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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)
  ★:これをアニメと呼べるのか


  日曜番組感想 10/30  
おねがいマイメロディ   #31    ★★★★☆
  “NO!と言えたらイイナ!”って、いい感じのサブタイトルですね(笑)。マイメロの弱点を探る為に柊先輩@置鮎龍太郎が歌@片岡あづさに近づく、という話でした。自分を好いている歌を利用するだけならまだしも、電話中もデート中もまるで興味なさそうな素振りを徹底するってのはどうなんでしょうか(笑)。曲がりなりにも少女向けアニメだというのに、ここまで悪役に徹する&それに全く気付かない主人公って凄いですよねえ。とはいえ、その辺にも動きを匂わせている辺りの抜け目なさはさすが。

  で、本日の夢の扉は“NO!と言える人間になる!”ということで、気弱な青年がNO!マンになってしまってさあ大変。白タイツにマント、スピーカーで相手に「NO!」と言うと相手もNO!マンになってしまってさあ大変。下手なゾンビ映画よりもどうかしてる、ってのはさすがはこの番組ですね(笑)。しかも「残業NO!」とか言い始めて、妙な労働組合っぽくなってしまいましたよ慎太郎先生?。カワイイ子に告白されてNO!、というオチは蛇足でしたけど。あと、弱点である耳を引っ張られたマイメロ@佐久間レイ、見事なまでの脱力リアクションはさすが佐久間レイ。ナイスです。素晴らしいです。


金色のガッシュベル!   10/30    ★★★★★
  かっこいいキャンチョメ@菊池正美が見られるなんて!先陣切って戦ってるなんて!という感慨だけでなく。本当にちゃんとバトルをしてるんですよね、戦術面でも作画面でも。シリアスでカッコよくて熱くて、清麿@桜井孝宏のバオウ・ザケルガ詠唱なんかビリビリきました。このテンションでいってくれるなら、ファウード編が盛り上がること間違いなしです。今後は色々大変だからなあ…(遠い目)。


ふたりはプリキュア Max Heart   #36    ★★★★
  ポルンとプルンがのぞみちゃん@川田妙子にさらわれてしまい、ぬいぐるみのフリをしてるが故に逃げられず…延々と1人遊びにつき合わされるお話。えーと、前回ひかりと謎の少年が邂逅したというのに、こんなどうでもいい(失礼)話をぶちかましてくれるとは思いませんでした(笑)。大変なことが一杯あるというのに、「ま、いっか♪」で全部棚上げする美墨さんは潔いというか何も考えてないというか。キャラとしては良いんですけど、主人公としては失格じゃないんでしょうか(笑)。川田妙子周りは良い出来だったのでちょっと残念。


仮面ライダー響鬼   #38    ★★★★★
  やる気になったんですよ、ホイッスルはホイッスルなりに。明日夢君は明日夢君なりに。そこでいきなり「君は必要ないんだ」ですからね、これまで地道に積んできた明日夢君の人生を無駄にするなんて…やり過ぎにも程がありますよ?。新シリーズを代表する転校生の彼も、知ったかぶりで晶が鬼に向いてないとか何とか言いやがって!。“音撃が効かない魔化魍"もそうなんですか?、やっぱりそうなんですか?。

  と、少々ヒートアップしてしまいましたが。音撃が効かない魔化魍ってのはかなりショッキングでした、(ヒビキさんは炎の刀を作れたような気もしますが)あとはどうやって決着つけるかですね。期待半ばで待ちます。明日夢君に助言するヒビキさんや、トドロキを諭すザンキさんなど、納得できるドラマ的な見所も満載で面白かったです。


魔法戦隊マジレンジャー   #35    ★★★★★(スケールがデカかった)
  マジマザーの行方を占いつつマジレンジャーの過去を振り返り、予言書を読みながら過去に倒された敵達を振り返る。総集編といってしまえばそれまでなんですけど、これまでの展開を振り返りつつ今後の展開を匂わせるってのは中々のものじゃないかなと。特に前者はしっかりシリーズ構成していないと成り立ちませんし。で、前回倒してしまったインフェルシアはどうするのかというと…ちゃんと次なる強敵が用意してあるから大丈夫、10体出てきましたからね。ってオイ!、いきなり10体かよ!。何とデフォルトで巨大ロボサイズ、しかも10体出てきても安っぽくならないよう荘厳にまとめてあって、一気の絶体絶命に盛り上がって参りましたよ!。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #36    ★★★★
  前回たまたま食べたキノコのせいで、アッという間に余命8時間となってしまったゾロリ一行。生き残る唯一つの手段はとある花を食べること。今回のサブタイトルは“ぜったいぜつめい”、まさにそのものズバリでございます(笑)。ってな訳でサル忍者×2と花を賭けての勝負と至る訳ですが、冷静に考えるととんでもない話ですよねコレ。最後は母親を思う気持ちや家族の絆でしっかりまとめてくれたんで、サル忍者×2は忘れることにします。実際不要といえばまさにその通りですし。



BLOOD+   #4    ★★★★
  (育ての)父親、重症。小夜が全く動かなかったのは正直どうかと思います、覚醒有無の話じゃないでしょうに。この辺は小夜が自ら戦う意志を示してからの話だと思うので、保留案件としておきます。現状では小夜が動けないのでカイ@吉野裕行を動かそう、というお話なんですが…幾ら自分の無力さが悔しいからって、一介の男子学生が銃を持って戦うってのはどうなんでしょうか(笑)。小夜に近い存在であるハジ@小西克幸との間で苦悩する、ってのがカイの役目なので彼には頑張ってほしいです。ちょっとぐらいの無理なら許容しますんで。

  ハジと小夜によるフォレスト退治。フォレストの人外たる姿と力をしっかり見せて、小夜による一閃での決着は中々カッコよかったです。近頃見せ場のアクションですら満足に見せられない番組があるので、万全の製作体制をこうやって披露してくれるのは素直に気持ち良いです。やっぱり日本刀は一撃必殺ですよね。あ、あと…フォレストの周辺はフォローしなくていいんですか…?。


ボボボーボ・ボーボボ(終)   ★★★★☆   10/29    ★★★★☆
  マルガリータ帝国新皇帝決定戦の裏で、ついに動き出した裏マルガリータ帝国。裏のボスである闇皇帝ハイドレート@千葉繁の力を借り、前回倒した3ぶくろもパワーアップして3ぶくろ2に。猛烈な適当なデザインなので何がどう強いのかよく解りませんか、とりあえず強敵なので聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)が発動し、ボーボボ+田楽マン=田ボ@国府田マリ子登場の出血大サービス。とりあえずマジカルガールなので“僕達の天使が帰ってきた!”の看板に誤りは無かったんですけど、最終回だというのに良いのかこれで(笑)。

  で、そこからは田ボ@国府田マリ子による私事&クイズによる拷問のスタート、自分勝手で冷酷な田ボの振る舞いが面白かったです。迷路や間違い探しはまだしも、似顔絵ロジックはないだろうに(笑)。そんなこんなで3ぶくろ2を適当に葬り、物語はついに最終決戦へ。現れた闇皇帝ハイドレートとその腹心達に対し、珍しくやる気満々で相対するのは我等がボーボボ。正義の決め台詞が炸裂するのかと思ったら、「手前等が散々好き勝手暴れてくれたせいで、俺の中のアレキサンダーさんはカンカンだ!」「ぶっちゃけ、マジギレ」だそうです(笑)。この期に及んで新キャラのアレキサンダーさんを投入する、ってのがこの番組のいい所ですよね。

  そんなこんなで最終回。まるで打ち切りのような最終回に皆様面食らったとは思いますが、アニメ化自体がまず奇跡。それが原作以上に面白くなったことも奇跡。スタッフが壊れずに頑張ってくれたことも奇跡。1年続いたことが奇跡、2年続いたことが奇跡。これだけ奇跡が重なれば、僕の中では当然殿堂入りに決まってます。この作品に殿堂評価を与えずして、一体どの作品に殿堂評価を与えるのかと。「どうかしてる」と思ったそこのあなた、間違ってませんけど…少しは人生を無駄遣いしてもバチは当たりませんよ!。

毎週毎週ストーリーがあってないようなこの作品を、ここまで盛り上げて楽しませてくれたキャスト&スタッフには本当に感謝してもしきれないくらいです。「これは俺の全てを賭けなきゃいけない番組だね」という宣言に違わぬ熱演を見せてくれたボーボボ@子安武人、そして他の現場では「やりすぎ」とされる演技を割り増ししてぶちかましてくれた首領パッチ@小野坂昌也。そしてシリーズ構成を担当した我らが浦沢御大(笑)。みんなありがとう!。

番組開始前には唐突かつデタラメなミニコントで視聴者のハートを掴み、前回までのあらすじで未見者をフォローしつつ捏造も挟んで経験者を満足させ、ジャンケン占いで女性のハートを鷲づかみ?にして。あの手この手どの手その手、あらん限りのアイデアをぶち込んでとにかく番組を盛り上げようという、そんなスタッフの心意気に感動すら覚えました。ありがとう!ありがとう!ありがとう!。最後に…ビュティ@野中藍、お疲れ様。この地獄あらため聖鼻毛領域でのお仕事は大変だったでしょう、でも僕は貴方のツッコミが大好きです。きっとこの経験が生きる日がきます、きっと。


韋駄天翔   #5    ★★★★☆
  温泉でゆったり。“女湯”という暖簾があったり、浴衣と手ぬぐいを使ったり、毎度ながらイカした世界観ですこと(笑)。というツッコミはさておいて、究極のMTB“インペリアルX”の存在を早目に匂わせておく、ってのはホビーアニメとしてナイスだと思います。で、今回のイダテンバトルの相手は毒蜘蛛団のリーダーことタクマ@伊藤健太郎、リーダーのクセに出っ歯という見事なチンピラっぷりが最高でした(笑)。イダテンバトルの舞台はボルケーノヒル。火山の火口でイダテンバトルもクソもないんですけど、さらに蒸気やら何やらが噴出する見事な馬鹿っぷり。

  それだけなら単なる馬鹿番組なんですけど…今回主人公は整備屋@木内秀信の名誉の為に戦ってるので、その整備屋の実力を発揮させる為には格好の舞台だったりするんですね。やっぱり計算づくなんだろうなあ。ジャンプして車体を回転させて蒸気を散らすとか、レース中に火山が噴火して火山岩が飛んでくるとか、マグマをジャンプで飛び越えるとか、パッと見トンデモ番組なんですけど。整備屋と父親の助言を思い出して見事な走りを見せる、ってな感じで見事にまとめてるんですよね。面白い…んだよなあ。


ロックマンエグゼBeast   #5    ★★★★
  初っ端から綾小路やいと改めデコ助@芳野日向子が登場、デコが1回光るたびに話がグイグイ馬鹿方向に突っ込んでいくのはさすがこの番組ですね(笑)。まさかガブゴン社から始まった停電が、半径50kmに波及するだなんて…ホントにどうかしてますよ。結局ガブゴン社のビルがぶっ壊れてしまったにも関わらず、熱斗は熱斗でそれどころじゃないと来たもんだ。それでいいのか主人公?。いいんです、それがこの番組の魅力なんですから。あ、でも炎山@斉賀みつきとの関係をちゃんと描写する辺りは抜け目ないなと思いました。

  ロックマン@木村亜希子、ロールちゃん@城雅子、ガッツマン@下山吉光、アイスマン@野田順子、グライド@川津泰彦。この面子で遊ぶだけなら何度かありましたけど、事件解決まで一緒にやるのはいつ以来でしょうか。初期シリーズ以来なのでホントに懐かしいですよ。こんな感じで初期シリーズの面々が復帰しているので、あとはマサさんとウッドマン使ってたあの女性@南央美ですね。


トランスフォーマーGF   #43    ★★★★☆
  “対決!ローリvsクロミア!”というタイトルからそれなりの覚悟はしていたんですが、いきなりローリ@森永理科によるフレイムコンボイ@若本規夫へのお叱りから始まるとは(笑)。でもってお待ちかねのローリvsクロミア、クロミア@桑谷夏子はまだしもローリの底意地の悪さが炸裂するのはどうかと思いますが、まさかソニックボンバー@うすいたかやすまで巻き込むとは(笑)。最近子供達が活躍するシーンが多いのは喜ばしいことなんですけど、そんなにかっ飛ばさなくてもいいのでは?。まあいいや、面白いし。いつの間にか力尽きてるドレッドロック@石川英郎も面白いからいいや。


BLACK CAT   #4    ★★★★★
  番組の鍵を握るヒロイン、イヴ@福圓美里を助ける話。トレイン@近藤隆とスヴェン@藤原啓治がそれぞれ異なる動機からイヴに迫り、イヴにその生体兵器たる能力を発揮させつつ、最後に1つの答えにまとめる辺りの話運びは見事。トレインの速さと鋭さを兼ね備えた動きもカッコよかったんですけど、スヴェンの身を挺した説得には勝てなかったようです(笑)。そりゃあここまでやられたら誰でもメロメロになりますよ、というくらいメロメロでした。僕が。


ポケットモンスターAG   10/27    ★★★★☆
  “格闘対決!バトルアリーナ!”ってな訳でアリーナキャプテンのコゴミ@小林早苗登場、使用ポケモンはチャーレムとハリテヤマ。確かに彼女は見た目こそ格闘家ですが、それはあくまで見た目だけの話。わずか3ターンで“攻める姿勢”“技の的確さ”“残り体力”を競うのがゲーム版のバトルアリーナであり、彼女が使うポケモンはヘラクロス(むし+かくとう)、ブラッキー(あく)、ヌケニン(むし+ゴースト)なんですよ。ヘラクロスはまだしも残りはまるで正反対、特にヌケニンなんかセコさの極地ですからね。かくとうポケモン使うんだったらヘラクロスvsヘラクロスのムシキング対決とかすれば良かったのになー。

  「ハリテヤマじゃあトウキとかぶってるよ」とか、「“あついしぼう”のハリテヤマに“れいとうパンチ”はどうなのよ」といった細かいツッコミはさておいて、格闘対決!と銘打ってるだけあってバトルが激しかったです。しかも猛烈に。コゴミが直球馬鹿だったのでサトシとシンクロしまくってもう大変、“はかいこうせん”と“きあいパンチ”を連発しあうだなんて正気の沙汰とは思えません(笑)。気合と根性とハイテンションで細かいツッコミを吹き飛ばす、見事なまでの力技に完全にやられました。小林早苗のハイテンションぶりも意外にハマっていて面白かったです。


NARUTO   10/26    ★★★★☆
  てな訳でvs雷牙@藤原啓治のクライマックスですが、いつもの動画クオリティをギャグっぽいリアクションに使うという、画期的?な試みが実施されました。リー@増川洋一の酔拳がその大きな理由だとは思うんですけど、コミカルなアクションを突き詰めるってのもアリかもしれません。こっちはこっちでセンスがいるもんなあ。しかし、まさかネジ@遠近孝一がテンテン@田村ゆかりより活躍しないなんて(笑)。可哀想にも程がありますよ!。


アイシールド21   #30    ★★★★★
  特訓が特訓ではなく、ドタバタ描写っぽくなってしまうのは何でだろ。というちょっとした愚痴はさておいて、今回は作画がしっかりしていて、重要な決断のシーンもビシッと決まってました。そろそろヒル魔が悪い奴から本格的なスポーツマンになり、どんどんシリアスな魅力が増してくるんですよ。ホントに色んな面が見えてくるので、ロンブーの彼には是非頑張ってほしいものです。


甲虫王者ムシキング   #30    ★★★★★(希望に満ちたラストだなんて!)
  “理想の森”というサブタイトルに期待を抱かずにはいられない、そんな病気の人々の心を捉えて放さない番組ムシキング。許容以上の収穫をして森を疲労させ、暮らせなくなれば森を捨てて移住する。ナナホシテントウのお葬式を楽しそうに実施し、「いつか空の上にある理想の森に行けるんだから、楽しく遊んでいればいいじゃないか」とかぬかして、何事も真面目に取り組まない大人@千葉進歩ばかり。それだけならまだしも、赤い眼の甲虫を「伝承にあった使いだ」と大喜びして大歓迎。

  いいじゃないですかいいじゃないですか、僕も久々の社会風刺に大喜びで大歓迎ですよ(笑)。とはいえ、以前登場した発明おばさん@鈴木れい子が大人たちを説得し、その説得が最後に大人達に受け入れられて。最後まで全員駄目駄目だった初期の話に比べると、見違えるような出来でした。これは成長と評価すべきなんでしょうか?、それとも矯正と評価すべきなんでしょうか?。このストーリーの変化が、シリーズ構成として当初から折り込み済みだったら凄いと思います。だとしても序盤で辛気臭い話を見せられる身にもなってみろ、というツッコミが入りますよ(笑)。


闘牌伝説アカギ   #4    ★★★★★
  ヤクザとの賭け麻雀に勝利…しただけでは収まらず、勝ち分をぶっこんでさらに大きな勝負へ向かう赤木@萩原聖人。南郷@小山力也の600万だけではなく、「アンタが背負いなよ」と安岡@玄田哲章に200万の拠出(現在の価値では8000万以上)を求めると。さらにヤクザの懐柔案にも一歩も引かず、強気強気の倍プッシュ。このぶっ壊れっぷり、というかまさに狂人そのものといった言動が最高です。さらに狂人に相対するために狂人こと市川@田中秀幸が登場し、狂気の沙汰でのせめぎ合いが見られると。

  せめぎ合いに負けた人間つまりチンピラの弱さもしっかり描写してあり、死地での勝負の恐ろしさがよく解る、まさに万全の出来でした。大人しくまとまった番組が多い中、ここまでぶっちぎれるのはホントに凄いことだと思います。安心できる、燃えられる、萌えられる、感動できる、それは勿論素晴らしいことだと思います。ですが、自分の理解の範疇を超越する何かを見せてくれる、ってのが好きなんですよ。それが見たいんですよ。


BLEACH   #55    ★★★★★
  さて。長かったルキア奪還編もいよいよクライマックス。黒崎一護vs朽木白哉、浮竹十四郎@石川英郎&享楽春水@大塚明夫vs山本元柳斎重国@塚田正貫、夜一@雪野五月vs砕蜂@川上とも子、と書くだけでも大変な状態です。その中でも山本元柳斎重国こと護廷十三隊総隊長、その超然たる威圧感が見事に表現されてました。さらに流刃若火の開放に至っては、鍛え抜かれた肉体が炎を背負って…という、爺様の見た目からは想像も出来ないような迫力で。この絶妙な筋肉のつき具合はホントに見事だと思います。


焼きたて!ジャぱん   #51    ★★★★☆
  モナコカップ決勝第3戦、東vsシャドウ正真正銘の最終決戦。審査員であるピエロ@関智一、彼を宇宙に吹っ飛ばして死んだ母親に会わせるか、天国に吹っ飛ばして死んだ父親に会わせるか、つまりはそういう勝負です。てな訳で1つずつ1つずつ、シャドウの“ゴぱんベーグル”の工夫を説明してくれるんですが…最後の締めが「これはパン職人としてではなく関西人としてのカンや!、やつのパンからとんでもないリアクションが生まれる気がするで!」だそうです。まあ確かに解りやすいんですけど、それはどうなんでしょうか(笑)。

  で、“ゴぱんベーグル”のリアクション…はもう意味不明でした。キッド@堀内賢雄なのにカンパネルラとか言ってるし、夜だと思ったら999な銀河鉄道だし、5万人だし。ちゃんと許可とってるんだもんなあ、やっぱり凄いよこの番組。


アニマル横町   #4    ★★★★☆
  「4週目にして早くも俺達に飽きたんじゃないだろうな?」と、奴らは早速登場シーンに関する退路を断ちました(笑)。そして4週目にして準レギュラーのヤマナミさん@堀内賢雄、正式登場。なんつーかズルいですわ、キャラデザと立ち居振る舞いだけでも強烈なのに堀内賢雄ですよ堀内賢雄。“焼きたて!ジャぱん”でも同じやり口でノックアウトされてますけど、こればっかりはどうしようもありません(笑)。

  で、前半はそんなヤマナミさんが大活躍するカタログショッピング話。最初はパジャマを買うつもりだったのに、ヤマナミさんの通販商品の解説に終始した結果、最後は時計を買って眠りにつく投げっぷりが大好きです。後半はカゼ引きあみちゃん@江里夏を看病しよう話。こっちは“熱を下げる”という目的を忘れなかったので、ちょっと物足りなかったです(笑)。


カペタ   #4    ★★★★☆
  始めて乗ったカートを上手く操縦できれば苦労はしません。しませんが…技術云々ではなくカートの整備ミスとあれば、もうどうしようもありませんよお父さん(笑)。カート作りの難しさを視聴者に伝えつつ、それでも父親が作ってくれたカートを大切にしたいという主人公の優しさと、そんなカートでもフルスロットルで走れるというセンスの良さ、それぞれ絡めながら上手く表現してます。カートに関する解説も挟みつつお色気も忘れない構成、CGと手書きをしっかり使い分ける作画、お世辞ではなくいい仕事してますなあ。


うえきの法則   #30    ★★★★★
  二次選考開始、終了。そして三次選考開始。とどのつまりはグループでリーグ戦がしたい、これに尽きるので細かいツッコミは禁止です。ってか細かいツッコミをしていたらキリがありません、ここは素直に受け止めて楽しむのが吉ってもんです。てなわけでまずは植木vsギタール@伊藤健太郎なんですが、全身黒のライダースーツで決めつつハンディカラオケで歌いまくるってキャラ設定がどうかしてます。こういう奇天烈ハイテンションなキャラを伊藤健太郎に任せる、非常に正しい選択だと思います(笑)。

  という奇天烈な設定は単にギャグではなく、ちゃんと意味があってやってるから凄いんですよ。敵の敵らしさをしっかり描写して、能力の秘密を明らかにして弱点を的確に突く、という一連の流れがしっかり練ってあるので、ラストの逆転劇に爽快感だけではなく「なるほど!」という感心まで含まれるんですね。作画も相変わらず綺麗で、衝撃波のCG描写もしっかりしてます。



  10月23日  日曜日  
  また2週間も空けてしまいました。新番組に関しては大体消化できているので、#2(全部)と#3(一部)の感想を上げておきます。一週間半分の感想となると非常に長いので、#2に関しては昨日アップする予定だったんですけど…また持病が再発しまして。土曜日を丸々無駄にしてしまいました。持病というと中々にショッキングですが、いつもの“ゲームに没頭”病でございます(笑)。いや、今回はいつもよりも症状が重かったかも。

  てなわけで。10/23日曜の更新は#3の感想です、といっても一部書いてない作品もありますけど。持病の詳細と#2の感想は、10/22土曜日更新という形で下に書いてあります。興味がある方は御覧になって下さいませ。


  日曜番組感想 10/23  
おねがいマイメロディ   #30    ★★★★★
  毎週全裸でバイオリンを弾く(誇張アリ)柊先輩@置鮎龍太郎、の才能を見出して素養を培ったのは永代橋先生@清水宏。見た目と声で不当な判断をされがちですが、驚くことにいい人なんですよね。「幼い頃のひたむきな気持ちを思い出して欲しい」、そんな夢からまたも柊先輩が犠牲になる…と思いきや、何と黒魔法をはじき返しやがりましたよ(笑)。もはや人智を超越してますね、さすが毎週全裸で(以下略)。

  てな訳で街の皆が子供になってしまいましたとさ、ロリコンには堪らない…というには年齢が低すぎますけども。“街中の大人を子供にして大混乱”という豪快な被害描写だけではなく、三女琴@八武ア碧に姉としての立場も経験させるとは相変わらず見事です。にしても弟12人(シスプリ?)の面倒を見ていたバクくん@前田登は凄いですね、まさか内職までやってるとは思いませんでしたよ(笑)。色んな要素をしっかり詰め込みつつ番組として成立させる、言うは易し行なうは難し。今回は作画も綺麗で絵的にもバッチリでした。


金色のガッシュベル!   10/23    ★★★★☆
  キャンチョメの新呪文ディマブルク、発動。フォルゴレ@高橋広樹&キャンチョメ@菊池正美なので節々にギャグを挟んでいるものの、基本はシリアスかつ熱い展開でした。これまで散々ヘッポコぶりを振りまいてきたキャンチョメが、後方支援ではなく先陣で相手と戦えるんですよ?。これを成長といわずして何というんですか!ってな感じで。当初からこうするつもりだったかはともかく、シリーズ構成としては見事なもんですよホントに。


ふたりはプリキュア Max Heart   #35    ★★★★☆(京都が綺麗でした)
  のっぴきならない問題を抱えて、わざわざ修学旅行先までやってきたルミナス。ルミナスに限らず問題は山積み、というか番組も終盤に差し掛かって色々大変なのに…「ま、いっか」で思考を止める美墨さん。この軽さがこの番組の長所であり短所、毎回解り易いのは少女向け番組として構わないんですけど、最後の最後まで受身のまま終わるんでしょうか?。まあいいや。美墨さんと雪城さんによる京都でのデートの方が大事、ってことなんでしょう(笑)。

  今回は作画も綺麗で、京都の各名所も丹念に描かれていて眼福でございました。特に京都をさまようルミナス、そしてルミナスと謎の少年との出会い、この辺の不可思議な雰囲気がしっかり演出されてました。これだけクオリティが高いんですから、もうちょっとバトル面にも割いてくれるといいのになー。


仮面ライダー響鬼   #37    ★★★★★
  いきなり晶の身の上相談を始める朱鬼。唐突な感が否めないものの、にわかに周囲が色めきたって参りました。まさか威吹鬼の宗家という設定がここで生きてくるとは、ザンキさんの過去に触れてくるとは。仮面ライダーのテーマである“力と正義”が描かれるということで、期待せずにはいられません。あとは前期のように、尊敬や憧れを抱ける形でまとめてくれるかどうかです。せめてヒビキさんとザンキさんだけでいいので、気を使ってくれないかなあ…。そういう意味では、シリアス一辺倒で戦いについて描写してくれた今回は面白かったです。

  朱鬼について。女性ライダーが本編に登場するのはおそらく始めてです、それについては構いませんが…やっぱり戦闘時の声が細いかなと。で、朱鬼には申し訳ないんですけど、斬鬼の再登場の方が重大ニュースだったりします。既に身体にはガタが来ているというのに、鞭打って戦う姿にメロメロですよ。必殺の“雷電撃震”あらため“雷電斬震”、音撃斬を見たのも久しぶり。決めポーズが取れる、音撃のテンポが早い、という点で僕が一番好きな音撃です。轟鬼しか使わないので中々見られない、ってのが問題なんですよね(笑)。


魔法戦隊マジレンジャー   #34    ★★★★★
  衝撃の事実発覚!まさか本当の姿まで磯部勉だなんて!。だったらガオレンジャーのロウキ@竹本英史の時もそうすれば…って、ちょっと状況が違いますね(笑)。素性が知れたからといってすぐ仲間になるのではなく、ちゃんとワンクッションおく所はさすが戦隊物、この辺のノウハウの活かしっぷりは見事ですよ。父との想い出、父の背中、父の決意。ブレイジェルの活躍が余すところなく表現されていて、非常に見応えがありました。決着のつけっぷりからして最終回といってもおかしくないくらい。ここからどう盛り上げていくんでしょうか?。

  マジレッドvsウルザードによるガチンコバトル、マジシャインvsメイミーによる剣技のみでの決闘、やっぱりチャンバラはカッコいいので見ていて気持ちがいいです。つーかマジシャインあらためヒカル先生がカッコいいです、当初の浮ついた感じがまるでウソのよう。最初からこの路線でいけば良かったのに。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #35    ★★★★☆
  山でキノコ狩りをしていたゾロリ先生、落とし穴に落ちてしまったスノウさん@水谷優子を助けて、お礼に美味しいキノコ料理を振舞われたら…色々あって残り8時間の命だそうです(笑)。絶体絶命の危機を回避する為に一刻の猶予も許されないというのに、道端のカキにご執心なイシシ&ノシシは相変わらずどうかしてます。「渋柿は干柿にすればいいだよ」とか言ってる場合じゃないっての。残り時間をちゃんと理解してもらう為に、時計の短い針と長い針まで説明する丁寧さは好感度高し。これなら1から時計が読めるようになりますよ、って何でこんなに手厚いんですか?。

  今回の“なぞなぞコーナー”も劇中でした。蚊帳の外ではあるとはいえ、ネリーちゃん@新井里美が何となく出てきてちょっとしたやり取りをする、ってのは不条理チックでいい感じです。最近何だか不条理度合いが増してますけど、何かあったんでしょうか(笑)。



  10月22日  土曜日  
  我が家ではスーパーファミコンがまだ現役、ちょっと手を伸ばせば起動できたりするんですが。昔のゲームを引っ張り出して遊び始めるともうキリがありません。“風来のシレン”ではフェイの最終試練に挑戦したり、“メタルマックス2”では取り留めなく世界中をうろつき回り、“ジャングルウォーズ2”ではジャングルトーナメントで優勝して、“ウィザードリィ5”ではいきなり毒ガスで6人中4人が石化して背筋が凍りついたり。

  …なんかどんどんマニアックな話になっていきますが、こういう病気なので気にしないで下さい。極めつけは“新桃太郎伝説”、2度目のプレイでラストダンジョン内で止めっぱなしのデータがあったので、ついでにクリアしてやろうと…思った僕が馬鹿でした。何で止めてあったかというと、“2度目のプレイだから無茶な攻略をしてやろう”と挑戦したものの、無茶すぎてどうにもならなかったからなんですね(笑)。

  どんどん行くぜ!。ちなみにパーティーは桃太郎53段、スリの銀次37段、黒河童43段、天の邪鬼47段。これで三千世界、カルラ&右魂鬼&左魂鬼、伐折羅王を倒そうだなんて貴方、無茶ってもんですよ。最終的には桃太郎に攻撃力アップの術と道具を使いまくって、鹿角連発で倒すしかありませんでした。天の邪鬼が敵の術を封印してくれれば楽なんですけど、完全に運任せ(しかも猛烈に低い確率)ですから。いやあ大変でしたよ。世界で何人くらい解るんだろ、この話。


BLOOD+   #3    ★★★☆
  “リク(弟)を姉の友達の家に預ける”って凄いなあ。っておいおい、感想はそれだけなんですか?。だってベトナム戦争についてどうこういう資格はありませんし、全裸の少女をピストル向けたのに足掴まれて微笑まれて養育を決意…とか、正直どうかと思うのですよ(表情が何ともいえないエロさでした)。まあそれはいいとして、#1-2の状況整理としてたっぷり時間をかけていたので、今回の#3単体で評価しようがないかなと。こういう地味な話が後々効いてくるんですけど、最後まで地味なままの番組も少なくないので…頑張って下さい。

  雰囲気優先がゆえに冷静に見ると面白いハジ@小西克幸に続き、アルジャーノン博士@諏訪部順一も変態キャラっぽくてちょっと楽しみ。元々諏訪部順一はセクシーな変態キャラを演じさせたら天下一品なので、是非是非頑張っていただきたいところです。


ボボボーボ・ボーボボ   10/22    ★★★★☆
  大激戦続くマルガリータ帝国新皇帝決定戦。裏マルガリータ帝国闇皇帝ハイドレート@千葉繁に始まり、四天王のクリムゾン@三宅健太、3ぶくろ@西村知道&中友子&平井啓二、LOVE@大本眞基子、ハイドレートの右腕こと白凶@金子英彦、と強敵がバンバン出てきて何だか大変。それでいて一番どうでもよさげな3ぶくろと重点的に戦う、ってのがどうかしてますね。確かにボケやリアクションの使い勝手が優れているので、面白いんですけどね。全日本のスーパーの力を借りたロボットの左腕から出てきたスーパーボーボボが!とか言ってるだけで楽しいです。ど太い鼻毛が敵をグルッと取り囲み、中からレーザーガンを持ったグラサングマ達が!とか言ってるだけでもう楽しいです。


韋駄天翔   #4    ★★★☆
  前回ちょっとした慢心から愛車であるフレイムカイザーを壊してしまい、しばらくは反省の日々かなーと思ったんですが。どうやらそうでもないご様子で、今週も主人公@渡辺明乃は大馬鹿三太郎でした(笑)。でも仲間が上手いこと制御してるので、むしろこのまま馬鹿改め爽やかナイスガイ路線で行った方が面白いかも。何気にイダテンバトルのあとは敵とも仲良くなってるしなー。

  で、今週の敵は…イケメンMTBライダーことテリー@竹本英史率いるイケメンMTBチーム“バンディッツ”、という名の山賊。テリーを御輿で担ぐ馬鹿どもが半年前まで現実世界にいただなんて、信じろと言う方が間違ってますよ。フレイムカイザーが壊れていて、ギアチェンジができないと言う条件下でのイダテンバトルで、それをしっかり活かした展開でした…が、これがまた猛烈に豪快な大逆転劇で。常識的には…ですけど、アニメ的にはバッチリでした(笑)。これからドンドンこんな超絶アクションが見られるといいなー、とちょっと期待してみる。


ロックマンエグゼBeast   #4    ★★★★☆
  オバケが苦手なロックマン@木村亜希子、トリル@下屋則子の面倒をみるため強がってみたら、幽霊船の謎を調査せよとの依頼が来てさあ大変。バトル動画に加え、コピーロイドを巡るグレイガvsファルザーの攻防など話もしっかりしていて普通に面白かったです。巨大戦艦の砲撃とか迫力満点で、この番組には珍しくまともに人員を割いたなと(笑)。しかし…幽霊船とか鬼火島とか、真鍋さん@山口由里子まで一緒になってホラー描写するとは思いませんでしたよ。真鍋さんはこの番組の数少ない良心だっていうのに。

  トリルが出てくると、必然的にロールちゃん@城雅子の出番も増すので僕としては大歓迎。やっぱりロールちゃんのオバさんっぽさはナイスですよ。ロックマンのお兄ちゃんぶりも、これはこれで萌えるのではないかと。“萌え”の使い方が間違ってる気がしないでもありませんが(笑)。


トランスフォーマーGF   #42    ★★★★★
  「基地に帰るまでが救出作戦だ」byファストガンナーとか、「たかがミキサー車が!」byスーパースタースクリームとか、今回は面白い台詞が多かったです。中でも一番面白かったのは、自前でトランスフォーマーっぽいロボをこさえたコビーに対し、「1つ忠告しておく。モードを切り替えるときには“トランスフォーム!”と叫ぶんだ、その方が気合が入るぞ」という、ギャラクシーコンボイ総司令官のお言葉ですかね(笑)。で、コビーの掛け声に対して「いい掛け声だ!」とかしっかりフォロー入れるし。今日の総司令官は一味も二味も違いました。

  コビーが総司令官を「総司令官」と呼んだり、直々にサイバトロンマークを頂いたり。人間がトランスフォーマーと一緒に活躍する、という意味では結構重要な回だと思います。それなのに、ガスケットとアームバレットの遊びっぷりといい、シルエットで目だけ光らせる総司令官といい、何でこんなにコミカルな描写が多いんでしょうか(笑)。





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