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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)



NARUTO   8/31    ★★★
  相変わらずオリジナルは作画も敵も話も微妙だな、と思う今日この頃。ヒナタ@水樹奈々目当てで見ているも同然なのに、そのヒナタが捕まったままってのはどうなのよ。どうなのよ。次回…かな。


アイシールド21   #21    ★★★
  作画だけではなくセリフも微妙な面々が多い中で、一本筋の通った演技を見せてくれるモン太@山口勝平。その分やたらに鬱陶しいのは…まあご愛嬌ということで。でも、モン太の見せ場をもっと感動的に見せられないものかと。ラストのデビルバットダイブも、もう少し迫力があればなーと思わずにはいられません。


甲虫王者ムシキング   #22    ★★★☆☆(ある意味凄い)
  「守護者の証を持つ者が来てから、俺の森は朽ちた!」というパサー@長島雄一の言葉。父親が森を滅ぼしたとのではないか、という衝撃的な疑惑に驚きを隠せないポポ。だからって番組冒頭からポポの辛気臭い独り言を延々聞かされるのは…どう考えても間違ってますけどね。アクティオンゾウカブトの強大な力の前にただへたり込むヤツの姿を見ていると、この番組の行く末が心配になってきます。でもって、いきなり宇宙を旅して云々とか言われても…ホントにどうなるんだろこの番組。


MONSTER   #70    ★★★★★
  町中に溢れかえる銃、そして死体。ルンゲ警部@磯部勉とグリマーさん@田中秀幸がついにフランツ・ボナパルタの所在を突き止める、それだけでも非常に痺れる展開でしたが…まさかこの2人が人々を救う為に奔走するとは。いや、かたや連邦捜査局の刑事、かたやヨハンを追いかけ続けた人間なので、別におかしくは無いんですけど。あまりに意外な絵だったので驚いてしまいましたよ。あ、ロベルトはいつも通りロベルトでした(笑)。ホントにコイツはどこにでも現れるな。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   休み    


焼きたて!ジャぱん   休み    


BLEACH   #47    ★★★★
  雛森副隊長@、吉良副隊長@桜井孝宏、阿散井副隊長@伊藤健太郎、それぞれ違う目的を抱いて脱獄す。まあ阿散井以外は道に迷いまくっているので、正直どうでもいいっちゃあどうでもいいんですよね。特に雛森副隊長は完全にどうかしてます、延々と内輪揉めを見せられる立場にもなってみろと(笑)。日番谷隊長も日番谷隊長で、ばっちり手の平で踊らされてるからなあ。久しぶりに出てきた浦原@三木眞一郎も、別にいいとこないからなあ。どうしたもんだろ。


創聖のアクエリオン   #21    ★★★★☆
  シリウス@杉田智和とトーマ@森川智之によるポエム朗読会。問題なのはポエムの内容ではなくて、朗読会が開けていることなんですが…話もいよいよ核心に迫って参りました。アポロが仲間に元気を与えて、司令がお茶をたてて…ギャグは挟んでいないけれど笑いのポイントは挟みこんであり、この番組らしいシリアスさとでも言うべきなんでしょうか(笑)。ベクターマーズが欠け、強行型アクエリオンが現れたといってもあくまで強行型。あとはいつ本家アクエリオンに合体できるか、ですかね。


うえきの法則   #22    ★★★★★
  佐野@保志総一郎がロベルト十団に入った理由、それは人質に取られた担当神候補犬丸@石田彰の命を救うためだった。そんな佐野は植木との戦いを強要され、植木が勝てば犬丸の命が、佐野が勝てば森さんと鈴子の命が失われる、という状況に追い込まれてしまうと。この絶望的な状況を打開するために出した犬丸の答え、これがまた凄いんですね。「それが僕達の正義だからだ」と、晴れ晴れとした笑顔でイバラの道を突き進む犬丸。この辺の描写が非常に丁寧で、感動せずにはいられない出来でした。

  あとは。一連の話で恨みを全てその身に背負ったカルパッチョ@高木渉、彼をいかにして倒すか、ついにここまで来ましたよ。ドグラマンション編は設定が無茶苦茶なので、正直盛り上がるかどうか不安だったんですが…一番重要なシーンをしっかりまとめてきましたね。相変わらずお見事です。


  日曜番組感想 8/28  
おねがいマイメロディ   #22    ★★★★☆
  外を出歩くなと散々言われているのに、1人で野菜を買いに出かけるマイメロ。出先では颯爽とリカちゃん@かないみかに正体を見破られ、主人公が学校に行ってる間にドンドン話が進んでしまうと(笑)。そこからはもうやりたい放題、知り合いの八百屋はまだしも1人で街を闊歩するその姿に…この番組の底知れぬマイペースぶりがよく現れてます。タブーを踏み越えるのは簡単ですが、毎回毎回踏み越え続けるには色々管理しなきゃならないので…それなりに大変かも。多分ですけど。

  今回はとにかくリカちゃんが可愛かったです、天真爛漫で思ったままに行動するまさにtheお子様。ナイスお子様!。あとは黒魔法をかけられたリカちゃんの魔法によって竹と化した真菜@杉本ゆう、その竹を満面の笑顔で登っていくマイメロが可愛かったです(笑)。悪意を善意で包み込むのが本当に上手いですね、この番組は。どうすればマスコットキャラが可愛くなるのかよく解ってますよ。


金色のガッシュベル!   8/28    ★★★★★
  ティオ@釘宮理恵、大爆発!。新キャラことモモン@高橋直純にありったけの怒りや憎しみ…全ての負の感情を炸裂させるその姿!、何つっても「ジュララララララ!」という雄叫びをあげてますからね(笑)。魔物というレベルを遥かに超越したその恐ろしさに、清麿はおろか本の持ち主である恵さんまで心底ガタガタ震えてる、そんな絵を見せられたらこっちはもう面白くて面白くて。ティオの怒りのボルテージが上昇していくにつれて、番組のテンションがグングン高まっていくこの感じ。ブラボーティオ!ブラボー釘宮!。

  で、そのモモンですが。魔物からひたすら逃げ回る臆病者でありながら、絶体絶命の危機に陥ってもティオのパンツは手放さない。手持ちの呪文を“ティオの攻撃をかわす”と“ティオのスカートをめくる”ことだけに使う、そんなクソザルでございます(笑)。ここまで駄目駄目なキャラを造形できるって、もはや尊敬に値しますよ雷句先生。散々逃げてスカートめくりまくって、「強力な新呪文が発動した!」…空を飛んで逃げる、と来たもんだ(笑)。いやホントに最高です。


ふたりはプリキュア Max Heart   #27    ★★★★
  美墨さん、夏休み最後に自由研究を忘れていたことに気付く。そこで白羽の矢が立ったのが梨園、そこでお手伝いすれば課題を済ませつつ社会勉強にもなるという、大人も納得の教育アニメになりました。それ以上でも以下でもない、ってのがこの番組の微妙な所なんですけど(笑)。でも梨を剥かずに食べるのはどうかと思いますよ美墨さん。「よくやったぞみんな!」とかぬかすハーティエルの鬱陶しさも相変わらず、これは解ってやってるのか否か。


仮面ライダー響鬼   #29    ★★★★★
  落ち込む少年(明日夢くん)と一緒に山にでかけ、音撃棒を作るかたわら少年を励ますヒビキさん。「正しく生きてても、傷つけられたり踏みつけられたりする。でもね、少年の人生は少年のものなんだよ。もし今凄く辛いのならば、辛くならないようにすればいい」に始まり、「心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃないか」と、決して押し付けることなくメッセージを投げ掛けるヒビキさん。鬼という存在であるがゆえに少年と深い関わりを持たなかった、そんなヒビキさんが満を持してのメッセージですよ、グッと来ましたよ。

  驚異的な攻撃力と防御力を誇る武者童子&鎧姫、しかも時間無制限。さらに魔化魍ツチグモは堅い装甲に身を包む特殊な型で、イブキ&トドロキ&エイキですらも退ける強さ。その強敵に苦戦しながらも、鍛えた証である“響鬼紅”で撃破するヒビキさん。もう毎週毎週書いてるんですけど、響鬼紅の立ち回りがもうカッコよくてカッコよくて。少年の悩みに自分の背中で応えるその姿、ドラマ的にも特撮的にも見事な出来栄えでした。あとは、「少年…走れ、走れ!」がカッコよかったです。猛烈に。痺れました。


魔法戦隊マジレンジャー   #26    ★★★★☆
  マジピンクが食事をおごってくれる、というだけでもう心配なのに。皆で回転寿司を食べようだなんて、スモーキー@草尾毅がマグロを砂に変えてしまうだなんて、もうどうしたらいいのやら。イタズラ好きの魔法猫スモーキーを信じるか否か、ってのが今回のテーマなので…必然的にスモーキーの出番が多くなると。そんなこんなで猛烈に心配してたんですけど、思った以上に感動的なお話で良かったです。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #27    ★★★★★
  “ゾロリたべられる!”というショッキングなタイトルで始まり、夜空の星星(宇宙?)の合間で輝く存在(神?)に懺悔するエンマ大王@飯塚昭三、という近年稀に見る奇天烈な導入部。閻魔帳に載っていないゾロリ先生を無理矢理地獄にしょっ引いたあの事件(前シリーズラスト)、その罪を問われてトンマ大王に格下げだとか何とか。ほんでもって元の位置に返り咲くには、エンマ大王試験に合格しなければならないのに…健康診断でアウトだと(笑)。それもこれもあのゾロリのせいだ!食ってやる!って、豪快にも程がある展開がもう最高です。

  で、地上に現れた超巨大なトンマ大王の頭から…ゾロリ先生が逃げまどうと。地面を割って現れる超巨大なトンマの顔がゾロリ先生を食おうとする、この豪快なシチュエーションが豪快な作画&演出で見事に表現されてました。結局ゾロリ一行はトンマ大王に食べられてしまい、体内を放浪することになるんですが。胃酸に浮く巨大なゴマせんべい、という絵があまりにもシュールでシュールで。今回は話的にも絵的にも豪快で、まるで前シリーズの出来が良い回みたいで、非常に面白かったです。



ギャラリーフェイク   #34    ★★★★★
  絵金祭りを巡る男女の話。珍しく作画含む全体に気合が入っていて、女性の方のカヨ@久保さゆりが綺麗でした。元は大阪でホステスをやっていたけれど、男性の方の矢野@川本克彦のせいで田舎に帰ることになってしまい、田舎の酒店で細々と働いている。そんな女性なんですが…妙な色気と美しさがあって、浴衣姿が似合うところなんかは今回のテーマにピッタリ。「好いた人と絵金祭りにいきたい」というささやかな願いを叶えた女性、追われる日々の中で最後に安らぎを見つけた男性、という切ない締め方も秀逸でした。


ボボボーボ・ボーボボ   8/27    ★★★★☆
  ツル・ツルリーナ3世@置鮎龍太郎との死闘もついにクライマックス。ひとしきりボケ&ツッコミを終えたので、残りはいかにして3世を葬るか!それだけ。最後を飾るのはボーボボの鼻毛真拳超絶奥義“鼻毛発人間超特急”、3世は人間の一生を体感しながら始末されるのです。歯医者で抜いた歯から誕生し、トランポリンでアクロバティックに命名され、小学校(宇宙)に入学し、卒業という名の宇宙戦争に勝利。受験戦争、反抗期、就職面接…倒産。再就職、恋愛、失恋、傷心旅行で電車がトランスフォームして「みんな傷つけばいいんだ!」とかなんとか。「人間の素晴らしさを思い知ったか!」って言われても、何ひとつ素晴らしくないのでサッパリ思い知れません(笑)。

  てなわけで3世を撃破。息抜きに自動車教習所で仮免実習&仮免教育で遊ぶボーボボ達。しかも飛行機の上で。仮免の実習だと思っていたら何とカルメンの実習、教官に「帰れ!」と邪険にされながらも…情熱的車庫入れやスペイン的坂道発進を繰り広げる、そんな首領パッチ@小野坂昌也がちょっと面白かったです(笑)。そして…ついに始まったマルガリータ帝国新皇帝決定戦。これまでに登場した強い奴らと面白い奴らをかき集めて、適当に混ぜ込んでみようという試みです(言い過ぎ)。まさか続くとは思いませんでした、ホントに誰が見てるんだろこの番組。


ふしぎ星の☆ふたご姫   #22    未見


ビューティフルジョー   #46    ★★★★
  ゲドーからの逃亡者、誰かと思ったらあの手配師スプロケット@浅野まゆみ。ジャドー編では暗躍する女司令官といった立場でしたが、ゲドー編では影のある悪役っぷりが一部(チャールズ3世辺り)で大人気。ある時は冷徹な女司令官、ある時は物真似までこなすコメディー担当、そしてある時は三馬鹿の魅力を引き出したりと、彼女がいるといないでは番組の魅力が一味も二味も違うんですね。彼女が今後どのような役割を演じるのか、非常に楽しみです…って、今回この番組には珍しく一話完結ではなかったなあ。何か新鮮。


ロックマンエグゼStream   8/27    ★★★★☆(テスラ炸裂!)
  家に帰ったら知らない美少女が寝ていた、というのはベタな出会いの形ですが。チャーリーが家に帰ったら、四捨五入すると30歳のテスラ29歳@根谷美智子が寝ていた、という驚きのシチュエーションで始まりました(笑)。ダークロックマンに復讐する為に機をうかがっていたから、熱斗のピンチに満を持して駆けつけたから、という理由はあるんですけど…地獄の黙示録のテーマを口ずさみながらヘリに乗って現れる、って何だそりゃ(笑)。しかも最後はチャーリーの家でテスラとテスラ父との生活が始まって…って、何でそんなにテスラが好きなんですか?。


トランスフォーマーGF   #34    ★★★★☆
  初期化されたマスターメガトロン様が黒い霧に包まれたと思ったら、ランドバレッドがアームバレッドに転生しました!。とか言われても、殆ど良い所のなかったマスターメガトロン様にそんなことされてもなあ。しかもマスターメガトロン様自体は特に転生もせずそのまま復活して、転生させるのに使った黒い霧は色違いライガージャックになって終わり、って。せめてリンクアップぐらいは…と思ってたらホントにリンクアップしちゃいました。

  マスターメガトロン様がリンクアップできるようになったことで、これまで一方的にやられるだけだったリンクアップ必殺技にも対抗できるようになりました。ライガーブレイクvsライガーデスブレイクの激突はカッコよかったです。でも…色違いのヤツとしかリンクアップできないんだとしたら、また黒い霧待ち?。曲がりなりにもデストロンのボスなんですから、手下を無理矢理リンクアップしてやってもいいと思うんですが。


スピードグラファー   #18    ★★★☆
  天王洲化粧品や天王洲運輸、天王洲グループがべらぼうに儲けまくっている最中に。主人公斎賀とヒロイン神楽は北海道でカニを採ってお金を稼ぎ、ロシアへ駆け落ちしようと…している場合かと(笑)。せっかく水天宮@森川智之があれだけ気張って番組を盛り上げているのに、主人公がこれじゃどうしようもありません。そんな雑賀の身元を政治家のセンセイが引き受けてくれるというので行ってみたら、ビルの自室にリングを構えてボクシングしながら雑賀と会話するという。ああこの人も変態さんですか(笑)。

  とまあ変態かどうかは別にして。ストーリーに政治家しかも首相レベルの人物が絡んでくる、というのは中々面白いと思います。これまで雑賀は、神楽と逃避行し続けてきた単なるエロオヤジでしたが…水天宮が握る立法・行政・司法と戦うジャーナリストになりそうなので。それなら雑賀がカメラマンだった、という設定にも意味があるというものです。まだ“なりそう”レベルの話ですし、遅すぎるような気もしますけど。


ポケットモンスターAG   8/25    ★★★★★
  今回のゲストキャラはお嬢様のアズミ@白鳥由里、コダックを家に囲って一方的に面倒を見て、逃げ出したコダックをワンリキー進化トリオに追跡させる、いかにもなお嬢様キャラでした。が、「大切なコダックにケンカはさせられない」というアズミに対し、「一緒にポケモンバトルをすることで、ポケモンはトレーナーとコミュニケーションするんだ」とタケシが諭し。この番組のメインテーマである“ポケモンバトルを通したポケモンとの交流”が、想像以上にしっかりと描かれていました。最初はどうなるかと思ったんですけど、終わってみれば中々の出来でした。

  特に、初めてのポケモンバトルにドキドキしながらも、コダックと心を通じ合わせて一緒に戦えるワクワクを全身で体感するアズミの描写が秀逸で。僕も見ていてホントにドキドキ&ワクワクしましたもの、いまだにこういう話が描けるって凄いことですよ。あとは…この番組の毎週お馴染みの“ボスへのポケモンプレゼント妄想”に、「でもダイジョーブ!」@小西克幸のナレーションを追加する斬新な試みが。勢いだけの番組になってしまうので多様は禁物ですが、ムサシ&コジロウのローテンションなツッコミが面白かったです。


陰陽大戦記   #47    ★★★★
  マサオミさんがリッくんに語った真実。よくもまあ1200年もの昔から話を紡いできたな、と感慨もひとしお。色々あったけどようやくリッくんがマサオミさんを口説き落としたな、と感慨もひとしお。やっぱり1年物のシリーズのクライマックスは見応えがありますね、特にこの番組は内容盛りだくさんですし。あとはリッくん&ユウマ&マサオミさんが迷いを全て振り切って戦う姿を早く見たいなー。


NARUTO   8/24    ★★★
  油女シノ@川田紳司と虫探し、ってまさかアニメで虫探しをするとは思いませんでした(笑)。それ自体は別に構わないんですが、コミカルに過ぎるのはどうかと思います。何にせよヒナタ@水樹奈々の頑張り次第、なのにアッサリ捕まってしまって…大丈夫なんだろか。


アイシールド21   #20    ★★★★☆(モン太主役だと疲れます)
  日本最重量ライン(壁)を誇り、QBから繰り出される正確なパスを武器とする太陽スフィンクス。ラインが頑張ればQBが正確なパスを出せる、ラインが破られればパスを出す余裕がなくなってしまう。そんなアメフトの基本を解説しつつ、貧弱なラインで鍛えられたヒル魔@田村亮の苦労と強さを際立たせる、いつ見ても見事な原作です。とまあ毎週原作ばかり褒めてますが、今回は連係プレイが非常に解りやすくテンポよく描かれていて、作画&コンテにもメリハリが効かせてあって、アニメとしても十分面白かったです。


甲虫王者ムシキング   #21    ★★★★★
  黒い森。森の民を失い生きることが出来なくなった森。パサー@長島雄一の「滅べェッ!ポポォォッ!」という腹の底から搾り出したような叫び、それを先週の予告で聞いた時からもう楽しみで楽しみで。どんなに絶望的な話を見せてくれるんですか、と悪い方向にね(笑)。森への執着、守護者の証への恨み、運命への従属、アダーへの忠誠等など…パサーの心の闇の深さは相当なもので、長島雄一の演技も合間って非常に見応えがあります。逆にポポが憎らしく思えてしまうので、子供向け番組には全く不向きなんですけど。

  てなわけで、ポポvsパサーの直接対決…というよりはパサーによる一方的な暴力の行使。パサーにボコボコにされながら、パサーの心の闇を抉り出してしまうポポ。毎回ゲストキャラの心の拠り所、というよりは執着の根拠をバッサリやってしまうのがお約束とはいえ、まさかパサーのそれまでバッサリやってしまうとは。いや確かに凄く面白かったんですけど、これでパサーはリタイアですか?。ちなみに、何で肉弾戦なのかを問うのは野暮ってもんですか?。描きたい絵を優先するがあまり、思慮に欠けるのがこの番組の弱点なんだよなあ。


MONSTER   #69    ★★★★(まだタメるか…)
  平和な田舎町。あまりに平和で悪意に対する免疫が無いがゆえに、集団ヒステリーに駆られ住民同士が殺し合いを始め、最後には誰1人残らない、と。番組冒頭でそんなことを予想されてしまうと、1人1人の何気ない仕草がもう怖くて怖くて。パズルゲームでいえば連鎖の仕込み、それがあまりにも上手くなされているので…もう怖くて怖くて。


わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ   #18    ★★★★★
  「お前の気持ちには応えられない」と面と向かって引導を渡されても、「もう一度友達になってくれるかな?」と元気よく結城くんに挨拶する南さん。無理しているのだと解っていても、やっぱり南さんは元気が一番。勢いあまってまさかのvs日高さんまで実現し、これで森下はるかがいなかったらどんなに楽しいことか。とはいっても真面目に恋愛物をやるとなると、誰かが泥を被らないといけません。だからこそ南さんの涙や決意が映えるので、申し訳ありませんが森下さんには…ね。あとは森下さんがどう判断するか、それでラストの感動も少なからず決まってくるような気がします。


焼きたて!ジャぱん   #43    ★★★★☆
  ついに始まったモナコカップ準決勝、vs地元フランス代表。“スポーツ選手のためのパン”というお題に対し披露されたのは、カイザー@中田譲治の青いパン、諏訪原@坂詰貴之の赤いパン、そしてこの期に及んで遅刻をぶちかました東@小林由美子の黒いパン、そして河内@阪口周平の普通のパン。青いパンで河内の頭がツルツルになり、赤いパンで諏訪原が絶望のふちに追い込まれ、黒いパンで…河内がノリツッコミを繰り広げると。もうさっぱり意味が解りません。

  パンのリアクション自体はさほどスケールの面でも時間の面でもさほどでもなかったんですが、ノリツッコミのテンションが高くて高くて。リアクションを取らせる前に番組自体のテンションを高めておく、ギャグ番組の基礎中の基礎をしっかりこなしておく手腕はさすがです。合体して戦うカイザー3兄弟に立ち向かう為、友情の力を発動させて…合体して戦う東と諏訪原。何だ合体って(笑)、という陳腐なツッコミを激烈なテンションで吹き飛ばす、素晴らしく馬鹿馬鹿しい出来でしたよ。ああ面白い。


BLEACH   #46    ★★★★★
  雛森桃@佐久間紅美、吉良イヅル@桜井孝宏、阿散井恋次@伊藤健太郎、おまけで朽木ルキア@折笠富美子。原作でも絶妙なタイミングで披露された真央霊術院(漢字うろ覚え)時代の番外編に、オリジナル要素をふんだんに加味しての大サービス。キャラ作画が美麗なだけではなくアクションも迫力満点で動く動く、檜佐木修兵@小西克幸が活躍するレアな映像(笑)だけではなく、久しぶりに市丸隊長の神槍も見られて大満足。おまけのおまけで日番谷冬獅郎@朴露美までフォローする万全っぷりには参りました、見事というほかありません。


創聖のアクエリオン   #20    ★★★★☆
  敵とはいえ、堕天使の子供の命を奪ってしまった前回。同じ人間には決して出来ない仕打ちが出来るのは、堕天使を敵とみなしているからこそ。だとすればどれだけ一緒にいたとしても、堕天使ならばつまり敵というわけで。そこで危うくなるのはシリウス@杉田智和の立場、そしてついに本気になった堕天使達。何だか開始当初には全く想像もしなかった展開になって参りました、アクエリオンの剣捌きも鋭く冴えていて、シリアスなロボットアニメとしても真っ当に面白いです。


うえきの法則   #21    ★★★★★
  長い。OP前に前回までのあらすじを流すのは構いませんが、森あい@川上とも子が延々と喋るだけなので…長いと色んな意味で疲れます。いくら川上とも子好きでも、ね。という愚痴はおいといて、ついに始まりました植木@朴露美vs佐野@保志総一郎の本命対決!。対決場所であるなわとびフィールドの説明はしませんが(笑)、とにかくバトルが熱くて熱くて。“てぬぐいを鉄に変える能力”をあらん限りのアイデアで応用しまくる佐野、手ぬぐい→鉄だけではなく鉄→てぬぐいの変化まで自在に扱うセンスが凄いです。

  ロベルト十団に入った佐野を連れ戻すために、わざわざ危険を冒してロベルトの試練に挑んでおきながら…いざ佐野と戦うとその熱さに楽しくなってしまう植木くん。そんな少年漫画っぽさが大好きです。さらに、フィールドの特徴と互いの能力を前提条件とし、あらん限りのアイデアを絞りきって話を盛り上げるこのサービス精神。知性なのか屁理屈なのかすら解りませんし、ちょっと引いて見たらツッコミ所は多いんですけど、「そうか!」と唸らされるのは凄いことだと思います。


  日曜番組感想 8/21  
おねがいマイメロディ   #21    ★★★★★
  クロミ@竹内順子の圧政に耐えかねたバクくん@前田登が、明日なき逃亡生活の中で夢野家に御厄介になるお話。事の発端はクロミの圧政なので、いかにしてバクくんに謝るかがポイントになるわけですが。「マイメロのように」と謝り方を指定するのは、さすがに間違ってると思います(笑)。にしても、マイメロ大好きな少年の夢を魔法でかなえて、自分もマイメロのように可愛くなるとはナイスなアイデア。とはいえ、どんなに魔法で可愛くなられても…竹内順子じゃあなあ(笑)。

  今回も面白かったです。コミカルな作画が冴えていて、ひとつひとつのリアクションがいい感じで。特に高所から落下したマイメロが気を失い、魂が抜け出る辺りなんかは最高でした(笑)。普通マスコットキャラクターにやらせる。しかし幾ら気を失ってるからって、バクくんにメロディタクトを行使するマイメロは何か間違ってると思います。


金色のガッシュベル!       ★★★★☆
  清麿が川で溺れてる子供を助けたら、ウサギとサルを足して2で割ったような顔で、手にはブラジャーを持っていて。それが今回登場する新キャラのモモン@高橋直純、人を馬鹿にしまくったビジュアルとアクションがもう最高です。魔物の気配を感知してひたすら逃げまくってるくせに、ティオのスカートをひたすらめくりまくるという本末転倒っぷりが、エロスいたずらに全生命を賭けるその馬鹿っぷりが、もう最高です。脳味噌のどこをいじくったらこんなキャラクターを思いつくんでしょうか(笑)。


ふたりはプリキュア Max Heart   #26    ★★★★
  「将来やりたいことって、何かある?」といきなり悩みだす美墨さん。夏祭りなんだから藤P先輩@岸尾大輔とウダウダやってればいいのに、進路の話をわざわざここでやらなくても。しかもこんなに真面目な題材なのに、「輝いてるぞ!」とかハーティエルに言わせて台無しにしてるし(笑)。メップル@関智一に進路相談するのも、なんか根本的に間違ってると思います。この番組ではどんな時でも雪城さんが答えをもっているので、この手の話はどうしても弱くなってしまいますね。仕方が無いといえば仕方が無い。


仮面ライダー響鬼   #28    ★★★★
  …あれ?、いきなりイブキとヒビキが一緒に戦ってるぞ?。明日夢くんが殴られてウジウジしてるぞ?。いきなりヒビキさんと明日夢くんが山にデートに行ってるぞ?。あまりに唐突な展開に少々驚きましたが、何だか明日夢くんが一皮剥けそうなので次週に期待します。今回もまた敵がパワーアップ。童子と姫でも魔化魍でもなく、生成元のくぐつを強化するというナイスアイデア。予告を聞くに、時間制限なしの完全版武者童子&姫だそうで。前回は武者童子のみ、しかも急激な分反動があったので、次週どのように決着付けるかが楽しみです。


魔法戦隊マジレンジャー   #25    ★★★★★
  勇気を盗まれてしまったマジレッド、勇気がないと変身すらできないのでもう大変。「勇気がなくても気合がある!」とか言い出すマジグリーンはどうかと思いますが(笑)、マンドラ坊やにボコボコ殴られるマジレッドはもっとどうかと思います(笑)。トラベリオンまで盗まれて敵になってしまったり、盗まれた勇気があっさり粉々になってしまったり、単なる心盗み話だけではない工夫が随所に凝らされていて、思った以上に見応えがありました。マジレッドがいなくてもマジドラゴンになって巨大ロボ戦が出来る、という辺りも設定と工夫の賜物ですね。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #26    ★★★★★
  全ての音、声に限らず効果音まで入れ替えてしまう謎の屋敷。大して実害があるとも思えないこの屋敷を攻略するためにゾロリ先生が呼んだのは、あの妖怪学校のオバケ達でした。まあ石田彰が方言丸出しのイノシシをやらされる、という意味では大変な損害なんですけど(笑)。それはそれとして、まさか無音状態(BGMあり)をこのアニメで見られるとは思いませんでした、一瞬テレビが壊れたのかと思いましたよ。どうせならBGMなしの完全無音状態を…ってホントに壊れたように見えるから駄目か。

  今回も音・声・歌に関する遊びが満載でした。前回の宍戸留美と梁田清之の交換だけでもインパクト大なのに、方言丸出しのイノシシ@石田彰がロジャー@石田彰の真似をするという、もはや回しすぎでどう捉えていいかわからないネタまで挟み込み。前回声交換を回避する為に作ったマシンの効果で、屋敷を攻略してもゾロリ一行の声は交換されたまま、というオチもしっかり決まってましたし。久しぶりにゴーゴン@くじらの声が聞けましたし。久しぶりといえば、“ぶっくらこい〜た”って今シリーズでも使えるんですね。ちょっと驚きました。

  今回は本編の面白さに加え作画も良好で、オバケ達の本当に怖い顔までバッチリ描かれていて、文句なしの出来でした。ただ…せっかくこんなに面白い遊びをやっているのに、ネリー@新井里美の声を交換しないっておかしくありませんか?。ゾロリ先生と交換する、イシシ&ノシシと交換する、ロジャーと交換する、不動産屋と交換する、ゴーゴンと交換する、幾らでも遊びがいがあるというのに。やっぱり綺麗どころ扱いですか…(当然です)。





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