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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


MONSTER   #57    ★★★★★
  西側に来たばかりのヨハンとアンナ、リーベルト夫妻が殺されたまさにその日の回想シーン。1年以上も前に放送したシーンの新事実が、今になって明らかになるというのが壮大というか何というか。そこからさらに謎が深まるんだからもう堪りませんよ。とりあえず幼少時のアンナが可愛かったです。口の周りをケチャップだらけにするニナ@能登麻美子が可愛かったです。そして。淡々としながらも少しずつ真相に近づいていくこの感じ、番組の中に完全に取り込まれてしまうこの感じが何よりも素晴らしいですな。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #7    ★★★
  久々に妖精界話。ガビンとかペータとか結構好きなので嬉しいは嬉しいんですが、先週の恋愛物全開な展開の前ではどうしても霞んでしまいます。作画も低調な回に当てられているので、そんなに重要じゃありませんよね?。あ、ミルモで冬ソナのパロディっぽい物が見られたのは新鮮でした。アフロ先生とか超能力少年サトルとかPマンとか、この番組はセンスの古さがウリなので(笑)。


焼きたて!ジャぱん   #32    ★★★★★
  夕飯時にパンツ一丁で放送コードギリギリの痴態を繰り広げた河内、によって前回始まりました世界大会モナコカップ。司会はピエロ・ボロネーゼ@関智一、この番組の司会がまともである筈もなく、関智一によるピエロがまともである筈もなく。原作通りでも十分クレイジーでいかれているというのに、しゃくに障るセリフを逐一挟みこんでくれるそのサービス精神がナイスです。司会だけではなく審査員でもあり、135ヶ国のパンをたった1人で審査する為に…分身するという(笑)。しかも審査の根拠は「ピエロだからさ!」でバッサリ。この辺の奇天烈爆走っぷりの描写が最高でした、もう笑いが堪えられません。

  で、モナコカップ予選はルーレットで選んだ食材しか使えない、という変則形式。東が卵を引き当て、河内(ハゲ)が卵を引き当て、諏訪原が奥義で会場の天井にまで届く龍を呼んで…卵を引き当てて(笑)。狙えるならもっと確実に他の食材を狙えばいいのに、わざわざ卵と卵に挟まれた部分を狙う諏訪原の見事な馬鹿っぷり。パン作りとは何の関係もない奥義を、無駄に豪華なクオリティで描写するこの番組の姿勢が大好きです。諏訪原の奥義を炸裂させることで、諏訪原の馬鹿行動に視聴者がツッコミを入れるヒマを与えないのですよ。ホントに笑いとは何たるかを心得てらっしゃる。


BLEACH   #34    ★★★★★(愛染・雛森派には堪らんだろな)
  先々週は恋次の長い回想シーン、先週は何故か現世の馬鹿話、2週ぶりの本筋の雰囲気が懐かしいやら何とやら。かと思ったら今度は雛森@佐久間紅美による回想シーンが挟まれて、雛森副隊長と愛染隊長の夜会話が雰囲気たっぷりで、視聴者的にはウットリ気分バッチリですね。良かった良かった。しかし上司の寝所にやってきて、そのまま寝入ってしまう雛森は…問題ではなかろうかと。ラストの衝撃シーンとの落差をつける為なんでしょうけど、雛森はちょいと迂闊すぎです。出来がいいので余計にそう思うんでしょうけど。


創聖のアクエリオン   #9    ★★★★☆
  子供達が就寝中に意識を失う事件が全世界で続発。それを聞いたオッサンが「…特訓だ」と呟けば、メインキャラ全員でお昼寝タイムが始まると。ああもう勝手にして下さいよ(笑)。さらにそこから各キャラクターの夢の描写が始まり、何が何だか解らない展開に。敵が睡眠中に精神攻撃を仕掛けてくる、だから戦う為に気合を入れる言葉は「寝るぞ!」だと。シャーマンキングかよ!というツッコミは誰も解らないのでパスするとしても、馬鹿馬鹿しいにも程があります。よくもまあ、こんな馬鹿馬鹿しいアイデアをそのまま映像化できますね(褒め言葉)。巨大ロボットが夢の中で戦う、これはこれで画期的でしたが。


うえきの法則   #9    ★★★★☆
  先々週才数200の相手を倒し、先週登場した才数299の鬼山紋次郎@小西克幸を倒し、今度は鬼山紋次郎が強敵と評価する黒影が相手になるそうです。100人いた能力者もあっという間に60人になり、ロベルトに忠誠を誓う強者ことロベルト十団も動き出し、見事なまでのインフレ(生き急ぎ)っぷりがもう最高。ただでさえぶっちぎった展開なんで、何人付いて来てるかはさっぱり解りませんが…アニメとして出来がいいので大丈夫かも。これでどうしようもないクオリティだったら、と考えると空恐ろしいですね。



  5月29日  日曜日  
  5/27(金)にちょっと時間が取れたので、新宿へ買い物しに行きました。わざわざ新宿まで出向いて何を買いたかったのか、気になる方がいなくても書きます。それがこのサイトの主義ですんで(笑)。

■ 5/27購入品 ■
 (1) アークエとガッチンポー 2ガッチン DVD
 (2) アークエとガッチンポー 3ガッチン DVD
 (3) DEEP BLUE DVD
 (4) 逆転裁判(しかも第一作) GBAソフト

  (1)と(2)は御存知僕の病気です(笑)。今見直してみると、ジャスミン@新井里美が普通(というほど普通ではありませんが)に謎の美少女していてちょっと面白いですよ。元々ヒロインとしてキャスティングされた筈なのに、いつの間にかワガママ放題オバさんパワーが炸裂してるんですから…キャラクターというのは生き物だなと。誰がこの暴走機関車を放し飼いにしたのか、非常に興味深いところです。

  ちなみに。1ガッチンを買う時にも四苦八苦したんですが、今回もかなりドキドキ物の品薄っぷりでした。さくらやホビー館はそもそも入荷すらしてないし、っていうかアニメという認識すらしてませんでしたし。ヨドバシカメラは何故か3ガッチンしか売ってなかったし(2ガッチンだけ買っていった?)。結局前回同様ビックカメラで買いました。両方揃えているなんてアナタ、ビックカメラの品揃えは中々のもんですよ。仕入れないのが正解、という気がしないでもありませんが(笑)。

  (3)は僕が抱えているまた別の病気ですね。以前映画公開されている時分に、かなり興味をひかれたものの行かなかったんですが…DVDが発売されていたんで衝動買いしました。幼少時に学研ひみつシリーズをひたすら読み、海の凄さを脳裏に焼き付けた身としては、“海”と聞くだけでいてもたってもいられないのですよ。それに“深海”ともなればもう自制は効きません、ってこれじゃまるで怪しい人ですね。

  (4)は、さくらやポイントカードを使いきれるので買いました…だけではさすがに淡白ですね。以前より友人に薦められていたのと、“法廷バトル”という非常に特殊なジャンルに興味をひかれてました。と言いつつも4年が経過してしまったんですが(笑)、「自分の専門外にも取り組もう」という最近のスローガンを実行するべく、今回購入したわけであります。特にゲームに関しては愚痴ばっかり書いてるので、自分から色々取り組まないと説得力がありませんし、ね。細かい感想はまた後日、とりあえず非常に面白かったです。


  日曜番組感想 5/29  
まほらば   #22    未見


おねがいマイメロディ   #9    ★★★★★(少女物として成立してる)
  夢野三姉妹の三女で小学生の琴@八武崎碧、彼女の担任(馬鹿)が大縄跳びでテレビ出演を目論んで…勉強メインの男の子@山崎みちるが足を引っ張るというお話です。そうかそうか、三姉妹だと小・中・高とそれぞれ少女向けの話が描けるのか。さらに琴に対して、勉強メインの彼だけではなくスポーツ少年@太田良も用意されていて、小学生レベルの恋愛要素もバッチリ含ませる設定は見事の一言。今回は小学生達も可愛らしくて、しっかり縄跳びしていて、絵的にも眼福でございました。節々に毒が含まれているのは相変わらずですが。開始当初の想像を遥かに超える完成度の高さに驚かされっぱなしです。このまま世間一般の理解を…得られるんでしょうか?。


金色のガッシュベル!       ★★★
  「研修で北海道に行かなくてはならないので、ウマゴンの面倒を見てもらえないか?」とサンビームさんに頼まれているのに、颯爽と海の幸を想像しよだれを垂らす我らが天才児、高峰清麿@桜井孝宏。こんな欲望に忠実な人でしたっけ?。サンビームさんを追いかけて飛行機に乗り込んだウマゴン、それが実は沖縄行きの飛行機で…「ちゃんと帰って来るんだぞ」と励ましの言葉を投げる我らが天才児(以下略)。こんな無責任な人でしたっけ?。そんな感じで全体的にいい加減。サンビーム&ウマゴンが北海道を満喫する各シーンも、サンビームさんが乾いた笑いをただただ続けるだけという。いい加減です。

  その北海道でウマゴン&サンビームが戦う相手が、ウマゴンと同型の馬型魔物カルディオ@うえだゆうじ&サウザー@渡辺久美子。どうにも頭が悪いウマゴン&サンビームに比べて、シビアな考え方と卓越したコンビネーションで攻める手練のコンビ。うえだゆうじの「パルパルモーン!」という鳴き声はまあいいとして、渡辺久美子は前も同じような役で出ませんでしたっけ?。別に構いませんけど。でも番組最後の取り替えっこコーナーは構います、いい加減すぎです。


ふたりはプリキュア Max Heart   #17    ★★★☆
  「何で科学部に入ったんだろう」…唐突に悩みを抱える雪城さん。その悩みがアッサリ解決するところはさすが雪城さん、この世界の神だけあります。リモコンを改造して業務用リモコンを作ってしまう、という中学生とは思えない技術力にも頷けます。ただ…これは毎回のことなんですが、やっぱりバトル部分を描写しなければならないせいで、本筋のドラマの薄さがどうにもこうにも。研究発表会への準備、研究発表会そのもの、その辺の描写時間が絶対的に不足してると思います。シャイニールミナスがいるんだから、カタが着くまでは任せて置けばいいのに…。


仮面ライダー響鬼   #18    ★★★★★
  あきらがイブキさんをサポートする為に東京を走り回っているのに、明日夢くんは橘でお茶汲み。ああ何て役立たず。イブキさんが本来相性の悪い大ナマズに立ち向かっているのに、あきらが烈風を持ってくることを信じて不利な戦いに身を投じているというのに、明日夢くんは橘で臨時バイト。ああ何て役立たず。そんな役立たずのお陰で、本編であるイブキさんvs大ナマズが引き立つこと引き立つこと。“挫けぬ疾風”のサブタイトル通り、どんな苦境にもクールに立ち向かうイブキさんのその姿。“変身後に傷を負う”という本作の設定があってこそ、鬼(ライダー)達の姿がカッコよく見えるんですよ。


魔法戦隊マジレンジャー   #16    ★★★★
  インフェルシアの世界と人間界を繋ぐ門、その門の鍵は何とうら若き女性でしたとさ。その女性ことリンを敵から守るお話なんですが、何故かマジレッドがリンと空を飛んでデートするお話になってしまいました。そもそもリンのキャラクターが全く掴めないんで困るんですよ、幾ら記憶を失ってるからって投身自殺未遂って…。そんな感じで、どうも今回はリンへの思い入れが先走ってしまったかなと。自分勝手に動き回って散々迷惑をかけておいて、天空聖者として覚醒したら途端に「お前は甘すぎる!」って。マジレッドが可哀想なんですけど。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #16    ★★★★☆
  自称有名デザイナーのゾロリ先生発のインチキファッションが大流行、身体に昆虫をぶら下げた馬鹿マダム達があふれる石油成金の街ゴージャスタウン。ずる賢いゾロリ先生と愚かなマダム達を反面教師にして、若きデザイナーのジャン@浪川大輔とモデルの卵のソレイヌ@根谷美智子が、正しいファッションへの想いを取り戻すお話です。主人公が反面教師ってのもこの番組ならではですが、ナジョーに従わないと上手くいかないってのは少々制限かけすぎじゃないかなー。これから何もかもあの生命体頼みですか?。

  あとはゾロリ先生がどう失敗するか、ですが。大ブームを巻き起こした昆虫ファッションに続く第2弾は、何と空飛ぶ飛行機ファションでしたとさ。世界新人デザインショーの会場を縦横無尽に飛び回り、テントを破壊し遥か彼方へと飛び去っていく…中々のぶっ壊れっぷりに満足しました。あとはジャンのデザインした服に身を包んだソレイヌが綺麗でした、さすが根谷美智子(何がだ)。最後に、しつこいようですが新井里美のオバサン声が面白かったです。



ギャラリーフェイク   #21    ★★★★★
  若き一流の時計職人でありながら、生真面目さがゆえに頑固で偏屈な千手計@山口勝平。路上に自作の時計を並べて300万という値段をつけ、それでも自分の時計を買う目利きの人物だけと取引する、つまりは世間知らずのお坊ちゃんなんですね。未だにこんな役を演じられる山口勝平に拍手、まさに永遠の若造ですな。ちなみに、路上で300万の時計を売る千手も千手ですが、素直に小切手で買うサラ@川澄綾子はもっとどうかしてると思います。罪悪感がまるでないサラの素振りを純真さと捉えるか、金持ちの道楽と捉えるかの分かれ目は…川澄綾子を好きかどうかでしょう(笑)。

  細部の部品にまでこだわった時計ウンチク、若造こと千手と父親との絆、決して派手ではないんですが今回も綺麗にまとまったいい話でした。マリーアントワネットという名の時計がもつ機能の謎、懐中時計の役目と所有者の関係、特に時計ウンチクは感心するほどの精微差でした。組み立て図を立体的に描写するために、しっかりCGで設計図を描いてましたし。CGで描かれた完成品の時計のたたずまいはまさに荘厳。面白かったです。


ボボボーボ・ボーボボ   5/28    ★★★☆
  ミニドラマ“ギョギョギョーギョ・ギョーギョギョ”。夕暮れの砂浜でソフトンと魚雷ガールがじゃれあい、破天荒(キャラ名です)が魚雷ガールを求めてソフトンと争う…ボーボボお約束のOP前ミニドラマ。もはや前回までのあらすじでもなければ、今回の話の伏線でもないという。そんなミニドラマを毎週毎週作ってくれるスタッフには、ホントに頭が下がります。これを時間の無駄と呼ぶかサービスと呼ぶかは各個人の判断ということで(笑)。「30分を前後編に分けて、それぞれあらすじをつけるのはどうなのよ」と以前言いましたが。今回、“後編のあらすじを捏造する”という新たな芸風が確立されました。お見事です。

  首領パッチ@小野坂昌也とボーボボ@子安武人が合体し、生まれた戦士その名もパッチボボ@木内レイコ。ネギやらサトウキビを武器にして、物質を融合させる能力を持つ…のはいいとしても、お弁当とプロペラを合体させるという発想が凄すぎます。アップルとトイレットペーパーとか、天の助(仲間)とアイアンハンマーとか、思いつきで融合させると言っても普通は思いつきませんってば。そんなデタラメ合体を繰り返している内に、いつの間にか敵が倒れて前半終了。

  後編は魚雷ガール@西川宏美がやりたい放題。幾度となく挿入されるファッションショーが面白かったです、無駄にシュビドゥバドゥバなそれっぽい音楽も用意する辺りもさすが。主人公のボーボボと裏主人公の首領パッチ抜きで、ここまでハジケた番組になるんですから。魅力的なキャラクター満載ってことですよね、多分。それを魅力と呼んでいいのかどうか、それが視聴者を引き付けているのか、という点に対しては問題なし。僕としては大丈夫、多分。


ふしぎ星の☆ふたご姫   #9    未見


ビューティフルジョー   #33    ★★★☆
  黒いボディースーツに身を包んだ美女三人組、その名もチャーミングエンジェル。来ました来ました、解りやすいパロディ話でございます(笑)。メインであるメグ・ライアンことダイアナ@渡辺美佐、美少女というよりは美女を演じることが多い(年の功とも言う)渡辺美佐というナイスな人選に痺れまくり。話そのものはチャーミングエンジェルの絆を解散→復活で描くオーソドックスなものでしたが、今回はジョーが男気に溢れていてヒーローっぽかったです。いや、ヒーローなんですけど。今回のゲドー怪人カメオレオン@奥田啓人は第2作の正式なボスなんですけど…扱いが悪かったのがちょっと可哀想かも。

  ちなみに、闇の力を手に入れるという名目で争奪戦に参加していた、スプロケット@浅野まゆみとアラストル(っぽい男)@三木眞一郎の前シリーズキャラについて。スプロケットに関しては色々思惑が解ったものの、アラストル(っぽい男)は「日食が見たかっただけ」だそうです。何しに来たんだアンタ。しかも、チャーミングエンジェルの和解→復活で終わっておけばいいのに、アラストルをシャトルで宇宙に連れ出して…という無駄なオチにまで使われる始末。さすがにこれは冗長だと思います。


ロックマンエグゼStream   5/28    ★★★(基本は抑えてるけど…)
  ジャスミン@千葉紗子&メディ@かかずゆみ、数ヶ月ぶりに再登場。オバさん(年上の女性)ばかりの当番組において、少女キャラのゲストは貴重なのに。ラスボスであるデューオと戦う為の紋章を持つメインキャラだというのに。数ヶ月ぶりの登場で、しかも作画は大して良くないという(笑)。動物を愛する伝説の薬剤師ジャスミンと心に傷を追ったイルカの、心温まる話だというのに。追い詰められたガケから飛び降りるジャスミン等など、何か色々適当だし。そんなんだから馬鹿番組とか言われるんですよ!。とりあえずジャスミンは滞在してくれるそうなので、今後に期待します。


トランスフォーマーGF   #21    ★★★★
  惑星アニマトロスに行きたい。特に役立つ能力もないのに駄々をこねるローリ&バド。レース馬鹿ばかりの惑星スピーディアとは違い、アニマトロスはフレイムコンボイ@若本規夫が支配する野生の王国なので、おいそれと連れて行くわけにはいかないのです。っていうか、何でアニマトロスに行きたいのか僕にはさっぱり解りません。そんな状況で、ローリーに「連れてってやるよ」とポイント稼ぎをするニトロコンボイ、ただでさえ軽い彼がますます軽くなってしまいましたとさ(笑)。そんなニトロコンボイの馬鹿さが大好きです。

  で、フレイムコンボイ。力こそ全てと考える豪傑と言えば聞こえはいいものの、単なる力馬鹿…とだばかり思っていたんですが。アニマトロスの秩序を守ろうとしていた過去があったり、実は男気あふれるヤツだったり、気がつけばキャラとして立派に成立してるからあら不思議。戦いに全てをかけるフレイムコンボイの男気と、ライガージャックとギャラクシーコンボイ総司令官の絆、今回はドラマ面が充実していて見応えがありました。マスターメガトロン様の三下っぷりは悲しいものがありますが、とりあえず彼に関しては保留と言うことで。


ピーチガール   #21    ★★★★★−☆
  「幸せになりたい。ワタシ…幸せになってもいいよね?」、そんな言い訳を幾ら並べられても…カイリ@鈴村健一からトウジ@木内秀信に乗り換えたのは誤魔化しようのない事実。誰が何処からどう見ても主人公のエゴなので、友達から「それって酷くない?」と指摘されるのも当然です。恋のライバルとかイヤなヤツから指摘された訳ではなく、相手は主人公の友達ですよ友達、主人公の味方であるはずの友達ですよ友達。ここまで主人公に好感をもてない番組ってのも珍しいですね、しかも早速校内でトウジと抱き合ってキスしやがるし。逐一主人公の言い訳を入れて必死にフォローしてるんでしょうけど、はっきり言って逆効果。

  一方。涼@速水奨を巡って繰り広げられる、さえ@那須めぐみvs操@金月真美の修羅場。「アンタなんかが相手にされる訳ないでしょ、このブタ!」とさえが操を罵れば、涼がさえを思いっきり引っぱたくと。戦闘時の悪口ならまだしも、悪意100%の“ブタ”という言葉を聞いたのは久しぶりです。修羅場の内容はどうでもいいんですが、那須めぐみによる本気の「このブタ!」は中々聞き応えがありました。


スピードグラファー   #8    ★★★
  神楽の命はあと半年。ヒロインが余命幾ばくもないという事実より、水天宮@森川智之の入浴(液体に使って電気を流される)シーンの方がインパクト強し。もうセクシーで堪りません、ってそっちばっかり気にしていて良いんですか?。良いんです。で、今回の敵能力者は…歯の治療時に身悶えする神楽を見て興奮する、そんな変態歯科医でございます。歯をドリルで削る音、診療台で身悶えする神楽、そんな如何とも形容しがたい映像が延々と放送される。そんな番組。背中からドリルを生やした変体歯科医と、カメラマンの主人公が戦う。そんな番組。この変さがいいのかも。


ポケットモンスターAG   5/26    ★★★★
  ホウエンリーグ サイユウ大会 決勝トーナメント2回戦、サトシvsマサムネ。気合と根性で突っ走る馬鹿同士の対決だとばかり思っていたのに、マサムネ@野沢雅子は何と“友達とは戦えない”ヘタレだったのです。一体どこの誰がこのいなかっぺ大将にナイーブさを求めているのか?というツッコミはさておいて、ようやくヘタレを克服して全力のバトルを見せてくれました。最初から最後までバトルバトルの連続でテンションも高く、これぞポケモンバトルの面目躍如ですよ。

  変に一話完結で各地を放浪するより、バトルメインの番組にした方が面白いんではなかろうか。折に触れて思ったりもするんですが。元々バトルメインではゲームには勝てない上に、ゲームをそのままアニメ化しても説得力に欠けてしまう、ポケモンを戦いの道具として扱うのは倫理的に問題がある。そこで、ポケモンそしてポケモン世界と触れ合うことを第一に考えたのがこのアニメな訳で。いやはや色々難しいもんですね、ゲームのアニメ化って。


陰陽大戦記   #34    ★★★★★
  戦いに敗れた闘神士は記憶を失う。共に戦ってきた式神のことも、闘神士として過ごしてきた日々のことすらも。ホントに何もかも忘れてしまうので、敗北=退場だとばかり思ってたんですが。記憶をなくしたミヅキと、ミヅキを護るユウマという形でドラマを描けるとは思いませんでした。そして2人の絆とユウマの成長を描写する為に、刺客としてマサオミさんまで用意する周到さ。そしてユウマvsマサオミの熾烈かつ迫力満点のバトル。ドラマ的にもバトル的にもお見事です。

  両親というナイーブな部分に触れられてしまい、衝動のままにコゲンタを大降神して暴れ回ってしまったリッくん。今回のメインはユウマvsマサオミなので、リッくんに関するフォローは無しの方向で。ユウマvsマサオミ方面の出来が素晴らしかったので文句はないんですが…それにしてもネギもって踊ったり、顧問の先生が休日を得たいが為に妖怪と化したり、こんな珍妙なことやってていいんですか?。それがこの番組の良い所でもあるんですけど。



  5月25日  水曜日  
  いまだにメテオスにハマってます。1プレイ長くて5分のパズルゲームなのに、気がつけば1時間はおろか2時間経っているという、まさに恐怖のゲームなのです。とっくにクリアしましたし、隠し要素も全部出してるんですけど…とにかく基礎であるひとりプレイが面白く面白くて。「だから何?」「すみません言い訳です」。

  貯まっているアニメ自体はそれなりに消化できてるんですけど、90%上がっている状態の感想を仕上げるのが面倒くさくて。未だに3月をさ迷っている次第です。もはや基準がよく解らなくなってしまったので、まとめて1週間分更新してますけど…見にくいですね。非常に。とりあえず今回は"ガッチンポー"が有機性排泄物質で、"まほらば"がこれくと!で面白くなってるんで。(ガッチンポーの)新井里美ファンは是非どうぞ、って範囲が狭すぎです。


NARUTO   5/25    ★★★
  “遂にきたきたS級任務”というサブタイトルで、遂にきたきたアニメオリジナル話。原作の淡白なドラマ部分を上手く装飾し、原作読者の想像を超えるアクションを見せてくれる、番組スタッフの能力は素晴らしいんですが。オリジナル話のストーリー、そしてシリーズ内の位置づけがイマイチという弱点がありまして。サスケ奪還編終了→第2部(3年後)突入という原作に対し、空白部分をアニメオリジナルで描こうという気概は買います。ただ前述した理由がゆえにちょっと…いや大いに心配なんですね。

  個人的にサクラちゃん@中村千絵はキャラ的にも演技的にも買ってるので、出番が増えるのは素直に嬉しいです。バトルメインのサスケ奪還編の半年間、まるで出番がありませんでしたから…メインキャラなのに。それはそれとして、出来ればナルト&サクラだけではなく、脇役達の3年間にスポットを当てて欲しいんですけども。特にヒナタ様とか。さすがにそれは望みすぎですか。


アイシールド21   #8    ★★★★
  アイシールド21vs進清十郎。デビルバッツvsホワイトナイツの試合は実際どうでもよくて、このエース対決が全てなのです。前回が非常にアレだったので心配だったんですが、前回に比べればよっぽどマシな出来でした。焦点を絞った一対一なら何とでもなりそうですね、あくまで“なりそう”レベル止まりですけど。フィールド全体を描いてアメフトの魅力を伝えるのは…さすがに無理かなあ。


甲虫王者ムシキング   #8    ★★★★−☆
  いきなりクワガタに襲われて、気がついたら図書館に着いてました。あまりにも唐突な展開ということは、つまりそこに無理矢理にでも描きたいテーマがあるって事なんでしょう。昨今の活字離れに文句でも言うのかな、と思ったんですが…子供の死を受け入れられない駄目オヤジのお話でした。いやいやいやいや、幾らなんでも干からびすぎですってば。オヤジの目が怖すぎですってば。こんな狂ったお話で、視聴者に一体何を伝えるつもりなんでしょうか。読書しろ?外に出ろ?子供の死は素直に受け入れろ?いやいやいやいや、3番目を理解できるような子供なんて世界中どこを探してもいませんって。誰向けなのよ。


MONSTER   #56    ★★★★★(絵本の朗読が怖い)
  ニナ@能登麻美子、赤いバラの屋敷に突入。以前ルンゲが突入した際にはもぬけの殻だった屋敷の一室、そこに横たわるおびただしい量の…という事で、ニナの記憶のお陰で屋敷の謎が少しずつ明らかになってまいりました。そしてその屋敷に関係する人形師リプスキー@平田弘明が登場、優しく物静かな人かと思いきやこの人も…でしたとさ。そんなリプスキーによる絵本の朗読、そして問い掛け。心の奥底に響いてくるその優しい語り口が、もう怖いのなんのって。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #6    ★★★★★
  魔法による不可抗力とはいえ、南さんのファーストキスが!ファーストキスが住田くんに奪われてしまったああああ!。不可抗力によるキスとはいっても、男性向け女性向け共によく見られる“将来両想いになる2人が”ではなく。好きな男の子(結城くん)の前で別の男の子(住田くん)とキスしてしまう、という非常にシビアなシチュエーションなんですね。住田くんも住田くんで、不可抗力とはいえ好きな女の子(南さん)を傷つけてしまった事を悔やんで悔やんで…ああ切ない。どっちも切なすぎ。こんな番組になるとは思いませんでしたよ。

  まあ、傷心の南さんを励ます方法が“ミルモ達が歌って踊って…”だったのは、この番組らしくてホッとしたやらガッカリしたやら。それでもちゃんと南さんに対するフォローになっていて、結城くんの口から「気にしてないから」という言葉が聞けるとは思いませんでした。「もしあれが南から、住田から…だったら…気にしたと思う」とか、あの朴念仁が南さんに直接言うなんて!。南さんと結城くんがいい雰囲気になるなんて!。まさかミルモでこんな恋愛話が見られるなんて!(こればっか)。


焼きたて!ジャぱん   #31    ★★★★
  ソフィー@水樹奈々との1ヶ月に及ぶ特訓も(数10秒で)終了し、いよいよ世界大会ことモナコカップに突入しました。日本代表としてモナコカップで優勝するってのが普通の番組の目標、モナコカップで日本代表が優勝するに賭けて大儲けするのがこの番組の目標。勝つだけでは駄目なので、日本代表の賭け倍率を上げる為に…河内がパンに包まれてウンコを漏らすんですね。どう文章で書いても面白さが伝わりませんね、これはさすがと誉めるべきか否か。僕は誉めます(笑)。

  そんな100億のピエロこと河内の痴態は置いといて、モナコカップの司会進行役も何とピエロ@関智一なんですね。って関智一かよ!コイツは今後のリアクションが楽しみだぜ!ブラボー!。いやしかしナイスな人選ですな、黒柳@子安武人にマイスター霧咲@速水奨も見事なキャスティングでしたが、今回もバッチリですよ。


BLEACH   #33    ★★★☆(やっつけ具合が絶妙)
  一護vs恋次が決着し、恋次の長い長い回想シーンが終了し、何故か空座町防衛隊つまり現世のお話が始まってしまいました。現世で話をするのは構わないんですが、ドン観音寺@千葉繁に出張ってこられるともう何が何だか(笑)。いい加減な絵柄&クオリティでやっつけてるなと思ったら、最後のホロウとの戦いはやけに気合入ってるし。スタッフ的にはいい息抜き…になったんでしょうか?。相変わらずギャグの外しっぷりが絶妙な番組ですね(誉めてます)。


創聖のアクエリオン   #8    ★★★★☆
  はじめてのがったい。“合体=気持ちいい”という設定である以上、「はじめてってどんな感じ?」「合体すると気持ちいいんだって」と女性に言わせるのは当然の展開なのです。そういう意味では、これがこの番組で描きたかったテーマ…ってことでよろしいんでしょうか(笑)。初体験(アクエリオンの合体)に興味津々な若人が色々質問して、合体の意味をはきちがえた面々が無駄なアドバイスを加えて、気がつけばエロというよりバカ番組になってしまいましたとさ。メガネ巨乳の彼女を主役にしないで、全編男どもで描ききったらある意味伝説だったのに(笑)。残念残念。

  というバカ番組の皮を被りながらも、メガネ巨乳の彼女ことつぐみの成長をしっかり描いてるんですよね。実は。正統派番組の皮を被ったバカ番組ではなく、バカ番組の皮を被った正統派番組…というにはさすがにアレすぎるか(笑)。この番組ってどこに行こうとしてるんだろ。謎。


うえきの法則   #8    ★★★★
  鬼山紋次郎@小西克幸。9つの才しか持たない植木に対し、何と299もの才を持つ超強敵。前回200近い才を持つ相手を倒したというのに、舌の根も乾かぬうちに才の数はインフレするばかり。しかも今度は正々堂々としていて戦う目的も正しい好人物、少年漫画としてはナイスなインフレ度合いでございます。鬼紋はごつくてヒゲが生えてるけれども中学生、そんな中学生を演じる小西克幸が結構面白かったですよ。僕の中では榎木@モンキーターンの印象が強いんですが、こういう熱いキャラクターも上手いんですよねえ。

  悪から空白の才を守る、と前回のバトルで宣言し。たとえ相手が悪でなくても、悪から空白の才能を守る為に戦う、と今回のバトルで宣言し。いい感じに主人公である植木の正義が固まって参りました。こんなに正統派な少年漫画だったっけ?と思わずにはいられません、それくらいアニメスタッフは頑張ってると思います。そろそろロベルト十団が出てきますし、一気に盛り上げて欲しいもんです。


  日曜番組感想 5/22  
まほらば   #21    未見


おねがいマイメロディ   #8    ★★★★☆
  「かわいいものが大嫌い」という真菜@杉本ゆうをメインに据えて、世の中の“カワイイ”に敢然とケンカをふっかけましたるは稀代の毒番組おねがいマイメロディ。大嫌いがゆえにかわいこぶるマイメロが散々な目に会うんですが、川に流されたり木の枝で吊るされたり、ぞんざいな扱いにも程があるというか何というか。ホントにスタッフってマイメロ好きじゃないんですね、製作者としては失格なような気もしますが…これはこれで面白いので問題なし。厳密には大いに問題ありなんですけど、寛大な精神で問題なしと。

  で、今回の問題人間は真菜の親戚の親子です。いい年してフリフリのドレスに身を包むオバサンとその娘(絶妙な可愛さ可愛くなさ)、という辺りがナイスな宣戦布告っぷり。元々「父が娘と見るアニメ」というコンセプトの番組なんでしょうけど、実際この親子みたいな母娘が見たらどう思うんでしょうか。そんなこんなで世間に毒をぶりまきつつも、真菜とマイメロの微妙な友情を描いたり、ホントの美しさを毛虫→蛾の変態で描いたり。芯がしっかりしてるからこの番組は侮れません、今回は作画も良かったので普通に面白かったです。普通?。


金色のガッシュベル!       ★★★★
  OP前に冒頭シーンが追加され、途中のCMが全く存在せず、ED次回予告後にキャラの部分を交換するミニコーナー、という画期的?な試みが発動。途中CMどころかアイキャッチもないので、一息つく暇がなくて疲れます、今のところは。てなわけで効果の程はよく解りません、っていうかミニコーナーは明らかに何だか解らない方向にいっちゃってます。大丈夫?。

  で、本編はというと…ガッシュが母親を探すという、基本的にはどうでもいいお話です(笑)。とはいっても、ガッシュの非常にナイーブな一面をしっかり描いてたので、そんなに出来は悪くありませんでした。ただ道徳番組っぽい内容&演出が強くて、それを節々のギャグで誤魔化そうとしていて、どうにも妙な違和感を感じてしまいました。いや、いい話だったんですけど、この番組っぽくないかなーと。あ、あと清麿の母親の母親としての魅力を表現する、ってのは中々画期的な試みでした。でも母親萌えー、とはいきませんな。さすがに。


ふたりはプリキュア Max Heart   #16    ★★★(適当感強し)
  今週のなぎさは滅茶苦茶運がいいらしい。八百屋がたまたま開店30周年でくじ引きをやっていて、いきなり高級メロンが大当たり。そんなこんなで中間テストも適当にヤマを張るだけ、という解り易いお話でした。ドラマ的にもバトル的にも特筆することが殆どありませんでした、ハーティエルがまた勝手にやって来たことくらいです(笑)。あとどうでもいいことなんですけど、自宅で勉強するほのかさんのスカートが短すぎ。誰にサービスしてるんですか、自宅でしかも勉強中だというのに。


仮面ライダー響鬼   #17    ★★★★
  鎧をまとった童子&姫、凶暴化した童子、そして今回は人であふれる街中に現れた童子&姫。次々とセオリーを破ってくる敵の動向に目が離せません。先の読めない展開だけでも十分面白いんですが、そんな状況でも全員の力をあわせて戦い続けるヒビキさん達の描写もしっかりしているので、正統派ヒーロー物としても十分な見応えです。前回のトドロキに引き続き、今度はイブキがカッコいいところを見せてくれるんですか。楽しみ楽しみ。

  ちょいと欠席中のイブキ弟子にノートを貸してあげただけで、気がつけば両手に花状態の明日夢君。前向きに学校生活に取り組むのは悪いことではありませんが、学校を早退して戦いに赴くイブキ弟子と比べると…どうしても見劣りしてしまいますね(笑)。さらなる奮起を期待しましょう。ちなみに、今回は高校のシーンに結構時間を割いてたんですけど…女子高生が眩しかったです。眩しかったです。


魔法戦隊マジレンジャー   #15    ★★★★☆
  マジピンクがいきなり「結婚します!」と宣言するまさかの冒頭。しかも相手はいかにも頭が悪そうな軽いカメラマンで、どこからどう見てもバカップルの戯言なんですね。馬鹿アニキ(マジグリーン)が結婚を認めないのも当然です、宣言通りに結婚されたら視聴者も困りますし(笑)。むしろ結婚してしばらくそのままいて欲しいな、と思ったりもするんですけど…それはさすがに画期的過ぎますか。子供が理解に苦しみますか。

  今回のメインはマジピンクというより馬鹿アニキ(マジグリーン)で、とにかくスパークしまくる馬鹿アニキが面白かったです。「君に食わせるアニキサラダはない!」と新郎に激昂したり、「俺を誰だと思ってる、アニキだぞ!」と息巻いて敵と戦ったり、マジピンクの魔法で人間大砲になって「ハッピーウェディングボンバー!」と弾丸野郎っぷりを発揮したり。もはや突っ走りすぎて何が何だか解らないキャラになってますが、むしろ楽しいのでドンドンやっちゃってください。ハリケンジャーのカブトライジャー(こっちは寡黙な兄貴)みたいに、裸を前面に押し出すともっと面白くなりますよ!。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #15    ★★★☆
  ネリーちゃん@新井里美再登場。ナジョーとナゾナージョをゾロリ先生に押し付けて、アッという間に出番終了。「ナジョー」しか喋れない謎の生命体ナジョー、今後の指針を全てなぞなぞで暗示するゾロリ先生お手製の機械ナゾナージョ、つまりは単なる厄介払いかつ販促なんですけど(笑)。ぶっちゃけた話、非常に扱いにくい奴らであることには違いありません。ネリーちゃん的にもスタッフ的にも、ね。でも、開始数分で出番終了って色んな意味でおかしくありませんか?。新井里美の出番がどうこうではなく。

  石油で大儲けした砂漠の町ゴージャスタウンで、金に糸目をつけないマダム達にドレスを売りつけて大儲けしよう、という今回のお話。古いドレスをリサイクルするまでは良かったんですけど、沢山の昆虫を貼り付けてファッションなのよと主張し、お馬鹿なマダム達がザマスザマス言いながらそれに騙されると。どう考えても間違ってるドレスを身にまといながら、ひたすらに自己肯定し続けるマダム達の言動はまさに「愚か」そのもの。今回はお得意のイタズラというよりもブラックジョークの領域でした、子供はこうやってファッションというものの愚かさを学んでいくんですね(笑)。


ギャラリーフェイク   #20    ★★★★★
  水墨画とスペースシャトル。どう考えても交わる筈のない2点を結びつけるのが、藤田と大学で一緒だった天文学者の関根潤@松本保典。回想シーンとはいえ、「俺、お前の絵…好きだぜ」とか若き日の藤田に言われた日にゃあ、アッシはもうメロメロでやんすよダンナ。という個人的なメロメロ話は置いといて。前述したスペースシャトル話と、日本観光に来た映画監督に日本文化の雄大さを伝える話、並行しているのでさすがに散漫かなーとも思ったんですが…綺麗にまとまってました。遠回りしながらも夢を叶えた関根の情熱、関根を影ながら支える藤田の友情、それらが最後に宇宙から見た地球の水墨画で結実するラストなんか見事でしたよ。面白かったです。


モリゾーとキッコロ   5/21    ★★★
  一面のクローバー畑(畑でいいのかな?)で、たまたま四つ葉のクローバーを発見したキッコロ。「持ってるだけで幸せになれる」というのは想定の範囲内だったんですが、そこから「幸せって何?」というまさかの展開へ。何を持って幸せとするかは各人の判断なので別に構いませんが、キッコロの反応に釈然としないものを感じるのは僕だけですか?。心が汚れてますか?。


MAJOR   ★★★★☆   #26    ★★★★★
  ああもう。駄目だこりゃ。ホームへと走る満身創痍の吾郎くんを、小学生にして野球人生をかなぐり捨ててまで皆と一緒に勝とうとする吾郎くんを…チームメイト全員が必死に応援する姿が。チーム消滅の危機、チーム内部分裂の危機、それぞれの過去をオーバーラップさせて応援するその姿が。感動的過ぎてもう駄目です。ああ何て清々しいんだこのアニメは。

  前半パートで清々しい少年野球アニメを描き。後半パートでは吾郎の肩を気遣う茂野(吾郎の育ての親の結婚相手候補)と吾郎の関係、そして茂野と桃子先生(吾郎の育ての親)の結婚を描き。婚約直前に本田父(故人)に先立たれた薄幸のヒロイン桃子先生が、結婚式でウェディングドレスに包まれた姿を見ていると…何と言うか感慨深いものがありますね。ようやく幸せになれるんだなーと。前半パートとはまるで違う趣ではありますが、これはこれで秀逸の出来でした。何つっても微笑みながら涙を流す桃子先生の表情が素晴らしかったです。

  面白かったです。今時野球アニメなんて…と思ってたんですが、想像以上に爽やかで懸命な少年野球アニメでした。特に終盤のトーナメントでは、野球とそれを取り巻く人々の関係を描ききったといっても過言ではありません。ピッチング&バッティングフォームも綺麗で、野球好きの目から見ても違和感がないってのは凄いことだと思います。複雑な家庭環境から生み出される桃子先生の苦悩も、また別の意味で見応えがありましたし(笑)。最終回のあっという間の結末は、続編製作への引きと考えれば問題ありません。続編も期待してます。


ボボボーボ・ボーボボ   5/21    ★★★★☆
  ウォータースライダーでコンバットブルースを撃破し、お次はアイスリンクでロボットに乗ってのバトル。「ロボの性能が重要なんだ」と言っても、ボーボボ達が用意されたロボットに乗るわけもなく、そもそもアイススケートリンクでロボットに乗る理由がさっぱり解りません。ちなみに、天の助の虫取りロボがラジオ機能しかない、ってのは面白かったです。情報番組、交通情報、音楽番組、とちゃんとラジオ番組を網羅していたのは高ポイント。首領パッチの段ボール(しかも一箱のみ)も脱力感満点で良かったんですけど、ギミックが少ないんで主役にはなれませんでした。残念。

  という馬鹿遊びは程ほどにして。少しは強敵とバトルしないと怒られるんで、風神のジェダとかいう相手と戦うんですけど…ぶっちゃけた話どうでもいいですよね(笑)。一応強敵と闘うためのお約束、ボーボボ+首領パッチ=ボボパッチの合体が見られるかと思ったら、首領パッチ+ボーボボ=パッチボボ@木内レイコというまさかの展開に。交換法則が成立しないなんて!さすがはボーボボだ!。毎回言ってるんですけど、合体によってパワーアップして、いざ決着という所でゲストに任せきりにする番組ってどうなんですかね。どうでもいいや。


ふしぎ星の☆ふたご姫   #8    未見


ビューティフルジョー   #33    ★★★☆(アメコミ風テイスト)
  スーパーマン風だったり、バットマン風だったり、背中に真っ白な羽根が生えていたり、何処か(主にアメリカ)で見たようなヒーローが一杯。「こんなにヒーローがいるなら今日は戦わなくていいや」「じゃあデートしましょうよ」と言い出すジョー&シルヴィア、それがこの番組の主役なんですね(笑)。で今回は、戦うべき相手がいなくなってヒマをもてあまし、人々に迷惑をかけてしまうようなヒーロー達に、ジョーが真のヒーロー魂を叩き込むというお話です。刑務所でのうのうと暮らす悪人達を呼び出して、ヒーローに働く場所を与えてあげる…って微妙に間違ってる気がするんですが(笑)。

  並み居るヒーロー達の中で、今回のメインゲストはチェリーブロッサム@新井里美。新井里美にしては珍しく、最後まで(笑)可愛らしくおしとやかで未熟なスーパーヒロインでした。ヒーロー達の代表として彼女が成長する話でもあり、ラストでジョーと一緒に必殺技を決める辺りなんか中々決まってましたよ。いっそのことシルヴィアと交代して…は言い過ぎですね、はい。好物はお婆ちゃんのお漬物、ってのがナイスな設定だと思いました。以上。


ロックマンエグゼStream   5/21    ★★★★☆(お得意の馬鹿話)
  博物館の展示物であるトーテム様(村の守り神のトーテムポール)を、ディンゴ@山口真弓が盗もうとするお話です。何の番組だか解らない?、そんなのいつものことなので却下却下。ディンゴだけならまだしも、ネオWWWの馬鹿どもまでトーテム様を盗もうとするからますます意味不明。しかもネオWWWの目的が「最高級の牛肉の燻製を食べる為、トーテム様をチップとして焼くつもりだった!」…って何だそりゃ(笑)。そんな馬鹿馬鹿しい目的で、普段仲の悪いネオWWWの幹部達が勢揃いするのもどうかなーと(笑)。

  自分の食欲を満たす為だけに、最高級のチップ削りマシンまで用意する周到ぶりは最早馬鹿を通り越して職人芸。隠れて燻製作ればネット警察に見つからないのに、「燻製にこだわるような奴等はアウトドアにもこだわる筈」という謎の理屈そのままにアウトドアで燻製作って発見されるし。だからっていい加減に作ってるわけではなく、無駄に燻製ウンチクがしっかりしてるし、起承転結もしっかりしてるし。ディンゴの幼馴染でゲストキャラのシャンカ@中村千絵は可愛いし。何だこの番組。


トランスフォーマーGF   #20    ★★★★
  惑星スピーディアのプラネットフォースの発動により、地球の北極に異変が発生。トランスフォーマーの存在を地球人に秘匿している以上、あんまり大規模な異変を起こすと色々大変なんですが…それを折り込み済みで作ってるのか今ひとつ解りません。そんな設定がゆえに、人間側に北極を調査させようとすると、オーパーツ研究家とか地球空洞説を扱わざるを得ませんし。今回ようやくルーシー鈴木(人間の大人)がトランスフォーマーの存在を認識しましたが、それがオーパーツ研究家ってのがちょっと微妙。トランスフォーマーとオーパーツを絡めようと提案したのはどこの誰?。


ピーチガール   #20    ★★★★−☆
  そば屋での長いバイト(自分探し)を終え、カイリがようやく戦線復帰しました。桃ちゃん(主人公)は復帰したカイリと合流して、その足で宿泊ありの旅行にしゃれ込もうと計画していたんですが…まあ色々ありまして。基本的にはちょっとしたすれ違いとか言葉足らずなんで、メソメソ泣くなら確認取ればいいじゃないのよと。無責任な視聴者はそう思うわけです、ホントに無責任な感想ですみません。

  まあそこまでは僕の視聴姿勢の問題なんですが、カイリ方面にNGが出たら再びトウジがアプローチしてきてさあ大変。傷心の主人公にトウジがアプローチしてくるのは百歩譲って許すとしても、その誘いに安々と乗っかってキス→「トウジとなら幸せになれる」は人として間違ってるんじゃないかと。「幸せになっても…いいよね?」ってアンタ、そりゃワガママって言うんですよ?。下手に正当化しようとしてるから余計にしゃくに障るんでしょうか。うーん。





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