になるんだろうと思ってました。ところがどっこい、サーカス団vsコーカサスオオカブトのバトルが意外に見事なもんで。水を操ったりなんだりの特殊能力についてはよう解りませんが、少なくとも誤魔化すつもりはないようです。と思ったら#2で登場したサーカス団の面々が、#3で死んでしまいましたよ。幾ら主人公に戦う動機付けをするためとはいえ…さすがに早すぎません?。


MONSTER   #51    ★★★★★
  Dr.ライヒワインだ、シューバルトだ、カール@関智一だ、いや久しぶり。何故関智一だけ特別扱いなのかはよく解りません、っていうかテンマが身柄拘束されてそれどころじゃないんですよ!。番組開始から1年、ついに捕まってしまったテンマですが…これまで1年かけて地道に描写してきた脇役達がまさかの総登場。欠かさず視聴してきた人間にとってはたまらない瞬間です、1話見逃してもこの感覚は味わえないでしょうね。いや実に贅沢な番組です。具体的な名前を挙げるとキリがないので割愛しますが、まさかDr.ベッカーまで出てくるとは思いませんでした(笑)。相変わらずの駄目駄目っぷりに涙が出そうですよ。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #1    ★★★★★
  結城くんが!結城くん@浪川大輔になってる!何故?何故!?と、解りにくい表現驚いてみました。いや実際ビビりましたってば、前シリーズのラストを今シリーズの冒頭にそのまま使ってるのに、結城くんの声だけ変わってるなんて。あの低くサービス精神のない声の結城くんは、一体何処に行ったんですか?。そもそも彼の起用に何の意味があったのか、今ではさっぱり解らないので…別にいいです。その代わり南さんの担任は去年のまま、そこに何の意味があるのかは今でもさっぱり解りません(笑)。また席替えのくじ引きを徹夜で作ってくれないかなー(誰が覚えてるんだそんなネタ)。

  結城くんとクラスが離れてしまった南さん、そんな南さんの前に現れたのは住田くん@吉野裕行。優しくて、くもっちょ(ミルモの大好物)大好きで、基本的に非の打ち所がない中々のナイスガイ。どうやら今シリーズは学園物、恋愛メインでいくようで。元々の掲載紙ちゃおの読者層を考えれば、元々のミルモの使命を考えれば(笑)、もっと早くからしておくべき展開だったと思います。ちょっと大人っぽくなったキャラデザイン、そして番組ラストのミニコーナー“ミルモ子のファッションチェック”。やっぱり今シリーズはファミリー向けからガチンコ少女向けにシフトしたようです。

  #1だからか作画クオリティが高く、学園パートが多い分女の子も多く。非常に眼福でございました。まさか#1で住田くんが南さんに告白するとは思いませんでしたが(笑)、南さんだって#1で結城くんに告白してましたし。やっぱり少女向けアニメは恋愛を扱ってナンボですよ。通常のコメディをやるよりも、恋愛が絡んだ方がミルモのイイやつパワーが発揮されますし。ああ何か楽しみ楽しみ。でも幾ら“いい友達”レベルだからって、屈託のない笑顔を振りまいたり、住田くんの手を握って恋のおまじないを教えたり、南さんは少々自覚が足りなすぎると思います。住田くんじゃなくてもKOされますってば。あ、彼は一応「ずっと前から…」ですので、勘違いなさらぬよう。


焼きたて!ジャぱん   #26    ★★★★★
  パンタジア新人戦3位決定戦、最終試合を飾るのはアフロ河内vsサムライ諏訪原。河内の泣く(歌う)フランスパンvs諏訪原の踊るフランスパン、既に味ではない方向に突っ走っているのは御愛嬌。パン試食後のリアクション勝負に比べれば、パン自体で勝負している方がまだマシってもんです。まあ、踊るフランスパンは“食べた人間が踊るフランスパン”だったんですけど…もう好きにして下さいよ(笑)。黒柳@子安武人が舞い踊ればもうどうでもいいや的な。

  ルイ14世やナポレオン、リアクションシーンの登場人物は相変わらず訳が解りませんが…ついにキッド@堀内賢雄が登場しました。漫画ならではの手法で異様な雰囲気を誇っていた彼が、アニメでは全く違った手法で異様な雰囲気を獲得するとは(笑)。っていうか堀内賢雄はズルい、さすがにズルい。いい加減な外国人をやらせたら堀内賢雄の右に出るものはいません、参りました。ネタ自体は微妙なダジャレなのに、キッド独りで何もかも持っていきましたよ。どうしてこのアニメは、漫画でしか描けないものをアニメ独自の手法で代替表現できるんでしょうか?。何気に凄いと思います。


BLEACH   #28    ★★★★★
  一護が一角@檜山修之を、ガンジュが弓親@福山潤を倒し。お次はヘッポコ滅却師(クインシー)石田が、次郎坊@中多和浩を倒すお話。決着してませんけど、まあいいんじゃないかなーと。漫画では結構アッサリ描かれていた感のあるこのエピソードを、石田のポリシーはおろか成長までしっかり描いてあって好印象。一番の飛び道具使いに与えられる称号“鎌鼬”を、偉そうに解説するシーンがそのままなのは微妙でしたけど(笑)。インフレはジャンプ漫画の基本ですが、次郎坊ごときにその役目を与えるのは…さすがにねえ。でも始解の話ならそれでいいのか。


創聖のアクエリオン   #3    ★★★★☆(見事な馬鹿っぽさ)
  エレメントスクール。まさかとは思ったんですが、アクエリオン搭乗者の学校ですか?。いい年齢の面々が揃いも揃って大人しく授業(訓練?)を受けてる様を想像すると、もう面白くて面白くて(笑)。メインキャラの描写も中途半端なままに、早速新キャラ投入。いわゆるマニア少年とメガネ巨乳少女、前者はまだしも後者は先輩女性に妙な感情を抱いていて…何つーかやりたい放題ですな。これだけやりたい放題ぶちかましておいて、番組としてまとまるんですか?。もしくは後半一気にシリアスになって、前半のことは忘れてね的な展開になるとか?。

  シルヴィア@かかずゆみ、相変わらず可愛さを微塵も感じさせない見事なかかずっぷり。彼女をヒロインにすえた本作スタッフの勇気に拍手。あの野生児(主人公)と前世からの繋がりがあるっぽいので、釣り合いを取るにはそれくらいじゃなきゃ駄目か。あとは#3にしてようやくピエール@小野坂昌也の出番がありました、よかった単なる馬鹿じゃなくて。よかった単なる噛ませ犬じゃなくて。多分馬鹿だし噛ませ犬なんでしょうけど(笑)。


うえきの法則   #3    ★★★★★
  イメージ次第で応用が利きまくる植木の能力、何故か植木に執着しまくる森さん@川上とも子、一番重要な“空白の才”を植木に説明しないコバセン。色々問題はあるものの、植木が激しい戦いに身を投じる理由…それが皆無ってのが一番の問題かなと。「大好きな事を一生懸命やるのに、バカみたいって言うな!」、植木のセリフはごもっともなんですけども。説得力に欠けるのが少々残念なんですよね。

  いや面白いですよ、今でも十分。作画は綺麗だしバトルは迫力あるし、“走る才能”と“走ることが楽しい”は別問題なのよ、というメッセージもしっかり伝わってきてますし。このクオリティ&テンションで突っ走れるのなら、原作が盛り上がる辺りが非常に楽しみですし。つまりこの感想で僕が伝えたいのは、「幾つか問題が散見されるけれども、見て置いて損はない」という、原作既読者の回りくどいお節介でございます。

  今更な話題で大変申し訳ないんですけど。島谷ひとみってアニメのテーマソングに向いてないと思います。これは別に悪口でも何でもありません、島谷ひとみの世界観が独特で強烈すぎるだけです。さすがに“サハラ”って言葉が入っちゃあ…ねえ。アニメに合わせて微妙に隠しこむ例は多々あるものの、デフォルトで扱いにくい単語が入ってるって(笑)。ある意味尊敬しますよ。


  日曜番組感想 4/17  
まほらば   #15    ★★★★★
  大家さんこと青葉梢@新井里美を1人目とすると、5人目となるあの子こと紺野棗@新井里美がついに登場。これまでの面々とは異なり、表情は変わらないし一言も喋らない、常に読書ばかりで外界とのコミュニケーションは手品、という何ともはや扱いにくい…のはこれまでと同じか(笑)。とにかく自己主張を全くしないので、非常にキャラクターが掴みにくいのですね。千百合とは別の意味で鳴滝荘の面々を手玉にとってますが、必死に仲良くなろうとする面々の姿勢は素晴らしいなと思いました。みんな頑張るときは結束して頑張るんですね、意外…でもないか。

  で、そんな感じで取り付くしまもない紺野棗に、ひたむきな姿勢で接し心を開かせるのはやっぱり白鳥くん。彼の台詞に説得力があるかどうかは別にして、彼の誠実さ真剣さはしっかり伝わってくるので…凄いなあと。大家さんの破壊力はもはや語る必要もありませんが、もう白鳥くんも好きになってしまいそうですよ。いやいや冗談ではなく、真面目に言ってますから。それはそれで問題かもしれませんけど。しかもちゃんと前回の絵本の話を絡めて、綺麗に話として成立させてますし。トランプを扱う手品の動画も細やかですし。凄いとか素晴らしいとか、もう聞き飽きたでしょうしこっちも書き飽きました。でも他に言葉がないので…ご勘弁を。

  暗いキャラクターは新井里美的にどうかなと思ってたんですが…この子もご多分に漏れず変わり者なので、特に問題はありませんでした(笑)。今回はお友達になっただけなので、これからどんな面を見せてくれるのか楽しみです。キャラ的にも新井里美的にも、ね。


おねがいマイメロディ   #3    ★★★★☆(面白すぎ)
  溢れる悪意は意図的か結果的か。#1で予感させて#2で一気にぶっ放す、見事な離れ業で僕のハートをがっちり掴んだ稀有な番組、その名も“おねがいマイメロディ”。普通なら「夢を叶える」為にある魔法を「人の欲望を叶える」為だけに使い、主人公マイメロディの魔法はその尻拭いをする為だけに存在するという、奇天烈にも程がある設定で。もう魔法物として根本から間違ってるんですけど(笑)、チャレンジ精神という言葉でまとめれば万事OKです。魔法少女物に対するアンチテーゼ、とか中途半端に理屈ぶるのはやめました。こんなイカれた番組がもっといっぱいいっぱい増えたらイイナ!。

  社会の課題、ホームページ作成。先週のパソコン男に引き続き、やけにパソコンにご執心なのは…やっぱり情報リテラシー?。テーマに“ゲーム”を挙げる小暮くん@沢城みゆきは別に間違ってませんが、主人公提案のテーマ“憧れの先輩特集”はさすがにどうかなーと。ちなみに“タイガースの試合予想”は今週もしっかり全否定。こういう気遣いが番組の魅力とキャラの深みを増すんですね、正しいかどうかはさっぱり解りませんけど(笑)。ちなみにタイガースファンの彼女は“可愛いものが嫌い”、という掟破りの設定まで抱えてますが、「マイメロ、ショック…」って自分で言うなマイメロディ!「好かれるように頑張るから」って、その全て悟ったようなリアクションは何?。さすがサンリオキャラクター、ってそれは言いすぎ。

  マイメロが魔法を使う必然性が皆無だった前回に比べて、今回はしっかり魔法で解決してたんですけど…実は根本的な問題(人間関係)は主人公が既に解決してるんですよね。マイメロは魔法でクロミに体罰を与えただけ、しかも自分では手が足りず、クラスメイトを「お願い♪」で洗脳して戦わせる非道ぶり(笑)。クロミには「友達」とか言っておきながら、自分の手を汚さず体罰を与えるとはさすがマイメロディ。底無しの悪意を笑顔でごまかす、さすがサンリオキャラクター、ってさすがに言いすぎ(笑)。

  主人公の憧れの存在、何処からどう見ても悪人…というか実際悪人の柊先輩@置鮎龍太郎。かたや主人公と顔を合わせれば喧嘩ばかり、活発で実は優しいクラスメイトの小暮くん。ハム太郎で言えば木村くんとロベルトですが、柊先輩→小暮くんにシフトするのはまず間違いないので、その筋の方にとっては非常に喜ばしい設定です(笑)。もし柊先輩が実は…とかだったら、凄いことになるんですけど。さすがにそれは無いか。それにしても沢城みゆきは着実に芸幅を広げてますね、少女向け番組における少年まで出来るとは思わなんだ。

  高橋美佳子の微妙に垢抜けない歌いっぷりは、少女向け番組のOPとしてピッタリなんじゃないか?と思い始めた今日この頃。等身大の少女的な…と書くと非常に回りくどい表現なんですけど(笑)、下手にプロのミュージシャンに任せてしまうよりも、よっぽど魅力的かつ効果的だと思います。「スキスキスーフワフワフー♪」という歌いだしからして強烈で、「マイメロディー♪」というサビが妙に頭に残り、最後のエコーなんかはもう最高。さすがにエコーは反則だと思います(笑)。でも何故に高橋美佳子?主人公@片岡あづさに似てるから?って思ったのは僕だけですか。


金色のガッシュベル!       ★★★☆
  テッド@竹内順子の捜し人チェリッシュ。そのチェリッシュを“匂い”を辿って捜そう、という近年稀にみる謎の展開。という表現はさすがに大袈裟なんですけど、テッドから出てくる情報が“匂い”だけってどうなのよ(笑)。そもそも“匂い”で女の子を捜すという発想が間違ってます。さすがは雷句誠先生、少年漫画家らしい女性へのアプローチですな(笑)。


ふたりはプリキュア Max Heart   #11    ★★★
  ラクロス話。この手の少女向け番組においては、「メイン以外の話の出来が番組の深みを左右する」というのが僕の持論です。前シリーズのラクロス話は必要性がほとんど無かったんですけど、どうやら今シリーズは…ちょっと進歩してるかも。「バトルを日常話に絡められない」というこの番組最大の弱点を、単独変身可能なシャイニールミナスでカバーできるとは。だとすると、もっともっと日常話を描けるようになる…かも。とりあえず期待。

  ラクロス話自体は元々作画クオリティが低く、つたない少女声を集めてのスポーツにも無理があるので、今シリーズも程々でいいかなと。でも、今回みたいな崩れ方はクオリティ以前の問題です。特にバトルシーンの動画が酷くて酷くて…独特の動き方が新鮮といえば新鮮でしたが(笑)、適当過ぎる顔はさすがにアウトでしょう。友情を確認するために手を繋ごう、という話自体はいい感じだったのに。


仮面ライダー響鬼   #12    ★★★★★
  まさかのパワーアップを果たした童子&姫(敵です)。これまで飄々と戦ってきただけに、ヒビキさんが迎えてしまったピンチが相当な危機に見えてしまうのですよ。ドキドキすると共に、そんなピンチにも臆せず立ち向かっていくヒビキさんがカッコいいのですよ。いきなりシビアになった戦闘を見ていると、もう少し出し惜しむべきじゃないかと心配してしまうんですが(笑)。強化された童子&姫を何とか撃破したヒビキさん、村に迫らんとする魔化魍を必死に追いかけるヒビキさん。細川茂樹自体のカッコよさもあるんですけど、これはやっぱり番組全体の出来と褒めるべきでしょう。今年は傷を負ったら血も出ますし。

  まさかの隠し部屋落下を果たした明日夢君、変身アイテムを見ながらニヤニヤウットリ。これだけならどうでもいいんですけど(笑)、そこから鬼と魔化魍に関する詳細が語られまして。これまでも概要は少しずつ語られていましたが、これでようやく位置づけが解ってきました。昔のディスクアニマルは折紙で、実は式神だったいうのもオドロキ。しかしまあよく考え込まれた設定ですこと。歴史の重みがありますなあ。


魔法戦隊マジレンジャー   #10    ★★★★
  朝っぱらから乾布摩擦に励む馬鹿兄貴+弟×2。開始数秒で上半身半裸の男達が画面を占拠、ってさすがに間違ってると思います(笑)。“忍風戦隊ハリケンジャー”にも半裸大好きカブトライジャー(兄貴)がいましたけど、喜色満面で裸を見せるというのは…本作が始めてかな?。で、今回はそんな半裸大好き馬鹿兄貴が性格最悪女に惚れこむお話。そもそも「このサボテンに花を咲かせたら付き合ってあげる」という時点で、ロクな女じゃありません。それなのにサボテンを抱えたまま戦闘(しかも変身後)に臨む、このマジグリーンこと馬鹿兄貴を何とかして下さいよ(笑)。

  最初から花の咲かないサボテンを渡す、それだけなら普通のイヤな女ですが。追求に対し「ちょっとでも夢見られたんだから感謝しなさいよ」、とまで言い放つとは。ここまでイヤな女を、日曜朝のこの枠で描く必要があるんでしょうか?。馬鹿兄貴を徹底的に馬鹿っぽく描くため、といえば確かに筋が通ってます。かくして馬鹿兄貴は、半裸大好き&惚れっぽいという特徴を獲得したのでありました。あとは、敵(サボテンが変化)の特徴をもう少しつけて欲しかったかなー。っておい、兄貴の恋が実って終わるんかい!次回以降は無かったことにする…んですか?。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #10    ★★★★
  前回突然発生した黄金のライオン盗難事件、そして唐突に始まった“めいたんていゾロリ”…といってもコニャン@は別にいて、ゾロリ自身はゾロリ小五郎なんですけども(笑)。ゾロリ先生を信じて捜査を手伝うコニャン、ゾロリ先生を疑いひたすら冷たく当たるニャンねえちゃん@豊口めぐみ。コニャンは元ネタ以上にいい少年で、ニャンねえちゃんは元ネタ以上に存在意義があっていい感じ。可愛くないのがアレなんですけど(笑)。豊口めぐみはこういう“萌え”とは別ベクトルを突き詰めるべきですよねー、と誰に言うとでもなく呟いてみる。

  子供向け推理番組として体裁は整ってます。整ってるんで視聴者としても安心して見られるんですが。ただ、前シリーズでぶっ放しまくってた激烈テンションの展開&動画、これが見られないのは残念だなーと。話もキャラも今ひとつ弱いし…ううむ。



ギャラリーフェイク   #15    ★★★★(雪野五月が一番の見所だったり)
  スコットランドヤード美術品捜査官、変装の名人ワーナー@大塚芳忠。やり手の外国人をやらせたら大塚芳忠の右に出る者はいません、胡散臭さと切れ味光る物言いが素敵です。リンダ@氷上恭子のどうでも良い感じもまた見事、勿論褒めてますよ(笑)。まあ何というか、藤田@森川智之とワーナー@大塚芳忠の腹の探り合いという、声優マニアにはもう堪らないシチュエーションに僕の心もウキウキですよ。話自体も、フェルメールの“合奏”を巡る虚々実々の駆け引きと、心温まるラストと、上手くまとめてありました。手堅いといえば確かに手堅い。


モリゾーとキッコロ   4/16    ★★★☆☆
  「(落ち葉が敷き詰められた)地面のベッドはホカホカじゃよ」という、モリゾーおじいちゃんの言葉を額面通り受け取ったキッコロ。何を思ったか「地面に埋めて」と言い始め、地面から顔だけ出しているキッコロに…みんながエサを与えるという。猛烈にシュールな絵がもうたまりません(笑)。さらにみんながキッコロを羨ましがり、揃って地面に埋まって顔だけ出しているという。とっても暖かくて、顔だけ出してればご飯を誰かが口に運んでくれる、確かに快適なのは解りますが…ちょっと頭がおかしくありません?純粋とかそういうレベルで片付く問題ではありませんよ?。


MAJOR   #21    ★★★★★
  最終回、5点差、ランナーなし、あわや完全試合という所から始まる三船リトルの逆転劇。それでも安易な展開というなかれ。完全試合を逃したショック、幼少時より父親から寄せられ続けた過度の期待、息子のみに執着したがゆえに招いてしまったチームメイトへの指導不足。逆転には理由があるのですよ、戸塚西というチームの構造的問題という理由が。それにフォークボールの多投で握力が…という技術的な理由も加われば、文句のつけようがないでしょう。

  完全に相手投手が崩れてしまったこの状態、このままいけば勝利はほぼ手中なのに…「オヤジの言いなりで野球やって面白いか!?」と相手投手を炊きつける吾郎くん。別に敬遠防止のための挑発などではなく、勝ち負けを意識した作戦ですらなく、“立ち直った相手と真っ向勝負がしたい”という純粋な思いからの発言なんですね。そこから始まる吾郎くんvs相手投手の全力真っ向勝負。ああ何て爽やかなんだこの番組、伊達に“これが野球!”というサブタイトルつけてませんよ。素晴らしい。相手投手の「野球を教えてくれてありがとう」という言葉で、父親である駄目監督への感謝も忘れてませんし。完璧、完璧ですよ。


ボボボーボ・ボーボボ   4/16    ★★★★
  人類の毛の自由、そして平和を守る旅を続けるボーボボ達。「そんな目的だったっけ?」「番組内容とは関係ないからどうでもいいの」、ということでどうでもいいそうです。どんな状況だろうとどんな強い敵が出てこようと、基本的にはその場その場のボケツッコミこそこの番組なんですから(笑)。別に100年前の毛狩隊が目覚めようと、最強の誉れ高い奴等だろうと、大して問題はないんですよ。“真拳使いをレベルアップさせる”聖地エターナルで修行する、とか一応それっぽい展開にはなってますが、やってることはその場その場のボケツッコミに過ぎませんから(笑)。

  そもそも修行とか言われても、パン屋さん、公衆トイレ、衣服店、スーパーマーケットで何をレベルアップするんだと。衣服店に出向いた首領パッチに至っては、高まったのがレベルではなくマッジモという…何だ60マッジモって。アフリカ原住民っぽい格好で誤魔化そうとしても無駄です、マッジモを何一つ説明してません(笑)。で、修行の成果を見せるべく、旧Gブロック隊長の菊薔薇雪之丞こと強敵が登場すると。で、特に修行の成果を見せることなく仲間の面々がやられていくと(笑)。基本を完全に無視したストーリー展開、これこそこの番組の特権ですよ。来週には修行のことなんて忘れてるでしょうし。


ふしぎ星の☆ふたご姫   #3    未見


ビューティフルジョー   #28    ★★★☆(ちと不安も)
  世界から世界へ、ムービーランドを渡り歩いていた前期シリーズとは違い。侵略されている映画のフィルムを映画館で眺め、異変を感じたら中へ入っていく後期シリーズ。今まさに事件が起こっている様がスクリーンに映し出されていて、それをジョー達がポップコーン食べながら眺めているので…どうも間抜けっぽさが強いんですが。まあ今に始まったことではないので、何とかしてくれると信じてます。今回のメインであるジュニアの変身もそれなりに感慨深いものがあったんですが、皆で変身されると締りがないような気も。こっちも何とかしてくれると信じてます。

  馬鹿っぽさといえば。出た出た出ましたよ元ジャドーの三馬鹿幹部、現売店経営のスカポンタンども。馬鹿とはいえ、こいつ等がギャグパートの浮沈を握っているのは紛れも無い事実。セクシーシルヴィアに凄まれて怖気づく相変わらずの間抜けっぷり、新しい敵組織ゲドーに対し「笑えねえな」というナイスな指摘、さすがはスカポンタンいやさ三幹部。お見事です。どうせ戦闘パートでは役に立たないんですから(笑)、もっともっとハジけて欲しいもんです。


ロックマンエグゼStream   4/16    ★★★★(メイル味満点)
  メイルちゃん@水橋かおり。今やすっかり変わり者声優(褒め言葉)となってしまった水橋かおりが、珍しくまともなヒロインをやっている希少例ですね。今回は最近出番が少なくなってしまったメイルちゃんに、活躍の場を与えようというお話…ではなく。デカオ&ガッツマンに出番を与えよう、というお話。まあデカオなんて実際どうでもいいキャラなので、最終的にはメイルちゃん&ロールちゃん@城雅子のお話なんですね(笑)。わざわざデカオを噛ませ犬にする必要があったのか、僕にはさっぱり解りません。

  せっかくメイルちゃんがクロスフュージョンできるようになって、戦う資格を手に入れたというのに。レギュラー化はまた今度って、何ですかただのお遊びですか(笑)。熱斗は熱斗で“いなくなった炎山の分、一緒に戦ってくれる存在”という認識しか持ってないし。曲がりなりにも一応主人公とヒロインなんですから、もうちょっとこう燃える展開にならなってくれないものかと。腐女子的視点からすれば、メイルちゃんより炎山の方が熱斗の相手に相応しいんでしょうけど。スタッフが年上嗜好だから仕方ないか…。


トランスフォーマーGF   #15    ★★★
  惑星スピーディアで繰り広げられる壮大なレース。地球で繰り広げられる少年達の都会散策。同列に並べるもんじゃないんですけど、番組で平行して描かれてるので仕方ありません。レースはレースで、ニトロコンボイvsエクシリオンがメインの筈なのに、やたらガスケット@平田弘明(しかもデストロン)が飛ばしまくってたのは…気のせい?。色んな要素を平行して描くのは構いませんが、もう少しポイントを絞らないと散漫な印象ばかり残ってしまいます。この状況でスタースクリームの同志集めとか描くのは欲張りではないかと。


ピーチガール   #15    ★★★★
  カイリ@鈴村健一の兄リョウ@速水奨がカッコよかったので、のこのことホテルの部屋まで着いていったら…襲われそうになりました。他の誰がどう思うかは知りませんが、これって着いていった主人公にも非がありません?。細かいことは先週書いたので省略。すっかりカイリにご熱心な主人公、リョウとお付き合いを始める柏木さえ@那須めぐみ。主人公の為にさえの無茶な要求に従ったままのトウジ@木内秀信は…放っておいていいんですか?。さえに捨てられるのはまだしも、主人公からも完全に忘れられてるだなんて。可哀想過ぎて涙も出ませんよ。

  女の子が(偶然とはいえ)自分の家に来て、何となしに雰囲気が盛り上がって、抱きついてキスしても抵抗しなくって。挙句の果てに「いいよ」って、早朝の番組でここまで描写していいんですかそうですか。まあ女の子(主人公)の方からOKが出ていて、男の子(カイリ)の方からSTOPが出るってのもありえない話ですけど。主人公の判断は恋愛の延長線上…なの?。たまたま気分が乗ったからOK出した、みたいに感じてしまうのは僕が駄目人間だから?。だってほんの5分後にはカイリとの関係に亀裂が走ってるんですよ?どうしろと?。

  もう無理。最終到達点すらも交渉の材料に利用する恋の駆け引きなんて、僕ごときがどう逆立ちしても理解できるわけないんですよ。そうそう、だって男の子だもん。クソみたいな言い回しですが、それが本質だと思います。どうしても直接的な表現になる男性向け番組と違って、上手くやれば放送コードにかすりもしない女性向け番組。得…なの?。


スピードグラファー   #2    ★★★
  オーバーニーソックス、オーバーニーソックス、オーバーニーソックス。究極の箱入り娘である神楽@斉藤圭が、オーバーニーソックスを履きたもうその御姿が眩しくて。ではなく。先週はカメラマン(多分主人公)が地下の怪しい遊技場で、何だか解らない踊り子に出会う話で。今週は女子高生が母親にいびられ、空腹のあまり道草(自宅の植木の実)を食う話。#2でも番組コンセプトがさっぱり解らないままなのは…狙ってやってるんですか?。後々の為に伏線や謎を張り巡らせるのと、意味が解らないってのは全然違います。サディスティックな水天宮@森川智之だけで視聴継続できるのか…なあ。


ポケットモンスターAG   4/14    ★★★☆
  ホエルオー、ポケモン史上最大のポケモン。飛行船とみまごうばかりのとんでもない大きさなので、絵として描かなければならないアニメには向かない厄介なポケモンです。当然ながら海を舞台にして、ホエルコ→ホエルオーへの進化も済ませてしまいましたとさ。当然ながら特筆するような話ではありません。ただ、ホエルオーに乗って島を出る際、マサトをしっかり抱きしめていたハルカさんが高ポイント。こういう何気ないお姉さん的描写が堪らないんですよ。


陰陽大戦記   #28    ★★★★☆
  地流が着々と地盤を固め、気象をコントロールし始めているその間に、夏休み明けの学校に登校するリッくん。さすがに序盤のようにのほほんとしている訳ではなく、彼なりに冷静に現状を把握しようとしているので文句は言いません。で…地流ことミカヅチグループが、気象をコントロールして何をしようとしているかというと。野菜価格の高騰を抑えつつ農家を取り込み食料を確保、原油価格の高騰にも石油を備蓄して対処、キャスティングボードを握るとか…試算で600〜700兆とか、さすがテレ東の番組です(笑)。この為に大学出のソーマくんが必要だったのか!。

  伏魔殿に引き込まれてしまったユウマとミズキ。既にミズキは闘神士だった頃の記憶を、許婚だったユウマの事すらも忘れてしまっていると。負け=記憶を失う=退場であり、その唯一例外がリッくんとコゲンタだと思っていたんですが…まさかユウマとミズキでそれをやるとは。ちゃんとライバルにも人間ドラマを用意する、この番組の用意周到さには相変わらず目を見張るものがあります。でも、ユウマの目に火を灯すのはやり過ぎです(笑)。やり過ぎといえば、ED後の提供クレジットに先週の血迷い映像を使い続けるのもやり過ぎです(笑)。


NARUTO   4/13    ★★★★☆
  現在のナルト@竹内順子vsサスケ@杉山紀彰を描きつつ、合間合間にサスケの少年時代を挟み込む並列進行方式。アニメとして最初から最後まで回想シーンを続けるのはさすがにまずいですし、回想シーン行ったきりでテンションが下がってしまう原作と比べれば、アニメの回想シーンはクオリティも高く緊張感もあっていい感じ。うちは一族をまとめる責任に追われる父親と、一族屈指の才能をもち孤立していく兄イタチ、その2人の間で揺れる少年時代のサスケ。その微妙な感情が上手く表現されてます、特に杉山紀彰の繊細な声質が素晴らしい(こればっか)。


アイシールド21   #2    ★★★
  まもり姉ちゃん@平野綾や栗田@永野広一、石丸@加藤啓の方が危ういんじゃなかろうか。そりゃヒル魔@田村淳には一番重要な知性が足りてませんけど、彼に関しては元々期待していないので(笑)。セナの40ヤード走、高校レベルを軽く超越しプロのトップスピードにも引けを取らない4秒2。凄い事をサラっと書いてしまいましたが、肝心の番組がサラっと描写してしまってるので…仕方がありません。これってセナがもつ唯一の長所でしょう?何か1つでもずば抜けた長所があれば、大活躍できるのがアメフトなんですよ。パシリ人生をおくってきたセナが輝き始めるその瞬間を、今後の可能性を感じさせるその瞬間を描かずして、他に何を描くんですか?。次回の試合がどうなるのか、正直不安…です。


甲虫王者ムシキング   #2    ★★★★★
  製作側の趣向を反映して物語性を追求したら、親に否定されないような道徳的内容&自然溢れる画面になりました。子供向け番組と言うには微妙なんですが、アニメ好きには堪らない内容になりそうなので…期待してます。「ミツバチは外敵に大群で群がり、熱で倒す」という昆虫マメ知識が盛り込まれているので、昆虫マニアの鑑賞には十分堪えうると思います。大人も子供も楽しめる内容になるかは、甲虫同士のバトルが面白くなるかにかかってると思います。その一番重要なポイントがCGで表現されるので…不安なんですね。さてどうなるやら。

  で、当番組のヒロインは…パム@宍戸留美。神秘的なたたずまいでビジュアル面に不足はないものの、宍戸留美ってどうなのよ(笑)。早速主人公を何のためらいもなく蹴っ飛ばしてますし。そんなパムと仲良くなるきっかけとして、主人公は母親から授かった知識をパムに語るんですが。まさか母を思い出して涙するとは。泣くな!泣くな主人公!そんなんで子供向け番組の主役をはれると思ったら大間違いだッ!。パムも涙をなめるな!やっぱり電波系か、何なんだこのエロさは!?。続く。


MONSTER   #50    ★★★★★
  裏切られ続け絶望するスーク元刑事のところに、訪ねてきたのはルンゲ警部。「君は刑事だろう?刑事なら、全ての事に冷静にメスをいれなければならない。ささやかな幸せを壊してでも、冷徹に真実をえぐり出さねばならない」と、ルンゲ警部が珍しくまともな事を言いましたよ。いや…珍しく人にまともな助言をしましたよ、が正しいのかな。スーク刑事はこのまま脱落してしまうんでしょうか?それとも奮起して活躍する?。グリマーさんも退場してしまったので、スーク刑事は開放されておそらくそのままフェードアウト、かな。

  テンマとは別ルートで、“本当の恐怖”に近づいていくルンゲ警部。秘密の明かし方隠し方が上手い原作に、緊張感を高める効果音といった演出が加えられ、気がつけば画面を凝視している自分がいます。壁に塗りこめられたドアを掘り出し、そのドアを開き中に入っていくルンゲ警部を描写する一方で…“絶対開けちゃいけない扉の話”をテンマが聞く…と。ああ怖い怖い、ああ怖い怖い。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #1    休み


焼きたて!ジャぱん   #26    休み


BLEACH   #27    ★★★★★
  黒崎一護vs斑目一角@檜山修之。一角の攻勢を耐えしのぎこっから反撃だ!と前回匂わせておいて、一護にそれっぽい口上を述べさせておいて…今週前半も耐えしのぐ展開なのはどうなのよ。一応、一護の自信は行動で実証されたんですけども。読み手自身のペースで読める漫画はまだしも、声がつくアニメでは、引き伸ばしを要求されるアニメでは、あんまりベラベラ喋るのはカッコ悪いと思います。

  それはそれとして、一護vs一角の決着シーンは強烈でした。白黒一色、筆で書いたような突っ走った演出。ともすれば暴走とも取られかねない、そんな表現を押し通せるとは。いいじゃないですかいいじゃないですか。相変わらず妙なギャグのはさみ方は気になりますけど(笑)。今回だって…十一番隊隊長、更木剣八の強さを描写するところでやめておけばいいのに。わざわざ“To be Continued”の後に妙なギャグを挟むなんて、僕にはその根拠が全く理解できません。


創聖のアクエリオン   #2    ★★★★(やっぱ馬鹿アニメか)
  「少年達の聖なる戦いが始まった」というナレーションに、「性なる」の間違いなんじゃないかと思わずツッコミたくなりました。「お兄様はどんな気持ちだった?…初めての合体」とシルヴィア@かかずゆみに臆面もなく言わせる、このクソ度胸というか面の皮の厚さはお見事。まあ、そもそも合体自体は非常にクリエイティブな活動なので…って、オイオイいきなり下ネタかよ。だって書くことが無いんですもの。ってな感じで、この感想で内容解説をするのは諦めました。そもそも視聴を続投するかも怪しいんですけど(笑)。

  キャラクター的には、というか声優的には。1人サッカー野郎なスタイルで浮きまくっているピエール@小野坂昌也が面白いです、ひたすら噛ませドッグな扱いもグッド。って首領パッチじゃないのよ(笑)。あとは、「弱すぎる…弱すぎるよツバサ」と悩ましげなヴォイスで主人公に迫る、トーマ@森川智之がセクシーセクシー。ホント森川って、いつ聞いても雰囲気たっぷりですよねぇ。


うえきの法則   #2    ★★★★
  ああ。何か必死だなあ。そりゃ確かに序盤の植木@朴ロミは非常につかみ所のない主人公です。それゆえに話のテンションが上がらないので、森あい@川上ともこが張り切らざるを得ません。僕はうるさ型の川上ともこが好きなので、特に問題は無かったりするんけど…一般的にどうかというと微妙な所。それに加えて話も唐突過ぎ。これでも原作を相当直してるんで、スタッフに文句を言うのは筋違いなんですね(笑)。バトル自体のテンションは非常に高いので、しばらくは温かい目で見守っていくことにします。

  あ、あと佐野@保志総一郎の関西弁はちょっと面白かったです。保志といえばひ弱で傷つきやすくて悩みを抱えていて、というのがお馴染みなのに。佐野に関してはそういったポイントが殆どなく、保志にとってもいい経験になるんじゃないでしょうか。でもこれって、人気声優を無理矢理確保したら意外にあっていた、って事じゃないのかなー。妙な勘ぐりやめなさいってば。





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