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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)
  ★:これをアニメと呼べるのか


BLACK CAT   #6    ★★★★☆
  すっかり大人しくなってしまったトレイン@近藤隆に比べ、いい感じにぶっ壊れてきたクリード@三木眞一郎。もう堪らんですよ(笑)、という馬鹿騒ぎは一休みしてと。クロノスという組織を軸にして、トレインとクリードの想いと目的を同時に描く…だけでも上手くまとまってましたが。まさかNo.1ことセフィリア@井上喜久子の背景まで描くとは、まさかここまで優遇されるとは。その代わり他のナンバーズが被害を受けている、ってのはちょっと微妙。曲がりなりにも最強を冠する人達なんですから、もう少し気を使ってあげても。

  サヤ@豊口めぐみは鬱陶しいのでパスします、とか軽々しく省略できる展開ではないんですけど(笑)。(笑)とかつけてる場合じゃないんですよね、匂わせてたとはいえ衝撃的な展開ですし。ちなみに、サヤvsクリードの描写が猛烈にぶっ飛んでましたけど…これは既読者への配慮ですか?、それとも製作側の暴走ですか?、26話にまとめる為の調整ですか?。何にせよ既読者には面白いので問題ありません、ガンガンやっちゃって下さい。でもクロノス時代のトレインを印象付けるには、これくらいの強引さが必要なのかもしれません。


ポケットモンスターAG   11/10    ★★★★
  ポケモンコンテストinジルバ大会。「旅の途中でコンテスト開催を知って、急遽参加を決めたのだった」って、イベントごとがあれば少しでも本編に絡めてくるのに。この唐突なコンテスト開催は何ですか、やっぱりDS向け新作のダイアモンド&パールによる巻きですか(笑)。新作では十中八九コンテストがなくなるでしょうけど、男性&女性主人公の組み合わせは確定なので…何らかの形で女性主人公に活躍の場を頂きたいところです。ええそりゃもうハルカは好きですけど、こればっかりはどうにもなりませんし…。以上愚痴終わり。

  “れいとうビーム”と“こうそくスピン”、“あわ”と“れいとうビーム”を組み合わせた一次審査のゼニガメの演技は中々いい感じでした。二次審査は…まあいつも通りの根性&力押しと言うことで(笑)。いい加減ノックアウト勝ちは何とかならないんでしょうか。でも、ゲストのサラリーマンコーディネイター改め情熱のロックンローラー@宇垣秀成&フシギバナの悲哀と夢そして実力、彼らがコンテストを通して妻&息子に思い出&自分の勇姿を提示する、そんな地味ながらもいい話でした。間違いなくオジさんにしか解りませんね(笑)。

  しかし…まさかフシギバナがくさタイプ最強の技“ハードプラント”を使うとは。ほのおタイプの“ブラストバーン”やみずタイプの“ハイドロカノン”と並び、ファイアレッド&リーフグリーンで、フシギバナ・リザードン・カメックスの最初の3匹にしか教えてくれない技なのです。破壊力全開のこの技を、まさかサラリーマンがコンテストで使うだなんて。フロンティアバトル初戦のvsダツラで、サトシが「リザードンが新技を覚えた」とか言ってたので「ここで“ブラストバーン”か!」と思ってたんですけど…オーバーヒートでしたからね。てっきり出さないと思ってたのになー。


NARUTO   11/9    ★★★(サザナミ次第?)
  ヒナタ@水樹奈々が作ったナルトを模したおにぎり。ピクニック気分な冒頭からヌルさ満開、まあいいやヒナタ出てるし(笑)。今回の舞台は西部開拓時代っぽい“石の国”、ゲストは居合い抜きを得手とするサザナミ@池田秀一。百戦錬磨の賞金稼ぎを描きたいのは解りますが、アニメオリジナルキャラにヒナタがアッサリやられてしまうのは…どうなんでしょうか。百戦錬磨なりの技を見せていただかないと納得できないのに、そのサザナミは今回の賞金首五寸釘@廣田行生にアッサリやられてしまいましたし。ナルトやキバはいいとして、ヒナタは前回あんなに頑張ったのになー。


アイシールド21   #32    ★★★★
  ヒル魔が少しずつ弱みと真剣さを見せ始め、十文字@星野貴紀が少しずつスポーツマンらしさを見せ始めて。最近いい感じにスポーツ番組になって参りました、それでもまだまだ努力の余地があるんですけどね。今回はとてつもなく過酷な特訓を前に、黒木と戸叶にもう一度覚悟を問う話でございます。黒木と戸叶をクズ呼ばわりされることを誰よりも嫌う十文字が、改めて仲間として結束を固めると。十文字の台詞は心に迫るものがありましたが、バカスカ殴り合って解決ってのはどうなんでしょうか。一発二発なら構いませんが、ボコスカ描写は…ねえ。


甲虫王者ムシキング   #32    ★★★★☆
  初っ端からポポとパム@宍戸留美が辛気臭い話を繰り広げ、「森は美しいけど、全ての森の民がそうだとは限らない」などと主人公サイドから提案される…そんな番組。その後は最近お決まりのポポvsソーマ@野島健児、対決を主として打ち出したい気持ちはよく解りますが、毎週毎週やるのはどうかなー。この手の番組の性質上毎毎週ポポが勝たねばならないので、どうしてもソーマがしつこく見えてしまいます。そもそもソーマってこんなに駄目な人でしたっけ?、そりゃポポを憎んではいましたけど、何でもない子供に怒鳴り散らすのはどうなんでしょうか。

  で、駄目なのはソーマだけではありません。ポポとソーマがたまたま出会った(の母親の方)も、「暖まるわよ」と言いながら差し出した樹液のスープに毒を盛ってますからね(笑)。“子を守るため”と言えば確かにそうです。でもこの状況で、切羽詰った表情でそんなことされても困ります。内容と程度にもよりますが、母親による犯罪だけは描写しちゃ駄目だと思います。そりゃ僕はこうやって楽しんでますし、10年後20年後にはいいトラウマになるかもしれませんけど、曲がりなりにも子供向けアニメなんですから。ねえ。


闘牌伝説アカギ   #6    ★★★★★
  狂気の天才赤木@萩原聖人vs盲目の達人市川@田中秀幸。2人が殆ど会話を交わさずにただひたすらに麻雀を続け、2人よりも麻雀牌が言葉を語るというとんでもない状況です。真剣を喉元に突きつけられているようなこの状況で、冷静に分析して合理的な手を打つ市川も凄いです。でも、窮地に追い込まれながらもゴミ手で命を張ってブラフをぶちかます、そんな赤木はまさに狂気という他ありません。心理的揺さぶり、さらにイカサマまで使い…一撃必死の勝負に持ち込むと。勝ちにいくのではなく、一撃必死の勝負に持ち込むと。ああやっぱり凄いなこりゃ。


BLEACH   #57    ★★★★★−☆(確かに凄いけど…)
  夜一@雪野五月vs砕蜂@川上とも子の壮絶な痴話喧嘩、終了。回想シーンまで挟み込んで、砕蜂がいかに夜一を愛していたか、というより信仰していたかを延々と描写するわけですよ。「初めての出会いは、神との対峙に近かった」とか面と向かって言われると、もう何をどうしたらいいのやら。しかもこれは全く大袈裟な話ではなく、「その感情はもはや、憧れを越えて崇拝に近かった」とか堂々と言ってますからね(笑)。オリジナル場面を追加してまでやることか、と言われればそうなんでしょうね。多分。

  忘れもしませんよ、原作読んだ時にどれだけショックを受けたことか。皆クライマックスでとんでもない事になっているというのに、とんでもなく私的な感情を垂れ流して、最後は涙ながらに「何故私を連れて行ってくださらなかったのですか…?」ですからね。ホントにどうしたらいいのかさっぱり解らなくて、猛烈にショックだったのですよ。正直教えていただきたいです、このやり切れなさはどう整理すればいいんですか?。


焼きたて!ジャぱん   #53    ★★★★☆
  モナコカップ優勝!ってな感じで喜ぶ暇もなく新展開。人生賭けた大博打で120億稼いだのに新展開。えーまあ細かいことはどうでもいいんで、今後もパン対決が続くそうです。で、手始めに宿敵霧咲@立木文彦の凄さを見せるべく、戯れに作ったお粥で…アメリカ版“炊きたて!ゴはん”が繰り広げられるわけです。アバンからジャぱん#1そっくりの展開、次回予告から炊きたて!豆知識までほぼ完全再現。あー無駄なエネルギーを無駄に使いまくってますね、ホントに素晴らしいことです(笑)。ホカホカお姉さん@氷上恭子による無駄なお色気もバッチリで、ほぼ完璧な馬鹿話でした。

  120億を賭けた大勝負に挑む決意をする月野、さらなる強敵との戦いへと臨む東、馬鹿アフロと黒柳の関係などなど、今後の展開向けての決意表明として真っ当な方向にもちゃんとしてます。ちゃんとしてるんですけど…まあいいじゃない、それ以上に馬鹿馬鹿しいんだから(笑)。


アニマル横町   #6    ★★★(ハジケたりない)
  「誰が呪いなんてかけますか、占ってあげるだけだよ」とか言われても、ぶっちゃけ同じようなもんですけどね(笑)。前半はツッコミもボケもテンポがイマイチでした、あみちゃん@江里夏をメインに据えると途端に普通っぽくなってしまいますね。いや頑張ってるんですけども、何かキレっぷりが足りないかなーと。で、後半は大ゲンカ?。「お前みたいに成り行きで主人公でやってるやつに何が解る!」とかキレるクマ@永澤菜教を、糸電話でなだめたりなんだり。糸がたるんでる状態で通話しているのはギャグなんでしょうけど(笑)、まさか分身させられて本人探知で仲直りとは。意味が解りません。


カペタ   #6    ★★★★
  ひとえにエンジンといっても余り物とカート用のそれとは大違い。まさかのスカウトを受けて万全なフォローが得られるにもかかわらず、発電機あがりのエンジンにこだわる訳ですよ。小学生が。提供者に「意地でつっぱっとるのならお前の負けや!」とまで言わせておいて、それでもなおこだわるのですよ。小学生が。いいじゃないですかいいじゃないですか、立ち向かうならそれでよし!。ドンとやってみて下さいよ!。


うえきの法則   #32    ★★★★★
  3次選考vsグラノチーム、3人撃破し残りは2人。“オブジェを実物に変える能力”のグラノ@千葉一伸と“写真をオブジェに変える能力”のペコル@堀江由衣、単体では猛烈にヘッポコなペコルの能力ですが…お解りのように揃えば強敵なんですね(笑)。弱すぎるペコル、ペコルを守る代わりに徹底的に利用するグラノ、そのコンビを我等が植木くんが真正面から撃破してくれるんですね。まさか巨大ロボが出てくるとは思いませんでしたが、その巨大ロボを豪快かつ滑らかに動かせるとは。その巨大ロボと植木くんが真正面から戦う映像をしっかり描けるとは。この番組の製作体制は相変わらず磐石ですね。

  映像だけではなく、テーマの描写も相変わらずしっかりしてます。植木くんの奮闘にペコルが諭されて、自分の周りの強いヤツより強いグラノから独り立ちするわけですよ。それが反撃の糸口となってクライマックスに突入し、グラノの奥の手にはナイスなオチが待っていて。ああ、週刊少年漫画のアニメとしてはホントに理想的ですよ。


  日曜番組感想 11/6  
おねがいマイメロディ   #32    ★★★☆☆
  “ラッキーにならたらイイナ!”ってことで、占部さん@桑島法子が色々占ったりする話です。学校内で暗幕やら何やらを用意して占ってる、ってのも既にどうかと思うんですけど。占いを叶えさせるには皆がラッキーアイテムになればいい!、って何か根本的に間違ってませんか(笑)。どじょうすくいをやる歌@片岡あづさとか、太ってしまった美樹@小清水亜美とか、勢いで出したアイデアを勢いで映像化した感じが満々で非常によろしいです。蜘蛛やネズミや携帯電話やチョコや赤フン等など、ラッキーアイテムが学校に溢れ返る様はまさにカオスそのもの。何故か王様が“吊られた男”ってのもナイスでした。

  腕が短いので耳立て伏せ、耳の間にエキスパンダー、何故か筋トレやってるマイメロ@佐久間レイが面白かったです。耳立て伏せはまだしもエキスパンダーは凄いですね、絵的に奇天烈すぎます。前々から脱力っぷりが見事だったとはいえ、最近特に見せ場が増えて脱力係数も飛躍的に高まってます。さすがベテランイタコ声優こと佐久間レイ、宿りっぷりがホントに素晴らしいです。と思ったら、弱点の耳を鍛えていただなんて!。本筋なのに奇天烈で良いんでしょうか?、って今更言うことじゃありませんね。


金色のガッシュベル!   11/6    ★★★★★(原作に劣らず決まってました)
  ガッシュ側で一番頼れるウォンレイ@石田彰が敵側にいる、それだけでファウード編の重みが1つも2つも違うんですね。ファウードを復活させるために必要な力をガッシュにも与える、それだけでシリアス度合いがグンと増すんですね。究極の選択を試練としてガッシュに与え、僅かながらの解決案をもっている清麿も…敢えてガッシュ自身に選択させて。いいですね、この戦いの目的である「魔界の王」を見据えてガッシュの器をビシッと見せて、この後の危険な戦いへの動機付けを行うってのは見事ですよ。

  雷句先生って子供向けっぽい漫画書いてますけど、決して奇天烈なだけではないと思うのですよ。とんでもないギャグセンスとテンションの高めっぷりだけでも、既存のどんな漫画家をも超越してるんですけど(笑)。ストーリーの組み立て方や見せ場の盛り上げ方、そして意外に(失礼)知的な戦略や展開。見た目が大人向けなだけで中身の薄いコンテンツが溢れる中で、少年向けでありながら複雑な話を書きたがるコンテンツが多い中で、こういう人がド直球の少年漫画書いてくれるって素晴らしいことですよ。ホントに。


ふたりはプリキュア Max Heart   #36    休み


仮面ライダー響鬼   #39    休み


魔法戦隊マジレンジャー   #36    ★★★★★
  インフェルシアの神々、冥府神降臨。デフォルトで巨大ロボサイズの超強敵が一気に10体も登場し、番組も終盤に向けて盛り上がって参りました。ワイバーン、イフリート、ティターン、トード、サイクロプス(以上五武神)、スレイプニル、ドレイク(以上二極神)、スフィンクス、ゴーゴン、ダゴン(以上三賢神)、名前を挙げるだけで一苦労ですよ(笑)。魔法変身でロボする際に各色ごとにサイズが違ったり、ウルザードがそのまま巨大化したり、今回の冥府神のようにデフォルトで巨大だったり、本作はサイズについて色々工夫してあって非常に興味深いです。CGのお陰もありますが、やっぱりアイデアとセンスの勝利だと思います。

  今回の相手はイフリート@稲田徹。攻撃が到達する前に蒸発してしまう、足場が溶けないのは不思議ですが確かに強烈な相手です。で、手始めにマジシャインを焦らせてみたら、これが中々いい感じにシリアスで。マジレッドもマジイエローもマジグリーンもシリアスには全く向かないので(笑)、ホントにマジシャインは貴重ですよ。で、イフリートとの戦いになる訳ですが。通常サイズでの戦闘で見事に上手をとっていざロボ戦、必殺技で一気に決着するのかと思ったら…全然効いてないと来たもんだ。ええ!残り話数と必要なドラマを考えたら、始末しなきゃいけないのに!。

  じゃあ一体どうするんだよと思ったら。“鉄塔が燃え尽きる前に皆殺しにする”という自らの戒律を守れなかったイフリートは、何と仲間に殺されてしまうんですね。ああこれは凄いですね、しっかり数を減らしつつ敵の威厳はそのまま保つだなんて。よく考えてるなあ。


まじめにふまじめ かいけつゾロリ   #37    ★★★★★
  歩いていたら目の前に大きな温室が。そして中に入ってみたら…巨大なフラワーモンスターが!って、こりゃまた唐突な展開ですね(笑)。飛ばしてくるジャガイモやニンジンは普通に食べられるし、オヤジギャグによる冷気攻撃には温室の空調を調節して対抗するという、能力は中途半端でしたがスケールはデカいモンスターでした。サイズがデカいので、ホウキでの空中戦が絵的にバッチリで迫力満点でした。ゾロリ&ロジャー@石田彰の満を持しての協力作戦も、ネリー@新井里美の“武器をお花に変える魔法”の初成功も、いい感じに大冒険活劇してました。最終回として見事に…あ、まだ続くんですか(笑)。



BLOOD+   #5    ★★★★
  サヤ、戦いに赴く決意をする。その選択とこれからの展開についてはまだ解りませんが、その分サヤの周りがしっかり描かれていました。「足手まとい」と言われながらも何とか秘密に近づこうとするカイ@吉野裕行も、彼に身の程を知らせる為に力で知らしめるデヴィッド@小杉十郎太も、真剣なので見ていて気分がよろしいです。胸の谷間をアピールするミニスカートの女医さんあらためジョディ@甲斐田裕子が無駄にセクシーで面白いです。あと、琉球毎日新聞の岡村@伊藤健太郎が素敵に胡散臭くて面白いです。おお、何だか普通にキャラクターに好感が持ててるぞ。凄い凄い。


韋駄天翔   #6    ★★★★★
  ハイテク集団の挑戦。この世界でハイテクとか言われてもピンと来ませんが、細かいことは言いっこなし。とにかくハイテク集団を登場させて、メガネのメカニック@津村まことにスポットライトを当てて苦労させてみようと。MTBの奥の深さを表現する為にもセッティングに関する話は必要なので、相変わらずナイスな構成です。MTBライダーとメカニックそれぞれの領域だけではなく、友情までもしっかり描いてますし。で、相手となるハイテク集団ってのが神崎聖也(ちなみにライダーは別)@平川大輔率いるハイパーブレイン、何と自家発電までしている見事なハイテクっぷり(笑)。パソコンとか持ってくるなっての。

  今回の舞台はハイパースタジアム。大自然を活かしたコースなら理解できるんですが、しっかりしたサーキット用スタジアムって…誰が作ったんですか(笑)。どうしても細かいツッコミをしてしまいますが、まさかサーキットならではの本格なレースが繰り広げられるとは!。スリップしながら曲がるという雨の日ならではのテクニック(ドリフトです)で、相手を抜くシーンなんかはホントに見事でした。しかもそれがMTBライダーとメカニックの信頼関係あってこそ、っていうんですから…堪りませんよ。ハイパーブレインの面々も素直に負けを認めるナイスガイで、今回は非の打ち所がありませんでした。素晴らしい。


ロックマンエグゼBeast   #6    ★★★★★
  インターネットシティに電脳獣が!、いや電脳獣あらためバブルマン@芝原チャコが!。友達のアイスマン@渡辺久美子やアクアマン@千葉千恵巳だけではなく、今シリーズではトリル@下屋則子まで一緒になるのでうるさいったらありゃしない(笑)。で、ネットナビの消失事件については、異世界勢力が既存のネットナビを使う言い訳みたいです。そうか、こういうやり口があったか。ファラオマンは初代シリーズでかなりの強敵だったのに…今となっては過去の話ですね。

  OPで注目されていたエグゼ6のヒロインっぽい新キャラの少女@仙台エリ、登場。エグゼ6では熱斗が転校してしまうのでヒロインになれた彼女も、転校しないアニメ版ではさすがにメインヒロインとはいかないようです。まあ細かいツッコミはさておいて、今週はクロスフュージョンもネットバトルも、獣化バトルもカッコよくて面白かったです。特にラストの暴走なんか凄かったです。今シリーズは獣化がメインなので、無駄なクロスフュージョンが少なくていいですね。現実世界に大した影響が無くても、やっぱりネットバトルやってくれた方が面白いと思います。


トランスフォーマーGF   #44    ★★★★★
  ノイズメイズ@千葉進歩とサウンドウェーブ@武虎、その関係と秘密がついに明かされました。さらに映像と音を支配するという、彼らの戦闘スタイルと強さまで明かされました。そうなんですか、ノイズメイズって単なる馬鹿じゃなかったんですね…と思ったら、やっぱり馬鹿でやんの(笑)。それよりもフレイムコンボイ@若本規夫vsライガージャック@江川央生の方が、ホントにしっかり激闘でした。正義や悪といった概念を超越した強者同士の真剣勝負、そしてアニマトロスの未来を案じるなどなど、男気溢れるフレイムコンボイはここに来て実にいい感じです。


BLACK CAT   #5    ★★★★☆(頑張れ三木!)
  リンス@野上ゆかなとのケンカに、豪快なおばさんことアネット@津田匠子との長い付き合いに。スヴェン@藤原啓治の周りの女性に逐一反応を示すイヴ@福圓美里がいいですね、スタッフもツボの突き方をよく解ってらっしゃる。クロノス方面もクリード@三木眞一郎だけではなく、セフィリア@井上喜久子やベルゼー@堀秀行も登場させてフォローしてました。さらにトレインvsクリードのバトルも、迫力と三木の変態っぷりが見事に描かれていました。ああ…やっぱり三木の変態演技って素敵ですよねえ、もうすっかり虜でございますよ。


ポケットモンスターAG   11/3    ★★★★
  ファイアレッド&リーフグリーンのポケモン育て屋さんは1匹しか預けられないんで、タマゴも何もないんですけど…まあいいや。コーディネイター志願だけど引っ込み思案のシロミ@菊池美香が、ハルカに勝負を挑んだりなんだりするお話。それもこれも、コンテストでのハルカの活躍がそれなりに知られているからこそ成り立つ話なのです。確かにコーディネイターに人気が出るのは解ります、でも気合と運の良さで誤魔化すハルカさんをそんなに持ち上げても説得力ありませんよね(笑)。とはいえ、作画に加えてハルカさんのテンションも高かったので、僕的には万々歳。最近クオリティの高い回が多くて、何でもないバトルでも楽しめるので非常に嬉しいです。

  ちなみに“はなびらのまい”は相手ではなく自分が混乱する技です。攻撃力が高い代わりに数ターン同じ攻撃しか出せなくなり、効果が切れると自分が混乱してしまうと。まあそれは良いとして、ゴンベがいきなり“きあいパンチ”を覚えたのにはビックリ、ピカチュウが“ボルテッカー”を覚えたのにはもっとビックリ。覚えるには一筋縄ではいかない、でんきタイプ最強の技“ボルテッカー”。これを覚えてしまったということは、バトルフロンティアとその後のポケモンリーグでサトシ&ピカチュウに区切りをつけるのかも。丁度ダイヤモンド&パールも出ますし…。


NARUTO   11/2    ★★★★☆
  ナルト達下忍が班長となり、未来の木の葉を担う子供達と一緒に一泊二日のレース。木の葉丸@大谷育江が出てる時点で、既にどうでもいい話なんですけどね(笑)。バラエティー豊かな下忍達がそれぞれ子供達を指導する、ってのはそれなりに面白かったです。「リー先生!」と呼ばれてハッスルするリー先生と、疑いもせずリー先生に付いていく子供達とか(笑)。確かに「リー先生!」ってあまりに甘美過ぎる響きですよね。

  どうでもいい話だと思ったら、意外に出来が良かったのでビックリしました。ナルトがしっかり指導役としての貫禄を見せる所とか、スリーマンセル結成当初の想い出を持ち出してくるとは思いませんでした。子供達×3とナルトの絆、子供達×3の頑張りなど、起承転結もしっかりしてましたし。ただ、ボディコン&水着&ナースに変化する“プリンプリンの術”はかなりやり過ぎでしたけど(笑)。


アイシールド21   #31    ★★★★★(面白かった)
  ラスベガスまでの2000kmをトレーニングしつつ40日で走破する、それが地獄の特訓デスマーチ(死の行軍)。今回は作画も高品質、デスマーチの風景に加えて、富士の樹海での進vsパンサーもしっかり描かれていてよろしかったです。パンサーの過去と進の凄さを同時に披露しつつ、アイシールド21の新必殺技まで暗示してしまうんですから。いやホントに凄いですよ。あと密かな人気の王城マネージャー若菜@鮭延未可の声が聞けて、少し嬉しかったです。やっぱりポニーテールですよね(何がだ)。


甲虫王者ムシキング   #31    ★★★★☆
  セミが異常発生してしまった森。本来7年かけて土から出てくるセミ達が、何故か1年で地上に出てきてしまう森。それは何故かと尋ねたら、「生き急げ…!」だそうです(笑)って何だそりゃ。セミの形状や性質に気を配っているように見せながら、1年で土から出てこれるだなんてそんな無茶な。いい加減な部分が多いので、「生き急げ…!」がやりたいだけなのかと思ってしまうのですよ。今回のゲストは読唇術が使えるジジ@、音が聞こえないという条件から、また。

  ソーマ@野島健児に「唯一お前に足りないもの、それは仲間の絆」と諭すチョーク@木内レイコ。いつの間にかしっかり親子してますね、いや子は駄目駄目だから“親してますね”、かな。ソーマに完全に悪役一直線されてしまうと、見ているこっちもどう感情移入していいのか解りません。ソーマが駄目駄目なので、相対的にポポの株が上がっているように見えますが…これも歓迎すべきではないような。いや、それでも一発鉄拳制裁したポポを褒めるべきですね。あとはチョークが何とかしてくれないかなあ。


闘牌伝説アカギ   #5    ★★★★★
  大金を賭けての暴力団との麻雀勝負、赤木の相手は盲目の達人市川@田中秀幸。達人と大金を賭けて勝負しているというのに、勝負に遅れてくるってどういうことよ(笑)。素人の南郷@小山力也による付け焼刃の戦略を市川に看破させるという、言われてみればその通りの展開なんですが。残り2000点っていうデタラメな状況をぶち上げて、さらにいきなりイカサマをぶちかます赤木。この度胸というか狂いっぷりが最高です。あと、達人に看破されてビクビクする南郷さんも最高です(笑)。

  市川の凄さを見せたあとは、赤木による凡人潰し。理屈とプレッシャーで雑魚の心臓を握りつぶし、あっという間に狂人同士の戦いへとなだれ込みました。この辺の異常な世界への導き方、これが原作の凄さでありそれを再現できるこのアニメの凄さですね。“裏切りの絶一門”“いわば逃げない麻雀”“接近戦での打ち合い”、この辺もしっかり説明しつつ、卓における流れも表現できているという。凄いですね、僕も市川に殺られたいですよ。


BLEACH   #56    ★★★★★
  最高の攻撃力を誇る炎熱系最強最古の刀、流刃若火。さすがは山本元柳斎重国@塚田正昭あらため護廷十三隊総隊長、やっぱり威圧感があってナンボですよ。それに比べて砕蜂@雪野五月のセコさと言ったら…隠密機動総司令官と刑軍軍団長を兼ねていらっしゃるようですが、刑軍なんか持ち出して勝てると思ってるんでしょうか?。雀蜂の見た目といい能力といい、夜一の後に立つ際のエロさといい、何でこんなにセコいんでしょうか(笑)。とはいえ、流麗な格闘対決は中々見事でした。白打と鬼道を練り合わせたアレもバッチリ。これは確かに凄いよなあ。


焼きたて!ジャぱん   #52    ★★★★☆
  ピエロ@関智一を宇宙の彼方にかっ飛ばして母親×50000に会わせたゴぱんベーグルに対し、我等が主人公東和馬の大麻ジャぱんはというと…何とピエロを23年前にかっ飛ばしてくれやがりました(笑)。宇宙旅行よりも過去へのタイムトラベルの方が困難なので、この時点で勝ちは決まったも同然さ!。っつーか、まさか歴史まで変えてしまうとは思いませんでしたよ。「最早言葉では形容できないパンさ!、あえて言うなら歴史を変えるパンさ!」ってあえて言うまでもなくそのまんまですよ!。この奇天烈じみた雰囲気が最高です、いやホントに面白かったですモナコカップ。とりあえずピエロに万歳!。


アニマル横町   #5    ★★★☆
  幼稚園の体重測定に憂鬱になる5歳児あみ@江里夏。てな訳で、エスティティシャンのマダム園子ヤマナミ@堀内賢雄による壮絶なエステが始まるわけですが、今回は小さなウサギから大きなウサギまで、サイズを自在に操るウサギ@宍戸留美が面白かったです。後半は漫画家さんにファンレターを書こう話。山側のアニ人だとか海側のアニ人だとかよく解らない常識を披露しつつ、手にした便箋をいきなり食いやがるウサギが面白かったです。「このクソッタレ」とか書きやがるし、紙みたく薄くなって自ら折りたたまれて…床を滑るように歩きやがるし。地味ながらも絵的にインパクトがありました。


カペタ   #5    ★★★★
  顔のアップが多くて、ただひたすらに目の前の相手を抜くことしか考えてなくて。いい感じに熱いですねこの番組。頑張って頑張って、それでもライバルに届かなくて、悔しくて悔しくて。金持ちvs貧乏という対決姿勢にしても、今時珍しくストイックな少年向けテイストにメロメロです。レースシーンがこなれてくれば、もっと面白くなるんではなかろうか。


うえきの法則   #31    ★★★★★
  “ダジャレを現実に変える能力”を持つムーニン@古川登志夫&“塗り絵をワープトンネルに変える能力”を持つパステロ@桜井敏治と、佐野@保志聡一郎&鈴子@能登麻美子の対決。ダジャレを現実に変えるには、相手が笑わなければ駄目という限定条件があるものの…使いこなせばこれ程凄い能力はありませんな。「ブタがぶった」と言って単純に攻撃目的で使うのは簡単ですが、防御や移動にも使えると凄いんだろーなーと。「トイレにいっといれ」とか「ワタクシはタクシー」って、聞けば解るけど考えてますよねえ。

  大雑把な佐野&神経質な鈴子のデコボコっぷりを表現するのが目的なのに、森さん@川上とも子にガミガミ言わせる必要はあるのかなーと(笑)。ちょっと微妙な感じはしたものの、“手ぬぐいを鉄に変える能力”と“ビーズを爆弾に変える能力”のコンビネーションはよく考えられてました。1つも2つも先を読みつつ、アッと驚くアイデアをかましてくる所はさすがです。作画もキャストも高安定で、毎回楽しいです。





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