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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)


スピードグラファー   #10    ★★★★★(珍しく作画が良かった)
  水天宮@森川智之、来る。外見からして明らかな奇人変人どもを見るのもそれはそれで楽しいんですが、外見まともで中身がぶっ壊れてこそ、真の奇人変人。残酷なまでに冷徹な金の亡者、悲しい過去にとらわれている所までは普通。上半身裸になった所で拍手喝采、血を自在に操るから…と自分の身体に傷をつけるところでもう万歳万歳。やったー!立派な変態さんだー!。“女子高生大好きカメラマン”雑賀vs“変人大本命”水天宮、今回はバトル自体も迫力があって面白かったです。本筋では遺伝子研究とか言ってますが、その辺はまあ聞かなかったことにします。


ポケットモンスターAG   6/9    休み


陰陽大戦記   #36    ★★★★☆(絆を描くのはいいけれど…)
  コゲンタの虎徹が折れてしまった!「オレがリクの全てを受け止めきれてねえのか」って、そういう発想に結びつく辺りはさすがコゲンタ。色々間違ってるような気もしますが、それがこの番組(というよりリッくん)の魅力なので良しとしましょう。リッくん達は虎徹を直しに琵琶湖までいったものの、折りからの異常気象で酸性雨が降り続いているので…リッくんとコゲンタは相合傘をするのです。それも何か間違ってませんか?。バトルはバトルで、相手のオバさん(オオスミ)@手塚ちはる&オバさん(甘露のミユキ)@天野由梨のコンビが変態すぎてもう何が何やら。ちょっと頑張りすぎです。


NARUTO   6/8    ★★★★
  今回のアニメオリジナルシリーズのゲスト女性キャラ、ササメ@小林早苗。女性のゲストキャラとなるとエロ仙人@大塚芳忠の動向が気になるんですが、どうやら少女には全く興味がない御様子。まあ、ササメ自体に大して魅力が無いので無理もありませんけど。というか、この番組にはいわゆる“萌え”要素がほとんどないんですね、原作者の岸本先生からして「少女を書くのは苦手」とか言ってますから(笑)。そんな弱点を補って余りある“燃え”と男臭さがこの番組の魅力なので、別に問題ではないんですけど…時々寂しくなるのは仕方ありませんな。もう少しサービスしてもバチは当たりませんよ?。

  とか言ってたら、出っ歯のせむし男カゲロウが、白い薄布一枚の薄幸の美女に大変身。命を賭けての忍術なのでそれ自体は別に構いませんが、EDクレジットの表記もカゲロウ男@西前忠久→カゲロウ女@藤原美央子って、中々ぶっちぎってくれますな。


アイシールド21   #10    ★★★★
  桜庭、入院す。試合に出場しての名誉の負傷ならまだしも、ベンチで落し物をしてフィールド内の選手にぶつかって…という体たらく。王城って大して強くないんじゃないの?、実はその通り。原作読んだ時も少々違和感があったんですが、いきなりライバルに弱音をはかれても困りますよねえ。そのちょっとした違和感さえ克服できれば、主人公達泥門デビルバッツの成長とライバル王城ホワイトナイツの成長、両方が楽しめるのでお得といえばお得。そういう意味では非常に重要な今回の話、ヘタレ桜庭が本気でアメフトに取り組む決意をする今回の話、少々軽すぎるきらいもありましたが…原作が素晴らしいので、試合さえやらなければそれなりに楽しめるのかも。かも。


甲虫王者ムシキング   #10    ★★★★★−☆(どうしろと?)
  生贄。集団の不幸から目をそらす為に、誰かに犠牲になってもらって「これだけ不幸になったんだから…」と全員で不幸と罪を共有する、いわゆる言い訳の中でも最上級レベルのヤツですな。それが間違ってることは全員解ってるのに、一度やりだしたら止められない、そんな題材を悪名高きこの番組がどのように料理してくれるのか、もうワクワクせずにはいられませんよ。嫁入り衣装(和服)に身を包んだ若い娘、その娘を取り囲む怪しい仮面仮面仮面…といった感じで、あっという間に何処ぞのサイコホラーチックな雰囲気に。凄い凄い、まさかここまで期待を裏切らないなんて(笑)。

  雪山で凍えているポポ達を温かく迎えてくれた村の人達。この番組で無償の善意なんてある筈もなく(笑)、パム@宍戸留美を代わりの生贄にしてやろう、という素晴らしい展開にもう拍手喝采。人として最低のことだと解っているのに、娘の命が助かるなら他人を犠牲にしても…って。気持ちは解らんでもありませんが、そんな話を見せられても消化しようがありません。そんな村人達が崇めていた神様、その正体そして生贄を捧げることの無意味さを悪役が暴き…って。ポポならまだしも、まさか悪役が村人に説教するなんて。「よくぞ言ってくれた!」とか言うと思ったら大間違いだッ!って毎週言ってる気がします。

  何というか、ストーリーが気になってムシバトルに全然身が入りません。本来一番の見せ場にならないといけないのに。今週は全般的なクオリティが非常に高く、女の子の表情ひとつとっても割り増しで可愛かったです。可愛らしい表情なんて1つも無いんですけどね(笑)。そのクオリティを、怪しい仮面の男達の怪しい(というより怖い)描写や、生贄を捧げることだけに情熱を燃やす巫女(老婆)の描写に費やす、スタッフはノリノリで書いてるんでしょうねえ…。どうなんだろ。


MONSTER   #58    ★★★★☆
  マルティム@池田秀一、物静かで仕事を几帳面にこなすものの、暴力を振るうとあれば容赦はしない危険な男。田中秀幸や千葉繁が出てきた時にも書いたんですけど…キャラ立ち度の高いベテラン声優を絶妙な配役で投入する、そして演じられるキャラクターがベテラン声優に負けない個性を持っている、これは凄いことだと思うのですよ。主人公であるテンマを微塵も画面に出さず、ただひたすらに新キャラとエヴァの関係描写に費やすんですから。やっぱり本気で番組を作ろうと思ったら、これくらい徹底しないと駄目なんですかね。うーん。にしても、テンマ抜きの話で次回に引っ張りますか、謎はお預けですか、ああもうストレスがたまるたまる。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #8    ★★★★★
  ついに出ました今シリーズの新キャラ森下はるか@雪野五月、結城くんを狙う恋のライバル。結城くんの目の前で南さんに上段回し蹴りをぶちかます、そんな日高さんが恋のライバルになる筈もないので…森下さんにかかる期待はそれこそ多大なものがあるわけです。物語を愛する読書家で、明るく可愛らしく性格もよく、結城くんと幼稚園の頃からの幼馴染…どころか、“摂くん”と下の名前で呼ぶ仲…どころか、何と結城くんの初恋の相手だそうです。だそうです、とか言ってる場合かッ!強敵にも程があるっつーの!。

  強敵、そうまさに強敵。結城くんと昔の想い出を共有している、それだけでも南さんにとっては厳しいというのに。「小説家になる」という結城くんの夢を、「漫画家になって一緒の物語を」という形で共有していて。何の取り柄もない(そんなことありません)南さんが、あっという間に落ち込んでしまうのも無理はありません。そんな南さんを勇気づけ励ますミルモの男気と、「結城くんのこと大好きだもん」といつもの元気さを取り戻した南さん、2人の信頼関係ってのがよく現れてました。にしても南さんが恋愛関係で涙するなんて、恋愛メイン路線万々歳です。


焼きたて!ジャぱん   #33    ★★★★★(見事なまでに馬鹿馬鹿しい)
  パンの世界大会モナコカップの審査員、それは135ヶ国語を身につけ、分身の術まで使いこなすピエロ@関智一。この番組における審査員とは、パンの評価を表現するリアクションがエンターテインメントとして成立しなければならない、つまり番組の浮沈を担う存在なんですが。一次予選で東が作ったカステラジャぱんに対し、初めてのリアクションが…「僕の名前はピエロ・ボロネーゼ」という語りから始まったからさあ大変。まさか赤ん坊の頃から語り始めるとは思いませんでしたよ、って原作読んでますけど(笑)。この長い長いボケがもう馬鹿馬鹿しいやら面白いやら、関智一の分身トークもさることながら雰囲気作りが見事。素晴らしい。

  んで、一次予選を高評価でクリアした日本代表が二次予選に望むわけですが。一次予選が高評価だからって楽できないのがこの番組の凄い所。優勝候補のフランス代表と賭けをして、食材選びで猛烈に不利な状況に陥って、しかも戦えるのは諏訪原だけ、とまさに絶体絶命。しかしこの諏訪原、一次予選のルーレットでは正確極まりない必殺技スローを見せ、二次予選のスロットマシンでは驚異的な動体視力で発揮し…てるのに、気がつけば絶体絶命の窮地に追い込まれてるんだからあら不思議。全力で力の使い所を間違えるナイスな御仁であります(笑)。このテンションが素敵。


BLEACH   #35    ★★★★☆
  五番隊隊長、愛染惣右介惨殺さる。確かにショッキングな出来事なんですけども、五番隊副隊長の雛森桃@佐久間紅美の取り乱しっぷりが少々やり過ぎかなと。幾ら限りなく怪しいとはいえ、仮にも上司である三番隊隊長市丸ギン@遊佐浩二に襲い掛かるなんて。しかも斬魄刀の開放までぶちかますなんて!。まさにヒステリー恐るべし、ってな感じで雛森はあんまり好きじゃありません。以上。八番隊副隊長の伊勢七緒の方がよっぽど親しみやすいような気がします、ってお前の女性の好みなんて聞いてないっての。にしても全般的にクオリティ高いですね、享楽隊長の飄々とした振る舞いも、ラストの更木隊長の超絶たる威圧感も、見事な出来栄えです。


創聖のアクエリオン   #10    ★★★★☆
  12000年前って書くのと、1万2000年前って書くのと、一万二千年前って書くのではどれが一番荘厳に見えますか先生?。どうでもいい疑問は無視します、敵側にパイロットが乗り込んだ初めての話なんですから。圧倒的な破壊力だったり、分裂したり、何つっても強敵なんですから。今回はツッコミどころこそ無かったものの、スピード感溢れるバトルが非常にカッコよかったです。前半争い続けていたアポロとシリウスが、最後の最後で協力して必殺技を決める所もビシッと決まってましたし。あれ、普通に面白いぞこの番組。


うえきの法則   #10    ★★★★★
  ロベルト十団の1人、影を粘土人形に変える能力を持つ黒木影雄@織田優成登場。これまでの曲芸くずれの能力に比べると、スケールのデカさもバトルへの応用力も段違い。何つっても身の丈10m近い粘土人形が出てきますからね、っていうか目立つっつーの!(川上とも子風に)。影を粘土人形に変えて自在に操る、といっても元の影は形状は問わないってのが非常にズルいんですね。だから森さん@川上とも子に似せた粘土人形まで作れるんですが…そんなもん殴ったれ殴ったれ!と思ったのは僕だけじゃない筈。殴ったれ殴ったれ!。

  正しい事を貫いて多大なる損失をこうむり、正義に失望しロベルト十団に身を投じた黒影に対し。どんなに損をしても自分の正義を貫き続ける主人公植木、そして黒影も感化され最後は正々堂々と勝負する…ってな感じで正統派少年向けアニメな雰囲気バリバリです。原作がこんなに真っ当な話だったかどうかは覚えてませんが、非常に燃える作りになっているのは良いことだと思います。やっぱりこの手の番組は熱くならんと駄目ですよ。


  日曜番組感想 6/5  
まほらば   #23    未見


おねがいマイメロディ   #10    ★★★★☆
  夢野家三姉妹長女、夢野奏(かなで)@加藤夏希。いわゆる今時の女子高生キャラクター。そうは言っても早くに母親を失った夢野家を取り仕切っているので、単純に普通の女子高生とは言い切れない辺りがナイスなキャラクター造形。で、今回は…モテるものの男を見る目が厳しい奏に、ヒーローショーで役者として頑張る菊池@がアプローチする話。幾らたまたま主役をやることになったからって、同級生をヒーローショーに誘うセンスはどう考えても絶望的。「全然外に出てないの…」と駄々をこねたマイメロに感謝しましょう、って相変わらず駄々のこね方がイヤらしいですね(笑)。

  軽薄な男どもには見向きもしない奏と、役者馬鹿(というには未熟すぎ)の菊池のラブロマンス…とするには少々ヒーローが暴走しすぎましたかね。色々あってクロミ魔法によるヒーローと、マイメロ魔法によるモンスター(菊池)の対決になったんですけど、菊池の見せ場があんまり無かったので…奏が菊池にひかれる根拠が薄いんですね。それを除けば不条理少女アニメとして相変わらず面白いです、作画も安定して可愛らしいし。ヒーローショーにノリノリの夢野歌@片岡あづさとか、いい感じですよ。


金色のガッシュベル!       ★★★★
  メルメルメー@こおろぎさとみvsパルパルモーン@うえだゆうじ編、痛み分けで決着。これまで主に運搬役だったウマゴンが、同種族の相手と戦って炎を操る力に目覚めると。シュドルク、ゴウ・シュドルクによるこれまでのパワーアップでもウマゴンにしては十分カッコよかったというのに、新呪文ディオエルム・シュドルクは正直カッコよすぎです。まあ、それだけ今回のバトルがカッコよかったってことなんですけど。特にラストの炎で分身を作る辺りは中々のもんでした。ちなみに、ウマゴンの本名シュナイダーは…やっぱりキャプテン翼のシュナイダーから取ったんでしょうか?。ファイヤーショット!ってな感じで。


ふたりはプリキュア Max Heart   #18    ★★★★
  キャンプだホイ、キャンプだホイ、キャンプだホイホイホイ。何人くらいがこの曲を知ってるのかはさっぱり解りませんが、そんなこんなでキャンプだホイ。美墨一家にほのかを加えるのは当然としても、何故か犬の忠太郎@置鮎龍太郎(今回は喋ってません)まで着いてくるのは…何故?。そんなことより美墨父@子安武人が何とキャンプで大活躍、娘に尊敬されるという、父親垂涎のシチュエーションに視聴者の父親も大満足(笑)。2人だけで嬉々としてテントを作るミップル&メップルに、言いようのないエロスを感じてしまったのは僕だけでしょうか?。ほっといたら絶対交尾するよなあコイツ等。

  美味しい御飯に友達との楽しい会話、そんなキャンプの楽しさと。ゴミはちゃんと持ち帰る、山の天気は変わりやすい等など、キャンプのマナーもしっかり描かれていて。キャンプ物としては中々の出来でした。それだけで十分話として成立しているのに、森にゴミが不法投棄されている…所まで描くのはちょいと蛇足じゃなかろうか。そう思ったんですけど、ザケンナーの材料が必要なのかと納得。設定上蛇足にならざるを得ない、ってのはどうなんでしょうか(笑)。蛇足といえば、番組最後にクイーンの断片(知識)から日記帳(多分絶賛発売中)が渡されてました。別に何かがある訳でもなく単に渡すだけ、これぞまさに蛇足。


仮面ライダー響鬼   #19    ★★★★☆(轟くギターが堪りません)
  明日夢くん、たちばなでバイトデビュー。魔化魍との戦いに直接関与できないものの、ヒビキさん達との距離が少し近づいてちょっとハッピー。前回までイブキさんの話をやったので、今回は鬼としてひとり立ちし精力的に活動しているトドロキさんのお話。不器用だけど真っ直ぐな好青年、変身シーンも必殺技も熱くて堪らないこのトドロキの…問題点を描こうかなと(笑)。トドロキに後を託して引退したザンキさんが再登場してくれたのは嬉しかったです、どんなキャラクターにもしっかりと役割を与える、口で言うのは簡単ですけど中々出来るもんじゃありません。この辺はシリーズ構成の練りこみの賜物でしょう。


魔法戦隊マジレンジャー   #17    ★★★★
  記憶を取り戻した天空聖者ルナジェルは性悪娘だった!。前回記憶喪失という免罪符を片手に散々迷惑をかけまくったというのに、記憶を取り戻した途端「甘すぎる」とマジレンジャーに叱責を飛ばすとは。恐れ入りました。“戦いに優しさは必要ない”というテーマは良いんですけど何か釈然としないんですよね、去年デカマスター@稲田徹に言われた時には別に感じなかったんですけど。役者の演技が拙いからか、ルナジェルが女性だからか、はたまた単にまだ若いからか。今後どのくらいの頻度で出てくるのかは解りませんが、とりあえず今後の成長に期待。

  バトル面、特撮面は相変わらず好調。火薬はバンバン使うし、ミニチュア爆破映像も使ってるし、地上に現れた巨大な冥府門をバックにした絵作りも決まってるし。ルナジェル変身→巨大化もちゃんと着ぐるみ作って撮ってるし。特に今回は全編通してのバトルだったので色々見応えがありました。ストーリー面でも大ピンチで次回に期待が集まります。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #17    ★★★★
  不法投棄されたゴミの山から家具を引っ張り出して居間をコーディネート、故障したレンジを修理して道草をチン。筆舌に屈しがたい行為を続けるゾロリ一行、そんな彼らにおにぎりをくれたのは…牛の九人姉妹“モーモー娘(もーむす、と呼ぶ)”でしたとさ。前提知識がないのでよく解らないんですけど、9人それぞれのデザインや名前から誰が誰なのか判別できるんでしょうか。ちなみに解る範囲で名前を挙げると、ウッチ(安倍なつみ?)@飯塚雅弓、モジちゃん(辻)@金田朋子、モゴちゃん(加護)@谷井あすか、モオリン@樋口あかり、モリカ@新井里美、ウマキ(ゴマキ?)@佐藤利奈。

  今回のゾロリ先生のミッションは、隣町にカーニバルで勝つ為にモー娘をプロデュースすること。そもそも金銭面で差がありすぎて話になりません、相手はオーケストラを用意しているのに、こちらはピアニカ・トライアングル・リコーダー・カスタネットって。またピンポイントで揃えて来ましたな(笑)。そんなこんなでゾロリ一行は相手の偵察に行くんですけど、何故か(一応理由はあるものの)水道管ゲームに興じてしまって偵察はまた来週に。こういう無駄な描写をカットすれば、偵察を終わらせてさあカーニバルだ!という所まで描けるような気がします。やっぱり意図的に間延びさせてるのかなー。



ギャラリーフェイク   6/4    休み


ボボボーボ・ボーボボ   6/4    ★★★☆
  引き続き遊園地バトル、今週はメダルゲームステージで6vs6対決。6vs6ってことで人数合わせの為にビュティ@野中藍も戦闘に参加させられてしまうんですが、ヒロインの座を狙う首領パッチ@小野坂昌也が元気になるので願ったり叶ったりだったり。今週はラジコンになったりFAXになったり、果ては人工衛星になって宇宙デビューしたりともうやりたい放題。ナッパのモノマネまでやってくれるなんて感謝感激雨あられですよ、多分。ホントに使い勝手のいいキャラですね(笑)。


ふしぎ星の☆ふたご姫   #10    未見


ビューティフルジョー   #34    ★★★★★
  暗躍機人ブラッディー・レイチェル@石松千恵美。数々の映画のキャラクターをゲドー怪人に変身させる使命を担い、機械のごとく冷徹に使命を遂行するレイチェルに…変身させられたゲドー怪人が恋をしたと。映画において世界を滅ぼす凶悪マシンが、変身させられたらレイチェルに恋をした!ってのは構わないんですけど。そのマシンことエドが山口勝平って(笑)。今更そんな役を頼む方も頼む方ですが、見事に演じる方も演じる方ですな。とまあ軽く茶化してはみたものの、実の所かなり内容は濃く含蓄のある素晴らしいお話でした。

  エドはゲドー怪人としては優しいけれど、怪人でなくなったら凶悪マシンな訳で。シルヴィアにとっては、父親を救う為に倒さなければならない敵でして。ジョーや子供達と友達になったエドを見て、シルヴィアは考えを改めたものの…たとえ優しくなれたとしてもエドは凶悪マシンのままなのです。エドは自分の恋を貫くために、街の皆にレイチェルを好きになってもらう為に、自分をレイチェルに破壊させるのですよ。エドの想いは僅かながら機械人形だったレイチェルに心を芽生えさせ、残骸になったエドは街の公園で子供達の遊び場になるという。これでもジョーのヒーローっぷりや、子供達の葛藤など相当割愛してます。今回はそれくらい素晴らしい出来でした。こういう話をたまにやるからこの番組は侮れないんですよ。


ロックマンエグゼStream   6/4    ★★★★☆
  「セレブリティって何?」という率直な疑問に対し、ロールちゃんの「お金と時間をもてあましている人のことよ」というナイスな返答で始まりました、“世界のセレブリティ展覧会”。で、世界2週旅行をかけたミスティアラコンテストが開催される訳ですが、この番組なので当然ながら馬鹿話になるんですね(笑)。集まる女性キャラがすべからくオバサン、という所までは予想してたんですけど…まさかガウス元会長(三十路前の娘がいるジイサン)までやってくるとは!。「アンタ色んな意味でミスじゃないじゃない!」というツッコミもバッチリ、さすがは馬鹿番組ですな。

  ちなみに主要参加者は以下の通り。メイルちゃん@水橋かおり、城戸舟子@能登麻美子、色綾まどい@野田順子、真鍋さん@山口由里子、テスラ会長@根谷美智子、そしてガウス元会長@梅津秀行。ミスと言うには問題がありすぎる面々ですね(笑)。そして。主人公として審査員を仰せつかった熱斗に対し、「思う通りに投票すればいいんだよ」とアドバイスするロックマン。そこまでは普通なんですが、「お前には人間関係のしがらみなんて解らないんだよ」という熱斗の返答が何ともはや。参加者も参加者であの手この手で熱斗に投票を迫るという、どうにも馬鹿馬鹿しいお話でございました。この話でチャーリー@松本保典にデューオの紋章が出ました、ってそんな本筋を最後に出し逃げしていいんですか?。


トランスフォーマーGF   #22    ★★★★★
  来たるギャラクシーコンボイとの決闘に向け、秘密特訓を続けるフレイムコンボイ@若本規夫。いいですなあ秘密特訓、ナイスな響きですなあ秘密特訓。単純に敵と割り切るには惜しいくらいの力馬鹿で、それがゆえに清々しくもあるんですね。演技そのものは猛烈に濃ゆいので、そんな若本を清々しいと評するのも妙な感じなんですけど(笑)。そんなフレイムコンボイとギャラクシーコンボイ総司令官改めライガーコンボイとの決闘は迫力満点で、全身全霊をかけたクロスカウンターでの決着も見事なもんで。素直にバトルだけを見ても楽しめる出来でした。ローリの説得は不要だったような気もしますが…。


ピーチガール   #22    ★★★★−☆
  カイリ@鈴村健一と別れ、颯爽とトウジ@木内秀信とヨリを取り戻した所で…実はカイリはまだ主人公の事を…と思い悩む素振りを見せておいて。いきなりトウジの家に遊びに行く主人公はどうなのかなーと。どうなのかなって否定に決まってますよそんなもの、“罪悪感を感じている”というモノローグを入れれば良いってもんじゃありません。“トウジと一緒にいるだけで幸せ”とか言ってるのに、“カイリが自分のことを好きかも”と解った途端に気持ちがふらついてますから。いい加減にしてください。

  で、それだけじゃないんですよこの番組。リョウ@速水奨と柏木さえ@那須めぐみの方も、かなりとんでもないことになってまして。「何でアタシのこと抱いたのよ!」という、さえのセリフだけでも十分とんでもないんですけど…「アタシ妊娠してるのよ?」って何だそりゃ。もはやネタとして笑えるレベルじゃありません、一般視聴者はこれをどう捉えてるんでしょうか?。謎。手切れ金として札束を渡すってのも凄いなーと。はっはっは。笑えないって。


スピードグラファー   #9    ★★★
  女子高生を連れての逃避行はまだまだ続く。逃避行といえば聞こえはいいものの、軽井沢のショッピングモールでお買い物、互いに服を選びあって…はさすがにどうかと思います。温泉につかりながら仕切りを隔てて会話、美味しい料理を食べて、布団を並べて和やかに会話、ってのも何か違うような気がするんですが。ううむ。ようやく水天宮@森川智之が出張ってくれるそうなので、今後はそっちの方面に期待しましょう。


ポケットモンスターAG   6/2    休み


陰陽大戦記   #35    ★★★★
  ようやく本社に戻ってきたサラリーマン闘神士ムツキ@坂口候一を待っていたのは、無茶な任務と女子高生マドカ@折笠富美子というパートナーでしたとさ。って何だこの展開。「あとは企画書の通りにお願いするわ」という妙にリアルな会社描写、ボート部方面の脱力感満点な描写、両方合わせて何だか解らない魅力は相変わらずです(笑)。マドカのナチュラルな魅力と、ムツキの紳士たる接し方が中々面白かったです。でもムツキ&エビヒコなんて普通覚えてないよなー。


NARUTO   6/1    ★★★★(エロ仙人の口上が渋かった)
  ナルトとの2人旅だった頃ならまだしも、サクラちゃんを連れている現在でもなお、歓楽街通いをやめないエロ仙人@大塚芳忠。元々、この番組の歓楽街描写はかなりセンスが古いので、自分の不甲斐なさに悩み苦しむサクラちゃんのシリアスさとギャップがありすぎて…何だかなあと。一応、エロ仙人はエロ仙人でしっかり威厳を発揮しているんですけど、この辺の描写もセンスが古いんですよねえ。そんな幾つかの古臭いセンスと、原作によらないが故の薄いバトル描写のせいで、オリジナル展開はどうにも野暮ったくなってしまうのでした。


アイシールド21   #9    ★★★☆(山口勝平万歳!)
  雷門太郎(モン太)@山口勝平ついに登場。サルのような外見そのもの単純馬鹿、ムキャムキャ言いながら動き回るその姿、まさに少年漫画の基本とも言えるようなキャラクターです。なんですが、ここにわざわざ山口の旦那を持ってきますか、もっと他にベテランを当てるべき箇所が…(以下略)。ギャグも熱血も感動もこなす必要がある、という意味では演技力が問われる役なんですけども。で、そのモン太の登場回なんですが…野球に挫折してアメフトを目指す、という一連の流れが少々性急に過ぎたかなと。もうちょっと溜めないと、感動するものも感動しませんって。山口効果で何とか見られましたけども。


甲虫王者ムシキング   #9    ★★★★−☆(どうしろと?)
  他の虫の幼虫に卵を産み付ける寄生昆虫。昆虫の養分を吸い取って育つ冬中夏草。生きる為に必要な全てのエネルギーを、自分自身は働かずに他者から獲得する、それが寄生。開始1分で何やらキナ臭い予感がしてきましたが、その予感が少しも外れない所がこの番組の凄い所。生物界の寄生を描くだけならまだしも、自分勝手で無気力な森の民が出てきたからさあ大変。「…そんなのおかしいよ」という主人公ポポの弁には賛同しますが、「こいつらは森に寄生してるんだ!」とかポポに言わせるのは少々やり過ぎ。正しいことを主張すれば、子供に言わせれば、何でも正当化できると思ったら大間違いだッ!。

  はっきり言って無茶苦茶です。「こんなやつら滅ぼしてやる!」と言うグルムも、「こんな森ほっておけ!」と言うビビも、正論ですが表現方法が完全に間違ってます。殺されるその瞬間まで無気力な森の民には正直ビックリしました。“こんなやつら滅んで当然”と思わせる番組内容で、我々は一体誰に感情移入すればいいんですか?。視聴ターゲットである我々マニアがそう感じるんですから、本来のターゲットである子供達はどう感じるんでしょうか?。何をどう考えてもトラウマしか刻まれないと思うんですけど。あ、見ないのか…そうかそうか、納得納得。ちなみに前回初登場した敵女性キャラのチョーク@木内レイコに関しては…省略。





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